JPH09280269A - シンクロナイザリング保持機構 - Google Patents
シンクロナイザリング保持機構Info
- Publication number
- JPH09280269A JPH09280269A JP11442796A JP11442796A JPH09280269A JP H09280269 A JPH09280269 A JP H09280269A JP 11442796 A JP11442796 A JP 11442796A JP 11442796 A JP11442796 A JP 11442796A JP H09280269 A JPH09280269 A JP H09280269A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synchro
- synchronizer ring
- key
- annular
- coupling sleeve
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】変速機の同期噛合機構におけるシンクロナイザ
リングの軸方向の動きを規制し、空転時のシンクロナイ
ザリングが被同期歯車又はシンクロコーンへの接触や同
期初期の傾きを防止し、焼付き，摩耗，同期初期性不
良，偏摩耗等が発生を防止した。 【解決手段】シンクロキー４の内周面と対面するシンク
ロナイザリング７の外周面に環状外溝１１を設け、この
環状外溝１１に環状のシンクロスプリング１２を嵌装
し、前記シンクロキー４の内周面に、中立位置において
前記シンクロナイザリング３の環状外溝１１と同位相で
対向する環状内溝１３を設け、シンクロキー４のシフト
時にシンクロスプリング１２を介してシンクロナイザリ
ング７を押し引きするようにした。
リングの軸方向の動きを規制し、空転時のシンクロナイ
ザリングが被同期歯車又はシンクロコーンへの接触や同
期初期の傾きを防止し、焼付き，摩耗，同期初期性不
良，偏摩耗等が発生を防止した。 【解決手段】シンクロキー４の内周面と対面するシンク
ロナイザリング７の外周面に環状外溝１１を設け、この
環状外溝１１に環状のシンクロスプリング１２を嵌装
し、前記シンクロキー４の内周面に、中立位置において
前記シンクロナイザリング３の環状外溝１１と同位相で
対向する環状内溝１３を設け、シンクロキー４のシフト
時にシンクロスプリング１２を介してシンクロナイザリ
ング７を押し引きするようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスミッショ
ンのシンクロナイザリング保持機構に関するものであ
る。
ンのシンクロナイザリング保持機構に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】変速機には、円滑な変速操作を行うため
に同期噛合機構が設けられている。この同期噛合機構
は、変速の際に同期側と被同期側の結合スプラインの回
転速度を摩擦力によって等しくするものである。
に同期噛合機構が設けられている。この同期噛合機構
は、変速の際に同期側と被同期側の結合スプラインの回
転速度を摩擦力によって等しくするものである。
【０００３】その一般的な構造は、カップリングスリー
ブと噛み合うため外周にスプラインを切ったシンクロナ
イザリングと、このシンクロナイザリングを被同期歯車
の摩擦面に直接又はシンクロコーンを介して押し付ける
シンクロキーとから構成されている。
ブと噛み合うため外周にスプラインを切ったシンクロナ
イザリングと、このシンクロナイザリングを被同期歯車
の摩擦面に直接又はシンクロコーンを介して押し付ける
シンクロキーとから構成されている。
【０００４】作動としては、カップリングスリーブはシ
ンクロキーと共に被同期歯車の方向に移動し、シンクロ
キーはシンクロナイザリングを被同期歯車の摩擦面に直
接又はシンクロコーンを介して接触するまで押し、この
接触により、シンクロナイザリングと被同期歯車との間
には相対回転があるため、シンクロナイザリングはキー
溝の隙間分だけ回転し、カップリングスリーブのチャン
ファとシンクロナイザリングのチャンファは相対する位
置となる。
ンクロキーと共に被同期歯車の方向に移動し、シンクロ
キーはシンクロナイザリングを被同期歯車の摩擦面に直
接又はシンクロコーンを介して接触するまで押し、この
接触により、シンクロナイザリングと被同期歯車との間
には相対回転があるため、シンクロナイザリングはキー
溝の隙間分だけ回転し、カップリングスリーブのチャン
ファとシンクロナイザリングのチャンファは相対する位
置となる。
【０００５】さらに、カップリングスリーブが移動する
