JP2623783B2 - 速度制御装置 - Google Patents

速度制御装置

Info

Publication number
JP2623783B2
JP2623783B2 JP63273544A JP27354488A JP2623783B2 JP 2623783 B2 JP2623783 B2 JP 2623783B2 JP 63273544 A JP63273544 A JP 63273544A JP 27354488 A JP27354488 A JP 27354488A JP 2623783 B2 JP2623783 B2 JP 2623783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection signal
speed
rotation detection
counter
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63273544A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02118808A (ja
Inventor
豊 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63273544A priority Critical patent/JP2623783B2/ja
Publication of JPH02118808A publication Critical patent/JPH02118808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2623783B2 publication Critical patent/JP2623783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転体の回転周期の基準周期に対する誤差
を2進数として検出し、その誤差に基づいた出力により
動的に初期設定を変化させて基準周期を変調し、回転体
の速度を制御する速度制御装置に関する。
従来の技術 第4図は既に提案されているデジタル式の速度制御装
置の構成を示すブロック図であって、第1のカウンタ部
として周波数が変化しないクロックパルスCLKを計数す
るカウンタ1と、その計数出力を取り込むラッチ2と、
回転体の回転速度に応じて周期が変化する回転検出信号
FGに基づいて各種タイミングパルスをクロックパルスCL
Kに同期して出力するタイミングジェネレータ3と、ク
ロックパルスCLKをマスクするANDゲート回路4からなる
速度誤差検出手段と、速度誤差検出手段のカウンタ1に
対して計数初期値(後述)を供給するデータレジスタ5
によって構成されている。
以上のように構成された速度制御装置について、第4
図のブロック図と、第5図に示した主要部のタイミング
チャートによりの動作を簡単に説明する。
第5図Aは第4図の端子9より入力されるクロックパ
ルスCLKであって、周波数は一定で、カウンタ1のクロ
ック信号つまり基準周期の基本単位であり、また各種タ
イミングパルスの同黄信号である。第5図Bは第4図の
端子10より入力される回転検出信号であり、タイミング
ジェネレータ3に入力され第5図Cのクロックゲートパ
ルスと、第5図Dのラッチパルスと、第5図Eのプリセ
ットパルスを作成させる。プリセットパルスによりデー
タレジスタ5に格納された計数初期値をカウンタ1にプ
リセットし、その直後、クロックゲートパルスによりAN
Dゲート回路4において遮断されていたクロックルスが
カウンタ1に供給され、カウンタ1は計数を開始する。
その計数動作をアナログ的に表現したのが第5図Fで
あり、次の回転検出信号の到来により発生するラッチパ
ルスによりカウンタ1の計数値をラッチ2に取り込む。
ここでクロックゲートパルスは、カウンタ1に計数初期
値をプリセットする時とカウンタ1の計数値をラッチ2
に取り込む時にカウンタ1の計数動作を停止させ、安定
な動作を確保するためのものである。ラッチ2に取り込
まれたデータは、デジタル−アナログ変換され駆動回路
(図示せず)を介して回転体を駆動するモータ(図示せ
ず)に供給される。そこで、定常状態での動作点を一定
にするために、回転体が設定速度で回転しているときに
ラッチ2に取り込まれる計数値が所定の値(NFとする)
となるようにデータレジスタ5に格納される計数初期値
(NP0とする)が決定される。つまり、回転体の設定速
度(基準周期)をT0とし、クロックパルスの周波数を
CKとすると、計数初期値NP0は次式で求められる。
NP0=NF−CK×T0 従って、回転体が停止中、あるいは定速回転している
ときにその設定速度を切り換えるときにはデータレジス
タ5に格納された計数初期値を変更するか、あるいはタ
イミングジェネレータ3に入力される回転検出信号を分
周して入力する手法か、あるいはクロックパルスの周波
CKそのものを変化させる手法をとる。
発明が解決しようとする課題 しかし、回転体の速度切り換えにおいてスムースな過
