JP2624145B2 - 電荷転送型固体撮像装置の撮像部とその駆動方法 - Google Patents

電荷転送型固体撮像装置の撮像部とその駆動方法

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JP2624145B2 JP5240979A JP24097993A JP2624145B2 JP 2624145 B2 JP2624145 B2 JP 2624145B2 JP 5240979 A JP5240979 A JP 5240979A JP 24097993 A JP24097993 A JP 24097993A JP 2624145 B2 JP2624145 B2 JP 2624145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷転送型固体撮像装
置、特に電荷転送型固体撮像装置の撮像部とその駆動方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電荷転送型固体撮像装置には、フ
レーム転送型とインターライン転送型とがある。図7は
典型的なフレーム転送型撮像装置の撮像部の垂直レジス
タの断面構造と静電電位を示す。
【0003】この撮像部は、N型半導体基板(シリコン
基板)701、この半導体基板701よりややドナー濃
度の高い領域702、絶縁膜703、絶縁膜中に等間隔
に形成された電極704、電極704の間に形成された
電極705、電極704を駆動する配線706、電極7
05を駆動する配線707よりなる。また電極704下
の絶縁膜703の一部は他の部分より厚くなっている。
また点線708は、配線707に配線706より大きな
電圧が印加されている場合の絶縁膜直下の電位分布を示
している。
【0004】次に、この撮像部の動作について説明す
る。今、電極704、705に前記のような電圧が与え
られ、点線708で示すような界面電位が発生している
と考える。そして一定期間(約1/60秒)、この素子
の表面より光が入射するとする。この時、入射光によっ
てシリコン基板中で電子、正孔対が発生する。そして、
電子は最も電位の高いA部に蓄えられ、正孔は基板50
1を通って外部回路に逃げる。このようにして蓄えられ
た電子は、配線706、707に与えられた電圧を反転
することによって半ビット下方に移動する。従って、こ
の反転を繰り返せば、更に下方に移動することができ
る。
【0005】典型的なフレーム転送型電荷撮像装置にお
いては(ここでは図示しないが)、今説明したような撮
像部の下にフレームメモリを持ち、更にこの下には電荷
検出部に電荷を転送するための電荷転送型水平シフトレ
ジスタを持っている。
【0006】撮像部でA点に蓄積されたすべての電荷
は、上述したような方法でフレームメモリに移される。
この移動は、通常、テレビジョンの垂直ブランキング期
間に行われる。このようにしてフレームメモリに移され
た電荷は、次のフレームの信号読み出し期間に一水平ラ
インずつ電荷転送型の水平シフトレジスタの電荷検出部
から読み出される。
【0007】上の説明からも解る通り、配線706、7
07は撮像部からフレームメモリへの転送に用いられ、
かつこの電荷転送は短い垂直ブランキング期間に行われ
なければならない。従って配線706、707に与えら
れるシフトパルスは非常に高速になる。
【0008】一方、配線706、707は、装置の水平
方向と同じ長さを持ち、その抵抗が大きい場合には、配
線706、707に与えられるパルスには伝播遅延が発
生する。従って十分抵抗を低くする必要がある。しか
し、抵抗を低くすると電極の厚さが増すため電極での光
の吸収が大きくなるという欠点を生ずる。一般に、光の
吸収は短波長光に対して著しく、色再現に対して問題を
生ずる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
フレーム転送型固体撮像装置の撮像部においては、それ
を駆動するための電極によって光の吸収が起こり、光電
変換効率が低下するという欠点がある。この欠点は短波
長光に対して著しい。
【0010】本発明の目的は、このような電極による光
吸収が全くないフレーム転送型固体撮像装置の撮像部と
その駆動方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷転送型固体
撮像装置の撮像部は、第1導電型半導体基板の表面に
濃度の第2導電型半導体よりなる第1のバリアと高濃度
の第2導電型半導体よりなる第2のバリアとを前記基板
に平行な方向に交互に繰り返し形成し、前記第1のバリ
アの上に前記基板に平行な方向に順に低濃度の第1導電
型層よりなる第1の蓄積領域と、これよりやや濃度の高
い低濃度の第1導電型層よりなる第2の蓄積領域を形成
し、更に前記第2のバリア上に前記基板に平行な方向に
順に高濃度の第1導電型層よりなる第3の蓄積領域と、
これより更に濃度の高い高濃度の第1導電型層よりなる
第4の蓄積領域を形成し、前記蓄積領域上に第2導電型
表面層を形成し、かつ、前記第2導電型表面層から前記
