JP2000162685A - カメラ - Google Patents
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- JP2000162685A JP2000162685A JP10339774A JP33977498A JP2000162685A JP 2000162685 A JP2000162685 A JP 2000162685A JP 10339774 A JP10339774 A JP 10339774A JP 33977498 A JP33977498 A JP 33977498A JP 2000162685 A JP2000162685 A JP 2000162685A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- release button
- shutter speed
- button
- release
- Prior art date
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- Pending
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絞り値やシャッタ速度等の動作パラメータの
変更に際して操作性に優れたカメラを提供する。 【解決手段】 レリーズボタン1は押し下げ方向に略直
交する面内で前後左右方向に揺動操作可能である。レリ
ーズボタン1を揺動操作するとスイッチ5A〜5D(図
1(b)において、紙面奥側および手前側に配設される
スイッチ5Cおよび5Dは不図示)により検出される。
動作パラメータとしてシャッタ速度を設定する場合、レ
リーズボタン1を図1(a)の左右方向に揺動操作する
と1/3段刻みでのシャッタ速度の変更が可能となる一
方、図1(a)の上下方向に揺動操作すると1段刻みで
のシャッタ速度の変更が可能となる。レリーズボタン1
を押し下げるとカメラはレリーズ動作する。
変更に際して操作性に優れたカメラを提供する。 【解決手段】 レリーズボタン1は押し下げ方向に略直
交する面内で前後左右方向に揺動操作可能である。レリ
ーズボタン1を揺動操作するとスイッチ5A〜5D(図
1(b)において、紙面奥側および手前側に配設される
スイッチ5Cおよび5Dは不図示)により検出される。
動作パラメータとしてシャッタ速度を設定する場合、レ
リーズボタン1を図1(a)の左右方向に揺動操作する
と1/3段刻みでのシャッタ速度の変更が可能となる一
方、図1(a)の上下方向に揺動操作すると1段刻みで
のシャッタ速度の変更が可能となる。レリーズボタン1
を押し下げるとカメラはレリーズ動作する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作部材を操作す
ることによりシャッタ速度や絞り値等、撮影に際しての
動作パラメータを変更することの可能なカメラに関す
る。
ることによりシャッタ速度や絞り値等、撮影に際しての
動作パラメータを変更することの可能なカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、カメラにはレリーズボタン以
外の操作部材がカメラ本体の上面や背面等に配設され
る。このようなカメラにおいてシャッタ速度、絞り値、
露出補正量、露出モード、連続撮影の可否、オートフォ
ーカス駆動の連続/単発の選択、そしてフイルム感度等
の動作パラメータを変化させることが可能なものがあ
る。撮影者は上述の操作部材を操作してこれらの動作パ
ラメータの設定を行う。
外の操作部材がカメラ本体の上面や背面等に配設され
る。このようなカメラにおいてシャッタ速度、絞り値、
露出補正量、露出モード、連続撮影の可否、オートフォ
ーカス駆動の連続/単発の選択、そしてフイルム感度等
の動作パラメータを変化させることが可能なものがあ
る。撮影者は上述の操作部材を操作してこれらの動作パ
ラメータの設定を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したカメラで撮影
意図に細かく対応するために、絞り値やシャッタ速度な
どの動作パラメータをたとえば1/3段刻みで設定可能
なカメラがある。このようなカメラを用いて撮影を行う
と、きめの細かい撮影表現が可能となる反面、たとえば
1段刻みでしか設定できないカメラと比較して同じ動作
パラメータの変更を行う際に3倍の操作回数を必要とし
ていた。このため、絞り値やシャッタ速度などの設定を
大きく変更しようとした場合に時間を必要とし、シャッ
ターチャンスを逃してしまう場合があった。
意図に細かく対応するために、絞り値やシャッタ速度な
どの動作パラメータをたとえば1/3段刻みで設定可能
なカメラがある。このようなカメラを用いて撮影を行う
と、きめの細かい撮影表現が可能となる反面、たとえば
1段刻みでしか設定できないカメラと比較して同じ動作
パラメータの変更を行う際に3倍の操作回数を必要とし
ていた。このため、絞り値やシャッタ速度などの設定を
