JP2624960B2 - 吸引用管体接合具 - Google Patents

吸引用管体接合具

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JP2624960B2 JP61282069A JP28206986A JP2624960B2 JP 2624960 B2 JP2624960 B2 JP 2624960B2 JP 61282069 A JP61282069 A JP 61282069A JP 28206986 A JP28206986 A JP 28206986A JP 2624960 B2 JP2624960 B2 JP 2624960B2
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正義 清永
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、Vプロセスといわれている減圧造型法にお
いて、金枠内を減圧させるために金枠に吸引ホース(以
下管体という)を着脱するための接合具に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、管体を着脱するための接合具としては、ボール
ロック方式のものがあり、ソケット(雌)とプラグ
(雄)から構成されている。ソケットはボールとそれを
押えるスリーブを有し、また、接続時における漏れを防
止するシール機能を備えており、かつ、接続操作で自動
的に開閉するバルブが装着されている。ソケットのバル
ブは単体時、スプリングの力によって弁座に密着してい
る。
プラグは外周面にボール溝を有し、スリーブを引いた
ままの状態で、プラグをソケットに挿入し、プラグのボ
ール溝にボールを嵌着することにより固定・接続する。
接続した状態でバルブは完全に開き、本体とバルブの間
に環状の流路ができて流体は流れる。切り離しをする際
は、ソケットのスリーブを引き、ソケットをプラグから
引き抜けば切り離され、ソケットのバルブは自動的に閉
じ流体は外部へ流出しない。
次に、レバーロック方式のものは、ソケットに接続時
ロックを行なうレバーと、シールするためのパッキンが
設けられ、プラグの外周面にレバーのカム機構が納まる
溝が設けられている。レバーをプラグ挿入側に持上げ、
プラグを突き当るまで挿入しレバーを引き倒せば接続は
完了する。接続操作とは常にレバーを引上げれば、プラ
グとソケットを分離することができる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記ボールロック方式の管体接合具は、鋳造現場で使
用すると、発生する粉流体即ち砂等のほこりの付着によ
るボール部の作動不良を生じるので毎回清掃を必要とす
るという問題点があった。
また、上記レバーロック方式の管体接合具はボールロ
ック方式に比較すれば耐用回数は多くなるが、砂のかみ
込み作動不良を生じた。
ボールロック方式、レバーロック方式いずれも砂・ほ
こり防止のためのシールは難しく、砂・ほこり除去のた
めのエアーパージは粉塵発生防止手段が必要となる。さ
らに、これらの方式のものは、構造が複雑である。
減圧造型法においては、金枠との接続時に真空吸引さ
れるが、管体接合具には真空状態を確実に維持する金枠
との接合が要求される。
本発明の目的はプラグとの接合操作時に吸引される空
気の流によって砂等の粉粒体を吸引除去し、これにより
プラグ周辺及びソケット内部が自己清浄される機能を有
し、構造が簡単で信頼性の高い吸引用管体接合具を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために本発明は、ソケットの内
部に付勢されたスプリング力により移動可能な弁体を設
け、該弁体にソケットの先端部内を摺動可能な摺動体を
連結し、該摺動体はソケットと接合するプラグの先端部
の貫通穴と連通する穴を有するとともに、該穴と連通す
る複数個の穴をソケット本体側の端部に有し、摺動体の
外周平行部とソケット先端部の内周面との間には、砂等
の粉粒体をプラグとソケットを接合する過程でソケット
本体の引き出し口より吸引できる0.3mm以上の隙間を設
け、ソケットの内部には第1のOリングと第2のOリン
グを嵌着し、弁体閉止時には第1のOリングが弁体と当
接し、弁体開放時には第2のOリングが前記摺動体の斜
面部と当接して前記摺動体のソケット本体側に設けた複
数個の穴とソケット本体に設けた引出口に連通する流路
をソケット内部に形成することを特徴とする吸引用管体
接合具である。
[作 用] ソケットがプラグと接合しない時には、付勢されたス
プリング力によりソケットに内蔵された弁体がソケット
内部に嵌着された第1のOリングと当接してシールす
る。ソケットとプラグを接合する時には、弁体と連結さ
れた摺動体の斜面部がソケット内部に嵌着された第2の
Oリングと当接してシールと、この時スプリングは圧縮
されて弁体は開放され、プラグ内部と摺動体内部と摺動
体端部に設けられた複数個の穴とソケット本体の引出口
とに連通する流路が形成され、引出口より吸引・減圧す
ることができる。
そして、プラグとソケットを接合操作する過程でプラ
グ周辺及びソケットの摺動部の隙間に付着している粉粒
体即ち砂等のほこりは吸引される空気に巻きこまれて摺
動部の隙間の通過するので自動的に除去・清浄すること
ができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は減圧造型法の説明図である。
第2図に示すように、吸引ボックス17の上に模型18を
配置し、模型18の表面にはフィルム状の遮蔽部材19を配
置し、加熱装置により可塑性を持たせておく。次に、通
気口20から矢印A方向に吸引排気して吸引ボックス17の
内部を減圧し、通気口20を介して可塑性を有するフィル
ム状の遮蔽部材19を模型18に密着させる。さらに遮蔽部
材19の表面に塗型材層21を形成する。次に、吸引ボック
ス17の上に金枠15を乗せ、鋳型形成用耐火材粒子22を充
填し、振動を加え、上部には別のフィルム状の遮蔽部材
23を被せる。吸引口16から矢印B方向に吸引を行ない、