導電型半導体へかけて等間隔に高濃度の第2導電型層
りなる分離領域をスリット状に設けたことを特徴とす
る。
【0012】また本発明の電荷転送型固体撮像装置の撮
像部の第1駆動方法は、前記基板に基準位を与え、前記
表面層がN型の場合、それよりも正の大きい電圧を一定
期間前記表面層に与えて固体撮像装置に光を入射し、発
生した正孔を前記蓄積転送領域に蓄え、蓄積期間が終わ
ったら、前記表面層に前記正の電圧と、基準電位より約
1ボルト高い電圧を交互に与えることを特徴とする。
【0013】また、本発明の第2の駆動方法は、前記基
板に基準電位を与え、前記表面層がN型の場合それより
も正の大きい電圧を一定期間前記表面層に与えて固体撮
像装置に光を入射し、発生した正孔を前記蓄積転送領域
に蓄え、蓄積期間終了後、前記N型表面層に前記正の電
圧とこれよりも負の電圧を交互に加えると同時に、前記
基板には前記基準電圧とこれよりも高い電圧を逆位相で
交互に加えることを特徴とする。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を用いて説
明する。
【0015】図1は本発明によるフレーム転送型固体撮
像装置の撮像部の構造を示す(便宜上、2行、2列のセ
ンサアレイを示す)。図1(a)は上面図、図1
(b)、(c)は各々図1(a)のA−A′ラインおよ
びB−B′ラインに沿った断面図である。
【0016】図1において、101はN層、102、1
03、104、105はP層で104、105、10
2、103の順で濃度が高くなっている。107はN+
領域、108はN領域である。109はP基板、110
はN+ 領域である。
【0017】さらに詳しく説明する。P基板109の上
に、光電変換によって電荷を発生・蓄積または転送する
領域(蓄積転送領域)102、103、104、105
と基板109との間の電荷の移動のバリアとなる領域
(バリア領域)107、108が形成されている。基板
109には装置を駆動するための電圧が与えられる。
【0018】N+ 領域107は、その上に形成された蓄
積転送領域102、103の電荷量や電位分布を基板1
09から制御できないようにする領域である。一方、N
領域108は、その上に形成された蓄積転送領域10
4、105の電位分布や電荷量を制御できる領域であ
る。
【0019】N層101は、蓄積転送領域102、10
3、104、105の上に一面に形成された領域で、こ
こにも、装置を駆動するための電圧が与えられる。また
+領域110は分離領域で蓄積転送領域102、10
3、104、105を縦方向にバリア領域107、10
8まで分断している。従って基板109の上に図1
(c)の構造が作られたものが水平方向に多数配列され
ていることになる。
【0020】なお、N層101に与えられる電圧は分離
領域110から供給される。従ってN層101上に電極
を形成する必要はない。なお、N領域101およびバリ
アー領域107、108の不純物濃度は蓄積・転送領域
102〜105に応じて別々に定めてもよい。こうした
方が素子の製造方法は複雑になるが素子の性能は向上す
る。
【0021】次に、図1の撮像部で光電変換・蓄積およ
び信号電荷の転送を行う場合の駆動方法を説明する。
【0022】図2(a)は電荷蓄積中のセルの深さ方向
の電位分布であり、図2(b)は電荷蓄積を行うための
駆動パルス波形である。図3(a)は撮像部で電荷転送
を行うときのセルの深さ方向の電位分布であり、図3
(b)は電荷電送を行うための駆動波形を示す。図4は
図3に示した電位分布によって信号電荷が、蓄積転送領
域をシフトしていく様子を示したものである。図5
(a)は撮像部で電荷転送を行なう時のセルの深さ方向
の電位分布の別の例であり、図5(b)は電荷転送を行
なうための駆動波形を示す。図6は図5に示した電位分
布によって信号電荷が蓄積転送領域をシフトしていく様
子を示したものである。
【0023】今、蓄積領域102〜105は完全に空乏
化しているとする。図2(b)に示すように基板109
には、VS T R のレベル(負で絶対値大)が与えられ、
N領域101にはVG - H I G H の電圧が与えられる。
本出願ではVG - H I G H を基準電圧と考えゼロボルト
とする。図2(a)において203、204は領域10
2、103に対応した電位分布を示し、205、206
は領域104、105に対応する電位分布を示す。この
とき領域102〜105付近で発生した電子、正孔対の
うち正孔は、最も電位の低い領域105に蓄積され、あ
る一定量以上蓄積すると、制御ゲートに流出して、ブル
ーミングが起こらないようになっている。一方、電子は
N領域101或いは分離領域110、バリア107、1
08を通って、外部回路へ抜ける。このような蓄積動作
が図2(b)の蓄積期間の間行われる。
【0024】図3は、このようにして蓄積した正孔を図
1の下方に転送する方法を示す。図3(a)は電荷転送
の際のセル内の電位分布である。図3(a)における曲
線303〜306はそれぞれ図2の曲線203〜206
に対応している。
【0025】今、N領域101の電圧を図3(b)のV
