JP4381738B2 - トラックボール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラックボール装置に係り、特に、電子機器にポインティング・デバイスとして装備されるトラックボール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子機器の表示部における表示位置の移動や指定を行うポインティング・デバイスとして、トラックボール装置、マウス、ライトペン、ジョイスティック等、種々のものがあった。
【0003】
しかしながら、これらの従来のポインティング・デバイスは、表示位置の移動を行う部分と表示位置を決定する際に操作されるスイッチとが分離されていたため、表示位置の移動を行った後に、引き続き上記スイッチを操作する際には、上記表示位置の移動を行う部分から指を一旦離してから上記スイッチに指を移動させる必要があり、操作性の面で問題があった。
【0004】
この点に鑑みて、特許文献1には、表示部における表示位置の移動を指示するトラックボールと、当該トラックボールに加えられる押圧状態を検出するスイッチとを備え、上記トラックボールと上記スイッチとを弾性部材を介して対向状態に配置したトラックボール装置が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、表示部における表示位置の移動を指示するトラックボールと、当該トラックボールの押下の有無を検出するスイッチと、当該トラックボールの押下が解除されたときに当該トラックボールを元の位置に復帰させる方向に付勢するスプリングローラと、を備えたトラックボール装置が開示されている。
【0006】
これらのトラックボール装置では、トラックボールに対する操作のみにより、指を離すことなく、表示位置の移動から決定に至る一連の操作を行うことができる。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−69025号公報
【特許文献2】
特開2002−157084公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来のトラックボール装置では、当該トラックボール装置が傾斜された状態(以下、「第1状態」という。)や、トラックボールがスイッチの下側に位置された状態(以下、「第2状態」という。)で用いられる場合について考慮されておらず、これらの状態下ではトラックボールが滑らかに回転しない場合があり、操作性がよいとは必ずしも言えない、という問題点があった。
【0009】
すなわち、トラックボール装置を、デジタルカメラや銀塩写真式カメラ等のカメラ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant、携帯情報端末)、ノートブック型パーソナル・コンピュータ等の携帯型の電子機器に装備した場合には、これらの電子機器は傾斜された状態や上下が逆とされた状態で操作される場合があるため、トラックボール装置が第1状態や第2状態で用いられる場合がある。
【0010】
この場合、上記従来のトラックボール装置では、電子機器の壁面に設けられたトラックボールの一部を外部に露出させるための開口のエッジや、トラックボールをスイッチとは反対側に付勢するための弾性部材やスプリングローラ等の付勢部材に、トラックボールが自重により強い力で当接して、これらのエッジや付勢部材とトラックボールとの間の摩擦力が大きくなってしまい、トラックボールの滑らかな回転を阻害するのである。
【0011】
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、装備した装置の使用時における姿勢にかかわらず、操作性のよいトラックボール装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のトラックボール装置は、全方向に回転可能に設けられた球状の回転体と、前記回転体の回転方向を検出する回転検出手段と、前記回転体の表面積の半分を越えた部分を囲むことによって当該回転体を保持すると共に、当該回転体が所定方向に押圧されたときに当該回転体と共に当該所定方向に移動される保持部材と、前記保持部材の移動に応動して前記回転体への押圧の有無を検出する押圧検出手段と、前記回転体への押圧が解除されたときに当該押圧に応じて移動した前記保持部材を元の位置に復帰させる方向に付勢する付勢手段と、を備え、前記回転検出手段を、前記回転体が押圧されたときに当該回転体から離間することにより前記回転方向の検出を停止するものとしたものである。
【0013】
請求項1に記載のトラックボール装置では、球状の回転体が全方向に回転可能に設けられている。この回転体がトラックボールに相当する。
【0014】
また、本発明のトラックボール装置では、上記回転体の回転方向が回転検出手段によって検出される。なお、上記回転検出手段には、回転体の回転方向及び回転量に応じたパルス信号を出力する各種エンコーダが含まれる。
【0015】
ここで、本発明では、上記回転体が所定方向に押圧されたときに当該回転体と共に当該所定方向に移動されるものとして構成された保持部材により、回転体の表面積の半分を越えた部分を囲むことによって当該回転体が保持される。
【0016】
