JP2011031018A - 正座椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て及び折り畳みが簡単かつ安全に行えると共に椅子の安全性を高めた正座椅子を提供する。
【解決手段】正座椅子1は着座用の座板4とその下方に対向配置され床面に設置される底板2を備え、座板4と底板2は脚部3を介して高さ調整可能に連結されている。脚部3は、座板4の裏面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられた脚柱310A,310Bを備えた第1の脚部31と、底板2の表面の所定の位置に一端がねじりばね10により付勢された状態で回動可能に取り付けられ、かつ第1の脚部31と交差する(X字形を成す)と共に互いの中央部で回動可能に軸設された脚柱320A,320Bを備えた第2の脚部32とを備える。座板4は第1の脚部31の他端が係止される複数の長穴422を有し、底板2は第2の脚部32の他端が支持される支持部を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、和室等において人が正座する際に使用される正座椅子に関する。
人が和室等で床に正座した場合、体重の大部分が臀部を通じて足にかかることや膝を屈曲することにより下半身の血管や神経が圧迫されるため、その状態を長く持続していると足や下腿にしびれが生じる。このしびれを軽減するものとして、臀部が足に載らないようにした正座椅子が知られている。
例えば、特許文献1に示される図17のような正座椅子がある。この正座椅子100は側面方向から見て長方形の枠形をした脚101,102を有しており、その中間は軸103で軸支され正面から見てX字形になるように組合されており、その上部は座板104の下面に取り付けられた連結板105に介在させられている。連結板105は、脚101の上部を回動可能に支持する巻着連結部106と脚102の上部を取り外し可能に係着するJ字連結部107を有している。これによって、J字連結部107に脚102の上端を嵌入させれば図17に示す正座椅子100となり、J字連結部107から脚102を外せば、脚101,102が座板104に重なるように折り畳むことができる。
しかし、この正座椅子100は底板を有していないため、座板104から加えられる荷重が脚101,102の開脚方向に流れることになる。その結果、特に使用頻度が重なるにつれ脚101,102のX字形が緩み必要な座板の高さを維持できなくなったり、脚101,102の下端の床面への直接接触により畳や板張りなどの床面が傷つけられたりする。また、座板の位置を高く設定すると脚101,102のX字形が縦方向に細長くなるため、人が座った状態で重心を移動させたりすると不安定となり甚だしいときには転倒の危険がある。
これに対し、特許文献2に示されるように、所定の距離をもって配置された座板及び底板と、これらと回動可能に連結された2つの中折れ式の脚本体を備え、正座椅子として使用するときには2つの脚本体の中間位置がX字形になるようにし、かつ、保管するとき等には2つの脚本体の中間位置を外側へ「く」字状に曲げて底板と座板とが重なるようにした正座椅子もある。
しかし、この特許文献2に記載の正座椅子は底板を有しているものの、脚本体を使用時と不使用時において逆方向に屈曲させる構造であるため、組立て及び折畳みにおいてユーザーの手間がかかり、迅速な使用を行うことができない。また、座板の高さを複数設定することは困難である。
上述した2つの従来の正座椅子は脚部分が自由に動く構造であるため、セットをする際に両手で行う必要があり、荷物を抱えているなどの場合に迅速に正座椅子を行うことが困難であり、また、セット時及び折畳み時に指等を挟みやすいという欠点がある。
実用新案登録第3015400号公報 特開2003−153768号公報
本発明の目的は、組立て及び折畳みが片手でも迅速、簡単及び安全に行えるととともに、座板の高さを調節でき、座板が高い位置にあっても使用時において安定性が高く、床面に傷等をつけることのない正座椅子を提供することにある。
上記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