G - L O W にすると電位分布303、304、305、
306はそれぞれ電位分布309、310、307、3
08になる。
【0026】この理由はVG - L O W とVS T R の間の
電位差が小さいため、バリア領域107、108中に中
性領域が残るためである。
【0027】この時の電荷転送の様子を示したものが図
4である。すなわちN領域101の電圧をV
G - H I G H からVG - L O W にすると、セルの電荷転
送方向に沿った電位分布が(b)の状態から(a)の状
態に変り、蓄積転送領域105に存在した電荷が1/2
転送段だけ下方の蓄積転送領域103に移る。
【0028】図3(b)に示したようなパルスを制御電
極109に印加すると、パルスがVG - L O W 、V
G - H I G H の間で変化する度に信号電荷は半ビットず
つ下方に移動する。なおVG - L O W の電位はVS T R
より少くとも約1ボルト高くする。
【0029】もし、この撮像部の下にフレームメモリ
部、さらに電荷検出部を持った水平レジスタが設けられ
ているならば、従来技術の項で説明したように、撮像部
に蓄積した電荷をフレームメモリに移し、更に一水平ラ
インずつ読み出すことができる。
【0030】なお、撮像部とフレームメモリ部の接続は
撮像部に存在する信号電荷を通常の電荷電送装置で受け
取るようにすればよい。このことは公知の技術で容易に
実行できる。
【0031】上述した駆動方法では簡単のため、蓄積領
域102〜105付近で発生した正孔が105に蓄積す
ると述べた。これをさらに正確に表現すれば、N領域1
01の中性領域で発生した正孔の一部は拡散によって領
域105に蓄積され、N領域101の空乏層と蓄積転送
領域102〜105で発生したものはすべて領域105
に蓄積され、バリア領域のうち蓄積転送領域に接して空
乏化している領域で発生した正孔はすべて領域105に
蓄積される。
【0032】従って光電変換時の損失は中性N領域10
1で発生した正孔のうち、このN領域中で再結合するも
のと、表面で再結合するものであり、これらは非常に小
さくすることができる。従って表面に電極が存在する場
合に比べてきわめて高い光電変換高率が得られる。この
効果は特に短波長光で著しい。
【0033】図5は、図2のようにして蓄積した正孔を
図1の下方に転送する別の方法を示す。図5(a)は電
荷転送の際のセル内の電位分布である。図5(a)にお
ける曲線503、504、505、506はそれぞれ図
2の曲線203〜206に対応している。
【0034】今、N領域101の電圧を図5(b)のV
G - L O W にすると同時に基板109の電圧を図5
(b)のVS U B - H I G H にすると電位分布503、
504、505、506はそれぞれ509、510、5
07、508になる。この理由はLG - L O W とV
S U B - H I G H の間の電位差が小さいため、バリア領
域107、108中に中性領域が残るためである。
【0035】この時の電荷転送の様子を示したものが図
6である。すなわちN領域101の電圧をV
G - H I G H からVG - L O W にすると同時に基板10
9の電圧をVST R からVS U B - H I G H にするとセ
ルの電荷転送方向に沿った電位分布が(b)の状態から
(a)の状態に変り、蓄積転送領域105に存在した電
荷が、1/2転送段だけ下方の蓄積転送領域103に移
る。
【0036】図5(b)に示したようなパルスをN領域
101に印加し、図5(c)に示したようなパルスを基
板101に印加するとそれぞれのパルスの位相が反転す
る度に信号電荷は半ビットずつ下方に移動する。なおV
G - L O W の電位はVS U B- H I G H より少くとも約
1ボルト高くする。
【0037】もし、この撮像部の下にフレームメモリ
部、さらに電荷検出部を持った水平レジスタが設けられ
ているならば、従来技術の項で説明したように、撮像部
に蓄積した電荷をフレームメモリに移し、更に一水平ラ
インずつ読み出すことができる。
【0038】なお、撮像部とフレームメモリ部の接続は
撮像部に存在する信号電荷を通常の電荷電送装置で受け
取るようにすればよい。このことは公知の技術で容易に
実行できる。
【0039】上述した駆動方法では簡単のため、蓄積転
送領域102〜105付近で発生した正孔が105に蓄
積すると述べた。これをさらに正確に表現すれば、N領
域101の中性領域で発生した正孔の一部は拡散によっ
て領域105に蓄積され、N領域101の空乏層と蓄積
転送領域102〜105で発生したものはすべて領域1
05に蓄積され、バリア領域のうち蓄積転送領域に接し
て空乏化している領域で発生した正孔はすべて領域10
5に蓄積される。
【0040】従って光電変換時の損失は中性N領域10
1で発生した正孔のうち、このN領域中で再結合するも
のと、表面で再結合するものであり、これらは非常に小
さくすることができる。従って表面に電極が存在する場
合に比べてきわめて高い光電変換効率が得られる。この
