JPH06280445A - 気密扉開閉装置 - Google Patents
気密扉開閉装置Info
- Publication number
- JPH06280445A JPH06280445A JP5067195A JP6719593A JPH06280445A JP H06280445 A JPH06280445 A JP H06280445A JP 5067195 A JP5067195 A JP 5067195A JP 6719593 A JP6719593 A JP 6719593A JP H06280445 A JPH06280445 A JP H06280445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- driven
- entrance
- clutch
- shaft
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- Pending
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扉の開閉と密閉及び密閉解除を1台の駆動装
置で自動的に行なうことができる気密扉開閉装置を提供
する。 【構成】 扉2を開閉するための扉開閉機構3と、閉鎖
された扉2を出入口周縁部1aに押し付けて扉2を密閉
するための扉密閉機構4と、前記扉開閉機構3及び扉密
閉機構4のいずれか一方を選択的に駆動装置5に接続す
るためのクラッチ機構6とを備えている。
置で自動的に行なうことができる気密扉開閉装置を提供
する。 【構成】 扉2を開閉するための扉開閉機構3と、閉鎖
された扉2を出入口周縁部1aに押し付けて扉2を密閉
するための扉密閉機構4と、前記扉開閉機構3及び扉密
閉機構4のいずれか一方を選択的に駆動装置5に接続す
るためのクラッチ機構6とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子力施設の出
入口に設けられる気密扉の開閉装置に関する。
入口に設けられる気密扉の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の扉は、押し引き等の手動
操作によって開閉されると共に、ハンドル等の手動操作
によって出入口周縁部に押し付けられて密閉されたり、
密閉が解除されたりするようになっている。
操作によって開閉されると共に、ハンドル等の手動操作
によって出入口周縁部に押し付けられて密閉されたり、
密閉が解除されたりするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
扉の開閉と密閉及び密閉解除を手動操作で行っていたた
め、原子力施設への出入りに手間がかかって煩わしいと
いう欠点がある。
扉の開閉と密閉及び密閉解除を手動操作で行っていたた
め、原子力施設への出入りに手間がかかって煩わしいと
いう欠点がある。
【0004】そこで、扉開閉用駆動装置により前記扉を
自動的に開閉すると共に、扉密閉用駆動装置により前記
扉を自動的に密閉及び密閉解除することが考えられる
が、これでは、扉の開閉用と密閉及び密閉解除用の2台
の駆動装置が必要となり、構造が複雑になって、設備費
が高くつくという難点がある。
自動的に開閉すると共に、扉密閉用駆動装置により前記
扉を自動的に密閉及び密閉解除することが考えられる
が、これでは、扉の開閉用と密閉及び密閉解除用の2台
の駆動装置が必要となり、構造が複雑になって、設備費
が高くつくという難点がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、扉の開閉と
密閉及び密閉解除を1台の駆動装置で自動的に行なうこ
とができる気密扉開閉装置を提供することを目的として
いる。
密閉及び密閉解除を1台の駆動装置で自動的に行なうこ
とができる気密扉開閉装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、扉を開閉するための扉開閉機構と、閉鎖
された扉を出入口周縁部に押し付けて扉を密閉するため
の扉密閉機構と、前記扉開閉機構及び扉密閉機構のいず
れか一方を選択的に駆動装置に接続するためのクラッチ
機構とを備えていることを特徴としている。
