JP2625237B2 - 多機能電話機 - Google Patents

多機能電話機

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JP2625237B2 JP2127804A JP12780490A JP2625237B2 JP 2625237 B2 JP2625237 B2 JP 2625237B2 JP 2127804 A JP2127804 A JP 2127804A JP 12780490 A JP12780490 A JP 12780490A JP 2625237 B2 JP2625237 B2 JP 2625237B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特定の相手からかかって来た電話を、暗証
番号等によって他の電話と区別して取り扱う多機能電話
機に関する。
(従来の技術) 通常の留守番電話機能を有する多機能電話機は、第3
図に示すように、自動応答スイッチ1を電話機本体部6
側の端子TELから留守番電話機能側の端子A.M.に切り換
えると、着信があった場合に、まずメッセージ送出部2
によって予め設定された応答メッセージを送信側に送出
し、この応答メッセージの送出後に送信側から送られて
来る受信メッセージを録音部3によって録音するように
なっている。また、このような多機能電話機は、転送ダ
イヤル機能を有する場合があり、この場合は転送スイッ
チ4をONにしておくと、転送ダイヤル部5に予め設定さ
れている転送先に自動的にダイヤル発信を行うようにな
っている。
さらに、最近の多機能電話機は、第4図に示すよう
に、特定の相手からの着信のみを電話機本体部6に接続
し、その他の着信は、留守番電話機能で処理できるよう
にしたものがある。これは、一般の着信があったときに
は、通常の留守番電話機能と同様に、まずメッセージ送
出部2によって応答メッセージを送出し、この応答メッ
セージの送出後に録音部3によって受信メッセージを録
音すると共に、場合によって転送ダイヤル部5が転送先
への発信を行うようになっている。メッセージ送出部2
が応答メッセージを送出している間に送信側からトーン
信号によって暗証番号を送信して来た場合には、暗証番
号検出部7がこの暗証番号を予め設定された番号と照合
し、これらが一致するとスイッチ8を切り換えて電話機
本体部6を呼び出すようにしている。従って、この場合
には、暗証番号を知る特定の相手からの電話のみを直接
取ることができ、不要な電話は、留守番電話機能で処理
することができるようになる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記第3図に示す通常の留守番電話機能を
有する多機能電話機では、急を要しない相手からの電話
や、間違い電話、いたずら電話、その他の不要な電話等
もそのまま録音され、場合によって転送されるため、特
定の相手からの重要な要件のメッセージがこれらのメッ
セージの中に紛れ込んでしまったり、転送ダイヤル機能
を使用した場合には、転送先でこれら不要な電話等に振
り回されるおそれがある。
また、第4図に示した多機能電話機では、在席時に上
述のような不要な電話等に煩わされることはなくなる
が、不在の場合にも特定の相手から電話がかかると電話
機本体部6が呼び出されることになり、その相手が留守
番電話機能を利用しようとすると、暗証番号を送らずに
再度かけ直さなければならないという不便がある。
本発明は、上記事情に鑑み、特定の相手からの電話を
一般の電話と区別して動作する留守番電話機能を設ける
ことにより、不要な電話等に煩わされることなく、しか
も不在時に特定の相手からの電話を区別して留守番電話
機能で処理することができる多機能電話機を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明の多機能電話機は、着信に対して自動的に応答
メッセージを送出する留守番電話機能時に、特定の相手
先からの着信であることを識別した場合にのみ回線を電
話機本体部側に接続する相手先識別手段を有する多機能
電話機であって、該電話機本体部に在席モードと不在モ
ードを設定するモード設定手段と、特定の相手先からの
メッセージを録音するための第1録音部と、一般の相手
先からのメッセージを録音するための第2録音部と、該
