JP2621055B2 - ディスクプレーヤのローディング機構 - Google Patents

ディスクプレーヤのローディング機構

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JP2621055B2
JP2621055B2 JP2268060A JP26806090A JP2621055B2 JP 2621055 B2 JP2621055 B2 JP 2621055B2 JP 2268060 A JP2268060 A JP 2268060A JP 26806090 A JP26806090 A JP 26806090A JP 2621055 B2 JP2621055 B2 JP 2621055B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はディスクプレーヤのローディング機構に係
わり、特に、1つの駆動源でディスクの出入れとディス
クのクランプが行われるディスクプレーヤのローディン
グ機構に関する。
[従来の技術] ディスクトレイを筐体に出入させてディスクを筐体内
に引込み、ターンテーブルを支持するメカシャーシを上
昇させてディスクをクランプするディスクプレーヤのロ
ーディング機構では、ディスクトレイの動きとメカシャ
ーシの動きが同期しており、機構を簡素化してコスト削
減するために駆動源を1つとした機構が提案されてい
る。
そのような機構として特開平2−6672号公報に提案さ
れたものは、遊星ギヤをディスクトレイに設けた直線と
アーク状に連らなるラックと噛合わせ、メカシャーシを
駆動するカムを遊星ギヤを支持する揺動アームで一体的
に回転させる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来のものにおいては、ディスクトレイのラ
ックのアーク状部分のピッチ線が遊星ギヤのピッチ線の
回動包絡線と一致する場合は、ディスクトレイのラック
のピッチ線は直線とそれに滑らかに連らなる円弧で形成
され、遊星ギヤがディスクトレイのラックのアーク状部
分と噛合うときメカシャーシが駆動され、遊星ギヤがデ
ィスクトレイのラックの直線部分と噛合うときディスク
トレイが駆動される。
このようなディスクトレイのラックは形状が複雑であ
り、製造が困難であるという問題があった。
さらに、ディスクトレイの速度が一定であり、起動停
止に衝撃を伴うという問題があった。
ディスクトレイのラックの円弧部分と直線部を非円弧
の部分で接続すれば、ディスクトレイを静かに起動させ
ることができるが、その場合はディスクトレイのラック
の形状が一層複雑となるという問題があった。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、直線状のラックと円形の
ギヤを使用したディスクプレーヤのローディング機構を
提供することにある。
また、この発明の他の目的は1つの駆動源でディスク
トレイとメカシャーシを駆動し、ディスクトレイの起動
停止が静かに行われるディスクプレーヤのローディング
機構を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明のディスクプレーヤのローディング機構は、
筐体に出入自在に支持されたディスクトレイに設けた出
入方向に延びるラックと噛合うギヤの回転によりディス
クトレイを出入させ、筐体に回動自在に支持されたメカ
シャーシをスライド部材の動きにより回動させるディス
クプレーヤのローディング機構において、駆動太陽ギ
ヤ、従動内歯車および揺動アームを同軸に設け、前記揺
動アームに立設された軸に回転自在に支持された遊星ギ
ヤを前記駆動太陽ギヤと従動内歯車の内歯と噛合わせ、
従動内歯車の外歯を前記ディスクトレイのラックと噛合
わせ、前記揺動アームに立設されたピンを前記ディスク
トレイに設けた出入方向に延びる直線部と始端部の円弧
部とを有するガイド溝と係合させ、前記揺動アームと一
体に形成したギヤを前記スライド部材に設けたラックと
噛合わせたものである。
また、前記ディスクプレーヤのローディング機構にお
いて、前記ディスクトレイのガイド溝の終端部を始端部
と反対側に曲げたものである。
[作用] この発明のディスクプレーヤのローディング機構によ
れば、揺動アームに立設されたピンがディスクトレイに
設けられたガイド溝の始端に係合しているときにディス
