JP2620386B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2620386B2
JP2620386B2 JP1341254A JP34125489A JP2620386B2 JP 2620386 B2 JP2620386 B2 JP 2620386B2 JP 1341254 A JP1341254 A JP 1341254A JP 34125489 A JP34125489 A JP 34125489A JP 2620386 B2 JP2620386 B2 JP 2620386B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ダイヤル等の情報入力部材に複数の設定情
報が表示されている情報入力装置を有するカメラに関す
る。
[従来の技術] 近年、カメラは電子回路技術の発展に伴って多機能化
が進み、撮影モードにおいてはシャッター優先、絞り優
先は言うに及ばず、プログラムAEにあっても撮影目的や
被写体に合うように数種のプログラム線図を持つものが
提供されている。
そして、これらの撮影モードの表示は、例えばダイヤ
ルにその機能や目的をイメージ化した絵表示あるいは頭
文字を使った英文字表示で表現されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来はダイヤル等に表示される複数の撮影モ
ードの表示のレイアウトについて深く考えられていなか
ったため、単に絵表示や頭文字の表示だけでは、これら
の撮影モードの性格が十分に把握できず、特に初心者や
使い慣れていない人にとっては扱いずらく、結局最も一
般的な標準プログラムモードだけを使用するのが現実
で、せっかくの多機能が十分に生かされてきないことが
多かった。
つまり、性格や機能が異なる撮影モードが隣り合って
表示されるといった場合が多いと、互いのモードに関連
性がないために、撮影者はすべての撮影モードについて
の機能を完全に記憶しておかないと使用することができ
ないことになり、絵表示等は若干の手助けにはなるが、
全てにわたって瞬時に判断することは使い慣れた撮影者
でも困難なこともあり、せっかくのシャッターチャンス
を逃すことにもなる。
本発明は、このような従来の問題を解決するためにな
されたもんで、撮影者は全ての撮影モードを覚えていな
くても、例えば隣接する撮影モードとの関連から希望す
る撮影モードを容易に選択できたり、あるいは特殊な撮
影モードと一般的な撮影モードとの区別が容易に行な
え、カメラの有する各種の機能をフルに使いこなすこと
ができる使い勝手の良いカメラを提供することを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的を実現する第1の構成は、複数の設定情
報が表示されている情報入力部材を移動自在に支持する
と共に、各設定情報位置毎にクリック停止可能なクリッ
ク機構が設けられたカメラにおいて、前記情報入力部材
は、カメラを不作動状態に設定することをあらわす特定
なマーク位置を挟んで両側の領域に、第1の設定情報
と、第2の設定情報と、を2分して表示し、さらに、前
記情報入力部材の移動位置を検出するものであって、前
記複数の設定情報の各設定位置及び前記特定なマーク位
置の選択状態を検出する検出手段を設けたことを特徴と
するカメラにある。
本発明の目的を実現する第2の構成は、上記した第1
の構成において、前記情報設定部材の前記特定なマーク
位置は、クリック力を他の設定位置と異なるように前記
クリック機構を設定したことを特徴とするカメラにあ
る。
本発明の目的を実現する第3の構成は、上記した第1
または第2の構成において、前記情報設定部材の前記特
定なマーク位置への移動時に前記情報設定部材を機械的
にロックする機構を前記クリック機構に設けたことを特
徴とするカメラにある。
本発明の目的を実現する第4の構成は、上記した第3
の構成において、前記ロックする機構によりロックされ
た前記情報設定部材のロックを解除する解除機構を設け
たことを特徴とするカメラにある。
本発明の目的を実現する第5の構成は、上記の各構成
において、2分された設定情報の表示は、一方がプログ
ラムAE(自動露出制御)モードを表し、他方がシャッタ
秒時優先または絞り優先モードを表すことを特徴とする
カメラにある。
[作用] 上記した第1の構成のカメラは、複数の設定情報をダ
イヤル等の情報入力部材にランダムに表示するのではな
く、カメラを不作動状態に設定することを表す特定なマ
ークを挟んで、情報の内容や性格等の性質によって2分
