JPS58137627A - 同期噛合装置 - Google Patents
同期噛合装置Info
- Publication number
- JPS58137627A JPS58137627A JP57020945A JP2094582A JPS58137627A JP S58137627 A JPS58137627 A JP S58137627A JP 57020945 A JP57020945 A JP 57020945A JP 2094582 A JP2094582 A JP 2094582A JP S58137627 A JPS58137627 A JP S58137627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert member
- balk
- coupling sleeve
- insert
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D23/0612—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation the blocking mechanism comprising a radial pin in an axial slot with at least one branch
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車用変速機に用いるワーナ型同期噛合装
置に関し、特に、インサートとインサートを半径方向に
押圧しているスプレッドスプリングを一体化して装置の
簡略化を図るようにしたワーナ型同期噛合装置に関する
。
置に関し、特に、インサートとインサートを半径方向に
押圧しているスプレッドスプリングを一体化して装置の
簡略化を図るようにしたワーナ型同期噛合装置に関する
。
従来、乗用車等の小型車両の変速機に用いられるワーナ
タイプの同期噛合装置は、例えば第１図に示すように、
メーンシャフトＩＫシンクロハブ２をスプライン嵌合に
より固着し、シンクロハブ２の外周に切ったスプライン
に対しシフトフォーク３により軸方向に移動するカップ
リングスリーブ４を嵌め合せ、シンクロハブ２にはメー
ンシャフト１と平行に３つの切欠きが形成され、この切
欠きにスプレッドスプリング５ＩＣより半径方向に抑圧
されたインサート部材６を嵌め入れ、インサート部材６
は１通常、スプレッドスプリング５に押されてカップリ
ンゲスＩＪ−ブ４の内局溝に係着している。また、シン
クロハブ２と、メーンシャフト１に回転自在に軸挿した
両側の変速ギヤ７．８との間にはボークリング（シンク
ロリング） ９ 、１０が介在され、シフトフォーク３
によりカップリングスリーブ４を、例えば左１１１１に
移動すると、スプレッドスプリング５の張力を受け【い
るインサート部材６が一諸に動き、インサート部材６の
端面でボークリング９を変速ギヤ７１１１に押し、変速
ギヤ７と一体に形成しているクラッチギヤ１１のコーン
摺動面１３にボークリング９の円錐摺動面１５が接触し
、摩擦トルクを生じて変速ギヤ７とポークリング９０回
転が同期し、更に、＆−クリング９のクラッチギヤ９ａ
にカップリングスリーブ４のスプラインが噛み込んで行
くことで、ボークリング９を介して変速ギヤ７とカップ
リングスリーブの同期が進み、ボークリング９が更に押
されて完全に同期すると、インサート部材６を押し下げ
てカップリングスリーブ４がクラッチギヤＩＨｍ噛み込
み、メインシャフト１の動力を変速ギヤ７に伝達する。
タイプの同期噛合装置は、例えば第１図に示すように、
メーンシャフトＩＫシンクロハブ２をスプライン嵌合に
より固着し、シンクロハブ２の外周に切ったスプライン
に対しシフトフォーク３により軸方向に移動するカップ
リングスリーブ４を嵌め合せ、シンクロハブ２にはメー
ンシャフト１と平行に３つの切欠きが形成され、この切
欠きにスプレッドスプリング５ＩＣより半径方向に抑圧
されたインサート部材６を嵌め入れ、インサート部材６
は１通常、スプレッドスプリング５に押されてカップリ
ンゲスＩＪ−ブ４の内局溝に係着している。また、シン
クロハブ２と、メーンシャフト１に回転自在に軸挿した
両側の変速ギヤ７．８との間にはボークリング（シンク
