JP2617715B2 - 防振装置の減衰係数制御装置 - Google Patents

防振装置の減衰係数制御装置

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JP2617715B2
JP2617715B2 JP62094942A JP9494287A JP2617715B2 JP 2617715 B2 JP2617715 B2 JP 2617715B2 JP 62094942 A JP62094942 A JP 62094942A JP 9494287 A JP9494287 A JP 9494287A JP 2617715 B2 JP2617715 B2 JP 2617715B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は防振装置の減衰係数制御装置に係り、特に振
動発生部と振動受部との間に介在されると共に内部に電
気粘性流体が封入されその粘性抵抗で振動を吸収する防
振装置における減衰係数制御装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車用エンジンマウント、キヤブマウント、ボデイ
マウント等に用いられる防振装置として、一部が弾性体
で構成された液室を備えたものがある。この液室は隔壁
によって2つの小液室に分割されており、これらの小液
室はオリフイスで連通されている。
この防振装置は、振動発生時に一方の小液室の液体が
オリフイスを通って他方の小液室へと向けて移動する場
合の抵抗で振動が吸収されるようになっている。
ところがこのような防振装置では、自動車等に発生す
る異なる周波数の振動に対処するためには、異なる大き
さのオリフイスを複数個設け、これらを弁等により夫々
開閉する構造としなくてはならない。
このため、流体として電気粘性流体を用い、この電気
粘性流体に電界をかけて負荷に応じて流体の粘性を変化
させる防振装置が提案されている(特開昭60−104828
号、特開昭61−74930号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の電気粘性流体を用いた防振装置
では、共振点で共振が発生し、他の周波数領域よりも振
動伝達率が高くなると共に、減衰によって防振領域での
防振性が悪化する、という問題がある。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、共
振を発生させることなく異なる周波数の振動を容易に減
衰させることができる防振装置の減衰係数制御装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、一部が弾性体で
構成されかつ内部に電気粘性流体が充填された液室を区
画して形成された複数の小液室と、前記複数の小液室を
連通するオリフイスと、前記オリフイス内に配置された
電極とを備え、振動発生部と振動受部との間に介在され
た防振装置の前記電極に印加する電圧を制御して前記電
気粘性流体の粘性を変化させることにより減衰係数を制
御する防振装置の減衰係数制御装置において、前記振動
受部の速度を検出する第1の速度検出手段と、前記振動
発生部の速度を検出する第2の速度検出手段と、前記振
動受部の速度の方向と前記振動受部の前記振動発生部に
対する相対速度の方向とを判別する判別手段と、前記振
動受部の速度の方向と前記相対速度の方向とが同方向の
とき前記減衰係数を大きくすると共に前記振動受部の速
度の方向と前記相対速度の方向とが異なる方向のとき前
記減衰係数を小さくするように制御する制御手段と、を
設けたことを特徴とする。
〔作用〕
次に、本発明の原理を説明する。一部が弾性体で構成
された液室を複数の小液室に区画して複数の小液室をオ
リフイスで連通し、振動発生部Bと振動受部Aとの間に
介在された防振装置は、近似的には第3図(1)に示す
ように、減衰係数cのダツシユポツトとばね定数kのば
ねとを並列に配置した振動系と見做すことができる。こ
の振動系において振動発生部Bがy=y0 sinωt(た