して表示すると共に、各設定位置を検出できるようにし
たことにより、操作性を大きく向上させることができ
る。
すなわち、撮影を行う際、情報入力部材は不作動を表
す特定なマーク位置に設定されているので、その状態か
らの移動方向だけで意図する設定情報に情報入力部材を
設定することができる。
また、どれかの設定情報を既に選択している際に、別
の設定情報に特定しようとして誤って意図しない性質の
設定情報の位置まで情報入力部材を移動させると、必ず
不作動を表す特定なマーク位置を通過するので、直に誤
りに気付き、誤操作を未然に防止できる。
上記した第2の構成のカメラは、情報設定部材の不作
動を表す特定なマーク位置のクリック力を他の設定位置
と異ならせることで、この特定なマーク位置に到達した
状態を容易に判断することができる。
上記した第3の構成では、情報設定部材の不作動を表
す特定なマーク位置への移動時に、情報設定部材を機械
的にロックすることにより、誤って意図しない設定情報
に情報入力部材が移動することを確実に防止できる。
上記した第4の構成では、撮影に際してロックの解除
を行える。
上記した第5の構成では、プログラムAEでの撮影か
ら、シャッタ秒時優先あるいは絞り優先モードに切り換
わるのに、不作動状態に設定する特定なマークを一旦経
るので、誤動作によって性格の異なるモードで撮影され
ることが防止される。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
本実施例の説明の前に、プログラムAEについて、第2
図を例にして説明する。
第2図は各種プログラムモードにおける代表的なプロ
グラム線図を示しており、縦軸は絞りとそれに対応した
指数値、横軸はシャッター秒時とそれに対応した指数値
を示している。
第2図(a)に示すP−1の線図は、標準プログラム
AEを示し、低輝度被写体では絞りを開放値に設定し、手
ぶれ限界からは絞り値を絞り込み側へとシフトするプロ
グラムである。
第2図(b)に示すP−2の線図は、風景モードを示
し、第2図(a)のP−1線図を変形させたもので、風
景にピンとを合わせるために絞りを若干絞り気味に設定
したモードである。
第2図(c)に示すP−3の線図は、ポートレートモ
ードを示し、被写体に対するピント合わせを重視し、深
度を浅くするために絞りを開放側に設定したモードであ
る。
第2図(d)に示すP−4の線図は、クローズアップ
モードで、ポートレートモードP−3と同様のプログラ
ム線図であるか、深度を若干広めにとってピント合わせ
をし易く設定している。
第2図(e)に示すP−5の線図は、スポーツモード
を示し、動きの速い被写体を追い、主被写体及び他の被
写体像の全てが静止した状態の写真撮影を行なうため
に、シャッタースピードをなるべく高速側になるように
するために絞りを開放側に設定している。
第2図(f)に示すP−6の線図は、流し撮りモード
で、シャッター優先の低速秒時で主被写体を追い、バッ
クを流す設定になっている。
第2図(g)に示すW−1,W−2の線図は、ワイドプ
ログラムで、標準プログラムに対してなるべく絞りを絞
り込む方向に設定している。
第2図(h)に示すT−1,T−2の線図は、テレプロ
グラムで、標準プログラムに対してなるべくシャッター
スピードを高速側になるように設定している。
実施例1 第1図(a)〜(f)は、上記したプログラム等を種
々組み合わせた場合における6通りの表示パターンを示
しており、ダイヤル102の表面に数字、英頭文字、絵に
よって撮影モードが表示されている。
第1図(a)に示す表示パターンは、シャッター秒時
優先モードと、標準プログラムモードの英頭文字『P』
によるP表示1とが、カメラのロック状態を示すロック
ポジッションを表示する英頭文字『L』によるL表示2
とを境にして表示されており、2000、1000・・・8、
4、Bで表示される各シャッター秒時の表示位置、P表
示1、及びL表示2は、ダイヤル102を撮影者が回動す
ると夫々設定位置(第1図は全てL表示2を設定位置に
合わせているものとする)でクリック停止するようにな
っている。この標準プログラムは、例えば第2図(a)
に示す線図で、例えばオートフォーカス機構によって合
焦後、フォーカス位置をロックするワンショットモード
でもあり、測光制御も合焦後ロックされるAEロックモー
ドである。
シャッター優先モードでは、常に被写体のピントを追
い続けるサーボオートフォーカスモードで、測光制御も
リアルタイムで行なわれる。
第1図(b)に示す表示パターンは、第1図(a)の
表示パターンにおいて、シャッター優先のモードに変
え、32、22・・・2、1.4、Bの絞り値を表示したもの