ロリング） ９ 、１０が介在され、シフトフォーク３
によりカップリングスリーブ４を、例えば左１１１１に
移動すると、スプレッドスプリング５の張力を受け【い
るインサート部材６が一諸に動き、インサート部材６の
端面でボークリング９を変速ギヤ７１１１に押し、変速
ギヤ７と一体に形成しているクラッチギヤ１１のコーン
摺動面１３にボークリング９の円錐摺動面１５が接触し
、摩擦トルクを生じて変速ギヤ７とポークリング９０回
転が同期し、更に、＆−クリング９のクラッチギヤ９ａ
にカップリングスリーブ４のスプラインが噛み込んで行
くことで、ボークリング９を介して変速ギヤ７とカップ
リングスリーブの同期が進み、ボークリング９が更に押
されて完全に同期すると、インサート部材６を押し下げ
てカップリングスリーブ４がクラッチギヤＩＨｍ噛み込
み、メインシャフト１の動力を変速ギヤ７に伝達する。
しかしながら、従来のワーナ型同期噛合装置は、シンク
ロハブ２、カップリングスリーブ４、ボークリング９，
１０．スプレッドスプリング５及びインサート部材６で
構成され、ギヤの入れ替えに無理がなく、変速量やギヤ
の破損を起すことがないという利点を有するものの、例
えば大型車に用いられるピンタイプの同期噛合装電に比
べて部品点数が多く、且つ構造も複雑でありた。
ロハブ２、カップリングスリーブ４、ボークリング９，
１０．スプレッドスプリング５及びインサート部材６で
構成され、ギヤの入れ替えに無理がなく、変速量やギヤ
の破損を起すことがないという利点を有するものの、例
えば大型車に用いられるピンタイプの同期噛合装電に比
べて部品点数が多く、且つ構造も複雑でありた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、ワーナ型同期噛
合装置の部品点数を像域して構造を簡略化するため、イ
ンサート部材を、上部にスリーブ係着部を形成すると共
に両側にボーク当接部を形成し下部Ｋ ／ｓプ当接部を
形成した屈曲形状を有する半径方向に抑圧変形自在な板
ノ（ネ部材で構成してスプレッドスプリングを不要とす
ることにより上記問題点を解決することを目的としてい
る。
合装置の部品点数を像域して構造を簡略化するため、イ
ンサート部材を、上部にスリーブ係着部を形成すると共
に両側にボーク当接部を形成し下部Ｋ ／ｓプ当接部を
形成した屈曲形状を有する半径方向に抑圧変形自在な板
ノ（ネ部材で構成してスプレッドスプリングを不要とす
ることにより上記問題点を解決することを目的としてい
る。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第２図は、本発明の一実施例を軸方向の半断面にて示し
た説明図である。
た説明図である。
まず構成を説明すると、１はメーンシャフトでシンクロ
ハブ２をスプライン嵌合により固定し、シンクロハブ２
は、外周にもスプラインが切られており、この外周スプ
ラインにカップリングスリーブ４が内周１１ｆＫ形成し
たスプライン４ａＫより軸方向に移動自在に噛み合って
いる。
ハブ２をスプライン嵌合により固定し、シンクロハブ２
は、外周にもスプラインが切られており、この外周スプ
ラインにカップリングスリーブ４が内周１１ｆＫ形成し
たスプライン４ａＫより軸方向に移動自在に噛み合って
いる。
又、シンク薗ハブ２の外周には軸に平行な切欠きを３箇
所に設けており、３箇所に設けた切欠−の中に、後の説
明で明らかｋする）（ネ板の屈曲形状で構成されたイン
サート部材加を嵌め入れており、図示の状態におい【イ
ンサート部材美は、カップリングスリーブ４のスプライ
ン４ａの中央の溝に係着されている。
所に設けており、３箇所に設けた切欠−の中に、後の説
明で明らかｋする）（ネ板の屈曲形状で構成されたイン
サート部材加を嵌め入れており、図示の状態におい【イ
ンサート部材美は、カップリングスリーブ４のスプライ
ン４ａの中央の溝に係着されている。
シンク−ハブ２の両側のメーンシャフト１には、変速ギ
ヤ７．８が回転自在に軸挿され、変速ギヤ７．８はジン
クロノ１ブ２１ｊ１１にクラッチギヤ１１ 、１２を一
体に形成しており、このクラッチギヤ１１ 、１２の端
面にはコーン摺動面１４が形成されている。クラッチギ
ヤ１１ 、１２のそれぞれとシンクロハブ２との間には
