JP2002191523A

JP2002191523A - シャワー用折畳み椅子

Info

Publication number: JP2002191523A
Application number: JP2001078047A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Kawaguchi; 忠史川口; Toshimasa Ariake; 敏昌有明; Keiji Tanaka; 敬二田中
Original assignee: Aron Kasei Co Ltd
Current assignee: Aron Kasei Co Ltd
Priority date: 2000-10-16
Filing date: 2001-03-19
Publication date: 2002-07-09
Anticipated expiration: 2021-03-19
Also published as: JP3754623B2

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、浴室等の比較的狭い場所でも容易
に折畳むことが可能となり、着座時および使用時にも安
定性を損なうことがなく良好な使用感を得ることが出
来、着座時に不意に折畳み状態になり使用者が後方へ転
倒するのを防ぐことが出来るシャワー用折畳み椅子を提
供することを課題とする。【解決手段】コの字形背もたれ２の左右側辺下端から前
方へアームレスト３をそれぞれ屈曲形成し、該アームレ
スト３前部から前下方に前脚４をそれぞれ延設し、該ア
ームレスト３の前脚４延設部より後側の位置に後脚５上
端部をそれぞれ枢着し、該後脚５間には座部６の後縁部
を枢着差渡し、使用状態では該前脚４と該後脚５とを開
きかつ該座部６を水平状態に支持し、折畳み状態では該
前脚４と該後脚５とを閉じてかつ該座部６を跳ね上げ状
態にして折畳み可能とするシャワー用折畳み椅子１を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はシャワー用の折畳み椅子
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば病人、老人、身障者等がシ
ャワーを使用する場合に用いる折畳み可能なシャワー用
椅子(10)として、図８および図９に示すように、該シャ
ワー用椅子(10)を使用しないときには場所をとらないよ
うに該シャワー用椅子(10)の脚(20,20) を折畳んでコン
パクトにすることが出来るシャワー用椅子(10)が提供さ
れている（実願平９−１０９７号）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では該シャワー用椅子(10)の脚(20,20) を折畳
む際に、該シャワー用椅子(10)を転倒させて裏返し状態
にする必要があるため、浴室等の比較的狭い場所では煩
雑さは免れないという問題があった。また、該シャワー
用椅子(10)は、使用時に脚(20,20) の折畳み部分(20A,2
0A) がぐらつくため、着座時および使用時における安定
性が欠けるという問題点もあった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、コの字形背もたれ(2)の
左右側辺下端から前方へアームレスト(3,3) をそれぞれ
屈曲形成し、該アームレスト(3,3) 前部から前下方に前
脚(4,4) をそれぞれ延設し、該アームレスト(3,3) の前
脚(4,4) 延設部より後側の位置に後脚(5,5) 上端部をそ
れぞれ枢着し、該後脚(5,5) 間には座部(6) の後縁部を
枢着差渡し、使用状態では該前脚(4,4)と該後脚(5,5)
とを開きかつ該座部(6) を水平状態に支持し、折畳み状
態では該前脚(4,4) と該後脚(5,5) とを閉じてかつ該座
部(6) を跳ね上げ状態にして折畳み可能とするシャワー
用折畳み椅子(1) を提供するものである。

【０００５】該座部(6) が後方へ回動するのを防止する
係止手段を設けることにより、使用時に該座部(6) が跳
ね上げ状態にならないようにするのが望ましく、該係止
手段は、該座部(6) の裏面に先端部にフック(62A,62B)
を有する支持杆(62,62) 根端部を枢着し、該前脚(4,4)
間に使用状態で該支持杆(62,62) のフック(62B,62B)が
係合するバー(4B)を差渡す構成であっても良く、更に該
支持杆(62)の先端部の上側フック(62A) と下側フック(6
2B) は互いに対向していることが望ましく、また更に該
座部(6) 裏面前部にグリップ(63A,63A) を設け、該前脚
(4,4) の間に使用状態で該座部(6) のグリップ(63A,63
A) が係合するバー(4A)を差渡す構成であっても良い。

