JP2003148551A - 制御式液体封入マウント - Google Patents

制御式液体封入マウント

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JP2003148551A
JP2003148551A JP2001351152A JP2001351152A JP2003148551A JP 2003148551 A JP2003148551 A JP 2003148551A JP 2001351152 A JP2001351152 A JP 2001351152A JP 2001351152 A JP2001351152 A JP 2001351152A JP 2003148551 A JP2003148551 A JP 2003148551A
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liquid
vibration
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Teruyuki Ito
輝幸 伊藤
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Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造とすると共に、優れた性能を発揮
し得る制御式液体封入マウントを提供する。 【解決手段】 低周波大振幅の変位入力に対しては、第
一及び第二液室6,7の間で封入液体がオリフィス8を
介して液柱共振により反復移動し、高減衰を得る。ま
た、振動体からの継続的な入力振動に対しては、アクチ
ュエータ5が、モータ55で回転されるカム54を振動
板51に周期的に接触させて、この振動板51を振動さ
せ、入力振動と同一周波数で逆位相の脈圧を第一液室6
内の封入液体に与えることによって動ばね定数を低下さ
せるので、優れた振動絶縁性を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車エン
ジン等の振動体に対する防振支持手段として用いられる
液体封入マウントに関し、特に、振動入力に伴う液圧変
化をアクチュエータの駆動によって吸収し、これによっ
て伝達振動を低減する機構を備えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンを車体フレームに弾性的に支持
する液体封入マウントの一種として、電磁式のアクチュ
エータの駆動によって、入力振動による封入液の圧力変
化を吸収して振動絶縁性を向上するものがある。図4
は、このような制御式液体封入マウントの典型的な従来
例を示す縦断面図である。
【0003】支持対象のエンジン側に連結される第一取
付部材101の内周に、電磁アクチュエータ105が装
着され、第一取付部材101と、車体フレーム側に連結
される第二取付部材102との間に、円周方向に連続し
たゴム状弾性材料からなる支持ばね103及びダイアフ
ラム104が一体的に介在され、電磁アクチュエータ1
05と支持ばね103との間、及び支持ばね103とダ
イアフラム104との間にそれぞれ液体が充填された第
一及び第二液室106,107が画成され、両液室10
6,107を、オリフィス108を介して互いに連通さ
せた構成を備える。
【0004】電磁アクチュエータ105は、第一取付部
材101の内周に密封的に固定され永久磁石105bが
取り付けられた磁性体からなるヨーク105aと、ヨー
ク105aに巻装した励磁コイル105cと、ヨーク1
05aの下側に適当な隙間を介して配置され板ばね10
5eによって弾性的に支持された磁性体からなる振動板
105dとからなる。そして、励磁コイル105cに交
流の励磁電流を通電することによって、この励磁コイル
105cとヨーク105aからなる電磁石に変動磁界を
発生させ、その磁力変化の位相を、永久磁石105bの
磁力との協動により、励磁電流の位相と一致させて、振
動板105dを、板ばね105eの変形を伴いながら上
下に振動変位させるものである。励磁コイル105cへ
の励磁電流の周波数及び位相は、エンジンの振動を検出
する荷重センサ、あるいはエンジンの1回転毎にパルス
を発生する回転センサ等からの信号に基づいて、コント
ローラにより制御される。