、クラッチギヤ側のコーン摺動面１３ 、１４に嵌り合
う円錐摺動面１５ 、１６を一体に備えたボークリング
（シンクロリング）９．１０のそれぞれが介在され、ボ
ークリング９゜１０は外周にクラッチギヤ１１ 、１２
と同一ピッチのクラッチギヤ９ｍ、１０ａを一体に形成
している。又。
ヤ７．８が回転自在に軸挿され、変速ギヤ７．８はジン
クロノ１ブ２１ｊ１１にクラッチギヤ１１ 、１２を一
体に形成しており、このクラッチギヤ１１ 、１２の端
面にはコーン摺動面１４が形成されている。クラッチギ
ヤ１１ 、１２のそれぞれとシンクロハブ２との間には
、クラッチギヤ側のコーン摺動面１３ 、１４に嵌り合
う円錐摺動面１５ 、１６を一体に備えたボークリング
（シンクロリング）９．１０のそれぞれが介在され、ボ
ークリング９゜１０は外周にクラッチギヤ１１ 、１２
と同一ピッチのクラッチギヤ９ｍ、１０ａを一体に形成
している。又。
ボークリング９．ｌＯの側面にはインサート部材加が嵌
り込む切欠きが３箇所に設けられており、インサート部
材加の嵌り込みｋよりボークリング９．１０の回転方向
の動きを制限している。この変速ギヤ７．８側のクラッ
チギヤ１１ 、１２．ボークリング９．１０及びシンク
ロハブ２とカップリングスリーブ４との関に介在したイ
ンサート部材加との関係は、変速ギヤ８側を平面的に取
り出して示した第３図に示すように、シンクロハブ２と
カップリングスリーブ４との間に介在されたインサート
部材ｌの端部は、ボークリングｌＯの端面に形成された
切欠き１０ｂに嵌り込んで回転方向の動きを制限してお
り、ボークリング１０に形成した切欠き１０ｂの幅はイ
ンサート部材Ｉの幅より多少広く、この為ボークリング
１０はカップリングスリーブ４の斜線で示すスプライン
４ａの半ピツチよりやや小さい角度だけ回転方向ＩＣお
いて左右に−動くことかで會る。
り込む切欠きが３箇所に設けられており、インサート部
材加の嵌り込みｋよりボークリング９．１０の回転方向
の動きを制限している。この変速ギヤ７．８側のクラッ
チギヤ１１ 、１２．ボークリング９．１０及びシンク
ロハブ２とカップリングスリーブ４との関に介在したイ
ンサート部材加との関係は、変速ギヤ８側を平面的に取
り出して示した第３図に示すように、シンクロハブ２と
カップリングスリーブ４との間に介在されたインサート
部材ｌの端部は、ボークリングｌＯの端面に形成された
切欠き１０ｂに嵌り込んで回転方向の動きを制限してお
り、ボークリング１０に形成した切欠き１０ｂの幅はイ
ンサート部材Ｉの幅より多少広く、この為ボークリング
１０はカップリングスリーブ４の斜線で示すスプライン
４ａの半ピツチよりやや小さい角度だけ回転方向ＩＣお
いて左右に−動くことかで會る。
再び第２図を参照するに、カップリングスリーブ４の外
周面にはフォーク溝１８が形成され、このフォーク溝１
８に７オークロツド１７ Ｋ ｌ！Ｉ ｆｆｌしたシフ
トフォーク３が嵌合し、シ７トレ／（−１Ｆ）操作によ
るシフトフォーク３の軸方向の移Ｉｎよりカップリング
スリーブ４を変速ギヤ８又は７＠忙移動させるよう、に
シている。
周面にはフォーク溝１８が形成され、このフォーク溝１
８に７オークロツド１７ Ｋ ｌ！Ｉ ｆｆｌしたシフ
トフォーク３が嵌合し、シ７トレ／（−１Ｆ）操作によ
るシフトフォーク３の軸方向の移Ｉｎよりカップリング
スリーブ４を変速ギヤ８又は７＠忙移動させるよう、に
シている。
尚、ボークリング９，１０は耐摩耗性を得るために鋼合
金で作られており、ボークリング９゜１０の円錐摺動面
１５ 、１６には変速ギヤ７．８１１１１のコーン摺動
面１３ 、１４に接触した時に適度な＊擦トルクが得ら
れるように山型のネジ状溝を設けている。
金で作られており、ボークリング９゜１０の円錐摺動面
１５ 、１６には変速ギヤ７．８１１１１のコーン摺動
面１３ 、１４に接触した時に適度な＊擦トルクが得ら
れるように山型のネジ状溝を設けている。
第４図は、第２図の実施例におけるインサート部材美を
取り出して示したもので、第５図にその側面図を示す。
取り出して示したもので、第５図にその側面図を示す。
すなわち、インサート部材Ｉは厚さ０．５〜０．８ｍの
鋼板を第４図に示すように、上＊にスリーブ係合部ρを
