JP2629676B2 - 光ディスクの再生装置 - Google Patents

光ディスクの再生装置

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JP2629676B2 JP61187975A JP18797586A JP2629676B2 JP 2629676 B2 JP2629676 B2 JP 2629676B2 JP 61187975 A JP61187975 A JP 61187975A JP 18797586 A JP18797586 A JP 18797586A JP 2629676 B2 JP2629676 B2 JP 2629676B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、傷やピットの成形不良等による情報の読取
り不能な不良部分を有する不良光ディスクから情報を読
み出すのに好適な光ディスクの再生装置に関する。
[従来の技術] 従来より、ビデオディスク、コンパクトディスク等、
種々の情報が光学的に読み出し可能に記録された光ディ
スクが知られている。そしてこの種の光ディスクから情
報を読み出す再生装置では、光ディスクのトラックに沿
って光を照射し、その反射光から光ディスクに記録され
た情報を読取るようにされている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし光ディスクに傷やピットの成形不良等がある場
合、上記再生装置では、光ディスクの反射光から情報を
読取ることができなくなり、その部分の情報が欠落して
しまうといった問題がある。
また従来の再生装置では、光の照射位置、即ち情報の
読取り位置を光ディスクのトラックに追従させるため、
3ビーム法やファーフィールド法等を用いて上記反射光
から光ディスクのトラックに対する照射光の位置ずれを
表すトラッキングエラー信号を検出し、このトラッキン
グエラー信号に基づき光の照射位置を制御するトラッキ
ングエラー制御が行われているが、上記のように光ディ
スクに傷やピットの成形不良がある場合には、その不良
部分のあるトラック上で通常のトラッキングエラー信号
が得られなくなり、光の照射位置が通常のトラッキング
エラー信号が得られる任意のトラック位置にまで大きく
移動され、沢山の情報が欠落するといった問題もある。
そこで本発明は、光ディスクに傷やピットの成形不良
がある場合、その不良部分の情報を他の記録手段に記録
しておくことで不良光ディスクを良好に再生できる光デ
ィスクの再生装置を提供することを目的としてなされ
た。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決する為になされた本発明は、第1図
に例示する如く、情報の読み出し不能な不良部分を有す
る不良光ディスクを再生可能な光ディスクの再生装置で
あって、光ディスクから情報を読み取る情報読取り手段
と、前記不良光ディスクにおける不良部分の位置及び該
不良部分内の修正情報を記憶するための修正データ記憶
手段と、前記情報読取り手段を介して前記不良光ディス
ク及び該不良光ディスクと同一で不良部分のない正常光
ディスクから夫々情報を読み出し、前記不良光ディスク
の不良部分の位置を検出すると共に、該検出した不良部
分内の情報を前記正常光ディスクから読み出した修正情
報に置き換えて前記不良部分の位置と共に前記修正デー
タ記憶手段に格納する修正データ書込手段と、該修正デ
ータ書込手段により前記修正データ記憶手段に修正情報
が一旦格納されると、該修正データ記憶手段の残容量か
ら修正情報を更に書込可能か否かを判定し、前記修正デ
ータ記憶手段への修正情報の書き込みができない場合に
は、前記修正データ書込手段による不良部分の検出及び
修正情報の書き込みを終了させる記憶容量判定手段と、
前記情報読取り手段を介して前記不良光ディスクから情
報を読み出し前記不良光ディスクを再生しているとき
に、情報の読出し位置が前記修正データ記憶手段に記憶
された不良部分の位置に達すると、前記情報読取り手段
による情報の読み出しを中止して、該不良部分内の正常
な修正情報を上記修正データ記憶手段から読み出す不良
光ディスク再生手段とを備えたことを特徴とする。
[作用及び発明の効果] このように本発明の光ディスクの再生装置には、不良
光ディスクにおける不良部分の位置及びその不良部分内
の情報を記憶するための修正データ記憶手段が備えら
れ、修正データ書込手段が、情報読取り手段を介して不
良光ディスク及びこの不良光ディスクと同一で不良部分
のない正常光ディスクから夫々情報を読み出し、不良光
