JP2620509B2 - ステープラの打ち込み機構 - Google Patents
ステープラの打ち込み機構Info
- Publication number
- JP2620509B2 JP2620509B2 JP5517350A JP51735093A JP2620509B2 JP 2620509 B2 JP2620509 B2 JP 2620509B2 JP 5517350 A JP5517350 A JP 5517350A JP 51735093 A JP51735093 A JP 51735093A JP 2620509 B2 JP2620509 B2 JP 2620509B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driving
- groove
- driving mechanism
- cylinder
- staple
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C5/00—Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
- B25C5/10—Driving means
- B25C5/15—Driving means operated by electric power
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、フレームと、そのフレームの中に配置さ
れ、且つステープルを有するマガジンと、マガジンから
ステープルを押出し、それらを目的物の中へ打ち込み、
この目的のために打ち込み機構によって往復運動させら
れるのに適用される打ち込み要素とを有する、紙シート
の束のような、目的物にステープルを打ち込むためのス
テープルの打ち込み機構に関する。
れ、且つステープルを有するマガジンと、マガジンから
ステープルを押出し、それらを目的物の中へ打ち込み、
この目的のために打ち込み機構によって往復運動させら
れるのに適用される打ち込み要素とを有する、紙シート
の束のような、目的物にステープルを打ち込むためのス
テープルの打ち込み機構に関する。
この型の従来の技術のステープラでは、打ち込み機構
は、伝導装置を介して電気モータによって駆動されるホ
イール、及び一方の端部に打ち込み要素を支持するレバ
ーから構成される。ホイールは、他方の端部に溝と係合
する偏心ピンを有して、ホイールが回転させられる時、
レバーを前後に回動して、打ち込み要素を往復運動させ
る。この打ち込み機構はかなり嵩張り、装着し難い。更
に、それは単一の往復運動可能な要素(打ち込み要素)
をただ打ち込むためだけに使用され得る。従って、U型
のステープル用の公知のステープラでは、折り曲げ機
構、即ちステープルを完全に曲げ(折り返し)で終った
後では、それらの全長に亘って均一の厚さを有するよう
にステープルの脚部を曲げる機構を作動させる作動部材
を往復運動させるための別の駆動機構を具備する。
は、伝導装置を介して電気モータによって駆動されるホ
イール、及び一方の端部に打ち込み要素を支持するレバ
ーから構成される。ホイールは、他方の端部に溝と係合
する偏心ピンを有して、ホイールが回転させられる時、
レバーを前後に回動して、打ち込み要素を往復運動させ
る。この打ち込み機構はかなり嵩張り、装着し難い。更
に、それは単一の往復運動可能な要素(打ち込み要素)
をただ打ち込むためだけに使用され得る。従って、U型
のステープル用の公知のステープラでは、折り曲げ機
構、即ちステープルを完全に曲げ(折り返し)で終った
後では、それらの全長に亘って均一の厚さを有するよう
にステープルの脚部を曲げる機構を作動させる作動部材
を往復運動させるための別の駆動機構を具備する。
本発明の目的はこれらの欠点を克服することと、より
少ない空間を必要とし、装着し易いものであり、且つ打
ち込み要素と折り曲げ機構を作動するための作動部材の
ような別の往復運動可能な要素との両方を往復運動させ
るためにも使用され得る単純な打ち込み機構を提供する
ことである。
少ない空間を必要とし、装着し易いものであり、且つ打
ち込み要素と折り曲げ機構を作動するための作動部材の
ような別の往復運動可能な要素との両方を往復運動させ