大きく変更しようとした場合に時間を必要とし、シャッ
ターチャンスを逃してしまう場合があった。
【0004】また、上述のごとく動作パラメータの変更
が可能なカメラで撮影をする際、撮影の合間に露出補正
量やシャッタ速度等の設定変更を行う場合に撮影者はレ
リーズボタンから指を離して上述の操作部材を操作せね
ばならず、速写性を欠く場合があった。
が可能なカメラで撮影をする際、撮影の合間に露出補正
量やシャッタ速度等の設定変更を行う場合に撮影者はレ
リーズボタンから指を離して上述の操作部材を操作せね
ばならず、速写性を欠く場合があった。
【0005】本発明の目的は、動作パラメータの変更に
際して操作性に優れたカメラを提供することにある。
際して操作性に優れたカメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2に対応付けて本発明を説明する。 (1) 請求項1に記載の発明は、操作部材1の操作回
数、変位量、操作力、操作速度および操作継続時間のう
ち少なくともいずれかの操作量と、操作方向とを検出す
る検出手段5A〜5D、6および20と;検出手段5A
〜5D、6および20で検出される操作量および操作方
向に基づいて、一つの動作パラメータを変更する際、操
作部材1の操作方向に対応して同一の単位操作量に対し
て異なる単位変化量で動作パラメータを変更するパラメ
ータ変更手段20と、を有することにより上述した目的
を達成する。 (2) 請求項2に記載の発明は、操作部材1の押し下
げ方向の操作に応答してレリーズ動作が実行され、かつ
検出手段5A〜5D、6および20は操作部材1の押し
下げ方向と略直交する面内の複数の操作方向を操作量と
ともに検出するものである。
および図2に対応付けて本発明を説明する。 (1) 請求項1に記載の発明は、操作部材1の操作回
数、変位量、操作力、操作速度および操作継続時間のう
ち少なくともいずれかの操作量と、操作方向とを検出す
る検出手段5A〜5D、6および20と;検出手段5A
〜5D、6および20で検出される操作量および操作方
向に基づいて、一つの動作パラメータを変更する際、操
作部材1の操作方向に対応して同一の単位操作量に対し
て異なる単位変化量で動作パラメータを変更するパラメ
ータ変更手段20と、を有することにより上述した目的
を達成する。 (2) 請求項2に記載の発明は、操作部材1の押し下
げ方向の操作に応答してレリーズ動作が実行され、かつ
検出手段5A〜5D、6および20は操作部材1の押し
下げ方向と略直交する面内の複数の操作方向を操作量と
ともに検出するものである。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明が適用されるカメラおよび
このカメラに装着される撮影レンズの外観を示す図1
(a)において、カメラ上面にはレリーズボタン1、外
部表示ユニット7A、モードスイッチ8などが配設され
る。モードスイッチ8は4つのボタン8a〜8dを有
し、このうちのいずれかのボタンとレリーズボタン1と
を後述する方法で操作することにより動作パラメータの
変更を行うことができる。液晶表示装置などで構成され
る外部表示ユニット7Aには動作パラメータの設定値な
どが表示される。
このカメラに装着される撮影レンズの外観を示す図1
(a)において、カメラ上面にはレリーズボタン1、外
部表示ユニット7A、モードスイッチ8などが配設され
る。モードスイッチ8は4つのボタン8a〜8dを有
し、このうちのいずれかのボタンとレリーズボタン1と
を後述する方法で操作することにより動作パラメータの
変更を行うことができる。液晶表示装置などで構成され
る外部表示ユニット7Aには動作パラメータの設定値な
どが表示される。
【0009】図1(a)の断面B−Bを示す図1(b)
において、リング3および4はレリーズボタン1の軸部
1bに貫通されて固設される。レリーズスイッチ6の接
片6aの先端部近傍には半球状の凹部6aaが形成さ
れ、この凹部6aaにレリーズボタン1の先端部1aが
係合する。レリーズボタン1の先端部1aは、レリーズ
スイッチ6の接片6aにより図1(b)の上方に付勢さ
れるがリング3の上面3aと上カバー2の下面2aとが
当接していて、接片6aの付勢力を上カバー2の下面2
aが受ける。したがってレリーズボタン1が上方に抜け
出ることはない。
において、リング3および4はレリーズボタン1の軸部
1bに貫通されて固設される。レリーズスイッチ6の接
片6aの先端部近傍には半球状の凹部6aaが形成さ
れ、この凹部6aaにレリーズボタン1の先端部1aが
係合する。レリーズボタン1の先端部1aは、レリーズ
スイッチ6の接片6aにより図1(b)の上方に付勢さ
れるがリング3の上面3aと上カバー2の下面2aとが
当接していて、接片6aの付勢力を上カバー2の下面2
aが受ける。したがってレリーズボタン1が上方に抜け
出ることはない。
【0010】リング4の周囲を取り囲む4方には4つの
スイッチ5A〜5Dが配設される。なお、図1(b)で