相手先識別手段が特定の相手先からの着信であることを
識別すると、該電話機本体部が在席モードに設定されて
いるときは、回線を該電話機本体部に接続し、該電話機
本体部が不在モードに設定されているときは、回線を該
第1録音部に接続する一方、該相手先識別手段が一般の
相手先からの着信であることを識別すると、回線を該第
2録音部に接続する切換手段とを備えていることを特徴
としており、そのことにより上記目的が達成される。
(作用) 本発明の多機能電話機は、まず、第1に、相手先識別
手段を有しているため、特定の相手先からの着信か、一
般の相手先からの着信かを識別することができる。
このため、相手先によって異なる対応をとることがで
きる。
第2に、電話機本体部に在席モードと不在モードを設
定するモード設定手段を有しており、このモード設定手
段と相手先識別手段を結び付きにより、特定の相手先で
ある場合にのみ、電話機本体部に在席モードと不在モー
ドを設定することができる。
第3に、第1録音部及び第2録音部を別個に備え、か
つ切換手段を備えており、これらと相手先識別手段及び
モード設定手段の結び付きにより、以下の対応が可能に
なる。
(a)被呼者が在席の場合に、特定の相手先からの着信
があれば、電話機本体部を在席モードに設定して、回線
を電話機本体部に接続することにより、被呼者が特定の
相手先との通話を行うことができる。
(b)被呼者が不在の場合に、特定の相手先からの着信
があれば、電話機本体部を不在モードに設定して、回線
を第1録音部に接続することができる。従って、この場
合は、特定の相手先からの重要なメッセージは第1録音
部に録音される。
(c)一般の相手先からの着信であれば、被呼者の在
席、不在にかかわらず、回線を第2録音部に接続する。
従って、この場合は、一般の相手先からのメッセージは
第2録音部に録音される。
以上の対応が可能になるため、特定の相手先からの重
要なメッセージと一般の相手先からのメッセージ(急を
要しない相手先からの電話、間違い電話、いたずら電話
及びその他の不要な電話)が混在することがない。
よって、本発明によれば、不要な電話等による受信メ
ッセージの中に特定の相手先からの重要な要件のメッセ
ージが紛れ込むことがないので、重要な要件のメッセー
ジのみを容易に聞くことができる。
(実施例) 本発明を実施例について以下に説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は多機能電話機のブロック図、第2図
(イ)(ロ)はそれぞれスイッチの状態と応答メッセー
ジとの対応を示す表、同図(ハ)は記憶媒体に記憶され
た3種類の応答メッセージを示す表である。なお、第3
図及び第4図に示した従来例と同様の機能を有するもの
には同じ符号を付する。
電話回線は、本実施例の自動応答スイッチ1に接続さ
れている。自動応答スイッチ1は、ユーザーの操作によ
って電話機本体部6側の端子TELと留守番電話機能側の
端子A.M.とを切り換えてこの電話回線に接続するもので
ある。従って、自動応答スイッチ1が端子TEL側に接続
されている場合には、着信があると直接電話機6が呼び
出される。
自動応答スイッチ1が留番電話機能側の端子A.M.に接
続されている場合には、電話回線に一般メッセージ送出
部2と暗証番号検出部7とが接続されるようになってい
る。一般メッセージ送出部2は、半導体メモリ等の記憶
媒体と、この記憶媒体に記憶された応答メッセージを読
み出し音声信号として送出する回路と、この回路を制御
するソフトウエアとからなる。そして、自動応答スイッ
チ1が留守番電話機能側の端子A.M.に接続されている場
合に着信があると、まず一般メッセージ送出部2が回線
を接続して応答メッセージを電話回線に送出するように
なっている。この応答メッセージは、予め記憶媒体に固
定して記憶されたものであってもよいし、ユーザー等が
操作によって記憶させたものであってもよい。また、後
に説明するように、複数の応答メッセージを記憶してお
いて、ここから一般メッセージ送出部2に適宜選択させ
るようにすることもできる。
暗証番号検出部7は、電話回線を介して送られて来る
トーン信号を受信して、これを予め半導体メモリ等に記
憶した暗証番号と照合し、この照合結果に応じてスイッ
チ8を制御する回路である。そして、この暗証番号検出
