JP2617971B2 - ディーゼルエンジンの制御装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの制御装置Info
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- JP2617971B2 JP2617971B2 JP63043237A JP4323788A JP2617971B2 JP 2617971 B2 JP2617971 B2 JP 2617971B2 JP 63043237 A JP63043237 A JP 63043237A JP 4323788 A JP4323788 A JP 4323788A JP 2617971 B2 JP2617971 B2 JP 2617971B2
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- Japan
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- lambda
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- stop device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/042—Introducing corrections for particular operating conditions for stopping the engine
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1438—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
- F02D41/1473—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation method
- F02D41/1475—Regulating the air fuel ratio at a value other than stoichiometry
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/38—Controlling fuel injection of the high pressure type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
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- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
- F02D2041/224—Diagnosis of the fuel system
- F02D2041/226—Fail safe control for fuel injection pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02D2250/00—Engine control related to specific problems or objectives
- F02D2250/32—Air-fuel ratio control in a diesel engine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディーゼルエンジンの制御装置に関し、特に
吸気部と、燃料噴射ポンプと、排気管とを有し、かつた
とえば燃料噴射管に設けられたソレノイド弁や、あるい
は吸気管または排気管に設けられた遮断弁などのエンジ
ン停止装置を有したディーゼルエンジンの制御装置に関
係する。
吸気部と、燃料噴射ポンプと、排気管とを有し、かつた
とえば燃料噴射管に設けられたソレノイド弁や、あるい
は吸気管または排気管に設けられた遮断弁などのエンジ
ン停止装置を有したディーゼルエンジンの制御装置に関
係する。
従来の技術 エンジンを停止させるには多くの装置があって、たと
えば許容最高速度に達したら、燃料の供給を遮断するよ
うにしたものがある。
えば許容最高速度に達したら、燃料の供給を遮断するよ
うにしたものがある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、運転者の側で何ら処置を施さないにも
かかわらず、噴射される燃料の量が急増するときに、こ
れら周知の装置は、最高速度以下の場合にはエンジンを
停止させることができない。このような事態は、機械式
噴射装置の場合には、たとえばスプリングの破損などの
調節器の欠陥、あるいは電子式燃料噴射装置の場合に
は、1個または数個の電子部品の欠陥によって起ること
がある。エンジンを自動車に原動機として搭載する場合
には、このようなときに、急激なエンジン速度の増大
と、その結果生ずる自動車の高加速により、好ましくな
い結果を生じる。
かかわらず、噴射される燃料の量が急増するときに、こ
れら周知の装置は、最高速度以下の場合にはエンジンを
停止させることができない。このような事態は、機械式
噴射装置の場合には、たとえばスプリングの破損などの
調節器の欠陥、あるいは電子式燃料噴射装置の場合に