はスイッチ5Aおよび5Bのみが図示される。スイッチ
5A〜5Dは、接片5a、接片5bおよびこれらの接片
を絶縁状態に保持する保持部材5hをそれぞれ有する。
これらのスイッチ5A〜5Dは、不図示のビス等によっ
てカメラの本体あるいは上カバー2に固設される。リン
グ4は、スイッチ5A〜5Dのそれぞれの接片5aで四
方よりリング4の中心に向かって付勢されており、図1
(b)に示すように中立位置が保たれる。
スイッチ5A〜5Dが配設される。なお、図1(b)で
はスイッチ5Aおよび5Bのみが図示される。スイッチ
5A〜5Dは、接片5a、接片5bおよびこれらの接片
を絶縁状態に保持する保持部材5hをそれぞれ有する。
これらのスイッチ5A〜5Dは、不図示のビス等によっ
てカメラの本体あるいは上カバー2に固設される。リン
グ4は、スイッチ5A〜5Dのそれぞれの接片5aで四
方よりリング4の中心に向かって付勢されており、図1
(b)に示すように中立位置が保たれる。
【0011】レリーズスイッチ6は、接片6a、接片6
b、接片6cおよびこれらの接片を絶縁状態に保持する
保持部材6hを有する。このレリーズスイッチ6は、不
図示のビス等によりカメラの本体あるいは上カバー2に
固設される。
b、接片6cおよびこれらの接片を絶縁状態に保持する
保持部材6hを有する。このレリーズスイッチ6は、不
図示のビス等によりカメラの本体あるいは上カバー2に
固設される。
【0012】以上のように、本発明の実施の形態に係る
カメラにおいてレリーズボタン1は押し下げ方向(図1
(b)において下向きの方向)と、押し下げ方向に略垂
直な面に沿う4方向に操作(揺動)可能となっている。
このとき、リング3の上面3aは球面形状をなしてお
り、これにより先端部1aを揺動中心としてレリーズボ
タン1をスムーズに揺動させることができる。また、レ
リーズボタン1の先端部1aは上述したように接片6a
に形成される凹部6aaに係合しているので、レリーズ
ボタン1を揺動操作したときにレリーズボタン1の先端
部1aが接片6aから外れることはない。
カメラにおいてレリーズボタン1は押し下げ方向(図1
(b)において下向きの方向)と、押し下げ方向に略垂
直な面に沿う4方向に操作(揺動)可能となっている。
このとき、リング3の上面3aは球面形状をなしてお
り、これにより先端部1aを揺動中心としてレリーズボ
タン1をスムーズに揺動させることができる。また、レ
リーズボタン1の先端部1aは上述したように接片6a
に形成される凹部6aaに係合しているので、レリーズ
ボタン1を揺動操作したときにレリーズボタン1の先端
部1aが接片6aから外れることはない。
【0013】撮影者がレリーズボタン1を押し下げ方
向、または揺動方向に操作するのにともない、スイッチ
5A〜5Dおよびレリーズスイッチ6のいずれかが閉じ
る。すなわち、撮影者がレリーズボタン1をたとえば図
1(b)の右方向に揺動操作した場合、スイッチ5Bの
接片5aおよび5bが接触する一方、レリーズボタン1
を押し下げた場合には先ず接片6aと6bとが接触(半
押しOn)し、次いで接片6bと6cとが接触(全押し
On)する。
向、または揺動方向に操作するのにともない、スイッチ
5A〜5Dおよびレリーズスイッチ6のいずれかが閉じ
る。すなわち、撮影者がレリーズボタン1をたとえば図
1(b)の右方向に揺動操作した場合、スイッチ5Bの
接片5aおよび5bが接触する一方、レリーズボタン1
を押し下げた場合には先ず接片6aと6bとが接触(半
押しOn)し、次いで接片6bと6cとが接触(全押し
On)する。
【0014】図1に示すカメラの電子回路の概略的構成
を示す図2において、スイッチ5A〜5D、レリーズス
イッチ6およびモードスイッチ8はカメラの作動シーケ
ンスを統括制御するCPU20に接続される。CPU2
0には測光ユニット50が、ドライバ21を介してフイ
ルム給送駆動モータ27が、ドライバ22を介してミラ
ーアップ・ダウンやフォーカルプレンシャッタ30のチ
ャージなどの駆動を行うシーケンス駆動モータ28が、
そしてドライバ23、24を介してフォーカルプレンシ
ャッタ30の先幕・後幕係止用のマグネット(不図示)
がそれぞれ接続される。CPU20にはまた、ドライバ
25を介して撮影レンズ60の絞り制御用のマグネット
50が、そしてドライバ26を介して外部表示ユニット
7Aおよびファインダ内表示ユニット7Bが接続され
る。
を示す図2において、スイッチ5A〜5D、レリーズス
イッチ6およびモードスイッチ8はカメラの作動シーケ
ンスを統括制御するCPU20に接続される。CPU2
0には測光ユニット50が、ドライバ21を介してフイ
ルム給送駆動モータ27が、ドライバ22を介してミラ
ーアップ・ダウンやフォーカルプレンシャッタ30のチ
ャージなどの駆動を行うシーケンス駆動モータ28が、
そしてドライバ23、24を介してフォーカルプレンシ
ャッタ30の先幕・後幕係止用のマグネット(不図示)
がそれぞれ接続される。CPU20にはまた、ドライバ
25を介して撮影レンズ60の絞り制御用のマグネット