部7は、一般メッセージ送出部2が応答メーセージを送
出している間に、暗証番号と一致するトーン信号を検出
すると、スイッチ8を一般端子側から特定端子側に切り
換えるようになっている。なお、暗証番号は、予めユー
ザーが操作によって半導体メモリ等に記憶させておいた
ものであり、この番号を教えられた特定の相手は、一般
メッセージ送出部2からの応答メッセージが聞こえてい
る間に、プッシュホン等の対応するボタンを押してトー
ン信号を送るようにする。
スイッチ8が一般端子側にある場合には、電話回線に
は一般録音スイッチ9を介して一般録音部3が接続さ
れ、さらに一般転送スイッチ4を介して一般転送ダイヤ
ル部5が接続されている。一般録音部3は、テープレコ
ーダ等の録音再生装置と、この録音再生装置を制御する
ソフトウエアとからなる。そして、スイッチ8が一般端
子側となり、かつ、一般録音スイッチ9がONの場合に、
一般メッセージ送出部2により応答メッセージの送出が
終わると、電話回線を介して送られて来る受信メッセー
ジを録音再生装置で録音するようになっている。一般録
音スイッチ9は、ユーザーの操作によりON/OFFを切り換
えるスイッチであるが、実際には、一般録音部3のソフ
トウエアの動作を制御する状態フラグ等よって構成する
こともできる。
一般転送ダイヤル部5は、半導体メモリ等の記憶媒体
と、この記憶媒体に記憶された電話番号及び転送メッセ
ージを読み出す回路と、この回路を制御するソフトウエ
アとからなる。そして、一般録音スイッチ9がONとなっ
ていて一般録音部3が録音を終え回線が切断されると、
一般転送スイッチ4がONの場合に、記憶媒体から読み出
した電話番号で電話回線に発信を行い、回線が接続され
ると転送メッセージを送出する。なお、この一般転送ダ
イヤル部5の電話番号は、予めユーザーが操作によって
設定しておいたものである。また、転送メッセージは、
予め記憶媒体に固定して記憶されたものであってもよい
し、ユーザー等が操作によって記憶させたものであって
もよい。一般転送スイッチ4は、ユーザーの操作により
ON/OFFを切り換えるスイッチであるが、一般録音スイッ
チ9と同様に、一般転送ダイヤル部5のソフトウエアの
動作を制御する状態フラグ等によって構成することもで
きる。
暗証番号検出部7が暗証番号と一致するトーン信号を
検出して、スイッチ8が特定端子側に切り換わった場合
には、電話回線が不在スイッチ10に接続される。不在ス
イッチ10は、ユーザーの操作によって在席端子と不在端
子とを切り換えてこの電話回線に接続するスイッチであ
る。従って、この不在スイッチ10が在席端子側に接続さ
れている場合には、自動応答スイッチ1が留守番電話機
能側の端子A.M.に接続されていても、着信があると電話
機本体部6を直接呼び出すことになる。
暗証番号検出部7のスイッチ8が特定端子側に切り換
わり不在スイッチ10が不在端子側に接続されている場合
には、特定メッセージ送出部11と、特定録音部12と、特
定転送スイッチ13を介した特定転送ダイヤル部14とが電
話回線に接続される。特定メッセージ送出部11は、半導
体メモリ等の記憶媒体と、この記憶媒体に記憶された応
答メッセージを読み出し音声信号として送出する回路
と、この回路を制御するソフトウエアとからなる。そし
て、暗証番号検出部7が暗証番号に一致するトーン信号
を検出してスイッチ8が特定端子側に切り換わると、不
在スイッチ10が不在端子側に接続されている場合には、
特定メッセージ送出部11が応答メッセージを電話回線に
送出する。この応答メッセージは、予め記憶媒体に固定
して記憶されたものであってもよいし、ユーザー等が操
作によって記憶させたものであってもよい。また、この
応答メッセージは、一般メッセージ送出部2の記憶媒体
に記憶された応答メッセージを共用するようにしてもよ
い。さらに、一般メッセージ送出部2の場合と同様に、
複数の応答メッセージを記憶しておいて、ここから特定
メッセージ送出部11に適宜選択させるようにすることも
できる。また、この応答メッセージを読み出す回路は、
一般メッセージ送出部2と共通の回路を使用することが
できる。
特定録音部12は、テープレコーダ等の録音再生装置
と、この録音再生装置を制御するソフトウエアとからな
る。そして、特定メッセージ送出部11による応答メッセ
ージの送出が終わると、電話回線を介して送られて来る