(1)着座用の座板と、座板の下方に対向配置された底板と、底板の表面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられた一対の脚柱を有する第1の脚部(明細書、要約書又は図面において第1の開閉脚ということがある)と、座板の裏面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられ、第1の脚部に交差させて互いの中央部で回動可能に軸設された一対の脚柱を有する第2の脚部(明細書、要約書又は図面において第2の開閉脚ということがある)と、座板の裏面の所定の位置に設けられ、使用時において第1の脚部の他端が係止される第1の係止部と、底板の表面の所定の位置に設けられ、使用時において第2の脚部の他端が係止される第2の係止部とを備え、第1の脚部の一端と底板との取り付け部に底板を座板の方向に付勢する第1の弾性部材が設けられていることを特徴とする正座椅子である。
(2)第1の係止部が少なくとも1つの長穴を、第2の係止部が少なくとも1つの凹部をそれぞれ備えており、長穴と凹部が同数設けられていることを特徴とする上記(1)に記載の正座椅子である。
(3)着座用の座板と、座板の下方に対向配置された底板と、底板の表面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられた一対の脚柱を有する第1の脚部と、座板の裏面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられ、第1の脚部に交差させて互いの中央部で回動可能に軸設された一対の脚柱を有する第2の脚部と、座板の裏面の所定の位置に設けられ、使用時において第1の脚部の他端が係止される少なくとも一つの長穴を有する第1の係止部と、底板の表面の所定の位置に設けられ、使用時において第2の脚部の他端が支持される支持部とを備え、第1の脚部の一端と底板との取り付け部に底板を座板の方向に付勢する第1の弾性部材が設けられていることを特徴とする正座椅子である。
(4)支持部が第2の脚部の他端を摺動可能に係合する溝を有するガイド部であって、ガイド部が底板の表面の長手方向の両側に設けられていることを特徴とする上記(3)に記載の正座椅子である。
(5)さらに、第2の脚部の一端と座板との取り付け部に第2の脚部を座板の方向に付勢する第2の弾性部材が設けられていることを特徴とする上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の正座椅子である。
(6)第1の弾性部材又は第2の弾性部材がねじりばねであることを特徴とする上記(5)に記載の正座椅子である。
(7)長穴が3つ設けられていることを特徴とする上記(2)又は(3)に記載の正座椅子である。
本発明は以下の効果を奏する。上記(1)に記載の発明によれば、第1の弾性部材の付勢力により組立て及び折畳みが迅速、簡単にでき、指挟み等の事故もなく安全であって、使用時においては底板を設けたことにより安定性が高く、しかも床面に傷や局部的なへこみを生じない正座椅子を提供することができる。上記(2)に記載の発明によれば、高さを複数の段に調節できる上記(1)に記載の正座椅子を提供することができる。上記(3)に記載の発明によれば、第1の弾性部材の付勢力により組立て及び折畳みが迅速、簡単にでき、指挟み等の事故もなく安全であって、使用時においては底板を設けたことにより安定性が高く、しかも床面に傷や局部的なへこみを生じない正座椅子を提供することができる。また、高さを複数の段に調節できるとともに、多様な形態の底板を用いた正座椅子を提供することができる。上記(4)に記載の発明によれば、第2の脚部の他端が底板に設けられたガイド部に摺動可能に係合されることにより、第2の脚部の他端とガイド部との衝突に伴う音を生じない上記(3)に記載の正座椅子を提供することができる。上記(5)に記載の発明によれば、第2の弾性部材の付勢力により折り畳んだ際に脚部に緩みのない上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の正座椅子を提供することができる。上記(6)に記載の発明によれば、入手が容易であって安価な弾性部材をもって上記(5)に記載の正座椅子を提供することができる。上記(7)に記載の発明によれば、高さを三段に調節できる上記(2)又は(3)に記載の正座椅子を提供することができる。
第1の実施の形態に係る正座椅子の斜視図である。 第1の実施の形態に係る正座椅子がセットされた状態を示す正面図である。 第1の実施の形態に係る正座椅子が折畳まれた状態を示す正面図である。 図2において、座板及び底板の部分の断面を示す一部断面図である。 第1の実施の形態に係る正座椅子の座板の詳細を示す分解斜視図である。 第1の実施の形態に係る正座椅子の底板及び脚部の詳細を示す分解斜視図である。 図2において、正座椅子のB−B線近傍を示す図であって、(a)は連結部の軸方向の断面図、(b)はねじりばね外嵌部の断面図、(c)は(b)の直径方向の断面図である。 第1の実施の形態に係る正座椅子の動作を示す一部断面図である。 図4において、座板の高さを最高にした状態を示す断面図である。 第2の実施の形態に係る正座椅子の斜視図である。 第2の実施の形態に係る正座椅子の座板及び底板の部分の断面を示す一部断面図である。 第2の実施の形態に係る正座椅子の底板の詳細を示す分解斜視図である。 第2の実施の形態に係る正座椅子の動作を示す一部断面図である。 第3の実施の形態に係る正座椅子が折畳まれた状態を示す図であって、座板及び底板の部分の断面を示す一部断面図である。 図14において、座板側のねじりばね部分の詳細を示し、(a)は断面図、(b)は斜視図である。 他の実施の形態の一例を示す図である。 従来の正座椅子の一例を示す正面図である。
