JP2629055B2 - チューインガムを巻きテープに形成する方法 - Google Patents

チューインガムを巻きテープに形成する方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、菓子製品の分野に関する。更に詳しくは、
本発明は特別の形に形成された菓子製品の分野に関す
る。
菓子製品は長年の間、種々の形に成形され、押し出さ
れ、或いは別の方法で形成されていた。例えば、風船ガ
ムは平らな棒、円筒形、立方体、たばこ、刻み物、等の
ような形に作られていた。風船ガムのような菓子製品を
珍しい形に作ることにより、特に若い消費者に対して、
そのような製品の市場性を高めることになることが一般
に知られている。
本発明の譲受人にあらかじめ知られていた菓子製品の
形の一つは、巻きテープの形である。巻きテープの形に
作られたチューインガムやその他の菓子製品はおおいに
歓迎されるだろうと信じられてきた。特に、長さが0.91
m(3フィート)から1.83m(6フィート)の巻きテープ
の形のチューインガムにより、消費者が所望の大きさの
小片に折って噛み、残りをあとのため取っておく機会が
与えられると考えられた。
しかし残念ながら、そのような巻いたチューインガム
を作る実用的な方法は、以前には利用できなかった。チ
ューインガムは柔かく、可撓性で、延性があり、ゴムの
ようであり、溶け易く、切りにくいので、チューインガ
ムを巻きテープの形に作るのは不可能であると以前には
考えられていた。
本発明の要約 簡単に言えば、本発明は菓子製品を巻きテープに形成
する方法と装置である。この方法は以下の工程を含む。
第1に、風船ガムのような、菓子製品の塊を準備する。
この塊を薄く、平らな、ほぼ矩形のシートに形成する。
ついで、この平らなシートをシートの前縁のまわりに巻
く。巻いた平らなシートを前縁にほぼ垂直な平面で切断
する。その結果、菓子製品の個々の小片は所定の幅でか
つ巻きテープの形で作られる。
本発明の装置は、菓子製品を薄く、平らな、ほぼ矩形
のシートに形成する手段を含む。この装置は更に、平ら
なシートを平らなシートの前縁のまわりに巻く手段と、
巻いた平らなシートを前縁にほぼ垂直な平面で切断する
手段とを含む。
この方法の好ましい実施例によれば、菓子製品は風船
ガムである。又、風船ガムのシートは、シートの前縁に
ほぼ垂直な線に沿って風船ガムのシートに筋を付けるこ
とによって、切断されるのが好ましい。シートを巻いた
後、ロールを筋線に沿って切り離すことによって巻きシ
ートを個々の小片に分離する。風船ガムの巻きテープ
は、約0.91m(約3フィート)乃至約1.83m(約6フィー
ト)の長さであるのが良い。
この装置の好ましい実施例によれば、菓子製品の平ら
なシートを形成する手段は、横方向の筋付けに関して変
更された在来のチューインガム圧延−筋付け機である。
すなわち、この機械は平らなシートをテープの形の所望
の長さ、例えば1.83m(6フィート)に横方向に筋を付
けるように変更される。
本発明は、菓子製品を以前には不可能であった形、す
なわち巻きテープの形に作る実用的な手段を提供するた
め、有利であることがわかった。シートを巻いてしまう
まで個々の小片を分離しないことが、特に有利である。
菓子製品の個々のテープを巻くよりも、全体のシートを
巻く方が難しくないことがわかった。
本発明は又、在来のチューインガム圧延−筋付け機に
比較的小規模な変更をすることによって実行できるので
有利である。
添付図面と共に読む以下の好ましい実施例の詳細な説
明を検討するとき、本発明のこれらの目的およびその他
の目的、長所、および特徴は、より良く理解されるであ
ろう。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の最も好ましい実施例の斜視図であ
る。
第2図は、最も好ましい実施例の横方向筋付けロー
ラ、コンベア、および巻き装置を示す側面図である。
第3図は、最も好ましい実施例のコンベアと巻きドラ
ムの部分を示す拡大側面図である。
第4図は、最も好ましい実施例のコンベアと巻きドラ
ムの部分の平面図である。
第5a図から第5d図は、風船ガムのシートをその前縁の
まわりに巻くとき、回転ドラムおよびカール板の作動を
示す一連の側面図である。
第6図は、風船ガムの予備筋付き、巻きシートの斜視
図である。
第7図は、本発明の方法により巻きテープに形成され
た風船ガムの斜視図である。
第8図は、本方法の製品のための好ましい容器の斜視
図である。