と、カップリングスリーブとシンクロナイザリングのチ
ャンファどうしが接触し、シンクロナイザリングが被同
期歯車の摩擦面を押し、摩擦トルクガ発生して同期が行
われる。
と、カップリングスリーブとシンクロナイザリングのチ
ャンファどうしが接触し、シンクロナイザリングが被同
期歯車の摩擦面を押し、摩擦トルクガ発生して同期が行
われる。
【０００６】同期が終了すると摩擦トルクが消滅し、カ
ップリングスリーブがさらに移動してシンクロナイザリ
ングを押し分けて被同期歯車のスプラインと噛み合い、
変速が終了する。
ップリングスリーブがさらに移動してシンクロナイザリ
ングを押し分けて被同期歯車のスプラインと噛み合い、
変速が終了する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造におい
て、シンクロナイザリングは軸方向の規制がないため、
空転時にシンクロナイザリングが被同期歯車又はシンク
ロコーンに接触し、また、同期初期にシンクロナイザリ
ングが傾き易いため、クイックシフト時に傾いた状態で
接触し、空転時の焼付き，摩耗，同期初期性不良，偏摩
耗等が発生しやすい問題がある。
て、シンクロナイザリングは軸方向の規制がないため、
空転時にシンクロナイザリングが被同期歯車又はシンク
ロコーンに接触し、また、同期初期にシンクロナイザリ
ングが傾き易いため、クイックシフト時に傾いた状態で
接触し、空転時の焼付き，摩耗，同期初期性不良，偏摩
耗等が発生しやすい問題がある。
【０００８】本発明の目的は、シンクロナイザリングの
軸方向の動きを規制し、空転時のシンクロナイザリング
が被同期歯車又はシンクロコーンへの接触や同期初期の
傾きを防止し、焼付き，摩耗，同期初期性不良，偏摩耗
等の発生を防止したシンクロナイザリング保持機構を提
供することである。
軸方向の動きを規制し、空転時のシンクロナイザリング
が被同期歯車又はシンクロコーンへの接触や同期初期の
傾きを防止し、焼付き，摩耗，同期初期性不良，偏摩耗
等の発生を防止したシンクロナイザリング保持機構を提
供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、主軸にスプライン嵌合されたシン
クロハブと、カップリングスリーブの移動時に前記シン
クロハブと一体的に回転し、かつカップリングスリーブ
の移動方向に移動してシンクロナイザリングを被同期歯
車の摩擦面に直接又は被同期歯車にスプライン嵌合され
ているシンクロコーンを介して被同期歯車の摩擦面に押
し付けるシンクロキーとを備えたシンクロ機構におい
て、前記シンクロキーの内周面に、中立位置において前
記シンクロナイザリングの環状外溝と同位相で対向し、
シンクロキーのシフトではシンクロスプリングを介して
前記シンクロナイザリングを押し引きする環状内溝を設
けたことを特徴とするものである。
めの本発明の構成は、主軸にスプライン嵌合されたシン
クロハブと、カップリングスリーブの移動時に前記シン
クロハブと一体的に回転し、かつカップリングスリーブ
の移動方向に移動してシンクロナイザリングを被同期歯
車の摩擦面に直接又は被同期歯車にスプライン嵌合され
ているシンクロコーンを介して被同期歯車の摩擦面に押
し付けるシンクロキーとを備えたシンクロ機構におい
て、前記シンクロキーの内周面に、中立位置において前
記シンクロナイザリングの環状外溝と同位相で対向し、
シンクロキーのシフトではシンクロスプリングを介して
前記シンクロナイザリングを押し引きする環状内溝を設
けたことを特徴とするものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１において、１は主軸であり、２
は前記主軸１にスプライン嵌合されたシンクロハブであ
る。このシンクロハブ２にはカップリングスリーブ３が
軸線方向に移動可能にスプライン嵌合されており、カッ
プリングスリーブ３とシンクロハブ２との間にカップリ
ングスリーブ３の移動時に前記シンクロハブ２と一体的
に回転し、かつカップリングスリーブ３の移動方向に移
動するシンクロキー４が介装されている。
基づいて説明する。図１において、１は主軸であり、２
は前記主軸１にスプライン嵌合されたシンクロハブであ
る。このシンクロハブ２にはカップリングスリーブ３が
軸線方向に移動可能にスプライン嵌合されており、カッ
プリングスリーブ３とシンクロハブ２との間にカップリ
ングスリーブ３の移動時に前記シンクロハブ２と一体的
に回転し、かつカップリングスリーブ３の移動方向に移
動するシンクロキー４が介装されている。
【００１１】前記シンクロキー４の上面中央には突部４
ａが形成され、カップリングスリーブ３には、前記突部
