JP2620399B2 - 3′―アルキルまたはアリールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシン誘導体 - Google Patents

3′―アルキルまたはアリールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシン誘導体

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JP2620399B2
JP2620399B2 JP2219519A JP21951990A JP2620399B2 JP 2620399 B2 JP2620399 B2 JP 2620399B2 JP 2219519 A JP2219519 A JP 2219519A JP 21951990 A JP21951990 A JP 21951990A JP 2620399 B2 JP2620399 B2 JP 2620399B2
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照義 古賀
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/10Compounds having one or more C—Si linkages containing nitrogen having a Si-N linkage

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は抗菌剤として有用な3′−ヒドロキシ−5′
−置換アミノベンゾキサジノリファマイシン誘導体を合
成するために有用な中間体である、3′−アルキルまた
はアリールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシン
およびその合成法に関する。さらに本発明は3′−アル
キルまたはアリールシリルオキシベンゾキサジノリファ
マイシンを中間体として用いる3′−ヒドロキシ−5′
−置換アミノベンゾキサジノリファマイシン誘導体の合
成法に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題] 3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノ
リファマイシン誘導体は特願平1−239676号および1−
239677号に開示されているように抗菌剤として有用なも
のであることが知られている。しかし、その合成中間体
である3′−ヒドロキシベンゾキサジノリファマイシン
は特開昭63−183587号に開示されているように副原料の
2−アミノレゾルシノールを多量に用いたにもかかわら
ず、リファマイシンSからの合成収率は10%に満たない
ものでありその合成収率の低さが問題であった。
[課題を解決するための手段] 本発明は3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾ
キサジノリファマイシンを合成する際の中間体として、
3′−ヒドロキシベンゾキサジノリファマイシンのかわ
りに3′−アルキルまたはアリールシリルオキシベンゾ
キサジノリファマイシンを用いる新しい合成法を開発す
ることにより前記課題を解決したものである。
本発明の3′−アルキルまたはアリールシリルオキシ
ベンゾキサジノリファマイシンは式(I): (式中、R1、R2およびR3は同一または相異なる炭素数1
〜6のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
す)で表わされる3−アルキルまたはアリールシリルオ
キシ−2−アミノフェノールとリファマイシンSとを反
応させることにより合成される。
ここで、R1、R2およびR3で表わされる炭素数1〜6の
アルキル基の例としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec
−ブチル基、tert−ブチル基、アミル基、イソアミル
基、tert−アミル基、ヘキシル基などをあげることがで
きる。また、アリール基の例としてはフェニル基、トル
イル基などをあげることができる。さらに、アラルキル
基の例としてはベンジル基、フェネチル基などをあげる
ことができる。
本発明の3′−アルキルまたはアリールシリルオキシ
ベンゾキサジノリファマイシンの合成に用いる前記式
(I)で表わされる3−アルキルまたはアリールシリル
オキシ−2−アミノフェノールは以下のようにして合成
することができる。