そして、本発明では、保持部材の移動に応動して回転体への押圧の有無が押圧検出手段によって検出され、回転体への押圧が解除されたときに当該押圧に応じて移動した上記保持部材が付勢手段によって元の位置に復帰される方向に付勢されて当該元の位置に復帰される。なお、上記押圧検出手段には、上記回転体への押圧及び押圧解除に応じて開閉される各種スイッチが含まれる。また、上記付勢手段には、板バネやコイルバネ等の各種バネが含まれる。
【0017】
すなわち、本発明では、回転体を上記のように構成された保持部材により保持することにより、トラックボールとしての回転体の一部を外部に露出させるために当該トラックボール装置が装備される装置の壁面に設けられた開口のエッジや、付勢手段に回転体が当接することを回避するようにしており、これによって、これらのエッジや付勢手段とトラックボールとの間の摩擦力の発生を防止し、回転体の滑らかな回転を実現するようにしている。
【0018】
このように、請求項1に記載のトラックボール装置によれば、保持部材によりトラックボールとしての回転体の表面積の半分を越えた部分を囲むことによって当該回転体を保持するようにしたので、回転体を滑らかに回転することができ、装備した装置の使用時における姿勢にかかわらず、良好な操作性を実現できる。
更に、本発明は、前記回転検出手段を、前記回転体が押圧されたときに当該回転体から離間することにより前記回転方向の検出を停止するものとしている。これにより、回転体への押圧により当該回転体が不必要に回転された場合の回転検出手段による誤検出を防止することができる。
【0019】
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記保持部材を、前記回転体を保持する面が当該回転体の被保持面と略同一サイズで略同形状のものとすることが好ましい。これにより、回転体と保持部材との間の摩擦力を低減することができ、より良好な操作性を実現できる。
【0020】
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記回転体と前記保持部材との間の摩擦力を低下させるための摩擦低下手段を更に備えることが好ましい。これにより、回転体と保持部材との間の摩擦力を更に低減することができ、より良好な操作性を実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、図1を参照して、本実施の形態に係るトラックボール装置60を装備した電子機器としてのデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。
【0023】
同図に示すように、このデジタルカメラ10の正面には、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ20と、被写体像を結像させるためのレンズ21と、撮影を実行する際に押圧操作されるレリーズボタン(所謂シャッター)56Aと、が備えられている。
【0024】
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10のレリーズボタン56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が、内蔵された2つのスイッチにより検出可能に構成されている。
【0025】
そして、デジタルカメラ10では、レリーズボタン56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
【0026】
一方、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ20の接眼部と、撮影された被写体像やメニュー画面等の各種情報を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)38と、が備えられている。
【0027】
また、デジタルカメラ10の背面には、撮影を行うモードである撮影モード及び被写体像をLCD38に再生するモードである再生モードの何れかのモードに設定する際にスライド操作されるモード切替スイッチ56Bと、LCD38にメニュー画面を表示する際に押圧操作されるメニューキー56Cと、LCD38における表示内容を決定する際に押圧操作される決定キー56Dと、が更に備えられている。
【0028】
一方、デジタルカメラ10には、前述したようにトラックボール装置60が装備されている。そして、デジタルカメラ10の背面壁10Bには、トラックボール装置60に設けられた後述するトラックボール62の一部を外部に露出させるための開口10Cが形成されている。従って、ユーザは、開口10Cを介して外部に露出されたトラックボール62の一部を指先にてデジタルカメラ10の正面方向に押圧したり、トラックボール62を回転させたりすることができる。
【0029】
図2(A)に示すように、本実施の形態に係るトラックボール装置60は、トラックボール62と、エンコーダ機構64と、マイクロスイッチ66と、板バネ68と、を備えている。
【0030】
トラックボール62は、或る程度重量感を持たせた球状の回転体であり、背面壁10Bに形成された開口10Cを介して球面の一部が露出した状態で全方向に回転可能かつ押圧操作可能に設けられている。なお、トラックボール62の表面の材質としてはゴムが用いられており、エンコーダ機構64の後述するローラ64Aとの摩擦係数を増加させている。
【0031】
エンコーダ機構64は、トラックボール62の表面に当接する円柱状のローラ64Aと、トラックボール62の直交する2方向(X方向、Y方向)の移動量に応じたパルス信号を出力する回転量検出部64Bと、を有する2組のエンコーダ65A、65Bを備えている。