受信メッセージを録音再生装置で録音するようになって
いる。なお、この特定録音部12の録音再生装置は、一般
録音部3の録音再生装置と共通のものを使用してもよい
し、別個に設けたものであってもよい。
特定転送ダイヤル部14は、半導体メモリ等の記憶媒体
と、この記憶媒体に記憶された電話番号及び転送メッセ
ージを読み出す回路と、この回路を制御するソフトウエ
アとからなる。そして、特定録音部12が録音を終えて回
線が切断されると、特定転送スイッチ13がONの場合に、
記憶媒体から読み出した電話番号で電話回線に発信を行
い、回線が接続されると転送メッセージを送出する。な
お、この特定転送ダイヤル部14の電話番号及び転送メッ
セージは、一般転送ダイヤル部5の電話番号及び転送メ
ッセージと共用することができるが、別個のものを使用
してもよい。また、この電話番号及び転送メッセージを
読み出す回路は、一般転送ダイヤル部5と共通の回路を
使用することができる。特定転送スイッチ13は、ユーザ
ーの操作によりON/OFFを切り換えるスイッチであるが、
上記スイッチ4、9と同様に、特定転送ダイヤル部14の
ソフトウエアの動作を制御する状態フラグ等によって構
成することもできる。
なお、一般メッセージ送出部2と特定メッセージ送出
部11、一般録音部3と特定録音部12及び一般転送ダイヤ
ル部5と特定転送ダイヤル部14がそれぞれ回路や装置を
共用する場合、暗証番号検出部7のスイッチ8は、これ
らのソフトウエア中のいずれ側を使用するかを定める状
態フラグ等によって構成することができる。この場合、
暗証番号検出部7は、スイッチ8の状態フラグの内容を
書き換えることにより、特定端子側と一般端子側との切
り換えを行う。
また、一般メッセージ送出部2及び特定メッセージ送
出部11の記憶媒体には、第2図(ハ)に示す応答メッセ
ージA〜Cのような複数の応答メッセージを記憶させて
おくことができる。この場合、一般メッセージ送出部2
は、第2図(イ)に示すように、スイッチ9、4のON/O
FF状態に応じて定められた応答メッセージを読み出すよ
うにする。また、特定メッセージ送出部11も、第2図
(ロ)に示すように、特定転送スイッチ13のON/OFF状態
に応じて定められた応答メッセージを読み出すようにす
る。このように一般メッセージ送出部2と特定メッセー
ジ送出部11が使用する応答メッセージが共通する場合に
は、それぞれの記憶媒体を共用することができる。
上記構成の多機能電話機は、ユーザーの操作によって
自動応答スイッチ1を電話機本体部6側の端子TELに接
続すると、着信があった場合に常に電話機本体部6で直
接受けることができる。また、操作によって自動応答ス
イッチ1を留守番電話機能側の端子A.M.に接続すると共
に、不在スイッチ10を在席端子側に接続すれば、着信が
あっても相手が暗証番号を送って来た場合だけ電話機本
体部6が直接呼び出され、一般からの電話は、一般メッ
セージ送出部2、一般録音部3及び一般転送ダイヤル部
5からなる一般用の留守番電話機能によって処理するこ
とができる。従って、この場合には、前記第4図に示し
た従来の多機能電話機と同様の機能を発揮することがで
きる。
さらに、操作によって自動応答スイッチ1を留守番電
話機能側の端子A.M.に接続すると共に、不在スイッチ10
を不在端子側に接続しておけば、暗証番号を送って来た
特定の相手に対しては、特定メッセージ送出部11、特定
録音部12及び特定転送ダイヤル部14からなる特定用の留
守番電話機能によって処理し、一般からの電話に対して
は、これとは別個に上記一般用の留守番電話機能によっ
て処理することができるようになる。この際、スイッチ
9、4、13を全てONにしておけば、一般メッセージ送出
部2と特定メッセージ送出部11が第2図の応答メッセー
ジAを送出し、全ての電話に対して受信メッセージの録
音を行うと共に、これを転送先に通知させるようにする
ことができる。なお、この場合に一般転送ダイヤル部5
と特定転送ダイヤル部14とで転送先の電話番号を変えて
おけば、一般からの電話を例えば他の部署で取り次ぎ、
特定の電話のみ本人の居所に転送させるようにすること
もできる。そして、一般メッセージ送出部2の応答メッ
セージを応答メッセージAではなく、例えば「支店から
連絡しますので、用件をどうぞ。」というような他のメ