[第1の実施の形態]
図1ないし9に基づいて、本発明の第1の実施の形態に係る正座椅子を説明する。
(正座椅子の全体の構成)
正座椅子1は、図1及び図2に示すように、人が着座する座板4と、畳等の床面に置かれる底板2と、後述する構成にて座板4と底板2に取付けられた第1の脚部31及び第2の脚部32からなる脚部3を備えている。正座椅子1は第1の脚部31と第2の脚部32の交差角度(開閉角度)を変化させることにより座板4と底板2との間の距離即ち正座椅子1の使用時の高さを調節することができるが、図1及び図2ではそのうちのある高さに設定した場合を示している。また、正座椅子1は、図3に示すように、脚部3を水平状態にすることにより折畳むことができる。図3では折畳まれた脚部3が露出した状態を示しているが、例えば座板4又は底板2の側面部に覆いとなるような部材を設け、折畳んだ際に脚部3が見えないようにすることもできる。
第1の脚部31及び第2の脚部32は、図4に示すように、座板4と底板2に次に述べるように取付けられている。すなわち、第1の脚部31は、その一端(ここでは向って右方の端部)が底板2に回動可能に取付けられるとともに、他端(ここでは向って左方の端部)が座板4の第1の係止部に設けられた長穴422に係止される。そして、第2の脚部32は、その一端(ここでは向って右方の端部)が座板4に回動可能に取付けられるとともに、他端(ここでは向って左方の端部)が底板2の第2の係止部に設けられた凹部22に係止される。
(座板の構成)
座板4は、図4に示すように、人が長時間座り続けても苦痛を感じないようにクッション性を持たせた構造となっており、その表面にはクッション縫製体43が設けられている。クッション縫製体43を除いた座板4の詳細は図5の分解斜視図に示すとおりであって、座板4は、複数(ここでは8つ)の軽量化等のための開口部411及び複数(ここでは6つ)のボルト穴412が施された板状のプレート41と、このプレート41の下面に予め定めた間隔で平行に長手方向に取り付けられる一対の第1の係止部42A,42Bと、クッション縫製体43をボルト(図示せず)によりプレート41に固定するための枠形の固定具44とを備えている。
第1の係止部42A,42Bの一端には、図5に示すように、後述する図6に示す第2の脚部32の脚柱320A,320Bの軸穴324A,324Bに通された軸6を回動可能に軸支するための穴421A,421Bが設けられている。また、第1の係止部42A,42Bの他端下側には、同じく後述する図6に示す第1の脚部31の脚柱310A,310Bの軸穴323A,323Bに通された軸7の中間部を嵌入可能とするための複数(ここでは3つ)の長穴422が所定間隔に設けられている。さらに、第1の係止部42A,42Bは、それ自身をプレート41に固定するためのボルト(図示せず)が挿入される複数(ここでは6つ)のボルト穴423を有している。軸7が複数の長穴422のいずれに嵌入するかによって座板4の高さが決定されることになるが、長穴422の数は3つに限定されるものではなく、1つ又は複数にすることができる。
(底板の構成)
底板2の詳細は図6の分解斜視図に示すとおりであって、説明の便宜上、脚部3の詳細とともに図示している。底板2の一端には、第1の脚部31の脚柱310A,310Bの下端同士を連結する連結部311を回動可能に支持するための凹部21が設けられている。また、底板2の他端には、第2の脚部32の脚柱320A,320Bの下端同士を連結する連結部321を係止可能とするための複数(ここでは3つ)の凹部22が設けられている。さらに、底板2は、第1の脚部31の連結部311を軸支するための穴23A,23Bを有している。連結部321が複数の凹部22のいずれに係止するかによって座板4の高さが決定されることになるが、凹部22の数は3つに限定されるものではなく、1つ又は複数にすることができる。なお、ここでは底板2の形状を略長方形に、そのサイズを座板4よりも一回り小さなものとしているが、それらに限定されるものではない。底板2の形状やサイズは、座板4の形状やサイズを考慮し、安定性を確保しつつ着座した人のすねが当たらないように設定することができる。底板2の材料は適宜選択できるが、軽量化に適した材料としては例えば6ナイロンやABS樹脂等による樹脂成形が好ましい。
