JP2618288B2 - 変速機の同期噛合装置 - Google Patents
変速機の同期噛合装置Info
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- synchronizer ring
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- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
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- F16D2023/0681—Double cone synchromesh clutches
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、輌用手動変速機の同期噛合装置に関し、さ
らに詳しくは、変速機の変速操作を円滑にすると共に、
ダブルコーンシンクロ機構の耐久性を向上してなる同期
噛合装置に関する。
らに詳しくは、変速機の変速操作を円滑にすると共に、
ダブルコーンシンクロ機構の耐久性を向上してなる同期
噛合装置に関する。
［従来の技術］ 一般に、この種変速機の同期噛合装置は、従来周知の
ように、シフターが変速操作されるとスリーブの移動に
よりその内歯のチャンファが先ずシンクロナイザリング
の外歯のチャンファと接触しながら同期作用し、次いで
同期完了後にスリーブの内歯がシンクロナイザリングの
外歯と噛合いながら更に移動して、入力歯車と一体なク
ラッチギアのチャンファとも噛合い、主軸と入力歯車と
が一体的にスプライン結合する構成になっている。
ように、シフターが変速操作されるとスリーブの移動に
よりその内歯のチャンファが先ずシンクロナイザリング
の外歯のチャンファと接触しながら同期作用し、次いで
同期完了後にスリーブの内歯がシンクロナイザリングの
外歯と噛合いながら更に移動して、入力歯車と一体なク
ラッチギアのチャンファとも噛合い、主軸と入力歯車と
が一体的にスプライン結合する構成になっている。
また、変速気の同期噛合装置として、例えば、第３図
に示すように、変速機の主軸１にクラッチハブ２をスプ
ライン嵌合し、このクラッチハブ２に隣接するシンクロ
ナイザリング５の内側にアウタコーン６及びインナコー
ン７を配設した、ダブルコーンシンクロ機構が知らされ
ている。このダブルコーンシンクロ機構は、シンクロナ
イザリング５とアウタコーン６との間の第１同期接触面
及びアウタコーン６とインナコーン７との間の第２同期
接触面を有すると共に、上記アウタコーン６の外周面及
び内周面には、所定の摩擦係数を有する摩擦材9a,9bが
貼り付けられており、同期操作力が低減されるようにな
っている。
に示すように、変速機の主軸１にクラッチハブ２をスプ
ライン嵌合し、このクラッチハブ２に隣接するシンクロ
ナイザリング５の内側にアウタコーン６及びインナコー
ン７を配設した、ダブルコーンシンクロ機構が知らされ
ている。このダブルコーンシンクロ機構は、シンクロナ
イザリング５とアウタコーン６との間の第１同期接触面
及びアウタコーン６とインナコーン７との間の第２同期
接触面を有すると共に、上記アウタコーン６の外周面及
び内周面には、所定の摩擦係数を有する摩擦材9a,9bが
貼り付けられており、同期操作力が低減されるようにな
っている。
そして、上記ダブルコーンシンクロ機構は同期した後
で、シスタリーブ４の内歯のスプラインチャンファ4aが
シンクロナイザリング５の外歯のスプラインチャンファ
5aを滑動するときに、アウタコーン６の内周面とインナ
コーン７との間の第２同期接触面で回転方向の滑りを必
要とし、更にシフタスリーブ４が移動してそのスプライ
ンチャンファ4aがクラッチギア８のスプラインチャンフ
ァ8aを滑動するときに、シンクロナイザリング５とアウ
タコーン６の外周面との間の第１同期接触面及びアウタ
コーン６の内周面とインナコーン７との間の第２同期接
触面で回転方向の滑りを必要としている。
で、シスタリーブ４の内歯のスプラインチャンファ4aが
シンクロナイザリング５の外歯のスプラインチャンファ
5aを滑動するときに、アウタコーン６の内周面とインナ
コーン７との間の第２同期接触面で回転方向の滑りを必
要とし、更にシフタスリーブ４が移動してそのスプライ
ンチャンファ4aがクラッチギア８のスプラインチャンフ
ァ8aを滑動するときに、シンクロナイザリング５とアウ
