JP2622597B2 - ピット内昇降機のレール接続工法 - Google Patents

ピット内昇降機のレール接続工法

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 例えば、送電線鉄塔の深礎基礎工事の際には、地下深
く掘られたピット内に昇降機が設置されるが、本発明
は、この昇降機用のラックレールを、ピットの掘削に応
じて下方へ延長していく方法に関するものである。
(従来の技術) 送電線溶鉄塔の建設では、巨大な鉄塔脚を埋設固定す
るため、直径3m、深さ40m程度のピットを掘削する。資
材の搬入や工事のために作業者が頻繁にこのピットへ出
入りする。このため、ピット内壁面はライナープレート
をつなぎ合わせて固め、これに昇降機用レールを取り付
け、このレールに沿って昇降機を昇降させる。このレー
ルは、多数のレール構成材を連結して成り、各レール構
成材ごとにライナープレートにボルトで固定するる。そ
して、ピットの掘削に従って、レールを下方へ延長して
いくため、レール構成材を次々レールの最下端へ接続す
る。
ところが、このような従来のレールの延長方法では、
その都度、狭いピット内へクレーン等を用いてレール構
成材を搬入し、そこで接続作業を行わなければならな
い。狭くて暗いピット内での作業は難行する。レールの
終端には、ダンパーや停止ストッパー等の特別の部品を
付設する必要があるが、これらは、新しいレール構成材
を接続する度ごとに付け替えなければならない。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明は、作業環境の良い地上にて、レール
の最上部に、新たなレール構成材を順次継ぎ足してレー
ルを延長していく工法を採用することにより、上記従来
の問題点を解決することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本発明においては、上記課題を解決するため、ピット
1の内壁面にレール4を支持するガイド部材3を取り付
け、このガイド部材3によってレール4をピット1内に
上下動自在に支持すると共に、レール4の上端を、地上
に架設した支持梁14に固定し、ピット1の下方への掘削
の進行に従って、地上においてレール4の上端に新たな
レール構成材4aを接続した後、レール4を支持梁14から
外して下方へ繰り下げ、再びレール4の上端部を支持梁
14に固定し、順次レール4を下方へ延長する工法を採用
した。
(作 用) 本発明の方法においては、ピット1内のレール4を上
下に移動させることができる。従って、レール4の上端
に新たなレール構成部材4を接続してレール全体を下方
へ移動させることができる。このため、すべての接続作
業が環境の良い地上で効率的で安全に行われる。レール
4の下端部は、そのまま繰り下げられることになるか
ら、ダンパーや停止ストッパー等の部品をその都度付け
替える必要がない。
(実施例) 図について本発明の一実施例を説明する。図において
1は地下深く掘削されたピットで、その内壁面は、ライ
ナープレート2をつなき合わせて固められている。ライ
ナープレート2は、上下の縁に相互接続用のフランジ部
2aを備え、このフランジ部2aを突き合わせて相互にボル
トにて接続される。
ピット1の内壁面には、レール4を支持するためのガ
イド部材3が、所定の間隔で上下に列設されている。そ
して、レール4は、このガイド部材3の列に沿って、ピ
ット1内で上下動自在に支持されている。
即ち、レール4は、多数のレール構成部材4aをボルト
で結合して成る。各レール構成部材4aは、梯子状の本体
5と、その中央を縦断するように取り付けられたピンラ
ック6とを備えている。本体5の縦杆7は、チャンネル
鋼材から成り、その溝7aを外側に向けて組み込まれてい
る。この溝7aには、昇降機AのガイドローラRが転動自
在にはまるようになっている。本体5の上下端の横杆8
は、同じくチャンネル鋼材から成り、その溝を内側に向
けて組み込まれている。レール構成部材4aは、上下の横
杆8,8を対向させてボルトにて上下に結合される。そし
て、昇降機Aは、ピンラック6に噛合うピニオンをモー
タで回転させながらレール4に沿って昇降する。
ガイド部材3は、支持杆9の両側に、ブラケット10を
相対向して固着し、その内側にローラ11とガイド板12と
を取り付けて成る。ローラ11とガイド板12との間には、