(脚部の構成)
脚部3は、図2、4及び6に示すように、第1の脚部31と第2の脚部32を備えており、脚部3の正面形状は全体として第1の脚部31と第2の脚部32が交差した形状(略X字形)となる。第1の脚部31及び第2の脚部32のそれぞれは、図6に示すように、一対の脚柱をその下端において連結する構成となっており、側面方向からみると略U字形となる。第1の脚部31と第2の脚部32は同じ構成のものに限定されないが、互換して部品数を減らすことができるように、ここでは同じ構成としている。
第1の脚部31は、平行に配置された一対の脚柱310A,310Bと、これらの下端同士を連結する連結部311と、脚柱310Bの中間部に水平に設けられた軸部312とを有している。また、第2の脚部32は、平行に配置された一対の脚柱320A,320Bと、これらの下端同士を連結する連結部321と、脚柱320Aの中間部に水平に設けられた軸部322とを有している。軸部311と軸部312は合致するように設けられており、これらに軸5が挿通されることによって、第1の脚部31と第2の脚部32との間の回動、即ち、第1の脚部31と第2の脚部32との間のX字形状の変形が可能となっている。脚部3の材料は適宜選択できるが、軽量化のためには例えば6ナイロンやABS樹脂等による樹脂成形が好ましい。
第1の脚部31の脚柱310A,310Bは上端のそれぞれに軸穴323A,323Bを、第2の脚部32の脚柱320A,320Bは上端のそれぞれに軸穴324A,324Bを有している。軸穴323A,323Bには軸7が挿入され、その中間部が座板4に設けられている第1の係止部42A,42Bの長穴422に嵌合する。軸穴324A,324Bには軸6が挿入され、この軸6の中間部が座板4に軸支される。また、第1の脚部31の連結部311は軸穴313を、第2の脚部32の連結部321は軸穴325を有している。軸穴313には底板2の軸部23A,23Bを通して軸8が挿入され、軸8の中心部には、弾性部材としてのねじりばね10が外嵌されている。軸穴325には軸9が挿入されている。
図7は、図2に示す正座椅子1のB−B線すなわち第1の脚部31の底板2への取付け部の断面を示したものであり、(a)は連結部の軸方向の断面図、(b)は(a)におけるねじりばね外嵌部の拡大断面図、(c)は(b)のねじりばねの直径方向の断面図である。図7(b)及び(c)に示すように、ねじりばね10が装着されている部分の連結部311は下側の半分に空間314が設けられており、この空間314から突出したねじりばね10の一端が、図7(c)に示すように底板2の凹部21に係止されている。このねじりばね10の作用により、底板2は図8で示すように座板4の方向すなわち時計回りに付勢される。
(正座椅子を組み立てる方法)
正座椅子1を組み立てる方法について説明する。各部材を準備した後、まず、脚部3の第1の脚部31及び第2の脚部32を図6に示すようにX字形に位置決めした後、各脚部の軸部312と軸部322とを同軸になるように配置する。ついで、軸5を軸部312,322に挿入して軸設する。更に、軸5をかしめ等により脚部3に固定し、軸5が軸部312,322から抜け出ないようにする。
次に、ねじりばね10を底板2の凹部21の中央部に置き、更に、第1の脚部31の連結部311を軸部23Aと軸部23Bとの間に位置決めし、連結部311を凹部21に配置する。この状態のまま、軸部23A、連結部311、ねじりばね10及び軸部23Bのそれぞれに軸8を挿入する。ついで、かしめ等により軸8を軸部23A,23Bに固定する。
次に、図5に示す各部品の配置に従って組み立てられた座板4を用意する。この座板4の第1の係止部42A,42Bの穴421A,421Bを第2の脚部32の脚柱320A,320Bの上端に位置決めする。この状態で、軸6を軸穴324A、穴421A,421B、軸穴324Bの順に通し、最後に、かしめ等により軸6を第1の係止部42A,42Bに固定する。
(正座椅子の動作)
正座椅子1の動作について説明する。図3に示すように折畳まれた状態において、人が底板2と座板4とを引き離すように操作すると、底板2がねじりばね10の作用により座板4の方向に付勢されているため、第2の脚部32の下端は底板2に設けられた第2の係止部の複数の凹部22の稜線に沿うように移動する。所望する凹部22に位置したときに引き離す力を加減すると、第2の脚部32の下端はその際の凹部22に接触し、例えば図8の状態になる。この状態では第1の脚部31の軸7が第1の係止部42A,42Bの長穴422に係着していないが、底板2を床等に置いて座板4を押下すると、第2の脚部32の下端が凹部22に接触したまま、第1の脚部31の軸7がその凹部22に対応する長穴422に嵌入し、その直後に第2の脚部32の下端が凹部22に係止して、例えば図4の状態となってセットが完了する。