は、1個または数個の電子部品の欠陥によって起ること
がある。エンジンを自動車に原動機として搭載する場合
には、このようなときに、急激なエンジン速度の増大
と、その結果生ずる自動車の高加速により、好ましくな
い結果を生じる。
本発明は、燃料が過剰に噴射されたときにこれを検出
して、エンジンを瞬時に停止させうるディーゼル機関の
制御装置を提供することを目的とする。
して、エンジンを瞬時に停止させうるディーゼル機関の
制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明は、吸気部と、1つ以
上の燃料噴射ポンプと、排気管と、エンジン停止装置
と、前記排気管内におけるラムダ値を検出するためのラ
ムダ検出部と、このラムダ検出部にて検出された排気ガ
ス中の酸素含有量を基準ラムダ値と比較し、前記酸素含
量が前記基準ラムダ値を下回ったときにエンジンの停止
装置を動作させる電子式コンパレータ回路とを有すると
とともに、コンパレータ回路はエンジン速度に依存した
基準ラムダ値の特性曲線を記憶するように構成され、か
つ、比較のための基準値を決定するためにエンジン速度
に対応する信号を受信し、基準の曲線は最低速度に向か
って下降するようにしたものである。
上の燃料噴射ポンプと、排気管と、エンジン停止装置
と、前記排気管内におけるラムダ値を検出するためのラ
ムダ検出部と、このラムダ検出部にて検出された排気ガ
ス中の酸素含有量を基準ラムダ値と比較し、前記酸素含
量が前記基準ラムダ値を下回ったときにエンジンの停止
装置を動作させる電子式コンパレータ回路とを有すると
とともに、コンパレータ回路はエンジン速度に依存した
基準ラムダ値の特性曲線を記憶するように構成され、か
つ、比較のための基準値を決定するためにエンジン速度
に対応する信号を受信し、基準の曲線は最低速度に向か
って下降するようにしたものである。
作用 本発明は、欠陥のある噴射系でよく起ることである
が、もし燃料が過剰に噴射された場合には、排気中の空
気ラムダ値がほぼ瞬時に低下するという認識を基礎とし
ている。ラムダ検出部を用いることにより、排気ガス中
のラムダ=1以上のレベルにおける酸素含量が測定でき
る。エンジンごとに異なって、たとえばラムダ=1.5に
なることもある基準ラムダ値を電子式コンパレータ回路
に記憶させて、もしこの値を超過すれば、燃料が過剰に
噴射されたものと判断して、そのときコンパレータがエ
ンジン停止装置を作動させるようにする。特に好ましい
簡単な停止装置として、燃料ラインに電磁遮断弁を入れ
ることができる。この遮断弁は通常すべてのディーゼル
燃料の噴射系に採用されており、「点火スイッチ」を切
ると、燃料供給を瞬時に遮断して、エンジンを停止する
ようになっている。このような場合に遮断弁の回路で
は、切換スイッチを点火スイッチと直列に接続して設け
ることだけが必要となる。この切換スイッチは、コンパ
レータにより作動されて遮断弁の回路を遮断すなわち接
地する。
が、もし燃料が過剰に噴射された場合には、排気中の空
気ラムダ値がほぼ瞬時に低下するという認識を基礎とし
ている。ラムダ検出部を用いることにより、排気ガス中
のラムダ=1以上のレベルにおける酸素含量が測定でき
る。エンジンごとに異なって、たとえばラムダ=1.5に
なることもある基準ラムダ値を電子式コンパレータ回路
に記憶させて、もしこの値を超過すれば、燃料が過剰に
噴射されたものと判断して、そのときコンパレータがエ
ンジン停止装置を作動させるようにする。特に好ましい
簡単な停止装置として、燃料ラインに電磁遮断弁を入れ
ることができる。この遮断弁は通常すべてのディーゼル
燃料の噴射系に採用されており、「点火スイッチ」を切
ると、燃料供給を瞬時に遮断して、エンジンを停止する
ようになっている。このような場合に遮断弁の回路で
は、切換スイッチを点火スイッチと直列に接続して設け
ることだけが必要となる。この切換スイッチは、コンパ
レータにより作動されて遮断弁の回路を遮断すなわち接
地する。
特に自動車用ディーゼルエンジンの場合には、スター
ト時に燃料を過剰に噴射するのが普通で、これに対応し
て排気ガス中のラムダ値が低下する。したがって、エン
ジンが不意に停止することを防止するには、電子式コン
パレータ回路へ速度に依存した固有の基準ラムダ値の特
性曲線を記憶させることが有利である。また、速度セン
サからエンジン速度に依存したシグナルを電子系に供給
し、このシグナルによりそのときの速度に対応した許容
基準ラムダ値を求めて、ラムダ検出部からの信号と比較
するのが有利である。
ト時に燃料を過剰に噴射するのが普通で、これに対応し
て排気ガス中のラムダ値が低下する。したがって、エン
ジンが不意に停止することを防止するには、電子式コン
パレータ回路へ速度に依存した固有の基準ラムダ値の特
性曲線を記憶させることが有利である。また、速度セン
サからエンジン速度に依存したシグナルを電子系に供給
し、このシグナルによりそのときの速度に対応した許容
基準ラムダ値を求めて、ラムダ検出部からの信号と比較
するのが有利である。
あるいはその代りにタイマーを設置し、エンジンをス
タートしたときにこのタイマーを自動的に動作させて、
過剰燃料のために実際のラムダ値が基準ラムダ値よりも
低いときでも、スタート後ある時間内はエンジンが停止
するものを防止することができる。
タートしたときにこのタイマーを自動的に動作させて、
