JP2624652B2 - 2,2―ハロビニルハロホルメート及びその製法 - Google Patents

2,2―ハロビニルハロホルメート及びその製法

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JP2624652B2
JP2624652B2 JP61195694A JP19569486A JP2624652B2 JP 2624652 B2 JP2624652 B2 JP 2624652B2 JP 61195694 A JP61195694 A JP 61195694A JP 19569486 A JP19569486 A JP 19569486A JP 2624652 B2 JP2624652 B2 JP 2624652B2
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    • C07C69/96Esters of carbonic or haloformic acids

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規の2,2−ジハロビニルハロホルメー
ト、その製法およびその用途に関する。
若干の不飽和ハロホルメートは公知であり、文献に記
載されている。例えば、米国特許第2,377,085号はビニ
ルクロロホルメートおよび2−メチルビニルホルメート
に関するのもである。仏国特許第2,421,866号にはイソ
プロペニルクロロホルメートが記載されている。
ビニルフルオロホルメートはP.BeakおよびJ.A.Barron
によって調製されている〔J.Org.Chem.38(16)2771〜2
775頁(1973)〕。ビニルヨードホルメートは、H.M.R.H
offfmannおよびL.Iranshahi,J.Org.Chem.,49,1174〜117
6頁(1984)に記載されている。
しかしながら、ジハロゲノビニルハロホルメート(こ
の物質はジハロビニル基を別の化合物中に導入するのに
非常に有用であるという事実にもかかわらず)について
は、文献中に記載がない。従って、この型の化合物を調
製し、その製法を提供することが非常に有意義であるこ
とは明らかである。
本発明による新規のハロゲノホルメートは式 (式中、Xは塩素原子または臭素原子であり、X1および
X2は同じかまたは異なるものであって塩素原子または臭
素原子である) で表される。
特に本発明は、Xが塩素原子であり、X1とX2とが同じ
であって塩素原子または臭素原子である化合物、すなわ
ち式 の2,2−ジクロロビニルクロロホルメートまたは式 の2,2−ジブロモビニルクロロホルメートに関する。
本発明は新規のハロゲノホルメートの製法にも関す
る。前記の新規化合物の製法は、式 〔式中、X1とX2とXは前記と同じ意味であり、X3は塩素
原子または臭素原子であるが但しX1および(または)X2
が臭素原子である場合には常に臭素原子であるものと
し、そしてX4は塩素原子または臭素原子である〕 の1,2,2,2−テトラハロエチルハロホルメートと金属例
えば亜鉛またはマグネシウムとを溶媒中で反応させるこ
とからなる。前記の反応は以下のように進行する。
この反応が不飽和ジハロハロホルメートをもたらすこ
とは驚ろくべきことである。なぜなら、亜鉛等の金属ま
たは例えば塩化亜鉛等のルイス酸は、以下に示すように
脱カルボキシ化によってクロロホルメートを分解してし
まうことが周知であるからである〔M.Matzner等、Chem.
Review,64,668および670頁(1064)参照〕。
出発材料である1,2,2,2−テトラハロエチルハロホル
メートの調製は、例えば式 のトリハロアセトアルデヒドと式 のカルボニルジハライドとの反応により、仏国特許第2,
482,587号明細書記載の製法によって、簡単に実施でき
る。
本発明方法の特定の態様によれば、ハロホルメート出
発材料の代りに、その成分である式 (式中、X1とX2とX3は前記と同じ意味である)のトリハ
ロアセトアルデヒドと式 (式中、X4とXは前記と同じ意味である)のカルボニル
ジハライドとに置き換えることができる。
ハロホルメート例えば1,2,2,2−テトラクロロエチル
クロロホルメートまたは1−クロロ−2,2,2−トリブロ
モエチルクロロホルメートの脱ハロゲン化は良好に進行
する。金属としては、マグネシウム・やすり屑(粉末)
よりも粉末状亜鉛を使用するのが好ましい。粉末状亜鉛
は、例えばFieserおよびFieser「Reagents for Organic
Synthesis」,1276頁、ニューヨーク(1967)に記載
の方法によって予じめ活性化するのが好ましい。あるい
は、R.Wilkinson,J.Chem.Soc.,3057頁(1931)に従って
調製した銅色着色粉末化亜鉛を使用することができる。
金属の量は、少なくとも化学量論的であり、好ましくは