一旦セットされると、ねじりばね10の付勢力により底板2と第1の脚部31とが引き寄せられ、第1の脚部31の軸7が第1の係止部42A,42Bの長穴422に嵌入しているため、正座椅子1のどの部分を持ち上げても、正座椅子1は図4の状態を維持し続ける。
正座椅子1の座板4を高く変更したい場合、例えば図4の高さから図9の高さにする場合は、底板2と座板4とを引き離すように操作すると、第2の脚部32の軸9及び第1の脚部31の軸7が現在係止され又は嵌入されている凹部22及び長穴422からそれぞれ開放され、軸9を右端の凹部22に係止させた後、座板4を底板2の側へ押せば、軸7が対応する長穴422に嵌入されて正座椅子1は図9の状態になる。
図4又は図9のような姿勢になっている正座椅子1を折畳んで図3の状態にするためには、底板2と座板4とを引き離して第2の脚部32の軸9及び第1の脚部31の軸7を凹部22及び長穴422からそれぞれ開放した後、再びそれらに係止又は嵌入しないように保持すると、ねじりばね10の付勢力により第1の脚部31及び第2の脚部32がX字状態からほぼ平行状態に変化し、折畳むことができる。
[第2の実施の形態]
図10ないし13に基づき、本発明の第2の実施の形態に係る正座椅子について説明する。
(正座椅子の全体の構成)
本実施の形態に係る正座椅子1は、図10に示すとおり、第2の脚部32を支持する底板2の構成が異なる点(後述)を除き、第1の実施の形態と同じように、人が着座する座板4と、畳等の床面に置かれる底板2と、座板4と底板2に取付けられた第1の脚部31及び第2の脚部32からなる脚部3を備えている。第1の脚部31と第2の脚部32の交差角度(開閉角度)を変化させることにより座板4と底板2との間の距離即ち正座椅子1の使用時の高さを調節することができる点、脚部3を水平状態にすることにより折畳むことができる点も、第1の実施の形態と同様である。
第2の脚部32を支持する底板2の構成は、図11に示すとおりである。すなわち、第2の脚部32の一端(ここでは向って右方の端部)が座板4に回動可能に取付けられるとともに、他端(ここでは向って左方の端部)が底板2の長手方向の両側に設けられたガイド部51の溝53に係合される構成となっている。第1の脚部31の一端(ここでは向って右方の端部)が底板2に回動可能に取付けられるとともに、他端(ここでは向って左方の端部)が座板4の第1の係止部に設けられた長穴422に係止される構成は第1の実施の形態と同様である。
(座板の構成)
座板の構成は第1の実施の形態と同様である。
(底板の構成)
底板2の詳細は図12に示すとおりである。底板2の長手方向の両側には、第2の脚部32の脚柱320A,320Bの下端同士を連結する連結部321の延長上に外側に突出した回転止めピン52を摺動可能に係合するためのガイド部51が設けられている。ガイド部51の断面は内側に凹であって縦に細長い略コの字状の形態すなわち溝53を有している。座板4の高さは第1の脚部31の他端が座板の裏面に設けられた第1の係止部の長穴に係止されることにより決定されることになるが、長穴の数は3つに限定されるものではなく、1つ又は複数にすることができる。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
(脚部の構成)
第2の脚部32に、図10に示すとおり、脚柱320A,320Bの下端同士を連結する連結部321の延長上に外側に突出した回転止めピン52が設けられており、それ以外は第1の実施の形態と同様である。
(正座椅子を組み立てる方法)
第2の係止部の代わりにガイド部51を設けた底板を用いるほかは第1の実施の形態と同様である。
(正座椅子の動作)
正座椅子1の動作について説明する。図3に示すように折畳まれた状態において、人が底板2と座板4とを引き離すように操作すると、底板2がねじりばね10の作用により座板4の方向に付勢されているため、例えば図13に示すように、第2の脚部32の下端は底板2に設けられたガイド部51の開放された一端に自然に係合する。所望する位置になったときに引き離す力を加減すると、第1の脚部31の軸7がその際の長穴422に嵌入し、例えば図11の状態となってセットが完了する。ガイド部51に係合された第2の脚部32の他端はそれに対応する位置で停止する。