【０００６】該座部(6) 裏面と該前脚(4,4) との間には
使用状態で該前脚(4,4) と該後脚(5,5) との開度を規制
するためのリンク(64,64) が差渡されていることが望ま
しく、更に、該座部(6) には複数個の水抜き孔(61,61)
が設けられていることが望ましく、また更に、該背もた
れ(2) は使用者が腰掛けた時、使用者の背中の少なくと
も上半部が露出するように低く設定されていることが望
ましく、また更に、該アームレスト(3,3) の長さは該座
部(6) よりも短く設定されていることが望ましく、また
更に、該前脚(4,4) と該後脚(5,5) とは長さ調節可能に
されていることが望ましい。

【０００７】

【作用】本発明のシャワー用折畳み椅子(1) では、コの
字形背もたれ(2) の左右側辺下端から前方へアームレス
ト(3,3) をそれぞれ屈曲形成し、該アームレスト(3,3)
前部から前下方に前脚(4,4) をそれぞれ延設し、該アー
ムレスト(3,3) の前脚(4,4) 延設部より後側の位置に後
脚(5,5) 上端部をそれぞれ枢着し、該後脚(5,5)間には
座部(6) の後縁部を枢着差渡すことにより、使用状態で
は該前脚(4,4) と該後脚(5,5) とを開きかつ該座部(6)
を水平状態に支持し、折畳み状態では該前脚(4,4) と該
後脚(5,5) とを閉じてかつ該座部(6) を跳ね上げ状態に
すればよく、浴室等の比較的狭い場所でも容易に折畳む
ことが可能となる。また、脚に折畳み構造を有していな
いため、着座時および使用時にも安定性を損なうことが
なく良好な使用感を得ることが出来る。更に、コの字形
背もたれ(2) の左右側辺下端から前方へアームレスト
(3,3) を屈曲形成した場合、使用者は該アームレスト
(3,3) に腕を乗せて支持させることが出来、立ち座りの
際には該アームレスト(3,3) に掴まることが出来る。

【０００８】また更に、該座部(6) が後方へ回動するの
を防止する係止手段を設けていれば、着座時に該座部
(6) が不意に後方へ回動して使用者が後方へ転倒するの
を防ぐことが出来る。該係止手段として、座部(6) の裏
面に先端部にフック(62A,62B) を有する支持杆(62,62)
根端部を枢着し、前脚(4,4) 間に使用状態で該支持杆(6
2,62) のフック(62B,62B) が係合するバー(4B)を差渡す
構成とした場合、該支持杆(62,62) のフック(62B,62B)
を該バー(4B)に係合させることにより、該座部(6) が後
方へ回動するのを防止することが出来る。この場合、該
支持杆(62)の先端部の上側フック(62A) と下側フック(6
2B) とが互いに対向していれば、該上側フック(62A) と
該バー(4A)とが係合した状態で安定となり該座部(6) が
前方に回動して開くのを防ぐことが出来る。更に該座部
(6) 裏面前部にグリップ(63A,63A) を設け、該前脚(4,
4) の間に使用状態で該座部(6) のグリップ(63A,63A)
が係合するバー(4A)を差渡す構成とした場合、該グリッ
プ(63A,63A) が該バー(4A)を掴持することにより、該座
部(6)が後方へ回動するのを防止することが出来る。

【０００９】

【発明の実施の形態】〔実施例１〕本発明を図１〜図４
に示す一実施例によって説明する。シャワー用折畳み椅
子(1) は、コの字形背もたれ(2) と、該コの字形背もた
れ(2) の左右側辺下端から前方へそれぞれ屈曲形成され
る一対のアームレスト(3,3) と、該アームレスト(3,3)
前部から前下方にそれぞれ延設される一対の前脚(4,4)
と、該アームレスト(3,3) の前脚(4,4) 延設部より後側
の位置に上端部がそれぞれ枢着される一対の後脚(5,5)
と、該一対の後脚(5,5) 間に枢着差渡される座部(6) と
からなる。

【００１０】該背もたれ(2) は、使用者が腰掛けた時、
使用者の背中の少なくとも上半部が露出するように低く
設定されている。

【００１１】該背もたれ(2) の高さ位置が低く設定され
ているため、使用者または介助者は該背もたれ(2) に干
渉されることなく使用者の背中を容易に洗うことが可能
となる。