るためにも使用され得る単純な打ち込み機構を提供する
ことである。
この目的は、明細書の導入部分で述べられた型であ
り、且つそれがフレーム内で回転可能なように装着さ
れ、その周囲の表面に於て、起点から、そこから軸方向
に間隔が開けられている折り返し点まで、ほぼ螺旋型に
延在し、そしてそれから起点へほぼ螺旋型の戻る無終端
の溝であり、打ち込み要素に連結されて、打ち込み円柱
の回転の際に、打ち込み要素を往復運動させる溝従動体
を収容する溝を有する打ち込み円柱を具備することを特
徴とする打ち込み機構によって具現される。
り、且つそれがフレーム内で回転可能なように装着さ
れ、その周囲の表面に於て、起点から、そこから軸方向
に間隔が開けられている折り返し点まで、ほぼ螺旋型に
延在し、そしてそれから起点へほぼ螺旋型の戻る無終端
の溝であり、打ち込み要素に連結されて、打ち込み円柱
の回転の際に、打ち込み要素を往復運動させる溝従動体
を収容する溝を有する打ち込み円柱を具備することを特
徴とする打ち込み機構によって具現される。
好ましい実施例に於て、溝は折り曲げ機構を作動する
ための往復運動可能な作動部材のような、第2の往復運
動可能な要素に連結される第2の溝従動体を収容して、
打ち込み円柱の回転の際に、打ち込み要素の往復運動と
共同する前記第2の要素の往復運動をもたらす。
ための往復運動可能な作動部材のような、第2の往復運
動可能な要素に連結される第2の溝従動体を収容して、
打ち込み円柱の回転の際に、打ち込み要素の往復運動と
共同する前記第2の要素の往復運動をもたらす。
溝は打ち込み円柱の周りで1周り以上延在する。
本発明は、ここで添付の図面に関してより詳細に説明
されるであろう。
されるであろう。
図1は、本発明の第1位置にある打ち込み機構を装備
したステープラの一部を示す断面図である。
したステープラの一部を示す断面図である。
図2は、図1の類似するが、図1に対して約180゜回
転させた第2位置にある打ち込み機構である。
転させた第2位置にある打ち込み機構である。
図3は、図1に類似するが、図2に対して約180゜回
転させた第3位置にある打ち込み機構である。
転させた第3位置にある打ち込み機構である。
図4は、図1に類似するが、図3に対して約45゜回転
させた第4位置にある打ち込み機構である。
させた第4位置にある打ち込み機構である。
図5は、図1に類似するが、図4に対して約45゜回転
させた第5位置にある打ち込み機構である。
させた第5位置にある打ち込み機構である。
図6は、図1に類似するが、図4に対して約90゜回転
させた第6位置にある打ち込み機構である。
させた第6位置にある打ち込み機構である。
図7は、図1の線VII−VIIに沿って採られた拡大断面
図である。
図である。
図8は、打ち込み機構によって往復運動可能な打ち込
み要素を示す断面図である。
み要素を示す断面図である。
図9は、打ち込み機構によって往復運動可能な作業部
材を示す側面図である。
材を示す側面図である。
図10は、打ち込み機構、更に加えて打ち込み要素、及
び作業部材とを組成する打ち込み円柱を示す分解図であ
る。
び作業部材とを組成する打ち込み円柱を示す分解図であ
る。
図1に部分的に示されるステープラは、固定フレーム
1、その中に配置されるマガジン2、打ち込み要素3、
及び折り曲げ機構(図示されていない)を作動させるた
めの作動部材4を有する。折り曲げ機構は発明の部分で
ないので、ここではより詳細に示されない。これに関連
する型の折り曲げ機構は、台湾特許出願に於て説明さ
れ、且つ示される。
1、その中に配置されるマガジン2、打ち込み要素3、
及び折り曲げ機構(図示されていない)を作動させるた
めの作動部材4を有する。折り曲げ機構は発明の部分で
ないので、ここではより詳細に示されない。これに関連
する型の折り曲げ機構は、台湾特許出願に於て説明さ
れ、且つ示される。
マガジン2は、このマガジン内で互いに近接して配置
され、ステープルの水平方向の列を形成するU型のステ
ープルを収容する。打ち込み要素3は、ステープルの列
の中で最前端のステープル5をマガジン2から押出し
て、その脚部をステープラに配置された紙シートの束6
を貫通させて打ち込むために垂直方向に変位可能であ
る。作業部材4は、打ち込み要素3の動きによる折り曲
げ機構の作業と共同するように垂直方向に変位可能であ