過剰燃料のために実際のラムダ値が基準ラムダ値よりも
低いときでも、スタート後ある時間内はエンジンが停止
するものを防止することができる。
実施例 第1図の実施例で、ディーゼルエンジン1には吸気管
2、燃料噴射ポンプ3および排気管4が接続されてい
る。燃料はタンク6から燃料ポンプ5で吸引されて噴射
ポンプ3へ入りこのポンプ3が噴射弁(図示せず)へ送
られる燃料のタイミングと量を調節する。燃料噴射管7
には電磁遮断弁8が設けられており、この遮断弁8はス
プリング17で閉位置に保たれる。弁8の巻線8aへの導線
9には始動スイッチ10があって、この始動スイッチ10は
エンジン1の運転中は閉じ、これが閉じている間は遮断
弁8の巻線8aを電源11へ接続して、弁8を開位置とす
る。
2、燃料噴射ポンプ3および排気管4が接続されてい
る。燃料はタンク6から燃料ポンプ5で吸引されて噴射
ポンプ3へ入りこのポンプ3が噴射弁(図示せず)へ送
られる燃料のタイミングと量を調節する。燃料噴射管7
には電磁遮断弁8が設けられており、この遮断弁8はス
プリング17で閉位置に保たれる。弁8の巻線8aへの導線
9には始動スイッチ10があって、この始動スイッチ10は
エンジン1の運転中は閉じ、これが閉じている間は遮断
弁8の巻線8aを電源11へ接続して、弁8を開位置とす
る。
排気管4にはラムダ検出部12を設けて、排気ガス中の
酸素含量を測定するとともに、ライン13経由で適当なシ
グナルを電子式コンパレータ14の回路へ伝送する。コン
パレータ14では検出シグナルと基準値との比較が行なわ
れる。検出シグナルが基準ラムダ値、たとえば1.5(あ
らかじめ選定した値)より小さいときは、コンパレータ
14がライン14a経由で、遮断弁8のための回路の始動ス
イッチ10と直列に接続されたリレー15の巻線15aへ出力
シグナルを送る。これにより接片16は図示した通常位置
から、仮想線の位置16aへ移動して回路9が遮断、すな
わち接地される。遮断弁8はそのときスプリング17で閉
じるので、エンジン1は瞬時に停止する。
酸素含量を測定するとともに、ライン13経由で適当なシ
グナルを電子式コンパレータ14の回路へ伝送する。コン
パレータ14では検出シグナルと基準値との比較が行なわ
れる。検出シグナルが基準ラムダ値、たとえば1.5(あ
らかじめ選定した値)より小さいときは、コンパレータ
14がライン14a経由で、遮断弁8のための回路の始動ス
イッチ10と直列に接続されたリレー15の巻線15aへ出力
シグナルを送る。これにより接片16は図示した通常位置
から、仮想線の位置16aへ移動して回路9が遮断、すな
わち接地される。遮断弁8はそのときスプリング17で閉
じるので、エンジン1は瞬時に停止する。
スタート時はディーゼル機関へ過剰な量の燃料を噴射
するのが普通なので、その結果排気ガス中の酸素量は減
少するが、許容ラムダ値はエンジン速度との関連で変動
するので、過度に依存する基準ラムダ値をコンパレータ
14へ記憶させておくの便利である。このような特性を示
したのが第2図である。速度にn依存したシグナルをコ
ンパレータ14へ供給すると、コンパレータ14が各速度n
に対応する基準ラムダ値を適当に選定して、これをラム
ダ検出部12からのシグナルと比較する。このようにし
て、本装置によれば、エンジンが誤動作により停止され
るのを防止する。
するのが普通なので、その結果排気ガス中の酸素量は減
少するが、許容ラムダ値はエンジン速度との関連で変動
するので、過度に依存する基準ラムダ値をコンパレータ
14へ記憶させておくの便利である。このような特性を示
したのが第2図である。速度にn依存したシグナルをコ
ンパレータ14へ供給すると、コンパレータ14が各速度n
に対応する基準ラムダ値を適当に選定して、これをラム
ダ検出部12からのシグナルと比較する。このようにし
て、本装置によれば、エンジンが誤動作により停止され
るのを防止する。
第3図の変形実施例にあっては、ディーゼルエンジン
1の停止は、燃料供給を立つことでなしに、吸気管2に
設けられた遮断フラップ弁21にて行なわれる。停止条件
になると、コンパレータ14が電磁ソレノイド20を閉止方
向へ作動させて空気の供給を遮断し、もってディーゼル
エンジン1が停止される。
1の停止は、燃料供給を立つことでなしに、吸気管2に
設けられた遮断フラップ弁21にて行なわれる。停止条件
になると、コンパレータ14が電磁ソレノイド20を閉止方
向へ作動させて空気の供給を遮断し、もってディーゼル
エンジン1が停止される。
さらに第4図の変形実施例では、第3図と違って電磁
的に作動する遮断フラップ弁22はエンジンの排気管4に
取付けられており、所定の条件時にはコンパレータ14が
弁22を閉じるので、エンジン1は瞬時に停止する。
的に作動する遮断フラップ弁22はエンジンの排気管4に
取付けられており、所定の条件時にはコンパレータ14が
弁22を閉じるので、エンジン1は瞬時に停止する。
第1図に示した装置では、電子式コンパレータ14が速
度に依存する許容ラムダ値を決定して、エンジンがスタ
ート時に停止するのを防止するとともに、その際に燃料
が過剰に噴射されるようになっている。これに対して第
5図の変形実施例では、コンパレータ14からリレー巻線
15aへ至るライン14aに電磁スイッチ25が設けられてい
る。電磁スイッチ25のスイッチ接点26はスプリング27で
常閉位置にあるが、エンジン1のスタート時には開位置
