JP2622818B2 - タープジョイント - Google Patents

タープジョイント

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JP2622818B2
JP2622818B2 JP6184008A JP18400894A JP2622818B2 JP 2622818 B2 JP2622818 B2 JP 2622818B2 JP 6184008 A JP6184008 A JP 6184008A JP 18400894 A JP18400894 A JP 18400894A JP 2622818 B2 JP2622818 B2 JP 2622818B2
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Inventor
茂樹 柴田
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大三商事株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャンプ場等で日除け
などとして使用されるタープに関し、より詳細には、タ
ープの縁部を自動車のルーフキャリア等に連結するため
のタープジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4により、従来のタープジョ
イントについて説明する。図3において、タープ100
は平坦のシートであり、複数のポール110及びロープ
120を使用して、地面から適当な高さに張られる。こ
のようなタープ100は、図示の如く、その1箇所又は
複数箇所を自動車200の屋根にタープジョイント30
0を利用して連結することがある。
【0003】図3は、そのタープジョイント300の断
面図であり、従来のタープジョイント300は、2個の
屈曲した金具310、320と、両者を連結するボルト
330及びナット340と、フック350とを備えてい
る。フック350はその環状基部がボルト330に嵌め
てあり、金具310とナット340との間に保持されて
いる。取付状態では、ナット340が締められ、両金具
310、320の基端部の間に、自動車200の屋根に
設けられた基礎部材210(ドリップモール)が強固に
保持される。この状態で、フック350の先端湾曲部
に、タープ100の縁部に設けたグロメット130を掛
け止める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
構造では、タープジョイント300を基礎部材210に
取り付ける際に、ナット340を一旦緩め、金具31
0、320の間に基礎部材210を入れ、金具310、
320を所定の位置及び姿勢に維持しながら、ナット3
40を締め付ける必要がある。しかも、この作業は、基
礎部材210を傷付けぬよう、慎重に行う必要がある。
従って、従来構造では、タープジョイント300の取り
付け作業及び取り外し作業に手間がかかる。
【0005】更に従来構造では、フック350の位置を
調節することができず、例えば、グロメット130と基
礎部材210とが離れすぎている場合には、フック35
0をグロメット130に掛け止めることが困難になり、
この点においても、取り付け作業に手間がかかる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、取り付け及び
取り外しを簡単に行えるタープジョイントであって、特
に、乗用車の屋根に取り付けられているルーフラックや
ルーフキャリヤ等に連結できるタープジョイントを提供
しようとするもので、次のように構成されている。
【0007】本発明によるタープジョイントは、基礎部
材に巻き付けられる柔軟な帯状の巻き付け部と、巻き付
け部を基礎部材に巻き付いた状態に固定する固定部と、
巻き付け部に連結され、タープの被支持部に着脱自在に
取り付けられるフックとを備えている。
【0008】更に本発明によると、上記巻き付け部が複
数の柔軟な帯状部材を備え、各帯状部材が、上記フック
側の端部において互いに固定され、上記フック側端部か
ら離れた部分において、各帯状部分に上記固定部が設け
てある構造を採用できる。
【0009】上記帯状部材として3個以上の帯状部材が
互いに重なり合う状態で設けてあり、上記固定部が、各
帯状部材に設けた面ファスナーで構成されている構造を
採用することもできる。
【0010】上記帯状部材として少なくとも第1、第
2、第3の帯状部材が互いに重なり合う状態で設けてあ
り、巻き付け状態において、第1の帯状部材が、基礎部
材に直接接触し、第2の帯状部材が、第1の帯状部材と
反対の方向において、第1の帯状部材の外周面に巻き付