４ａに係脱する凹溝３ａ，３ｂ，３ｃが中央と左右端の
３個所に設けられている。
ａが形成され、カップリングスリーブ３には、前記突部
４ａに係脱する凹溝３ａ，３ｂ，３ｃが中央と左右端の
３個所に設けられている。
【００１２】前記シンクロハブ２の左側には被同期歯車
５が隣接して前記主軸１に回転自在に軸承されており、
この被同期歯車５にはシンクロコーン６がスプライン嵌
合している。
５が隣接して前記主軸１に回転自在に軸承されており、
この被同期歯車５にはシンクロコーン６がスプライン嵌
合している。
【００１３】前記シンクロコーン６には摩擦面を有し、
この摩擦面に接触するシンクロナイザリング７が前記シ
ンクロキー４とシンクロコーン６との間に配置してい
る。
この摩擦面に接触するシンクロナイザリング７が前記シ
ンクロキー４とシンクロコーン６との間に配置してい
る。
【００１４】前記シンクロハブ２の右側にはインナコー
ン９が主軸１にスプライン嵌合されており、このインナ
コーン９とシンクロナイザリング７との間にはクラッチ
ギヤ１０に回転方向を係合したアウタコーン８が設けら
れている。
ン９が主軸１にスプライン嵌合されており、このインナ
コーン９とシンクロナイザリング７との間にはクラッチ
ギヤ１０に回転方向を係合したアウタコーン８が設けら
れている。
【００１５】本発明は、上記の構成において、シンクロ
キー４の内周面と対面するシンクロナイザリング７の外
周面に環状外溝１１を設け、この環状外溝１１に環状の
シンクロスプリング１２を嵌装し、前記シンクロキー４
の内周面に、中立位置において前記シンクロナイザリン
グ７の環状外溝１１と同位相で対向する環状内溝１３を
設けたものである。
キー４の内周面と対面するシンクロナイザリング７の外
周面に環状外溝１１を設け、この環状外溝１１に環状の
シンクロスプリング１２を嵌装し、前記シンクロキー４
の内周面に、中立位置において前記シンクロナイザリン
グ７の環状外溝１１と同位相で対向する環状内溝１３を
設けたものである。
【００１６】次に本発明の動作について図４によって説
明する。図４（ａ）は図１にも示すように中立状態であ
る。この中立状態では、カップリングスリーブ３の中央
の凹溝３ａがシンクロキー４の突部４ａが係合してお
り、シンクロナイザリング７の環状外溝１１とシンクロ
キー４の環状内溝１３とは同位相で対向し、シンクロス
プリング１２を挾んでいる。
明する。図４（ａ）は図１にも示すように中立状態であ
る。この中立状態では、カップリングスリーブ３の中央
の凹溝３ａがシンクロキー４の突部４ａが係合してお
り、シンクロナイザリング７の環状外溝１１とシンクロ
キー４の環状内溝１３とは同位相で対向し、シンクロス
プリング１２を挾んでいる。
【００１７】従って、この中立状態では、シンクロナイ
ザリング７はシンクロスプリング１２による軸方向の規
制によって、空転時にシンクロコーン６への接触が防止
され空転時の焼付き，摩耗を防止する。
ザリング７はシンクロスプリング１２による軸方向の規
制によって、空転時にシンクロコーン６への接触が防止
され空転時の焼付き，摩耗を防止する。
【００１８】上記の中立状態から図４（ｂ）で示すよう
に、カップリングスリーブ３を被同期歯車５の左方へ移
動すると、中央の凹溝３ａが突部４ａに係合しているシ
ンクロキー４も同方向に移動し、シンクロキー４の環状
内溝１３がシンクロスプリング１２を押し、シンクロス
プリング１２に作用する押動力がシンクロナイザリング
７の環状外溝１１に作用してシンクロナイザリング７は
シンクロコーン６の摩擦面に接触する。
に、カップリングスリーブ３を被同期歯車５の左方へ移
動すると、中央の凹溝３ａが突部４ａに係合しているシ
ンクロキー４も同方向に移動し、シンクロキー４の環状
内溝１３がシンクロスプリング１２を押し、シンクロス
プリング１２に作用する押動力がシンクロナイザリング
７の環状外溝１１に作用してシンクロナイザリング７は
シンクロコーン６の摩擦面に接触する。
【００１９】この時、シンクロナイザリング７はシンク
ロキー４との間に挾まれているシンクロスプリング１２
の支えによって傾きが阻止され、カップリングスリーブ
３に対し平行を保ち、同期初期に置けるシンクロナイザ
リングの傾きを防止し、偏摩耗の防止と同期初期性を向
上する。
ロキー４との間に挾まれているシンクロスプリング１２
の支えによって傾きが阻止され、カップリングスリーブ
３に対し平行を保ち、同期初期に置けるシンクロナイザ
リングの傾きを防止し、偏摩耗の防止と同期初期性を向
上する。
【００２０】前記シンクロナイザリング７がシンクロコ
ーン６の摩擦面に接触することにより、シンクロナイザ
