JP2622811B2 - 折り畳み脚を有する正座補助椅子 - Google Patents

折り畳み脚を有する正座補助椅子

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JP2622811B2
JP2622811B2 JP849194A JP849194A JP2622811B2 JP 2622811 B2 JP2622811 B2 JP 2622811B2 JP 849194 A JP849194 A JP 849194A JP 849194 A JP849194 A JP 849194A JP 2622811 B2 JP2622811 B2 JP 2622811B2
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真賢 住友
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住友 眞賢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冠婚葬祭や各種の会合
の席などで長時間正座するときにお尻の下に敷いて足
れを防ぐことができる正座補助椅子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の折り畳み脚を有する正座補助椅
、折り畳み自在にX状に枢着した一対の脚と、正座補
助椅子本体とからなり、一方の脚の係合脚部を正座補助
椅子本体の裏面に枢着し、もう一方の脚の係合脚部を前
記本体の裏面に設けた係止部に着脱自在に係止できるよ
うにして、前記一対の脚を立脚できるようにしてあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この正
座補助椅子では、一方の脚の係合脚部を正座補助椅子本
体の裏面の係止部に係止して立脚し、この正座補助椅子
をお尻の下に敷いて使用中、お尻の位置を変えたり、座
っている場所を移動するためにこの椅子を持ち上げたり
した場合、一方の脚の係合脚部が前記係止部から外れて
しまう場合が往々にしてあった。そのため、その脚の係
合脚部が係止部から外れないように気をつけながら座部
持ち上げねばならなかった。また、一方の脚の係合脚
部が係止部から外れたときにはその都度、係止部に係止
しなければならず、甚だ煩わしいことであった。
【0004】本発明は前記のような問題点を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、正
時に臀部に敷いていた椅子を動かしたり、少し持ち上げ
たりした時、立脚していた脚が係止部から外れて立脚状
態が崩れるといったことのないようにした折り畳み脚を
有する正座補助椅子を提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】そこで、本発明は前記目
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、座部の下面に立脚・折り畳み自在に脚を設けてな
る正座補助椅子において、所定形状に形成した座部の裏
面に支持部材を設けると共に、この支持部材の一端に、
係合脚部と立脚部とからなる一対の略コ字状脚の一方の
脚の係合脚部を枢着し、且つこの脚の立脚部にもう一方
の脚の立脚部を交差するようにして枢着すると共にこの
脚の係合脚部を着脱自在に係止できるように前記支持部
材に脚係止部を設け、更にこの脚係止部に前記脚の係合
脚部を係止した時、この脚の係合脚部を弾発付勢して前
記脚係止部と共にこの脚の係合脚部を挟持する波状板バ
ネ等の弾発部材を、前記支持部材に設けた構成にしてあ
る。
【0006】また、所定間隔を以て対峙する位置に、所
定間隔毎に複数の脚係止部を支持部材に形成し、各脚係
止部に選択的に一方の脚の係合脚部を係止して脚高さを
調整できるようにした構成でもある。
【0007】
【作用】本発明の正座補助椅子を正座した時にお尻の下
に敷く場合、座部の裏面近傍に折り畳まれていた一対の
脚を立脚させていくと共に、一方の脚の係合脚部を支持
部材の脚係止部に係止する。この時、この脚の係合脚部
には、支持部材に設けた弾発部材が当たって付勢し、こ
の脚の係合脚部は支持部材の脚係止部と弾発部材とによ