【００１２】該アームレスト(3,3) の長さは該座部(6)
よりも短く設定され（該座部(6) の前後長の略半分）、
該アームレスト(3,3) の先端は使用者が掴むのを容易に
するために丸角とされる。

【００１３】該アームレスト(3,3) を設けたため、使用
者は該アームレスト(3,3) に腕を乗せて支持させて安楽
にすることが出来、また立ち座りの際には該アームレス
ト(3,3) に掴まって体を安定させることが出来る。更
に、該アームレスト(3,3) を背もたれ(2) と一体形成し
たことにより、該背もたれ(2) 下部の干渉域を大幅に減
少することが出来、該背もたれ(2) と座部(6) との間の
空間を大きく確保することが可能となるため、使用者ま
たは介助者は使用者の背中を容易に洗うことが出来る。
更に、該アームレスト(3,3) の長さを該座部(6) よりも
短く設定することにより、使用者は該シャワー用折畳み
椅子(1) の斜め横からも容易に立ち座りすることが出来
る。

【００１４】該前脚(4,4) の間には上側バー(4A)および
下側バー(4B)が差渡される。また、該前脚(4,4) および
該後脚(5,5) の下部には摺動脚部(7,7) がそれぞれ外挿
され、該摺動脚部(7) には上下に複数個のピン孔(71,7
1) が列設され、該ピン孔(71)内には内側からスプリン
グ（図示せず）によって付勢された位置決めピン(72)が
挿入される。該位置決めピン(72)を指で押し込み、該摺
動脚部(7) を上下摺動させて長さを所定に調整した状態
で該ピン孔(71)内に該位置決めピン(72)を係合して固定
することにより、該前脚(4) および該後脚(5) は長さを
調節する。更に、該前脚(4,4) の摺動脚部(7,7) および
後脚(5,5) の摺動脚部(7,7) の先端部にはそれぞれゴム
脚(8,8) が挿着され、該ゴム脚(8) の中央部には水抜き
孔(81)が設けられ、該ゴム脚(8) の底面は使用状態にお
いて水平になるように設定されている。

【００１５】該前脚(4,4) と該後脚(5,5) とは長さ調節
可能にされているため、使用者の体型に合わせて座面の
高さを調節することが可能となる。また、該前脚(4,4)
の摺動脚部(7,7) および後脚(5,5) の摺動脚部(7,7) の
先端部にはそれぞれゴム脚(8,8) が挿着されているた
め、該シャワー用折畳み椅子(1) が滑るのを防止するこ
とが出来、更に、該ゴム脚(8) には水抜き孔(81)が設け
られているため、該ゴム脚(8) 内に水が溜まるのを防止
することが出来る。

【００１６】該座部(6) には該座部(6) に水が溜まるの
を防止するために複数個の水抜き孔(61,61) が設けら
れ、該座部(6) の裏面には先端部に上側フック(62A) と
下側フック(62B) とを有する左右二本の支持杆(62,62)
の根端部が枢着され、更に該座部(6) 裏面の前部には使
用状態で該前脚(4,4) 間の上側バー(4A)が係合するグリ
ップ(63,63) が設けられる。また、該座部(6) 裏面と該
前脚(4,4) との間には使用状態で該前脚(4,4) と該後脚
(5,5) との開度を規制するための左右二本のリンク(64,
64) が差渡される。

【００１７】該シャワー用折畳み椅子(1) を使用状態に
するには、該前脚(4,4) と該後脚(5,5) とを開き、該前
脚(4,4) の間の上側バー(4A)を該座部(6) 裏面前部のグ
リップ(63,63) に係合させて該座部(6) を水平状態に支
持し、更に、該座部(6) 裏面に枢着された該支持杆(62,
62) の先端部の下側フック(62B,62B) を該前脚(4,4)間
の下側バー(4B)に係合させる。

