JP2617954B2 - 圧力シリンダ用クッションパッキン - Google Patents

圧力シリンダ用クッションパッキン

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    • F15B15/22Other details, e.g. assembly with regulating devices for accelerating or decelerating the stroke
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、エアシリンダないし油圧シリンダ等の圧力
シリンダに用いられるクッションパッキンの改良に関す
る。
発明の技術的背景ならびにその問題点 クッションパッキンは、たとえば第8図に示すような
圧力シリンダ2におけるピストンロッド4の往復移動を
スムーズに行わせるためのクッション作用を行う。第8
図に示すように、クッションパッキン6は、ロッドカバ
ー8及びヘッドカバー10にそれぞれ形成された凹溝12,1
2内に装着され、ピストンロッド4及びピストン14の往
復動に伴い形成されるクッション室16,18内を、クッシ
ョンカラー20,22の表面に圧接することにより密封(シ
ール)し、クッション室16,18内の圧力を高めることに
よって、ピストンロッド4の往復移動のクッション作用
を行う。なお、ピストンロッド4及びピストン14に往復
移動させる力を付与するために、ロッドカバー8及びロ
ッドカバー10には、流体圧導入用のポート24,26が形成
してある。これらポート24,26を通して流体圧を導入も
しくは導出することにより、ピストン14の前後に圧力差
を設け、ピストン14及びそれに連結されたピストンロッ
ド4を軸方向に往復移動させる。
このようなピストンロッド4における往復移動のクッ
ション作用を行う従来のクッションパッキン6にあって
は、実公昭61−28086号公報及び第9図に詳示するよう
に、軸方向反ピストン側端面に円周方向に伸延する二列
の突条28,28が形成してあると共に、そのピストン側端
面に円周方向に伸延する拡開溝30が形成してある。流体
圧に押されてクッションカラー20がピストンロッドと共
に矢印A方向に移動すると、前記拡開溝30にクッション
室16内のクッション圧が加わり、内周リップ部32をクッ
ションカラー20表面に圧接し、クッションパッキン6と
クッションカラー20との隙間をシールする。また、クッ
ションパッキン6と凹溝12の内壁とのシールは、パッキ
ン6の片側端面に形成された前記突条28が凹溝12の内壁
に流体圧により圧接することによりなされる。このよう
にクッションカラー20とヘッドカバー10(もしくはロッ
ドカバー8)との間の隙間をクッションパッキン6でシ
ールすることで、クッション室16(もしくは18)内の圧
力を高め、ピストン14の往復ストローク終期におけるピ
ストン14の軸方向移動速度を減速させ、ピストン14の往
復移動におけるクッション作用を行うようになってい
る。
しかしながら、このような従来のクッションパッキン
6にあっては、内周リップ部32と拡開溝30とを有する構
造であるため、流体圧力によって拡開溝30が拡開、収縮
を繰り返すと共に、内周リップ部32にクッションカラー
20が該内周リップ部32をめくり上げるように摺接するこ
とから、拡開溝30の底部に亀裂34が生じたり、内周リッ
プ部32がめくり上げられたりする不都合を有していた。
このような不都合は、第7図に示すポート24,26から導
入されるサージ圧力が高い場合に特に多く生じる虞があ
