JP3082222U - 正座椅子 - Google Patents

正座椅子

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JP3082222U
JP3082222U JP2001004252U JP2001004252U JP3082222U JP 3082222 U JP3082222 U JP 3082222U JP 2001004252 U JP2001004252 U JP 2001004252U JP 2001004252 U JP2001004252 U JP 2001004252U JP 3082222 U JP3082222 U JP 3082222U
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plate
support plate
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雅夫 井上
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雅夫 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正座するとき補助的に使用することにより、
疲れにくく且つまた足のしびれや痛みが起こらないよう
にする。携帯時に折り畳めるようにする。 【解決手段】 尻を乗せる座板1と床面上に置く台板2
を用いる。連結板3の一端側を座板1の前部側下面中央
に枢着する一方、他端側を台板2の後部側上面中央に枢
着する。該連結板3には長さ方向に沿って所定の間隔で
複数の差込孔8、9、10、11、12、13を設け
る。台板2の前部側中央に前方支持板14を枢着し、そ
の先端に連結板3の差込孔8、9、10のいずれかに差
し込むための差込片14aを突設する。座板1の後部側
下面中央に後方支持板19を枢着し、その先端に連結板
3の差込孔11、12、13のいずれかに差し込むため
の差込片を突設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は正座するときに補助的に使用する正座椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
茶道において正座を余儀なくされる場合や、仏前で読経、礼拝を行う所謂勤行 を行うときや、法事の際に僧侶が読経している間にあっては正座の姿勢で長時間 いなければならない。しかし、この正座を長時間行うことは、疲れやすく、且つ また足のしびれや痛みを伴い、慣れていないものにとっては大変な苦痛を伴うも のである。また、慣れていたとしても、通常よりも長い時間その姿勢をとり続け なければならない場合には、やはり相当な苦痛を伴うものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、正座するとき補助的に使用し 、尻の下にあてがうことによって人体の脚部への荷重の負担を減らし、且つまた 脚部の血行に対する障害を極力少なくして、疲れにくく、且つまた足のしびれや 痛みが起こらないようにすることができるようになし、併せて折り畳んで手軽に どこにでも携行することができるようになした正座椅子を提供せんとするもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
而して、本考案の要旨とするところは、尻を乗せる座板と、床面上に置く台板 と、一端側を前記座板の前部側下面中央に枢着されると共に他端側を前記台板の 後部側上面中央に枢着され、長さ方向に沿って所定の間隔で複数の差込孔を設け た連結板と、前記台板の前部側中央に枢着され、先端に前記連結板の差込孔に差 し込むための差込片を突設した前方支持板と、前記座板の後部側下面中央に枢着 され、先端に前記連結板の差込孔に差し込むための差込片を突設した後方支持板 とからなる正座椅子にある。
【0005】 また、上記構成において、前方支持板と後方支持板の夫々の差込片に、側方に 出没するよううになすと共にばねによって突出するように附勢した、先端に丸味 をつけたストッパーピンを設ける一方、連結板の差込孔の両端部に、前記ストッ パーピンが嵌入する穴を設けるようにしてもよい。これにより前方支持板と後方 支持板が外れることを防ぎ、安全性を高めることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。 図1は使用状態時における座板を取り外して示した斜視図、図2は前方支持板 の先端部分の斜視図である。
【0007】 図中、1は尻を乗せる座板である。また、該座板1は本実施形態では方形の板 を用いている。2は床面上に置く台板である。
【0008】 3はステンレス鋼によって製作した連結板である。また該連結板3は、一端側 を前記座板1の前部側下面中央に枢着されると共に他端側を前記台板2の後部側 上面中央に枢着されている。尚、4、5は枢軸、6、7は該枢軸4、5の保持板 である。また、該一方の枢軸の保持板6は前記座板1の前端側下面中央にネジ止 めされ、また他方の枢軸の保持板7は前記台板2の後部側上面中央にネジ止めさ れている。そしてまた、該連結板3には、長さ方向に沿って所定の間隔で複数の 差込孔8、9、10、11、12、13が設けられている。また、該差込孔8、 9、10、11、12、13には、後記前方支持板又は後方支持板の差込片に設 けたストッパーピンが嵌入する穴(図示せず。)が設けられている。
【0009】 14はステンレス鋼によって製作した前方支持板であり、台板2上に前記座板 1の前部を受け支えるものである。また該前方支持板14は前記台板2の前部側 中央に枢着されている。尚、15は枢軸、16は該枢軸15の保持板である。そ して該枢軸の保持板16は台板2の前部側上面中央にネジ止めされている。また 、該前方支持板14はその先端に前記連結板3の差込孔8、9、10に差し込む ための差込片14aを突設している。そしてまた、該差込片14aには、側方に 出没するようになすと共にばね18によって突出するように附勢した、先端に丸 味をつけたストッパーピン17、17を設けている。