好ましい実施例の詳細な説明 図面を参照すると、第1図は本発明の最も好ましい装
置を示す。図示するように、装置11は全体として菓子製
品の矩形の平らなシートを形成する手段13を備える。図
示した好ましい実施例によれば、菓子製品の平らなシー
トは、或る点で変更されている在来のチューインガム圧
延−筋付け機で製造される。圧延−筋付け機はギムペル
マニュファクチュアリングカンパニ(Gimpel Manufactu
ring Company)から購入した機械のような機械であるの
が最も好ましい。西独のWLSは、適当なチューインガム
圧延−筋付け機を製造する別の会社である。菓子製品の
シートを圧延するか押し出す能力をもつ他の機械を用い
ることもできる。
機械13は供給ポート15を有し、この中に菓子製品の塊
が入れられる。菓子製品はチューインガムであるのが好
ましく、風船ガムであるのが最も好ましい。変形例とし
て、タフィー、キャラメル、或いはチューインキャンデ
ィ、等のようなその他の菓子製品を用いることができ
る。菓子製品は、少なくとも製造時に、巻きテープに形
成されるのに十分な柔軟性をもつことが必要とされる。
一連のローラ17が、比較的薄い平らなシートを形成す
るように菓子製品の塊に作用する。粘着性を減ずるため
にシートに粉をかける粉振り装置が含まれる。典型的に
は、粉物質として澱粉が用いられる。
菓子製品の矩形シートには、シートを巻く前に前縁に
ほぼ垂直な線に沿って筋を付けるのが好ましい。この長
さ方向の筋付けは、在来の棒状チューインガムを製造す
る際に行われるのと同じ仕方で行われる。すなわち、チ
ューインガムのシートが長さ方向筋付けドラム21の下を
移動するとき、ドラム21はチューインガムのシートに係
合する。ガムを約0.25mm(約0.010in)のランドまで長
さ方向に筋を付けるのが最も好ましい。
変形例として、平らなシートを製造する手段は、平ら
なシートに筋を付けない。そのような実施例では、回転
刃、針金、等のような在来の手段で巻きシートを個々の
小片に切断する。しかし、チューインガムの数層を切断
する比較的難しさのため、予備筋付けを用いる方法が明
らかに好ましい。
原形の機械におけるように、シートの両側を縁取りし
て、所望の幅のシートを得るために、ローラ21の最も外
側の刃はシートを切断するようになっている。シートの
幅は約248mm(約9.75in)であり、長さ方向筋の間の幅
は約19mm(約3/4in)であるのが最も望ましい。従っ
て、シートは13の個々のテープに割られるのが好まし
い。
機械13は、機械の横方向筋付け作動に関して変更され
る。在来の圧延−筋付け機では、横方向筋付けドラム23
は個々のガム棒を得るために所望の長さでガムに筋を付
けるように設計されている。しかし、図示した実施例に
よれば、横方向切断ローラ23は、より長い間隔、例えば
1.83m(6フィート)でシートに筋を付けるように変更
される。これは、平らなシートを切断するのに適当な時
まで横方向の刃をもったローラを平らなシートより上に
付勢しておくことによって行われるのが最も好ましい。
第2図を参照すると、横方向筋付け装置の変更は、平
らなシートに対してローラ23の垂直位置を調整するのに
通常用いられる高さ調整ねじを取り除くことによって行
われる。ローラを付勢して高さ調節ねじと接触させるた
めに在来機に含まれているばね27は、平らなシートがロ
ーラ23を通過するときにローラ23を平らなシートから完
全に押し離す。
ローラの両側の空気シリンダ25のような、作動手段が
適当な時にローラ23を押し下げてテープを所望の長さに
切断するのに用いられる。図示した最も好ましい実施例
では、空気シリンダは横方向切断ローラ23の4回転毎に
作動する。この間隔では、シートには1.83m(6フィー
ト)の長さに筋が付けられる。例示の実施例において空
気シリンダを作動する信号は、ローラ23を駆動する歯車
に突起(図示せず)を固定することによって得られる。
この突起はスイッチに当たるようになっている。このス
イッチは所望の回転数(最も好ましくは4回転)を数え
るカウンタに連結され、ついで空気シリンダ25を作動す
る電磁弁を作動する。
横方向筋の深さは、ローラの各側部の止め部と接触す
るローラ23の支承組立体の先端によって決定されるのが
良い。一般に原形の機械のために設計された止め部は適
当な高さにある。変形例として、切断深さを精密に調整
するためにこれらの止め部をねじ、等で置き換えても良
い。横方向筋で残されるランドは、約0.05mm(0.002i
n)であるのが最も好ましい。