である。
第1図(c)に示す表示パターンは、L表示2を挟ん
で片側のモード表示を英頭文字による表示とし、他方の
モード表示を撮影目的あるいは撮影対象をイメージ化し
た絵表示としている。
この表示パターンの英頭文字による表示モードにおい
て、『Tv』表示3はシャッター優先AEモード、『Av』表
示4は絞り優先AEモード、『DEP』表示5は深度優先AE
モード、『M』表示6はマニュアル優先モードを示して
いる。
また絵表示による表示モードにおいて、『四角形の図
形』7は標準プログラムモード、『人物の上半身を描い
た図』8はポートレートモード、『山を描いた図』9は
風景モード、『花を描いた図』10はクローズアップモー
ド、『人物が走る姿を描いた図』11はスポーツモード、
『走る人物の背景が流れる図』12は流し撮りモードを示
している。
これら絵表示による読出モード7〜12群は、イメージ
による選択を行なえるようにしたことで、初心者でも分
かり易く、高度の撮影を可能とする。
第1図(d)に示す表示パターンは、第1図(c)に
おける英頭文字による表示モード群の内、深度優先AEモ
ードの『DEP』表示5を除いた他のモード1、3、4、
6を設け、またロックポジションのL表示2を挟んだ反
対側の絵表示によるイメージセレクトモード群は、クロ
ーズアップモード10と流し撮りモード12のみを設けた特
殊撮影用モードとしている。
第1図(e)に示す表示パターンは、第1図(d)に
おける英頭文字による表示モード群の内、マニュアルモ
ード6を除いた他のモード1、3、4を設け、またロッ
クポジションのL表示2を挟んだ反対側の絵表示による
モードは、クローズアップモード10のみを設けている。
すなわち、Av、Tv、Pの各モードは画面の全体を測光
範囲としているモード群であるのに対し、クローズアッ
プモードは画面の中の限られた一部の主被写体を測光範
囲とし、主被写体の測光値によりAE値を決定するモード
である。
第1図(f)に示す表示パターンは、ロックポジショ
ンのL表示2を挟んだ片側に『T1』、『T2』で表示され
た2種類のテレ(高速秒時側)モード表示15、16からな
るモード群を設け、また他方に『W1』、『W2』で表示さ
れた2種類のワイド(低速秒時側)モード表示13、14か
なるモード群を設けている。
第6図は、第1図(c)に示すダイヤル102を使用し
た場合のカメラの上面図で、カメラ本体の上蓋101にダ
イヤル本体102が回転可能に装着され、カメラのモード
状態は、上蓋101に設けられた指標101eに合わしたダイ
ヤルモードがその時のモードとなる。そして、各モード
ポジションに侵入及び脱出する時にクリック力が作用す
る。
ダイヤル102の機構を第7図、第8図及び第9図に示
す。なお、第7図及び第8図はカメラ本体を上下逆にし
た状態で描いた斜視図である。
ダイヤル102は上蓋101の外側から装着され、そのダイ
ヤル軸102aに、周側面に複数のクリック溝103bが形成さ
れたクリック板103の回転不能に嵌合され、ビス106によ
って第8図に示すように固定されている。そして、クリ
ック板103の孔部103aからクリックボール104とクリック
バネ105を上蓋101の溝部101aのクリックボール104を外
側にして組み込み、クリックバネ105のバネ力によりク
リックボール104をクリック板103の内周側面に押圧させ
る。クリック板103のクリック溝103bは、ダイヤル102に
表示されたモード表示の位置と一対一に対応した位置に
夫々設けられ、クリックボール104がクリックバネ105に
より半径方向に押されてクリック溝103に落ち込むこと
で、クリック力が発生するようになっている。
クリック力の強弱は、第9図に示すように、クリック
板103のクリック溝103bの溝幅W1を他の溝幅W2よりも広
くするかあるいは狭くするかで、クリックボール104の
前述した落ち込み量が変り、広くすれば強く、また狭く
すれば弱くなり、本実施例ではロックポジションの位置
に対応するクリック溝のみを広くし、他のクリック溝を
狭くし、ロックポジションでのダイヤル侵入及び脱出を
強くしている。
すなわち、一方の撮影モード群と他方の撮影モード群
との各モードにおけるクリック力は同じであるのに対し
て、両撮影モード群の間に位置するロックポジションの
クリック力は、これらの両撮影モードのクリック力より
も強いので、このロックポジションのクリック力の強さ
が性質の異なる両モード群の切換え位置であると認識す
ることができる。
一方、ダイヤル102のモード設定位置の位置検知は、
ダイヤル102と共に回転するダイヤル切片板110と、該ダ
