JP2627548B2 - 有機溶剤の除去方法 - Google Patents

有機溶剤の除去方法

Info

Publication number
JP2627548B2
JP2627548B2 JP24358288A JP24358288A JP2627548B2 JP 2627548 B2 JP2627548 B2 JP 2627548B2 JP 24358288 A JP24358288 A JP 24358288A JP 24358288 A JP24358288 A JP 24358288A JP 2627548 B2 JP2627548 B2 JP 2627548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
organic solvent
pressure
emulsification
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24358288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0290937A (ja
Inventor
伸一 鈴木
和義 市川
早苗 小山
英昭 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP24358288A priority Critical patent/JP2627548B2/ja
Priority to US07/407,923 priority patent/US5143585A/en
Publication of JPH0290937A publication Critical patent/JPH0290937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2627548B2 publication Critical patent/JP2627548B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真感光材料などを得る目的をもって水中
油型乳化物を製造する際における有機溶剤の除去方法に
関する。
〔従来の技術〕 この種の水中油型乳化物は、写真感光材料のほか、化
粧品、食品、塗料または薬品等の製造のために汎く使用
されている。
たとえば、写真感光材料においては、色像形成化合物
(カプラー)、拡散転写用化合物、色カブリ防止剤、退
色防止剤、混色防止剤、紫外線吸収剤、増色剤等を油溶
性物質として、乳化物を得ている。これら油溶性物質の
水中油型乳化物の調整は、一般に、まず油溶性物質を有
機溶媒と共にまたは乳化助剤、もしくは有機溶媒に溶解
させた乳化助剤と共に、あるいは油溶性物質が固体状の
場合には加熱または有機溶媒に溶解させるか、もしくは
乳化助剤と共に有機溶媒に溶解させるかして作って油相
溶液(以下単に「油相溶液」と称する)を、必要に応じ
て乳化助剤の加えられた水溶性バインダーを含む水相溶
液(以下単に「水相溶液」と称する)の液面上に添加、
乳化分散せしめて、概ね0.1〜1.0μmの平均粒子径の水
中油型乳化物として、調整されるものであった。
上記有機溶剤としては、水より低沸点の溶剤たたえば
酢酸エチルなどを用いることが多く、この溶剤は分散が
終了した時点では不要であるので、乳化タンクに真空ポ
ンプを接続して乳化タンク内を減圧することで除去する
ことが好ましい。
他方、写真感光材料を製造する場合の多くの処方が、
乳化分散した場合、発泡性を示す。
しかるに、この発泡性親水コロイド溶液を乳化分散す
ると、泡が乳化タンク内に充満し、蒸発面積を小さく
し、円滑に溶剤を除去できないとともに、減圧蒸留しな
がら溶剤を除去しようとするとき、泡が排気配管中に移
行してしまい、多量のロスが発生し、また1回ごとの乳
化分散終了の度に、排気配管内を洗浄しなければならな
い。
そこで、この泡の生成を無くすために、(1)溶液タ
ンク内または排気配管中に泡切り板と呼ばれる回転翼を
設ける、(2)タンクを処理液量に対してはるかに大き
くする、(3)消泡剤を使用するなどの手段が知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記(1)の手段では、回転翼に付着した泡
分をいずれ洗浄せねばならず、その洗浄に多大な手間を
要する、(2)の手段では、設置スペースおよび設備コ
ストが嵩むばかりでなく、タンク内に付着した泡分がロ
スとなってしまう、(3)の手段では、消泡剤の混入に
伴って、得ようとする乳化物、特に厳しい品質が要求さ
れる写真感光材料乳化物の性能に悪影響を及ぼすことが
多いなどの課題が残されている。
そこで、本発明の主たる目的は、発泡に伴う問題を解
決できるとともに、除去効率がきわめて高くなる有機溶
剤の除去方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、水および水より低沸点の有機溶剤を含む
親水性コロイド溶液から前記有機溶剤を除去するにあた