耐火材粒子22の充填部を減圧締付けることにより鋳型を
形成する。そして、さらに通気孔20から圧縮空気を吸引
ボックス17内に送って加圧することにより、模型18から
密着した遮蔽部材19を分離除去し、鋳型を得るのであ
る。
第1図は本発明の実施例に係る縦断面図である。
第1図において円筒状の先端部1aに貫通穴1bを有する
プラグ(雄)1は第2図に示す金枠15の吸引口16に取付
けられている。吸引口16内にはバタフライ弁(図示せ
ず)が設けられており、通常は閉じた状態になってい
る。下部に引出口3aを有するソケット本体3の前端部に
は円筒状のソケット部材4をボルト5にて取付け、ソケ
ット(雌)2を構成する。斜面8aを有する弁体8の内面
8bとソケット本体3内部の突出面3bに囲まれた空間内に
はスプリング9を設けてある。ソケット部材4の内部に
2箇所の溝部を設け、それぞれOリング10,11を嵌着す
る。弁体8は前記スプリング9の付勢力により押されて
前進し、斜面8aがOリング10と当接し、通常はシールさ
れた状態にある。
摺動体12はプラグ1の先端部1aの貫通穴1bと流通する
穴12aを有し、その外周平行部12bにはソケット部材4の
内周面4aと隙間δを持って摺動可能に挿入されるととも
に、ソケット部材4の斜面部4bと平行な斜面部12cを有
し、さらにソケット本体側の端部12dの外径はソケット
部材4の内面平行部4cの内径よりも隙間δ以上の設けて
小さくしてある。この隙間δは、砂等の粉粒体が通過可
能な0.3mm以上の幅を有する。前記端部12dには4個の丸
穴12eを設け、該丸穴12eは前記穴12aと連通しており、
その先端側の板12fがボルト13にて弁体8と連結されて
いる。摺動体12の開放側内部には溝部を設け、穴12aと
同径の内径を有するリング状のゴム14を嵌着する。
プラグ1とソケット2を接合するには、例えばソケッ
ト2の端面6に取付けられたシリンダ(図示せず)の駆
動によりソケット2を前進させればよい。ソケット2を
前進させると、プラグ1の先端部1aがゴム14に当接し、
その後スプリング9が圧縮され、弁体8に連結された摺
動体12がソケット部材4内に摺動し、斜面部12cがOリ
ング11と当接してシールされる。そこでシリンダの駆動
を停止させる。
この時、弁体8の斜面8aはOリング10より離れ、摺動
体12の先端外周部12dに設けられた4個の丸穴12eとソケ
ット2の内部間に流路が形成される。
ソケット本体3の引出口3aは管体を介して真空ポンプ
とつながっており、常時減圧されているので、弁体8が
開くと、前記流路が引出口3aとつながり、金枠15の吸引
口16内に設けられたバタフライ弁が開いて、金枠15の内
部の空気が吸引され減圧される。
プラグ1とソケット2を引き離すには、前記シリンダ
を駆動してソケット2を後退させればよく、この時、ス
プリング9の復元力により弁体8は閉じ、弁体8に連結
された摺動体12はソケット部材4内を摺動しながら前進
し、元の位置に復帰する。
前記ソケット部材4の内周面4aと摺動体12の外周平行
部12bとの間には、砂等の粉粒体が通過可能な0.3mm以上
の隙間δがあり、かつ、ソケット本体3の引出口3aより
常時減圧されているので、プラグ1とソケット2を接合
する過程で、プラグ周辺及び摺動体12の表面に付着した
砂は、大気中より隙間δを通って引出口3aに吸込まれ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、摺動体の外周
平行部とソケット先端部の内周面との間に砂等の粉粒体
が通過するに十分な0.3mm以上の隙間が形成されている
ので、プラグ周辺及びソケットの内部に摺動可能に挿入
された摺動体の表面に付着している砂等のほこりを、ソ
ケット本体の引き出し口から吸引される空気を利用して
自動的に除去・清浄する機能を有しており、この結果、
砂による摺動面・Oリングの摩耗が防止でき、また、シ
リンダの駆動により、プラグとソケットとが確実に接合
し、吸引時に離脱せず、内蔵された弁体と摺動体にそれ
ぞれOリングが当接してソケット単体時及び接合時にシ
ールが確実に行なわれ、構造も簡単で信頼性が向上し、
工業的にその価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る縦断面図,第2図は減圧
造型法の説明図である。 1……プラグ、1a……先端部、1b……貫通穴、2……ソ
ケット、3……ソケット本体、4……ソケット部材、4a
……内周面、8……弁体、8a……斜面、9……スプリン
グ、10,11……Oリング、12……摺動体、12a……穴、12
b……外周平行部、12c……斜面部、12d……ソケット本
体側の端部、12e……丸穴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソケットの内部に付勢されたスプリング力
    により移動可能な弁体を設け、該弁体にソケットの先端
    部内を摺動可能な摺動体を連結し、該摺動体はソケット
    と接合するプラグの先端部の貫通穴と連通する穴を有す
    るとともに、該穴と連通する複数個の穴をソケット本体
    側の端部に有し、摺動体の外周平行部とソケット先端部
    の内周面との間には、砂等の粉粒体をプラグとソケット
    を接合する過程でソケット本体の引き出し口より吸引で
    きる0.3mm以上の隙間を設け、ソケットの内部には第1
    のOリングと第2のOリングを嵌着し、弁体閉止時には
    第1のOリングが弁体と当接し、弁体開放時には第2の
    Oリングが前記摺動体の斜面部と当接して前記摺動体の
    ソケット本体側に設けた複数個の穴とソケット本体に設
    けた引出口に連通する流路をソケット内部に形成するこ
    とを特徴とする吸引用管体接合具。
JP61282069A 1986-11-28 1986-11-28 吸引用管体接合具 Expired - Lifetime JP2624960B2 (ja)

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