JP2622376C - - Google Patents

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JP2622376C
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【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は操作性を考慮した画像処理装置に関する。 (従来技術) 従来のアナログ複写機においては原稿からの光をダイレクトに感光体に当てて
画像を形成しているため、有効な記憶手段を持ち得なかった。また、ディジタル
複写機においても画像データ、操作プログラムの両方又は一方を複写機のメモリ
に記憶していて、画像情報の記憶情報を交換するだけで済むような使い易さはな
かった。 (目的) 本発明は、入力された画像データに対して、操作手順プログラムやフォーマッ
トデータを簡単に選択指示することが可能で、複雑な操作を簡単に行える画像処
理装置を提供することを目的とする。 (構成) 上記目的を達成するため、本発明は、入力された画像データとフォーマットデ
ータとを合成して出力する画像処理装置において、前記合成して出力する制御を
行うための一連の操作のプログラムである操作手順プログラムと前記フォーマッ
トデータとが含まれたディレクトリを複数記憶する第1の記憶手段と、前記複数
のディレクトリから1つを選択指定操作手段と、前記操作手段により選択指示さ
れたディレクトリに応じたフォーマットデータが展開される第2の記憶手段と、
前記操作手段により選択指示されたディレクトリに応じた操作手順プログラムが
入力され、第3の記憶手段に記憶させる制御手段とを備え、前記制御手段は、前
記第3の記憶手段に記憶された前記操作手順プログラムに基づき、前記入力画像
データが前記第2の記憶手段に展開されたように制御して出力することを特徴と
する。 第1図は本発明にかかわる、複写機本体(I)、ADF(II)、ソータ(III
)、両面反転ユニット(IV)、メモリカードリーダーライター(V)の5つのユ
ニット構成されているデジタル複写機の一実施例を示すもので、以下、各部毎に
説明する。 〔スキャナ部〕 照明装置1,3と第1のミラー2を備え、一定の速度で動く第1スキャナと、
その1/2の速度で第1スキャナを追従して動くミラー4,5を備えた第2スキ
ャナによりコンタクトガラス9上に原稿を走査し、その反射像をレンズ7に導き
1次元固体撮像素子8上に結像する。第1スキャナの照明装置はランプ3,反射
板1からなっている。ランプ3は蛍光灯やハロゲンランプ等が使用されているが
、波長が安定していて寿命が長い等が理由で蛍光灯が使用されるのが一般的であ
る。実施例ではランプ1本なに反射板を設けているが、2本以上のランプを使用
する場合もある。蛍光灯の点灯は固体撮像素子8が一定のサンプリングクロック
をもっている為、それよりも高い周波数で点灯しないと画像上に悪影響がでる。 固体撮像素子8はCCDが用いられるのが一般的である。固体撮像素子8で読
み取った画信号はアナログ値であるので、A/D変換され、画像処理基板10に
て種々の画像処理(2値化,階調処理,変倍処理,編集等)を施され、スポット の集合としてのデジタル信号に変えられる。 カラーの画像を得る為に本実施例では原稿から固体撮像素子8に導かれる光路
の途中に必要色の情報だけを透過するフィルター6を出し入れし、それにあわせ
て原稿を走査し、その都度プリンター部の多重転写、両面等の機能を働かせ、多
種多様のコピーを作成する。 〔書き込み部〕 画像処理後の画像情報は光書き込み部においてレーザ光のラスター走査にて光
の点の集合の形で感光体ドラム40上に書き込まれる。レーザ光源はHe−Ne
レーザが使用される。He−Neレーザは波長が633mmと従来の複写機感光
体の感度とようあうので用いられてきたが、レーザ自身非常に高価であること、
また直接変調ができない為装置が複雑になる欠点があった。 近年、混合体の長波長域での高感度化により安価で直接変調のきく半導体レー
ザが使用される様になった。本実施例においても半導体レーザを使用している。
第2図に書き込み部の平面図を示す。 半導体レーザ20で発せられたレーザ光はコリメートレンズ21で平行な光束
に変えられ、アパーチャ32により一定形状の光束に整形される。整形されたビ
ームは第1シリンダーレンズ22により副走査方向を圧縮された形でポリゴンミ
ラー24に入射する。 ポリゴンミラー24は正確な多角形をしておりポリゴンモータ25により一定