渡応答を実現するのに、2番目の手法では回転検出信号
の整数分周となるので切り換えステップが粗く完全では
なく、始めの手法ではデータレジスタ5に格納する計数
初期値を数多く設定しておく必要があり回路が複雑にな
るという問題がある。まして最後の手法はクロックパル
スそのものがこの速度制御装置を組み込んだ電子機器の
他の回路にも供給されうるものであるので、電子機器全
体の整合性が取れないという重大な問題がある。
本発明はかかる点に鑑み、簡易な構成で、停止中およ
び回転中において回転体の設定速度を切り換えるときに
ハンチング現象を発生させずにスムーズな過渡応答を行
う速度制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、回転体の回転速度
に応じて周期が変化する回転検出信号と一定周波数の第
1のクロックパルスとを入力し、回転検出信号のエッジ
に同期して、基準周期発生手段から回転検出信号の目標
とする基準周期を量子化したデータを入力してプリセッ
トし第1のクロックパルスを計数する第1のカウンタ部
と、回転検出信号の次のエッジで第1のカウンタ部の計
数値を検出するラッチ部とを備え、回転検出信号の1周
期分の第1のクロックパルス数を計数することにより基
準周期に対する周期の誤差をデジタル量で検出するを速
度誤差検出手段を有する速度制御装置であって、回転体
の第1の回転速度時の回転検出信号の基準周期を表す第
1のデータを発生するデータレジスタ部と、略一定周波
数である第2のクロックパルスを入力し、かつデータレ
ジスタ部が出力する第1のデータをプリセットして第2
のクロックパルスを計数し基準周期を量子化したデータ
として速度誤差検出手段に供給する第2のカウンタ部と
からなる基準周期発生手段と、第2のカウンタ部の計数
値が、回転体の第2の回転速度時の回転検出信号の基準
周期を表す第2のデータと一致したことを検出し、第2
のカウンタ部の計数動作を停止させる基準周期検出手段
とを具備している。
作用 本発明では上述した構成によって、第2のカウンタ部
が第2のクロックパルスを計数し計数初期値として速度
誤差検出手段の第1のカウンタ部に出力するので、回転
中の回転体の設定速度を切り換えるときにスムースな過
渡応答を実現する速度制御装置を得ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における速度制御装置の構
成を示したものであり、上述した第4図の従来例の構成
の他に、基準周期発生手段として、データレジスタ部で
あるデータレジスタ5の計数初期値を端子13より入力さ
れるプリセットパルスPRで取り込み、端子11より入力さ
れる加算減算切り換え信号U/Dによりアップカウントと
ダウンカウントを切り換えて端子12より入力される周波
数略一定の第2のクロックパルスCLK2を計数し、その計
数値が第1のカウンタ部であるカウンタ1に新たに計数
初期値として供給する、第2のカウンタ部である第2の
カウンタ6とによって構成されている。また基準同期検
出信号として、第2のカウンタ6の計数値が入力され、
計数値が所定の値になったかを検出する計数値検出回路
7と、その出力が一方の入力端子に、第2のクロックパ
ルスCLK2が他方の端子に入力されるANDゲート回路8と
により構成されている。
以上のように構成された速度制御装置について、第1
図に示したブロック図と、第2図に示した主要部のタイ
ミングチャートによりその動作を説明する。
第2図AからEは、第4図の従来例で説明した第5図
AからEのタイミングチャートと同一であり、端子10よ
り入力される回転検出信号FGによりクロックゲートパル
スとラッチルスとプリセットパルスが作成される。第2
図Hはデータレジスタ5に格納された計数初期値をアナ
ログ的に表現したもので、最祖はNP0がプリセットパル
スPRによりセットされていたが、第2図Gに示した第2
のクロックパルスCLK2が第2のカウンタ6によって計数
されることで計数値がNP1→NP2→NP3→NP4とアップカウ
ントされている。従って回転検出信号が到来する毎に前
記カウンタ1にプリセットされる計数初期値もNP1→NP2
→NP3→NP4と可変され、その結果として第2図に示すよ
うに基準周期が変調され回転体の回転速度がスムースに
変化することになる。そして第2のカウンタ6の計数値
が計数値検出回路7にて設定された計数値になるまでア
ップカウントされ、設定された計数値に相当する基準速
度まで回転体は速度上昇する。
本実施例では速度上昇について述べたが、第2のカウ
ンタ6を加算減算切り換え信号によりダウンカウントさ
せれば減速も同様に実現できる。
ところで、近年ではマイクロプロセッサを用いたソフ
トウェアサーボ技術による回転体の速度制御装置が既に
提案されており、第3図は本発明の他の実施例としてマ
イクロプロセッサのソフトウェアプログラムで実現させ
た場合のフローチャートである。これはソフト的に計数
初期値を時間データとして変調するものである。
第3図のブランチ30は回転検出信号が到来したか否か
を判別しており、もし到来していれば処理ブロック31に
移行し速度誤差計算を行なう。ここで速度誤差計算は、
回転検出信号の到来時刻と基準周期に基づく到来期待時
刻との差を求めており、回転検出信号の到来時刻の検出
は前記マイクロプロセッサに内蔵されたクロックパルス
をフリーランで計数するタイムベースカウンタ(第1の
カウンタ部に相当)の計数値を回転検出信号でレジスタ
にラッチさせることにより実現できる。前記到来期待時
刻については後で説明する。
次にブランチ32において求めた速度誤差が測定範囲内
か否かを判断しており、処理ブロック33あるいは34にお
いて測定範囲内であればそのまま、測定範囲外であれば
最大あるいは最小出力を出力する。そして処理ブロック
35において次の回転検出信号の到来期待時刻を計算して
いる。つまり現在の回転検出信号の到来時刻に基準周期
に相当する計数値と速度変調させる値を加算することに
より求める。ブランチ30において否であれば、処理ブロ
ック36に移行し、前記タイムベースカウンタにより所定
時間以上回転検出信号が到来していなければ、処理ブロ
ック37において加速指令を出力し回転体の起動時の問題
を解決している。以上が速度誤差検出手段としての機能
を有したものである。
つぎに基準同期検出手段としてブランチ38において外
部より速度変調指令(第1図の端子13から入力されるプ
リセットパルスPRに相当)が来ているか否かを判断し、
もし是であればブランチ40に移行し、前記変調値が所定
の値を越えているか否かを判断し、もし否であれば基準
同期発生手段である処理ブロック41において前記変調値
をある一定値αを加算あるいは減算する。前記ブランチ
38において、もし否であれば処理ブロック39で前記変調
値をクリアする。
以上のフローにより上述した第1図の本発明の速度制
御装置と同様の動作を実現できる。
発明の効果 以上のように本発明の簡単な回路構成で、回転体の回
転速度に応じて周期が変化する回転検出信号と一定周波
数の第1のクロックパルスを入力し、回転検出信号のエ
ッジに同期して、基準周期発生手段から回転検出信号の
目標とする基準周期を量子化したデータを入力してプリ
セットし第1のクロックパルスを計数する第1のカウン
タ部と、回転検出信号の次のエッジで第1のカウンタ部
の計数値を検出するラッチ部とを備え、回転検出信号の
1周期分の第1のクロックパルス数を計数することによ
り基準周期に対する周期の誤差をデジタル量で検出する
速度誤差検出手段を有する制御装置であって、回転体の
第1の回転速度時の回転検出信号の基準周期を表す第1
のデータを発生するデータレジスタ部と、略一定周波数
である第2のクロックパルスを入力し、かつデータレジ
スタ部が出力する第1のデータをプリセットして第2の
クロックパルスを計数し基準周期を量子化したデータと
して速度誤差検出手段に供給する第2のカウンタ部とか
らなる基準周期発生手段と、第2のカウンタ部の計数値
が、回転体の第2の回転速度時の回転検出信号の基準周
期を表す第2のデータと一致したことを検出し、第2の
カウンタ部の計数動作を停止させる基準周期検出手段と
を具備し、第2のカウンタ部が第2のクロックパルスの
計数をし計数初期値として速度誤差検出手段の第1のク
ロック部に出力するので、回転中の回転体の設定速度を
切り換えるときにハンチング現象を発生させずにスムー
スな過渡応答を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における速度制御装置の構成
を示すブロック図、第2図は第1図の回路動作を説明す
るタイミングチャート、第3図は本発明の他の実施例に
おける速度制御装置のフローチャート、第4図は従来の
速度制御装置のブロック図、第5図は第4図の動作説明
用のタイミングチャートである。 1……カウンタ、2……ラッチ、3……タイミングジェ
ネレータ、4,8……ANDゲート回路、5……データレジス
タ、6……第2のカウンタ、7……計数値検出回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体の回転速度に応じて周期が変化する
    回転検出信号と一定周波数の第1のクロックパルスとを
    入力し、回転検出信号のエッジに同期して、基準周期発
    生手段から回転検出信号の目標とする基準周期を量子化
    したデータを入力してプリセットし第1のクロックパル
    スを計数する第1のカウンタ部と、次の回転検出信号の
    エッジで前記第1のカウンタ部の計数値を検出するラッ
    チ部とを備え、回転検出信号の1周期分の第1のクロッ
    クパルス数を計数するとにより基準周期に対する周期の
    誤差をデジタル量で検出する速度誤差検出手段を有する
    速度制御装置であって、 前記回転体の第1の回転速度時の回転検出信号の基準周
    期を表す第1のデータを発生するデータレジスタ部と、
    略一定周波数でかつ第1のクロックパルスの周波数より
    低い周波数の第2のクロックパルスを入力し、かつ前記
    データレジスタ部が出力する第1のデータをプリセット
    して第2のクロックパルスを計数し前記基準周期を量子
    化したデータとして前記速度誤差検出手段に供給する第
    2のカウンタ部とからなる基準周期発生手段と、 前記第2のカウンタ部の計数値が、前記回転体の第2の
    回転速度時の回転検出信号の基準周期を表す第2のデー
    タと一致したことを検出し、前記第2のカウンタ部の計
    数動作を停止させる基準周期検出手段とを具備したこと
    を特徴とする速度制御装置。
JP63273544A 1988-10-28 1988-10-28 速度制御装置 Expired - Lifetime JP2623783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63273544A JP2623783B2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 速度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63273544A JP2623783B2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02118808A JPH02118808A (ja) 1990-05-07
JP2623783B2 true JP2623783B2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=17529305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63273544A Expired - Lifetime JP2623783B2 (ja) 1988-10-28 1988-10-28 速度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2623783B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3282993B2 (ja) * 1997-09-30 2002-05-20 松下電工株式会社 モータ制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5775584A (en) * 1980-10-23 1982-05-12 Masanobu Fukuzumi Motor controlling circuit
JPS60241784A (ja) * 1984-05-15 1985-11-30 Sanyo Electric Co Ltd 直流サ−ボモ−タの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02118808A (ja) 1990-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1100608A (en) Motor vehicle speed control system
US3806821A (en) Pulse rate ramping circuit
JPH036745B2 (ja)
JP2623783B2 (ja) 速度制御装置
EP0401757A2 (en) Method of detecting the number of revolutions
US4737700A (en) Method and circuit for driving a stepping motor
JPH11178380A (ja) モータ速度制御装置
EP0028139B1 (en) Sewing machine
KR950002404B1 (ko) 서보모터의 속도제어방법 및 장치
RU2138903C1 (ru) Электропривод постоянного тока
JP2516168B2 (ja) 積分時間制御形デジタル積分回路
JPS6035983A (ja) モ−タの制御装置
JPH0117356B2 (ja)
JPS6215036B2 (ja)
JPH05188066A (ja) サーボモータの速度検出装置
JPH0130395B2 (ja)
JPS59117482A (ja) モ−タ制御装置
JPS62171314A (ja) パルス列信号発生回路
JPS60176481A (ja) モ−タの回転制御装置
JPS6028785A (ja) 電動機の速度制御装置
JPS63124110A (ja) 直線加減速回路
JPS6035979A (ja) モ−タの制御装置
JPH033517A (ja) クロック発生装置
JP2003168972A (ja) パルス信号の周波数制御回路
JPS6035978A (ja) モ−タの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080411

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 12