へ移動するので、燃料が過剰に存在しても、リレー15へ
は通電されない。このため、遮断弁8は開いたままとな
る。すなわち、スイッチ25の巻線28への送電ライン29
に、始動スイッチ10を閉じたとき作動するタイマー30を
設け、スタート後ある時間、たとえば1分間だけ巻線28
へ通電して、スイッチ26を開にする。この時間が過ぎる
と、ライン29がタイマー30で遮断され、スイッチ接点26
がスプリング27によって閉位置へ移動する。こうして、
コンパレータ、14は再び巻線15aを動作可能となる。そ
して、もしあらかじめ定めた値以下までラムダ値が降下
したときには、リレー15によって遮断弁8の巻線8aへの
通電が遮断され、エンジン1への燃料供給が停止され
る。
度に依存する許容ラムダ値を決定して、エンジンがスタ
ート時に停止するのを防止するとともに、その際に燃料
が過剰に噴射されるようになっている。これに対して第
5図の変形実施例では、コンパレータ14からリレー巻線
15aへ至るライン14aに電磁スイッチ25が設けられてい
る。電磁スイッチ25のスイッチ接点26はスプリング27で
常閉位置にあるが、エンジン1のスタート時には開位置
へ移動するので、燃料が過剰に存在しても、リレー15へ
は通電されない。このため、遮断弁8は開いたままとな
る。すなわち、スイッチ25の巻線28への送電ライン29
に、始動スイッチ10を閉じたとき作動するタイマー30を
設け、スタート後ある時間、たとえば1分間だけ巻線28
へ通電して、スイッチ26を開にする。この時間が過ぎる
と、ライン29がタイマー30で遮断され、スイッチ接点26
がスプリング27によって閉位置へ移動する。こうして、
コンパレータ、14は再び巻線15aを動作可能となる。そ
して、もしあらかじめ定めた値以下までラムダ値が降下
したときには、リレー15によって遮断弁8の巻線8aへの
通電が遮断され、エンジン1への燃料供給が停止され
る。
発明の効果 以上述べたように本発明によると、燃料が過剰に噴射
されたことを排気ガス中の酸素含量を検出することによ
り検知して、その場合にエンジンを瞬時に停止させるこ
とができる。
されたことを排気ガス中の酸素含量を検出することによ
り検知して、その場合にエンジンを瞬時に停止させるこ
とができる。
第1図は本発明にもとづくディーゼルエンジンの制御装
置の一実施例の回路図、第2図はエンジン速度に関する
基準ラムダ値を示す線図、第3図〜第5図は本発明の変
形実施例をそれぞれ示す図である。 1……ディーゼルエンジン、2……吸気管、3……燃料
噴射ポンプ、4……排気管、5……燃料ポンプ、8……
電磁遮断弁(エンジン停止装置)、12……ラムダ検出
部、14……電子式コンパレータ。
置の一実施例の回路図、第2図はエンジン速度に関する
基準ラムダ値を示す線図、第3図〜第5図は本発明の変
形実施例をそれぞれ示す図である。 1……ディーゼルエンジン、2……吸気管、3……燃料
噴射ポンプ、4……排気管、5……燃料ポンプ、8……
電磁遮断弁(エンジン停止装置)、12……ラムダ検出
部、14……電子式コンパレータ。
Claims (2)
- 【請求項1】吸気部と、1つ以上の燃料噴射ポンプと、
排気管と、エンジン停止装置と、前記排気管(4)内に
おけるラムダ値を検出するためのラムダ検出部(12)
と、このラムダ検出部にて検出された排気ガス中の酸素
含有量を基準ラムダ値と比較し、前記酸素含量が前記基
準ラムダ値を下回ったときにエンジン(1)の停止装置
(8、21、22)を動作させる電子式コンパレータ回路
(14)とを有するととともに、コンパレータ回路(14)
はエンジン速度に依存した基準ラムダ値の特性曲線を記
憶するように構成され、かつ、比較のための基準値を決
定するためにエンジン速度に対応する信号を受信し、基
準の曲線は最低速度に向かって下降することを特徴とす
るディーゼルエンジンの制御装置。 - 【請求項2】吸気部と、1つ以上の燃料噴射ポンプと、
排気管と、エンジン停止装置と、前記排気管(4)内に
おけるラムダ値を検出するためのラムダ検出部(12)
と、このラムダ検出部にて検出された排気ガス中の酸素
含有量を基準ラムダ値と比較し、前記酸素含量が前記基
準ラムダ値を下回ったときにエンジン(1)の停止装置
(8、21、22)を動作させる電子式コンパレータ回路
(14)とを有するとともに、エンジンの始動スイッチに
より作動されるタイマ(30)を有し、このタイマ(30)
は、始動スイッチが作動された後の所定時間だけ、前記
エンジン停止装置を作動させないように構成されている
ことを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3705972.6 | 1987-02-25 | ||
DE19873705972 DE3705972A1 (de) | 1987-02-25 | 1987-02-25 | Steuereinrichtung fuer eine diesel-brennkraftmaschine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63227939A JPS63227939A (ja) | 1988-09-22 |