方向に一定の速度で回転している。回転速度は感光体の速度と書き込み密度と面
数で決定される。 ポリゴンミラー24に入射したレーザ光はその反射光がミラーの回転により偏
向される。偏向されたレーザ光はfθレンズ26a,b,cに入射する。fθレ
ンズ26a,b,cは角速度一定の走査光を感光体上で等速走査する様に変換し
、感光体上で最小光点となる様結像し、更に面倒れ補正機能を持っている。 fθレンズを通過後の光は画像域外で同期検知ミラー29により同期検知セン
サ30に導かれ、主走査方向の頭出し信号を出す同期信号が出てから一定時間後
に画像データが1ライン分出力され、以下これを繰り返すことにより1つの画像
を形成することになる。 〔感光体部〕 感光体40はドラム形状をしており表面に感光層が塗布されている。半導体レ
ーザの780mmという波長に感度のある感光体として有機感光体(OPC)、
α−Si,Se−Te等が知られているが本実施例では有機か光体を使用してい
る。 一般にレーザ書き込みの場合、画像部に光をあてるN/Pプロセスと、地肌部
に光をあてるP/Pプロセスがあり、本実施例ではN/Pプロセスである。 帯電チャージャ41は感光体側にグリッドを持つスコロトロン方式で感光体4
0の表面を均一に(−)帯電し、レーザ光で画像部に光をあて電位を落とす。す
ると感光体40の表面に地肌部−750〜800V、画像部−50V程度の静電
潜像ができる。これを現像器42aまたは42b現像ローラに−500〜−60
0Vのバイアス電圧を与え、(−)に帯電したトナーをつけ顕像化する。 本実施例の装置は2つの現像器を備えている。黒一色の場合は補助現像42b
、トナー補給器43bを外したものを想定すればよい。現像器を2つ持つ本実施
例では、主現像器42aに対するトナー補給器43aに黒トナー、副現像器42
bに対するトナー補給器43bにカラートナーを入れることにより、1色の現像
中には他色の現像器の主極位置を変える等して選択的に現像を行う。 この現像をスキャナのフィルタ6の切り換えによる色情報の読み取り、紙搬送
系の多重転写、両面複写機能と組み合わせて多重多様なカラーコピー、カラー編
集が可能となる。3色以上の現像は感光体の周囲に3つの以上の現像器を並べる
方法、3つ以上の現像器を回転して切り換えるレボルバー方式等がある。 現像器42a,42bで顕像化された画像は感光体40にシンクロして送られ
た紙面上に紙の裏面から転写チャージャ44により(+)のチャージをかけられ
転写される。転写された紙は転写チャージャ44と一体的に保持された分離チャ
ージャ45にて交流除電され、感光体から剥離される。 紙に転写されずに感光体に残ったトナーはクリーニングブレード47により感
光体からかき落とされ、付属のタンク48に回収される。更に感光体に残ってい
る電位のパターンは除電ランプ49により光をあて消去される。 現像がなされた直後にフォトセンサ50が設けられている。フォトセンサは受 光素子、と発光素子とのペアからなり、感光体方面の反射濃度をはかっている。
これは光書き込み部で一定パターン(真黒または網点のパターン)をフォトセン
サ読み取り位置に対応した位置に書き込み、これを現像した後のパターン部の反
射率とパターン部以外の感光体の反射率の比から画像の濃淡を判断し、薄い場合
はトナー補給信号を出す。また、補給後も濃度が上がらないことを利用してトナ
ー残量不足を検知することもできる。 〔給紙部〕 本実施例は複数のカセット60a,60b,60cを持ち、1度転写した紙を
再給紙ループ72を通し、両面または再給紙が可能になっている。カセットが選
択されスタートボタンが押されると選択されたカセットにあった給紙コロ61a
,61b,61cが回転し、レジストローラ62に突き当てるまで急送する。レ
ジストローラ62はこの時止まっているが、画像位置とタイミングをとって回転
を開始し、感光体に紙を送る。感光体部で転写され、分離搬送部63にて吸引搬
送され、ヒートローラ64、加圧ローラ65の対からなる定着ローラにて表面上
のトナーを定着する。 通常のコピー時は切換爪67によりソータ(IV)側排紙口へ導かれる。多重コ
ピー時は、排紙切換爪67により下側へ導かれ、切換爪68,69により方向を
変えられることなく下側のループ72を周り、再度レジストローラへ導かれる。 両面コピー時は機械本体のみで行う場合と両面ユニットを使用する場合があり
、ここでは前者のみを延べる。切換爪67で下に導かれた紙は爪68で下へ導か