だし、yは変位、y0は振幅、ωは角速度、tは時間であ
る。)で振動し、この結果質量mの振動受部Aがx=x0
sin(ωt+δ)(ただし、xは変位、x0は振幅、δ
は初期位相である。)で振動したとすると、振動受部A
の運動方程式は以下の式で表わされる。
m+c(−)+kx=ky0 sinωt ……(1) ただし、は変位xの時間tに関する2階微分値(加
速度)、、は各々変位x、yの時間tに関する微分
値(速度)である。
上記(1)式の伝達特性は第3図(2)に示すように
なり、減衰係数cを大きくしても振動伝達率を1より小
さくすることができない。なお、第3図(2)のf0は系
の固有振動数である。
一方、第4図(1)に示すようにばね定数kのばねと
減衰係数c′のダツシユポツトとを直列に接続した振動
系の振動受部Aの運動方程式は以下の式に示すようにな
る。
m+c′+kx=ky0 sinωt ……(2) 上記第4図(1)の振動系の伝達特性は第4図(2)
に示すようになり、減衰係数c′を所定値c0より大きく
すれば振動伝達率が常に1より小さくなる。すなわち無
共振状態を実現することができる。
ここで、上記(1)式を変形すると、次の(3)式が
得られる。
ただし、≠0である。
上記(3)式のc(−)/は、上記(2)式の
c′に対応するから、以下の(4)式に示すようにc
(−)/が所定値c0より大きくなるように定める
ことができれば、第4図(2)で説明したように無共振
状態を実現することができる。
上記(4)式において(−)/>0とすれば減
衰係数cは次のように表わされる。
ただし、、≠である。
従って、速度と相対速度−との方向が同方向の
ときには上記(5)式を満足するように減衰係数cを大
きく定めることができれば、無共振状態に近い状態とす
ることができる。
ところで、速度、の方向または大きさによっては
(−)/<0になることがあり、この場合は上記
(4)式よりc<0となるが現実的には減衰係数cは正
の値しか採り得ない。従って、(−)/<0とな
る場合すなわち速度とと相対速度−との方向が異
なる方向の場合には、減衰係数cを極めて小さくして減
衰力を最小にする必要がある。
このため本発明では、一部が弾性体で構成されかつ内
部に電気粘性流体が充填された液室を区画して形成され
た複数の小液室と、この複数の小液室を連通するオリフ
イスと、このオリフイス内に配置された電極とを備えた
防振装置を振動発生部と振動受部との間に介在させ、速
度検出手段によって振動受部の速度と振動発生部の速度
とを検出すると共に、振動受部の速度の方向と振動受部
の振動発生部に対する相対速度の方向とを判別し、振動
受部の速度の方向と上記相対速度の方向とが同方向のと
きには減衰係数が大きくなるように電極に印加する電圧
を制御して電気粘性流体の粘性を変化させ、振動受部の
速度の方向と上記相対速度の方向とが異なる方向のとき
には減衰係数を小さくするように電極に印加する電圧を
制御して電気粘性流体の粘性を変化させるようにしてい
る。
このように制御する結果、振動系を無共振状態に近い
状態とすることができる。
上記電気粘性流体(electrorheologic fluidまたはel
ectroviscous fluid)としては、例えば米国特許第2886
151号、米国特許第3047507号に開示されている電界の強
さに応じて粘性が大きく変化する流体を使用することが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、オリフイス内の
電気粘性流体の粘性を変化させることで振動受部の速度
の方向と振動受部の振動発生部に対する相対速度の方向
とが同方向のとき減衰係数を大きくすると共に、振動受
部の速度の方向と振動受部の振動発生部に対する相対速
度の方向とが異なる方向のとき減衰係数を小さくしてい
るため共振の発生や防振性の悪化を生じさせることなく
異なる周波数の振動を簡単な構成で容易に減衰させるこ
とができる、という効果が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。第1図に示すように、防振装置のベースプレート10