【0005】この制御式液体封入マウントは、車体のバ
ウンド等の衝撃による低周波大振幅の変位入力に対して
は、支持ばね103が大きな変形を受けることにより、
二つの液室106,107の間で封入液がオリフィス1
08を介して液柱共振により反復移動し、この時の流動
抵抗によって大きな減衰力を得る。また、エンジンの機
関振動による小振幅の継続的な入力振動に対しては、こ
の振動を検出する荷重センサ等からの信号に基づいて駆
動される電磁アクチュエータ105の振動板105dの
振動変位によって、入力振動と周波数が同一かつ逆位相
の脈圧が、第一液室106内の封入液に与えられるの
で、振動入力に対応する第一液室106の封入液の圧力
変動が吸収され、その結果、動ばね定数が低くなって優
れた振動絶縁性を発揮する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の制御式液体封入マウントは、動ばね定数を低下させて
振動を有効に絶縁するために、電磁アクチュエータ10
5を用いており、この電磁アクチュエータ105は、サ
イズの大きいヨーク105a、永久磁石105b、励磁
コイル105c等を備えるため、高価なものになってい
た。しかも、励磁コイル105cの発熱によって振動キ
ャンセル能力が低下したり、ゴム部品の材質劣化を来す
おそれがあった。
【0007】本発明は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その技術的課題とするところは、簡素な構
造とすると共に、優れた性能を発揮し得る制御式液体封
入マウントを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の技術的課題は本発
明によって有効に解決することができる。すなわち請求
項1の発明に係る制御式液体封入マウントは、第一取付
部材にアクチュエータが装着され、前記第一取付部材と
その内周側に配置された第二取付部材との間に円周方向
に連続したゴム状弾性材料からなる支持ばね及びダイア
フラムが一体的に介在され、前記アクチュエータと支持
ばねとの間及び前記支持ばねとダイアフラムとの間にそ
れぞれ液体が充填された第一及び第二液室が画成され、
前記第一及び第二液室が前記第一取付部材に形成された
オリフィスを介して互いに連通し、前記アクチュエータ
が、前記第一液室に面して前記第一取付部材の内周に密
封的かつ移動可能に配置された振動板と、回転によって
前記振動板に周期的に干渉するカムと、このカムを入力
振動の周波数と一致する回転数で回転させるモータとか
らなる。
【0009】請求項2の発明に係る制御式液体封入マウ
ントは、請求項1の記載において、カムが複数設けら
れ、駆動されるカムの数が入力振動の振幅に応じて変化
するように、アクチュエータが制御される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る制御式液体
封入マウントの好ましい実施の形態を示す縦断面図、図
2は、図1におけるII−II線で切断した横断面図であ
る。まず図1において、参照符号1は、第一取付部材、
参照符号2は、第一取付部材1の下側に同心的に配置さ
れた第二取付部材である。
【0011】第一取付部材1は、伏皿状の上ケース部材
11と、環状の下ケース部材12と、上ケース部材11
の内周に嵌合固定されたモータ支持板13と、下ケース
部材12の内周に嵌合固定されたオリフィス部材14と
を有する。上ケース部材11と下ケース部材12は、外
周のフランジ同士において円周方向複数のボルト15を
介して互いに結合され、上ケース部材11の中央には、
上方へ向けて取付ボルト16が突設されている。また、
第二取付部材2は、下方へ向けて大径になる円錐台状の
センターボス21と、その下面中央から下方へ突設され
た取付ボルト22とを有する。
【0012】第一取付部材1におけるオリフィス部材1
4と、第二取付部材2におけるセンターボス21のテー
パ状に形成された外周面との間には、ゴム状弾性材料で
外周側が高くなる円錐環状に成形された支持ばね3が加
硫接着されている。この支持ばね3は、支持対象である
自動車エンジン側の荷重を弾性的に支持する主体である
ため、その肉厚が十分に大きいものとなっており、ま
た、荷重による単位体積あたりの歪が均一になるよう