突接するとともに、左右にボーク当接部冴を形成し、下
部にバネ板の端部の屈曲によりハブ当接部漢を一体に形
成したバネ板部材でなり、図示の形状に屈曲した後に熱
処理によりバネ板部材としての剛性を持たせ曵おり、ボ
ーグ当接部２４に対する左右の荷重に対しては図示の形
状を保ち、スリーブ係合部ρとハブ当接部あとの間に加
わる上下方向の荷重については、ボーグ当接部潤儒を支
点とする変形を起すように構成している。
鋼板を第４図に示すように、上＊にスリーブ係合部ρを
突接するとともに、左右にボーク当接部冴を形成し、下
部にバネ板の端部の屈曲によりハブ当接部漢を一体に形
成したバネ板部材でなり、図示の形状に屈曲した後に熱
処理によりバネ板部材としての剛性を持たせ曵おり、ボ
ーグ当接部２４に対する左右の荷重に対しては図示の形
状を保ち、スリーブ係合部ρとハブ当接部あとの間に加
わる上下方向の荷重については、ボーグ当接部潤儒を支
点とする変形を起すように構成している。
次に作用を鹸明する。
第２図の実施例から明らかなように、本発明の同期噛合
装ｆにおいては、第４．５図に示すバネ板部材として作
られたインサート部材加をシンクロハブ２の外周切欠き
に介在させており、インサート部材蜀自体の有する弾発
力により上部のスリーブ係合部ｎをカップリングスリー
ブ４の内周中央の溝に押し込んでおり、このためインサ
ート部材加を半径方向に抑圧するスプレッドスプリング
は用いられていない。
装ｆにおいては、第４．５図に示すバネ板部材として作
られたインサート部材加をシンクロハブ２の外周切欠き
に介在させており、インサート部材蜀自体の有する弾発
力により上部のスリーブ係合部ｎをカップリングスリー
ブ４の内周中央の溝に押し込んでおり、このためインサ
ート部材加を半径方向に抑圧するスプレッドスプリング
は用いられていない。
この状態でシフトレバ−の変速操作により、例えばシフ
トフォーク３によりカップリングスリーブ４が変速ギヤ
８１１１１移動されたとすると、インサート部材加は、
そのバネ作用によりカップリングスリーブ４に嵌り込ん
でいるのでカップリングスリーブ４と一諸に動き、第３
図に取り出して示すようにインサート部材Ｉのボーク当
接＠Ｊ２４でボークリング１０を押し、このためボーク
リングｌＯの円錐摺動面１６がクラッチギヤ１２のコー
ン摺＃面１４に接触する。この時、クラッチギヤ１２と
ボークリング１０の回転は同期していないので、クラッ
チギヤ１２の回転に引きづられてボークリング１０が回
り、ボークリング１０の切欠き１０ｂの側端面がインナ
ート部材（９）の横面に当って止まり、ボークリングｌ
Ｏのクラッチギヤ１０Ｍとカップリングスリーブ４のス
プライン４１がお互いに相対し、クラッチギヤｌＯａと
カップリングスリーブ４のスプライン４ａの歯端に形成
したエツジの傾斜面で接触を始める。このため、ボーク
リング１０は更にクラッチギヤ１２側に押しつけられる
ようｋなって円錐摺動面１６とコーン摺動面１４との接
触による摩擦トルクを生じ、クラッチギヤ１２とカップ
リングスリーブ４がボークリング１０の接触摩擦を介し
て同期回転を行なうよ５になる。
トフォーク３によりカップリングスリーブ４が変速ギヤ
８１１１１移動されたとすると、インサート部材加は、
そのバネ作用によりカップリングスリーブ４に嵌り込ん
でいるのでカップリングスリーブ４と一諸に動き、第３
図に取り出して示すようにインサート部材Ｉのボーク当
接＠Ｊ２４でボークリング１０を押し、このためボーク
リングｌＯの円錐摺動面１６がクラッチギヤ１２のコー
ン摺＃面１４に接触する。この時、クラッチギヤ１２と
ボークリング１０の回転は同期していないので、クラッ
チギヤ１２の回転に引きづられてボークリング１０が回
り、ボークリング１０の切欠き１０ｂの側端面がインナ
ート部材（９）の横面に当って止まり、ボークリングｌ
Ｏのクラッチギヤ１０Ｍとカップリングスリーブ４のス
プライン４１がお互いに相対し、クラッチギヤｌＯａと
カップリングスリーブ４のスプライン４ａの歯端に形成
したエツジの傾斜面で接触を始める。このため、ボーク
リング１０は更にクラッチギヤ１２側に押しつけられる
ようｋなって円錐摺動面１６とコーン摺動面１４との接
触による摩擦トルクを生じ、クラッチギヤ１２とカップ
リングスリーブ４がボークリング１０の接触摩擦を介し
