JP2620970B2 - 防音・気密自動ドア - Google Patents

防音・気密自動ドア

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JP2620970B2
JP2620970B2 JP1092196A JP9219689A JP2620970B2 JP 2620970 B2 JP2620970 B2 JP 2620970B2 JP 1092196 A JP1092196 A JP 1092196A JP 9219689 A JP9219689 A JP 9219689A JP 2620970 B2 JP2620970 B2 JP 2620970B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ドアによって区切られた空間内部を防音
及び気密に保持する防音・気密自動ドアに関する。
〔従来の技術〕
この種の従来技術としては、特開昭57-180782号公報
に開示されるものがある。この従来技術は、第9図乃至
第11図に示すように、自動ドアを設ける場所に設置され
た開口枠100の上枠101内に設けた2本のレール102に1
つの引戸103を2つのドアハンガー104を介して前記2本
のレール102のそれぞれに移動自在に懸吊し、この引戸1
03を適宜な駆動装置105によって開閉するように構成し
たものである。そして、前記開口枠100には、引戸閉鎖
位置の引戸103と相対向する位置に、開口枠100を囲ぎょ
うする気密材106を装着し、且つ、複数個の電磁石107を
配置し、前記2本のレール102には引戸103が少なくとも
引戸閉鎖位置で前記気密材106に略当接するように湾曲
させた傾斜部108を設け、更に引戸103には引戸閉鎖位置
で前記電磁石107と僅かな間隔をおいて相対向する電磁
吸着板109を設け、また、引戸103の下部を案内するため
に、開口枠100の下方の床に案内レール110、案内ローラ
111、案内片112等を設けるための溝113を設けた構造で
ある。
このような従来の装置において、引戸閉鎖時に防音、
気密するためには、前記電磁石107に通電して引戸103を
気密材106に圧着する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来技術によると、引戸103の開閉用のモータ
ー等の駆動源と、防音気密のための引戸103の気密材106
への圧着用の電磁石等の駆動源とは別のものであるため
に、2つの駆動源が必要となる問題点がある。また、引
戸103の圧着力は、引戸103の自重に対抗して引き寄せな
ければならないため、大型の電磁石等の駆動源が必要と
なる問題点がある。更に、床に形成した溝113には、ゴ
ミや小石などが入りやすく、引戸103の開閉を阻害する
問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その
具体的手段とするところは、上側及び両側の周壁に設け
た三方枠から形成される開口部の上方の無目内に設けら
れ、且つ、一方の端部が開口部側へ折れ曲がった傾斜部
を形成した2本のレールと、該2本のレールにそれぞれ
別々に案内される2つの懸吊装置と、該2つの懸吊装置
に回転自在に懸吊されると共にその開口部側の上側及び
両側に上部パッキンと側部パッキンとを有する引戸と、
該引戸を開口部の開閉方向へ移動させる駆動装置と、引
戸の下方に設けられて引戸が開口部の閉鎖位置に達した
時に引戸より側部パッキンの下方端に沿って斜め下方に
突出して床面と三方枠との間を気密状態に保持する押出
パッキンを有する下部気密装置と、引戸が開口部の閉鎖
位置に達した時に引戸の下方を開口部側へ押圧する下部
押付装置とから構成したことにある。
また、懸吊装置を、ドアハンガーの上方に取付軸を介
して設けられ、且つ、開口部側と反対側の一端にのみつ
ばを形成した戸車と、ドアハンガーに取付けられた支持
板に支持され、且つ、戸車のつばを形成しない側からレ
ールに横方向に当接しながら回転する内側案内ローラ