けられ、第3の帯状部材が、第2の帯状部材と反対の方
向において、第2の帯状部材の外周面に巻き付けられ、
上記固定部が、互いに接触する帯状部材の接触面に設け
た面ファスナーで構成されている構造を採用することも
できる。
【0011】上記巻き付け部と上記フックとの間に、両
者間の距離を調節するための調節部が設けてある構造を
採用することもできる。
【0012】
【実施例】図1は本発明実施例の斜視図である。図1に
おいて、ターフジョイント500は、自動車200のル
ーフキャリア又はルーフラック等の基礎部材220に取
り付けられる巻き付け部510と、タープ100のグロ
メット130に掛け止められるフック520と、巻き付
け部510とフック520との間に設けられる延長部5
30及び調節部材540と、延長部530と調節部材5
40との間に設けられるバックル550とを備えてい
る。
【0013】巻き付け部510は3個の柔軟な帯状部
材、すなわち、第1の帯状部材511と、その両側に位
置する第2、第3の帯状部材512、513を互いに重
なり合う状態で備えている。これらの帯状部材は、例え
ば、合成繊維の布で形成されている。
【0014】帯状部材511、512、513は、基端
部分が重なり合った状態で互いに縫い付けられており、
この縫い付け部分が延長部530を形成している。基端
部分及びその近傍の部分を除いて、第1及び第3の帯状
部材511、513の互いに対向する面には、面ファス
ナー560が固定されている。第2の帯状部材512の
両面にも面ファスナー560が固定されている。面ファ
スナー560は、例えば、マジックテープ(登録商標)
又はベルクロ(登録商標)であり、対向する1対の面フ
ァスナー560を重ね合わせることにより、両者は着脱
自在に固定される。
【0015】バックル550は矩形枠状の一般的な構造
及び作用効果を有しており、合成樹脂又はアルミニウム
などの金属で形成されている。前述の延長部530はバ
ックル550の一端の横方向部材551に巻き付いた状
態で固定されている。調節部材540も柔軟な帯状の部
材で、例えば、合成繊維の布で形成されており、その長
手の中間部が、バックル550の他端近傍の横方向部材
552に掛け止められている。横方向部材552に対す
る調整部材540の掛け止め位置を調節することによ
り、バックル550から調節部材540の先端のフック
520までの距離を調節できる。すなわち、調節部材5
40とバックル550とで、巻き付け部510と前記フ
ック520との間にあり、両者間の距離を調節するため
の調節部が構成されているのである。
【0016】フック520は、合成樹脂製の枠状部材5
21及びフック本体522を備えている。枠状部材52
1は概ね矩形で、一方の横方向部材に調節部材540の
先端部が巻き付けられて固定されている。フック本体5
22は、その基端部が枠状部材521の他端部に回転自
在に取り付けてある。この回転動作は、調節部材540
の幅方向の軸525ならびに軸525に対して直角な方
向の軸526を中心にして行うことができる。フック本
体522は概ね長円形の環状部材であり、一方の側部を
構成する開閉部523が弾性的に移動することにより、
フック本体522の側部に切れ目が形成され、その切れ
目を通して、フック本体522をタープ100のグロメ
ット130等に掛け止めることができるようになってい
る。
【0017】次に、図2により、巻き付け部510を自
動車200の基礎部材220に取り付けた状態を説明す
る。取り付け状態では、第1の帯状部材511の面ファ
スナー560と反対側の面が、棒状の基礎部材220に
直接接触する状態で巻き付けられる。第2の帯状部材5
12は、帯状部材511の外周面に接触する状態で、第
1の帯状部材511と反対の方向に巻き付けられ、両接
触面を構成する1対の面ファスナー560が互いに固定
される。第3の帯状部材513は、帯状部材512の外
周面に接触する状態で、第2の帯状部材512と反対の
方向に巻き付けられ、両接触面を構成する1対の面ファ
スナー560が互いに固定される。
【0018】この構造によると、巻き付け部510を基
礎部材220に取り付ける場合、基礎部材220に対し
て、帯状部材511、512、513を順々に巻き付け
るだけで、接触面の面ファスナー560が互いに固定さ
れ、帯状部材が基礎部材220に3重に巻き付いた状態
で、巻き付け部510が基礎部材220に強固に固定さ
れる。
【0019】巻き付け部510を取り外す場合、帯状部
材513を帯状部材512から剥がし、帯状部材512
を帯状部材511から剥がすだけで、巻き付け部510
を基礎部材220から簡単に取り外すことができる。
【0020】なお、面ファスナー560は一般に接合強
度に方向性を有しているが、上述の構造では、矢印Fに