ローラ23の下を通った後、菓子製品のシート37はコン
ベアベルト31で運ばれる。このコンベアベルト31は、シ
ートの全長を支持するのに十分長いことが要求される以
外は従来用いられたものと同様である。1.83m(6フィ
ート)のテープ長さを作るようになっている例示の実施
例では、コンベアベルト31は少なくとも2.13m(7フィ
ート)の長さであるべきである。
在来の棒ガム製造装置のように、コンベアベルトの直
線速度は、ローラから出てくるシートの直線速度よりも
故意に高く設定されている。シートの直線速度はシート
がローラを出るときに約27m/min(90ft/min)であり、
コンベアの直線速度は約39m/min(130ft/min)であるの
が好ましい。従って、コンベア31はシートが切り離しブ
ラシ34の下を通るときまで、シート37の下を滑る。この
切り離しブラシ34は自由に回転する円筒形ブラシであ
り、このブラシは十分な下向きの力をシートに及ぼし、
その時点でシートはその下のベルト31と確実に係合す
る。この状態が起こるときに、シートはコンベアと同じ
速度で引っ張られ、かくしてシートは横方向の筋線で切
り離され、それによってシートが分離されて巻きテープ
のための所望の長さになる。
今又第3図、第4図、および第5a図から第5d図を参照
すると、シートの前縁36が切り離しブラシ34の下を通っ
た後、シートの前縁36は回転ドラム41の方へ進む。
回転ドラムは、点77を中心に回動するアーム75に取付
けられている。複動空気シリンダ73が回転ドラムを第1
図、第4図、および第5a図から第5d図に示す巻き位置
と、第5e図に示す取出し位置との間を移動させる。近接
スイッチ33(このスイッチはスイッチの下を通るシート
の前縁36を検出する)が発生した信号を受けて空気シリ
ンダ73を巻き位置へ作動させる。空気シリンダを、タイ
マ(図示せず)が測定した特定の時間の経過後、発生し
た信号に応答して取出し位置に移動させる。
回転ドラムをモータおよびチェーン(図示せず)によ
って好ましくは約240rpm乃至約300rpmの間で駆動させ
る。回転ドラムの表面は、ドラムと、回転されるシート
との間の摩擦を増すように粗くしたポリウレタンである
のが好ましい。回転ドラムの直径は、約111mm(約4.375
in)であるのが好ましい。
アーム46に取付けられたカール板43が回転ドラムと関
連する。アーム46は回転ドラム41の軸48を中心に回動す
る。複動空気シリンダ71が、カール板を第1図、第4
図、第5a図および第5b図に示すカール位置と、第5c図と
第5d図に示す非係合位置との間を移動させる。回転ドラ
ムと同様に、近接スイッチ35(このスイッチはスイッチ
の下を通るシートの前縁を検出する)が発生した信号を
受けて空気シリンダ71をカール位置まで作動させる。空
気シリンダ71を、タイマ(やはり図示せず)で測定した
特定の時間の経過後、発生した信号に応答して取出し位
置に移動させる。
カール板43は、その全長に溝を切ったテフロンのブロ
ック44を備えるのが最も好ましい。この溝は、9.5mm
(0.375in)の半径を有するのが最も好ましい。カール
位置にあるときに、カール板43の最下端はコンベア31の
最高点より約9.5mm(約0.375in)上である。
今、第5a図から第5d図を用いて、本発明の好ましい巻
き手段の作動を説明する。第5a図は、シート37をその前
縁36のまわりに巻きを始める回転ドラム41およびカール
板43を示す。前縁がコンベア31によって推進され回転ド
ラム41に接触すると、前縁は上方に移動する。ついで、
前縁がカール板43の湾曲面に接触すると、前縁はコンベ
ア31の移動方向と反対の方向に移動する。第5a図と第5b
図に示すように、コンベアと回転ドラムがシートを押し
続けると、シートは前縁36のまわりに巻かれる。
第5c図に示すように、シートの巻きを開始させるのに
十分な時間の後、カール板43は非係合位置に移動され
る。これは、巻きシートがついにはコンベアとカール板
との間に嵌まるよりももっと大きい直径を有するので重
要である。カール板を0.2秒(典型的にはシートが3回
転か4回転巻かれる時間)の後に後退させるのが最も望
ましい。
カール板を後退させた後、シートをコンベアと回転ド
ラムの運動によって巻き続ける。ついには、シートは完
全に巻かれてロール38になる。1.83m(6フィート)の
各シートは約17回転で巻かれるのが好ましい。もちろ
ん、もっと短かいシートはもっと少ない回転で巻かれる
だろう。例示の実施例の速度では、各シートの巻きは完