ディスクの不良部分の位置を検出すると共に、その検出
した不良部分内の情報を正常光ディスクから読み出した
修正情報に置き換えて不良部分の位置と共に修正データ
記憶手段に格納する。
そして、修正データ書込手段により修正データ記憶手
段に修正情報が一旦格納されると、記憶容量判定手段
が、修正データ記憶手段の残容量から修正情報を更に書
込可能か否かを判定し、修正データ記憶手段への修正情
報の書き込みができない場合には、修正データ書込手段
による不良部分の検出及び修正情報の書き込みを終了さ
せる。
また、本発明の再生装置において、情報読取り手段を
介して不良光ディスクから情報を読み出し、不良光ディ
スクを再生しているときに、情報の読出し位置が修正デ
ータ記憶手段に記憶された不良部分の位置に達すると、
不良ディスク再生手段が、情報読取り手段による情報の
読み出しを中止して、不良部分内の正常な修正情報を修
正データ記憶手段から読み出す。
従って、本発明の光ディスクの再生装置によれば、光
ディスクに傷やピットの成形不良があったとしても、そ
の部分の情報を予め正常光ディスクから読み出し修正デ
ータ記憶手段にしておいた修正情報を用いて補正するこ
とができ、不良光ディスクを半永久的に使用することか
可能になる。
また、本発明の再生装置では、修正データ書込手段が
動作しているときには、修正データ書込手段が修正デー
タ記憶手段に修正情報を書き込む度に、記憶容量判定手
段が、修正データ記憶手段に修正情報を更に書込可能か
否かを判定し、修正データ記憶手段の修正情報の書き込
みができない場合には、修正データ書込手段の動作を終
了させることから、修正データ記憶手段において修正情
報を記憶可能な残容量が少ないにもかかわらず、修正デ
ータ書込手段が修正データ記憶手段への修正情報の書き
込みを行い、修正データ記憶手段に既に書き込まれた修
正情報を書き換えてしまうといったことを防止できる。
またこのように、修正データ記憶手段に修正情報を書
き込むことができなくなると修正データ書込手段の動作
を終了させるので、その動作状態から、修正データ記憶
手段に修正情報を書き込むことができず、再生できなく
なった不良光ディスクを容易に判別することができる。
特に、後述実施例のように、記憶容量判定手段による判
定結果を表示するようにすれば、当該装置で再生できな
い不良光ディスクをより簡単に判別できるようになる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず本実施例では、傷やピットの成形不良等により正
常な情報を読取ることのできない不良部分があるオーデ
ィオコンパクトディスク(以下単にCDと言う。)にチッ
プ化されたマイクロコンピュータを設け、正常なCDから
上記不良部分の情報を読取り、その読取った情報を、修
正データ記憶手段としてのマイクロコンピュータに記録
するようされている。
第2図はそのチップ化されたマイクロコンピュータ2
を備えたCD4を表している。従来より周知のように、CD4
は直径120mmで中心に内径15mmのセンターホール6を有
しており、オーディオ信号やフレーム番号等の情報が内
径50mmから116mmの部分にピット情報として記録されて
いる。この為本実施例では、センターホール6から内径
50mmまでの情報の記録されていない未記録部分4aにマイ
クロコンピュータ2を取付ける為の基板8を設け、この
基板8上にマイクロコンピュータ2を固定するようにさ
れている。またこの基板8にはマイクロコンピュータ2
に電源を供給するペーパバッテリ10、及びマイクロコン
ピュータ2の入出力端子2a〜2dが設けられている。尚CD
4の未記録部分4aには、CDプレーヤ装着時にその装着位
置を定める為の位置決めホール12が形成されている。
このように構成されたCD4は、第3図に示す如き構成
のCDプレーヤ(再生装置)を用いて使用される。
図に示すようにこのCDプレーヤは、情報読取り手段と
して、上記CD4から情報を読取る為の読取り装置14と、
マイクロコンピュータ2を備えていない正常なCD16から
情報を読取る為の読取り装置18と、が備えられている。
ここで先ず読取り装置14では、CD4がターンテーブル2
0上に載置され、スピンドル押え部材22により押えられ
て固定される。ターンテーブル20には、CD4に形成され
た位置決めホール12に嵌合される突起24が設けられ、こ
れによってCD4の装着位置を位置決めできるようにされ
ている。またターンテーブル20には、CD4の基板8上に
設けられたマイクロコンピュータ2の入出力端子2a〜2d
と対応して4つの端子26が設けられ、これを介してマイ
クロコンピュータ2と後述の制御回路38との間での情報