クトレイは筐体内の最奥部に位置し、メカシャーシは最
上昇位置にありディスクはメカシャーシに支持されたタ
ーンテーブルにクランプされている。すなわち、プレイ
状態である。
この状態から駆動太陽ギヤがモータによりオープン方
向に回転駆動されると、揺動アームに立設されたピンが
ディスクトレイに設けられたガイド溝の円弧部分に沿っ
て移動する。ガイド溝の円弧の半径を前記ピンの移動半
径と一致させることにより、ディスクトレイは停止状態
に保たれディスクのクランプが解除される。
その位置からガイド溝の曲率を小さくすることによ
り、メカシャーシを下降させながらディスクトレイがオ
ープン方向に徐々に移動し始める。
揺動アームに立設されたピンがディスクトレイに設け
られたガイド溝の直線部分に沿って移動するようになる
と、揺動アームは停止し、ディスクトレイは一定速度で
オープン方向に移動する。
揺動アームに立設されたピンがディスクトレイに設け
られたガイド溝の終端部の曲線部に沿って移動するよう
になると、揺動アームはオープン方向に回動しメカーシ
ャーシが僅かに下降するとともにディスクトレイが減速
される。
この状態でディスクトレイが位置検出マイクロスイッ
チを作動させてモータを停止する。
ディスクトレイがオープンした状態からプレイ状態と
するにはモータをクローズ方向に回転させることにより
上記と逆の動作が行われる。
[実施例] この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例であるディスクプレーヤの
ローディング機構を示す分解斜視図である。
図において1はディスクトレイであり、図は裏返した
状態を示している。
ディスクトレイ1にはディスクを位置決めする凹みと
光ピックアップの移動する穴が設けられている。ディス
クトレイ1に固着されたロッド1cとエッジ1dは図示して
いないシャーシに摺動自在に支持されている。
ディスクトレイ1の裏面にはラック1aとガイド溝1cが
一体に設けられている。
2はメカシャーシであり、それに立設された軸2a,2a
によりシャーシに回動自在に支持されている。
メカシャーシ2にはスピンドルモータと図示していな
い光ピックアップが支持されている。
スピンドルモータの回転軸にはターンテーブル2bが固
着されている。
メカシャーシ2にはピン2cが立設され、スライド部材
19のカム溝19bと係合している。
シャーシに駆動用のモータが固定され、その回転軸に
プーリ3が固着されている。
プーリ6はシャーシに立設された軸5に回転自在に支
持され、プーリ3からベルト4を介して回転が伝えられ
る。
シャーシに立設された軸9および12は夫々ギヤ8およ
び11を回転自在に支持している。
ギヤ10はギヤ8と一体に形成されている。
シャーシに立設された軸13には揺動アーム14、駆動太
陽ギヤ15および従動内歯車17が回転自在に支持されてい
る。
プーリ6と一体に形成されたギヤ7はギヤ8と噛み合
い、ギヤ10はギヤ11と噛み合い、ギヤ11はさらに駆動太
陽ギヤ15と噛み合っており、駆動用モータの回転は駆動
太陽ギヤ15に伝えられる。
揺動アーム14に立設された軸14cに回転自在に支持さ
れた遊星ギヤ16は駆動太陽ギヤ15と従動内歯車17の内歯
17aと噛み合っている。
従動内歯車17の外歯17bはディスクトレイ1のラック1
aと噛み合っている。
ディスクトレイ1のガイド溝1bには揺動アーム14に立
設されたピン14aが係合している。
揺動アーム14に形成されたギヤ14bはスライド部材19
と一体に形成されたラック19aと噛み合い、スライド部
材19はシャーシに固定されたガイドロッド18に摺動自在
に支持されている。
上記構成において、揺動アーム14に立設されたピン14
aがディスクトレイ1に設けられたガイド溝1bの始端A
に係合しているときにディスクトレイ1は筐体内の最奥
部に位置し、メカシャーシ1は最上昇位置にありディス
クはメカシャーシ1に支持されたターンテーブル2bとタ
ーンテーブル2bの上方に配置された図示していないクラ
ンパに挾持されクランプされている。すなわち、プレイ
状態である。
この状態から駆動太陽ギヤ15がモータによりオープン
方向に回転駆動されると、揺動アーム14に立設されたピ
ン14aがディスクトレイに設けられたガイド溝1bの円弧
部分に沿って移動する。ガイド溝1bの円弧の半径をピン