め、本発明は、扉を開閉するための扉開閉機構と、閉鎖
された扉を出入口周縁部に押し付けて扉を密閉するため
の扉密閉機構と、前記扉開閉機構及び扉密閉機構のいず
れか一方を選択的に駆動装置に接続するためのクラッチ
機構とを備えていることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成において、人が出入口を通過する場合
には、まず、クラッチ機構により扉密閉機構を駆動装置
に接続する。これによって、前記扉密閉機構が駆動され
て扉の出入口周縁部への押し付けが解除され、扉が密閉
状態でかくなる。続いて、前記クラッチ機構を切り換え
て扉開閉機構を駆動装置に接続する。これによって、前
記扉開閉機構が駆動されて扉が開放される。
には、まず、クラッチ機構により扉密閉機構を駆動装置
に接続する。これによって、前記扉密閉機構が駆動され
て扉の出入口周縁部への押し付けが解除され、扉が密閉
状態でかくなる。続いて、前記クラッチ機構を切り換え
て扉開閉機構を駆動装置に接続する。これによって、前
記扉開閉機構が駆動されて扉が開放される。
【0008】次に、人が出入口を通過した後、前記扉開
閉機構を逆方向に駆動して扉を閉鎖した後、前記クラッ
チ機構を再び切り換えて扉密閉機構を駆動装置に接続す
る。これによって、前記扉密閉機構が駆動されて扉が出
入口周縁部に押し付けられ、扉が密閉状態にされる。
閉機構を逆方向に駆動して扉を閉鎖した後、前記クラッ
チ機構を再び切り換えて扉密閉機構を駆動装置に接続す
る。これによって、前記扉密閉機構が駆動されて扉が出
入口周縁部に押し付けられ、扉が密閉状態にされる。
【0009】この場合、扉の開閉と密閉及び密閉解除を
1台の駆動装置で自動的に行なうことができるから、施
設への出入が極めて容易であると共に、構造が極めて簡
単となり、設備費を安くできる。
1台の駆動装置で自動的に行なうことができるから、施
設への出入が極めて容易であると共に、構造が極めて簡
単となり、設備費を安くできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図8は例えば原子力施設の出入口1を示すもの
であって、出入口1の前後に扉2,2が横移動式に二重
に設けられ、その各扉2,2を操作するための気密扉開
閉装置は、図1及び図2に示すように、扉2を開閉する
扉開閉機構3と、閉鎖された扉2を出入口周縁部1aに
押し付けて扉2を密閉するための扉密閉機構4と、前記
扉開閉機構3及び扉密閉機構4のいずれか一方を選択的
に駆動モーター(駆動装置)5に接続するためのクラッ
チ機構6と、扉2の開閉と密閉及び密閉解除を手動で行
なうための手動操作機構7とを備えている。
明する。図8は例えば原子力施設の出入口1を示すもの
であって、出入口1の前後に扉2,2が横移動式に二重
に設けられ、その各扉2,2を操作するための気密扉開
閉装置は、図1及び図2に示すように、扉2を開閉する
扉開閉機構3と、閉鎖された扉2を出入口周縁部1aに
押し付けて扉2を密閉するための扉密閉機構4と、前記
扉開閉機構3及び扉密閉機構4のいずれか一方を選択的
に駆動モーター(駆動装置)5に接続するためのクラッ
チ機構6と、扉2の開閉と密閉及び密閉解除を手動で行
なうための手動操作機構7とを備えている。
【0011】扉2は、図1に示すように、出入口1に対
向する位置からガイドレール9に沿って横移動して戸袋
10内に収納されるようになっている。扉開閉機構3に
ついて説明すると、図1及び図2に示すように、左右一
対のスプロケットホイール11,12と、両スプロケッ
トホイール11,12に巻回され、その両端が安全機構
付き連結金具13,13を介して扉2に連結されたチェ
ン14とを有し、一方のスプロケットホイール11を正
逆回転させることにより、チェン14を介して扉2を開
閉することができるようになっている。
向する位置からガイドレール9に沿って横移動して戸袋
10内に収納されるようになっている。扉開閉機構3に
ついて説明すると、図1及び図2に示すように、左右一
対のスプロケットホイール11,12と、両スプロケッ
トホイール11,12に巻回され、その両端が安全機構
付き連結金具13,13を介して扉2に連結されたチェ
ン14とを有し、一方のスプロケットホイール11を正
逆回転させることにより、チェン14を介して扉2を開