る。
され、ステープルの水平方向の列を形成するU型のステ
ープルを収容する。打ち込み要素3は、ステープルの列
の中で最前端のステープル5をマガジン2から押出し
て、その脚部をステープラに配置された紙シートの束6
を貫通させて打ち込むために垂直方向に変位可能であ
る。作業部材4は、打ち込み要素3の動きによる折り曲
げ機構の作業と共同するように垂直方向に変位可能であ
る。
打ち込み要素3及び作業部材4は下記でより詳細に説
明されるであろう本発明の打ち込み機構によって駆動さ
れる。
明されるであろう本発明の打ち込み機構によって駆動さ
れる。
打ち込み機構3は、フレーム1の垂直方向の凹み8の
中で摺動可能で変位可能なプラスチック材料のブロック
7と、板金プレートの形状をしており、且つブロック7
上に形成され、その板金プレート内の嵌め合い孔11へ向
って延在しているラグ10によってブロック7に固着され
る打ち込み体9とから構成される。ブロック7は打ち込
み体9に反対側に半円型断面の垂直方向の凹み12を有す
る。
中で摺動可能で変位可能なプラスチック材料のブロック
7と、板金プレートの形状をしており、且つブロック7
上に形成され、その板金プレート内の嵌め合い孔11へ向
って延在しているラグ10によってブロック7に固着され
る打ち込み体9とから構成される。ブロック7は打ち込
み体9に反対側に半円型断面の垂直方向の凹み12を有す
る。
作業部材4は、フレーム1の垂直方向の凹み14の中で
摺動可能で変位可能であり、ほぼU型の断面を有するプ
ラスチック材料の本体13と、夫々が各U−脚部上に形成
され、作業腕部15の嵌め合せ凹部17内へ延在しているラ
グ16によってU型本体の1つの脚部上に夫々固着される
板金プレートの形状の2本の作業腕部15とから構成され
る。そのウエッブ部分に於て、本体13は半円型断面の垂
直方向の凹み18を有する。本体13のウエッブ部分は、そ
の中に凹み12が形成されているブロック7の側部と係合
し、その結果凹み12は、ウエッブ部分に形成される凹み
18と一緒に、円型断面を有する誘導チャンネル12、18を
形成する。こうして本体13の脚部はブロック7の向い合
う側部と係合する。(図7参照)。
摺動可能で変位可能であり、ほぼU型の断面を有するプ
ラスチック材料の本体13と、夫々が各U−脚部上に形成
され、作業腕部15の嵌め合せ凹部17内へ延在しているラ
グ16によってU型本体の1つの脚部上に夫々固着される
板金プレートの形状の2本の作業腕部15とから構成され
る。そのウエッブ部分に於て、本体13は半円型断面の垂
直方向の凹み18を有する。本体13のウエッブ部分は、そ
の中に凹み12が形成されているブロック7の側部と係合
し、その結果凹み12は、ウエッブ部分に形成される凹み
18と一緒に、円型断面を有する誘導チャンネル12、18を
形成する。こうして本体13の脚部はブロック7の向い合
う側部と係合する。(図7参照)。
打ち込み機構は垂直方向の軸を有する打ち込み円柱19
を具備する。打ち込み円柱19は、フレーム1上に固着さ
れるプレート21を通り抜けて延在し、このプレートに回
転可能に装着される上方のジャーナル20を有する。ジャ
ーナル20は、その自由端部で、伝導装置(図示されてい
ない)を経由して電気モータ(図示されていない)によ
って矢印Pの方向に回転可能な歯車22に回転できないよ
うに連結される。
を具備する。打ち込み円柱19は、フレーム1上に固着さ
れるプレート21を通り抜けて延在し、このプレートに回
転可能に装着される上方のジャーナル20を有する。ジャ
ーナル20は、その自由端部で、伝導装置(図示されてい
ない)を経由して電気モータ(図示されていない)によ
って矢印Pの方向に回転可能な歯車22に回転できないよ
うに連結される。
打ち込み円柱19も、打ち込み要素3のブロック7内の
凹部12と、作動部材4の本体13内の凹部18とによって形
成される誘導チャンネル内に回転可能なように装着され
る。この誘導チャンネルの直径は打ち込み円柱19の直径
にほぼ等しい。
凹部12と、作動部材4の本体13内の凹部18とによって形
成される誘導チャンネル内に回転可能なように装着され
る。この誘導チャンネルの直径は打ち込み円柱19の直径
にほぼ等しい。
打ち込み円柱19は、その周囲の表面に無終端の溝23を