【００１８】上記使用状態において、該前脚(4,4) の間
の上側バー(4A)を該座部(6) 裏面前部のグリップ(63,6
3) に係合させて該座部(6) を水平支持するため、着座
時に該座部(6) が不安定となるのを防ぐことが出来る。
また、該前脚(4,4) と該後脚(5,5) との開度は該座部
(6) と該前脚(4,4) との間のリンク(64,64) によって規
制されるため、該前脚(4,4) と該後脚(5,5) が過度に開
くのを防止することが出来る。更に、該座部(6) 裏面に
枢着された該支持杆(62,62) の先端部の下側フック(62
B,62B) を該前脚(4,4) 間の下側バー(4B)に係合させる
ことにより、着座時に該シャワー用折畳み椅子(1) が不
意に後方へ回動して使用者が転倒するのを防ぐことが出
来る。

【００１９】該シャワー用折畳み椅子(1) を折畳み状態
にするには、該前脚(4,4) 間の下側バー(4B)に係合して
いる該支持杆(62,62) の下側フック(62B,62B) を取外
し、該前脚(4,4) と該後脚(5,5) とを閉じてかつ該座部
(6) を跳ね上げ状態にして、該座部(6) 裏面の該支持杆
(62,62) の先端部の上側フック(62A,62A) を該前脚(4,
4) 間の上側バー(4A)に係合させる。

【００２０】上記折畳み状態においては、該座部(6) 裏
面の該支持杆(62,62) の上側フック(62A,62A) が該前脚
(4,4) 間の上側バー(4A)に係合することにより、該シャ
ワー用折畳み椅子(1) の持ち運び等をする際に該座部
(6) が開くのを防止することが出来る。

【００２１】本実施例以外、図５に示すように該支持杆
(62)の先端部の上側フック(62A) と下側フック(62B) と
は互いに対向していてもよい。この場合には、該上側フ
ック(62A) と該バー(4A)とが係合した状態で安定となる
ため、該座部(6) が前方に回動して開くのを簡単かつ確
実に防ぐことが出来る。

【００２２】〔実施例２〕図６および図７には他の実施
例が示される。本実施例においては、図１〜図４に示し
た前実施例において座部(6) の裏面に支持杆(62,62) が
枢着されかつ使用状態で前脚(4,4) 間の上側バー(4A)を
係合保持するグリップ(63,63) が設けられたのに対し
て、該座部(6) 裏面に使用状態で該上側バー(4A)に係合
して掴持するグリップ(63A,63A) を設ける。

【００２３】該シャワー用折畳み椅子(1) を使用状態に
するには、該前脚(4,4) と該後脚(5,5) とを開き、該前
脚(4,4) の間の上側バー(4A)に該座部(6) 裏面前部のグ
リップ(63A,63A) を押し付けると、該グリップ(63A,63
A) は弾性的に押し開かれ、該上側バー(4A)は該グリッ
プ(63A,63A) に係合掴持された状態で該座部(6) を水平
状態に支持する。上記使用状態において、該前脚(4,4)
の間の上側バー(4A)を該座部(6) 裏面前部のグリップ(6
3A,63A) に掴持させて該座部(6) を水平支持するため、
着座時に該座部(6) が不安定となるのを防ぐことが出
来、該シャワー用折畳み椅子(1) が不意に後方へ回動し
て使用者が転倒するのを防ぐことが出来る。また、該シ
ャワー用折畳み椅子(1) を折畳み状態にするには、該前
脚(4,4) 間の上側バー(4A)を該座部(6) 裏面のグリップ
(63A,63A) から取外し、該前脚(4,4) と該後脚(5,5) と
を閉じてかつ該座部(6) を跳ね上げ状態にする。

【００２４】上記実施例以外、図１〜図５に示した実施
例において座部(6) の裏面に使用状態で前脚(4,4) 間の
上側バー(4A)を係合保持するグリップ(63,63) が設けら
れたのに対して、該座部(6) 裏面に使用状態で該上側バ
ー(4A)に係合して掴持するグリップ(63A,63A) を設けて
もよい。

【００２５】

【発明の効果】本発明のシャワー用折畳み椅子では、浴
室等の比較的狭い場所でも容易に折畳むことが可能とな
り、着座時および使用時にも安定性を損なうことがなく
良好な使用感を得ることが出来る。更に、該座部が後方
へ回動するのを防止する係止手段を設けた場合、着座時
に該シャワー用折畳み椅子が不意に折畳み状態になり使
用者が後方へ転倒するのを防ぐことが出来る。