閉することができるようになっている。
【0012】扉密閉機構4について説明すると、図1及
び図2に示すように、出入口1の両側縁に沿って一対の
カム軸16,16が配設されると共に、両カム軸16,
16にそれぞれ一対ずつ扉押圧用カム17,17が固着
され、ウオームギヤー18によりウオームホイール19
を介して正逆回転されるウオーム軸20と従動軸23と
が歯車21,22を介して連動連結され、一方のカム軸
16とウオーム軸20とがスプロケットホイール24,
25及びチェン26を介して連動連結され、他方のカム
軸16と従動軸23とがスプロケットホイール27,2
8及びチェン29を介して連動連結されている。
び図2に示すように、出入口1の両側縁に沿って一対の
カム軸16,16が配設されると共に、両カム軸16,
16にそれぞれ一対ずつ扉押圧用カム17,17が固着
され、ウオームギヤー18によりウオームホイール19
を介して正逆回転されるウオーム軸20と従動軸23と
が歯車21,22を介して連動連結され、一方のカム軸
16とウオーム軸20とがスプロケットホイール24,
25及びチェン26を介して連動連結され、他方のカム
軸16と従動軸23とがスプロケットホイール27,2
8及びチェン29を介して連動連結されている。
【0013】上記構成において、ウオームギヤー18を
正転させることにより、ウオームホイール19等を介し
てカム17,17の先端部が扉2に圧接され、これによ
って、閉鎖状態の扉2が出入口周縁部1aにパッキン
(図示せず)を介して押し付けられて密閉状態にされ
る。また、ウオームギヤー18を逆転させることによ
り、ウオームホイール19等を介してカム17,17の
先端部が扉2から離間し、これによって、扉2の出入口
周縁部1aへの押し付けが解除され、扉2が密閉状態で
なくなる。
正転させることにより、ウオームホイール19等を介し
てカム17,17の先端部が扉2に圧接され、これによ
って、閉鎖状態の扉2が出入口周縁部1aにパッキン
(図示せず)を介して押し付けられて密閉状態にされ
る。また、ウオームギヤー18を逆転させることによ
り、ウオームホイール19等を介してカム17,17の
先端部が扉2から離間し、これによって、扉2の出入口
周縁部1aへの押し付けが解除され、扉2が密閉状態で
なくなる。
【0014】クラッチ機構6について説明すると、図3
及び図4にも示すように、機枠31に扉開閉用軸32と
扉密閉用軸33とが回転自在に配設され、扉開閉用軸3
2には扉開閉機構3の一方のスプロケットホイール11
が嵌着され、扉密閉用軸33に扉密閉用電磁クラッチ3
4付き回転筒体35が回転自在に外嵌され、回転筒体3
5と扉開閉機構3のウオームギヤー軸18aとがスプロ
ケットホイール36,37及びチェン38を介して連動
連結され、図5に示すように、扉開閉用軸32の一端部
に回転自在に外嵌する扉開閉用電磁クラッチ39付き歯
車40と扉密閉用軸33の一端部に嵌着した歯車41と
が互いに噛合されると共に、歯車41に駆動モーター5
の駆動軸5aに嵌着した歯車42が噛合されている。
及び図4にも示すように、機枠31に扉開閉用軸32と
扉密閉用軸33とが回転自在に配設され、扉開閉用軸3
2には扉開閉機構3の一方のスプロケットホイール11
が嵌着され、扉密閉用軸33に扉密閉用電磁クラッチ3
4付き回転筒体35が回転自在に外嵌され、回転筒体3
5と扉開閉機構3のウオームギヤー軸18aとがスプロ
ケットホイール36,37及びチェン38を介して連動
連結され、図5に示すように、扉開閉用軸32の一端部
に回転自在に外嵌する扉開閉用電磁クラッチ39付き歯
車40と扉密閉用軸33の一端部に嵌着した歯車41と
が互いに噛合されると共に、歯車41に駆動モーター5
の駆動軸5aに嵌着した歯車42が噛合されている。
【0015】上記構成において、扉開閉用電磁クラッチ
39を作動させて歯車40を扉開閉用軸32に一体係合
させた状態で、駆動モーター5を正逆駆動して歯車42
を図2の矢印方向に回転させると、スプロケットホイー
ル11が正転されて、扉2が閉鎖方向に移動され、ま
た、駆動モーター5を逆転駆動して歯車42を図2の矢
印逆方向に回転させると、スプロケットホイール11が
逆転されて、扉2が開放方向に移動される。
39を作動させて歯車40を扉開閉用軸32に一体係合