は中央下部に取付ボルト12が突出され、この取付ボルト
12は振動発生部Bに固定されている。振動発生部Bとし
ては、例えば、自動車のボデイを採用することができ
る。
ベースプレート10の周囲は直角に屈曲された筒状の立
壁部10Aとなっており、この立壁部10Aの上端部は外側へ
直角に屈曲されたフランジ部10Bとなっている。このフ
ランジ部10B上にはダイヤフラム16及び隔壁20が搭載さ
れている。ダイヤフラム16とベースプレート10との間に
は空気室22が形成されている。この空気室22は必要に応
じて外部と連通してもよい。
隔壁20の周囲及びダイヤフラム16は外筒24の下端部に
よってフランジ部10Bへかしめ固着されている。外筒24
の上端部は次第に内径が拡大され、この外筒24の内周に
吸振主体26の外周が加硫接着されている。この吸振主体
26は一例としてゴムで形成されており、下端部は外筒24
の内周に沿って延長される延長部26Aとされ、この延長
部26Aの一部は外筒24と隔壁20との間に挟持されてい
る。
吸振主体26の軸心部には支持台28の外周が加硫接着さ
れている。この支持台28の軸心から突出される取付ボル
ト30は支持台28へ搭載された振動受部Aに固定されてい
る。この振動受部Aとしては、例えばエンジンを採用す
ることができる。
吸振主体26は外筒24、ダイヤフラム16と共に液室32を
形成しており、この液室32内には電気粘性流体が充填封
入されている。この電気粘性流体は一例として40〜60重
量%のケイ酸、30〜50重量%の低沸点の有機相、50〜10
重量%の水及び5重量%の分散媒からなる混合物が適用
でき、例えばイソドデカン(isododekan)が適用でき
る。この電気粘性流体は通電していない場合に普通の液
圧流体の粘性を有し、通電時に電界強さに応じて粘性が
変化して粘性が大きくなる特性を有する。
第2図に示される如く隔壁20の中央部に形成される隆
起部20Aには貫通孔36が形成されている。この貫通孔36
は隆起部20Aへ熱溶着、高周波溶着等で固着される隔壁
蓋板38で閉止されている。このため液室32はこの隔壁2
0、隔壁蓋板38によって上小液室32Aと下小液室32Bとに
区画される。
隆起部20Aには平面形状が略C字状の溝が穿設され、
隔壁蓋板38によってその開放部が閉止されてオリフイス
40となっている。このオリフイス40は隔壁蓋板38に形成
される円孔42及び隔壁20を貫通する円孔44を介して夫々
長手方向端部が上小液室32A及び下小液室32Bと連通して
いる。
このため上小液室32A及び下小液室32Bの流体はこのオ
リフイス40を通して相互に流通でき、通過時に抵抗を生
ずるようになっている。
オリフイス40の内周の対向面、すなわち側壁には同心
形状に電極板46、48が接着されている。これらの電極板
46、48は第1図に示される如く隔壁20の内部を通過する
リード線50、52によって高電圧発生回路80へ連通されて
おり、必要時に通電されるようになっている。
リード線50、52が封入される隔壁20は一部又は全部を
合成樹脂、セラミツクス等の絶縁材で製作する必要があ
り、一例として電極板46、48の間隔は1〜2mm程度とす
る。
振動受部Aには振動受部Aの変位xを検出する変位セ
ンサ90が取付けられ、振動発生部Bには振動発生部Bの
変位yを検出する変位センサ92が取付けられている。変
位センサ90は微分回路86に接続され、変位センサ92は微
分回路88に接続されている。微分回路86の出力端は判別
回路84に接続されると共に加算器94に接続されている。
また、微分回路88は加算器94に接続されている。そし
て、加算器94の出力端は判別回路84に接続されている。
判別回路84はパルス発生回路82を介してトランジスタ
Trのベースに接続されている。トランジスタTrのエミッ
タは接地され、コレクタはリレーRYの励磁コイルLを介
して電源に接続されている。リレーRYの接点Sの一端
は、電源に接続され、かつ他端は高電圧発生回路80に接
続されている。そして、高電圧発生回路80は上記で説明