効果は特に短波長光で著しい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、電極による光吸収が全
くないフレーム転送型固体撮像装置の撮像部とその駆動
方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体撮像装置の撮像部を示す図で
あり、(a)は上面図、(b)、(c)はそれぞれ
(a)のA−A′断面図、B−B′断面図である。
【図2】(a)は電荷蓄積中のセルの深さ方向の電位分
布を示す図であり、(b)は電荷蓄積を行うための駆動
パルス波形である。
【図3】(a)は撮像部で電荷転送を行う時のセルの深
さ方向の電位分布を示す図であり、(b)は電荷転送を
行うための駆動波形である。
【図4】図3に示した電位分布によって信号電荷が、蓄
積転送領域をシフトしていく様子を示した図である。
【図5】(a)は
【図3】とは異った方法で電荷転送を行う時のセルの深
さ方向の電位分を示す図であり、(b)および(c)は
電荷転送を行なうための駆動波形である。
【図6】図5に示した電位分布によって信号電荷が、蓄
積領域をシフトしていく様子を示した図である。
【図7】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
101 N型表面層 102,103,104,105 P型蓄積転送領域 107,108 N型バリア層 109 P型基板 110 N型分離領域 303,304,305,306 電荷蓄積時の電位分
布 307,308,309,310 電荷転送時の電位分
布 503,504,505,506 電荷蓄積時の電位分
布 507,508,509,510 電荷転送時の電位分

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型半導体基板の表面に低濃度の第
    2導電型半導体と高濃度の第2導電型半導体とを前記基
    板に平行な方向に交互に繰り返し形成し、前記の低濃度
    の第2導電型半導体上に前記基板に平行な方向に順に低
    濃度の第1導電型層と、これよりやや濃度の高い低濃度
    の第1導電型層を形成し、更に前記の高濃度の第2導電
    型半導体上に前記基板に平行な方向に順に高濃度の第1
    導電型層と、これより更に濃度の高い高濃度の第1導電
    型層を形成し、前記低濃度の第1導電型層および前記高
    濃度の第1導電型層上に第2導電型表面層を形成し、か
    つ、前記第導電型表面層から前記第2導電型半導層へ
    かけて等間隔に高濃度の第2導電型層をスリット状に設
    けたことを特徴とする電荷転送型固体撮像装置の撮像
    部。
  2. 【請求項2】第1導電型半導体基板の表面に低濃度の第
    2導電型半導体よりなる第1のバリアと高濃度の第2導
    電型半導体よりなる第2のバリアとを前記基板に平行な
    方向に交互に繰り返し形成し、前記第1のバリアの上に
    前記基板に平行な方向に順に低濃度の第1導電型層より
    なる第1の蓄積転送領域と、これよりやや濃度の高い低
    濃度の第1導電型層よりなる第2の蓄積転送領域を形成
    し、更に前記第2のバリア上に前記基板に平行な方向に
    順に高濃度の第1導電型層よりなる第3の蓄積転送領域
    と、これより更に濃度の高い高濃度の第1導電型層より
    なる第4の蓄積転送領域を形成し、前記蓄積領域上に
    2導電型表面層を形成し、かつ、前記第2導電型表面層
    から前記第1および第2のバリア層へかけて等間隔に高
    濃度の第2導電型層よりなる分離領域をスリット状に設
    けたことを特徴とする電荷転送型固体撮像装置の撮像
    部。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電荷転送型固体撮像装置
    の駆動方法であって、前記基板に基準電圧を与え、前記
    表面層がN型の場合、それよりも正の大きい電圧を一定
    時間前記表面層に与えて固体撮像装置に光を入射し、発
    生した正孔を前記蓄積転送領域に蓄え、蓄積期間が終わ
    ったら、前記N型表面層に前記正の電圧と、基準電位よ
    り約1ボルト高電圧を交互に与えることを特徴とする電
    荷転送型固体撮像装置の撮像部の駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の電荷転送型固体撮像装置
    の駆動方法であって、前記基板に基準電位を与え、前記
    表面層がN型の場合、それよりも正の大きい電圧を一定
    期間前記表面層に与えて光を入射し、発生した正孔を前
    記蓄積転送領域に蓄え、蓄積終了後、前記N型表面層に
    前記正の電圧とこれよりも負の電圧を交互に加えると同
    時に、前記基板には前記基準電圧とこれよりも高い電圧
    を逆位相で交互に加えることを特徴とする電荷転送型固
    体撮像装置の駆動方法。
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