させた状態で、駆動モーター5を正逆駆動して歯車42
を図2の矢印方向に回転させると、スプロケットホイー
ル11が正転されて、扉2が閉鎖方向に移動され、ま
た、駆動モーター5を逆転駆動して歯車42を図2の矢
印逆方向に回転させると、スプロケットホイール11が
逆転されて、扉2が開放方向に移動される。
【0016】また、扉密閉用電磁クラッチ34を作動さ
せて回転筒体35を扉密閉用軸33に一体係合させた状
態で、前述と同様に、駆動モーター5を正転駆動して歯
車42を図2の矢印方向に回転させると、歯車41等を
介してウオームギヤー18が正転されて、カム17,1
7の先端部が扉2に圧接し、扉2が密閉される。また、
駆動モーター5を逆転駆動して歯車42を図2の矢印逆
方向に回転させると、歯車41等を介してウオームギヤ
ー18が逆転されて、カム17,17の先端部が扉2か
ら離間して、扉2の密閉状態が解消される。
せて回転筒体35を扉密閉用軸33に一体係合させた状
態で、前述と同様に、駆動モーター5を正転駆動して歯
車42を図2の矢印方向に回転させると、歯車41等を
介してウオームギヤー18が正転されて、カム17,1
7の先端部が扉2に圧接し、扉2が密閉される。また、
駆動モーター5を逆転駆動して歯車42を図2の矢印逆
方向に回転させると、歯車41等を介してウオームギヤ
ー18が逆転されて、カム17,17の先端部が扉2か
ら離間して、扉2の密閉状態が解消される。
【0017】手動操作機構7について説明すると、図6
に示すように、機枠44にスプライン軸45と手動軸4
6とが平行して回転自在に配設され、スプライン軸45
に鍔47,47付き駆動側歯車48が軸心方向移動自在
に係合され、手動軸46の中央雄ねじ部46aに螺合す
るナット49に駆動側歯車48に噛合する従動側歯車5
0が固着されている。この場合、従動側歯車50が鍔4
7,47に挟まれているので、駆動側歯車48と従動側
歯車50とは一体に移動する。
に示すように、機枠44にスプライン軸45と手動軸4
6とが平行して回転自在に配設され、スプライン軸45
に鍔47,47付き駆動側歯車48が軸心方向移動自在
に係合され、手動軸46の中央雄ねじ部46aに螺合す
るナット49に駆動側歯車48に噛合する従動側歯車5
0が固着されている。この場合、従動側歯車50が鍔4
7,47に挟まれているので、駆動側歯車48と従動側
歯車50とは一体に移動する。
【0018】また、手動軸46の両端部に一対の筒状ク
ラッチ本体51,52が回転自在に配設されると共に、
図7に示すように、両クラッチ本体51,52の対向端
部を約120°の範囲にわたって切り欠いて係合凹部5
3,54が形成され、係合凹部53,54のいずれか一
方に選択的に係合するクラッチ軸55の中央部が従動側
歯車50にボルト止めされ、図2に示すように、クラッ
チ切り換え用操作軸56とスプライン軸45とがスプロ
ケットホイール57,58及びチェン59を介して連動
連結され、一方のクラッチ本体51と扉開閉用軸32と
がスプロケットホイール60,61及びチェン62を介
して連動連結され、他方のクラッチ本体52と回転筒体
35とがスプロケットホイール63,64及びチェン6
5を介して連動連結されている。
ラッチ本体51,52が回転自在に配設されると共に、
図7に示すように、両クラッチ本体51,52の対向端
部を約120°の範囲にわたって切り欠いて係合凹部5
3,54が形成され、係合凹部53,54のいずれか一
方に選択的に係合するクラッチ軸55の中央部が従動側
歯車50にボルト止めされ、図2に示すように、クラッ
チ切り換え用操作軸56とスプライン軸45とがスプロ
ケットホイール57,58及びチェン59を介して連動
連結され、一方のクラッチ本体51と扉開閉用軸32と
がスプロケットホイール60,61及びチェン62を介
して連動連結され、他方のクラッチ本体52と回転筒体
35とがスプロケットホイール63,64及びチェン6
5を介して連動連結されている。
【0019】上記構成において、図2に示すように、操
作軸56に係合する手動ハンドル66を操作してスプラ
イン軸45を回転させることにより、駆動側歯車48を
介して従動側歯車50を図6の右側に移動させると、ク
ラッチ軸55が右側クラッチ本体51の係合凹部53に