れ、次の爪69でループより更に下のトレー70へ導かれローラ71の反転によ
り逆方向へ再度送られ、爪69の切り換えによりループ72へ導かれレジストロ
ーラ62に至る。 〔ADF(原稿自動送り装置)〕 ADFは原稿を1枚ずつコンタクトガラス上へ導きコピーし排紙する走査を自
動的に行なうものである。原稿給紙台100に載置された原稿はサイドガイド1
01で原稿は幅方向をそろえられる。置かれた原稿は給紙コロ104で1枚ずつ
分離、給紙され搬送ベルト102でコンタクトガラス9上の所定位置まで運ばれ
位置決めされる。所定枚数のコピーが終了すると再度搬送ベルト102の回転に より排紙トレー103へ排紙される。なお、サイドガイド101の位置と送り時
間をカウントすることにより、原稿サイズの検知を行うことができる。 〔ソーター〕 複写機本体から排紙されてきたコピー紙をページ順、ページごと、あるいはあ
らかじめ設定されたビン111a〜111xに選択的に給送する装置であり、モ
ータ110により回転する複数本のローラにより送られるコピー紙が各ビンの入
口付近にある爪の切り換えにより選択されたビンへ導かれる。 〔両面ユニット〕 機械本体は1枚ごとの両面したできないが、両面ユニットをつけることにより
、まとめて両面コピーをとることが可能となる。複数枚の両面コピーをとる時、
排紙コロ66で下で導かれた紙は更に次に爪67で両面ユニット(IV)へ導かれ
る。両面ユニット(IV)に入った紙は排紙ローラ120でトレー123上に集積
される。その際送りローラ121、側面そろえガイド122により縦横をそろえ
られる。トレー上に集積されたコピー紙は再給紙コロ124により裏面コピー時
に再給紙される。この時爪69により直接ループ72へ導かれレジストローラ6
2へ送られる。 〔電装制御部〕 第3a図、第3b図にプリンタ部の電気回路の概略を示す。第3a図、第3b
図は一つのブロック図を分割したもので、一部、CPU(a)の部分で重複部分
が有り、その部分で両図の連結をする。プリンタ部の制御ユニットは2つのCP
Uを用いており、(a)はシーケンス関係の制御、(b)はオペレーション関係
の制御をそれぞれ行っており、2つのCPU間はシリアルインターフェース(R
S232C)でつながれている。 まずシーケンスの制御について説明する。シーケンスは紙の搬送のタイミング
に関する制御を行っており、紙サイズセンサ、排紙検知、レジスト検知など紙搬
送に関するセンサ、両面ユニット、高圧電源ユニット、リレー、ソレノイド、モ
ータ等のドライバ、ソータユニット、レーザビームスキャナユニット、が接続さ
れている。センサ関係では給紙カセットに装着された記録シートのサイズ及び向
きを検知して検知結果に応じた電気信号を出力する紙サイズセンサ、レジスタ検 知、排検知など紙の搬送に関するセンサ、オイルエンド、トナーエンド、などサ
プライの有無を検知するセンサ、ドアオープン、ヒューズ切れなど機械の異常を
検知するセンサなどが入力されている。 両面ユニットでは、紙の幅を揃える為のモータ、給紙クラッチ、搬送経路を変
更する為のソレノイド、先端に紙を寄せる為のコロを上下させるソレノイド、紙
有無センサ、紙の巾そろえの為のサイドフェンスのホームポジションセンサ、紙
の搬送に関するセンサなどがある。 高圧電源ユニットは帯電チャージャ、転写チャージャ、分離チャージャ、現像
バイアス電極にそれぞれ所定の高圧電力を印加する。ドライバー関係は給紙クラ
ッチ、レイツトクラッチ、カウンタ、モータ、トナー補給ソレノイド、パワーリ
レー、定着ヒータ、等がある。 ソータユニットとはシリアルインターフェースでつながれており、シーケンス
からの信号により、所定のタイミングで紙を搬送し、各ビンに排出させている。
アナログ入力には、定着温度、フォトセンサ入力、レーザダイオードのモニタ入
力、レーザダイオードの基準電圧が入力されている。定着温度は、定着部にある
サーミスタからの入力により定着部の温度が一定になるようにオン・オフする。
フォトセンサ入力は所定のタイミングで作られたフォトセンサパターンをフォト
トランジスタにより入力し、パターンの濃度を検知することにより、トナー補給
クラッチをオン・オフしてトナー濃度制御を行っている。レーザダイオードのパ
ワーを一定にする為に、調整する機構としてADコンバータとCPUのアナログ
入力が使用されている。これはあらかじめ設定された基準電圧(この電圧はレー
ザダイオードが3mWとなる様に設定する。)に、レーザダイオードの点灯した
時のモニタ電圧が一致するように制御されている。 画像制御回路ではマスキング・トリミング、イレース、フォトセンサパターン