【0010】 19はステンレス鋼によって製作した後方支持板であり、台板2上に前記座板 1の後部を受け支えるものである。また、該後方支持板19は前記座板1の後部 側下面中央に枢着されている。尚、20は枢軸、21は該枢軸20の保持板であ る。そして該枢軸の保持板21は座板1の後部側下面中央にネジ止めされている 。また該後方支持板19はその先端に前記連結板3の差込孔11、12、13に 差し込むための差込片(図示せず。)を突設している。そしてまた、該差込片に は、図示はしないが前記前方支持板14の差込片14aと同様に、側方に出没す るようになすと共にばねによって突出するように附勢した、先端に丸味をつけた ストッパーピンを設けている。
【0011】 次に、上記実施形態の作用について説明する。 使用するときには、座板1を台板2から離し、そして立てた状態において前方 支持板14を立ててその先端の差込片14aを連結板3の上側の差込孔8又は9 に差し込む。一方後方支持板19も下に開いてその先端の差込片を連結板3の下 側の差込孔10、11、12、13のいずれかに差し込む。これにより座れる状 態となる。そして正座するときには尻を座板1に乗せ、後方に曲げた両方の脚部 の間に前方支持板14と後方支持板19を挟み込むようにするものである。この 場合には自然の状態で座れるから、椅子を使用していることを周囲の人に気づか れにくく、違和感が少ない。
【0012】 また、前方支持板14と後方支持板19の立つ角度を変えると座板1の傾斜角 度を変えることができる。即ち、前方支持板14の先端の差込片14aを連結板 3の差込孔8、9、10のうち一番上側の差込孔8に差し込んだときより、下側 の差込孔9、10に差し込んだときの方が座板1の前部側が高くなる。また一方 、後部支持板19の先端の差込片を連結板3の差込孔11、12、13のうち一 番下側の差込孔13に差し込んだときより、上側の差込孔11、12に差し込ん だときの方が座板1の後部側が高くなる。したがって、これら前方支持板14と 後方支持板19の夫々の立つ角度を適宜に調節することによって座板1を任意の 角度に調節することが可能となるものである。また、併せて座板の高さや前後方 向の位置も調節することができるものである。
【0013】 そしてまた、使用後に保管しておくときや、どこかに携行したりするときには 折り畳んでおくことができ、この場合には、一旦座板1を上方に持ち上げて前方 支持板14と後方支持板19の夫々の差込片を連結板3の差込孔から抜き、その 後各前方支持板14と後方支持板19を夫々内向きに折り畳みつつ座板1を台板 2に重ねるものである。これによりコンパクトにまとめることができるものであ る。したがって、嵩張らず、バッグ等に収納して楽にどこにでも携行することが できるものである。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記の如き構成、作用であり、正座するときに補助的に使用すること により、疲れにくく且つまた足のしびれや痛みが起こらないようにすることがで きるものである。また、座板の角度や高さ、前後方向の位置も自由に調節するこ とができるものである。而も椅子を使用しているにもかかわらず、自然に正座し ているように見えるから、周囲の人に椅子を使用していることを気づかれにくく 、違和感が少ない。加えて、折り畳んで手軽にどこにでも携行することができる ものである。而も一枚の板状にコンパクトにまとめることができるから、嵩張ら ず、バッグ等に入れて手軽に持ち運ぶことができるものである。そしてまた、脚 部をステンレス鋼によって製作すれば軽量化され、より持ち運びやすくなるもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の使用状態における座板を取り外して示
した斜視図である。
【図2】本考案における前方支持板の先端部分の斜視図
である。
【符号の説明】
1 座板 2 台板 3 連結板 4、5 枢軸 6、7 枢軸の保持板 8、9、10、11、12、13 差込孔 14 前方支持板 14a 差込片 15 枢軸 16 枢軸の保持板 17、17 ストッパーピン 18 ばね 19 後方支持板 20 枢軸 21 枢軸の保持板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尻を乗せる座板と、床面上に置く台板
    と、一端側を前記座板の前部側下面中央に枢着されると
    共に他端側を前記台板の後部側上面中央に枢着され、長
    さ方向に沿って所定の間隔で複数の差込孔を設けた連結
    板と、前記台板の前部側中央に枢着され、先端に前記連
    結板の差込孔に差し込むための差込片を突設した前方支
    持板と、前記座板の後部側下面中央に枢着され、先端に
    前記連結板の差込孔に差し込むための差込片を突設した
    後方支持板とからなる正座椅子。
  2. 【請求項2】 前方支持板と後方支持板の夫々の差込片
    に、側方に出没するよううになすと共にばねによって突
    出するように附勢した、先端に丸味をつけたストッパー
    ピンを設ける一方、連結板の差込孔の両端部に、前記ス
    トッパーピンが嵌入する穴を設けてなる請求項1記載の
    正座椅子。
  3. 【請求項3】 前方支持板と後方支持板並びに連結板を
    ステンレス鋼によって製作してなる請求項1又は2記載
    の正座椅子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066051U (ja) * 1992-07-02 1994-01-25 株式会社クボタ 作業車の走行ミッションケース支持構造
KR101284540B1 (ko) * 2012-01-17 2013-07-11 넥서스환경디자인연구원(주) 주차장 간이의자.

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066051U (ja) * 1992-07-02 1994-01-25 株式会社クボタ 作業車の走行ミッションケース支持構造
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