(1) 2−アミノレゾルシノールと式: (式中、R1、R2およびR3は前記と同じで、Xはフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、OClO3で表わさ
れる基またはOSO2CF3で表わされる基を示す)で表わさ
れる化合物とを、塩基存在下あるいは非存在下に反応さ
せることにより合成することができる。
ここで用いることができる塩基の例としてはイミダゾ
ール、ピリジン、ピコリン、N,N−ジメチルアニリン、
トリエチルアミン、ピペラジン、モルホリン、ピロリジ
ンなどの2級または3級の有機塩基をあげることができ
る。
同様に用いることができる無機塩基の例としては、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水
酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどのアル
カリ土類金属水酸化物、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム、水素化カルシウムなどのアルカリ金属またはアル
カリ土類金属水素化物、炭素水素ナトリウム、炭酸水素
カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩などをあげ
ることができる。
さらに酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなどの有機酸ア
ルカリ金属塩も塩基として用いることが可能であるが、
好ましくはピペラジン、トリエチルアミンなどの有機塩
基で、このとき特に良い結果がえられる。
反応溶媒の例としては酢酸エチル、酢酸ブチルなどの
エステル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、1,1,3,3
−テトラメチル尿素、ジメチルスルホキシドなどの非プ
ロトン性極性溶媒、ジメトキシメタン、ジエトキシエタ
ンなどのエーテル類およびアセトニトリルを用いること
ができるが、好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミドなどの非プロトン性極性溶
媒で、このとき特に良い結果がえられる。
反応温度は溶媒の凝固点から沸点までを選ぶことがで
きるが通常できるだけ低い温度、好ましくは−10℃以下
で、このとき特に良い結果がえられる。最適の反応時間
は用いる反応試剤、溶媒などによって左右されるので、
高速液体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー
などで反応を追跡して決定すべきである。
反応に用いる試剤の例としては前記式: (式中、R1、R2、R3およびXは前記と同じ)で示される
化合物の他に式: H3CCONHSi R1R2R3、R1R2R3Si NHCOO Si R1R2R3、R1R2R3
Si N(C2H5、R1R2R3 R1R2R3Si NHSO3SiR1R2R3、(R1R2R3SiNH)2CO(式中、R
1、R2およびR3は前記と同じで、R1R2R3Siは で示す)で表わされる化合物などもあげることができ
る。
(2) 2−ニトロレゾルシノールと式: (R1、R2、R3およびXは前記と同じ)で表わされる化合
物とを反応させ、3−アルキルまたはアリールシリルオ
キシ−2−ニトロフェノールを合成し、ついでパラジウ
ム炭素を用いる接触還元などにより、ニトロ基をアミノ
基へ還元して合成することができる。
2−ニトロレゾルシノールと式 (R1、R2、R3およびXは前記と同じ)で表わされる化合
物との反応は前記(1)と同様の条件により行なうこと
ができる。また前記(1)で示した式: 以外の反応試剤も同様に用いることができる。
3−アルキルまたはアリールシリルオキシ−2−ニト
ロベンゼンのニトロ基の還元には、芳香族ニトロ基をア
ミノ基に還元するために用いることができる各種の方法
を用いることができる。たとえばラネーニッケルによる
還元、金属亜鉛による還元などがあげられるが特に好ま
しいのはパラジウム炭素、酸化白金、炭酸ストロンチウ
ム−パラジウムなどを触媒とする接触還元法による還元
である。
前記式(I)で表わされる3−アルキルまたはアリー
ルシリルオキシ−2−アミノフェノールの具体例として
は、 などをあげることができる。
前記式(I)で表わされる本発明の3−アルキルまた
はアリールシリルオキシ−2−アミノフェノールの反応
生成物からの分離精製は比較的容易で、反応生成物から
反応溶媒を減圧留去などで除去し、えられた粗生成物を