て同期回転を行なうよ５になる。
すなわち、クラッチギヤ１２を一体に形成している変速
ギヤ８がカップリングスリーブ４と同期回転を行なうよ
うＫなり、両者が完全に同期すると、カップリングスリ
ーブ４はインサート部材側を押し下げてボークリング１
０のクラッチギヤ１伽を介して変速ギヤ８のクラッチギ
ヤ１２に完全に嵌り込み、メーンシャフトｌの動力を変
速ギヤ８に伝達するようになる。この賓速ギヤ８とカッ
プリングスリーブ４が完全に同期した時のクラッチギヤ
１２への噛み込み時におけるインサート部材側の押し下
げは、インサート部材側が半径方向に変形可能なバネ＃
造を備えていることから、カップリングスリーブ４の移
動に対し、上部のスリーブ係合部ｎが下方に押し下げら
れることでカップリングスリーブ４な変速ギヤ８のクラ
ッチギヤ１２に容易に噛み込ませることができる。
ギヤ８がカップリングスリーブ４と同期回転を行なうよ
うＫなり、両者が完全に同期すると、カップリングスリ
ーブ４はインサート部材側を押し下げてボークリング１
０のクラッチギヤ１伽を介して変速ギヤ８のクラッチギ
ヤ１２に完全に嵌り込み、メーンシャフトｌの動力を変
速ギヤ８に伝達するようになる。この賓速ギヤ８とカッ
プリングスリーブ４が完全に同期した時のクラッチギヤ
１２への噛み込み時におけるインサート部材側の押し下
げは、インサート部材側が半径方向に変形可能なバネ＃
造を備えていることから、カップリングスリーブ４の移
動に対し、上部のスリーブ係合部ｎが下方に押し下げら
れることでカップリングスリーブ４な変速ギヤ８のクラ
ッチギヤ１２に容易に噛み込ませることができる。
勿論、変速ギヤ８のクラッチギヤ１２ Ｋ ＋瘤み込ま
せたカップリングスリーブ４を第２図の位置に戻した場
合忙は、インサート部材側の反発力によりインサート部
材（至）は元の形状に押し戻され、上部のスリーブ係合
部ηをカップリングスリーブ４の内周中央のｇ＜嵌増さ
せるようＫなる。
せたカップリングスリーブ４を第２図の位置に戻した場
合忙は、インサート部材側の反発力によりインサート部
材（至）は元の形状に押し戻され、上部のスリーブ係合
部ηをカップリングスリーブ４の内周中央のｇ＜嵌増さ
せるようＫなる。
第６図は、本発明で用いるインサート部材の他の実施例
を示したもので、＠７図にその側面図を示す。
を示したもので、＠７図にその側面図を示す。
第６，７図において、インサート部材Ｉはバネ板部材の
端部を下部のハブ当接部あを中心に左右にボーク当接部
Ｕを形成するとともに、上部にスリーブ係合部（を形成
して端部をスリーブ係合部３２に、終端させたことを特
徴とするもので、その基本形状は第４図の実施例に示す
インサート部材Ｊと同じであり、上部のスリーブ係合部
羽が分割されていることから、ギヤシフト時のカップリ
ングスリーブの移動による押し下げに対する変形が容易
になるという利点を有する。
端部を下部のハブ当接部あを中心に左右にボーク当接部
Ｕを形成するとともに、上部にスリーブ係合部（を形成
して端部をスリーブ係合部３２に、終端させたことを特
徴とするもので、その基本形状は第４図の実施例に示す
インサート部材Ｊと同じであり、上部のスリーブ係合部
羽が分割されていることから、ギヤシフト時のカップリ
ングスリーブの移動による押し下げに対する変形が容易
になるという利点を有する。
第８図は、本発明の同期噛合装置で用いるインサート部
材の他の実施例を示したもので、第９図にその＠面図を
示す。
材の他の実施例を示したもので、第９図にその＠面図を
示す。
この実施例は、板バネ部材を下部ハブ当接部４６を中心
として上方に屈曲させて左右に分割されたスリーブ係合
部４２を形成し、このスリーブ係合部４２より両側に延
在してボーク当接部材を一体に屈曲形成させたことを特
徴とし、第４゜６図の実施例に較ベインサート部材４０
を形成する板バネ部材の長さを短かくすることが出来る
。
として上方に屈曲させて左右に分割されたスリーブ係合
部４２を形成し、このスリーブ係合部４２より両側に延
在してボーク当接部材を一体に屈曲形成させたことを特
徴とし、第４゜６図の実施例に較ベインサート部材４０
を形成する板バネ部材の長さを短かくすることが出来る
。
尚、第４．６．８図に示したインサート部材２０．３０