り; 前記溶液が収液されているタンクに減圧排気管を連通
してこの排気管を通して前記有機溶剤を除去する過程
で、タンク内の圧力を、タンク内液の蒸気圧近傍で、か
つ短い周期で上下させることを多数回行うことで解決で
きる。
〔作用〕
本発明に従って、溶液の蒸気圧近傍でタンク内圧力を
上下させることを行うと、減圧度の高まりに伴っていっ
たん生成した泡が、減圧度の低下に伴って破泡する。し
たがって、実質的に泡の生成を防止できる。また、泡が
可能な限り生成させないように、減圧度を抑えて除去効
率を犠牲にしながら操作する場合と異って、減圧度をあ
る程度高めても泡を消すことができるから、溶剤の除去
効率がきわめて高くなる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
本発明では、有機溶剤の除去過程で、タンク内の圧力
を、短い時間周期で、望ましくは5秒以下、さらに好ま
しくは3秒以下,より好ましくは2秒以下の周期で、上
下させることを多数繰り返す。圧力の変動範囲は好まし
くは±(2〜20)mmHgである。
この具体的手段としては、後述するように、外気の少
量取り入れおよび取入停止を繰返し行う方法のほか、減
圧排気能力そのものを短い周期で変化させる、たとえば
真空ポンプをインバータ制御する方法などがある。
次に第1図に示す具体的設備例をもって説明すると、
ジャケット付乳化タンク1上方に水相調合タンク2およ
び油相調合タンク3が設けられており、それらタンク1,
2,3には高速攪拌機1A、攪拌機2A,3Aがそれぞれ配設され
ている。高速攪拌機1Aは、ディゾルバー型、櫂型、プロ
ペラ型、ホモミキサー型などからなる。乳化タンク1内
面に望ましくは1cm以下のクリアランスをもって境膜掻
取機4が回転自在に配されている。水相調合タンク2を
用いることなく、乳化タンク1内を水相調合用にしても
よい。
乳化分散タンク1は密閉構造とされ、これに真空ポン
プ5が接続され、この真空ポンプ5を連続的、間欠的に
乳化分散終了後から、不要の水より低沸点の溶媒、たと
えば酢酸エチルを除去するようにしてある。
6は加熱もしくは保温ジャケット、7は冷却ジャケッ
トで、これらの機能は後述する。
他方、乳化分散タンク1の上部には外気取入口10が形
成され、これに取入流量調整弁11、電磁弁からなる圧力
制御弁12を付設した外気取入管13が連通している。14は
圧力計である。また16は液温計である。
かかる乳化設備においては、たとえば水相調合タンク
2および油相調合タンク3のそれぞれにおいて、水相溶
液および油相溶液が調整された後、水相溶液Wが乳化分
散タンク1内に供給管8を介して所定量供給される。次
いで、高速攪拌機1Aを回転させた後、調合済油相溶液O
が乳化分散タンク1内の水相溶液中に液中添加管9を介
して好ましくは30〜45/minの添加速度をもって液中添
加される。
その後、好ましくは高速攪拌機の回転数を高めた状態
で、最終的に所望の粒径になるまで乳化分散が図られ
る。
この乳化分散の末期から、または乳化分散終了後、真
空ポンプ5を起動して、乳化分散タンク1内を減圧し
て、水より低沸点の溶媒、たとえば酢酸エチルの除去を
図る。上記減圧に伴って、液面から蒸発した有機溶剤蒸
気が減圧排気管15へ吸引され系外へ排出される。
この際、取入流量調整弁11の開度を所定に設定した上
で、圧力制御弁12をオンオフし、取入空気A1量を制御
し、タンク1内の圧力を、溶液の蒸気圧近傍でかつ短い
周期で上下させることを繰り返す。
いま、ある時点での溶液の蒸気圧が300mmHgであると
き、たとえば305mmHgから295mmHgに変化させる(したが
って蒸気圧に対して5mmHg変化させる)と、泡の発生が
みられるが、その後、速かに、タンク内圧力を295mmHg
から305mmHgにすると、発生した泡がタンク内圧力に負
けて消泡してしまうようになる。このようにして、発泡
はあるものの、その後速かに消泡させることができる。
タンク内の圧力の周期的上下当っては、溶液Lの蒸気
圧の変動に対して、タンク内圧力を、追従させつつ、そ
の追従過程で前述のように好ましくは±(2〜20)mmHg
の範囲内で変動させるのがより好ましい。
第2図は、後記実施例における液温変化例を示したも
のであるが、外部から与える熱が一定であっても、有機
溶剤の蒸発潜熱によって、液温が除去開始後、約20分ま
での間低下し続けていることが判る。これに伴って、第
3図のように、溶液の蒸気圧も低下する。なお、第2図
において、除去開始から約20分以降において若干の昇温
を示すのは、攪拌に伴う発生熱およびジャケットを介し
ての加熱が、蒸発潜熱に伴う液温低下速度より勝るよう
になるためと考えられる。
上記例において、乳化分散性を高める、ならびに不要
溶媒を除去するために、乳化液Lの加熱を加熱手段、た
とえば温水を流す加熱ジャケット6を設けるとともに、
この加熱ジャケット6を乳化液Lの液面より下方、より
好ましくは隔離距離hとして少くとも5cm隔離して配設
するのが好ましい。
また、この加熱ジャケット6の配置態様とともに、液