有する。溝23は、上方の起点P1から、そこから軸方向に
間隔が開けられた下方の折り返し点P2までほぼ螺旋型で
延在し、そしてそこから上方の折り返し点とも見なされ
得る上方の起点P1へほぼ螺旋型で戻る。2つの折り返し
点P1とP2の間の間隔は、溝23に沿って1.5回転である。
従って溝23は打ち込み円柱19の周りで3回転する。溝23
は、ゼロ・ピッチを有し、且つそこに下方の折り返し点
P2がある下方の溝部分を有する。この溝の部分は約120
゜の広がりを有する。
有する。溝23は、上方の起点P1から、そこから軸方向に
間隔が開けられた下方の折り返し点P2までほぼ螺旋型で
延在し、そしてそこから上方の折り返し点とも見なされ
得る上方の起点P1へほぼ螺旋型で戻る。2つの折り返し
点P1とP2の間の間隔は、溝23に沿って1.5回転である。
従って溝23は打ち込み円柱19の周りで3回転する。溝23
は、ゼロ・ピッチを有し、且つそこに下方の折り返し点
P2がある下方の溝部分を有する。この溝の部分は約120
゜の広がりを有する。
円形の円盤部とそれと一体に形成される細長い断面の
形状のピン部とから構成されるプラスチック材料の溝従
動体24が打ち込み要素3に連結される(図8参照)。溝
従動体24の円盤部は、ブロック7内の凹み12の底部に具
備される円形の孔25内に回転可能なように配置され、溝
従動体24のピン部は打ち込み円柱19の無終端の溝23内に
延在している。
形状のピン部とから構成されるプラスチック材料の溝従
動体24が打ち込み要素3に連結される(図8参照)。溝
従動体24の円盤部は、ブロック7内の凹み12の底部に具
備される円形の孔25内に回転可能なように配置され、溝
従動体24のピン部は打ち込み円柱19の無終端の溝23内に
延在している。
溝従動体24に類似したプラスチック材料の溝従動体26
が作動部材4に連結される(図9参照)。溝従動体26の
円盤部は本体13の凹み18の底部に具備される円形孔27の
中には回転可能なように配置され、溝従動体26のピン部
は打ち込み円柱19の無終端の溝23の中に延在する。
が作動部材4に連結される(図9参照)。溝従動体26の
円盤部は本体13の凹み18の底部に具備される円形孔27の
中には回転可能なように配置され、溝従動体26のピン部
は打ち込み円柱19の無終端の溝23の中に延在する。
図示された実施例に於て、2つの溝従動体24及び26は
直径方向に向い合う関係で配置される。起動位置で(図
1参照)、溝従動体24のピン部は溝23の上方の折り返し
点P1に配置され、一方溝従動体26のその下方の折り返し
点P2に配置される。
直径方向に向い合う関係で配置される。起動位置で(図
1参照)、溝従動体24のピン部は溝23の上方の折り返し
点P1に配置され、一方溝従動体26のその下方の折り返し
点P2に配置される。
色々な構成要素が図1に示される起動位置にある時
に、紙シートの束6がステープラ内に置かれると、マイ
クロスイッチが作動して、伝導装置を介して矢印Pの方
向に歯車22と、従って打ち込み円柱19とを回転させる電
気モータとを始動する。
に、紙シートの束6がステープラ内に置かれると、マイ
クロスイッチが作動して、伝導装置を介して矢印Pの方
向に歯車22と、従って打ち込み円柱19とを回転させる電
気モータとを始動する。
打ち込み円柱19が、図1に示される起動位置から図2
に示される位置まで約180゜回転される時、打ち込み要
素3は或る距離を下方へ向って変位させられ、一方作動
部材4は或る距離を上方へ向って変位させられる。この
変位中に、作動部材4の腕部15は折り曲げ機構に具備さ
れるブロック(図示されていない)を解放し、このブロ
ックはばね板(図示されていない)によって上方へ動か
されて、紙シートの束6をマガジン2に下から当接させ
られる(図2参照)。ブロックはステープル留め作業の
間、この位置に維持される。
に示される位置まで約180゜回転される時、打ち込み要
素3は或る距離を下方へ向って変位させられ、一方作動
部材4は或る距離を上方へ向って変位させられる。この
変位中に、作動部材4の腕部15は折り曲げ機構に具備さ
れるブロック(図示されていない)を解放し、このブロ
ックはばね板(図示されていない)によって上方へ動か
されて、紙シートの束6をマガジン2に下から当接させ