等のタイミング信号を発生し、レーザダイオードにビデオ信号を送り出している
。 ゲートアレイはスキャナから2ビット・パラレルで連送される画像信号をレー
ザビームスキャナユニットよりの同期信号PMSYNCに同期させ、さらに画像
書き出し位置信号RGATEに同期した1ビット・シリアルの信号に変換し、画
像制御回路に出力する。 次にオペレーション関係の制御について説明する。メインCPUは複数のシリ
アルボートとカレンダーICを制御する。複数のシリアルポートにはシーケンス
制御CPUの他、走査部、スキャナ、レーザカード、インターフェースユニット
、等が接続される。 操作部では操作者のキー入力及び複写切の状態を表示する表示器を有し、キー
入力情報をメインCPUにシリアル送信し、メインCPUからのシリアル受信に
より表示器を点灯する。スキャナとは画像処理及び画像読み取りに関する情報を
シリアル送受信し、レーザカードユニットとは別途説明の情報をやりとりし、イ
ンターフェースユニットとはあらかじめ設定される情報内容をやりとりする。カ
レンダーICは日付及び時間を記憶しており、この情報に基づいて機械のオフ・
オンをすることも可能となる。 次にイメージスキャナ部の構成を第4図に示す。CCDイメージセンサ407
から出力される電気信号、即ちアナログ画像信号は信号処理回路451で増幅さ
れ、AD変換器452によってデジタル多値信号に変換される。この信号はシェ
ーディング補正回路453によって補正処理をうけ、信号分離回路454に印加
される。信号分離回路454は入力される画像情報を処理して、文字などの2値
画像成分と中間調画像成分とに分離する。2値画像成分は2値化処理回路456
に印加され、中間調画成分はディザ処理回路455に印加される。2値化処理回
路456では、入力される多値データを予め定めた固定しきい値によって2値デ
ータに変換する。ディザ処理回路455では走査位置枚にあらかじめ定めた様々
なしきい値によって入力データを判定し、中間調情報を含む2値データを出力す
る。信号合成回路457では2値化回路456が出力する二値信号とディザ処理
回路453が出力する2値信号とを合成した信号DATA1及びDATA2を出
力する。 スキャナ制御回路460はプリンタ制御部からの指示に従って、ランプ制御回
路458、タイミング制御回路459、電気変倍回路461及びスキャナ駆動モ
ータ465を制御する。ランプ制御回路458はスキャナ制御回路460からの
指示に従って露光ランプ402のオン・オフ及び光量制御を行なう。 スキャナ駆動モータ465の駆動軸にはロータリエンコーダ466が連結され ており、位置センサ462は副走査駆動機構の基準位置を検知する。 電気変倍回路461はスキャナ制御回路460によって設定される主走査側の
倍率データに従って、ディザ処理された画像データ、2値化処理された画像デー
タについて電気変倍所を行なう。 タイミング制御回路499はスキャナ制御回路460からの指示にしたがって
各種信号を生成する。即ち、読み取りを開始するとCCDイメージセンサ407
に対しては1ライン分のデータをシフトレジスタに転送する転送信号およびシフ
トレジスタのタを1ビットずつ出力するシフトクロックパルスを与え、像再生系
制御ユニットに対しては、画素同期クロックパルスCLK、主走査同期パルスL
SYNCおよび主走査有効期間信号LGATEを出力する。 この画素同期クロックパルスCLKをCCDイメージセンサ407に与えるシ
フトクロックパルスと略同一の信号である。また、主走査同期パルスLSYNC
は画素書込ユニットのビームセンサが出力する主走査同期信号PMSYNCと略
同一に信号であるが、画像読取りを行なっていない時は出力が禁止される。主走
査有効期間信号LGATEは、出力データDATAI及DATA2が有効なデー
タであるとみなされるタイミングで高レベルHになる。なお、この例でCCDイ
メージセンサ407は1ライン当たり4800ビットの有効のデータを出力する
。また、出力データDATA1は奇数番目の各画素データであり、DATA2は
偶数番目の各画素のデータである。 スキャナ制御回路460はプリンタ制御部から読取開始指示を受けると、露光
ランプ402を点灯し、スキャナ駆動モータ465を駆動開始し、タイミング制
御回路459を制御して、CCDイメージセンサの読取りを開始する。また、副
走査有効期間信号FGATEを高レベルHにセットする。この信号FGATEは
、Hにセットされてから副走査方向に最大読取長さ(この例ではA3サイズ長手