JP2617971B2 true JP2617971B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=6321698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63043237A Expired - Lifetime JP2617971B2 (ja) | 1987-02-25 | 1988-02-25 | ディーゼルエンジンの制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4903670A (ja) |
EP (1) | EP0280188B1 (ja) |
JP (1) | JP2617971B2 (ja) |
DE (2) | DE3705972A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4022940A1 (de) * | 1990-07-19 | 1992-01-23 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zur temperatursteuerung eines messwiderstands |
DE4229540C2 (de) * | 1992-09-04 | 2002-03-14 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Brennkraftmaschine |
US5699767A (en) * | 1994-04-28 | 1997-12-23 | Nissan Diesel Motor Co., Ltd. | Gas engine |
DE19513370B4 (de) * | 1995-04-08 | 2008-06-12 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Leistung einer Brennkraftmaschine |
DE19620038B4 (de) * | 1996-05-17 | 2007-08-23 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung eines Kraftstoffzumeßsystems |
US6044806A (en) * | 1997-12-19 | 2000-04-04 | Caterpillar Inc. | Method and apparatus for detecting gaseous fuel leakage through a gaseous fuel admission valve within an engine |
DE19846356A1 (de) * | 1998-10-08 | 2000-04-13 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur Überwachung des Verbrennungsvorgangs in Verbrennungsmotoren |
DE19931266C2 (de) | 1999-07-07 | 2002-01-17 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Motormanagementsystem zur Ausfallerkennung eines Förderaggregats in einem Fördermodul |
DE102010041773B4 (de) * | 2010-09-30 | 2013-10-31 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Anordnung zum Betreiben eines Verbrennungsmotors |
US8972152B2 (en) | 2011-11-01 | 2015-03-03 | Ford Global Technologies, Llc | Method and system for inhibiting engine idle stop based on operating conditions |
US9261030B2 (en) | 2013-05-20 | 2016-02-16 | Kohler Co. | Automatic fuel shutoff |
US9074535B1 (en) | 2013-12-19 | 2015-07-07 | Kohler Co. | Integrated engine control apparatus and method of operating same |
US10054081B2 (en) | 2014-10-17 | 2018-08-21 | Kohler Co. | Automatic starting system |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2319576A1 (de) * | 1973-04-18 | 1974-11-14 | Bosch Gmbh Robert | Schutzeinrichtung fuer eine anordnung zur abgasentgiftung von brennkraftmaschinen |
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