った。
このように拡開溝30と内周リップ部32とを有するクッ
ションパッキン6において、亀裂34や内周リップ部32の
めくり上げ等が生じる詳細な理由は完全には解明されて
いないが、次のような理由によると考えられている。す
なわち、凹溝12の一開口端辺を構成するエッジ部38と内
周リップ部先端40との距離lが長いため、クッション室
16内の圧力が内周リップ部32に多大に作用するためであ
る。
なお、クッションパッキン6全体のねじれをなくすた
めに、クッションパッキン6の内部に断面L字状の金属
環36を埋設させたパッキンも開発され、このパッキンに
よれば上記不都合をある程度緩和することができる。し
かしながら、このように金属環36をパッキン6内部に埋
設させても、基本的な構造が金属環36を埋設しないもの
と同じであることから、拡開溝30底部に層じる亀裂34や
内周リップ部32のめくれ等を有効に防止することはでき
なかった。また、そればかりでなく、パッキン6内に金
属環36を埋設させることは、このパッキン6の製造工程
及び製造コストを増大させると共に、成形加工も困難に
させるという不都合を有していた。
また、第8図に示すような従来のクッションパッキン
6にあっては、内周リップ部32がクッションカラー20に
圧接すると同時に、突条28が凹溝12の内壁を圧接し、ク
ッション室16内のシールをほぼ完全に行うことから、ク
ッション室16内のシール開始圧力が高く、クッションパ
ッキン6に多大な負荷がシール開始時から作用し、耐久
性上好ましくないと共に、クッション作用がスムーズで
なく、特にピストン14の往復速度が遅い場合に良好なク
ッション効果を得られない虞があった。
発明の目的 本発明は、このような従来技術に伴う不都合を一挙に
解消するためになされ、補強用の金属環をパッキン内に
埋設することなく、高いサージ圧力が作用してもパッキ
ンに亀裂やめくれ等が発生せず、したがって耐久性に優
れ、しかもクッション作用がスムーズであり、ピストン
の往復速度が遅い場合でも良好なクッション効果を有す
る圧力シリンダ用クッションパッキンを提供することを
目的とする。
発明の概要 かかる目的を達成するために、本発明は、圧力シリン
ダに形成された周方向に伸延する凹溝内に軸方向移動可
能に装着され、軸方向に相対的に往復移動する摺接部材
の表面に当該往復移動に応じて適宜摺接し、前記摺接部
材の軸方向往復移動に応じて当該摺接部材を含む圧力シ
リンダ用部材で囲繞されて形成されるクッション室内を
密封してクッション作用を行う圧力シリンダ用クッショ
ンパッキンにおいて、 周方向に伸延する断面略矩形のパッキン本体と、当該
パッキン本体の反クッション室側内周面に周方向に連続
して伸延するように当該パッキンと一体に形成された内
方突部と、前記パッキン本体のクッション室側端面では
流体を放射方向に連通するように当該端面に形成された
端面流路用溝とから成ることを特徴としている。
また本発明は、上記目的を達成するために、圧力シリ
ンダに形成された周方向に伸延する凹溝内に軸方向移動
可能に装着され、軸方向に相対的に往復移動する摺接部
材の表面に当該往復移動に応じて適宜摺接し、前記摺接
部材の軸方向往復移動に応じて当該摺接部材を含む圧力
シリンダ用部材で囲繞されて形成されるクッション室内
を密封してクッション作用を行う圧力シリンダ用クッシ
ョンパッキンにおいて、 周方向に伸延する断面略矩形のパッキン本体と、当該
パッキン本体の反クッション室側内周面に周方向に連続
して伸延するように当該パッキンと一体に形成された内
方突部と、前記パッキン本体の反クッション室側端面に