られる(図2参照)。ブロックはステープル留め作業の
間、この位置に維持される。
打ち込み円柱19が続いて回転すると、打ち込み要素3
は更に下方へ動かされ、その結果その打ち込み体9は最
前端のステープル5に当り、その脚部が紙の束6を貫通
するように打ち込む。それからステープルの脚部の自由
端部は、夫々折り曲げ機構の部分であり、且つステープ
ル留め作業のこのステージで固定されたままにされる回
動する(pivotal)アンビル部材(図示されていない)
と係合する。図3はステープル脚部の端部がアンビル部
材に丁度到達した位置を示す。打ち込み円柱19が図3に
示される位置から図5に示される位置まで回転する間
に、打ち込み要素3は、同時に固定されたアンビル部材
がステープルの端部を内側へ予め曲げるようにステープ
ル5の脚部を紙シートの束の中へ打ち込み続ける。打ち
込み円柱19が図5に示される位置から図6に示される位
置まで回転する間に、打ち込み要素3、溝23の下方の溝
部分に到達するその溝従動体24のピン部によってステー
プル5の打ち込みを完了し、それで打ち込み要素はその
変位の下方位置に到達する。打ち込み円柱19が図5に示
される位置から図6に示される位置まで回転する間に、
作業部材4の腕部15は、それらの上方への変位中に、ア
ンビル部材に到達し、アンビル部材を回動し、その結果
これらによってステープルの脚部の折り曲げがもたらさ
れる。折り曲げの間、その溝従動体のピン部はゼロ・ピ
ッチを有する溝23の下方部分に位置させられるので、打
ち込み要素3はその下方位置に維持される。
は更に下方へ動かされ、その結果その打ち込み体9は最
前端のステープル5に当り、その脚部が紙の束6を貫通
するように打ち込む。それからステープルの脚部の自由
端部は、夫々折り曲げ機構の部分であり、且つステープ
ル留め作業のこのステージで固定されたままにされる回
動する(pivotal)アンビル部材(図示されていない)
と係合する。図3はステープル脚部の端部がアンビル部
材に丁度到達した位置を示す。打ち込み円柱19が図3に
示される位置から図5に示される位置まで回転する間
に、打ち込み要素3は、同時に固定されたアンビル部材
がステープルの端部を内側へ予め曲げるようにステープ
ル5の脚部を紙シートの束の中へ打ち込み続ける。打ち
込み円柱19が図5に示される位置から図6に示される位
置まで回転する間に、打ち込み要素3、溝23の下方の溝
部分に到達するその溝従動体24のピン部によってステー
プル5の打ち込みを完了し、それで打ち込み要素はその
変位の下方位置に到達する。打ち込み円柱19が図5に示
される位置から図6に示される位置まで回転する間に、
作業部材4の腕部15は、それらの上方への変位中に、ア
ンビル部材に到達し、アンビル部材を回動し、その結果
これらによってステープルの脚部の折り曲げがもたらさ
れる。折り曲げの間、その溝従動体のピン部はゼロ・ピ
ッチを有する溝23の下方部分に位置させられるので、打
ち込み要素3はその下方位置に維持される。
図6に示される位置で、打ち込み円柱19は1.5回転、
回転させられてしまっており、打ち込み要素3の溝従動
体のピン部は溝23の下方を折り返し点P2に位置され、一
方作業部材4の溝従動体のピン部は溝23の上方の折り返
し点P1に位置させられる。そして折り曲げが完了する。
回転させられてしまっており、打ち込み要素3の溝従動
体のピン部は溝23の下方を折り返し点P2に位置され、一
方作業部材4の溝従動体のピン部は溝23の上方の折り返
し点P1に位置させられる。そして折り曲げが完了する。
打ち込み円柱19の続けられる回転、即ち1.5回転の間
に、打ち込み要素3及び作業部材4はそれらの起動位置
に戻される(図1参照)。作業部材4の下方への変位中
に、その脚部15はアンビル部材を揺動させて、それらの
起動位置へ戻し、ばね板の作用に対抗して、折り曲げ機
構のブロックを下に動かして、その起動位置へ戻すであ
ろう。作業部材4がその下方の位置に到達する時(図1
参照)、それはマイクロスイッチに作用してモータを止
める。
に、打ち込み要素3及び作業部材4はそれらの起動位置
に戻される(図1参照)。作業部材4の下方への変位中
に、その脚部15はアンビル部材を揺動させて、それらの
起動位置へ戻し、ばね板の作用に対抗して、折り曲げ機