【0032】
ローラ64Aは、軸部分の材質が、例えばプラスチックからなり、トラックボール62との摩擦で容易に回転可能とされている。なお、ローラ64Aの軸の長さは、トラックボール62の径に合うように調整されている。また、回転量検出部64Bは、ローラ64Aの回転量に応じたパルス信号を出力するものとして構成されている。従って、回転量検出部64Bから出力されたパルス信号に基づいてトラックボール62の回転量(移動量)を検出することができる。
【0033】
一方、トラックボール装置60には、トラックボール62の表面積の半分を越えた部分を囲むことによってトラックボール62を保持すると共に、トラックボール62が外部から押圧されたときにトラックボール62と共に当該押圧の方向と同一の方向に移動される保持部材70が備えられている。
【0034】
保持部材70は、トラックボール62を保持する面が当該トラックボール62の被保持面と略同一サイズで略同形状(一部球状)のものとされている。そして、保持部材70のトラックボール62保持側の面(内面)には、トラックボール62と保持部材70との間の摩擦力を低下させるための化学繊維で構成された摩擦低下部材70Aが貼り付けられている。
【0035】
また、保持部材70の図2における上端位置及び下端位置には、それぞれ保持部材70の移動方向をデジタルカメラ10の正面方向(図2(A)矢印A方向)に規制する規制壁72A、72Bが設けられている。
【0036】
従って、本実施の形態に係るトラックボール装置60では、トラックボール62が押圧されると、トラックボール62及び保持部材70は移動方向が規制壁72A、72Bに規制されて図2(A)矢印A方向に一体的に移動され、図2(B)に示す状態となるが、このとき、エンコーダ65A及びエンコーダ65Bは、トラックボール62の表面から離間するように、一端部が背面壁10Bに固定された支持部材64Cによって固定的に位置決めされている。
【0037】
一方、マイクロスイッチ66は、トラックボール62が押圧されたか否かを検出するためのものである。マイクロスイッチ66は、トラックボール62が押圧され、保持部材70を介して作動片66Aが押圧されたときにオンし、トラックボール62が押圧された旨を示す信号(以下、「押圧信号」という。)を出力し、トラックボール62が通常位置(ホームポジション)にあるときにはオフするようにプリント配線板80上に実装されている。
【0038】
また、板バネ68は、トラックボール62への押圧が解除されたときに当該押圧に応じて移動した保持部材70を元の位置に復帰させる方向に付勢力を与えるためのものであり、一端部がプリント配線板80に取付けられ、他端部が保持部材70の外壁に当接するように配設されている。
【0039】
以上のように構成されたトラックボール装置60では、トラックボール62がユーザによって回転された場合に、各々トラックボール62の互いに直交するX方向及びY方向の移動量を示すパルス信号がエンコーダ65A及びエンコーダ65Bから出力される。
【0040】
従って、デジタルカメラ10の動作を司る不図示のCPU(中央処理装置)は、これらのパルス信号に基づいてトラックボール62の回転方向及び回転量を検出することができるので、当該検出結果に応じてLCD38に対するカーソルマーク50(図1(B)参照)等の表示位置を変更する。
【0041】
また、このトラックボール装置60では、トラックボール62がユーザにより押圧された場合に、トラックボール62及び保持部材70が通常の位置(図2(A)に示される位置)からマイクロスイッチ66の作動片66Aを押圧する位置(図2(B)に示される位置)に移動されることにより、マイクロスイッチ66から押圧信号が出力され、トラックボール62への押圧が解除された時点で、板バネ68による付勢力によってトラックボール62及び保持部材70が通常の位置に復帰することにより、マイクロスイッチ66からの押圧信号の出力が停止される。
【0042】
従って、上記CPUは、当該押圧信号の状態によってトラックボール62が押圧されているか否かを検出することができるので、当該検出結果に応じてLCD38上の位置が指定されたものと判断する。
【0043】
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、レリーズボタン56A、モード切替スイッチ56B、メニューキー56C、決定キー56D等の操作手段の近傍にトラックボール62を配置したので、トラックボール62に対する操作から当該操作手段に対する操作への移行や、当該操作手段に対する操作からトラックボール62に対する操作への移行も短時間でかつ容易に行うことができる。
【0044】
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係るトラックボール装置では、保持部材によりトラックボールの表面積の半分を越えた部分を囲むことによって当該トラックボールを保持するようにしたので、トラックボールを滑らかに回転することができ、デジタルカメラの使用時における姿勢にかかわらず、良好な操作性を実現できる。
【0045】
また、本実施の形態に係るトラックボール装置では、上記保持部材を、トラックボールを保持する面が当該トラックボールの被保持面と略同一サイズで略同形状のものとしているので、トラックボールと保持部材との間の摩擦力を低減することができ、より良好な操作性を実現できる。