って強く挟持される。このことにより、正座補助椅子を
持ち上げたり、動かしたりした場合でも、簡単に脚の係
合脚部は支持部材の脚係止部から外れるといったことが
ない。
【0008】また、所定間隔を以て対峙する位置に形成
した複数の脚係止部に、一方の脚の係合脚部を選択的に
係止することにより、脚の高さを高くしたり、低くした
りすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。図示のように、1は本発明に係る一実施例
の折り畳み脚を有する正座補助椅子であり、座部2と、
一対の脚3,4と、この脚3,4を支持する支持部材5
と、弾発部材6とによって構成されている。
【0010】より具体的に説明すると、前記座部2は、
正座した時に臀部の下に敷ける大きさの略矩形状に形成
されたものであり、内部に弾性材2aを設けて厚さ数セ
ンチ位にし外表面を布地2bで覆ってある。また裏面側
には板部材2cが内設してある。
【0011】記脚3,4は、金属棒を略コ字状に形成
したものであり、各脚3,4は前記座部2の裏面に平行
に位置する係合脚部3a,4aと、この係合脚部3a,
4aから略直角に折曲し先端部3b 4bを水平に折曲
形成した立脚部3c,4cとからなる。この両脚3,4
は、立脚部3c,4c同士がX状に交差するようにして
中央部分で枢着してある。
【0012】記支持部材5は、前記座部2の裏面に取
付けできる大きさの金属板によって形成され、幅寸法は
前記脚3,4の係合脚部3a,4aの長さよりやや短い
寸法にしてある。そしてこの支持部材5は、座部2の裏
面の板部材2cに複数のネジ7で固着してある。この支
持部材5の一端部5aは、前記一方の脚3の係合脚部3
aを枢支できるように筒状に形成し、両側部5bは座部
2の裏面に対し垂直になるように折曲形成してある。こ
の両側部5bには、支持部材5の他端部5c寄りで、対
峙する位置に係止部5dを一定間隔毎に三箇所形成して
ある。すなわち、この係止部5dは、前記もう一方の脚
4の係合脚部4aを係合できるように形成したものであ
り、図3〜図4に示すように一部を切欠開口部5eと
し、内部を湾曲形成して湾曲係止部5fとし、前記係合
脚部4aをこの湾曲係止部5fに前記切欠開口部5eか
ら挿入してはめ込みできるようにしてある。
【0013】記弾発部材6は、波状のバネ板部材であ
って、前記支持部材5の両側部5bに一定間隔毎に形成
した係止部5dに沿って、支持部材5の他端部5c寄り
の中央部にネジ8で固着してある。この弾発部材6は支
持部材5の所望の係止部5dにはめ込んだ脚4の係合脚
部4aに対し、波状の斜面部分6aが当接して弾発付勢
するように作用し、この弾発部材6で弾発付勢された脚
4の係合脚部4aは、弾発部材6と前記湾曲係止部5f
とによって強く挟持された状態となって支持されること
になる。尚、弾発部材6はバネ板部材に限らず、脚4の
係合脚部4aを付勢するものであれば、ゴム体や他の如
何なる弾性体であってもよい。
【0014】このように前記脚4の係合脚部3aは、支
持部材5の一端部5aに回動自在に枢支され、通常は、
脚3,4は折り畳まれ、各脚3,4の立脚部3c,4c
は、支持部材5の両側部5bの外側に沿って座部2の裏
面近傍に位置している。このとき、一方の脚3の係合脚
部4aは、支持部材5の他端部5cの外側に位置してい
る。
【0015】正座の時、この正座補助椅子1を使用する
ために前記脚3,4を立脚する場合は、各脚3,4の立
脚部3c,4cを立てていくと共に、脚4の係合脚部4
aを支持部材5の所望の係止部5dに前記したようにし
てはめ込む。この時、係合脚部4aには弾発部材6が当
接して弾発付勢し、脚4は支持部材5の係止部5dに強
く保持されることになる。したがって正座の途中で正座
補助椅子1を持ち上げて座り直したりした場合でも、脚
4の係合脚部4aが支持部材5の係止部5dから外れる
ことがない。そのため、従来のようにその都度、係止部
から外れた脚をはめ直すといった煩わしさもなくなる。
【0016】また、図1,図3〜図4の状態では立脚し
た脚3,4の高さは一番低い状態である。この脚4の係
合脚部4aを図4のX方向の他の係止部5dに順次はめ
替えることにより、正座補助椅子1の高さを高くしてい
くことになる。