50が、そしてドライバ26を介して外部表示ユニット
7Aおよびファインダ内表示ユニット7Bが接続され
る。
【0015】CPU20に接続されるAF−CPU40
について説明する。AF−CPU40には、撮影レンズ
60の焦点調節状態を検出するAFモジュール42が接
続され、さらに撮影レンズ60を駆動して焦点調節を行
うためのレンズ駆動モータ46がドライバ44を介して
接続される。
について説明する。AF−CPU40には、撮影レンズ
60の焦点調節状態を検出するAFモジュール42が接
続され、さらに撮影レンズ60を駆動して焦点調節を行
うためのレンズ駆動モータ46がドライバ44を介して
接続される。
【0016】上述のように構成されるカメラにおいて、
撮影者がレリーズボタン1を押し下げるのに伴い、接片
6aと接片6bとが接触するとCPU20は測光ユニッ
ト50より測光情報を入力する。CPU20は、入力し
た測光情報に基づき、絞り値およびシャッタ速度を演算
する。CPU20は次に、AF−CPU40に対して撮
影レンズ60の焦点調節状態の検出および焦点調節駆動
を行うよう指令を発する。
撮影者がレリーズボタン1を押し下げるのに伴い、接片
6aと接片6bとが接触するとCPU20は測光ユニッ
ト50より測光情報を入力する。CPU20は、入力し
た測光情報に基づき、絞り値およびシャッタ速度を演算
する。CPU20は次に、AF−CPU40に対して撮
影レンズ60の焦点調節状態の検出および焦点調節駆動
を行うよう指令を発する。
【0017】撮影者がレリーズボタン1をさらに押し下
げるのにともない、レリーズスイッチ6の接片6bと6
cとが接触する。これに応じてCPU20は、AF−C
PU40が撮影レンズ60の焦点調節駆動を完了したこ
とを確認し、シーケンス駆動モータ28を駆動してミラ
ーをアップさせ、絞り制御マグネット50への通電タイ
ミングを制御して撮影レンズ60の絞り値を調節する。
続いてCPU20はフォーカルプレンシャッタ30を開
閉制御して露光を行い、シーケンス駆動モータ28を再
度駆動してミラーをダウンさせて撮影レンズ60の絞り
を開放絞り状態に復帰させ、フイルム給送モータ27を
駆動して撮影フイルムを1駒分送る。
げるのにともない、レリーズスイッチ6の接片6bと6
cとが接触する。これに応じてCPU20は、AF−C
PU40が撮影レンズ60の焦点調節駆動を完了したこ
とを確認し、シーケンス駆動モータ28を駆動してミラ
ーをアップさせ、絞り制御マグネット50への通電タイ
ミングを制御して撮影レンズ60の絞り値を調節する。
続いてCPU20はフォーカルプレンシャッタ30を開
閉制御して露光を行い、シーケンス駆動モータ28を再
度駆動してミラーをダウンさせて撮影レンズ60の絞り
を開放絞り状態に復帰させ、フイルム給送モータ27を
駆動して撮影フイルムを1駒分送る。
【0018】以上が通常のプログラム撮影モード時の撮
影シーケンスである。本実施の形態に係るカメラでは、
上述のプログラム撮影モードに加えて絞り優先、シャッ
タ速度優先の自動露出モードや、絞り値もシャッタ速度
も撮影者が設定可能なマニュアル露出モードを選択可能
である。以下、これらの露出モードで絞り値やシャッタ
速度を設定する方法について説明する。
影シーケンスである。本実施の形態に係るカメラでは、
上述のプログラム撮影モードに加えて絞り優先、シャッ
タ速度優先の自動露出モードや、絞り値もシャッタ速度
も撮影者が設定可能なマニュアル露出モードを選択可能
である。以下、これらの露出モードで絞り値やシャッタ
速度を設定する方法について説明する。
【0019】図1(b)あるいは図2に示すスイッチ5
A〜5Dで設定可能な動作パラメータは、そのときどき
に応じて変えることができる。たとえば、撮影者がモー
ドスイッチ8の4つのボタン8a〜8dのうち、いずれ
かのボタンを押しながらレリーズボタン1を図1(a)
の前後左右方向に揺動させることにより、異なる動作パ
ラメータを入力することが可能となる。また、カメラで
設定されるモードに応じ、レリーズボタン1の揺動操作
で設定可能な動作パラメータを自動的に変化させること
も可能である。たとえば、露出モードとしてプログラム
露出モードが設定されているときにはプログラムシフト
(プログラム曲線の切換)が可能となり、絞り優先自動
露出モードが設定されているときには絞り値の設定が可
能となる。同様に、シャッタ速度優先自動露出モードが
設定されているときにはシャッタ速度の設定が可能とな
り、マニュアル露出モードが設定されている場合にはシ
ャッタ速度の設定が可能となる。なお、マニュアル露出
モード時の絞り値の設定は撮影レンズ60の絞りリング
a(図1(a))を操作させるものであってもよいし、
あるいは他のボタンを押しながらレリーズボタン1を揺
動操作するものであってもよい。
A〜5Dで設定可能な動作パラメータは、そのときどき
に応じて変えることができる。たとえば、撮影者がモー
ドスイッチ8の4つのボタン8a〜8dのうち、いずれ
かのボタンを押しながらレリーズボタン1を図1(a)