したようにリード線50、52を介して電極板46、48に接続
されている。
次に本実施例の動作を説明する。振動発生部Bで発生
された振動は防振装置の支持台28を介して振動受部Aに
伝達されると共に支持台28を介して吸振主体26へ伝達さ
れて吸振主体26の内部摩擦で振動が減衰される。振動発
生部Bの振動による変位は、変位センサ92によって検出
され微分回路88によって振動発生部Bの速度が演算さ
れ、この速度は加算機94に入力される。一方、振動受
部Aに伝達された振動による変位は、変位センサ90によ
って検出された後微分回路86によって振動受部Aの速度
が演算される。この速度は判別回路84及び加算機94
に入力される。加算機94では、振動受部Aの振動発生部
Bに対する相対速度−が演算され、この相対速度
−は判別回路84に入力される。判別回路84では、振動
受部Aの速度と相対速度−とを乗算した積(
−)が正か負かを判別することにより振動受部Aの速
度の方向と相対速度との方向が同一方向か異なる方向か
を判別した後この判別結果をパルス発生回路82に出力す
る。パルス発生回路82は、振動受部Aの速度と相対速度
とが同一の方向である場合はにハイレベルの信号を出力
し、振動受部Aの速度と相対速度とが異なる方向のとき
にはローレベルの信号出力する。ここで、パルス発生回
路82から出力される信号について、第15図を参照して更
に説明する。振動受部の速度(dx/dt)及び振動受部の
振動発生部に対する相対速度(dx/dt−dy/dt)が、第15
図に示すように変化した場合を考えると、減衰係数の大
きさを定めるための(dx/dt)/(dx/dt−dy/dt)は、
曲線fのように変化する。本実施例では、判別回路84
で振動受部の速度(dx/dt)の方向と、振動受部の振動
発生部に対する相対速度(dx/dt−dy/dt)の方向とを判
別し、振動受部の速度(dx/dt)の方向と相対速度(d
x/dt−dy/dt)の方向とが同方向のとき、パルス発生回
路82からハイレベルの信号を出力し、振動受部の速度
(dx/dt)の方向と相対速度(dx/dt−dy/dt)の方向と
が異なる方向のとき、パルス発生回路82からローレベル
の信号を出力している。従って、振動受部の速度(dx/d
t)の方向と相対速度(dx/dt−dy/dt)の方向とが同方
向のとき、すなわち曲線fが正の領域では、パルス発生
回路82からハイレベルの信号が出力され、振動受部の速
度(dx/dt)の方向と相対速度(dx/dt−dy/dt)の方向
とが異なる方向のとき、すなわち曲線fが負の領域で
は、パルス発生回路82からローレベルの信号が出力され
る。
パルス発生回路82からハイレベルの信号が出力された
場合には、トランジスタTrにベース電流が流れるためト
ランジスタがオンし、この結果励磁コイルLが励磁され
てリレーRYの接点Sが閉じられ、高電圧発生回路80が作
動して高電圧発生回路80から電極板46、48に高電圧が印
加される。この結果、電気粘性流体の粘性が大きくなり
減衰係数が大きくなる。一方、パルス発生回路82からロ
ーレベルの信号が出力された場合にはトランジスタTrが
オフするためリレーの接点Sがオフし、高電圧発生回路
80から電極板46、48に高電圧が印加されないため電気粘
性流体の粘性は大きくならず、減衰係数は小さくなる。
一方、振動発生部Bで発生され支持台28を介して吸振
主体26へ伝達された振動は、吸振主体26を介して液室32
へ伝達されるので、小液室32A内の電気粘性流体はオリ
フイス40を介して小液室32Bに移動することになる。こ
のとき、上記で説明したように電極板46、48に高電圧が
印加されていれば、すなわち振動受部の速度の方向と振
動受部の振動発生部に対する相対速度の方向とが同方向
の場合には電気粘性流体の粘性が高くなるため減衰係数
が大きくなり、電気粘性流体移動時の流通抵抗によって
振動が減衰される。一方、電極板46、48に電圧が印加さ
れていない場合、すなわち振動受部の速度の方向と振動
受部の振動発生部に対する速度の方向とが異なる場合に
は、電気粘性流体の粘性が大きくならず減衰係数が小さ