構のブロックを下に動かして、その起動位置へ戻すであ
ろう。作業部材4がその下方の位置に到達する時(図1
参照)、それはマイクロスイッチに作用してモータを止
める。
Claims (4)
- 【請求項1】紙シートの束のような目的物(6)にステ
ープル(5)を打ち込むためのステープラの打ち込み機
構で、前記ステープラはフレーム(1)と、フレーム内
に配置され、ステープル(5)を有するマガジン(2)
と、マガジン(2)から前記ステープル(5)を押出し
て、前記ステープルを目的物(6)へ打ち込み、前記打
ち込みの目的のために、打ち込み機構によって往復運動
させられるように適用される打ち込み要素(3)とを有
する、打ち込み機構であり、フレーム(1)に回転可能
なように装着され、打ち込み円柱(19)の周囲の表面に
於て起点(P1)から、前記起点から軸方向に間隔を開け
て配置された折り返し点(P2)までほぼ螺旋型で延在
し、前記折り返し点から前記起点(P1)までほぼ螺旋型
で戻る無終端の溝(23)を有する前記打ち込み円柱(1
9)を具備し、前記溝は打ち込み要素(3)に連結され
て、打ち込み円柱(19)の回転の際に、打ち込み要素を
往復運動させるための溝従動体(24)を収容することを
特徴とする前記打ち込み機構。 - 【請求項2】溝(23)が、折り曲げ機構を作動させるた
めの往復運動可能な作業部材のような第2の往復運動可
能な要素(4)に連結される第2の溝従動体(26)を収
容して、打ち込み円柱(19)の回転の際に、打ち込み要
素(3)の往復運動と共同する前記第2の要素(4)の
往復運動を生じさせることを特徴とする請求項1記載の
打ち込み機構。 - 【請求項3】溝(23)が打ち込み円柱(19)の周りに1
周に亘って延在していることを特徴とする請求項1或い
は2の何れか1項記載の打ち込み機構。 - 【請求項4】溝(23)が打ち込み円筒(19)の周りに数
周に亘って延在していることを特徴とする請求項1或い
は2の何れか1項記載の打ち込み機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9201094-1 | 1992-04-07 | ||
SE9201094A SE469114B (sv) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | Drivmekanism i haeftapparat |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07505339A JPH07505339A (ja) | 1995-06-15 |
JP2620509B2 true JP2620509B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=20385879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5517350A Expired - Fee Related JP2620509B2 (ja) | 1992-04-07 | 1993-02-26 | ステープラの打ち込み機構 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5582340A (ja) |
JP (1) | JP2620509B2 (ja) |
AU (1) | AU3910593A (ja) |
DE (2) | DE4391422C2 (ja) |
GB (1) | GB2279603B (ja) |
SE (1) | SE469114B (ja) |
TW (1) | TW208669B (ja) |
WO (1) | WO1993019898A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003517938A (ja) * | 1999-12-21 | 2003-06-03 | イサベルク・ラピッド・エービー | 可逆電動モーターを備えた綴じ具 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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