方向の寸法)を操作するするのに要する時間を経過するとLとなる。 〔記憶部〕 画像情報記録装置はスキャナで読み取った画像情報を記憶したり、記憶してい
る画像情報をプリンタ部で出力するものである。画像情報記憶媒体としては、種
々の方法が考えられる。光ディスク、ハートディスク、フロッピーディスク、光 カード、ICカード、磁気テープ、磁気カード等がである。 一般にディジタル画像情報は膨大な情報量を持っている。A3を400dpi
×400dpiとして2値データとして記憶すると1枚で30Mbitもの容量
を必要とする。また、応答性も要求される為、通常の媒体ではほとんど使いもの
にならない。したがって、その容量からいって、光ディスク、ハードディスクが
使える。本実施例ではその使用上の便利性から光カードを採用している。 レーザカードユニットは第5図に示すように、それ自身インテリジェントな構
成になっており、メインコントローラの指示でレーザカード装置をアクセスして
書き込み、読み出し、加工、検索を行なう。第5図は一般的なレーザカードユニ
ットの構成でありスキャナプリンタとの画像データI/Fを通して画像データを
一時格納するビットマップメモリ(bitMAP)とその格納した画像データを
ランレングス圧縮してスモール・コンピュータシステムインターフェース(SC
SI)を通してレーザカード装置へ送出する圧縮・伸長器とMPU、主記憶、ダ
イレクトメモリ・アクセス・コントローラ(DMAC)、メインコントローラと
のコマンドとステータスのやり取りをする入出力器(I/O)を持ち、レーザカ
ードユニット全体を制御するマイクロプロセッサ部により構成される。 第5図に示した回路は一般的ではあるが単一バス上ですべての信号(制御コー
ド、画像データ)を流す為バスの負荷が重く、データを大量転送しにくい。その
欠点を補う為に画像データ専用にローカルバスを備え、スキャナとプリンタのI
/Fを簡素化したのが第6図のユニットである。 第6図はMPUを中心にI/O、主記憶がつながるプロセッサバスとビットマ
ップメモリ、圧縮・伸長器、DMAC、バッファ・メモリ、レーザカード・コン
トローラ(LCC)が接続されるメインバスとDMACを介して画像データを流
すローカルバスより構成されている。 画像データの流れを説明すると、スキャナから入力された画像データはMPU
のアクセスアドレスに乗せられてビットマップメモリに書き込まれる。ビットマ
ップメモリからレーザカードに画像データを書き込むには、画像データはビット
マップメモリ→ローカルバス→圧接器→メインバス→バッファメモリと流れ、一
旦バッファメモリに1/8〜1/20くらいにデータ圧縮されて置かれる。この 流れはDMACがMPUからの指令を受けてコントロールし、メインバスとロー
カルバスを最大限利用して高速に処理する。バッファメモリのデータはDMAC
またはMPUによってLCCへ渡され、LCCはそのデータをレーザカードに書
き込む。 逆にレーザカードから読み出す場合は、MPUはLCCに読み出すトラックを
指示し、DMACを使ってLCCが読みだしたデータをメインバスを通してバッ
ファメモリ上に置く。その後、MPUは再びDMACを起動しデータをバッファ
メモリ→メインバス→伸長器→ローカルバス→ビットマップメモリの順でビット
マップメモリへ伸長展開する。 より高速にLCCへデータを渡したい時は第7図のように圧縮伸長器にファー
ストイン・ファーストアウト・メモリ(FIFO)を接続し、連続してLCCへ
データを流せる様にすれば良い。この場合バッファメモリは必要なくなる。 スキャナからのデータとプリンタへのデータがより低速で各部の速度が十分間
に合う場合は第8図のようにビットマップメモリは必要なく、たとえばスキャナ
からのデータをそのままプロセッサバスに乗せ、圧縮器を通してLCCへ送られ
ば良い。 スキャナとプリンタの画像データのインターフェースあるラスターI/Oは第
9図に示す例のように、基本的は操作同期信号に同期し入るシリアルデータをス
キャナからはシリアルからパラレルに、プリンタはパラレルからシリアルに変換
する回路が中心となっている。 一般的にはDMACが走査同期信号を受けて、ビットマップメモリをアクセス
するか、MPUがプログラムI/O方式でバットマップメモリ間の転送を行なう
ことが普通であるが、この方式MPUを走査同期信号と画像信号に同期させてア
ドレス発生させ、データを転送する方式を採用している。MPUはアドレスバス
が非同期型であることを利用して、データアクノリッジ(DTACK)をコント
