JP2619459B2 - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JP2619459B2
JP2619459B2 JP63042007A JP4200788A JP2619459B2 JP 2619459 B2 JP2619459 B2 JP 2619459B2 JP 63042007 A JP63042007 A JP 63042007A JP 4200788 A JP4200788 A JP 4200788A JP 2619459 B2 JP2619459 B2 JP 2619459B2
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謙治 土岐
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気テープ装置に係り、特に高速速度制御に
好適な、速度制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕 従来の装置の基本的な構成は、特開昭53−144307号公
報に記載されている通りであるが、ここでは高速走行制
御について何ら述べられていない。また従来のリール・
トゥ・リール方式の装置においては、高速走行制御の目
標速度はBOTからEOTまで全区間一定であり、巻き戻し時
間およびサーチ時間の短縮について考慮されていなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、高速走行時の速度が全区間一定であ
る為、高速巻き戻しおよび高速サーチに時間がかるとい
う問題があった。
本発明の目的は、高速走行動作時に、両リールの半径
の関係によって決定される許容最高速度にて速度制御を
実施することによって、高速巻き戻しおよび高速サーチ
に要する時間を短縮することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、供給リール半径、巻取リール半径、両リ
ールモータに供給される電源電圧、両リールモータの誘
起電圧によって決定される許容最高速度を求め、高速走
行動作時には、この許容最高速度を目標速度として速度
制御を実施することにより達成される。
〔作用〕
一般にモータの端子間電圧とモータの各定数の関係は
次の式で表わされる。
Vs−Ke・ω=RM・i+L・dt/di (1) ここで、Vs:モータ端子間電圧、Ke:誘起電圧定数、
ω:モータ角速度、RM:電機子抵抗、i:モータ電流、L:
モータインダクタンスである。(1)式において、低速
走行中に速度変動およびテンション変動を制御する上で
最低限必要な電圧は(1)式中の右項であり、これは装
置毎に決定される値である。今、これを定数Aとすると
(1)式は、 ωMAX=(Vs−A)Ke (2) となり、許容最高回転角速度は一意に決定される。(V
s,Keも装置固有の値である) ここでυ=R・ωより、両リールの許容最高速度は、 υFmax=RF・ωMAX (3) υMmax=RM・ωMAX (4) となり目標速度をυとυの小さい方に設定すること
により、速度制御およびテンション制御は問題なく実行
可能である。そして、このときの目標速度が装置の許容
最高速度である。(目標速度を大きい方に設定すると、
逆起電力によって速度変動およびテンション変動を制御
する為に必要な電圧が不足し、制御不能に陥る。) 本発明によれば、常に装置の許容し得る速度で速度制
御を実施できるので、高速巻き戻しや高速サーチの待ち
時間を大幅に短縮が可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により説明する。供給リ
ールモータ1および巻取リールモータ2にはシャフト同
軸上にそれぞれディジタルタコメータ3,4が付いてお
り、巻取リールモータ2のタコメータ4は1回転で1パ
ルスを発生し、供給リールモータ1のタコメータ3は巻
取側に比べ十分小さい角度で1パルスを発生する。ここ
で巻取側タコパルスは半径比検出器5に送られ、供給リ
ール側タコパルスは半径比検出器5および速度検出器6
に送られる。半径比検出器5では巻取側タコパルス1周
期の間に発生する供給側タコパルスの数をカウントし、
このときのカウント値Nを初期半径演算器7、供給リー
ル半径演算器8、巻取リール半径演算器9に送る。供給
リールおよび巻取リールの半径は、それぞれ(5)式,
(6)式に従い供給リール半径演算器8、巻取リール半
径演算器9にて演算される。ここでNF,RMiNは装置固有
の値であり、RINiTは磁気テープをローディング時、お
よびBOT位置付け時に(7)式に従い、初期半径演算器
7にて演算される。
RINiT=RMiN・NF/N (7) RF :供給リール半径 RINiT:初期半径 RMiN :最小リール半径 NF :供給リール1回転あたりのタコパルス数 一方、速度検出器6は供給リール側タコパルス1周期