と、ドアハンガーの下方に取付けられてレールに下方か
ら当接しながら回転するガイドローラと、ドアハンガー
の下方に取付けられドアハンガーを水平方向に回転自在
とする回転懸吊軸とから構成したことにある。
また、下部気密装置が、前記引戸の幅方向全域に延び
溝口が前記開口部側へ下向きに開口し且つ一端が開放し
た摺動溝を有する収納框と、前記摺動溝の溝口に出没自
在に嵌入された押出パッキンと、前記摺動溝の奥方の一
端側に前記引戸の幅方向へ摺動自在に嵌入され先部を前
記摺動溝の一端から突出した摺動体と、中央部を前記押
出パッキン側へ突出し先端が前記摺動体の後部に固定さ
れ後端が前記摺動溝の一端内方に固定された弓形の板ば
ねとを備え、前記引戸が前記開口部の閉鎖位置に達し前
記摺動体の先部が前記開口部の側面に当接すると、前記
板ばねが圧縮されて前記板ばねの中央部が前記押出パッ
キンを押出すようにしたことにある。
〔作用〕
請求項1記載の防音・気密自動ドアによると、駆動装
置の駆動によって引戸が開口部の閉鎖方向へ移動して、
2つのそれぞれの懸吊装置が2本のレールの傾斜部に達
すると、引戸はこの傾斜部の傾斜に沿って開口部へと接
近して、開口部の周壁の三方枠と密着して気密状態とな
る。また、このとき下部気密装置の押出パッキンが引戸
より側部パッキンの下方端に沿って斜め下方に突出して
床面と三方枠との間を気密状態に保持する。更に、部押
付装置によって引戸の下方が開口部側へ押付けられるの
で、引戸は開口部を完全に密着状態に維持する。そし
て、この気密状態は駆動装置が停止中はそのまま維持さ
れる。
請求項2記載の防音・気密自動ドアによると、ドアハ
ンガーの上方に取付軸を介して戸車を設けると共に、ド
アハンガーを水平方向に回転自在とする回転懸吊軸を取
付けているので、回転懸吊軸を介して引戸を水平方向に
回転自在に懸吊することができる。また、戸車の開口部
側と反対側の一端にきはつばを形成し、内側案内ローラ
を戸車のつばを形成しない側からレールに横方向に当接
するようにしているので、内側案内ローラがレールの傾
斜部に案内されると、ドアハンガー全体が水平方向に回
動することになり、これに伴って戸車がレールの傾斜部
に沿って向きを変える。
請求項3記載の防音・気密自動ドアによると、引戸が
開口部の閉鎖位置に達し摺動体の先部が開口部の側面に
当接すると、板ばねが圧縮されて板ばねの中央部が押出
パッキンを開口部側へ下向きに押出すように構成されて
いるので、引戸が三方枠に対し上下蔦は水平方向に施工
誤差等により位置ずれしたり、引戸の建付けが不正確な
ために引戸と周壁との隙間が一定に保たれなくても、押
出パッキンを周壁及び床面に密着することができる。
〔実施例〕
この発明の実施例について、以下第1図乃至第8図に
基づいて説明する。
この実施例の防音・気密自動ドア1は、人等が通過す
る間口の開口部2の上方の固定枠3に固定して設けた無
目4内の2本のレール5と、該2本のレール5にそれぞ
れ案内される2つの懸吊装置6と、該2つの懸吊装置6
に回転自在に懸吊される1つの引戸7と、引戸7の上側
面と両側面に取付た上部パッキン37と側部パッキン38
と、該引戸7を開口部2に沿って開閉駆動させる駆動装
置8と、前記開口部2の上側及び両側の周壁9に取付け
た三方枠10と、引戸7の下方に設けた下部気密装置11及
び下部押付装置12とから構成される。
前記上枠4内に設ける2本のレール5は、第7図及び
第8図の概略説明図に示すように、引戸7の閉鎖位置で
引戸7が前記三方枠10側に移動するように一方の端部で
周壁9(建屋)側へ折れ曲がった傾斜部13を形成してい
る。前記2つの懸吊装置6は、前記2本のレール5にそ
れぞれ対応するもので、第1図乃至第4図に示すよう
に、ドアハンガ−14の上方に取付軸15を介して設けら
れ、且つ、開口部2側と反対側の外側の一端にのみつば
16を形成されたレール5上を運行する戸車17と、該戸車
17のつば16を設けない側である開口部2側からレール5
の側面に当接しながら回転する内側案内ローラ18と、前
記ドアハンガー14に取付けられ内側案内ローラ18を支持