おける外周側近傍のみが前記凹溝の内壁に圧接するよう
に反クッション室側端面に形成された、前記内壁に対し
て所定の角度を有するテーパ面と、前記パッキン本体の
クッション室側端面では流体を放射方向に連通するよう
に当該端面に形成された端面流路用溝とから成ることも
特徴としている。
このような本発明に係るクッションパッキンによれ
ば、内方突部が反クッション室側に位置しているため、
内方突部が摺接部材に圧接する位置と凹溝の一開口端辺
を構成するエッジ部との距離が従来に比較して短くな
り、クッション室内の圧力がクッションパッキンにおけ
る内方突部に多大に作用することがなくなり、たとえサ
ージ圧力が高い場合でも、クッションパッキンに亀裂や
めくれ等が生じることなく良好にシールすることが可能
になり、クッションパッキンの耐久性も向上する。しか
も、本発明では、クッションパッキンの内部に補強用の
金属環等を埋設する必要がないので、クッションパッキ
ンの製造工程も容易であり、製造コストが増大すること
もない。
特に、パッキン本体の反クッション室側端面にテーパ
面を有する本発明に係るクッションパッキンによれば、
このテーパ面が内方突部と摺接部材とのシール面圧を調
節することになり、クッション室内のシール開始圧力を
下げることになり、したがってクッション室内の圧力を
徐々に上昇させることになり、クッションパッキンに多
大な負荷がシール開始時に作用せず、クッションパッキ
ンのめくれ等を防止することができると共に、クッショ
ン作用がスムーズになり、特にピストンの往復速度が遅
い場合に良好なクッション作用を得ることができる。
発明の具体的説明 以下、本発明を図面に示す実施例に基づき説明する。
第1〜2図は本発明の一実施例に係るクッションパッ
キンの使用状態を示す要部断面図、第3,4,5図は本発明
のその他の実施例を示す要部断面図、第6図はテーパ面
の傾斜角度とシール開始圧力との関係を示すグラフ、第
7図は本発明のさらにその他の実施例を示す要部断面図
であり、第8,9図に示す部材と共通する部材には同一符
号を付してある。
第1図に示すように、本発明の一実施例に係るクッシ
ョンパッキン50は、第7図に示すような圧力シリンダ2
におけるロッドカバー8もしくはヘッドカバー10に形成
された周方向に伸延する凹溝12内に軸方向移動自在に装
着される。本実施例では、凹溝12は、ヘッドカバー10
(もしくはロッドカバー8)の内周側端部に金属製の断
面L字状リング52を装着することにより形成される。
本実施例に係るクッションパッキン50は、断面略矩形
のパッキン本体54を有する。このパッキン本体の反クッ
ション室側内周面55には、周方向に連続して伸延するよ
うに内方突部56がパッキン本体54と一体に形成してあ
る。パッキン本体54のクッション室側端面57には、流体
を放射方向に連通するための端面流路用溝58が周方向に
断続的に形成してある。また、パッキン本体54の外周面
と凹溝12の底面との間には隙間60を形成してあり、ここ
を通して流体が軸方向に流通可能になっている。なお、
隙間60を形成する代りに、パッキン本体54の外周面に流
体を軸方向に流通させる外周面流路用溝を形成しても良
い。
特に本実施例では、パッキン本体の反クッション室側
端面61に、外周側から内周側に向けて凹状のテーパ面62
が形成してある。テーパ面62の最外周部には周方向に連
続して伸延する周状突部64が形成してある。この周状突
部64は凹溝12の片側内壁に圧接するようになっている。
テーパ面62と内壁との角度θは、7.5度以上が好ましい
が、これ以下であっても良い。テーパ面62の角度θが7.