くなるため振動発生部の振動によって振動受部が加振さ
れることが防止される。
上記のように減衰係数cを制御したときの減衰特性を
従来例と比較して第5図に示す。なお、第5図の実線は
減衰係数を制御しないときの減衰特性であり、破線は上
記のように減衰係数を制御したときの減衰特性である。
ところで、振動受部としてエンジンを採用し振動発生
部として車体を採用した場合には、広い帯域の周波数に
亘って振動が発生し、この振動によってエンジンの振動
による速度の方向及びエンジンと車体との振動による相
対速度の方向が同一方向または異なる方向になる。従っ
て、この速度の方向に応じて電極板46、48へ通電するこ
とにより上記で説明したように減衰係数が大きくまたは
小さく変化され、これによって広い周波数帯域に亘った
振動吸収が可能となる。
特にオリフイス40は軸寸法が長いので、エンジン振動
が広い範囲に亘って生ずる場合にもこれに対応すること
ができる。
具体的には、本実施例をエンジンマウントに適用する
と、エンジンのバウンシング振動が15Hz、ローリング振
動が7Hz付近に生ずることがある。これに対し防振装置
は電極板46、48へ通電せず、エンジンのバウンシング振
動に合うように流体の粘性をチユーニングし、ローリン
グ振動が生ずるときに電極板46、48へ通電して電極間に
電位差を与え流体の粘性を上げることにより7Hz付近ま
で高減衰のピーク位置をずらすことができる。
ところで、電気粘性流体に電界を印加した場合には、
電界を印加した時点から粘性流体の粘性が変化するまで
に応答遅れが存在する。この応答遅れは数十msec程度で
ある。従って、この応答遅れを補正して必要なタイミン
グに粘性が変化するように位相を進ませる位相調節回路
を設けるのが好ましい。この位相調節回路の位相進み量
は、最適な振動特性が得られるように実験により定めら
れる。また、この位相調節回路は、変位センサ90と微分
回路86との間及び変位センサ92と微分回路88との間また
は微分回路86、88の出力側または判別回路84とパルス発
生回路82との間等に設けることができる。
なお、上記では変位センサと微分回路とによって振動
発生部及び振動受部の速度を検出する例について説明し
たが、振動発生部及び振動受部に速度センサを設けて直
接速度を検出するようにしてもよく、また振動発生部と
振動受部とに加速度センサを設けこの加速度センサ出力
を積分して速度を求めるようにしてもよい。また、上記
では積(−)の符号を判別することにより振動受
部の速度の方向と振動受部の振動発生部に対する相対速
度の方向とを判別する例について説明したが、振動受部
の速度の方向と振動受部の振動発生部に対する相対速度
の方向とが同一か否かを判別できればよいから、速度
と相対速度−との符号をそれぞれ独立に判別して振
動受部の速度と振動受部の振動発生部に対する相対速度
の方向とが同一か否かを判別するようにしてもよく、ま
た、(−)/あるいは/(−)の符号が正
か負かを判別することにより速度の方向を判別するよう
にしてもよい。また、上記では、速度≠0、≠と
して減衰係数を制御する例について説明したが、=
0、=のときには減衰係数cの大きさによらず上記
(1)式の左辺の第2項が0になるから減衰係数cを制
御しても制御しないようにしてもよい。また、上記では
電気粘性流体に電界を印加して粘性を大きくする例につ
いて説明したが、電気粘性流体の成分によっては電界を
印加して粘性を小さくすることができるので、電界を印
加して減衰係数を小さくし、この電界の印加を中止して
減衰係数を大きくするようにしてもよい。また、上記で
はアナログ回路で制御する例について説明したがマイク
ロコンピュータ等のデイジタル回路を用いて制御しても
よい。
次に、本発明が適用可能な防振装置を説明する。
第6図には本発明が適用可能な第2の防振装置(第1
図の防振装置を第1の防振装置とする)が示されてい
る。
この第2の防振装置では前記の第1の防振装置におけ
る隔壁蓋板38の外周が直角に屈曲され筒状の立壁部38A
とされて隆起部20Aの外周へ当接しており、立壁38Aの下