の前後左右方向に揺動させることにより、異なる動作パ
ラメータを入力することが可能となる。また、カメラで
設定されるモードに応じ、レリーズボタン1の揺動操作
で設定可能な動作パラメータを自動的に変化させること
も可能である。たとえば、露出モードとしてプログラム
露出モードが設定されているときにはプログラムシフト
(プログラム曲線の切換)が可能となり、絞り優先自動
露出モードが設定されているときには絞り値の設定が可
能となる。同様に、シャッタ速度優先自動露出モードが
設定されているときにはシャッタ速度の設定が可能とな
り、マニュアル露出モードが設定されている場合にはシ
ャッタ速度の設定が可能となる。なお、マニュアル露出
モード時の絞り値の設定は撮影レンズ60の絞りリング
a(図1(a))を操作させるものであってもよいし、
あるいは他のボタンを押しながらレリーズボタン1を揺
動操作するものであってもよい。
【0020】上述したもの以外でレリーズボタン1の揺
動操作により設定可能な動作パラメータとしては、たと
えば以下のものが挙げられる。 a)マルチ(多点測距)オートフォーカスの測距ポイン
トの設定、すなわち、ファインダ視野内のどの部分で焦
点調節を行うかの設定。 b)測光モード(多点測光、中央重点測光、スポット測
光等)の選択。 c)セルフタイマー撮影モードの設定。 d)露出補正量の設定。 e)多重露出の設定、あるいは多重露出の回数の設定。 f)IX240フイルムを用いるAPSカメラにあって
はプリントタイプの設定。 g)オートフォーカスの動作モード(一度焦点調節を終
えた後は被写体またはカメラが撮影距離方向に動いても
焦点調節を再度行わない単発モード、あるいは半押しO
nしてから露光開始寸前までの間、焦点調節を行い続け
る連続モード)の選択。 h)フイルム給送モード(単発撮影、低速連続撮影、あ
るいは高速連続撮影)の選択。 i)フイルムのISO感度のマニュアル設定。 j)ブラケティング(同一撮影シーンを、露光量を変え
ながら撮影)に際しての露光量の変化ステップおよび撮
影駒数の設定。 k)フイルムに写し込む情報、あるはAPSカメラにあ
ってはフイルムに形成される磁性層へ磁気記録する情報
の設定。
動操作により設定可能な動作パラメータとしては、たと
えば以下のものが挙げられる。 a)マルチ(多点測距)オートフォーカスの測距ポイン
トの設定、すなわち、ファインダ視野内のどの部分で焦
点調節を行うかの設定。 b)測光モード(多点測光、中央重点測光、スポット測
光等)の選択。 c)セルフタイマー撮影モードの設定。 d)露出補正量の設定。 e)多重露出の設定、あるいは多重露出の回数の設定。 f)IX240フイルムを用いるAPSカメラにあって
はプリントタイプの設定。 g)オートフォーカスの動作モード(一度焦点調節を終
えた後は被写体またはカメラが撮影距離方向に動いても
焦点調節を再度行わない単発モード、あるいは半押しO
nしてから露光開始寸前までの間、焦点調節を行い続け
る連続モード)の選択。 h)フイルム給送モード(単発撮影、低速連続撮影、あ
るいは高速連続撮影)の選択。 i)フイルムのISO感度のマニュアル設定。 j)ブラケティング(同一撮影シーンを、露光量を変え
ながら撮影)に際しての露光量の変化ステップおよび撮
影駒数の設定。 k)フイルムに写し込む情報、あるはAPSカメラにあ
ってはフイルムに形成される磁性層へ磁気記録する情報
の設定。
【0021】上述した例において、互いに関連した動作
パラメータについては組み合わせで設定可能とすること
により操作性が向上する。たとえばレリーズボタン1を
図1(a)の左右方向に揺動した場合には測光モードの
選択ができ、縦方向に揺動した場合には露出補正量が設
定できるようにしてもよい。あるいは、一つの設定項目
に対して、レリーズボタン1を図1(a)の右方向ある
いは上方向に揺動操作した場合には設定値を増し(ある
いは減じ)、左方向あるいは下方向に揺動操作した場合
には設定値を減じる(あるいは増す)ようにしてもよ
い。
パラメータについては組み合わせで設定可能とすること
により操作性が向上する。たとえばレリーズボタン1を
図1(a)の左右方向に揺動した場合には測光モードの
選択ができ、縦方向に揺動した場合には露出補正量が設
定できるようにしてもよい。あるいは、一つの設定項目
に対して、レリーズボタン1を図1(a)の右方向ある
いは上方向に揺動操作した場合には設定値を増し(ある
いは減じ)、左方向あるいは下方向に揺動操作した場合
には設定値を減じる(あるいは増す)ようにしてもよ
い。
【0022】また、シャッタ速度や絞り値などのよう
に、設定し得る動作パラメータの選択肢の多いものにつ
いては、レリーズボタン1の揺動操作方向が異なるのに
対応し、同一の単位操作量に対して異なる単位変化量で
動作パラメータを変更可能とするものであってもよい。
たとえばレリーズボタン1を図1(a)の左右方向に揺
動操作されるのを検出した場合、CPU20は細かい変
化ステップで設定値を変化させる一方、上下方向に揺動
操作されるのを検出した場合には粗い変化ステップで設