晶析、カラムクロマトグラフィーなどで精製することに
より目的化合物をえることができる。
前記式(I)で表わされる3−アルキルまたはアリー
ルシリルオキシ−2−アミノフェノールとリファマイシ
ンSとの反応により、式(II): (式中、R1、R2およびR3は同一または相異なる炭素数1
〜6のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
す)で表わされる3′−アルキルまたはアリールシリル
オキシベンゾキサジノリファマイシンを合成することが
できる。前記式(II)で表わされる本発明の3′−アル
キルまたはアリールシリルオキシベンゾキサジノリファ
マイシンはあとで述べるように抗菌剤として有用な3′
−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノリファ
マイシンを合成するために有用な中間体である。
前記式(II)で表わされる3′−アルキルまたはアリ
ールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシンの合成
は以下のようにして行なうことができる。
すなわち、リファマイシンSと前記式(I)で表わさ
れる3−アルキルまたはアリールシリルオキシ−2−ア
ミノフェノールとをベンゼン、トルエンなどの溶媒に溶
解し、室温から溶媒の沸点までの温度で攪拌下に反応さ
せることにより合成することができる。反応溶媒の例と
してはベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素、酢酸
エチル、酢酸ブチルなどのエステル、酢酸、アセトニト
リルなどをあげることができるが、好ましくはベンゼ
ン、トルエンなどの芳香族炭化水素で、このとき特に良
い結果がえられる。
反応温度は通常室温から溶媒の沸点までの温度を選ぶ
ことができるが、反応速度と原料および生成物の熱安定
性を考慮すると60℃付近で実施するのが特に好ましい。
最適の反応時間は用いる反応試剤、溶媒などによって
左右されるので、高速液体クロマトグラフィー、薄層ク
ロマトグラフィーなどで反応を追跡して決定すべきであ
る。
前記式(II)で表わされる3′−アルキルまたはアリ
ールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシンは前記
の条件で合成されるが、その際リファマイシンSが還元
されたリファマイシンSVが副生する。このリファマイシ
ンSVは反応系に二酸化マンガンなどの酸化剤を添加し、
酸化によりリファマイシンSとすることができる。この
リファマイシンSを単離することなく、前記式(I)で
表わされる3−アルキルまたはアリールシリルオキシ−
2−アミノフェノールを添加、反応させることにより、
より高く収率で目的とする3′−アルキルまたはアリー
ルシリルオキシベンゾキサジノリファマイシンをえるこ
とができる。リファマイシンSVの酸化に用いる酸化剤の
例としては空気、酸素、過硫酸塩、フェリシアン化カリ
ウム、二酸化マンガン、二酸化鉛、酸化銀、酸化第二
銅、亜硝酸アルキル、過酸化水素などをあげることがで
きるが、好ましくは二酸化マンガン、二酸化鉛、酸化銀
などで、このとき良い結果がえられる。前記式(II)で
表わされる本発明の3′−アルキルまたはアリールシリ
ルオキシベンゾキサジノリファマイシンの反応生成物か
らの分離は比較的容易で、反応生成物から酸化剤などの
固形物を濾過により除去し、ついで反応溶媒を減圧留去
などで除去し、えられた粗生成物を晶析、カラムクロマ
トグラフィーなどで精製することにより目的化合物をえ
ることができる。
前記式(II)で表わされる3′−アルキルまたはアリ
ールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシンはテト
ラブチルアンモニウムフロライドなどで処理することに
より、3′位のアルキルまたはアリールシリルオキシ基
が水酸基に変換した3′−ヒドロキシベンゾキサジノリ
ファマイシンに変換することができる。反応溶媒の例と
してはメタノール、エタノールなどのアルコール、テト
ラヒドロフラン、アセトニトリルなどをあげることがで
きる。
シリルオキシ結合を開裂するための試剤の例としては
前記のテトラブチルアンモニウムフロライドの他、テト
ラブチルアンモニウムクロライドとフッ化カリウムとが
共存する系、酢酸、フッ化水素酸などがあげられ、シリ
ルオキシ結合を開裂させる各種の方法を用いることがで
きる。
えられた3′−ヒドロキシベンゾキサジノリファマイ
シンが抗菌剤として有用な3′−ヒドロキシ−5′−置