端部はさらに直角に屈曲されてフランジ部38Bとされ、
隔壁20の上面へ密着し、外筒24の下端かしめ部によって
隔壁20へ押圧されている。このためこの第2の防振装置
では隔壁20の上端と隔壁蓋板38との間を確実に閉止して
漏れのないオリフイス40を形成することができる。
第7図(A)には第3の防振装置が示されている。こ
の防振装置では隔壁蓋板38の中央部に開口56が形成さ
れ、この開口56内に可動板58が取付けられている。この
可動板58は上小液室32A側の端部に拡径部58Aを有し、ま
た下小液室32B側にはストツパプレート60が固着されて
いる。可動板58、ストツパプレート60の外径は開口56よ
りも大きく形成されており、また可動板58、ストツパプ
レート60の間隔は隔壁蓋板38の肉厚よりも大きくなって
いる。このため可動板58は隔壁蓋板38の肉厚方向に微少
変位(0.5mm程度以下)可能となっている。
このためこの防振装置では、電極板46、48への通電に
よる電気粘性流体の粘性変化を利用して広範囲な振動吸
収が可能になると共に、可動板58が振動できるので特に
高周波の微小振動を受けた場合にも動的ばね定数を上げ
ることがなく、このためこもり音を低減することができ
る。
第7図(B)には第4の防振装置が示されている。こ
の防振装置は前記防振装置と同様な微少変位可能な部材
を設けたものであるが、微少変位可能な鉄板103は複数
の小孔を有すると共に弾性膜101、102で挟まれている。
これらの弾性膜101、102は隔壁蓋板38、隔壁20へ外周が
加硫接着され、鉄板103と隙間を有し、この鉄板103を微
少変位可能としている。その他の構成は第7図(A)と
同様であり同様の効果が得られる。
第8図には第5の防振装置が示されている。
この防振装置では第1の防振装置の構成に加えて上小
液室32A内に仕切板62が配置されている。この仕切板62
は上小液室32Aのほぼ中央部に配置され、周囲が略直角
に屈曲された立壁部62Aとされ、この立壁部62Aの下端部
がさらに直角に屈曲されたフランジ部62Bとされ、この
フランジ部62Bが外筒24の下端部によって隔壁20へ押圧
固定されている。またこの仕切板62の中央部には開口64
が形成されている。
このためこの仕切板62は上小液室32Aをほぼ二分割
し、開口64を通して互いに連通している。
この結果この防振装置では前記第1の防振装置に加え
て、開口64付近に生じる液柱共振を利用し、特定の周波
数において動的ばね定数をさらに低くすることができ
る。
第9図には第6の防振装置が示され第10図にはこの防
振装置の横断面が示されている。
この防振装置は前記第1の防振装置における貫通孔36
内へ複数個(この実施例では4個)の同心状電極板66、
68、70、72を設けたものである。これらの電極板は貫通
孔36へ掛け渡されるアーム74によって支持されている。
また電極板66と電極板70とはアーム74内及び隔壁20内を
通るリード線76によって、電極板68、72は同様なリード
線78によって上記の高電圧発生回路80へ接続されてい
る。
また隔壁蓋板38には貫通孔36と連通する貫通孔38Cが
形成され、これによって貫通孔38Cが貫通孔36と共に上
小液室32A、下小液室32Bを連通している。
電極板66〜電極板72の各間隔は電極板46、48間の間隔
と約同程度とされている。
このためこの防振装置では貫通孔36、38Cを介して上
小液室32A、下小液室32Bを連通する部分のオリフイスは
その断面積Saがオリフイス40の断面積Sbよりも大きく、
また貫通孔38C、36部分のオリフイスの長さはオリフイ
ス40の長さよりも短い。
振動吸収時には電極板46、48及び電極板66〜72へ通電
することによってオリフイス40及び貫通孔38C、36部分
の流体の粘度を様々に変えてオリフイス40及び貫通孔38
C、36のオリフイスの組合せで各種の振動を吸収でき
る。高速走行時のこもり音低減のためには貫通孔36、38
Cのオリフイス内を流体が自由に通過できるようにする
のが好ましい。特に貫通孔38C、36内の流体を固化し、