タコーン６の外周面との間の第１同期接触面及びアウタ
コーン６の内周面とインナコーン７との間の第２同期接
触面で回転方向の滑りを必要としている。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上述した従来例のダブルコーンシンク
ロ機構では、アウタコーンの外周面及び内周面に摩擦材
を貼り付けた構造であるために、アウタコーンの厚さに
制約を受けていた。このために、アウタコーンの厚さが
摩擦材の分だけ減少してアウタコーンの剛性が低下する
ことから貼り付けた摩擦材の剥離や割れが生じる問題の
おこる場合がある。
ロ機構では、アウタコーンの外周面及び内周面に摩擦材
を貼り付けた構造であるために、アウタコーンの厚さに
制約を受けていた。このために、アウタコーンの厚さが
摩擦材の分だけ減少してアウタコーンの剛性が低下する
ことから貼り付けた摩擦材の剥離や割れが生じる問題の
おこる場合がある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされ
たもので、シンクロナイザリングの内側にアウタコーン
及びインナコーンを配設したダブルコーンシンクロ機構
において、上記シンクロナイザリングの内周面及びイン
ナコーンの外周面に所定の摩擦材を貼り付けることによ
り、アウタコーンの厚さを確保して剛性を高めるように
した変速機の同期噛合装置を提供することを目的とする
ものである。
たもので、シンクロナイザリングの内側にアウタコーン
及びインナコーンを配設したダブルコーンシンクロ機構
において、上記シンクロナイザリングの内周面及びイン
ナコーンの外周面に所定の摩擦材を貼り付けることによ
り、アウタコーンの厚さを確保して剛性を高めるように
した変速機の同期噛合装置を提供することを目的とする
ものである。
［問題点を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明は、 １） 主軸にスプライン嵌合されたクラッチハブと、シ
フタスリーブの移動時に上記クラッチハブと一体的に回
転し、内周にテーパ面が形成されたシンクロナイザリン
グと、外周に上記シンクロナイザリングのテーパ面に対
向するコーン面を形成すると共に、内周にテーパ面を形
成したアウタコーンと、外周に上記アウターコーンのテ
ーパ面に対向するコーン面を形成したインナコーンとを
備えたダブルコーンシンクロ機構において、上記シンク
ロナイザリングの内周のテーパ面及びインナコーンの外
周のコーン面に凸部をそれぞれ突出させ、前記凸部に対
応した蟻溝状の凹溝をそれぞれ形成された摩擦材を上記
テーパ面及びコーン面にそれぞれ貼り付けた変速機の同
期噛合装置。
フタスリーブの移動時に上記クラッチハブと一体的に回
転し、内周にテーパ面が形成されたシンクロナイザリン
グと、外周に上記シンクロナイザリングのテーパ面に対
向するコーン面を形成すると共に、内周にテーパ面を形
成したアウタコーンと、外周に上記アウターコーンのテ
ーパ面に対向するコーン面を形成したインナコーンとを
備えたダブルコーンシンクロ機構において、上記シンク
ロナイザリングの内周のテーパ面及びインナコーンの外
周のコーン面に凸部をそれぞれ突出させ、前記凸部に対
応した蟻溝状の凹溝をそれぞれ形成された摩擦材を上記
テーパ面及びコーン面にそれぞれ貼り付けた変速機の同
期噛合装置。
２） 上記摩擦材を上記テーパ面及びコーン面にそれぞ
れモールドした上記変速機の同期噛合装置。
れモールドした上記変速機の同期噛合装置。
ることを提案するものである。
［作用］ このような構成に基づいて、本発明では、ダブルコー
ンシンクロ機構において、アウタコーンの厚さを確保す
ると共に、アウタコーンの外周面との同期接触面を有す
るシンクロナイザリングの内周面及びアウタコーンの内
周面との同期接触面を有するインナコーンの外周面に所
定の摩擦材を貼り付けたことにより、アウタコーンの剛
性を高め、シフタスリーブの移動による同期作用を円滑
に行なうことができる。また、本発明においては、シク
ロナイザリングの内周面及びインナコーンの外周面に摩
擦材を貼り付ける際に、摩擦材の貼り付け面に蟻溝状の
凹溝を形成し、この摩擦材の凹溝に、シンクロナイザリ
ングの内周面及びインナコーンの外周面に形成した凸部
を嵌合させて貼着したので、摩擦材の剥離や割れが発生
せず耐久性を向上することができる。
ンシンクロ機構において、アウタコーンの厚さを確保す