了するまで2.75秒以内しかかからない。
第5d図に示すように、ロールが仕上げられた後、回転
ドラムは取出し位置へ引き戻され、その位置で仕上がり
ロール38をコンベアの端とドラムとの間から下のトレイ
81までを落下させることができる。トレイは、仕上がり
ロールが最初に落ちる位置から転がるようにある角度に
設定されているのが好ましい。従って、何本かのロール
を1つのトレイに集めることができる。トレイがいっぱ
いになってしまえば、トレイを取り外し、別のトレイを
落ちてくるロールを受け入れるように挿入する。
第6図は、仕上がりロール38を示す。示すように、ロ
ールのシートには線42に沿って予備筋が付けられてい
る。シートにこの仕方で予備筋が付けられるときには、
菓子製品の個々の小片を容易に分離できることがわかっ
た。現在は、ロールの個々の小片を手で引き離すことが
好まれている。変形例として、装置をこの仕事を行うよ
うに設計しても良い。
第7図は、本発明により巻きテープの形に作った菓子
製品の個々の小片39を示す。このテープは0.3m乃至3.66
m(1フィート乃至12フィート)の長さであるのが好ま
しく、1.83m乃至1.88m(6フィート乃至6フィート2イ
ンチ)の長さであるのがもっとも好ましく、1.83m(6
フィート)の長さであるのが最も望ましい。
この好ましい実施例によれば、シートを所望の長さに
切断するためだけに平らなシートを横方向に筋を付け
る。別の実施例では、消費者が所望の長さの菓子製品を
切り離すのを助けるように平らなシートに横方向に筋が
付けられる。例えば、シートに2.54cmから10.16cm(1in
から4in)の長さで筋が付けられる。もちろん、そのよ
うな追加の横方向筋付けは、個々の平らなシートを分離
するために用いられる本来の横方向筋の深さよりも浅い
であろう。
小片39の幅は、在来のチューインガム棒の幅、すなわ
ち約19mm(0.75in)と同じであるのが好ましい。変形例
として、幅を約6.35mm乃至50.8mm(約0.25in乃至約2i
n)に変えても良い。
別の実施例では、食品用着色剤等を用いて菓子製品を
巻く前に菓子製品に印刷する。特に、印刷手段を圧延−
筋付け機13と巻き装置との間に設けることができる。そ
のような印刷手段を、例えば、測定テープに見られるよ
うな測定用しるしを印刷するために用いることができ
る。その他の種類の目新しいデザインを印刷することも
できる。
別の実施例では、デザインやしるしを刻印によって平
らなシートに付けても良い。特に、平板または車輪を用
いて菓子製品の平らなシートを巻く前に、デザインを平
らなシートに刻印するのが良い。
第8図は、本発明の菓子製品の好ましい容器を示す。
この容器は蓋93を有する比較的平らな円筒形カップ91か
らなる。変形例として、より洗練されたプラスチックデ
ィスペンサー、フィンシールされたセロハン容器、或い
は小さい箱のような他の形の容器を用いても良い。
本発明の好ましい方法によれば、巻きテープに形成す
べき菓子製品は風船ガム製品である。風船ガムの特定の
処方が本方法の性能に重要であることは明らかではな
い。一般的には、風船ガムの配合は風船ガムシートを巻
上げるのに十分な可撓性と柔軟性を考慮すべきである。
又、粉振り量と種類を含め、風船ガムの配合は、製品の
巻き付け、包装、或いは保管中、風船ガムの粘着を回避
するように選択すべきである。
好ましい風船ガムの配合は、以下の通りである(パー
セントは重量パーセント)。
ガムベース 20 % 粉末砂糖 67.5% グルコース 8 % グリセリン 3 % フレーバー 1 % レシチン 0.5% 変形例として、菓子製品は、ミント風味、或いはシナ
モン風味のガムのようなチューインガムである。又、タ
フィー、キャラメル、或いはチューインガムキャンディ
のようなその他の菓子製品を用いても良い。
説明の多くは風船ガムの製造に関係したけれども、そ
の他の種類のガムおよび菓子製品も本発明の範囲内であ
ることに気付くべきである。又、既存のチューインガム
圧延−筋付け機を変更することが好まれるけれども、菓
子製品の平らなシートを製造するその他の手段を用いて
も良い。確かに、当業者がなす範囲のこれらのおよびそ
の他すべての変更は、請求の範囲によって特定される本