及び４０のうち、最も強度的に優れているのは第４図に
示すインサート部材側であるが、第６，８図に示す形状
を有するインサート部材（至）、４０についても伝達ト
ルクの小さい変速機の同期噛合装［Ｋついては、十分に
適用できる。
及び４０のうち、最も強度的に優れているのは第４図に
示すインサート部材側であるが、第６，８図に示す形状
を有するインサート部材（至）、４０についても伝達ト
ルクの小さい変速機の同期噛合装［Ｋついては、十分に
適用できる。
以上説明してきたように１本発明によれば、その構成を
ワーナ型同期噛合装置に用いるインサート部材を、上部
にスリーブ装層部を形成するとともに両側にボーク当接
部を形成し、下部にハブ当接部を形成した屈曲形状を有
する半径方向に押圧変形自在なバネ板部材で構成するよ
うにしたため、インサート部材自体がスプレッドスプリ
ングとしての作用を有することから、従来のワーナ型同
期噛合装置に用いていたスプレッドスプリングが不要と
なって同期噛合装置の構造を簡略化することができ、又
、スプレッドスプリングを不要にしたことと板バネ部材
の屈曲形状でなるインサート部材を用いることｋより大
幅な軽量化が達成され、コスト的にも安価にできるとい
う効果が得られる。
ワーナ型同期噛合装置に用いるインサート部材を、上部
にスリーブ装層部を形成するとともに両側にボーク当接
部を形成し、下部にハブ当接部を形成した屈曲形状を有
する半径方向に押圧変形自在なバネ板部材で構成するよ
うにしたため、インサート部材自体がスプレッドスプリ
ングとしての作用を有することから、従来のワーナ型同
期噛合装置に用いていたスプレッドスプリングが不要と
なって同期噛合装置の構造を簡略化することができ、又
、スプレッドスプリングを不要にしたことと板バネ部材
の屈曲形状でなるインサート部材を用いることｋより大
幅な軽量化が達成され、コスト的にも安価にできるとい
う効果が得られる。
第１図は従来装置の断面説明図、第２図は本発明の一実
施例を示した軸方向の半断面図、第３図は第２図の同期
噛合部を部分的に取り出して示した平面図、第４図は本
発明で用いるインサート部材の一実施例を示した説明図
、第５図は第４図の側面図、第６図はイン？−）部材の
他の実施例を示した説明図、第７図は第６図の１１面図
、第８図はインサート部材の他の実施例を示した説明図
、第９図は第８図の側面図である。 １・・・メーンシャフト ２・・・シンクロハブ３・・
・シフトフォーク ４・９・カップリングスリーブ７．
８・・・変速ギヤ ９，１０・・・ボークリング１
１ 、１２・φ・クラッチギヤ １３ 、１４・・・
コーン摺動面１５、＋６・・・円錐摺動面 １７・・
・フォークロッド１８・・・フォーク溝 加、３０，
４０・・・インサート部材ρ、３２，４２・・・スリー
ブ係合部 ２４．３４．４４ ＠・・ボーク当接部あ、垢、４６・
・・ハブ当接部 特許出願人 株式会社富士鉄工所 代理人 弁理士 竹 内 進 ８Ｂ 第７図 ６ Ｂ ４θ
施例を示した軸方向の半断面図、第３図は第２図の同期
噛合部を部分的に取り出して示した平面図、第４図は本
発明で用いるインサート部材の一実施例を示した説明図
、第５図は第４図の側面図、第６図はイン？−）部材の
他の実施例を示した説明図、第７図は第６図の１１面図
、第８図はインサート部材の他の実施例を示した説明図
、第９図は第８図の側面図である。 １・・・メーンシャフト ２・・・シンクロハブ３・・
・シフトフォーク ４・９・カップリングスリーブ７．
８・・・変速ギヤ ９，１０・・・ボークリング１
１ 、１２・φ・クラッチギヤ １３ 、１４・・・
コーン摺動面１５、＋６・・・円錐摺動面 １７・・
・フォークロッド１８・・・フォーク溝 加、３０，
４０・・・インサート部材ρ、３２，４２・・・スリー
ブ係合部 ２４．３４．４４ ＠・・ボーク当接部あ、垢、４６・
・・ハブ当接部 特許出願人 株式会社富士鉄工所 代理人 弁理士 竹 内 進 ８Ｂ 第７図 ６ Ｂ ４θ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ノーンシャフトＫ１１着したシンクロハブの外周側に軸
方向に移動自在にスプライン嵌合したカップリングスリ
ーブと、骸カップリングスリーブと前記シンクロハブと