【図面の簡単な説明】

図１〜図４は本発明の一実施例を示すものである。

【図１】使用状態におけるシャワー用折畳み椅子の斜視
図

【図２】使用状態におけるシャワー用折畳み椅子の説明
側断面図

【図３】折畳み状態におけるシャワー用折畳み椅子の斜
視図

【図４】折畳み状態におけるシャワー用折畳み椅子の説
明側断面図

【図５】上側フックと下側フックとが互いに対向する支
持杆を有するシャワー用折畳み椅子（折畳み状態）の斜
視図

【図６】他の実施例におけるシャワー用折畳み椅子（使
用状態）の説明側断面図

【図７】図６において座部裏面のグリップがバーに係合
する様子を示す説明斜視図

【図８】従来例のシャワー用折畳み椅子（使用状態）の
斜視図

【図９】従来例において折り畳み状態にする様子を示す
説明斜視図

【符号の説明】

1 シャワー用折畳み椅子 2 コの字形背もたれ 3 アームレスト 4 前脚 4A 上側バー 4B 下側バー 5 後脚 6 座部 61 水抜き孔 62 支持杆 62A 上側フック 62B 下側フック 63,63A グリップ 64 リンク

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ａ６１Ｇ 5/00 ５０７Ａ６１Ｇ 5/00 ５０７ (72)発明者田中敬二大阪府高槻市梶原４丁目627番地２アロン化成株式会社高槻事業所内Ｆターム(参考） 2D032 DA01 DA03 DA09 3B069 AA01 AA09 EA03 EA09 FA01 GA01 3B095 AA04 AA08 AB02 AC01 CA05

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コの字形背もたれの左右側辺下端から前方
へアームレストをそれぞれ屈曲形成し、該アームレスト
前部から前下方に前脚をそれぞれ延設し、該アームレス
トの前脚延設部より後側の位置に後脚上端部をそれぞれ
枢着し、該後脚間には座部の後縁部を枢着差渡し、使用
状態では該前脚と該後脚とを開きかつ該座部を水平状態
に支持し、折畳み状態では該前脚と該後脚とを閉じてか
つ該座部を跳ね上げ状態にして折畳み可能とすることを
特徴とするシャワー用折畳み椅子。
【請求項２】該座部が後方へ回動するのを防止する係止
手段を設けることにより、使用時に該座部が跳ね上げ状
態にならないようにした請求項１に記載のシャワー用折
畳み椅子。
【請求項３】該係止手段は、該座部の裏面に先端部にフ
ックを有する支持杆根端部を枢着し、該前脚間に使用状
態で該支持杆のフックが係合するバーを差渡す構成とす
る請求項２に記載のシャワー用折畳み椅子。
【請求項４】該支持杆の先端部の上側フックと下側フッ
クは互いに対向している請求項３に記載のシャワー用折
畳み椅子。
【請求項５】該係止手段は、該座部裏面前部にグリップ
を設け、該前脚の間に使用状態で該座部のグリップが係
合するバーを差渡す構成とする請求項２〜請求項４に記
載のシャワー用折畳み椅子。
【請求項６】該座部裏面と該前脚との間には使用状態で
該前脚と該後脚との開度を規制するためのリンクが差渡
されている請求項１〜請求項５に記載のシャワー用折畳
み椅子。
【請求項７】該座部には複数個の水抜き孔が設けられて
いる請求項１〜請求項６に記載のシャワー用折畳み椅
子。
【請求項８】該背もたれは使用者が腰掛けた時、使用者
の背中の少なくとも上半部が露出するように低く設定さ
れている請求項１〜請求項７に記載のシャワー用折畳み
椅子。
【請求項９】該アームレストの長さは該座部よりも短く
設定されている請求項１〜請求項８に記載のシャワー用
折畳み椅子。
【請求項１０】該前脚と該後脚とは長さ調節可能にされ
ている請求項１〜請求項９に記載のシャワー用折畳み椅
子。