ッセージに変えるようにしてもよい。また、スイッチ
9、13のみをONとして一般転送スイッチ4をOFFとして
おけば、特定の相手からの電話のみ特定転送ダイヤル部
14ですぐに本人のもとに転送し、一般の相手からの電話
は、一般録音部3で録音しておいたものを帰ってから聞
くようにすることができる。このとき、一般メッセージ
送出部2は、応答メッセージBを送出するようにし、暗
証番号が送られて来ると、特定メッセージ送出部11に応
答メッセージAを送出させるようにすればよい。さら
に、スイッチ9、4をOFFとし特定転送スイッチ13をON/
OFFのどちらかとしておけば、一般からの電話の場合に
は、応答メッセージCを送出するだけで録音を行わない
ようにし、特定の相手からの電話に対してのみ応答メッ
セージA又はBを送出して、特定録音部12で録音し必要
に応じ転送するようにさせることができる。
以上のように、本実施例の多機能電話機は、特定の相
手からの電話と一般からの電話とを区別して、それぞれ
の留守番電話機能により多彩な対応を可能とするが、相
手側にこれまで以上の操作の負担を強いることはない。
(発明の効果) 以上の本発明の多機能電話機は、相手先識別手段、モ
ード設定手段、第1録音部、第2録音部及び切換手段を
備えており、以下の対応が可能になる。
(a)被呼者が在席の場合に、特定の相手先からの着信
があれば、電話機本体部を在席モードに設定して、回線
を電話機本体部に接続することにより、被呼者が特定の
相手先との通話を行うことができる。
(b)被呼者が不在の場合に、特定の相手先からの着信
があれば、電話機本体部を不在モードに設定して、回線
を第1録音部に接続することができる。従って、この場
合は、特定の相手先からの重要なメッセージは第1録音
部に録音される。
(c)一般の相手先からの着信であれば、被呼者の在
席、不在にかかわらず、回線を第2録音部に接続する。
従って、この場合は、一般の相手先からのメッセージは
第2録音部に録音される。
以上の対応が可能になるため、特定の相手先からの重
要なメッセージと一般の相手先からのメッセージが混在
することがないので、重要な要件のメッセージのみを容
易に聞くことができる、といった効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は多機能電話機のブロック図、第2図(イ)
(ロ)はそれぞれスイッチの状態と応答メッセージとの
対応を示す表、同図(ハ)は記憶媒体に記憶された3種
類の応答メッセージを示す表、第3図及び第4図は従来
例を示すものであって、第3図は通常の留守番電話機能
を有する多機能電話機のブロック図、第4図は特定の相
手を区別する多機能電話機のブロック図である。 2……一般メッセージ送出部、3……一般録音部、5…
…一般転送ダイヤル部、7……暗証番号検出部(相手先
識別手段)、8……スイッチ(相手先識別手段)、10…
…不在スイッチ(切換手段)、11……特定メッセージ送
出部(機能実行手段)、12……特定録音部(機能実行手
段)、14……特定転送ダイヤル部(機能実行手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着信に対して自動的に応答メッセージを送
    出する留守番電話機能時に、特定の相手先からの着信で
    あることを識別した場合にのみ回線を電話機本体部側に
    接続する相手先識別手段を有する多機能電話機であっ
    て、 該電話機本体部に在席モードと不在モードを設定するモ
    ード設定手段と、 特定の相手先からのメッセージを録音するための第1録
    音部と、 一般の相手先からのメッセージを録音するための第2録
    音部と、 該相手先識別手段が特定の相手先からの着信であること
    を識別すると、該電話機本体部が在席モードに設定され
    ているときは、回線を該電話機本体部に接続し、該電話
    機本体部が不在モードに設定されているときは、回線を
    該第1録音部に接続する一方、該相手先識別手段が一般
    の相手先からの着信であることを識別すると、回線を該
    第2録音部に接続する切換手段と を備えていることを特徴とする多機能電話機。
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