ロールして画像データとの同期をとる。 例としてスキャナからのデータをビットマップメモリへ転送する方法を示す。
データは第10図に示すように主走査同期信号LSYNCの同期して入力される
。第11図は転送ルーチンのプログラムであるが、まずMPUはポーリング動作
で LSYNCをチェックする。LSYNCが入るとすぐにMPUはレジスタA0が
指示するビットマップメモリのアドレスへレジスタD0の内容を書き込む動作を
する。この時はすでにスキャナからビットマップメモリへの転送ということでS
CANNER IN をMPUは“1”にしている。 またMPUの出しているアドレスはビットマップメモリエリアを指しているた
め、アドレスデコード信号 ビットマップメモリ SEL は当然“1”となっ
ておりSC SELが“1”となってMPUのデータバスはプロセッサバスから
切り離されており、かわりにS/P変換されたデータがプロセッサバス上に乗る
。同時にデータアクノリッジを発生するJKFFはS/P変換のデータが完全に
整った時を知らせる信号RDYを持ち、プロセッサバス上のS/Pからのデータ
が有効になるまでDTACKを返さず、MPUをWAIT状態に維持する。RD
Yを受けた時点でアクノリッジがMPUが返され、MPUはビットマップメモリ
へUDS,LDSのストローブ信号を出し、プロセッサバス上のデータをビット
マップメモリの所定のアドレスに書き込む。 その後レジスタA0の内容をインクリメントして次のライトサイクルを開始す
る。このようにスキャナデータに同期してMPUにアドレス発生させてビットマ
ップメモリへ書き込む。MPUは自分のレジスタへデータを持って来ることなく
、高速でデータを転送できる。ビットマップメモリからプリンタへはこの逆の方
向のデータの流れだけで動作は同じである。 光カードのフォーマット例を第12図に示す。このカードは1メガバイトの記
憶容量を想定したものである。全体の記憶部の大きさは82.24mm×15.
872mmmとなっており、その記憶部は32列より構成されている。また1列
は32のブロックにより構成されており、その1ブロック内の図を第13図に示
す。1ブロックは256の列から構成されており、その他にブロックとブロック
境界を示す例がある。1列には256のアドレスを示すアドレスビット(8bi
t)、データを始めを表すスタートビット、データビット(32bit)、エラ
ーチェックビット(3bit)……(パリティエラー、オーバーエラー、フレミ
ングエラーなど)、ストップビットがある。1ブロック内のデータは32bit
×256=8192(1kbyte)となっており、1列は32kbyteより 構成されることになる。したがって全体の構成として32kbyte×32列=
1024kbyte(Mbyte)となる。 本発明の一実施例について述べる。通常良く使用する計画表、日程表のような
画像データからなるフォーマットデータを記録装置の記録媒体に記憶しておいて
必要な時にハードコピーで取り出して使う場合、その操作手順プログラムもフォ
ーマットデータとの合わせて媒体に記録するものである。まず第14図で実際の
使い方を説明する。 のグループ提出用がこの複写機で発生するフォーマットデータである。A,
B,C,D,Eにはの個人用(A)日程表のスケジュールが入り、目標の所に
はのグループリーダー計画書の目標が入る。そして全部を合成しての各欄の
内容が埋まってハードコピーされる。 操作手順はまずADFにA,B,C,D,Eの個人用日程表とグループリーダ
ー計画書を順にセットする。そして第15図にあるフォーマットOUTというキ
ーを押し、テンキーから所望のフォーマット番号を入力してプログラムキーを押
すと、レーザカードに記憶されている複数のフォーマットデータと操作手順プロ
グラムの組み合わせの中からフォーマットデータと操作手順プログラムがロード
されてコピー可能状態になる、この後は普通の複写機と同じように必要があれば
部数のセット等の他の操作を行いスタートキーを押せば操作手順プログラムにし
たがってプログラムを開始する。 第14図の例では、まずレーザカードからのフォーマットデータがレーザカ
ードユニット中のビットマップメモリに置かれる。そしてADFで個人用Aが給
紙され、スキャナで縮小され、レーザカードユニットで必要な部分を抜き取られ
てAが合成される。このように、B,C,D,EがADFから給紙されてつぎつ
ぎビットマップメモリで合成され、最後にの部分が縮小抜取され合成してを
完成する。同時にメインコントローラに完成を通知する。メインコントローラは