定値を変化させるものであってもよい。
に、設定し得る動作パラメータの選択肢の多いものにつ
いては、レリーズボタン1の揺動操作方向が異なるのに
対応し、同一の単位操作量に対して異なる単位変化量で
動作パラメータを変更可能とするものであってもよい。
たとえばレリーズボタン1を図1(a)の左右方向に揺
動操作されるのを検出した場合、CPU20は細かい変
化ステップで設定値を変化させる一方、上下方向に揺動
操作されるのを検出した場合には粗い変化ステップで設
定値を変化させるものであってもよい。
【0023】上述した内容について図3を参照して具体
的に説明する。図3は、シャッタ速度あるいは絞り値と
して設定可能な値を一覧表にまとめたものの一部を示
し、シャッタ速度についても絞り値についても1/3段
刻みで設定値の変化が可能となっている。レリーズボタ
ン1を図1(a)の左右方向に揺動操作した場合には、
図3に示す通り1/3段刻みで、そして上下方向に揺動
操作した場合には図3において矢印を付した数値で示さ
れるように1段刻みでシャッタ速度または絞り値の設定
変更を行うことができる。従来、このように細かい刻み
(ステップ)で設定値を変化させることの可能なカメラ
において、たとえば絞り値をF8.0からF2.0に変
えようとした場合、操作部材を12回操作しなくてはな
らない。これに対して本発明の実施の形態に係るカメラ
においてはレリーズボタン1を図1(a)の下方向に4
回操作するだけで設定の変更ができるので操作性に優れ
る。このとき、撮影者はレリーズボタン1から指を離す
ことなく、シャッタ速度や絞り値の変更をファインダ内
表示ユニット7Bの表示を確認しながら行うことがで
き、また、ファインダの接眼部から眼を離して操作部材
を探す必要もないので速写性に優れる。
的に説明する。図3は、シャッタ速度あるいは絞り値と
して設定可能な値を一覧表にまとめたものの一部を示
し、シャッタ速度についても絞り値についても1/3段
刻みで設定値の変化が可能となっている。レリーズボタ
ン1を図1(a)の左右方向に揺動操作した場合には、
図3に示す通り1/3段刻みで、そして上下方向に揺動
操作した場合には図3において矢印を付した数値で示さ
れるように1段刻みでシャッタ速度または絞り値の設定
変更を行うことができる。従来、このように細かい刻み
(ステップ)で設定値を変化させることの可能なカメラ
において、たとえば絞り値をF8.0からF2.0に変
えようとした場合、操作部材を12回操作しなくてはな
らない。これに対して本発明の実施の形態に係るカメラ
においてはレリーズボタン1を図1(a)の下方向に4
回操作するだけで設定の変更ができるので操作性に優れ
る。このとき、撮影者はレリーズボタン1から指を離す
ことなく、シャッタ速度や絞り値の変更をファインダ内
表示ユニット7Bの表示を確認しながら行うことがで
き、また、ファインダの接眼部から眼を離して操作部材
を探す必要もないので速写性に優れる。
【0024】上述したシャッタ速度や絞り以外に、フイ
ルムのISO感度のマニュアル設定等に際しても同様の
操作が可能なのはいうまでもない。さらに、フイルムに
写し込む情報の設定、あるいはAPSカメラにあっては
フイルムに形成される磁性層へ磁気記録する情報の設定
に際しても同様である。このとき、フイルムに写し込
み、あるいは磁気記録可能な情報として撮影者が数字や
アルファベット、あるいはカナ等の文字を任意に組み合
わせることが可能な場合には、以下のようにすることで
操作性が向上する。すなわち、レリーズボタン1を図1
(a)の上下方向の揺動操作を検出した場合には数字や
コンマ等の記号の選択を可能とし、左右方向の揺動操作
を検出した場合にはアルファベットやカナ等の選択を可
能としてもよい。選択された候補の文字は外部表示ユニ
ット7A(図1(a))や、ファインダ内表示ユニット
7Bに表示される。そして、選択した文字の確定(決
定)に際してはレリーズボタン1を押し下げるようにし
てもよい。
ルムのISO感度のマニュアル設定等に際しても同様の
操作が可能なのはいうまでもない。さらに、フイルムに
写し込む情報の設定、あるいはAPSカメラにあっては
フイルムに形成される磁性層へ磁気記録する情報の設定
に際しても同様である。このとき、フイルムに写し込
み、あるいは磁気記録可能な情報として撮影者が数字や
アルファベット、あるいはカナ等の文字を任意に組み合
わせることが可能な場合には、以下のようにすることで
操作性が向上する。すなわち、レリーズボタン1を図1
(a)の上下方向の揺動操作を検出した場合には数字や
コンマ等の記号の選択を可能とし、左右方向の揺動操作
を検出した場合にはアルファベットやカナ等の選択を可
能としてもよい。選択された候補の文字は外部表示ユニ
ット7A(図1(a))や、ファインダ内表示ユニット
7Bに表示される。そして、選択した文字の確定(決
定)に際してはレリーズボタン1を押し下げるようにし
てもよい。
【0025】以上の実施の形態の説明においてCPU2
0(図2)は、スイッチ5A〜5Dの短絡/開放を検出