リング７とシンクロコーン６との間には相対回転がある
ため、シンクロナイザリング７はキー溝の隙間分だけ回
転し、カップリングスリーブ３のチャンファとシンクロ
ナイザリング７のチャンファは相対する位置となる。
ーン６の摩擦面に接触することにより、シンクロナイザ
リング７とシンクロコーン６との間には相対回転がある
ため、シンクロナイザリング７はキー溝の隙間分だけ回
転し、カップリングスリーブ３のチャンファとシンクロ
ナイザリング７のチャンファは相対する位置となる。
【００２１】さらに、カップリングスリーブ３が移動す
ると、図４（ｃ）で示すように、カップリングスリーブ
３とシンクロナイザリング７のチャンファどうしが接触
し、同期が行われる。
ると、図４（ｃ）で示すように、カップリングスリーブ
３とシンクロナイザリング７のチャンファどうしが接触
し、同期が行われる。
【００２２】この同期が終了すると摩擦トルクが消滅
し、図４（ｄ）及び図３で示すように、カップリングス
リーブ３がさらに移動してシンクロナイザリング７を押
し分けて被同期歯車５のスプラインと噛み合い、変速が
終了する。
し、図４（ｄ）及び図３で示すように、カップリングス
リーブ３がさらに移動してシンクロナイザリング７を押
し分けて被同期歯車５のスプラインと噛み合い、変速が
終了する。
【００２３】この時、カップリングスリーブ３とシンク
ロキー４とは相対移動し、カップリングスリーブ３の中
央の凹溝３ａはシンクロキー４の突部４ａから係合が外
れた状態になる。
ロキー４とは相対移動し、カップリングスリーブ３の中
央の凹溝３ａはシンクロキー４の突部４ａから係合が外
れた状態になる。
【００２４】前記図４（ａ）の中立位置から図４（ｅ）
で示すように逆方向にシフトしたときは、カップリング
スリーブ３の左端の凹溝３ｂがシンクロキー４の突部４
ａに係合してシンクロキー４を右方に引き動かし、シン
クロキー４の環状内溝１３がシンクロスプリング１２を
介してシンクロナイザリング７をシンクロコーン６から
確実に引き離す。
で示すように逆方向にシフトしたときは、カップリング
スリーブ３の左端の凹溝３ｂがシンクロキー４の突部４
ａに係合してシンクロキー４を右方に引き動かし、シン
クロキー４の環状内溝１３がシンクロスプリング１２を
介してシンクロナイザリング７をシンクロコーン６から
確実に引き離す。
【００２５】前記の動作は図１において、シンクロハブ
２の左側について説明したが、シンクロハブ２の右側に
おいても、同様な作動を行い同様な作用効果を奏する。
２の左側について説明したが、シンクロハブ２の右側に
おいても、同様な作動を行い同様な作用効果を奏する。
【００２６】また、上記の実施例ではシンクロコーン６
やアウタコーン８，インナコーン９のダブルコーンシン
クロ機構で説明したが、これらのシンクロコーン６やダ
ブルコーンシンクロ機構ではなく、シンクロナイザリン
グ７を被同期歯車５の摩擦面に直接接触するボルグワー
ナ式と呼ばれている同期噛合機構にも本発明は適用する
ことができる。
やアウタコーン８，インナコーン９のダブルコーンシン
クロ機構で説明したが、これらのシンクロコーン６やダ
ブルコーンシンクロ機構ではなく、シンクロナイザリン
グ７を被同期歯車５の摩擦面に直接接触するボルグワー
ナ式と呼ばれている同期噛合機構にも本発明は適用する
ことができる。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、中立
状態における空転時にシンクロナイザリングがシンクロ
コーンあるいは被同期歯車への接触を防止し、空転時の
焼付き，摩耗防止する。また、同期初期にシンクロナイ
ザリングの傾きを防止し、同期初期性不良，偏摩耗を防
止する効果を有するものである。
状態における空転時にシンクロナイザリングがシンクロ
コーンあるいは被同期歯車への接触を防止し、空転時の
焼付き，摩耗防止する。また、同期初期にシンクロナイ
ザリングの傾きを防止し、同期初期性不良，偏摩耗を防
止する効果を有するものである。
【図１】本発明の中立状態の断面図
【図２】図１のＡ矢視断面図
【図３】本発明の同期噛合状態の断面図
【図４】本発明の作動説明図
１ 主軸 ２ シンクロハブ ３ カップリングスリーブ ３ａ 凹溝 ３ｂ 凹溝 ３ｃ 凹溝 ４ シンクロキー ４ａ 突部 ５ 被同期歯車 ６ シンクロコーン ７ シンクロナイザリング ８ アウタコーン ９ インナコーン １０ クラッチギヤ １１ 環状外溝 １２ シンクロスプリング １３ 環状内溝
Claims (1)
- 【請求項１】 主軸にスプライン嵌合されたシンクロハ
ブと、カップリングスリーブの移動時に前記シンクロハ
ブと一体的に回転し、かつカップリングスリーブの移動