面より下方から上方にかけて冷却手段、たとえば冷水を
通す冷却ジャケット7を設けるのが、液面およびその上
方における乾燥を防止する上で、より好ましい。
加熱ジャケット6および冷却ジャケット7は、場合に
より高さ方向や周方向に分別してもよい。熱媒として水
のほか他の流体を用いてもよいし、たとえば加熱源とし
てヒータなどを用いることもできる。
加熱および冷却温度は限定されるものではなく、相対
的に下部が高温、上部が低温であればよいが、不要溶媒
が酢酸エチルの場合、加熱(温水)温度は60〜65℃、冷
却(冷水)温度は5〜30℃、最高でも45℃が好ましい。
本発明において、油相溶液および水相溶液の種類は限
定されるものではないが、本発明は写真感光材料の乳化
物の製造に特に好適に適用されるので、これを次に説明
する。
すなわち、各種写真材料に適用する際の油溶性物質と
してのカプラーとしては、発色現像主薬たとえば芳香族
アミン(通常、第1級アミン)の酸化生成物と反応して
色素を形成する色像形成化合物であり、一般にカプラー
分子中にバラスト基と称する疎水基を有して非拡散性の
ものが好ましく、銀イオンに対して4当量性あるいは2
当量性のいずれであっても良い。なお、前記カプラーに
は、色補正の効果を持つカラードカプラー、あるいは現
像に伴って現像制御剤を放出する、いわゆるDIRカプラ
ーも含まれる。前記カプラーのうち、黄色発色カプラー
としては、公知の閉鎖ケトメチレン系カプラーを用いる
ことができる。これらのうちベンゾイルアセトアニリド
系およびビバロイルアセトアニリド系化合物は有利であ
る。
また、マゼンタ発色カプラーとしては、ピラゾロン系
化合物、インダゾロン系化合物、シアノアセチル化合物
などを用いることができ、特にピラゾロン系化合物は有
利である。
さらにシアン発色カプラーとしては、フェノール系化
合物、ナフトール系化合物などを用いることができる。
一方、カラードカプラーとしては、たとえば特開昭52
−42121号に記載のものを使用できる。
また、DIRカプラーとしては、たとえば特開昭52−696
24号に記載されたものが使用できる。さらに前記DIRカ
プラー以外に現像にともなって現像制御剤を放出する化
合物を写真材料中に含んでも良く、たとえば特開昭53−
9116号に記載のものが使用できる。
前記拡散転写用化合物には、色素現像薬拡散性色素放
出カプラー(DDRカプラー)、拡散性色素放出還元剤(D
RR化合物)などがある。
前記色カブリ防止剤は、たとえばハイドロキノン誘導
体、アミノフェノール誘導体、没食子酸誘導体、アスコ
ルビン酸誘導体を含有するものが利用される。
前記退色防止剤は、たとえばジヒドロキシベンゼン誘
導体、ジヒドロキシナフタレン誘導体、アミノナフトー
ル誘導体、スルフォンアミドフェノール誘導体、スルフ
ォンアミドナフトール誘導体等がある。
前記紫外線吸収剤は、たとえばアリール基で置換され
たベンゾリアゾール化合物、4−チアゾリドン化合物、
ベンゾフェノン化合物、ケイヒ酸エステル化合物、ブタ
ジエン化合物、ベンゾオキシゾール化合物を用いること
ができ、更に紫外線吸収性カプラー、紫外線吸収性ポリ
マーなどを用いても良い。
前記増白剤は、たとえばスチルベンゼン系、トリアジ
ン系、オキサゾール系あるいはクマリン系等の化合物で
ある。
前記有機溶媒は、たとえば写真材料においては高沸点
のものとして、フタール酸アルキルエステル、リン酸エ
ステル、クエン酸エステル、安息香酸エステル、アルキ
ルアミド、脂肪酸エステル類等、沸点が約30〜160℃の
比較的低沸点の有機溶媒としては、低級アルキルアセテ
ート、プロピオン酸エチル、2級ブチルアルコール、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、β−エトキ
シエチルアセテート、メチルセロソルブアセテート等が
ある。
前記水溶性バインダーは、たとえば写真材料において
はゼラチン、ゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子と
のグラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白
質;ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、セルロース硫酸エステル類等のごときセルロ
ース誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘
導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール部
分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアク
リル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリ
ビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一あ