一旦セットされると、ねじりばね10の付勢力により底板2と第1の脚部31とが引き寄せられ、第1の脚部31の軸7が第1の係止部42A,42Bの長穴422に嵌入しているため、正座椅子1のどの部分を持ち上げても、正座椅子1は図11の状態を維持し続ける。
正座椅子1の座板4を高く変更したい場合、底板2と座板4とを引き離すように操作すると、第1の脚部31の軸7が現在係止され又は嵌入されている長穴422からそれぞれ開放され、軸7が別の長穴422に嵌入されて正座椅子1は別の高さの状態になる。この間、第2の脚部の他端は係合されたガイド部51に沿って移動する。第1の実施の形態においては、第2の係止部が凹凸の稜線を形成し、第2の脚部の他端がその稜線に沿って移動するため、凸の頂上から凹の底に移動する際には落下するような状態となり、凹の底に接触した際に衝突音が生じる。この点、本実施の形態においては、第2の脚部の他端がガイド部51に沿って直線的に移動するため、衝突音が生じない。正座椅子は法事などの静謐な環境において使用されることも多く、耳障りな音の発生を防ぐことができる。
図11のような姿勢になっている正座椅子1を折畳んで図3の状態にするためには、底板2と座板4とを引き離して第1の脚部31の軸7を長穴422から開放した後、再びそれらに係止又は嵌入しないように保持すると、ねじりばね10の付勢力により第1の脚部31及び第2の脚部32がX字状態からほぼ平行状態に変化し、折畳むことができる。
[第3の実施の形態]
図14及び15に基づいて、本発明の第3の実施の形態に係る正座椅子を説明する。
本実施の形態は、第1又は第2の実施の形態において、底板2側に設けられたねじりばね10に加え、第2のねじりばねとなるねじりばね12を座板4側に設けたものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。図14は、本発明の第2の実施の形態に係る正座椅子の折り畳んだ状態を示した断面図である。また、図15(a)は図14の正座椅子の座板側のねじりばね12部分の詳細を示した一部拡大断面図、図15(b)は同じくねじりばね12部分を側面方向からみた一部拡大斜視図である。
図14及び図15に示すように、ねじりばね12は、軸6に外嵌された状態で軸7と第2の脚部32との間に設けられ、図14のように折り畳まれているとき、第2の脚部32をクッション縫製体43側へ付勢するように設けられている。
第3の実施の形態によれば、第1又は第2の実施の形態の正座椅子1が、図3の状態から全体を持ち上げずに、例えば座板4を手で持ち上げると、折り畳み状態が解除される場合があるのに対し、本実施の形態に係る正座椅子1は、座板4等を持ち上げても図14の(b)の状態を継続できるため、折り畳んだ状態を解除されないようにすることができる。その他の効果は第1又は第2の実施の形態と同様である。
[他の実施の形態]
本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々な変形が可能である。
例えば、図16は、本発明の他の実施の形態の一例を示す正面図である。本実施の形態は、図2に示す第1の実施の形態において、底板2の外形を座板24と略同サイズ又はそれ以上のサイズにすると共に、正座椅子1にユーザーが座った際に足のすねが当たる部分の底板2にクッション材11A,11Bを設けたものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。この実施の形態によれば、底板2の床接触面積を大きくしたことにより、体格の大きな人や体重の重い人が着座しても正座椅子1の安定性をより一層高めることができる。例えば、図9に示すように、座面を高くした場合、底板2が小さいと正座椅子1の全体が不安定になり易いが、底板2を大きくすることによって安定性が改善される。更に、クッション材11A,11Bを設けたことにより、底板2がユーザーの足に直に接触しないため、使用者の足に痛みを与えないようにすることができる。その他の効果は第1の実施の形態と同様である。
また、弾性部材としてねじりばね10を用い、更に弾性部材としてねじりばね12を用いたが、ねじりばね以外の弾性体、例えば、圧縮ばね、引っ張りばね、ぜんまいばね等であってもよい。
また、第1の係止部42A,42Bは、いずれか1つとし、これを図5に示す第1の係止部42A,42Bの中間位置に設ける構成であってもよい。また、正座椅子1は、凹部22及び長穴422が、上記各実施の形態とは逆に、座板4側に凹部22が設けられ、底板2側に長穴422が設けられた構成であってもよい。
また、座板4は、上面にクッション縫製体43を設けたが、これに代えて他の素材、例えば、樹脂加工品、低発砲ポリスチレンの加工品、木製品等による座部を設けてもよい。また、座板4は長方形としたが、それに限定されるものではない。例えば、正方形、円形、楕円形、三角形などでもよい。