し、短絡/開放の回数に応じて動作パラメータを変化さ
せるものであった。これに加え、スイッチ5A〜5Dの
短絡状態維持時間に応じて動作パラメータを変更させて
もよいし、スイッチ5A〜5Dをレリーズボタン1の揺
動ストロークを検知可能なものとするか、揺動操作に際
しての操作力(圧力)を検知可能なものとし、この検知
量と操作方向とに応じて動作パラメータを変更させても
よい。あるいはトラックボールを用い、ボールの回転量
や回転速度および回転方向を検知することで動作パラメ
ータの設定変更を可能とし、ボールを押し下げることに
よりレリーズ可能としてもよい。
0(図2)は、スイッチ5A〜5Dの短絡/開放を検出
し、短絡/開放の回数に応じて動作パラメータを変化さ
せるものであった。これに加え、スイッチ5A〜5Dの
短絡状態維持時間に応じて動作パラメータを変更させて
もよいし、スイッチ5A〜5Dをレリーズボタン1の揺
動ストロークを検知可能なものとするか、揺動操作に際
しての操作力(圧力)を検知可能なものとし、この検知
量と操作方向とに応じて動作パラメータを変更させても
よい。あるいはトラックボールを用い、ボールの回転量
や回転速度および回転方向を検知することで動作パラメ
ータの設定変更を可能とし、ボールを押し下げることに
よりレリーズ可能としてもよい。
【0026】また、レリーズボタン1の揺動操作方向に
応じてシャッタ速度や絞り値の変化の刻み(ステップ)
を変える例について説明したが、この変化ステップにつ
いてはたとえば細かい方の変化ステップを1/2段、あ
るいは1段とし、粗い方の変化ステップを2段、あるい
は3段としてもよいし、これらの変化ステップを適宜組
み合わせることも可能である。レリーズボタン1の揺動
操作方向と動作パラメータの変化量との対応についても
以上の実施の形態に限定されるものではない。また、レ
リーズボタン1の揺動操作方向と動作パラメータの変化
量との対応については、カスタムセッティングにより撮
影者が任意に設定可能としてもよい。さらに、レリーズ
ボタン1を複数の方向に操作可能な操作部材として形成
する例について説明したが、他の操作部材に適用するこ
とも可能であり、操作可能な方向の数や組み合わせ等に
ついても上記実施の形態に限定されるものではない。ま
た、操作部材の操作方向に応じてシャッタ速度や絞り値
の変化の刻みを変えるだけでなく、変化の刻みは一定と
して変化の速度を変えるものであってもよい。
応じてシャッタ速度や絞り値の変化の刻み(ステップ)
を変える例について説明したが、この変化ステップにつ
いてはたとえば細かい方の変化ステップを1/2段、あ
るいは1段とし、粗い方の変化ステップを2段、あるい
は3段としてもよいし、これらの変化ステップを適宜組
み合わせることも可能である。レリーズボタン1の揺動
操作方向と動作パラメータの変化量との対応についても
以上の実施の形態に限定されるものではない。また、レ
リーズボタン1の揺動操作方向と動作パラメータの変化
量との対応については、カスタムセッティングにより撮
影者が任意に設定可能としてもよい。さらに、レリーズ
ボタン1を複数の方向に操作可能な操作部材として形成
する例について説明したが、他の操作部材に適用するこ
とも可能であり、操作可能な方向の数や組み合わせ等に
ついても上記実施の形態に限定されるものではない。ま
た、操作部材の操作方向に応じてシャッタ速度や絞り値
の変化の刻みを変えるだけでなく、変化の刻みは一定と
して変化の速度を変えるものであってもよい。
【0027】以上の実施の形態で説明したように、レリ
ーズボタン1を複数の操作方向に操作可能な操作部材と
した場合、撮影者がたとえば揺動操作を行おうとして誤
ってレリーズボタン1を押し下げてしまったり、あるい
はレリーズボタン1を押し下げる際に揺動させてしまう
場合も起こり得る。このような場合を想定し、スイッチ
5A〜5Dのいずれかが短絡している場合にはレリーズ
スイッチ6が短絡してもレリーズ動作を受け付けないよ
うにするのが好ましい。逆に、レリーズスイッチ6が短
絡しているときにスイッチ5A〜5Dのいずれかが短絡
してもそれを受け付けないようにすることもできる。こ
のようにすることにより、カメラが不所望の動作をして
しまうことがない。
ーズボタン1を複数の操作方向に操作可能な操作部材と
した場合、撮影者がたとえば揺動操作を行おうとして誤
ってレリーズボタン1を押し下げてしまったり、あるい
はレリーズボタン1を押し下げる際に揺動させてしまう
場合も起こり得る。このような場合を想定し、スイッチ
5A〜5Dのいずれかが短絡している場合にはレリーズ
スイッチ6が短絡してもレリーズ動作を受け付けないよ
うにするのが好ましい。逆に、レリーズスイッチ6が短
絡しているときにスイッチ5A〜5Dのいずれかが短絡
してもそれを受け付けないようにすることもできる。こ
のようにすることにより、カメラが不所望の動作をして
しまうことがない。
【0028】以上では一眼レフカメラに本発明を適用す
る例について説明したが、いわゆるコンパトカメラや電