のやりとりができるようにされている。尚ターンテーブ
ル20はスピンドルモータ28によって回転駆動される。
また読取り装置14には、CD4に記録された情報をレー
ザ光を用いて非接触に検出するピックアップ装置30が設
けられている。周知の如くピックアップ装置30は、内部
に備えた半導体レーザより照射されるレーザ光を、ビー
ムスプリッタ、対物レンズ等を介してCD4に照射し、そ
の反射光をビームスプリッタで分離して4分割フォトダ
イオードからなる受光部で受光するよう構成され、スラ
イダモータ32によりCD4の半径方向に移動される。そし
てピックアップ装置30の受光部で検出された受光信号
は、信号処理回路34及びサーボ回路36に出力される。
信号処理回路34はピックアップ装置30からの受光信号
を処理して制御回路38に出力するもので、これによって
CD4にピット情報として記録されたオーディオ信号やフ
レーム番号等の各種制御コードが抽出され、制御回路38
に出力される。またサーボ回路36は、ピックアップ装置
30、信号処理回路34、及び制御回路38からの出力信号を
受け、周知のトラッキング制御やフォーカシング制御、
或はタイムベース制御を実行する為のもので、これによ
ってピックアップ装置8内の各種位置決め部材、スピン
ドルモータ28、及びスライダモータ32が駆動制御され
る。
ところでこの読取り装置14に装着されるCD4には傷や
ピットの成形不良によって情報の読取り不能な不良部分
があり、トラッキング制御を従来のように実行すると、
光の照射位置が情報の読取り可能なトラック位置にまで
飛越してしまう。このため上記サーボ回路36内に備えら
れるトラッキング制御回路は、ピックアップ装置30から
の受光信号に基づき得られるトラッキングエラー信号が
所定値以上となったときにはトラッキング制御を実行し
ないようにされている。
即ち第4図に示すように、当該読取り装置14のトラッ
キング制御回路は、ピックアップ装置30の受光部40を構
成する4分割フォトダイオードの隣接する2つのフォト
ダイオードd1、d2及びd3、d4からの受光信号を夫々加算
して入力する2個の加算増幅回路42及び44が設けられ、
各加算増幅回路42及び44からの信号を差動増幅回路46に
入力して各信号の左をとることによりトラッキングエラ
ー信号を検出するようにされているのであるが、従来の
ように、単にこのトラッキングエラー信号を位相補償回
路48、トラッキングスイッチ50、加算増幅回路52を、を
介して駆動回路54に出力し、トラッキングモータ56を駆
動するだけでなく、トラッキングエラー信号が所定値以
上か否かを判断するコンパレータ58が設けられ、トラッ
キングエラー信号が所定値以上であればトラッキングス
イッチ50をOFFして、トラッキング制御を実行しないよ
うに構成されているのである。このため傷やピットの成
形不良によって通常のトラッキングエラー信号が得られ
なくなったときには、光の照射位置がCD4の不良部分を
通り次に正常なトラッキングエラー信号が得られるよう
になるまでの間トラッキング制御が中止されることとな
り、光の照射位置が現在情報を読取っているトラック位
置から外れるといったことはない。尚、上記コンパレー
タ58から出力される異常信号は制御回路38にも出力さ
れ、制御回路38でトラッキング制御の異常、即ちCD4の
異常を検出できるようにされている。
一方正常なCD16から情報を読取る読取り装置18では、
CD16をターンテーブル60及びスピンドル押え部62により
固定し、スピンドルモータ64で回転させると共に、CD16
に記録された情報をピックアップ装置66を介して読取
り、その読取った信号を信号処理回路68で処理して制御
回路38に出力する。またピックアップ装置66は上記読取
り装置14と同様、スライダモータ70によってCD16の半径
方向に移動され、サーボ回路72により各種駆動制御が実
行される。尚この読取り装置18では、情報の読取り不能
な不良部分のないCD16を読取るため、トラッキング制御
回路は従来と同様に構成され、上記読取り装置14のよう
にトラッキングエラー信号を所定値と比較するコンパレ
ータは設けられていない。
次に制御回路38は、上記読取り装置14に不良部分のあ
るCD4を設けると共にこのCD4と同一の情報が記録された
不良部分のないCD16を読取り装置18に設け、CD16からCD
4の不良部分に記録された情報を読取り、CD4に設けられ
たマイクロコンピュータ2内にその情報を記憶させる、
修正データ書込手段としての修正データ記録処置、マイ
クロコンピュータ2に不良部分の情報が記録されたCD4
を読取り装置14に取付け、そのCD4から情報を読取り、