ると共に、アウタコーンの外周面との同期接触面を有す
るシンクロナイザリングの内周面及びアウタコーンの内
周面との同期接触面を有するインナコーンの外周面に所
定の摩擦材を貼り付けたことにより、アウタコーンの剛
性を高め、シフタスリーブの移動による同期作用を円滑
に行なうことができる。また、本発明においては、シク
ロナイザリングの内周面及びインナコーンの外周面に摩
擦材を貼り付ける際に、摩擦材の貼り付け面に蟻溝状の
凹溝を形成し、この摩擦材の凹溝に、シンクロナイザリ
ングの内周面及びインナコーンの外周面に形成した凸部
を嵌合させて貼着したので、摩擦材の剥離や割れが発生
せず耐久性を向上することができる。
［実 施 例］ 以下、本発明による実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。第１図は本発明の一実施例を示す変速機の同期
噛合装置の断面図であり、図において、変速機の主軸10
にはクラッチハブ11が主軸10と一体的に回転するように
スプライン嵌合されている。クラッチハブ11の外周には
スプラインと溝が形成されており、このスプラインには
シフタスリーブ12が主軸方向に摺動可能に嵌合し、溝に
はシンクロナイザキー13が組込まれている。上記シンク
ロナイザキー13の中央にはピン14が貫通し、ピン14はス
プリング15によりニュートラル時にはスリーブ12の内面
の溝12aに押し付けられている。また、上記シフタスリ
ーブ12に隣接してシンクロナイザリング16が設けられ、
このシンクロナイザリング16の外周にはシフタスリーブ
12の摺動時にシフタスリーブ12のチャンファ12bが噛合
する外歯のチャンファ16aが形成されている。上記シン
クロナイザリング16の内側にはアウタコーン17とインナ
コーン18とのダブルコーンが配設されている。すなわ
ち、上記アウタコーン17はその外周にシンクロナイザリ
ング16の内周のテーパ面に対向するコーン面を有すると
共に、その内周にインナコーン18の外周のコーン面に対
向するテーパ面を有している。また、上記アウタコーン
17の入力ギヤ側の側面には等間隔に複数の突起17aが突
設されており、この突起17aは、入力ギヤ20に噛合して
いるクラッチギヤ19の側面に形成された係合孔19aに係
合している。
明する。第１図は本発明の一実施例を示す変速機の同期
噛合装置の断面図であり、図において、変速機の主軸10
にはクラッチハブ11が主軸10と一体的に回転するように
スプライン嵌合されている。クラッチハブ11の外周には
スプラインと溝が形成されており、このスプラインには
シフタスリーブ12が主軸方向に摺動可能に嵌合し、溝に
はシンクロナイザキー13が組込まれている。上記シンク
ロナイザキー13の中央にはピン14が貫通し、ピン14はス
プリング15によりニュートラル時にはスリーブ12の内面
の溝12aに押し付けられている。また、上記シフタスリ
ーブ12に隣接してシンクロナイザリング16が設けられ、
このシンクロナイザリング16の外周にはシフタスリーブ
12の摺動時にシフタスリーブ12のチャンファ12bが噛合
する外歯のチャンファ16aが形成されている。上記シン
クロナイザリング16の内側にはアウタコーン17とインナ
コーン18とのダブルコーンが配設されている。すなわ
ち、上記アウタコーン17はその外周にシンクロナイザリ
ング16の内周のテーパ面に対向するコーン面を有すると
共に、その内周にインナコーン18の外周のコーン面に対
向するテーパ面を有している。また、上記アウタコーン
17の入力ギヤ側の側面には等間隔に複数の突起17aが突
設されており、この突起17aは、入力ギヤ20に噛合して
いるクラッチギヤ19の側面に形成された係合孔19aに係
合している。
一方、上記シンクロナイザリング16の内周のテーパ面
及びインナコーン18の外周のテーパ面には、第２図に示
すように、それぞれ樹脂等で成形された摩擦材21,22が
貼り付けられている。上記摩擦材21,22は、その貼り付
け面に蟻溝状の凹溝21a,22aが形成されており、この摩
擦材21,22の凹溝21a,22aに、それぞれシンクロナイザリ
ング16の内周に形成した凸部16bとインナコーン18の外
周に形成した凸部18aとを嵌合させた状態で貼着されて
いる。なお、上記摩擦材21,22は接着剤等で貼着しても
良いが、樹脂等を一体的にモールドしても良い。
及びインナコーン18の外周のテーパ面には、第２図に示
すように、それぞれ樹脂等で成形された摩擦材21,22が