5以上であると、第6図に示すように、クッション室16
のシール開始圧力が非常に小さくなるからである。
このような本実施例に係るクッションパッキンによれ
ば、内方突部56が反クッション室側に位置しているた
め、内方突部56が摺接部材としてのクッションカラー20
に圧接する位置40aと凹溝12の一開口端辺を構成するエ
ッジ部38との距離lが従来に比較して短くなる(第8図
に示す従来の距離lより約49%にすることができる)。
したがって、第1図に示すようにクッションカラー20が
矢印A方向に移動する際に、クッション室16内の圧力が
クッションパッキン50における内方突部56に多大に作用
することがなくなり、たとえサージ圧力が高い場合で
も、内方突部56が反クッション室側にはみ出したりする
ことなく、しかもクッションパッキン50に亀裂やめくれ
等が生じることなく良好にシールすることが可能にな
り、クッションパッキン50の耐久性も向上する。実験に
よれば、従来のクッションパッキンでは、サージ圧力55
kg f/cm2で100000サイクル程度の寿命であったものが、
本発明に係るクッションパッキンでは、500000サイクル
以上の寿命を有するようになった。しかも、本発明で
は、クッションパッキン50の内部に補強用の金属環等を
埋設する必要がないので、クッションパッキン50の製造
工程も容易であり、製造コストが増大することもない。
特に、パッキン本体50の反クッション室側端面61にテ
ーパ面62を有する本実施例に係るクッションパッキン50
によれば、このテーパ面62が内方突部56と摺接部材とし
てのクッションカラー20とのシール面圧を調節すること
になり、クッション室16内のシール開始圧力を下げるこ
とになり、したがってクッション室16内の圧力を徐々に
上昇させることになり、クッションパッキン50が多大な
負荷がシール開始字に作用せず、クッションパッキンめ
くれ等を防止することができると共に、クッション作用
がスムーズになり、特にピストン14(第8図参照)の往
復速度が遅い場合に良好なクッション作用を得ることが
できる。なお、本実施例に係るクッションパッキン50に
あっては、クッションパッキン50と凹溝12内壁との隙間
は、周状突部64が流体圧力差によって内壁に圧接させる
ことによりシールされる。
第2図に示すように、本実施例に係るクッションパッ
キン50は、クッションカラー20が矢印B方向に移動する
際に、圧力差によって凹溝12内を軸方向に移動し、クッ
ション室16側の凹溝12内壁に圧接することになるが、隙
間60及び端面流路用溝58を通して矢印Cで示すように流
体が流通するため、クッション室16内の圧力が必要以上
に低下して、第7図にピストン14の矢印B方向のスムー
ズなリターン移動を妨害することはない。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば第3図に示すように、クッションパッキン50
aのクッション室16側内周エッジ部71に周方向に断続的
に連通溝70を形成するようにしても良い。このような連
通溝70を形成すれば、第4図に示すようにクッションカ
ラー20が矢印A方向に移動する際に、クッションパッキ
ン50aがねじれて、パッキンのクッション室側内周エッ
ジ部71がクッションカラー20に圧接したとしても、連通
溝70を通して流体が流通するため、このエッジ部71のク
ッションカラー20に対する圧接によるシール開始圧力の
上昇を抑制することができる。
また、本発明によれば、第3,4図に示す実施例と同様
な目的で、第5図に示すように、パッキン50bにおける
クッション室側内周エッジ部71に、突部72を周方向に断
続的に形成し、これら突部72間に連通溝70を形成するよ
うにしても良い。
さらにまた、本発明によれば、第7図に示すように、
パッキン本体の反クッション室側端面61における外周側
に、周方向に伸延する周状突部64aを形成し、この周状
突部64aの内周側に、反クッション室側内周面55までは
連続しない凹状のテーパ面62aを形成するようにしても
良い。このテーパ面62aと凹溝12の内壁との角度θは、
第1図に示す実施例の場合と同様な理由により、7.5度
以上が好ましく、特に好ましくは約12度程度が良い。
発明の効果 以上説明してきたように、本発明によれば、クッショ
ンパッキンの反クッション室側内周面に内方突起を設け
ると共に、必要に応じてクッションパッキンの反クッシ
ョン室側端面にテーパ面を形成するようにしたので、高
いサージ圧力が作用してもパッキンに亀裂やめくれ等が
発生せず、したがって耐久性が大幅に向上し、しかもク
ッション作用がスムーズになり、ピストンの往復速度が
遅い場合でも良好なクッション効果を有するという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の一実施例に係るクッションパッキ