再生する、不良光ディスク再生手段としての不良ディス
ク再生処理、及び、読取り装置18に不良部分のないCD16
を取付け、そのCD16から情報を読取り、再生する正常デ
ィスク再生処理、等を実行するものであって、CPU38a、
ROM38b、RAM38c、タイマ回路38d、入出力ポート38e、デ
ータバスf等を備えたマイクロコンピュータからなる論
理演算回路として構成されている。そしてこの制御回路
38には入出力ポート38eを介して上記各信号処理回路34
及び68からの信号が入力されると共に、上記サーボ回路
36及び72、或はCD4に設けられたマイクロコンピュータ
2との間で各種制御データのやりとりがなされる。また
この入出力ポート38eには、上記各種制御処理の実行を
指示する為の操作部74、各種メッセージを表示する為の
表示部76、及びCD4、16、マイクロコンピュータ2等か
ら読取った情報を音声信号に変換してスピーカ78に出力
する信号再生回路80が接続されている。
以下、制御回路38で実行される本発明にかかわる主要
な処理である、修正データ記録処理及び不良ディスク再
生処理を第5図及び第6図に示すフローチャートに沿っ
て詳しく説明する。
第5図は修正データ記録装置を表すフローチャートで
ある。図に示すように本実施例の修正データ記録処理で
は、先ずS1及びS2を実行し、各読取り装置14及び18を駆
動して、CD4及びCD16から各々対応する所定区間の情報
を読取る。尚この処理は各CD4及び16内部に記録された
フーム番号に基づき実行され、CD4でフレーム番号が読
取れない場合には、CD16の駆動時間を基準として実行さ
れる。
次にこの情報の読取り処理が終了すると、今度はS3を
実行し、S2の読取り処理実行中に、読取り装置14内のト
ラッキング制御回路から異常信号が出力されたか否かを
判断する。そしてS3で異常信号が出力されていないと判
断されると、S4に移行して、上記S1及びS2で読取った各
CD及びCD16の情報が一致しているか否かを判断する。つ
まり読取り装置14でCD4の情報を読取っているとき、そ
の読取り位置がCD4の不良部分に入ると、トラッキング
制御回路のコンパレータ58からその旨を表す異常信号が
出力されることから、上記S3でその異常信号の有無によ
ってCD4の不良部分を検出し、またピットの成形不良等
によって正確な情報が読取れないことがあるので、上記
S4で夫々の読取り装置で読取った情報を比較し、CD4か
ら正確な情報が読取られているかどうかを判断している
のである。
次にS3又はS4でCD4の異常が検出されると、S5に移行
する。S5では、上記S1で読取ったCD16の情報を、読取り
区間を表す位置データ(フレーム番号等)と一緒にCD4
のマイクロコンピュータ2に出力し、マイクロコンピュ
ータ2内にCD4の不良部分を修正するための修正データ
(修正情報)として記録させる。次にこの修正データの
出力が終了すると、S6を実行し、マイクロコンピュータ
2のRAM内に、今度CD4の異常が検出されたときその部分
の情報を記録できるだけの記録容量があるか否かを判断
する、記憶容量判定手段としての処理を実行する。そし
てS6でマイクロコンピュータ2内に次の不良部分の修正
情報を記憶するだけの容量がないと判断されるとS7を実
行して表示部76にその旨を表示させ、本ルーチンの処理
を終了する。
一方マイクロコンピュータ2内に不良部分の情報を記
録するだけの容量がある場合、或はS4でCD及びCD16の情
報が一致していると判断された場合には、S8を実行す
る。そしてS8では上記情報の読取り処理がCD4及び16の
全領域について行われたか否かを判断し、まだ情報を読
取っていない区間がある場合には再度S1に移行して上記
と同様の処理を行い、CDの全領域について情報の読取り
処理を行った場合にはそのまま本ルーチンの処理を終了
する。
次に第6図は不良ディスク再生処理を表している。図
に示すように不良ディスクを再生するにあたっては先ず
(a)の修正データ読取り処理が実行される。この処理
は、CD4を読取り装置14に装着した時点で実行され、CD4
のマイクロコンピュータ2内に記録されているデータを
読取り(S11)、その中に上記第5図の処理によって記
録された修正データが存在するか否かを判断し(S1
2)、修正データが存在すれば当該制御回路38のRAM38C
内に格納する(S13)、といった手順で実行される。
そしてCD4を実際に再生する際には図に示す(b)の
再生信号出力処理を実行する。図に示すようにこの再生
信号出力処理は、読取り装置14を駆動し(S21)、情報
の読取り位置が上記修正データ読取り処理でRAM38C内に