【0017】尚、図示の実施例では係止部5dは対峙す
る位置に三箇所形成してあるが、一か所でも、二箇所で
も、四箇所以上形成してもよい。また係止部5dの形状
は図示の形状に限定されるものではなく、脚4の係合脚
部4aを係止できれば、如何なる形状に設計変更するも
自由である。また、弾発部材6を座部2の裏面に直接設
けるようにしてもよい。この場合は支持部材5を弾発部
材6の部分だけ切欠形成するか、或いは支持部材5の両
側部5bをそれぞれ係止部5dを有する別体として形成
し、この別体の各支持部材5を各係止部5dが対峙する
ようにして座部2の裏面に設けるようにしてもよい。ま
た、係止部5dを形成した支持部材5が強度的により強
ければ、前記実施例のように係止部5dが所定間隔を以
て対峙するように設けなくとも、片側のみであってもよ
い。
【0018】尚、立脚した脚が支持部材の係止部から外
れないように強く付勢するために、弾発部材6を設ける
ようにした本発明の要部は、正座補助椅子に限らずアイ
ロン台やテーブル,脇息、前記実施例以外の種々の椅子
など、折り畳み脚を有するあらゆる台に利用することが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明の折り畳み脚を有する正座
補助椅子では、立脚した時に、支持部材を介して座部の
裏面に設けた弾性部材が、支持部材の係止部に係止した
脚の係合脚部を強く弾発付勢することになり、脚の係合
脚部は支持部材の係止部とこの弾性部材とによって強く
挟持され、簡単には前記係止部から外れることがない。
したがって、正座中にお尻を上げて正座補助椅子を持ち
上げ、椅子の位置を直したり、また正座場所を移動する
時に、立脚させたこの正座補助椅子を持ち上げても、立
脚した脚は前記のように弾性部材の作用によって支持部
材の係止部から簡単には外れないようになっているの
で、正座補助椅子を持ち上げた時に従来のように脚が係
止部から外れ、その都度脚を係止部に係止させねばなら
ない、といった煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の正座補助椅子の脚を立
脚した一状態を裏面側から見た斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例の正座補助椅子の脚を折
り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る一実施例の正座補助椅子の一立脚
状態を示す正面図である。
【図4】本発明に係る一実施例の正座補助椅子の要部断
面説明図である。
【符号の説明】
1 正座補助椅子 2 座部 3 脚 3a係合脚部 4 脚 4a係合脚部 5 支持部材 5d係止部 6 弾発部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部の下面に立脚・折り畳み自在に脚を
    設けてなる正座補助椅子において、所定形状に形成した
    座部の裏面に支持部材を設けると共に、この支持部材の
    一端に、係合脚部と立脚部とからなる一対の略コ字状脚
    の一方の脚の係合脚部を枢着し、且つこの脚の立脚部に
    もう一方の脚の立脚部を交差するようにして枢着すると
    共にこの脚の係合脚部を着脱自在に係止できるように前
    記支持部材に脚係止部を設け、更にこの脚係止部に前記
    脚の係合脚部を係止した時、この脚の係合脚部を弾発付
    勢して前記脚係止部と共にこの脚の係合脚部を挟持する
    波状板バネ等の弾発部材を、前記支持部材に設けたこと
    を特徴とする折り畳み脚を有する正座補助椅子。
  2. 【請求項2】 所定間隔を以て対峙する位置に、所定間
    隔毎に複数の脚係止部を支持部材に形成し、各脚係止部
    に選択的に一方の脚の係合脚部を係止して脚高さを調整
    できるようにした請求項1に記載の折り畳み脚を有する
    正座補助椅子。
JP849194A 1994-01-28 1994-01-28 折り畳み脚を有する正座補助椅子 Expired - Lifetime JP2622811B2 (ja)

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