ンの使用状態を示す要部断面図、第3,4,5図は本発明の
その他の実施例を示す要部断面図、第6図はテーパ面の
傾斜角度とシール開始圧力との関係を示すグラフ、第7
図は本発明のさらにその他の実施例を示す要部断面図、
第8図は一般的な圧力シリンダの概略断面図、第9図は
従来のクッションパッキンの使用状態を示す要部断面図
である。 12……凹溝 20……クッションカラー(摺接部材) 50,50a,50b……クッションパッキン 54……パッキン本体 55……反クッション室側内周面 56……内方突部、57……クッション室側端面 58……端面流路用溝 61……反クッション室側端面 62,62a……テーパ面 64,64a……周状突部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力シリンダに形成された周方向に伸延す
    る凹溝内に軸方向移動可能に装着され、軸方向に相対的
    に往復移動する摺接部材の表面に当該往復移動に応じて
    適宜摺接し、前記摺接部材の軸方向往復移動に応じて当
    該摺接部材を含む圧力シリンダ用部材で囲繞されて形成
    されるクッション室内を密封してクッション作用を行う
    圧力シリンダ用クッションパッキンにおいて、 周方向に伸延する断面略矩形のパッキン本体と、当該パ
    ッキン本体の反クッション室側内周面に周方向に連続し
    て伸延するように当該パッキンと一体に形成された内方
    突部と、前記パッキン本体のクッション室側端面では流
    体を放射方向に連通するように当該端面に形成された端
    面流路用溝とから成る圧力シリンダ用クッションパッキ
    ン。
  2. 【請求項2】圧力シリンダに形成された周方向に伸延す
    る凹溝内に軸方向移動可能に装着され、軸方向に相対的
    に往復移動する摺接部材の表面に当該往復移動に応じて
    適宜摺接し、前記摺接部材の軸方向往復移動に応じて当
    該摺接部材を含む圧力シリンダ用部材で囲繞されて形成
    されるクッション室内を密封してクッション作用を行う
    圧力シリンダ用クッションパッキンにおいて、 周方向に伸延する断面略矩形のパッキン本体と、当該パ
    ッキン本体の反クッション室側内周面に周方向に連続し
    て伸延するように当該パッキンと一体に形成された内方
    突部と、前記パッキン本体の反クッション室側端面にお
    ける外周側近傍のみが前記凹溝の内壁に圧接するように
    反クッション室側端面に形成された、前記内壁に対して
    所定の角度を有するテーパ面と、前記パッキン本体のク
    ッション室側端面では流体を放射方向に連通するように
    当該端面に形成された端面流路用溝とから成る圧力シリ
    ンダ用クッションパッキン。
  3. 【請求項3】前記凹溝の内壁に対するクッションパッキ
    ンのテーパ面の所定の角度は7.5度以上であることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項に記載の圧力シリンダ用
    クッションパッキン
  4. 【請求項4】圧力シリンダに形成された周方向に伸延す
    る凹溝内に軸方向移動可能に装着され、軸方向に相対的
    に往復移動する摺接部材の表面に当該往復移動に応じて
    適宜摺接し、前記摺接部材の軸方向往復移動に応じて当
    該摺接部材を含む圧力シリンダ用部材で囲繞されて形成
    されるクッション室内を密封してクッション作用を行う
    圧力シリンダ用クッションパッキンにおいて、 周方向に伸延する断面略矩形のパッキン本体と、当該パ
    ッキン本体の反クッション室側内周面に周方向に連続し
    て伸延するように当該パッキンと一体に形成された内方
    突部と、前記凹溝の内壁に圧接するように前記パッキン
    本体の反クッション室側端面における外周側近傍に形成
    された周状突部と、当該周状突部の内周側に前記反クッ
    ション室側内周面までは連続しないように形成され、前
    記内壁に対して所定の角度を有するテーパ面と、前記パ
    ッキン本体のクッション室側端面では流体を放射方向に
    連通するように当該端面に形成された端面流路用溝とか
    ら成る圧力シリンダ用クッションパッキン。
  5. 【請求項5】前記凹溝の内壁に対するクッションパッキ
    ンのテーパ面の所定の角度は7.5度以上であることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項に記載の圧力シリンダ用
    クッションパッキン
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