イヤル切片板110に対向してカメラ本体に固定されたフ
レキシブル基板112とによって構成される位置検知機構
により検知されるようになっており、ダイヤル切片板11
0の裏面側に設けられた突起110aがクリック板103の孔部
103aに嵌合することにより回転が規制されている。
ダイヤル切片板110には、ダイヤル切片111から切片ブ
ロック111a〜111dが延出し、またフレキシブル基板112
のダイヤル切片110との対向面には、第3図に示すよう
に、一対の電極MI1と、電極MI2,MI3,MI4及びGND電極と
からなる電極パターンに接するようになっている。
第4図は、第1図(c)のダイヤル102を使用した際
のマニュアルモードの設定状態を示しており、切片110
の切片部111a〜111dは、直線111e上でフレキシブル基板
112の電極パターンで接している。電極パターンMI1,MI
2,MI3,MI4は切片111が接していない状態ではプルアップ
状態となっており、不図示のカメラの制御装置をなすIC
の入力ポートと接続されている。第4図において、ダイ
ヤル切片111は、直線111e上の切片部111a〜111dが電極
パターンの内4か所で接しており、切片部111bはGND電
極に接しているので、ダイヤル切片111はGND状態となっ
ている。そして、切片部111aはMI3電極、切片部111cはM
I1電極、切片部111dはMI12電極に接しているので、プル
ダウンされる。
第5図はフレキシブルプリント基板112の電極パター
ンの状態とダイヤモードとの関係を示した図表で、この
入力状態を上記した制御ICが検知している。
第5図において、各種の撮影モード設定は4ビットで
表わされ、ロックモードの場合はカメラが不作動状態に
設定されるようになっており、このロックモード位置は
カメラが不作動となるという一つのイニシャル位置とな
り、クリック力を両撮影モード群よりも強くしたのと同
等の性格を有することになる。このことから、クリック
板103のすべてのクリック溝103aの溝幅を同じとしてク
リック力に強弱を付けなくとも、カメラ不作動状態とな
っているダイヤル位置が両撮影モードの境であることを
容易に理解することができる。
実施例2 第10図乃至第12図は本発明の実施例2を示しており、
本実施例2は上記した実施例にロックポジションでダイ
ヤル102の回転をロックするロック機構を付加したもの
である。
ダイヤル202は実施例1と同様な表示が表面に設けら
れており、軸孔202cを有するダイヤル軸の突起202bがク
リック板203の小孔203dに嵌合してカシメられ、ダイヤ
ル202とロック板203とが一体に回転するようになってい
る。クリック板203には、実施例1と同様に側面にクリ
ック溝203cが形成され、孔部203aからクリックボール10
4とクリックバネ105とが上蓋101の溝部101bに装着され
てクリックを得るようにしている。
ダイヤル202の中央に形成された軸孔202cには、ロッ
ク釦204がバネ205を介して挿通され、ロック釦204の軸
部204aに形成された2方取り部204bがクリック板203の
中央孔203bを貫通してロックレバー206の孔部206bにそ
の2方取り部を合わせて差し込まれ、ビス209によりロ
ックレバー206がロック釦204に固定される。
一方、カメラ本体の上蓋101には、クリック板203を取
り囲むように円周状の凸部が101cが形成され、該凸部10
1cの一部に、ロックレバー206のロック片206aが係合す
る係合凹部101aが形成されており、ダイヤル202を回転
し、第12図(a)に示すように、ロックポジションでロ
ックレバー206のロック片206aが係合凹部101aに嵌り込
み、ダイヤル202の回転を不能なものとする。そして、
ロック釦204をバネ205のバネ力に抗して押込むと、ロッ
クレバー206も押し下がってロック片206aと係合凹部101
aとの係合が外れ、第12図(b)に示すように、ダイヤ
ルの回転が可能になる。
なお、ダイヤル切片板110とフレキシブル基板112との
取付け及び構造は上記した実施例1と同様なのでその説
明は省略する。
本実施例の場合は、ロックポジションは単にダイヤル
の回転を不能とする機能の他、上記の実施例と同様に2
つの撮影モード群に境にダイヤルが位置しているという
認識を撮影者に与えることができる。
[発明の効果] 請求項1に係る発明によれば、複数の設定情報をダイ
ヤル等の情報入力部材にランダムに表示するのではな
く、カメラを不作動状態に設定することを表す特定なマ
ークを挟んで、情報の内容や性格等の性質によって2分