発明の範囲内にあるものと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リーディ ロバート デイ アメリカ合衆国 イリノイ州 60540 ナイパーヴィル ウエスト フィフス アベニュー 1083 (72)発明者 マックヘイル マイケル アメリカ合衆国 イリノイ州 60504 オーロラ ガストヴィル 35 (56)参考文献 特開 昭58−111644(JP,A) 特開 昭62−257347(JP,A) 特開 昭61−289841(JP,A) 特開 昭55−104857(JP,A) 実公 昭33−13376(JP,Y1) 米国特許3172372(US,A) 米国特許2450033(US,A) 米国特許3861291(US,A) 米国特許3225717(US,A) 独国公開2754459(DE,A1)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューインガムの塊を準備し、 前記塊を前縁を有する薄く、平らな、ほぼ矩形のシート
    に形成し、 前記平らなシートを前記前縁のまわりに巻き、 前記巻いた平らなシートを前記前縁にほぼ垂直の平面で
    切断する、工程からなり、 それによって巻きテープの形で所定の幅の前記チューイ
    ンガムの複数の個々の小片を製造する、 菓子製品を巻きテープに形成する方法。
  2. 【請求項2】前記切断工程は、前記平らなシートを巻く
    前に、チューインガムの前記平らなシートを前記前縁に
    ほぼ垂直な筋線に沿って筋を付け、前記平らなシートを
    巻いた後、前記巻いた平らなシートを前記筋線に沿って
    分離して、巻きテープの形で所定の幅の前記チューイン
    ガムの複数の個々の小片を製造する、ことからなる請求
    の範囲第1項の方法。
  3. 【請求項3】前記巻き工程は、前記平らなシートを回転
    ドラムの方に移動させ、それによって、前記前縁が前記
    回転ドラムに接触し、かつ前記平らなシートを前記回転
    ドラムの方に移動し続けるとき、平らなシートが前縁の
    まわりに巻かれる、ことからなる請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記巻き工程は更に、回転ドラムとの最初
    の接触の後、前縁をカール板と接触させて前記前縁を方
    向変更させ、それによって平らなシートを巻き始める工
    程を備える、請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記平らなシートはコンベアベルトで前記
    回転ドラムの方に移動され、前記回転ドラムは平らなシ
    ートを巻く巻き位置と、巻いた平らなシートをコンベア
    ベルトと回転ドラムとの間に落とせる取出し位置との間
    を移動させるようになっている、請求の範囲第4項に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】前記巻き工程は更に、回転ドラムとの最初
    の接触の後、前縁をカール板と接触させて前記前縁を方
    向変更させ、それによって平らなシートを巻き始める工
    程を備える、請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記巻き工程は、前記平らなシートをスピ
    ンドルのまわりに巻き、このスピンドルは巻き工程の後
    取り除かれる、ことからなる請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の方法。
  8. 【請求項8】チューインガムの塊を準備し、 前記塊を前縁を有する薄く、平らな、ほぼ矩形のシート
    に形成し、 チューインガムの前記平らなシートを前記前縁にほぼ垂
    直な筋線に沿って筋を付け、 前記平らなシートを回転ドラムの方に移動させることに
    よって前記平らなシートを前記前縁のまわりに巻き、そ
    れによって、前記前縁が前記回転ドラムに接触し、かつ
    前記平らなシートを前記回転ドラムの方に移動し続ける
    とき、平らなシートが前縁のまわりに巻かれ、 前記巻いた平らなシートを前記筋線に沿って分離する、
    工程からなり、 それによって巻きテープの形で所定の幅の前記チューイ
    ンガムの複数の個々の小片を製造する、 チューインガムを巻きテープに形成する方法。
  9. 【請求項9】前記巻き工程は更に、回転ドラムとの最初
    の接触の後、前縁をカール板と接触させて前記前縁を方
    向変更させ、それによって平らなシートを巻き始める工
    程を備える、請求の範囲第5項に記載の方法。
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