する支持板19と、前記ドアハンガー14の下方に取付けら
れレール5に下方に位置するガイドローラ20と、ドアハ
ンガー14の下方の水平部14aに貫通して取付けられ、該
ドアハンガー14を水平方向に回転自在にさせる回転懸吊
軸21からなる。回転懸吊軸21の上部には係止部21aが形
成され、この係止部21aがベアリング部21bを介して前記
ドアハンガー14の水平部14aに懸吊している。また、回
転懸吊軸21の下部には取付部21cが形成され、この取付
部21cが引戸7の上方面の2個所に連結される。これに
より引戸7は回転懸吊軸21、水平部14a、ドアハンガー1
4および戸車17を介してレール5上に懸吊される。
前記駆動装置8は、無目4内に設けられており、モー
ター等の駆動源22と、この駆動源22によって回転駆動す
る駆動プーリー23と従動プーリー24と、両プーリー23、
24に巻回されその両端が引戸7の上方に設けた連結杆25
に固定された駆動ベルト26からなる。
前記下部気密装置11は、引戸7が閉鎖位置にあるとき
引戸7の下方と床27の間を遮断して防音、気密を完全な
らしめる装置であって、引戸7の下端に設けた下部取付
枠28の内部に設けられており、前記引戸7の幅方向全域
に延び溝口29が前記開口部2側へ下向きに開口し且つ一
端が開放した摺動溝31を有する収納框30と、前記摺動溝
31の溝口29に出没自在に嵌入された押出パッキン34と、
前記摺動溝31の奥方の一端側に前記引戸7の幅方向へ摺
動自在に嵌入され先部に設けた当接棒32を前記摺動溝31
の一端から突出した摺動体33と、先端が前記摺動体33の
後部にピン35で固定され後端が前記摺動溝31の一端内方
にピン35で固定され中央部を前記押出パッキン34側へ突
出しすると共に押出パッキン34にピン35で固定された弓
形の板ばね36とから構成される。これによって、引戸7
が閉鎖位置に達すると、当接棒32が開口部2の側面に当
たって、摺動体33が摺動溝31内を内部方向へ移動するこ
とによって板ばね36の撓みが大きくなり、押出パッキン
34を開口端29から斜め下方へ押し出して、引戸7と床27
の間の空間を遮断する。すなわち第6図(b)に示すよ
うに、押出パッキン34の先端部の角度34aが90°に設定
され、かつその押出し方向を下方に45°で行うことによ
り、引戸7の閉鎖位置では、側部パッキン38が三方枠10
に当接する位置38′に移動し、押出パッキン34は、下方
45°方向に位置34′へ押出される。従って、側部パッキ
ン38と押出パッキン34の垂直面は同一面となって三方枠
10に密着し、押出パッキン34の下面が床27と密着するの
で、下方の床27と三方枠10との隙間を完全に密閉するこ
とができる。
前記下部押付装置12は、前記下部取付枠28の両端に取
付けたくさび形の押付傾斜部39と、開口部2の両端付近
の床27に設置した押付ローラ40とからなり、引戸7が引
戸閉鎖位置に達して押付傾斜部39に押付ローラ40が当接
することによって、引戸7を開口部2方向へ押圧するも
のである。
以上の構成からなるこの実施例の防音・気密自動ドア
1の動作について説明する。まず、引戸7が開口部2を
開放状態にしている場合には、第7図に示すようにレー
ル5の直線部分の端部上にそれぞれの戸車17が載った状
態で静止している。そして、引戸7を移動して開口部2
を閉鎖する場合には、駆動源22に回転指令を与え駆動さ
せることによって駆動プーリー23が回転すると、駆動ベ
ルト26が動いて連結杆25を介して引戸7を閉鎖方向へ引
っ張る。このとき、戸車17はレール5の直線部分上を閉
鎖方向へ回転移動するが、そのつば16によって内側方向
への脱輪が防止され、内側案内ローラ18によって外側へ
の脱輪が防止される。また、上下方向への振動が生じた
場合には、ガイドローラ20がレール5の下方に当接する
ことによって脱輪が防止される。そして、閉鎖位置に接
近すると、2つの戸車17がそれぞれの戸車17を載せてい
るそれぞれのレール5の傾斜部13へほぼ同時に移動する
が、このとき、戸車17のつば16は外側の一方端にのみし