して表示すると共に、各設定位置を検出できるようにし
たことにより、操作性を大きく向上させることができ
る。
すなわち、撮影を行う際、情報入力部材は不作動を表
す特定なマーク位置に設定されているので、その状態か
らの移動方向だけで意図する設定情報に情報入力部材を
設定することができる。
また、どれかの設定情報を既に選択している際に、別
の設定情報に設定しようとして誤って意図しない性質の
設定情報の位置まで情報入力部材を移動させると、必ず
不作動を表す特定なマーク位置を通過するので、直に誤
りに気付き、御操作を未然に防止できる。
請求項2に係る発明によれば、情報設定部材の不作動
を表す特定なマーク位置のクリック力を他の設定位置と
異ならせることで、この特定なマーク位置に到達した状
態を容易に判断することができる。
請求項3に係る発明によれば、情報設定部材の不作動
を表す特定なマーク位置への移動時に、情報設定部材を
機械的にロックすることにより、誤って意図しない設定
情報に情報入力部材が移動することを確実に防止でき
る。
請求項4に係る発明によれば、撮影に際してロックの
解除を与える。
請求項5に係る発明によれば、プログラムAEでの撮影
から、シャッタ秒時優先あるいは絞り優先モードに切り
換わるのに、不動作状態に設定する特定なマークを一旦
経るので、誤操作によって性格の異なるモードで撮影さ
れることが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(f)は本発明による撮影モードの表
示例を示す図、第2図(a)乃至(h)はプログラム線
図、第3図はフレキシブル基板のパターンを示す図、第
4図はフレキシブル基板にダイヤル切片板が接した状態
を示す図、第5図はダイヤルコードを示す図表、第6図
はカメラの上面図、第7図はダイヤルの分解斜視図、第
8図はその組み付け状態を示す斜視図、第9図はクリッ
ク板の平面図、第10図は実施例2のカメラの上面図、第
11図はダイヤルの分解斜視図、第12図(a)、(b)は
ロック状態及び非ロック状態を示す斜視図である。 101:上蓋、102:ダイヤル 103:クリック板、105:クリックバネ 106:ビス、110:ダイヤル切片板 112:フレキシブル基板。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の設定情報が表示されている情報入力
    部材を移動自在に支持すると共に、各設定情報位置毎に
    クリック停止可能なクリック機構が設けられたカメラに
    おいて、 前記情報入力部材は、カメラを不作動状態に設定するこ
    とをあらわす特定なマーク位置を挟んで両側の領域に、
    第1の設定情報と、第2の設定情報と、を2分して表示
    し、 さらに、前記情報入力部材の移動位置を検出するもので
    あって、前記複数の設定情報の各設定位置及び前記特定
    なマーク位置の選択状態を検出する検出手段を設けたこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記情報設定部材の前記特定なマーク位置
    は、クリック力を他の設定位置と異なるように前記クリ
    ック機構を設定したことを特徴とする請求項1記載のカ
    メラ。
  3. 【請求項3】前記情報設定部材の前記特定なマーク位置
    への移動時に前記情報設定部材を機械的にロックする機
    構を前記クリック機構に設けたことを特徴とする請求項
    1または2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】前記ロックする機構によりロックされた前
    記情報設定部材のロックを解除する解除機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】2分された設定情報の表示は、一方がプロ
    グラムAE(自動露出制御)モードを表し、他方がシャッ
    タ秒時優先または絞り優先モードを表すことを特徴とす
    る請求項1、2、3または4記載のカメラ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6231837A (ja) * 1985-08-03 1987-02-10 Nippon Kogaku Kk <Nikon> カメラの撮影情報入力装置
JPS6252539A (ja) * 1985-08-31 1987-03-07 Sony Corp カメラ装置

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