記録された修正データの位置情報と一致しているか否か
を判断し(S22)、情報の読取り位置が修正データの位
置情報と一致していなければ読取り装置14からの情報
(オーディオ信号)をそのまま信号再生回路80に出力し
(S23)、そうでなければ読取り装置14からの情報をRAM
38C内に記録された修正データに置換え(S24)て、信号
再生回路80に出力する(S23)、といった手順で実行さ
れる。
以上説明したように本実施例では、情報を読取ること
のできない不良部分のあるCD4にマイクロコンピュータ
2を設け、このマイクロコンピュータ2内に正常なCD16
から読取った不良部分の情報を記録させ、CD4を再生す
る際には不良部分に記録されている情報をマイクロコン
ピュータ2内に記録された情報で以て補正するようにさ
れている。このため傷やピットの成形不良によって情報
を正確に読取ることのできない不良部分を有するCDであ
っても情報を正確に再生することができるようになり、
CDを半永久的に使用することが可能となる。
尚本実施例では、再生装置としてのCDプレーヤを、不
良光ディスクと正常光ディスクと夫々別体に取付けるこ
とができるように構成したが、情報読取手段として、少
なくとも不良光ディスクを再生可能な読取り装置を備え
たものであれば、本発明を実現できる。即ち、上記実施
例の場合、読取り装置14用いてCD16を再生できるので、
CD4に修正データを記録させる際には一旦CD16の情報を
全て制御回路のRAM38C内に記録し、その後CD4を再生し
て不良部分を確認し、マイクロコンピュータ2内にその
部分の情報を記録するようにすれば、読取り装置18を用
いることなく修正データを記録させることができるので
ある。
また上記実施例では、不良部分のあるCD4にマイクロ
コンピュータ2を設け、修正データを光ディスク側に記
録させるようにしているが、読取り装置や制御回路に修
正データを記録させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を表すブロック図、第2図乃至第
6図は本発明の実施例を示し、第2図は修正データを記
録するためのマイクロコンピュータを備えた不良光ディ
スク(CD4)を表す構成図、第3図はCDプレーヤの構成
を表す構成図、第4図はCD4から情報を読取る読取り装
置14内に設けられたトラッキング制御回路を表す回路構
成図、第5図及び第6図は制御回路38で実行される修正
データ記録処理及び不良光ディスクの再生処理を夫々表
すフローチャート、である。 2……マイクロコンピュータ 4、16……CD 14、18……読取り装置 38……制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を読み出し不能な不良部分を有する不
    良光ディスクを再生可能な光ディスクの再生装置であっ
    て、 光ディスクから情報を読み取る情報読取り手段と、 前記不良光ディスクにおける不良部分の位置及び該不良
    部分内の修正情報を記憶するための修正データ記憶手段
    と、 前記情報読取り手段を介して前記不良光ディスク及び該
    不良光ディスクと同一で不良部分のない正常光ディスク
    から夫々情報を読み出し、前記不良光ディスクの不良部
    分の位置を検出すると共に、該検出した不良部分内の情
    報を前記正常光ディスクから読み出した修正情報に置き
    換えて前記不良部分の位置と共に前記修正データ記憶手
    段に格納する修正データ書込手段と、 該修正データ書込手段により前記修正データ記憶手段に
    修正情報が一旦格納されると、該修正データ記憶手段の
    残容量から修正情報を更に書込可能か否かを判定し、前
    記修正データ記憶手段への修正情報の書き込みができな
    い場合には、前記修正データ書込手段による不良部分の
    検出及び修正情報の書き込みを終了させる記憶容量判定
    手段と、 前記情報読取り手段を介して前記不良光ディスクから情
    報を読み出し前記不良光ディスクを再生しているとき
    に、情報の読出し位置が前記修正データ記憶手段に記憶
    された不良部分の位置に達すると、前記情報読取り手段
    による情報の読み出しを中止して、該不良部分内の正常
    な修正情報を上記修正データ記憶手段から読み出す不良
    光ディスク再生手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスクの再生装置。
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