【0046】
また、本実施の形態に係るトラックボール装置では、トラックボールと保持部材との間の摩擦力を低下させるための摩擦低下部材を備えているので、トラックボールと保持部材との間の摩擦力を更に低減することができ、より良好な操作性を実現できる。
【0047】
更に、本実施の形態に係るトラックボール装置では、トラックボールの回転方向を検出するためのエンコーダを、トラックボールが押圧されたときに当該トラックボールから離間することにより上記回転方向の検出を停止するものとしているので、トラックボールへの押圧により当該トラックボールが不必要に回転された場合のエンコーダによる誤検出を防止することができる。
【0048】
なお、本実施の形態では、保持部材によりトラックボールの表面積の半分を越えた部分の全てを囲むことによって当該トラックボールを保持する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図3に示すように、保持部材70におけるトラックボールを保持する面に隙間を設けるようにしてもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0049】
また、本実施の形態では、本発明の摩擦低下手段として化学繊維で構成された摩擦低下部材70Aを適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図4(A)に示すように、摩擦低下部材70Aに代えて、回転自在に設けられた多数の球状部材70Bを適用する形態や、図4(B)に示すように、保持部材70の内面に多数の突起部70Cを設けて適用する形態や、更には、トラックボール62を中空のものとすると共に、その表面をN極又はS極の磁性を持たせる一方、保持部材70の内面にトラックボール62の表面と同一の極性を持たせることにより、トラックボール62を押圧しない状態ではトラックボール62と保持部材70との間の摩擦力を略無くする形態とすることもできる。
【0050】
これらの場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0051】
また、本実施の形態では、本発明の付勢手段として板バネ68を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、板バネ68に代えてコイルバネ68Bを適用する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0052】
更に、本実施の形態では、本発明に係るトラックボール装置をデジタルカメラ10に装備した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、携帯電話機、PDA、ノートブック型パーソナル・コンピュータ等の各種電子機器に装備できることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のトラックボール装置によれば、保持部材によりトラックボールとしての回転体の表面積の半分を越えた部分を囲むことによって当該回転体を保持するようにしたので、回転体を滑らかに回転することができ、装備した装置の使用時における姿勢にかかわらず、良好な操作性を実現できる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観を示す外観図である。
【図2】 実施の形態に係るトラックボール装置60の構成及び作用を示す一部破断側面図である。
【図3】 保持部材70の他の構成を示す側面図である。
【図4】 本発明の摩擦低下手段の摩擦低下部材70A以外の適用例を示す一部破断側面図である。
【図5】 本発明の付勢手段の板バネ68以外の適用例を示す一部破断側面図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
60 トラックボール装置
62 トラックボール(回転体)
64C 支持部材
65A、65B エンコーダ(回転検出手段)
66 マイクロスイッチ(押圧検出手段)
68 板バネ(付勢手段)
70 保持部材
70A 摩擦低下部材(摩擦低下手段)

Claims (3)

  1. 全方向に回転可能に設けられた球状の回転体と、
    前記回転体の回転方向を検出する回転検出手段と、
    前記回転体の表面積の半分を越えた部分を囲むことによって当該回転体を保持すると共に、当該回転体が所定方向に押圧されたときに当該回転体と共に当該所定方向に移動される保持部材と、
    前記保持部材の移動に応動して前記回転体への押圧の有無を検出する押圧検出手段と、
    前記回転体への押圧が解除されたときに当該押圧に応じて移動した前記保持部材を元の位置に復帰させる方向に付勢する付勢手段と、を備え
    前記回転検出手段を、前記回転体が押圧されたときに当該回転体から離間することにより前記回転方向の検出を停止するものとしたトラックボール装置。
  2. 前記保持部材を、前記回転体を保持する面が当該回転体の被保持面と略同一サイズで略同形状のものとした
    請求項1記載のトラックボール装置。
  3. 前記回転体と前記保持部材との間の摩擦力を低下させるための摩擦低下手段
    を更に備えた請求項1又は請求項2記載のトラックボール装置。
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