換アミノベンゾキサジノリファマイシンを合成するため
の中間体として有用なことは公知の事実である。
前記式(II)で表わされる本発明の3′−アルキルま
たはアリールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシ
ンと式:AH [式中、 (nは3〜7の整数を示す)で表わされる基または式: (式中、R4およびR5は同一または相異なる水素原子また
は炭素数1〜3のアルキル基を示し、R6は炭素数1〜6
のアルキル基を示す)で表わされる基を示す]で表わさ
れるアミンとを反応させることにより式(III): [式中、Aは (nは3〜7の整数を示す)で表わされる基または式: (式中、R4およびR5は同一または相異なる水素原子また
は炭素数1〜3のアルキル基を示し、R6は炭素数1〜6
のアルキル基を示す)で表わされる基を示す]で表わさ
れる3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジ
ノリファマイシンを合成することができる。すなわち、
前記式(II)で表わされる3′−アルキルまたはアリー
ルシリルオキシベンゾキサジノリファマイシンは3′−
ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノリファマ
イシンを合成するための有用な中間体である。
前記式(II)で表わされる3′−アルキルまたはアリ
ールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシンと前記
式:AHで表わされるアミンとの反応は両者を溶媒に溶解
し、二酸化マンガンなどの酸化剤の共存あるいは非共存
下において行なうことができる。反応溶媒の例としては
ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水
素、メタノール、エタノールなどのアルコール、ピリジ
ン、ピコリンなどのピリジン類、ベンゼン、トルエンな
どの芳香族炭化水素、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジメチルアセトアミド、1,1,3,3−テトラメチル尿
素、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性溶
媒、アセトニトリルなどがあげられ、さらには反応試剤
として用いる式:AHで表わされるアミンそれ自体を用い
ることも可能である。これらの溶媒の中でも特に好まし
いのはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極
性溶媒で、このとき特に良い結果がえられる。
反応温度は溶媒の沸点から氷温下までを選ぶことがで
きるが、反応速度および生成した前記式(III)で表わ
される3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサ
ジノリファマイシンの安定性を考慮すると室温付近で実
施するのが好ましい。
式: (nは3〜7の整数を示す)で表わされる基の具体例と
しては などがあげられる。また式: (式中、R4、R5およびR6は前記と同じ)で表わされる基
の具体例としては などをあげることができる。
酸化剤共存下に行なう反応において用いることができ
る酸化剤の例としては空気、酸素、二酸化マンガン、二
酸化鉛、酸化銀、酸化第二銅、亜硝酸アルキルなどをあ
げることができるが、好ましくは二酸化マンガン、二酸
化鉛、酸化銀などで、このとき良い結果がえられる。
最も好ましい反応時間は反応に用いる、式:AHで表わ
されるアミンおよびその量、酸化剤の有無、溶媒の種
類、反応温度などによって左右されるので高速液体クロ
マトグラフィー、薄層クロマトグラフィーなどで反応を
追跡して決定すべきである。
以上のように本発明による前記式(II)で示される新
規3′−アルキルまたはアリールシリルオキシベンゾキ
サジノリファマイシンは3′−アルキルまたはアリール
シリルオキシ基の水酸基への変換と、5′位への置換ア
ミノ基の導入とを一段階で行なうことのできる、3′−
ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノリファマ
イシンの有用な合成中間体である。
[実施例] 以下に本発明の理解を一層明確なものとするために実
施例をあげて説明するが、これらは例示にすぎず、本発
明を限定するものではない。
実施例1 (2−アミノ−3−tert−ブチルジメチルシリルオキシ
フェノールの合成) 2−アミノレゾルシノール塩酸塩161.6gをN,N−ジメ