5〜50%過剰である。反応は溶媒または溶媒混合物(好
ましくは無水)中で実施する。溶媒は、環状または開鎖
エーテルおよびエステル(それ自体またはエーテルとの
混合物)から選択する。テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、酢酸エチル
および酢酸メチルが適している。温度は通常0〜60℃、
好ましくは5〜30℃である。
反応時間は一般に30分間から2〜3時間である。次に
溶媒を例えば加熱することによりまたは真空下で除去す
る。必要ならば、放置することによって亜鉛塩を沈殿さ
せることができる。生成物である2,2−ジハロビニルハ
ロホルメートは蒸留によって回収することができる。
本発明方法により、容易に入手できる出発材料から開
始して、ハロホルメート(これは、ビニル官能をもち、
そしてビニル基に結合するハロゲン原子2個をもつので
非常に有用である)を簡単な方法でしかも良好な収量で
得ることができる。ビニル基があるので、ハロホルメー
トをモノマーとして使用して新規のポリマーを調製する
ことができ、あるいはそれを有機合成の中間体として使
用することができる。
本発明は、前記の新規化合物の新規の用途にも関す
る。
用途の1つによれば、2,2−ジハロビニルハロホルメ
ートとアンモニア、第1アミン、第2アミン、ヒドロキ
シ基含有化合物例えばジオール、アルコールまたはフェ
ノールとを反応させて、2,2−ジハロビニル基含有カル
バメートまたはカーボネートを生成することができる。
この反応は以下のとおりに進行する。
反応条件は公知のものである(例えば、Chemical Rev
iew,64,651−657頁参照)。
本発明による新規のハロホルメートにより、2,2−ジ
ハロビニル基特に2,2−ジクロロビニル基を含有するカ
ルバメートおよびカーボネートを調製する。これらのカ
ルバメートおよびカーボネートは、英国特許第1,221,20
5号明細書に記載の公知の複雑な方法によるものと比較
して、実質的に優れた収量で得られる。これらの物質は
殺虫剤の効力を増強するので非常に有用であり、あるい
は他のポリマーの性質を改質する目的で、他のモノマー
例えばエチレンと重合させることができる(英国特許第
1,221,205号参照)。
以下、実施例によって未発明を具体的に説明するが、
これは本発明を限定するものではない。
例1:1,2,2,2−テトラクロロエチルクロロホルメートか
らの2,2−ジクロロビニルクロロホルメートの調製 テトラヒドロフラン100ml中の1,2,2,2−テトラクロロ
エチルクロロホルメート27.3g(0.11モル)の溶液中
に、粉末化亜鉛(Aldrich)7.9g(0.12モル:1.09当量)
を少量ずつ、粉末ディストリビューターにより、攪拌下
に加える。初期誘導相に鑑み、亜鉛粉末の新しい部分
は、先の部分を使い終ってから加える。亜鉛の添加が終
った後で、反応混合物を攪拌下で4時間放置し、続いて
0.5mmHgの真空下で留去し、−78℃に保ったトラップ中
に揮発性成分を収集する。真空下での分留により、所望
の生成物15g(収量75%)を得る。
沸点:82−85℃/120mmHg I.R.(CCl4)cm-1:3104(平均)、1785(強)、1131
(非常に強) RMN1H(CDCl3)δppm:7.50(s) RMN13C(CDCl3)δppm: 147.3(d,J=2.9Hz,C=0) 134.1(d,J=204.9Hz,=CH−) 116.1(d,J=11.8Hz,Cl2C=)。
例2:亜鉛存在下でのホスゲンとクロラールとの反応によ
る2,2−ジクロロビニルクロロホルメートの調製 酢酸メチル(予じめ五酸化リン上で蒸留したもの)30
ccとエーテル(予じめナトリウム上で乾燥したもの)15
ccとの混合物中の亜鉛粉末0.1gの攪拌懸濁液中に、液体
状ホスゲン10cc(0.14モル:1.5当量)を加える。15分後
に、Perrin,Armarego,Perrin「Purification of Labora
tory Chemicals」第2版、162頁、Pergamon Press(ロ
ンドン)(1980)による無水硫酸カルシウムカラム中で
蒸留したクロラール13.8g(0.0938モル)に加える。亜
鉛粉末の最初の部分を使った後で、残り(8g:0.12モ
ル)をテフロン粉末ディストリビューターによって徐々
に加える。亜鉛粉末の各部分を使ってから次の部分を加
えることを確実に行うことが必要である。反応媒質は、
冷水浴によって室温に維持する。
混合物を攪拌下に2時間保ち、続いて過剰のホスゲン
を真空下で除去する。液体状残留物をガラス濾過器(25
〜50μ)で濾過し、そしてオレンジ色の濾液を室温およ
び1.5mmHgの真空下で、−80℃に保ったトラップ中へ蒸
留する。
蒸留残留物から生成物をすべて抽出するために、ニト