るいは共重合体のごとき多種の合成親水性高分子物質を
用いることができる。
前記乳化助剤は、写真材料においては、たとえばサポ
ニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイド誘導体
(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポリエチレン
グリコールアルキルまたはアルキルアリールエーテル、
ポリエチレングリコールエステル類、ポリエチレングリ
コールソルビタンエステル類、ポリアルキレングリコー
ルアルキルアミンまたはアミド類、シリコーンのポリエ
チレンオキサイド付加物類)、グリシドール誘導体(た
とえばアルケニルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフ
ェノールポリグリセリド)、多価アルコールの脂肪酸エ
ステル類、糖のアルキルエステル類、同じくウレタン類
またはエーテル類などの非イオン性界面活性剤;トリテ
ルベノイド系サポニン、アルキルカルボン酸塩、アルキ
ルスルフォン酸塩、アルキルカルベンゼンスルフォン酸
塩、アルキルナフタレンスルフォン酸塩、アルキル硫酸
エステル類、アルキルリン酸エステル類、N−アシル−
N−アルキルタウリン類、スルホコハク酸エステル類、
スルホアルキルポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル類、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル
類などのようなカルボキシ基、スルホ基、ホスホ基、硫
酸エステル基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオ
ン界面活性剤;アミン酸類、アミノアルキルスルホン酸
類、アミノアルキル硫酸または燐酸エステル類、アルキ
ルベタイン類、アミンイミド類、アミンオキシド類など
の両性界面活性剤;アルキルアミン塩類、脂肪族あるい
は芳香族第4級アンモニウム塩類、ビリジニウム、イミ
ダゾリウムなどの複素環第4級アンモニウム塩類および
脂肪族または複素環を含むホスホニウムまたはスルホニ
ウム塩類などのカチオン界面活性剤を用いることができ
る。
〔実施例〕 (実施例1) 50の乳化タンク中に、予め水相溶液として、10%の
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1.4、写真用ゼラ
チン3kg、および水27を投入し、150mmφのディスクを
1500rpmで攪拌している中に、次記の油相溶液を37/mi
nの添加速度で液中添加した。
(油相溶液) ・1−(2,4,6−トリクロロフェニル−3−〔3−(2,4
−ジ−t−アミノフェノキシアセトアミド)ベンツアミ
ド〕−5−ピラゾロン 3kg ・りん酸トリクレジル 3kg ・酢酸エチル 6 液中添加後、回転速度を4000rpmに上げ、50分間乳化
分散を行った。
次いで、第1図に示す設備により、酢酸エチルの減圧
除去を開始した。この場合、圧力制御弁12を溶液の蒸気
圧に合わせて制御するとともに2秒周期で±5mmHg強制
的に変動させた。
この減圧蒸留過程での液温、蒸気圧の変化を第2図お
よび第3図に示す。
その結果、減圧除去開始後、30分後において、酢酸エ
チルの除去率として、99.5%であった。また、操作終了
後、タンク内の壁および排気配管中に泡の付着はみられ
なかった。
(比較例1,2) タンク内圧力の強制的圧力変動制御を全く行うことな
く、30分で100mmHgまで減圧した。排気配管中に泡のミ
ストの同伴がみられた。また、ミストの同伴を防止する
ためには、第4図のように溶液の蒸気圧に合わせて10mm
Hgまで減圧するには90分要した。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、発泡を防止できるとと
もに、溶剤の除去性がきわめて高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の乳化分散装置の概要図、第2図は有機
溶剤の減圧除去過程における液温経時変化図、第3図は
溶液の蒸気圧およびタンク内圧力経時変化図、第4図は
比較例における同経時変化図である。 1……乳化分散タンク、2……水相調合タンク、3……
油相調合タンク、5……真空ポンプ、10……外気取入
口、11……取入流量調整弁、12……圧力制御弁、14……
圧力計、16……減圧排気管。
フロントページの続き (72)発明者 木村 英昭 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−235700(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水および水より低沸点の有機溶剤を含む親
    水性コロイド溶液から前記有機溶剤を除去するにあた
    り; 前記溶液が収液されているタンクに減圧排気管を連通し
    てこの排気管を通して前記有機溶剤を除去する過程で、