チルアセトアミド(以下、DMAという)1に溶解し、
反応槽内をアルゴンで置換した。ついで無水ピペラジン
94.8gを加え攪拌し、混合物を−15℃まで冷却した。よ
く攪拌しながらDMA 1に溶解したtert−ブチルジメチ
ルシリルクロライド180.9gを約1時間かけて滴下した。
さらに−15℃で3.5時間攪拌し、水3.6mlを加えて約1時
間攪拌した。反応混合物を高速液体クロマトグラフィー
〔カラム:ナカライテスク Cosmosil 5C18,4.6×250m
m、移動相:メタノール−水(95:5)、流速:1.5ml/分、
検出:254nm〕で分析した結果、目的化合物の生成が確認
された(反応収率:88%)。
反応混合物から生成した沈澱を濾別し濾液を減圧濃縮
した。濃縮物にトルエン0.7を加え、生じた沈澱を濾
別した。濾液をpH9.1の1N炭酸ナトリウム緩衝液0.5で
4回、ついで水1で2回洗浄した。トルエン層を減圧
下に濃縮乾固し、残渣にヘキサン0.5を加え60℃で加
温溶解した。溶液を冷却し、生じた針状結晶を濾別、真
空乾燥し、目的化合物134.1gをえた。濾液を濃縮乾固
し、再度トルエン0.13に溶解し、前記炭酸ナトリウム
緩衝液0.1で2回、ついで水0.5で2回洗浄した。ト
ルエン層を分離し、トルエンを減圧留去し、残渣にヘキ
サン0.12を加え、60℃で加温溶解した。冷却後生じた
針状結晶を濾別し、真空乾燥して目的化合物33.1gをえ
た。1 H−NMR [CDCl3、δ(ppm)] 0.23(Si−(CH32,6H,s、1.02 (C(CH33,9H,s)、4.34(NH2,2H,br,OH,1H,br)、
6.30〜6.62(芳香族プロトン3H,mul) 元素分析値(C12H21NO2Si) C(%) H(%) N(%) 計算値 60.21 8.84 5.85 実測値 60.11 8.90 5.88 実施例2 (2−アミノ−3−tert−ブチルジメチルシリルオキシ
フェノールの合成) 実施例1で用いたピペラジンにかえてトリエチルアミ
ン0.35を用いたほかは、実施例1と同様の条件で反応
を行なった。高速液体クロマトグラフィーで分析した結
果、目的化合物の生成が確認された(反応収率:90
%)。実施例1と同様に処理して計172.3gの目的化合物
をえた。
実施例3 (2−アミノ−3−tert−ブチルジメチルシリルオキシ
フェノールの合成) 実施例2で用いた反応溶媒DNAにかえてN,N−ジメチル
ホルムアミドを用いたほかは実施例2と同様の条件で反
応を行った。高速液体クロマトグラフィーで分析した結
果、目的化合物の生成が確認された(反応収率:78
%)。実施例1と同様に処理して計138.8gの目的化合物
をえた。
実施例4 (2−アミノ−3−tert−ブチルジメチルシリルオキシ
フェノールの合成) 実施例1で用いたピペラジンにかえてイミダゾール16
3.4gを用いたほかは実施例1と同様の条件で反応を行な
った。高速液体クロマトグラフィーで分析した結果、目
的化合物の生成が確認された(反応収率:75%)。実施
例1と同様に処理して計131.7gの目的化合物をえた。
実施例5 (3′−tert−ブチルジメチルシリルオキシベンゾキサ
ジノリファマイシンの合成) リファマイシンS 69.58gをトルエン508mlに溶解し、5
0℃に加温した。この溶液に2−アミノ−3−tert−ブ
チルジメチルシリルオキシフェノール19.15gをトルエン
192mlに溶解したものを約30分間で加えた。滴下終了
後、50℃で6時間攪拌反応させた。減圧蒸留により約50
mlのトルエンを除き、ついで二酸化マンガン10.43gを加
え、40℃で40分間攪拌した。不溶物を濾別し、トルエン
で残渣を洗浄した。濾液と洗液とを合せ、ついで減圧濃
縮により約700mlとした。これを50℃に加熱し、2−ア
ミノ−3−tert−ブチルジメチルシリルオキシフェノー
ル7.18gをトルエン72mlに溶解したものを約10分間で加
えた。滴下終了後50℃で14時間攪拌反応させた。不溶物
を濾別し、残渣をトルエンで洗浄した。濾液と洗液とを
合せ高速液体クロマトグラフィー〔カラム:日本分光Fi
nepak SIL C18−10 4.6×250mm、移動相:アセトニトリ
ル−水(3:1)、流速:2.0ml/分、検出:265nm〕で分析し
た結果、目的化合物の生成が確認された(反応収率:90
%)。
この溶液を約300mlまで減圧濃縮し、ヘキサン300mlを
加えて室温で放置し、晶析した。生じた結晶を濾取し、