また、第1の脚部31及び第2の脚部32の側面形状は略U字形にしたが、脚柱310A,310B,320A,320Bから連結部311,321を除去し、脚柱310A,310B,320A,320Bを個別に底板2及び座板4に軸支(但し、自由端を除く)する構成であってもよい。
また、上記各実施の形態において、軸5〜9が支持体側から抜け出すのを防止する手段としては、ビス止め、溶接、蓋を付ける等であってもよい。
本発明は上記に述べた正座椅子を提供することができるほか、子供用椅子、脇息、枕又は読書台その他の物に幅広く応用することができる。
1 正座椅子
2 底板
3 脚部
4 座板
5 軸
6 軸
7 軸
8 軸
9 軸
10 ねじりばね
11A クッション材
11B クッション材
12 ねじりばね
21 凹部
22 凹部
23A 軸部
23B 軸部
31 第1の脚部
32 第2の脚部
41 プレート
42A 第1の係止部
42B 第1の係止部
43 クッション縫製体
44 固定具
310A 脚柱
310B 脚柱
311 連結部
312 軸部
313 軸穴
314 開口
320A 脚柱
320B 脚柱
321 連結部
322 軸部
323A 軸穴
323B 軸穴
324A 軸穴
324B 軸穴
325 軸穴
411 開口
412 ボルト穴
421A 穴
421B 穴
422 長穴
423 ボルト穴
51 ガイド部
52 回転止めピン
53 溝

Claims (7)

  1. 着座用の座板と、
    前記座板の下方に対向配置された底板と、
    前記底板の表面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられた一対の脚柱を有する第1の脚部と、
    前記座板の裏面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられ、前記第1の脚部に交差させて互いの中央部で回動可能に軸設された一対の脚柱を有する第2の脚部と、
    前記座板の裏面の所定の位置に設けられ、使用時において前記第1の脚部の他端が係止される第1の係止部と、
    前記底板の表面の所定の位置に設けられ、使用時において前記第2の脚部の他端が係止される第2の係止部とを備え、
    前記第1の脚部の一端と前記底板との取り付け部に前記底板を前記座板の方向に付勢する第1の弾性部材が設けられている、
    ことを特徴とする正座椅子。
  2. 前記第1の係止部が少なくとも1つの長穴を、前記第2の係止部が少なくとも1つの凹部をそれぞれ備えており、前記長穴と前記凹部が同数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の正座椅子。
  3. 着座用の座板と、
    前記座板の下方に対向配置された底板と、
    前記底板の表面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられた一対の脚柱を有する第1の脚部と、
    前記座板の裏面の所定の位置に一端が回動可能に取り付けられ、前記第1の脚部に交差させて互いの中央部で回動可能に軸設された一対の脚柱を有する第2の脚部と、
    前記座板の裏面の所定の位置に設けられ、使用時において前記第1の脚部の他端が係止される少なくとも一つの長穴を有する第1の係止部と、
    前記底板の表面の所定の位置に設けられ、使用時において前記第2の脚部の他端が支持される支持部とを備え、
    前記第1の脚部の一端と前記底板との取り付け部に前記底板を前記座板の方向に付勢する第1の弾性部材が設けられている、
    ことを特徴とする正座椅子。
  4. 前記支持部が前記第2の脚部の他端を摺動可能に係合する溝を有するガイド部であって、前記ガイド部が前記底板の表面の長手方向の両側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の正座椅子。
  5. さらに、前記第2の脚部の一端と前記座板との取り付け部に前記第2の脚部を前記座板の方向に付勢する第2の弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の正座椅子。
  6. 前記第1の弾性部材又は前記第2の弾性部材がねじりばねであることを特徴とする請求項5に記載の正座椅子。
  7. 前記長穴が3つ設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の正座椅子。

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