その画像データをレーザカードユニットからプリンタ部へ出力することを指示し
、また、プリンタ部に対しては操作手順プログラムの内容から最後、パンチ(穴
アケ)して出力することを指示する。 レーザカード中のデータがどのようにロードされるかを第16図で説明する。 まずレーザカード中のディレクトリファイルにはFORMNO1,FORMNO
2・・・・のように複数のフォーマットデータと操作手順プログラムの組み合わ
せに相当するディレクトリが入っており、操作部からフォーマット番号が入力さ
れると対応するディレクトリが選択され、その下にある*.DATがレーザカー
ドユニットのビットマップメモリへ画像データとして展開される。 *.EXEファイルのほうはレーザカードユニットを通してメインコントロー
ラのRAMに操作手順プログラムとして入力される。 メインコントローラはそのプログラムを解釈して複写機全体をコントロールす
る。操作手順プログラム中には操作部ディスプレイに関するデータも入力でき、
適時第15図にあるようなキャラクタディスプレイに表示させ、操作をガイドす
ることができる。フォーマットデータのレーザカードへの登録はフォーマットキ
ーを押した後一連の操作をし、プログラムキーを押してコピースタートすると最
初セットした画像をフォーマットデータとしてFORMNOn.DATへ、又一
連の操作をFORMNOn.EXEとしてレーザカードへ書き込む。 記憶装置を持ったデジタル複写機においては、画像データをレーザカードのよ
うな記憶媒体に記録する場合、記憶する画像データと共にページに関する情報(
ページサイズ、方向、表面か裏面か)も同時に記録することが必要になる。特に
データ圧縮して記憶する場合の構造には画像の形の意味がないため絶対に必要で
ある。必要な情報はページサイズ(方向も含む)表面か裏面か、現像器の番号ま
たはトナーの色などである。 第17図、第18図は記憶された情報の概念を示すものである。ディレクトリ
、ファイルの中にはBUNSHOU1,BUNSHOU2のようなディレクトリ
が作れており、その下に1つの文章を作るファイルがすべてそろっている。圧縮
された画像データはDATA1,DATA2・・・のような画像ファイルの中に
あり、またページに関する情報はMAKE.PAGというファイルにすべて入っ
ている。MAKE.PAGの中の情報はページテーブルの集合から構成されてお
り文章を構成しているページと同数のページテーブルがある。ページテーブルの
内容はページサイズ、方向と、何枚目の表か裏か、またそのページを構成してい
る画像データの数とその画像データの入っているファイルを示すデータ番号とそ
の 画像データを現像する時の色または現像器番号がテーブルの中にリストとなって
入っている。 この記録された文章をハードコピーする場合、メインコントローラは指定され
た文章番号からレーザカードユニットを通してレーザカード中のディレクトリフ
ァイルを検索し、文章があるかどうかチェックする。文章があった場合、メイン
コントローラはレーザカードユニットにそのディレクトリの下のMAKE.PA
Gファイルの出力を要求し、そのページテーブル群から第19図に示すページロ
ケーションテーブルを自分のRAMエリアに作る。メインコントローラはページ
ロケーションテーブルを参照しながら第21図に示すフローチャートに従って必
要な画像データを読み出しつつプリンタ部をコントロールしてハードコピーを作
ってゆく。このフローチャートのアルゴリズムは給紙した紙の表にページに作る
時に、裏にページがある場合は両面トレイへ排出することと、1つのページに複
数の色または現像器を使うかどうか判断して反転両面を使い合成コピーすること
と、画像データが複数あって同じ現像器を使う場合はレーザカードユニットのビ
ットマップメモリ中でメモリ合成する事である。 この構成の特徴は画像データと同時にページフォーマットを記憶すること、ペ
ージフォーマットはページ毎に構造化されていて、紙の複数の面、複数の画像デ
ータまたその色の情報を持つことである。逆に文章をレーザカードに書き込む場
合、メインコントローラはこのページテーブルを作りつつ画像データをレーザカ
ードユニットに送り込むことになる。 ADFを使った例を説明する。まずADFに複数ページの文章(原稿)をセッ
トし第20図に示すブックを除くどれかのキーを押すと自動的にADFから原稿
がプラテンに給紙されスキャナから読出されてレーザーに画像データが圧縮され
て書き込まれる。同時にメインコントローラはページロケーションテーブルを作