示す方向の外力、すなわち、接触する各1対の帯状部材
の先端部を互いに接近させる方向の外力に対して、大き
い接合強度を有するように面ファスナー560の取り付
け方向が設定されている。又、一般に面ファスナーは、
雄形のファスナーと雌形のファスナーを対にして使用す
るが、上述の実施例においても、互いに接合される各1
対の面ファスナー560は雄形のファスナーと雌形のフ
ァスナーとで構成される。
【0021】なお、本発明によると、面ファスナー以外
の手段により固定部を構成することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、柔
軟な帯状の巻き付け部を基礎部材に巻き付けることによ
り、タープジョイントを基礎部材に固定するようにした
ので、取り付け及び取り外し作業を簡単に行うことがで
きる。又、基礎部材を傷付ける恐れもない。
【0023】巻き付け部を複数の柔軟な帯状部材で構成
した構造では、1枚の長い帯状部材だけを基礎部材に巻
き付けて固定する構造に比べ、巻き付け作業や固定作業
を簡単に行える。
【0024】3個以上の帯状部材を設け、面ファスナー
を採用した構造では、巻き付け作業や固定作業を特に簡
単に行えるとともに、固定強度を高めることができる。
【0025】第1、第2、第3の帯状部材を順々に重ね
合わせて固定する構造では、巻き付け作業や固定作業を
特に簡単に行えるとともに、固定強度を高めることがで
きる。
【0026】巻き付け部とフックとの間にバックルなど
の距離調節部を設けた構造では、タープと基礎部材との
相対的な位置についての許容誤差を大きくし、取り付け
作業を簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のタープジョイントの斜視図であ
る。
【図2】本発明実施例のタープジョイントの取り付け状
態における断面図である。
【図3】一般的なタープの設置状態を示す斜視略図であ
る。
【図4】従来のタープジョイントの断面図である。
【符号の説明】
100 タープ 130 グロメット 200 自動車 220 基礎部材 500 ターフジョイント 510 巻き付け部 511 第1帯状部材 512 第2帯状部材 513 第3帯状部材 520 フック 530 延長部 540 調節部材 550 バックル 560 面ファスナー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎部材に巻き付けられる柔軟な帯状の
    巻き付け部と、巻き付け部を基礎材料に巻き付けた状態
    に固定する固定部と、巻き付け部に連結され、タープの
    被支持部に着脱自在に取り付けられるフックとを具備し
    ており、前記巻き付け部が複数の柔軟な帯状部材を有
    し、各帯状部材が前記フック側の端部において互いに固
    定され、前記フック側の端部から離れた部分において、
    各帯状部材に前記固定部が設けてあることを特徴とする
    タープジョイント。
  2. 【請求項2】 前記帯状部材として3個以上の帯状部材
    が互いに重なり合う状態で設けてあり、前記固定部が、
    各帯状部材に設けられた面ファスナーで構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のタープジョイント。
  3. 【請求項3】 前記帯状部材として少なくとも第1、第
    2、第3の帯状部材が互いに重なり合う状態で設けてあ
    り、巻き付け状態において、第1の帯状部材が、基礎部
    材に直接接触し、第2の帯状部材が、第1の帯状部材と
    反対の方向において、第1の帯状部材の外周面に巻き付
    けられ、第3の帯状部材が、第2の帯状部材と反対の方
    向において、第2の帯状部材の外周面に巻き付けられ、
    前記固定部が、互いに接触する帯状部材の接触面に設け
    られた面ファスナーで構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のタープジョイント。
  4. 【請求項4】 前記巻き付け部と前記フックとの間に、
    両者間の距離を調節するための調節部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のタープジョイント。
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KR101508336B1 (ko) * 2014-07-29 2015-04-07 한광진 차량에 결합가능한 차양막의 고정구조

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