真空乾燥して目的化合物62.9gをえた。1 H−NMR[CDCl3、δ(ppm)] 0.25(Si−(CH32,6H,s、1.03 (C(CH33,9H,s)、0.61,0.84,1.00(CHCH3,3H,
d)、1.78,2.03,2.11,2.30(CH3,3H,s)、3.05(OCH3,3
H,s)、6.85〜7.43(芳香族プロトン,3H,mul)、7.51
(NH,1H,br)、14.18(フェノール性プロトン,1H,br) 元素分析値(C49H62N2O13Si) C(%) H(%) N(%) 計算値 64.31 6.83 3.06 実測値 64.13 6.81 3.06 実施例6 (3′−ヒドロキシ−5′−ピロリジノベンゾキサジノ
リファマイシンの合成) 100mlのナス型フラスコにDMA 4.5mlを入れ真空ポンプ
で脱気し、アルゴンに置換した。これに3′−tert−ブ
チルジメチルシリルオキシベンゾキサジノリファマイシ
ン1.83gを加え溶解した。さらにピロリジン0.284gと二
酸化マンガン0.522gとを加え、室温で24時間攪拌反応さ
せた。濾過助剤を用い二酸化マンガンを濾別し、メタノ
ールで洗浄した。濾液と洗液とを合せ高速液体クロマト
グラフィー[カラム:ナカライテスク Cosmosil 5C8,
4.6×150mm、移動相:メタノール−水−トリフルオロ酢
酸(75:25:0.1)、流速:1.0ml/分、検出:290nm]で分析
した結果、目的化合物の生成が確認された(反応収率:9
0%)。
この溶液を濃縮乾固し、酢酸エチル30mlを加え溶解し
た。つぎに水で3回、ついで飽和食塩水で1回洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで1晩乾燥した。無水硫酸ナトリウ
ムを濾別後、濾液を濃縮乾固し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[担体:ワコーゲル C−200、
展開溶媒:クロロホルム−メタノール(99:1〜98:2)]
により精製した。目的化合物を含む画分を集め濃縮乾固
し、残渣にエタノール36mlを加えて55℃で溶解し、室温
に放置し晶析した。生じた結晶を濾取し、真空乾燥して
目的化合物1.11gをえた。えられた目的化合物の1H−核
磁気共鳴スペクトルは既知のものと一致し、その構造が
確認された。
実施例7〜25 (3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノ
リファマイシンの合成) 実施例6で用いたピロリジンにかえて、第1表に示す
アミンを3′−tert−ブチルジメチルシリルオキシベン
ゾキサジノリファマイシンに対して2当量用いたほかは
実施例6と同様の方法で反応、処理した。えられた結果
を第1表に示す。各化合物の1H−核磁気共鳴スペクトル
は既知のものと一致し、その構造が確認された。
実施例26 (3′−ヒドロキシ−5′−(2,4,5−トリメチルピペ
ラジニル)ベンゾキサジノリファマイシンの合成) 100mlのナス型フラスコにDMA 4.5mlを入れ真空ポンプ
で脱気し、アルゴンに置換した。これに3′−tert−ブ
チルジメチルシリルオキシベンゾキサジノリファマイシ
ン1.373gを溶解し、1,2,5−トリメチルピペラジン0.763
gと二酸化マンガン0.39gを加え、室温で96時間攪拌反応
させた。濾過助剤を用い二酸化マンガンを濾別し、メタ
ノールで洗浄して濾液と洗液とを合せ高速液体クロマト
グラフィー(分析条件は実施例6と同じ)で分析した結
果、目的化合物の生成が確認された(反応収率:90
%)。
以下実施例6と同様に後処理を行ない、精製した。目
的化合物を含む画分を集め濃縮乾固し、残渣に酢酸エチ
ル8mlを加えて55℃で溶解し、ヘキサン12mlを加え室温
に放置し晶析した。生じた結晶を濾取し、真空乾燥して
目的化合物0.73gをえた。えられた目的化合物の1H−核
磁気共鳴スペクトルは既知のものと一致し、その構造が
確認された。
実施例27〜29 (3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノ
リファマイシンの合成) 実施例26で用いた1,2,5−トリメチルピペラジンにか
えて、第2表に示すアミンを3′−tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシベンゾキサジノリファマイシンに対して
4当量用いたほかは実施例26と同様の方法で反応し、処
理した。えられた結果を第2表に示す。各化合物の1H−
核磁気共鳴スペクトルは既知のものと一致し、その構造
が確認された。
[発明の効果] 本発明により、抗菌剤として優れた治療効果を有する