ロベンゼン(予じめ五酸化リン上で蒸留したもの)3cc
を加え、続いて真空蒸留を続ける。トラップ中に収集し
た液体の分留(37〜40℃/15mmHg)により、前記例1に
記載した性質と同じ性質をもつ2,2−ジクロロビニルク
ロロホルメート8.37g(収量51%)を得る。
例3:1−クロロ−2,2,2−トリブロモエチルクロロホルメ
ートからの2,2−ジブロビニルクロロホルメートの調製 酢酸エチル(予じめ五酸化リン上で蒸留したもの)10
cc中の1−クロロ−2,2,2−トリブロモエチルクロロホ
ルメート5.02g(0.0132モル)の溶液中に、粉末状亜鉛
〔FieserおよびFieser「Reagents for Organic Systhes
is」,1276頁、Wiley(ニューヨーク)(1967)によっ
て活性化したもの〕1.1g(0.017モル:1.3当量)を約2
時間かけて粉末ディストリビューターによって攪拌下で
少量ずつ添加する。30分間攪拌した後で、亜鉛塩を沈殿
させる目的で、ペンタン/ジオキサン2:1の混合物(ナ
トリウムベンゾフェノン上で蒸留したペンタンと水素化
アルミニウムリチウム上で蒸留したジオキサン)10ccを
加える。
濾過した後で、溶液を真空下で濃縮し、再び濾過す
る。続いて、1−クロロナフタレン5ccを加え、溶液を3
5〜70℃および0.4mmHg真空中で、−78℃に保ったトラッ
プ中に蒸留する。生成物を分留によって精製すると純粋
な2,2−ジブロモビニルクロロホルメート1.14g(収量32
%)を得る。
沸点:68−69℃/12mmHg IR(CCl4)cm-1:3090(弱)、1782(強) RMN1H(CDCl3)δppm:7.75(s) RMN13C(CDCl3)δppm: 147.3(d,J=2.7Hz,C=0) 138.3(d,J=204.3Hz,=CH−) 84.2(d,J=12.3Hz,Br2C=)。
例4:マグネシウムの存在下におけるホスゲンとクロラー
ルとの反応による2,2−ジクロロビニルクロロホルメー
トの調製 クロラール4.41g(0.030モル)と粉末状マグネシウム
(Mallinckrodt;40メッシュ)0.86g(0.035モル:1.2当
量)と酢酸エチル25ccと攪拌混合物中に、ホスゲン5.2g
(0.053モル:1.8当量)を加える。約20℃の度で40分間
攪拌した後、内部標準でRMN1H分析をすると所望の2,2−
ジクロロビニルクロロホルメート(収量6%)が生成し
ていることが分かる。
例5:2,2−ジクロロビニルクロロホルメートを使用する
2,2−ジクロロビニルN−(3−クロロフェニル)カル
バメートの調製 500ccの容器中に、2,2−ジクロロビニルクロロホルメ
ート17.55g(0.1モル)とジエチルエーテル60gとを入れ
る。混合物を0℃に冷却し、続いて、エーテル50g中の
3−クロロアニリン25.5g(0.2モル)の溶液を30分間か
けて攪拌下に加える。混合物を約20℃の温度で2時間攪
拌下に放置し、濾過し、濾液を水で洗い、硫酸マグネシ
ウム上で乾かし、溶媒を留去する。所望の生成物である
カルバメート26.5g(収量99%)が得られる。
純度>98% 融点:94℃〔文献:92−93℃(英国特許第1,221,205号の
例4による)〕 RMN1H(CDCl3)δppm: 7.1(m,4H) 7.35(m,1H) 7.45(s,1H) 例6:2,2−ジクロロビニルクロロホルメートを使用する
2,2−ジクロロビニルフェニルカーボネートの調製 250ccの容器中に、フェノール10.3g(0.11モル)と2,
2−ジクロロビニルクロロホルメート19.3g(0.11モル)
とクロロホルム150gとを入れる。混合物を0℃に冷却
し、続いて、50%水酸化ナトリウム水溶液11gを30分間
かけて攪拌下に加える。
混合物を室温で1時間攪拌下に放置し、水で洗い、そ
して減圧下で溶媒を留去する。所望のカーボネート21.3
g(収量83%)が得られる(英国特許第1,221,205号の例
7参照)。生成物は融点50℃以下で、白色固体の外観を
もつ。
RMN1H(CDCl3)δppm: 7.3(m,5H) 7.45(s,1H) 例7:亜鉛の存在下におけるホスゲンとブロマールとの反
応による2,2−ジブロモビニルクロロホルメートの調製 酢酸エチル/エーテル(2:1)75ml中のブロマール(8
0.2g:0.29モル)とホスゲン(38ml:0.5モル)との攪拌
溶液中に、活性化亜鉛ダスト(10g:0.15モル:0.5当量)
を5日間に亘って少しずつ加える。7日後(若干の亜鉛
ダストが残留している)、過剰のホスゲンを除去した後
で、混合物を濾過する。ヘキサン(50ml)とジオキサン
(30ml)との混合物で3回洗浄することによって大部分
の亜鉛塩を除去する。溶媒を単純蒸留により、そして続
いて減圧下での蒸留によって除去する。得られた生成物
を分留して精製すると、例3で得られた2,2−ジブロモ