    タンク内の圧力を、タンク内液の蒸気圧近傍で、かつ短
    い周期で上下させることを多数回行うことを特徴とする
    有機溶剤の除去方法。
JP24358288A 1988-09-20 1988-09-28 有機溶剤の除去方法 Expired - Fee Related JP2627548B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24358288A JP2627548B2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 有機溶剤の除去方法
US07/407,923 US5143585A (en) 1988-09-20 1989-09-15 Method of removing organic solvents

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24358288A JP2627548B2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 有機溶剤の除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0290937A JPH0290937A (ja) 1990-03-30
JP2627548B2 true JP2627548B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=17105966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24358288A Expired - Fee Related JP2627548B2 (ja) 1988-09-20 1988-09-28 有機溶剤の除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2627548B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0290937A (ja) 1990-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4539139A (en) Process for the preparation of oil-in-water emulsions
US4349455A (en) Emulsification process
US4379836A (en) Process for the production of dispersions and photographic materials
US5091296A (en) Polymer co-precipitated coupler dispersion
US4275145A (en) Method for dispersing oil-soluble photographic additives
JP2627548B2 (ja) 有機溶剤の除去方法
JP2627544B2 (ja) 有機溶剤の除去方法
US3342605A (en) Incorporation of certain addenda into aqueous gelatin solutions
US5143585A (en) Method of removing organic solvents
JP2561136B2 (ja) 乳化分散装置
JPH0512974B2 (ja)
JP2548606B2 (ja) 乳化タンクの洗浄方法
JP3745489B2 (ja) 乳化物の製造方法
JPH0671543B2 (ja) 乳化物の製造方法
JPH0235924A (ja) 乳化物の製造方法
JPH03242234A (ja) 乳化物製造方法
GB2332952A (en) Reduced viscosity gelatin mixture used in a process for making a direct dispersion of a photographically useful material
JPH0295434A (ja) 乳化分散方法
JPH0271831A (ja) 乳化分散装置
US3773302A (en) Apparatus for making coupler dispersions
JPH0268136A (ja) 乳化分散方法
EP0502531A1 (en) Method for preparing a hydrophobic substance for use in photography
US3850643A (en) Process for making coupler dispersions
JPH0268135A (ja) 乳化分散方法
JPH03278876A (ja) 乳化槽の洗浄方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees