JP2623665B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

Info

Publication number
JP2623665B2
JP2623665B2 JP8615688A JP8615688A JP2623665B2 JP 2623665 B2 JP2623665 B2 JP 2623665B2 JP 8615688 A JP8615688 A JP 8615688A JP 8615688 A JP8615688 A JP 8615688A JP 2623665 B2 JP2623665 B2 JP 2623665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable block
contact
magnetic pole
electromagnetic relay
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8615688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01258337A (ja
Inventor
謙一 松尾
宗生 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP8615688A priority Critical patent/JP2623665B2/ja
Priority to AT89106212T priority patent/ATE143526T1/de
Priority to SG1996009601A priority patent/SG48427A1/en
Priority to DE68927238T priority patent/DE68927238T2/de
Priority to EP89106212A priority patent/EP0336445B1/en
Publication of JPH01258337A publication Critical patent/JPH01258337A/ja
Priority to US07/508,494 priority patent/US5025238A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2623665B2 publication Critical patent/JP2623665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 《発明の分野》 この発明は高周波電流を開閉する際に用いて好適な電
磁継電器に関する。
《発明の概要》 この発明は、電磁継電器において、電磁石装置によっ
て可動ブロックおよび中間部材を介して接点機構を動作
させるに際し、この接点機構の動作距離を変えることな
く、しかも上記可動ブロックの動作距離を短くして感度
を向上させようとするものである。
《従来技術とその問題点》 従来のこの種の電磁継電器を第3図〜第5図に基づい
て説明する。
第3図は分解斜視図、第4図は一部切欠き平面図、第
5図は断面図である。これらの図において、10は成形樹
脂からなり、かつ内部が隔壁11により2つの凹部12,13
に区画された箱型のベースである。14は上記一方の凹部
12に収納された電磁石装置で、この電磁石装置14は、鉄
芯15と、成形樹脂からなるスプール16を介して鉄芯15に
巻装されたコイル17と、鉄芯15の一端部15aが固着され
たL字形のヨーク18とにより構成されている。上記スプ
ール16の両端鍔部16a,16bにはコイル端子19,20が設けら
れ、各コイル端子19,20の下方リード部19a,20aはベース
10の底部21下に突出している。22は可動ブロックで、L
字形の可動鉄片からなり、その折曲部22aはヨーク18の
選択部18aに嵌合係止して、ヒンジバネ23により回動自
在に押圧保持されている。ヒンジバネ23の基部23aはヨ
ーク18の上下両端部に設けられた凹部(上部側のみ図
示)18bに嵌合係止されている。24はL字形のヨーク固
定具で、その一端部はヨーク18の上端部に設けられた凹
部18cに嵌合係止され、かつ他端部はベース10内に形成
された縦溝25に圧入固定されている。
26は可動ブロック22の一端部22bが鉄芯15の他端部15b
に吸引されて回動したとき、中央部26aが可動ブロック2
2の他端部22cにて押圧される中間部材としての復帰バネ
である。この復帰バネ26は長方形の枠体で、その内部に
は、復帰バネ26に連動して可能ブロック22の動きをカー
ド27,28に伝達する左右一対の作動板29,30が打抜加工に
より一体形成されている。復帰バネ26の両端部26b,26c
はベース10の両内壁部に形成された凸部31a,31bに支持
され、かつカード27,28の一端部27a,28aは作動板29,30
に係着されている。
上記カード27,28はベース10内の他方の凹部13を横切
る方向に形成されたガイド溝34,35にそってスライド自
在に配置されている。一方のカード27には、上記凹部13
内において、常閉接点部材36と共通接点部材37間を開閉
する可動接触片39の中央部が支持されている。また、他
方のカード28には、上記凹部13内において、常開接点部
材38と上記共通接点部材37間を開閉する可動接触片40の
中央部が支持されている。ここで、カード27,28と可動
接触片39,40とで接点機構32を構成している。常閉接点
部材36と常開接点部材38とは共通接点部材37を挟んで対
向配置されている。各接点部材36,37および38は誘電体4
1,42および43に接続され、かつそれぞれの誘導体41,42
および43はベース10の底部21に設けられた透孔44,45お
よび46に嵌着されているとともに、上記各誘導体41,42,
43の下方へ突出した接点部材36,37,38のリード部36a,37
a,38aがベース10の下方に導出している。
上記ベース10の立上り周壁と隔壁11には可動接触片39
の接点部材36,37から離れたときに接触する凸形のアー
ス接点48a,48bと、他方の可動接触片40が接点部材37,38
から離れたときに接触する凸形のアース接点49a,49bと
が内方に向けて形成されている。なお、52はベース10の
開口部を閉塞するカバーで、成形樹脂からなるものであ
る。
上記構成において、コイル17に通電すると、鉄芯15の
他端部15bに可動ブロック22の一端部22bが吸引吸着され
る。すなわち、可動ブロック22が折曲部22aで回動し
て、可動ブロック22の他端部22cで復帰バネ26の中央部2
6aが押圧される。このとき、作動板29,30が復帰バネ26
に連通して、カード27,28が並行状に前進付勢され、可
動接触片39が接点部材36,37から離れる一方、可動接触
片40が接触部材37,38に押し付けられる。つまり、接点
部材36,37間が非導通状態、接点部材37,38間が導通状態
になる。コイル17への通電を遮断すると、復帰バネ26が
元の状態に戻ることにより、可動ブロック22の一端部22
bが鉄芯15の他端部15bから離れる一方、作動板29,30に
よりカード27,28が引戻され、可動接触片40が接点部材3
7,38から離れるとともに、可動接触片39が接続部材36,3
7に押し付けられる。すなわち、接点部材37,38が非導通
状態、接点部材36,37間が導通状態になる。
上記動作中、可動接触片39は接点部材36,37から開離
したとき、凹部13内のアース接点48a,48bに当接し、ま
た可動接触片40は接点部材37,38から開離したとき、ア
ース接点49a,49bに当接する。
ところで、上記した従来技術においては、電磁継電器
として感度を向上させるためには、第6図に示す要部に
おいて、鉄芯15の他端部15bと可動ブロック22の一端部2
2bとの距離、いわゆる磁極ギャップZを小さくすれば良
い。しかし、単に、この磁極ギャップZを小さくする
と、可動ブロック20の他端部22cの変位量aが小さくな
り、復帰バネ26と一体に変位する接点機構32の変位量も
小さくなってしまう。すなわち、接点機構32の接点部材
36,37,38およびアース接点48a,48b,49a,49bへの確実な
開離、当接のためには上記変位量aを所定量確保するこ
とが必要であり、これがため磁極ギャップZを単に小さ
くすることによっては感度を向上させることができな
い。また、上記変位量aを所定量確保して磁極ギャップ
Zを小さくするためには、可動ブロック22の一側の長さ
Xを小さくすることが考えられる。しかし、この長さX
を単に小さくすると、磁力線が可動ブロック22を介さ
ず、ヨーク18と鉄芯15との間を洩れていってしまい、磁
極ギャップZは小さくなるが、感度はかえって不良とな
ってしまう。従って、従来技術においては、磁極ギャッ
プZ間における可動ブロック22の動きを、この可動ブロ
ック22のレバー比Y/Xを適宜設定することにより、接点
機構32を所定量変位させているが、感度向上を実現する
ことができないという問題点があった。
《発明の目的》 この発明は上記のような問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、感度良好な電磁継電器を
提供することにある。
《発明の構成と効果》 この発明は上記の如き目的を達成するために、ベース
に、電磁石装置と、この電磁石装置により動作する可動
ブロックと、この可動ブロックの押圧動作により中間部
材を介してこの中間部材とともに動作する接点機構と、
を具備した電磁継電器において、 上記中間部材を、軸部を支点として回動可能な回動体
とするとともに、上記軸部と上記接点機構との間を上記
可動ブロックが押圧するようにしたこと特徴とする。
このような構成にすれば、可動ブロックの変位量は回
動体を介して接点機構に増幅されて作用するので、可動
ブロックの変位量が小さくても感度良好な電気継電器を
得ることができる。
《実施例の説明》 第1図は、従来例第6図に対応して示した要部の平面
図であり、第2図は、第1図は側面図である。
第1図および第2図において、可動ブロック60のレバ
ー比は従来例と同じで2/1である。この可動ブロック60
の他端部60cが押圧する中間部材としての回動体61は、
ベースに両端を支持された軸部62を支点として回動可能
であり、側面から見た場合(第2図参照)、その先端部
63には従来と同様の接点機構32が取付けられている。
従来においては、可動ブロック22の他端部22cの変位
量aを確保するため、磁極ギャップZはa/2であった
が、この実施例においては磁極ギャップZはa/4であ
る。すなわち、可動ブロック60の他端部60cの変位量はa
/2となる。しかしこの他端部60cは回動体61において
は、軸部62と先端部63との中央点を押圧しているので、
変位量の増幅率は2倍となり、先端部63の変位量はaと
なる。すなわち、接点機構32の変位量はaとなり、所定
量の変位量は確保される。
今、接点圧として2.5g必要とすると、4箇所を同時に
押圧するので、従来においては可動ブロックの他端部側
では10gを必要とし、一端部側すなわち磁極部では20g必
要となる。この実施例では、回動体61の先端部63で10g
を必要とするので、他端部60cでは20g必要となり、また
磁極部では40gを必要とする。すなわち、従来に比して
磁極部では2倍の吸引力を必要とするが、磁極ギャップ
Zはa/2の半分のa/4であるため、磁極部における吸引力
は磁極ギャップZの距離の二乗に反比例するので、吸引
力は4倍となり、磁極ギャップZの短縮化による感度向
上を充分に享受できる。
なお、磁極ギャップから接点機構の変位量までの拡大
においては、可動ブロックのレバー比および回動体の増
幅率の組合せは任意所望の組合せとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す要部の平面説明図、
第2図は第1図の側面図、第3図は従来例を示す分解斜
視図、第4図は従来例を示す一部切欠き平面図、第5図
は第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は従来例を示
す要部の平面説明図である。 10……ベース 12,13……凹部 14……電磁石装置 22,60……可動ブロック 32……接点機構 61……回動体 62……軸部 63……先端部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに、電磁石装置と、この電磁石装置
    により動作する可動ブロックと、この可動ブロックの押
    圧動作により中間部材を介してこの中間部材とともに動
    作する接点機構と、を具備した電磁継電器において、 上記中間部材を、軸部を支点として回動可能な回動体と
    するとともに、上記軸部と上記接点機構との間を上記可
    動ブロックが押圧するようにしたこと特徴とする電磁継
    電器。
JP8615688A 1988-04-07 1988-04-07 電磁継電器 Expired - Lifetime JP2623665B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8615688A JP2623665B2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 電磁継電器
AT89106212T ATE143526T1 (de) 1988-04-07 1989-04-07 Elektromagnetisches relais
SG1996009601A SG48427A1 (en) 1988-04-07 1989-04-07 Electromagnetic relay
DE68927238T DE68927238T2 (de) 1988-04-07 1989-04-07 Elektromagnetisches Relais
EP89106212A EP0336445B1 (en) 1988-04-07 1989-04-07 Electromagnetic relay
US07/508,494 US5025238A (en) 1988-04-07 1990-04-12 Electromagnetic relay

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8615688A JP2623665B2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01258337A JPH01258337A (ja) 1989-10-16
JP2623665B2 true JP2623665B2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=13878878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8615688A Expired - Lifetime JP2623665B2 (ja) 1988-04-07 1988-04-07 電磁継電器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2623665B2 (ja)
SG (1) SG48427A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5899461B2 (ja) * 2011-10-19 2016-04-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 電磁リレー

Also Published As

Publication number Publication date
SG48427A1 (en) 1998-04-17
JPH01258337A (ja) 1989-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890003641B1 (ko) 유극 릴레이
US4551698A (en) Polarized electromagnetic relay
JPS649761B2 (ja)
US5844457A (en) Electromagnetically operated electric switching apparatus
JP2623665B2 (ja) 電磁継電器
JPS6329813B2 (ja)
JP3959894B2 (ja) 電磁継電器
JPH01102828A (ja) 電磁リレー
JP3019080B1 (ja) 電磁継電器
JP3319814B2 (ja) 高周波リレー
JP3744050B2 (ja) 高周波リレー
JP3011334B1 (ja) 電磁継電器
JPS6348041Y2 (ja)
US4739292A (en) Miniature relay
JPS6331478Y2 (ja)
JP4016551B2 (ja) 高周波リレー
JPH0736310B2 (ja) 高周波リレ−
JPH0214107Y2 (ja)
JPH052963A (ja) 電磁継電器
JPH0511631Y2 (ja)
JP2864649B2 (ja) 電磁継電器
JPH0326610Y2 (ja)
JPH0765684A (ja) 電磁リレー
JPH0731971B2 (ja) 電気機器の基台
JPS61127104A (ja) 電磁石装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term