の関に介在され、半径方向への押圧により前記カップリ
ングスリーブの内周溝に係合して中心方向及び軸方向に
移動自在なインサート部材と、前記メーンシャフトに回
転自在に軸挿した変速ギヤと前記シンクロハブとの間に
介在され、シフトフォークによる前記カップリングスリ
ーブの移動時に前記インサート部材を介して変速ギヤと
一体に形成したクラッチギヤのコーン摺動面に摺接する
円錐摺動面を備えたポークリングとでなるワーナ型同期
噛合装置に於いて。 前記インサート部材を、上部にスリーブ係着部を形成す
ると共に両側にボーク当接部を形成し、下部にハブ当接
部を形成した屈曲形状を有する半径方向に押圧変形自在
な板バネ部材で構成したことを特徴とするワーナ型同期
噛合装蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57020945A JPS58137627A (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 同期噛合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57020945A JPS58137627A (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 同期噛合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137627A true JPS58137627A (ja) | 1983-08-16 |
| JPS6258406B2 JPS6258406B2 (ja) | 1987-12-05 |
Family
ID=12041335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57020945A Granted JPS58137627A (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 同期噛合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137627A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0144962A2 (en) * | 1983-12-05 | 1985-06-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Gear synchronizer assembly for power transmission |
| EP0195519A1 (en) * | 1985-02-26 | 1986-09-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Gear synchronizer mechanism in power transmission |
| JPS61262432A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-20 | Torai Eng Kk | ロ−ラ−式ヘミング装置およびその方法 |
| US4625844A (en) * | 1983-12-05 | 1986-12-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Gear synchronizer assembly for power transmission |
| JPS629751U (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-21 | ||
| US4674614A (en) * | 1984-11-02 | 1987-06-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Gear synchronizer assembly for power transmission |
| US5113986A (en) * | 1991-04-09 | 1992-05-19 | New Venture Gear, Inc. | Strut-type synchronizer mechanism with retracting and centering strut |