貼り付けられている。上記摩擦材21,22は、その貼り付
け面に蟻溝状の凹溝21a,22aが形成されており、この摩
擦材21,22の凹溝21a,22aに、それぞれシンクロナイザリ
ング16の内周に形成した凸部16bとインナコーン18の外
周に形成した凸部18aとを嵌合させた状態で貼着されて
いる。なお、上記摩擦材21,22は接着剤等で貼着しても
良いが、樹脂等を一体的にモールドしても良い。
次いで、このように構成された同期噛合装置の動作を
説明する。まず、入力ギヤ20が図示しないカウンタギヤ
により回転駆動され、主軸10、クラッチハブ11及びイン
ナコーン18が回転していない状態において、シフト操作
によりシフタスリーブ12を矢印Ａ方向にシフトすると、
シンクロナイザキー13もシフタスリーブ12と共に移動し
てシンクロナイザリング16を押すため、シンクロナイザ
リング16のテーパ面が入力ギヤ20とともに回転している
アウタコーン17のコーン面と摩擦接触する。更にシフト
すると、アウタコーン17のテーパ面がインナコーン18の
コーン面と摩擦接触する。そしてインナコーン18及びシ
ンクロナイザリング16はアウタコーン17の回転に引き摺
られて所定の回転角だけ回転し同期が始まる。
説明する。まず、入力ギヤ20が図示しないカウンタギヤ
により回転駆動され、主軸10、クラッチハブ11及びイン
ナコーン18が回転していない状態において、シフト操作
によりシフタスリーブ12を矢印Ａ方向にシフトすると、
シンクロナイザキー13もシフタスリーブ12と共に移動し
てシンクロナイザリング16を押すため、シンクロナイザ
リング16のテーパ面が入力ギヤ20とともに回転している
アウタコーン17のコーン面と摩擦接触する。更にシフト
すると、アウタコーン17のテーパ面がインナコーン18の
コーン面と摩擦接触する。そしてインナコーン18及びシ
ンクロナイザリング16はアウタコーン17の回転に引き摺
られて所定の回転角だけ回転し同期が始まる。
この同期後にシフタスリーブ12のチャンファ12bがシ
ンクロナイザリング16のチャンファ16aを滑動する。更
にシフタスリーブ12が移動して、このチャンファ12bが
クラッチギヤ19のチャンファ19aを滑動して係合すると
変速が完了する。
ンクロナイザリング16のチャンファ16aを滑動する。更
にシフタスリーブ12が移動して、このチャンファ12bが
クラッチギヤ19のチャンファ19aを滑動して係合すると
変速が完了する。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明による変速機の同期噛合
装置では、シンクロナイザリングの内側にアウタコーン
及びインナコーンを配設したダブルコーンシンクロ機構
において、シンクロナイザリングの内周面及びインナコ
ーンの外周面に所定の摩擦材を貼り付けたことによりア
ウタコーンの厚さを十分に確保することができるため、
アウタコーンの剛性を高めることができると共に、円滑
な変速操作を行なうことができる。
装置では、シンクロナイザリングの内側にアウタコーン
及びインナコーンを配設したダブルコーンシンクロ機構
において、シンクロナイザリングの内周面及びインナコ
ーンの外周面に所定の摩擦材を貼り付けたことによりア
ウタコーンの厚さを十分に確保することができるため、
アウタコーンの剛性を高めることができると共に、円滑
な変速操作を行なうことができる。
また、本発明においては、シンクロナイザリングの内
周面及びインナコーンの外周面に摩擦材を貼り付ける際
に、摩擦材の貼り付け面に蟻溝状の凹溝を形成し、この
摩擦材の凹溝にシンクロナイザリングの内周面及びイン
ナコーンの外周面に形成した凸部を嵌合させて貼着した
ので、摩擦材の剥離や割れ等が発生せず、摩擦材の耐久
性を向上することができる。
周面及びインナコーンの外周面に摩擦材を貼り付ける際
に、摩擦材の貼り付け面に蟻溝状の凹溝を形成し、この
摩擦材の凹溝にシンクロナイザリングの内周面及びイン
ナコーンの外周面に形成した凸部を嵌合させて貼着した
ので、摩擦材の剥離や割れ等が発生せず、摩擦材の耐久
性を向上することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す変速機の同期噛合装置
の断面図、第２図は第１図の要部を示す説明図、第３図