係合する。この状態で、手動軸46に係合する手動ハン
ドル67を回転させることにより、クラッチ軸55及び
右側クラッチ本体51を介して扉開閉機構3を手動で操
作することができる。
作軸56に係合する手動ハンドル66を操作してスプラ
イン軸45を回転させることにより、駆動側歯車48を
介して従動側歯車50を図6の右側に移動させると、ク
ラッチ軸55が右側クラッチ本体51の係合凹部53に
係合する。この状態で、手動軸46に係合する手動ハン
ドル67を回転させることにより、クラッチ軸55及び
右側クラッチ本体51を介して扉開閉機構3を手動で操
作することができる。
【0020】また、操作軸56に係合する手動ハンドル
66を操作してスプライン軸45を回転させることによ
り、駆動側歯車48を介して従動側歯車50を図6の左
側に移動させると、クラッチ軸55が左側クラッチ本体
52の係合凹部54に係合する。この状態で、手動軸4
6に係合する手動ハンドル67を回転させることによ
り、クラッチ軸55及び左側クラッチ本体52を介して
扉密閉機構4を手動で操作することができる。
66を操作してスプライン軸45を回転させることによ
り、駆動側歯車48を介して従動側歯車50を図6の左
側に移動させると、クラッチ軸55が左側クラッチ本体
52の係合凹部54に係合する。この状態で、手動軸4
6に係合する手動ハンドル67を回転させることによ
り、クラッチ軸55及び左側クラッチ本体52を介して
扉密閉機構4を手動で操作することができる。
【0021】図2中、69,70は扉2の前後に配設さ
れた人体検知センサー、71,72は扉2で障害物を挟
んだときにその障害物を検知するための障害物検知セン
サーであって、扉2の前後に配設されている。73は扉
2を閉鎖したときに扉2に所定以上の負荷がかかったこ
とを検知するための過負荷検知センサー、74は各セン
サー69〜73からの入力信号に基づいて駆動モーター
5及び各電磁クラッチ34,39等を制御する制御装置
である。なお、出入口1に二重に設けられた扉2,,2
のうち、その一方の扉2が開いているときには、他方の
扉2が開かないように制御装置74で制御されている。
れた人体検知センサー、71,72は扉2で障害物を挟
んだときにその障害物を検知するための障害物検知セン
サーであって、扉2の前後に配設されている。73は扉
2を閉鎖したときに扉2に所定以上の負荷がかかったこ
とを検知するための過負荷検知センサー、74は各セン
サー69〜73からの入力信号に基づいて駆動モーター
5及び各電磁クラッチ34,39等を制御する制御装置
である。なお、出入口1に二重に設けられた扉2,,2
のうち、その一方の扉2が開いているときには、他方の
扉2が開かないように制御装置74で制御されている。
【0022】扉開閉操作の要領を説明すると、人が扉2
に接近すると、人体検知センサー69または70により
検知され、その検知信号に基づいて制御装置74により
電磁クラッチ34が作動され、駆動モーター5により扉
密閉機構4が駆動されて扉2の出入口周縁部1aへの押
し付けが解除され、扉2が密閉状態でなくなる。続い
て、電磁クラッチ39が作動され、駆動モーター5によ
り扉開閉機構3が駆動されて扉2が開放される。
に接近すると、人体検知センサー69または70により
検知され、その検知信号に基づいて制御装置74により
電磁クラッチ34が作動され、駆動モーター5により扉
密閉機構4が駆動されて扉2の出入口周縁部1aへの押
し付けが解除され、扉2が密閉状態でなくなる。続い
て、電磁クラッチ39が作動され、駆動モーター5によ
り扉開閉機構3が駆動されて扉2が開放される。
【0023】次に、人が通過し、各センサー69〜73
から制御装置74に検知信号が入力されなくなると、所
定時間(例えば2秒)経過後、駆動モーター5が逆転駆
動され、扉開閉機構3により扉2が閉鎖された後、電磁
クラッチ34が作動され、扉密閉機構4により扉2が出
入口周縁部1aに押し付けられて、扉2が密閉状態にさ
れる。
から制御装置74に検知信号が入力されなくなると、所
定時間(例えば2秒)経過後、駆動モーター5が逆転駆
動され、扉開閉機構3により扉2が閉鎖された後、電磁
クラッチ34が作動され、扉密閉機構4により扉2が出
入口周縁部1aに押し付けられて、扉2が密閉状態にさ
れる。