実質的にオリフイス40のみで上小液室32Aと下小液室32B
とを連通することもできる。この場合電極板46、48へ通
電しなければオリフイス40は電極板46、48が設けられて
いないオリフイスの同様な特性を生ずる。
具体例としてエンジンのバウンシング振動が15Hz、ピ
ツチング振動が7Hz付近に出る場合には一般的に、はな
れた周波数で高減衰を出すことは不可能である。従って
オリフイス40の電極板46、48へ電位差を与えないときに
減衰力の周波数ピークを15Hzにチユーニングするように
オリフイス40の径と長さを決め、ピツチング振動が生ず
るときは、電極板46、48間に電界を与え流体の粘性を増
して減衰力のピークを7Hz付近にもってくることが可能
となる。この場合電極板66〜72に変位差を与えて、この
部分のオリフイス内の流体を固化させる。
さらにオリフイス40内の流体を固化すれば、ばね定数
をかなり硬くすることができる。これは急に高負荷が加
わる場合に一時的にばね定数を硬くしてエンジンを他部
分と干渉しないようにしようとするときに適用できる。
この防振装置ではオリフイス部分におけるオリフイス
の長さLと断面積Sとの比L/Sを2以上にすることが好
ましい。
第11図には第7の防振装置が示され、支持台28の上部
はさらに弾性体105が取りつけられ、ボルト30が固着さ
れたプレート106へ加硫接着されている。これにより、
流体がオリフイス40を流れなくなり、上小液室32A内の
圧力が上昇した際のばね定数増大を低減させるようにな
っている。
第12図には第8の防振装置が示されている。この防振
装置は自動車のキヤブマウントへ適用された例であり、
車体112へボルト114で固着されるベースプレート116に
はゴム等で円筒状とされた下吸振主体118の上端が加硫
接着されている。
この下吸振主体118の下端外周には金属短筒120の内周
が加硫接着されると共に、この金属短筒120へかしめ固
着されるベースプレート122が下吸振主体118の下端部を
支持している。このベースプレート122の軸心部は内筒1
24の下端部が貫通固着されており、この内筒124内には
振動発生部であるキヤビン126から垂下される取付ボル
ト128が貫通しており、突出先端部はナツト132が締付け
られている。
内筒124の上端には平板134が固着され、この平板134
の外周へかしめられた短筒136とベースプレート116との
間にはゴム等で円筒状に形成される上吸振主体138の上
下端部が加硫接着されている。
ここに平板134、吸振主体118、138及びベースプレー
ト122によって囲まれる内部は液室140とされており、前
記各防振装置の液室32と同様に電気粘性流体が封入され
ている。
この液室32内には隔壁142が配置され、液室140を上小
液室140Aと下小液室140Bとに区画している。この隔壁14
2は上端がベースプレート116へ固着された短筒143上へ
搭載されると共に、上吸振主体138の下端延長部によっ
てこの短筒143へ押圧固定されている。この隔壁142上に
はスペーサ144及び隔壁蓋板146が取付けられ、隔壁142
の筒部142Aとの間にオリフイス148を形成している。こ
のオリフイス148は前記各防振装置のオリフイス40と同
様形状であり、隔壁蓋板146の円孔150及び隔壁142の円
孔152を介して上小液室140A及び下小液室140Bへ連通さ
れている。
隔壁142には筒部142Aの内側を内筒124が貫通してお
り、内筒124の外周へスライド可能に取付けられるリン
グ154との内に円筒状ゴム156が加硫接着されている。
またこの防振装置においてもオリフイス148には筒部1
42Aの外周及びスペーサ144の内周にそれぞれ電極板46、
48が取付けられ、互いに対向しており、リード線50、52
を介して高電圧発生回路80から通電することでオリフイ
ス148内の電気粘性流体の粘性を変化できるようになっ
ている。
従ってこの防振装置においても、キヤビン126の振動
時にオリフイス148内の液体の粘度を替えて吸振特性を
変化させ得る。
またこの防振装置では、キヤビン126の振動が取付け