は従来例の変速機の同期噛合装置を示す断面図である。 10……主軸、 11……クラッチハブ、 12……シフタスリーブ、 16……シンクロナイザリング、 16b……凸部、 17……アウタコーン、 18……インナコーン、 18a……凸部、 21,22……摩擦材、 21a,22a……凹溝。
の断面図、第２図は第１図の要部を示す説明図、第３図
は従来例の変速機の同期噛合装置を示す断面図である。 10……主軸、 11……クラッチハブ、 12……シフタスリーブ、 16……シンクロナイザリング、 16b……凸部、 17……アウタコーン、 18……インナコーン、 18a……凸部、 21,22……摩擦材、 21a,22a……凹溝。
Claims (2)
- 【請求項１】主軸にスプライン嵌合されたクラッチハブ
と、シフタスリーブの移動時に上記クラッチハブと一体
的に回転し、内周にテーパ面が形成されたシンクロナイ
ザリングと、外周に上記シンクロナイザリングのテーパ
面に対向するコーン面を形成すると共に、内周にテーパ
面を形成したアウタコーンと、外周に上記アウターコー
ンのテーパ面に対向するコーン面を形成したインナコー
ンとを備えたダブルコーンシンクロ機構において、上記
シンクロナイザリングの内周のテーパ面及びインナコー
ンの外周のコーン面に凸部をそれぞれ突出させ、前記凸
部に対応した蟻溝状の凹溝をそれぞれ形成された摩擦材
を上記テーパ面及びコーン面にそれぞれ貼り付けたこと
を特徴とする変速機の同期噛合装置。 - 【請求項２】上記摩擦材を上記テーパ面及びコーン面に
それぞれモールドしたことを特徴とする請求項１記載の
変速機の同期噛合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2321672A JP2618288B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 変速機の同期噛合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2321672A JP2618288B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 変速機の同期噛合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04191528A JPH04191528A (ja) | 1992-07-09 |
| JP2618288B2 true JP2618288B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=18135127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2321672A Expired - Fee Related JP2618288B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 変速機の同期噛合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2618288B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980052827A (ko) * | 1996-12-24 | 1998-09-25 | 박병재 | 변속기 용량 증대구조 |
| CN108317141B (zh) * | 2017-12-26 | 2019-08-16 | 武汉协和齿环有限公司 | 一种具有限位功能的贴碳工装 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS557414U (ja) * | 1978-06-29 | 1980-01-18 | ||
| JPS63150124U (ja) * | 1987-03-24 | 1988-10-03 | ||
| JPH01116224U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-04 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2321672A patent/JP2618288B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04191528A (ja) | 1992-07-09 |
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