か存在しないために容易にレール5の直線部分から傾斜
部13へと移動することができる。また、内側には内側案
内ローラ18があるためにレール5から脱輪することがな
い。そして、このとき戸車17の向きが傾斜部13の傾斜方
向に変わるのでこの戸車17を取りつけているドアハンガ
ー14の傾きもそれに応じて向きを変えるが、ドアハンガ
ー14は、引戸7とは回転懸吊軸6を介して回転自在であ
るので、引戸7は傾斜部13の傾斜方向すなわち開口部2
方向へ開口部2と平行な状態を維持しつつ接近してゆ
き、ついには開口部2の周壁9に設けた三方枠10と引戸
7の上部パッキン37及び、側部パッキン38が密着する。
また、下部押付装置12の押付けローラ40が押付け傾斜部
39を押し付けるので、三方枠10と引戸7の側部パッキン
38も完全に密着する。一方、戸車17が傾斜部13に移動す
る位置に達すると、引戸7の下方に設けた下部気密装置
11の当接棒32が開口部2の側面に当接し始めるので、前
記したように徐々に押出パッキン34が引戸7の下方から
斜め前方へと突出し始め、ついには引戸7の下方と床27
の間を遮断する。
このようにして、駆動源22の駆動により、引戸7を閉
鎖方向に移動させるだけで、開口部2の両側と上側に設
けた三方枠10と引戸7の上部パッキン37及び側部パッキ
ン38が密着し、加えて、開口部2の下方の床27と引戸の
間も閉鎖されるので、引戸7によって区切られた空間内
部が防音、気密の状態に閉鎖されるのである。この防
止、気密状態は、引戸7が駆動ベルト26によって駆動源
22と連結されているために、駆動源22が停止している場
合には、引戸7は開放方向へ自力で移動することがない
ので、駆動源22に開放指令を発するまで持続される。
次に、このような引戸7による開口部2の閉鎖状態か
ら、引戸7を移動させて開口部2を開放する際には、前
述とは逆方向に回転する指令を駆動源22に与えて駆動源
22を駆動して、駆動プーリー23を逆回転させる。する
と、この駆動プーリー23に巻回している駆動ベルト26も
前述とは逆方向に回転移動するので引戸7は開放方向に
移動する。このとき、戸車17がレール5の傾斜部13を直
線部分方向に徐々に進んで行くにつれて、引戸7は次第
に開口部2の三方枠10から離れてゆく。同時に、開口部
2の側面に当接して摺動溝31内に引っ込んでいた当接棒
32は板ばね36の復元力によって徐々に摺動溝31から突出
し始め、且つ、押出パッキン34は下部取付枠28の収納框
30内へ引っ込んでゆき、引戸7と床27の間に隙間を形成
する。そして、更に引戸7が開放方向へ進むにつれて、
戸車17はレール5の傾斜部13から直線部分へと移動して
ゆき、ついには開口部2を全面開放するに至る。この移
動時においても、戸車17はつば16と内側案内ローラ18及
びガイドローラ20によって脱輪することがない。
以上の実施例においては、開口部2に1つの引戸7を
設置した場合についてのみ説明したが、2つの引戸7を
設置した場合にも同様である。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、特許請求の範囲
(1)に記載の防音・気密自動ドアによると、1つの駆
動装置でもって引戸の開閉と引戸の開口部の周壁への押
付けが同時に行うことができるので、駆動装置が1つで
防音・気密の効果を得ることができる利点がある。ま
た、引戸の閉鎖時においては、何らの動力源をも要しな
くとも引戸が開口部の三方枠に密着した状態を維持し得
るので、経済的である。更に、開口部の下方の床に引戸
をガイドする溝が不要であるので、構造が簡易化される
のに加えて引戸の開閉を阻害する要因が少なくなるとい
う利点がある。
請求項(2)記載の防音・気密自動ドアによれば、引
戸の開閉方向へ真っ直ぐ走行している戸車が前記レール
の傾斜部に案内されて開口部側へ向きを変える際の機械
的接触に起因する摩擦抵抗を減少し、駆動装置の負担を
軽減することができる。
請求項(3)記載の防音・気密自動ドアによれば、引
戸が三方枠に対し上下又は水平方向に施工誤差等により