レール4の縦杆7の一辺が昇降自在にはさまれる。支持
杆9の両側は、接続ブラケット13を介して、ボルトにて
ライナープレート2のフランジ部2aに固定されている。
一方、地上には、レール4の上方に位置して、水平の
支持梁14が架設され、その上にレール支持架台15が設け
られている。レール支持架台15は、鋼材を箱型に組んで
成り、その前面側にレール4の上端部を固定することが
できるようになっている。即ち、レール支持架台15の前
面側には、レール4を固定するためのクランプ16が設け
られ、またその上部にはレール4の上端の横杆8を掛け
止めるためのフック17が起立転倒自在に設けられてい
る。即ち、フック17は、支持架台15の上部両側面に、ピ
ン19で回転自在に支持されており、起立状態においては
支持架台15の内側に没し、転倒状態において先端部が支
持架台15の前方へ突出し、レール4を掛け止めることが
できるようになっている。フック17は、後方端部にピン
挿通孔17aを有し、転倒状態において、このピン挿通孔1
7aを通して支持架台15に着脱ピン20を貫通させることに
よって、フック17を固定することができるようになって
いる。
しかして、レール4は、常時は上部においてクランプ
16、フック17によって支持架台15に支持される共に、下
端においてピット1の底に支持され、また中間において
はガイド部材3によって支持されている。ピット1の掘
削が進んで、レール4を延長する必要が生じた場合に
は、新たなレール構成部材4aをクレーンに吊り下げてレ
ール4の上方へ持ち来し、横杆8,8同士を対向させてボ
ルトにて両者を結合する。結合が完了したら、クランプ
16を外すと共に、フック17から着脱ピン20を抜いてこれ
を起立させると、レール4全体がクレーンに吊り下げら
れる。そこでクレーンにて、レール4全体をその上端が
ほぼ支持架台15の上端と同レベルになるまで吊り降ろし
た後、レール4の上部を再びランプ16、フック17によっ
て支持架台15に支持し、クレーンから外す。レール4を
下降させる際には、その両側の縦杆7,7が、ガイドロー
ラ11とガイド板12とによって案内される。このようにし
て、ピット1の掘削に従って、順次レール構成部材4aを
上部へ接続して延長していく。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、ピット1の内壁面
にレール4を支持するガイド部材3を取り付け、このガ
イド部材3によってレール4をピット1内に上下動自在
に支持すると共に、レール4の上端を、地上に架設した
支持梁14に固定し、ピット1の下方への掘削の進行に従
って、地上においてレール4の上端に新たなレール構成
材4aを接続した後、レール4を支持梁14から外して下方
へ繰り下げ、再びレール4の上端部を支持梁14に固定
し、順次レール4を下方へ延長する工法を採用したた
め、レール4の上端に新たなレール構成部材4を接続し
てレール全体を下方へ移動させることができる。このた
め、すべての接続作業を、環境の良い地上で効率的で安
全に行うことができる。レール4の下端部は、そのまま
繰り下げられることになるから、ダンパーや停止ストッ
パー等の部品をその都度付け替える必要がないという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は工事の
概要を示す斜視図、第2図はレールとレールガイド部材
との関係を示す側面図及び平面図、第3図はレールの上
端部の正面図及び側面図である。 1……ピット、2……ライナープレート、3……レール
ガイド部材、4……レール、4a……レール構成部材、14
……支持梁、A……昇降機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピットの内壁面にレールを支持するガイド
    部材を取り付け、このガイド部材によってレールをピッ
    ト内に上下動自在に支持すると共に、レールの上端を地
    上に架設した支持梁に固定し、ピットの下方への掘削の
    進行に従って、地上においてレールの上端に新たなレー
    ル構成材を接続した後、レールを支持梁から外して下方
    へ繰り下げ、再びレール上端部を前記支持梁に固定し、
    順次レールを下方へ延長することを特徴とするピット内
    昇降機のレール接続工法。
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