方向に移動してシンクロナイザリングを被同期歯車の摩
擦面に直接又は被同期歯車にスプライン嵌合されている
シンクロコーンを介して被同期歯車の摩擦面に押し付け
るシンクロキーとを備えたシンクロ機構において、 前記シンクロキーの内周面と対面するシンクロナイザリ
ングの外周面に環状外溝を設け、この環状外溝に環状の
シンクロスプリングを嵌装し、 前記シンクロキーの内周面に、中立位置において前記シ
ンクロナイザリングの環状外溝と同位相で対向し、シン
クロキーのシフトではシンクロスプリングを介して前記
シンクロナイザリングを押し引きする環状内溝を設けた
ことを特徴とするシンクロナイザリング保持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11442796A JPH09280269A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | シンクロナイザリング保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11442796A JPH09280269A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | シンクロナイザリング保持機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09280269A true JPH09280269A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14637451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11442796A Pending JPH09280269A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | シンクロナイザリング保持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09280269A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010054775A (ko) * | 1999-12-08 | 2001-07-02 | 이계안 | 수동 변속기용 키리스 동기장치 |
| JP2010031999A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Aisin Ai Co Ltd | 動力伝達装置 |
| JP2014029167A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Aisin Ai Co Ltd | 動力伝達装置 |
| CN111322321A (zh) * | 2020-02-20 | 2020-06-23 | 东风商用车有限公司 | 一种同步器及变速箱 |
| CN111894999A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-11-06 | 东风商用车有限公司 | 一种新型惯性式同步器总成 |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP11442796A patent/JPH09280269A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010054775A (ko) * | 1999-12-08 | 2001-07-02 | 이계안 | 수동 변속기용 키리스 동기장치 |
| JP2010031999A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Aisin Ai Co Ltd | 動力伝達装置 |
| JP2014029167A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Aisin Ai Co Ltd | 動力伝達装置 |
| CN111322321A (zh) * | 2020-02-20 | 2020-06-23 | 东风商用车有限公司 | 一种同步器及变速箱 |
| CN111894999A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-11-06 | 东风商用车有限公司 | 一种新型惯性式同步器总成 |
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