に、内周側ほど厚肉に形成されている。
【0013】参照符号4はゴム状弾性材料で成形された
ダイアフラムで、支持ばね3よりも十分に薄肉に成形さ
れており、容易に変位可能とするために波状に湾曲した
断面形状を呈する。このダイアフラム4の外周部は、第
一取付部材1における下ケース部材12の下端部とオリ
フィス部材14の下面外周部との間に密封的にカシメ固
定されており、内周部は、第二取付部材2の取付ボルト
22に螺合したナット23によって、この第二取付部材
2におけるセンターボス21の下面に密封的に固定され
ている。
【0014】第一取付部材1における上ケース部材11
の内側空間には、アクチュエータ5が配置されている。
このアクチュエータ5は、上ケース部材11の内側に上
下変位可能な状態に配置されると共に上面にカム板51
aが固定された磁性体金属からなる振動板51と、この
振動板51の外周部を第一取付部材1におけるモータ支
持板13とオリフィス部材14との間で弾性的に支持す
ると共に、振動板51の外周部と第一取付部材1との間
を密封するゴム状弾性材料からなるばね52,53と、
振動板51のカム板51aの上側に配置されると共に回
転によってこのカム板51aの上面に周期的に干渉可能
なカム54と、モータ支持板13の上面に取り付けられ
カム54を回転させるモータ55とを備える。
【0015】図2にも示されるように、カム板51a
は、モータ支持板13より内周側に対応する位置で、振
動板51の上面の互いに180°対称位置に二枚取り付
けられており、カム54は、モータ支持板13の内周に
位置して各カム板51aの上方にそれぞれ配置され、各
カム54は、モータ支持板13の上面に互いに180°
対称に取り付けられた二個のモータ55の各出力軸55
aに取り付けられている。なお、カム板51a及びカム
54は、耐摩耗性に優れた低摩擦摺動材料によって製作
されている。また当然ながら、各カム54は、回転によ
ってモータ支持板13の内周縁13aと干渉しない位置
にある。
【0016】モータ55の駆動は、図示されていないコ
ントローラによって、エンジンの回転数に比例した回転
速度に制御される。具体的には、例えば直列4気筒エン
ジンの場合、エンジンの振動は回転数の2倍の周波数で
現われ、したがってこの場合、モータ55の回転数は、
エンジン回転数の2倍となるように制御される。そし
て、エンジン回転数は、エンジンの点火時期制御等のた
めに設置されている回転角センサ等の出力パルスから計
測されるので、モータ55の回転速度を容易に制御する
ことができる。
【0017】図3は、アクチュエータ5の作動を概略的
に示す説明図である。すなわちアクチュエータ5は、モ
ータ55によってカム54が回転する過程で、その最大
径部分54aが、図3に一点鎖線で示されるようにカム
板51aの上面に接触し、このカム板51aを介して振
動板51を下方へ変位させるといった動作が、1回転毎
に行われる。このため、振動板51が、エンジン回転数
に比例する入力振動の周波数と一致する周波数で、かつ
振動波形が入力振動と逆の位相をもって、上下に振動変
位されるようになっている。
【0018】また、エンジンの振動の振幅は、荷重セン
サあるいは加速度センサ等によって検出することかでき
るので、検出される振幅が所定値未満の場合は、二個の
モータ55のうち、一方のみが駆動され、振幅が所定値
以上になった場合は、双方のモータ55,55が駆動さ
れるように、コントローラによって制御される。そし
て、各カム54は、図2に示されるように、振動板51
の中心より外側に位置しているため、一方のモータ55
の駆動によって、一方のカム54のみで押圧された振動
板51は、傾斜状態に変位することになり、その変位量
が小さいものとなるのに対し、直径方向に対称に並んだ
二つのカム54,54の双方によって押圧された場合
は、振動板51全体がバランス良く押し下げられるの
で、その変位量が大きくなる。
【0019】説明を図1に戻すと、第一取付部材1にお
ける下ケース部材12の内周であってアクチュエータ5
の振動板51と支持ばね3との間には、第一液室6が画
成され、支持ばね3とダイアフラム4との間には第二液
室7が画成されている。第一取付部材1におけるオリフ
ィス部材14の外周面には、円周方向へ延びる有端の溝
14aが形成されており、この溝14aと、第一取付部