位置ずれしたり、引戸の建付けが不正確なために引戸と
周壁との隙間が一定に保たれなくても、押出パッキンが
周壁及び床に密着し、これら周壁及び床の入隅部を気密
状態に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図はこの発明の実施例を示し、第1図は
一部省略全体図、第2図は第1図のII-II線断面図、第
3図は懸吊装置の正面図、第4図は第3図のIV-IV線断
面図、第5図は懸吊装置の平面図、第6図(a)、
(b)は下部気密装置の説明図、第7図は引戸開放状態
のレールと懸吊装置の概略説明図、第8図は引戸閉鎖状
態のレールと懸吊装置の概略説明図、第9図乃至第10図
は従来例を示す。 1……防音・気密自動ドア、2……開口部、4……無
目、5……レール、6……懸吊装置、7……引戸、8…
…駆動装置、9……周壁、10……三方枠、11……下部気
密装置、12……下部押付装置、13……傾斜部、14……ド
アハンガー、15……取付軸、16……つば、17……戸車、
18……内側案内ローラ、19……支持板、20……ガイドロ
ーラ、21……回転懸吊軸、27……床、32……当接棒。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側及び両側の周壁に設けた三方枠から形
    成される開口部の上方の無目内に設けられ、且つ、一方
    の端部が開口部側へ折れ曲がった傾斜部を形成した2本
    のレールと、該2本のレールにそれぞれ別々に案内され
    る2つの懸吊装置と、該2つの懸吊装置に回転自在に懸
    吊されると共にその開口部側の上側及び両側に上部パッ
    キンと側部パッキンとを有する引戸と、該引戸を開口部
    の開閉方向へ移動させる駆動装置と、引戸の下方に設け
    られて引戸が開口部の閉鎖位置に達した時に引戸より側
    部パッキンの下方端に沿って斜め下方に突出して床面と
    三方枠との間を気密状態に保持する押出パッキンを有す
    る下部気密装置と、引戸が開口部の閉鎖位置に達した時
    に引戸の下方を開口部側へ押圧する下部押付装置とから
    なる防音・気密自動ドア。
  2. 【請求項2】前記懸吊装置が、ドアハンガーの上方に取
    付軸を介して設けられ、且つ、開口部側と反対側の一端
    にのみつばを形成した戸車と、ドアハンガーに取付けら
    れた支持板に支持され、且つ、戸車のつばを形成しない
    側からレールに横方向に当接しながら回転する内側案内
    ローラと、ドアハンガーの下方に取付けられてレールに
    下方から当接しながら回転するガイドローラと、ドアハ
    ンガーの下方に取付けられドアハンガーを水平方向に回
    転自在とする回転懸吊軸とからなる請求項1記載の防音
    ・気密自動ドア。
  3. 【請求項3】前記下部気密装置が、前記引戸の幅方向全
    域に延び溝口が前記開口部側へ下向きに開口し且つ一端
    が開放した摺動溝を有する収納框と、前記摺動溝の溝口
    に出没自在に嵌入された押出パッキンと、前記摺動溝の
    奥方の一端側に前記引戸の幅方向へ摺動自在に嵌入され
    先部を前記摺動溝の一端から突出した摺動体と、中央部
    を前記押出パッキン側へ突出し先端が前記摺動体の後部
    に固定され後端が前記摺動溝の一端内方に固定された弓
    形の板ばねとを備え、前記引戸が前記開口部の閉鎖位置
    に達し前記摺動体の先部が前記開口部の側面に当接する
    と、前記板ばねが圧縮されて前記板ばねの中央部が前記
    押出パッキンを押出すようにした請求項1又は2記載の
    防音・気密自動ドア。
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JP6035495B1 (ja) * 2015-12-25 2016-11-30 Amyドアテック株式会社 自動ドア装置

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