ビニルクロロホルメートと同じ性質を示す。
IR(CCl4)cm-1:3,090(弱)、1,780(強) RMN1H(CDCl3)δppm:7.75。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 68/02 C07C 68/02 Z // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 チュエリイ マルフロー フランス国,91100 サントリ スール セーヌ,リュ デ ジャルダン 17 (72)発明者 ジャン−ピエール サンエ フランス国,77760 ラ シャペル ラ ラン,エルボビリエール−ブチェール, リュ ドゥ ラ ガール 79 (56)参考文献 特開 昭60−237050(JP,A) 特開 昭57−197247(JP,A) 特開 昭59−122441(JP,A) 英国公開1221205(GB,A) Zhurnal Org.Khimi i,Vol.17,No.8(1981), P.1580−1582

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (式中、Xは塩素原子または臭素原子であり、X1および
    X2は同じかまたは異なるものであって塩素原子または臭
    素原子である) の2,2−ジハロビニルハロホルメート。
  2. 【請求項2】X1とX2とXとが塩素原子である特許請求の
    範囲第1項記載のハロホルメート。
  3. 【請求項3】X1とX2とが臭素原子であり、Xが塩素原子
    である特許請求の範囲第1項記載のハロホルメート。
  4. 【請求項4】式 の2,2−ジハロビニルハロホルメートを製造するにあた
    り、式 の1,2,2,2−テトラハロエチルハロホルメートと亜鉛ま
    たはマグネシウムとを溶媒中で反応させることからな
    る、前記2,2−ジハロビニルハロホルメートの製法。 但し、上記式中、X,X1,X2及びX4は塩素原子又は臭素原
    子であり、X3は塩素原子または臭素原子であるが、X1
    よび/またはX2が臭素原子である場合には常に臭素原子
    である。
  5. 【請求項5】溶媒が無水のものである特許請求の範囲第
    4項記載の方法。
  6. 【請求項6】反応を温度0〜60℃において実施する特許
    請求の範囲第4項または第5項記載の方法。
  7. 【請求項7】温度が5〜30℃である特許請求の範囲第6
    項記載の方法。
  8. 【請求項8】金属を少なくとも化学量論的量で使用する
    特許請求の範囲第4項から第7項までのいずれか1項に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】金属を5〜50%過剰に使用する特許請求の
    範囲第8項記載の方法。
  10. 【請求項10】活性化粉末状亜鉛またはオレンジ色着色
    粉末状亜鉛を使用する特許請求の範囲第4項から第9項
    までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】溶媒が、開鎖エーテル、環状エーテルお
    よびエステルからなる群から選んだ化合物少なくとも1
    種である特許請求の範囲第4項から第10項までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】溶媒が、テトラヒドロフラン、ジオキサ
    ン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、酢酸エチル
    および酢酸メチルから成る群から選んだ化合物少なくと
    も1種である特許請求の範囲第11項記載の方法。
  13. 【請求項13】式 の2,2−ジハロビニルハロホルメートを製造するにあた
    り、式 のトリハロアセトアルデヒドと式 のカルボニルジハライドとを亜鉛又はマグネシウムと溶
    媒中で反応させることからなる前記2,2−ジハロビニル
    ハロホルメートの製法。 但し、上記式中X,X1,X2及びX4は塩素原子又は臭素原子
    であり、X3は塩素原子または臭素原子であるが、X1及び
    /又はX2が臭素原子である場合には常に臭素原子であ
    る。
JP61195694A 1985-08-23 1986-08-22 2,2―ハロビニルハロホルメート及びその製法 Expired - Lifetime JP2624652B2 (ja)

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Zhurnal Org.Khimii,Vol.17,No.8(1981),P.1580−1582

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