ボルト128を介してベースプレート122へ伝えられるの
で、上小液室140Aの縮少時に下小液室140Bを拡大でき、
オリフイス148内の流体流量を大きくすることができ
る。
そして、第13図には第9図の防振装置が示されてい
る。第9の防振装置は上記で説明した第1〜第8の防振
装置と略同様な構成のため同一部分には同一符号を付し
て説明を省略するが、上記長オリフイスに代えて略C字
形状のオリフイスを設けた点が主として相異する。吸振
主体26の頂部には、取付ボルト30を備えた支持プレート
160が固定されている。小液室32Aと小液室32Bとを区画
するように絶縁材で構成された隔壁20が配置されてお
り、この隔壁20の略中央部には薄肉状部が形成されてい
る。また、隔壁20の薄肉状部の周囲には、隔壁20の平面
図を示す第14図に示されるように、略C字状の貫通溝が
穿設されており、この溝内に略C字状の電極板162、16
4、166が平行に配置されて電極板162と電極板164との間
および電極板164と電極板166との間に略C字状のオリフ
イス168、170を形成している。そして、電極板162、16
4、166の各々はリード線172の各々を介して高電圧発生
回路80に接続されている。この防振装置によれば、電極
板162、166を高電圧発生回路の陽極(または陰極)に接
続すると共に電極板164を高電圧発生回路の陰極(また
は陽極)に接続し、上記のように電圧を制御することで
オリフイス内の電気粘性流体の粘性を変化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第2図は第
1図の防振装置の隔壁部分を示す分解斜視図、第3図
(1)、(2)及び第4図(1)、(2)は本発明の原
理を説明するための線図、第5図は本実施例と従来例と
の減衰特性を比較し示す線図、第6図は本発明が適用可
能な第2の防振装置を示す断面図、第7図(A)、
(B)はそれぞれ本発明が適用可能な第3、第4の防振
装置を示す断面図、第8図及び第9図はそれぞれ本発明
が適用可能な第5、第6の防振装置を示す断面図、第10
図は第9図のVII−VII線断面図、第11図及び第12図は本
発明が適用可能な第7、第8の防振装置を示す縦断面
図、第13図は本発明が適用可能な第9の防振装置を示す
縦断面図、第14図は第9の防振装置の隔壁の平面図、第
15図はパルス発生回路から出力される信号を説明するた
めの線図である。 16……ダイヤフラム、 20……隔壁、 26……吸振主体、 32……液室、 32A……上小液室、 32B……下小液室、 38……隔壁蓋板、 40……オリフイス、 46、48、66、68、70、72……電極板、 80……高電圧発生回路、 82……パルス発生回路、 84……判別回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部が弾性体で構成されかつ内部に電気粘
    性流体が充填された液室を区画して形成された複数の小
    液室と、前記複数の小液室を連通するオリフイスと、前
    記オリフイス内に配置された電極とを備え、振動発生部
    と振動受部との間に介在された防振装置の前記電極に印
    加する電圧を制御して前記電気粘性流体の年生を変化さ
    せることにより減衰係数を制御する防振装置の減衰係数
    制御装置において、前記振動受部の速度を検出する第1
    の速度検出手段と、前記振動発生部の速度を検出する第
    2の速度検出手段と、前記振動受部の速度の方向と前記
    振動受部の前記振動発生部に対する相対速度の方向とを
    判別する判別手段と、前記振動受部の速度の方向と前記
    相対速度の方向とが同方向のとき前記減衰係数を大きく
    すると共に前記振動受部の速度の方向と前記相対速度の
    方向とが異なる方向のとき前記減衰係数を小さくするよ
    うに制御する制御手段と、を設けたことを特徴とする防
    振装置の減衰係数制御装置。
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