14aの移動半径と一致させることにより、従動内歯車17
が停止し、ディスクトレイ1は停止状態に保たれる。
このとき、スライド部材19はギヤ14bにより左方向に
移動されメカシャーシ2は降下し、ディスクのクランプ
が解除される。
ディスククランプ解除終了の位置からガイド溝1bの曲
率が小さくなっており、駆動用モータがさらに回転する
ことによりメカシャーシ1を下降させながら従動内歯車
17が回転しディスクトレイ1がオープン方向に徐々に移
動し始める。
ピン14aがガイド溝1bの直線部分に沿って移動するよ
うになると、揺動アーム14は停止し、ディスクトレイ1
は一定の高速度でオープン方向に移動する。
ピン14aがガイド溝1bの終端部の曲線部に沿って移動
するようになると、揺動アーム14はオープン方向に回動
しメカーシャーシ2が僅かに下降するとともにディスク
トレイ1が減速される。
この状態でディスクトレイ1が図示していない位置検
出マイクロスイッチを作動させてモータを停止する。
ディスクトレイ1がオープンした状態からプレイ状態
とするにはモータをクローズ方向に回転させることによ
り上記と逆の動作が行われる。
そのとき、動作終了位置はスライド部材19が図示して
いない位置検出マイクロスイッチを作動させて検出され
る。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに
限らず、例えば、カム溝19bをメカシャーシ2に設け、
それと係合するピン2cをスライド部材19に設けてもこの
発明の効果が得られる。
[発明の効果] この発明のディスクプレーヤのローディング機構によ
れば、1つの駆動源でディスクトレイとメカシャーシが
駆動され、動作切替えのためのトリガー、レバー、アー
ム類が不要となり、動作がスムースで確実となる。
また、複雑なラックを使用することなく、ディスクト
レイの起動停止をスムースに行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるディスクプレーヤのロ
ーディング機構を示す分解斜視図である。 1……ディスクトレイ、1a……ラック、1b……ガイド
溝、1c……ロッド、1d……エッジ、2……メカシャー
シ、2a……軸、2b……ターンテーブル、2c……ピン、3
……プーリ、4……ベルト、5……軸、6……プーリ、
7……ギヤ、8……ギヤ、9……軸、10、11……ギヤ、
12、13……軸、14……揺動アーム、14a……ピン、14b…
…ギヤ、14c……軸、15……駆動太陽ギヤ、16……遊星
ギヤ、17……従動内歯車、17a……内歯、17b……外歯、
18……ガイドロッド、19……スライド部材、19a……ラ
ック、19b……カム溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀部 誠 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 (56)参考文献 実開 平3−124352(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体に出入自在に支持されたディスクトレ
    イに設けた出入方向に延びるラックと噛合うギヤの回転
    によりディスクトレイを出入させ、筐体に回動自在に支
    持されたメカシャーシをスライド部材の動きにより回動
    させるディスクプレーヤのローディング機構において、
    駆動太陽ギヤ、従動内歯車および揺動アームを同軸に設
    け、前記揺動アームに立設された軸に回転自在に支持さ
    れた遊星ギヤを前記駆動太陽ギヤと従動内歯車の内歯と
    噛合わせ、従動内歯車の外歯を前記ディスクトレイのラ
    ックと噛合わせ、前記揺動アームに立設されたピンを前
    記ディスクトレイに設けた出入方向に延びる直線部と始
    端部の円弧部とを有するガイド溝と係合させ、前記揺動
    アームと一体に形成したギヤを前記スライド部材に設け
    たラックと噛合わせてなるディスクプレーヤのローディ
    ング機構。
  2. 【請求項2】前記ディスクトレイのガイド溝の終端部を
    始端部と反対側に曲げた請求項1のディスクプレーヤの
    ローディング機構。
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