【0024】停電等の非常時には、手動操作機構7によ
り扉2の開閉と密閉及び密閉解除を行なうことができ
る。
り扉2の開閉と密閉及び密閉解除を行なうことができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、扉の開閉と密閉及び密
閉解除を自動的に行なうことができるから、施設への出
入りが極めて容易である。また、扉の開閉と密閉及び密
閉解除を1台の駆動装置とクラッチ機構との組み合わせ
によって行なうことができるから、構造が極めて簡単と
なり、設備費を安くできる。
閉解除を自動的に行なうことができるから、施設への出
入りが極めて容易である。また、扉の開閉と密閉及び密
閉解除を1台の駆動装置とクラッチ機構との組み合わせ
によって行なうことができるから、構造が極めて簡単と
なり、設備費を安くできる。
【図1】本発明の一実施例である気密扉開閉装置の正面
図である。
図である。
【図2】同装置の概略斜視図である。
【図3】同装置の要部の水平断面図である。
【図4】図3のA−A矢視図である。
【図5】図3のB−B矢視図である。
【図6】同装置の他の要部の水平断面図である。
【図7】図6のC−C矢視図である。
【図8】同装置を取り付けた出入口の水平断面図であ
る。
る。
1 出入口 1a 出入口周縁部 2 扉 3 扉開閉機構 4 扉密閉機構 5 駆動モーター(駆動装置) 6 クラッチ機構
Claims (1)
- 【請求項1】扉を開閉するための扉開閉機構と、閉鎖さ
れた扉を出入口周縁部に押し付けて扉を密閉するための
扉密閉機構と、前記扉開閉機構及び扉密閉機構のいずれ
か一方を選択的に駆動装置に接続するためのクラッチ機
構とを備えていることを特徴とする気密扉開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067195A JPH06280445A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 気密扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067195A JPH06280445A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 気密扉開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06280445A true JPH06280445A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13337887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5067195A Pending JPH06280445A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 気密扉開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06280445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180064641A (ko) * | 2016-12-06 | 2018-06-15 | 한국원자력연구원 | 핫셀 간의 차폐도어 구동장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6225687A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-03 | 松下電工株式会社 | 自動扉の駆動装置 |
JPH02269286A (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-02 | Nippon Air Brake Co Ltd | 防音・気密自動ドア |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP5067195A patent/JPH06280445A/ja active Pending
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