り始め原稿がなくなった時にページロケーションテーブルを変換してページテー
ブルを作りMAKE.PAGファイルに記録する。 (効果) これまでの説明で明らかなように、本発明によれば、前述のように構成されて
いるので、入力された画像データに対して、操作手順プログラムやフォーマット データを簡単に選択指示することが可能で、複雑な操作を簡単に行える画像処理
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係わるデジタル複写機の全体構成図、第2図は書き込み部の
平面図、第3a,3b図の各図はプリンタ部の回路の一つのブロック図を二つの
分割した部分ブロック図、第4図はイメージスキャナ部の回路のブロック図、第
5,6図はレーザカードユニットの回路のブロック図、第7図は圧縮伸長器とF
IFOとの接続をしめすブロック図、第8図はスキャナからのデータ流れを示す
図、第9図はラスターI/Oのブロック図、第10図はデータの入力の仕方を示
す図、第11図は転送ルーチンのフローチャート、第12図は光カードのフォー
マット例を示す図、第13図は光カードの1ブロック内を示す図、第14図はフ
ォーマットデータを用いる記録の例を示す図、第15図は複写機の操作部の図、
第16図はレーザカードへのデータのロードを示すブロック図、第17図および
第18図は記録された情報の概念図、第19図はページアロケーションテーブル
、第20図はADF使用時の操作部を表す図、第21図はメインコントローラの
アルゴリズムを示すフローチャートである。 1……反射板、2……第1ミラー、3……ランプ、4……第2ミラー、5……第
3ミラー、6……色フィルタ、7……レンズ、8……1次元固体撮像素子、9…
…コンタクトガラス、10……画像処理基板、20……LD、21……コリメー
トレンズ、22……第1シリンダーレンズ、23……防音ガラス、24……ポリ
ゴンミラー、25……ポリゴンモータ、26a,26b,26c……fθレンズ
27……ミラー、28……防塵ガラス、29……同期検知ミラー、30……同期
センサ、31……レンズ保持ユニット、32……アパーチャ、40……感光体ド
ラム、41……帯電チャージャ、42a,42b……現像器、43a,43b…
…トナー補給器、44……転写チャージャ、45……分離チャージャ、46……
分離爪、47……クリーニングブレード、48……排トナータンク、49……除
電ランプ、50……フォトセンサ、60…a,b,c……カセット、61a,b
c……給紙コロ、63……分離搬送ベルト、64……ヒートローラ、65……加
圧ローラ、66……排紙コロ、67……第1切換爪、68……第2切換爪、69 ……第3切換爪、70……反転トレー、71……再給紙コロ、72……再給紙ガ
イド板、80……メインモータ、81……ファンモータ、100……原稿トレー
、101……原稿サイドガイド板、102……原稿搬送ベルト、103……排紙
トレー、104……給紙コロ、110……ソータモータ、111a〜111x…
…ビン、120……排出コロ、121……先端寄せコロ、122……幅方向寄せ
コロ、123……正面トレー、124……再給紙コロ、151……エラービット
、152……ストップビット、153……データビット、154……スタートビ
ット、155……アドレスビット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力された画像データとフォーマットデータとを合成して出力
    する画像処理装置において、 前記合成して出力する制御を行うための一連の操作のプログラムである操作手
    順プログラムと前記フォーマットデータとが含まれたディレクトリを複数記憶す
    る第1の記憶手段と、 前記複数のディレクトリから1つを選択指示する操作手段と、 前記操作手段により選択指示されたディレクトリに応じたフォーマットデータ
    が展開される第2の記憶手段と、 前記操作手段により選択指示されたディレクトリに応じた操作手順プログラム
    が入力され、第3の記憶手段に記憶させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記第3の記憶手段に記憶された前記操作手順プログラムに
    基づき、前記入力画像データが前記第2の記憶手段に展開されたように制御して
    出力することを特徴とする画像処理装置。

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