| FR2760261A1 (fr) * | 1997-02-28 | 1998-09-04 | Renault | Dispositif de synchronisation pour boite de vitesses |
| EP0957279A1 (fr) | 1998-05-15 | 1999-11-17 | Renault | Dispositif de synchronisation avec ressort d'armement |
| FR2785026A1 (fr) * | 1998-10-23 | 2000-04-28 | Renault | Dispositif de synchronisation pour boite de vitesses et element d'armement de synchroniseur |
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| DE102014107109A1 (de) * | 2014-05-20 | 2015-11-26 | Getrag Getriebe- Und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer Gmbh & Cie Kg | Schaltkupplungsanordnung, Kraftfahrzeuggetriebe und Vorsynchronisierungs-Federelement |
-
1982
- 1982-02-12 JP JP57020945A patent/JPS58137627A/ja active Granted
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP0957279A1 (fr) | 1998-05-15 | 1999-11-17 | Renault | Dispositif de synchronisation avec ressort d'armement |
| FR2778708A1 (fr) | 1998-05-15 | 1999-11-19 | Renault | Dispositif de synchronisation et ressort d'armement pour dispositif de synchronisation de boite de vitesses |
| FR2785026A1 (fr) * | 1998-10-23 | 2000-04-28 | Renault | Dispositif de synchronisation pour boite de vitesses et element d'armement de synchroniseur |
| FR2803640A1 (fr) * | 2000-01-07 | 2001-07-13 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Ensemble synchroniseur pour une transmission d'un vehicule automobile |
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| DE102014107109A1 (de) * | 2014-05-20 | 2015-11-26 | Getrag Getriebe- Und Zahnradfabrik Hermann Hagenmeyer Gmbh & Cie Kg | Schaltkupplungsanordnung, Kraftfahrzeuggetriebe und Vorsynchronisierungs-Federelement |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6258406B2 (ja) | 1987-12-05 |
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