子スチルカメラ、ビデオカメラ等にも本発明を適用する
ことが可能である。このようなカメラで電動駆動式のズ
ームレンズを有するものにおいては、たとえばレリーズ
ボタン1を図1(b)の上下方向に揺動操作した場合と
左右方向に揺動操作した場合とでズーム駆動速度を変化
させることも可能である。また、カメラ以外の機器で上
述したような操作を可能とすることもできる。
る例について説明したが、いわゆるコンパトカメラや電
子スチルカメラ、ビデオカメラ等にも本発明を適用する
ことが可能である。このようなカメラで電動駆動式のズ
ームレンズを有するものにおいては、たとえばレリーズ
ボタン1を図1(b)の上下方向に揺動操作した場合と
左右方向に揺動操作した場合とでズーム駆動速度を変化
させることも可能である。また、カメラ以外の機器で上
述したような操作を可能とすることもできる。
【0029】以上の発明の実施の形態と請求項との対応
において、レリーズボタン1が操作部材を、スイッチ5
A〜5D、レリーズスイッチ6およびCPU20が検出
手段を、CPU20がパラメータ変更手段をそれぞれ構
成する。
において、レリーズボタン1が操作部材を、スイッチ5
A〜5D、レリーズスイッチ6およびCPU20が検出
手段を、CPU20がパラメータ変更手段をそれぞれ構
成する。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、 (1) 請求項1に記載の発明によれば、1つの動作パ
ラメータを変更する際に、操作部材の操作方向に対応し
て同一の単位操作量に対して異なる単位変化量で動作パ
ラメータを変更することにより、動作パラメータの設定
変更をより迅速に行うことができる。 (2) 請求項2に記載の発明によれば、操作部材から
指を離すことなくレリーズ操作と動作パラメータの変更
とを行うことができるので速写性に優れる。
ラメータを変更する際に、操作部材の操作方向に対応し
て同一の単位操作量に対して異なる単位変化量で動作パ
ラメータを変更することにより、動作パラメータの設定
変更をより迅速に行うことができる。 (2) 請求項2に記載の発明によれば、操作部材から
指を離すことなくレリーズ操作と動作パラメータの変更
とを行うことができるので速写性に優れる。
【図1】(a)は本発明が適用されるカメラの上面図を
示し、(b)は図1(a)の断面B−Bを示す。
示し、(b)は図1(a)の断面B−Bを示す。
【図2】カメラの電子回路の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施の形態に係るカメラで設定可能な
シャッタ速度および絞り値を示す図。
シャッタ速度および絞り値を示す図。
1 レリーズボタン 5A〜5D スイッチ 6 レリーズスイッチ 7A 外部表示ユニット 7B ファインダ内表示ユニット 8 モードスイッチ 20 CPU
Claims (2)
- 【請求項1】操作部材の操作回数、変位量、操作力、操
作速度および操作継続時間のうち少なくともいずれかの
操作量と、操作方向とを検出する検出手段と、 前記検出手段で検出される操作量および操作方向に基づ
いて、一つの動作パラメータを変更する際、前記操作部
材の操作方向に対応して同一の単位操作量に対して異な
る単位変化量で前記動作パラメータを変更するパラメー
タ変更手段と、を有することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】請求項1に記載のカメラにおいて、前記操
作部材の押し下げ方向の操作に応答してレリーズ動作が
実行され、かつ前記検出手段は前記操作部材の前記押し
下げ方向と略直交する面内の複数の操作方向を前記操作
量とともに検出することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339774A JP2000162685A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339774A JP2000162685A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000162685A true JP2000162685A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18330690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339774A Pending JP2000162685A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000162685A (ja) |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10339774A patent/JP2000162685A/ja active Pending
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