の間に生じる発振器10からの周期Tのクロックパルスを
カウントしそのときのカウント値Mを速度誤差演算器11
に転送する。速度誤差演算器11では、(8)式に従いリ
ール外周の速度、すなわちテープ送り速度を演算し、目
標速度との誤差を速度制御器12に送り、ここで速度制御
フィルタ演算を実施し、速度フィードバック電流が決定
される。
リール・トゥ・リール方式の磁気テープ装置において
は、上記の速度制御と同時にテンション制御を実行して
おり、これはテンションセンサ13の出力に基いて、テン
ション制御器14にて、テンション制御フィルタ演算を実
施し、テンションフィードバック電流を印加することに
より実施される。ここで上記の速度フィードバック電流
およびテンションフィードバック電流は、供給リール電
流演算器15および巻取リール電流演算器16に送られ、そ
こで、供給リールDJ演算器17、巻取リールDJ演算器18に
て演算される電流値補正係数と共に所定の演算を実施
し、供給リールおよび巻取リールの印加電流を決定す
る。供給リールおよび巻取リール電流演算器15,16にて
決定された電流値はそれぞれ供給リール駆動部19と巻取
リール駆動部20に送られ、供給リール1および巻取リー
ル2を駆動する。
以上、重量のリール・トゥ・リール方式の磁気テープ
装置の制御方法概略を述べたが、以下に本発明の相異点
および特長について述べる。本発明においては、動作
中、常に供給リール許容速度および巻取リール許容速度
を演算する。これは、供給リール半径演算器8、巻取リ
ール半径演算器9にて演算される両リール半径をもと
に、(3),(4)式に従い、供給リール許容速度演算
器21および巻取リール許容速度演算器22にて演算され
る。ここで演算された、供給リールおよび巻取リール許
容速度は、それぞれ目標速度発生器23に送られる。目標
速度発生器23では、上位からの動作指示が、高速走行モ
ードであるか、通常走行モードであるかを判断し、高速
走行モードの場合は、供給リール許容速度と巻取リール
許容速度の遅い方の速度を目標速度として選択する。こ
こで選択された目標速度は、その時点での装置としての
許容最高速度であり、この値は半径の変化と共に時々刻
々変化する。以上述べたように目標速度発生器23に選択
された目標速度で制御を実施すれば、従来、目標速度が
BOTからEOTまで全区間一定であったものに比べ、高速巻
き戻しおよび高速サーチに要する時間を大幅に短縮する
ことが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、走行中常に装置の許容し得る最高速
度が認識できるので、高速巻き戻しや、高速サーチの動
作時に、この許容最高速度を目標速度として速度制御を
実施することにより、巻き戻し時間や高速サーチ時間を
大幅に短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機能ブロック図である。 1……供給リールモータ、2……巻取リールモータ、3
……供給リール側タコメータ、4……巻取リール側タコ
メータ、5……半径比検出器、6……速度検出器、7…
…初期半径演算器、8……供給リール半径演算器、9…
…巻取リール半径演算器、10……発振器、11……速度誤
差演算器、12……速度制御器、13……テンションセン
サ、14……テンション制御器、15……供給リール電流演
算器、16……巻取リール電流演算器、17……供給リール
DJ演算器、18……巻取リールDJ演算器、19……供給リー
ル駆動部、20……巻取リール駆動部、21……供給リール
許容速度演算器、22……巻取リール許容速度演算器、23
……目標速度発生器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給リールおよび巻取リールの回転角の比
    より、供給リールおよび巻取リールの半径を演算し、こ
    の半径に基づいて制御を実施するリール・トゥ・リール
    磁気テープ装置であって、該制御動作中は、任意の時点
    での供給リールの許容最高速度および巻取リールの許容
    最高速度を演算し、両者のうち遅い方の速度を許容最高
    速度とし、この許容最高速度を目標速度として速度制御
    を実施する速度制御器を設けたことを特徴とする磁気テ
    ープ装置。
JP63042007A 1988-02-26 1988-02-26 磁気テープ装置 Expired - Lifetime JP2619459B2 (ja)

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JPH01217752A JPH01217752A (ja) 1989-08-31
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