にもかかわらず、これまで合成が困難であった3′−ヒ
ドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノリファマイ
シンを高収率かつ効率的に合成することを可能とするた
め、その中間体として、3′−アルキルまたはアリール
シリルオキシベンゾキサジノリファマイシンが開発され
た。これを用いることにより3′−ヒドロキシ−5′−
置換アミノベンゾキサジノリファマイシンを容易に入手
することが可能となった。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): (式中、R1、R2およびR3は同一または相異なる炭素数1
    〜6のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
    す)で表わされる3−アルキルまたはアリールシリルオ
    キシ−2−アミノフェノール。
  2. 【請求項2】2−アミノ−3−tert−ブチルジメチルシ
    リルオキシフェノール。
  3. 【請求項3】2−アミノレゾルシノールと式: (式中、R1、R2およびR3は同一または相異なる炭素数1
    〜6のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
    し、Xはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
    子、OClO3で表わされる基またはOSO2CF3で表わされる基
    を示す)で表わされる化合物とを反応させることを特徴
    とする請求項1記載の3−アルキルまたはアリールシリ
    ルオキシ−2−アミノフェノールの製造法。
  4. 【請求項4】塩基存在下に反応させる請求項3記載の3
    −アルキルまたはアリールシリルオキシ−2−アミノフ
    ェノールの製造法。
  5. 【請求項5】塩基がトリエチルアミン、イミダゾールお
    よびピペラジンからなる群より選ばれた請求項4記載の
    3−アルキルまたはアリールシリルオキシ−2−アミノ
    フェノールの製造法。
  6. 【請求項6】式(II): (式中、R1、R2およびR3は同一または相異なる炭素数1
    〜6のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
    す)で表わされる3′−アルキルまたはアリールシリル
    オキシベンゾキサジノリファマイシン。
  7. 【請求項7】式: で表わされる基がtert−ブチルジメチルシリルオキシ基
    である請求項6記載の3′−アルキルシリルオキシベン
    ゾキサジノリファマイシン。
  8. 【請求項8】リファマイシンSと、請求項1記載の式
    (I)で表わされる3−アルキルまたはアリールシリル
    オキシ−2−アミノフェノールとを反応させることを特
    徴とする請求項6記載の3′−アルキルまたはアリール
    シリルオキシベンゾキサジノリファマイシンの製造法。
  9. 【請求項9】請求項6記載の式(II)で表わされる3′
    −アルキルまたはアリールシリルオキシベンゾキサジノ
    リファマイシンに式:AH [式中、Aは (nは3〜7の整数を示す)で表わされる基または式: (式中、R4およびR5は同一または相異なる水素原子また
    は炭素数1〜3のアルキル基を示し、R6は炭素数1〜6
    のアルキル基を示す)で表わされる基を示す]で表わさ
    れるアミンを反応させることを特徴とする式(III): [式中、Aは (nは3〜7の整数を示す)で表わされる基または式: (式中、R4およびR5は同一または相異なる水素原子また
    は炭素数1〜3のアルキル基を示し、R6は炭素数1〜6
    のアルキル基を示す)で表わされる基を示す]で表わさ
    れる3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジ
    ノリファマイシンの製造法。
  10. 【請求項10】酸化剤存在下に、請求項6記載の式(I
    I)で表される3′−アルキルまたはアリールシリルオ
    キシベンゾキサジノリファマイシンに請求項9記載の
    式:AHで表わされるアミンを反応させる請求項9記載の
    3′−ヒドロキシ−5′−置換アミノベンゾキサジノリ
    ファマイシンの製造法。
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