材1における下ケース部材12との間に、一端が開口8
aを介して第一液室6に開放されると共に、他端が開口
8bを介して第二液室7に開放されたオリフィス8が形
成されている。すなわち、第一液室6と第二液室7は、
オリフィス8を介して互いに連通している。
【0020】第一液室6、第二液室7及びオリフィス8
からなる密閉空間には、例えばシリコーンオイル等のよ
うな、適当な粘性を有する非圧縮性の作動液体が充填さ
れている。オリフィス8における液柱共振周波数は、オ
リフィス8の流路長さや流路断面面積等によって、衝撃
等による大振幅の振動に対応する低周波数域に同調され
ている。
【0021】上記実施形態による制御式液体封入マウン
トは、第一取付部材1側が取付ボルト16を介してエン
ジン側に連結される一方、第二取付部材2側が取付ボル
ト22を介して車体フレーム側に連結されることによっ
て、エンジンを車体フレーム上に防振支持するものであ
る。
【0022】ここで、支持ばね3のばね定数をK、入力
振動によって加圧される第一液室6の液圧をP、この液
圧Pに対する第一液室6内面の上下方向の受圧面積をS
とすると、例えばエンジン側から上下方向の振動変位X
の入力があった場合に車体フレーム側へ伝達される荷重
は、支持ばね3の変位によって発生する荷重KXと、第
一液室6の液圧Pが変化することにより生じる荷重PS
との和である。
【0023】そして例えば走行中、車体のバウンド等の
衝撃による低周波大振幅の変位が入力された場合は、上
下に大きく相対変位される第一取付部材1と第二取付部
材2との間で支持ばね3が大きな変形を受けることによ
る第一液室6の容積変化に伴い、封入液体がオリフィス
8を通じて第一液室6と第二液室7との間を液柱共振に
よって反復移動する。このため、変位入力による第一液
室6の液圧Pの変化が吸収され、すなわち封入液体を介
して伝達される荷重PSが小さくなって優れた緩衝性を
得ると共に、オリフィス8を封入液体が流動する際の流
動抵抗による高減衰作用によって、衝撃に伴う振動を速
やかに収束させる。
【0024】また、エンジンの駆動に伴い発生する機関
振動によって、オリフィス8の液柱共振周波数よりも周
波数の高い、中・高周波域の継続的な小振幅の振動変位
が入力された場合は、オリフィス8における液柱慣性が
大きくなり、第一液室6と第二液室7との間でオリフィ
ス8での液柱共振による封入液体の反復移動が起こらな
くなる。しかし、このような入力振動に対応する第一液
室6の液圧Pの変化は、アクチュエータ5の駆動によっ
て有効に吸収される。すなわち、アクチュエータ5の振
動板51が、モータ55によるカム54の回転によっ
て、入力振動と同一周波数かつ逆位相で振動変位され、
前記液圧Pの変動を相殺するような脈圧を第一液室6に
与える。したがって封入液体を介して伝達される荷重P
Sが小さくなり、振動絶縁性が向上する。
【0025】また、入力振動の振幅が所定値未満である
場合は、アクチュエータ5は、二個のモータ55,55
のうち一方のみが駆動されるため、一方のカム54のみ
で押圧されることにより傾斜状態に変位する振動板51
は、振幅の小さい入力振動による第一液室6の液圧Pの
変動を吸収するのに適した振幅の脈圧を発生させ、入力
振動の振幅が所定値以上である場合は、二個のモータ5
5,55の双方が駆動されるので、振動板51は、その
直径方向に対称に並んだ二つのカム54,54で変位さ
れることにより、振幅の大きい入力振動による大きな液
圧Pの変動を吸収するのに有効な振幅の脈圧を発生させ
る。
【0026】アクチュエータ5は振動板51を振動変位
させるための機構が、小型のモータ55の出力軸55a
にカム54を取り付けただけの簡素な構造であるため、
安価なものとなり、先に説明した図4に示される電磁ア
クチュエータ105に比較して、約50%程度のコスト
で製作することができる。また、モータ55の発熱も小
さいものとなる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明に係る制御式液体封入マ
ウントによると、低周波大振幅の変位入力に対しては、
第一及び第二液室の間で封入液体がオリフィスを介して
液柱共振により反復移動することによって高減衰を得る
ものであり、また、振動体からの継続的な入力振動に対
しては、アクチュエータの振動板が、前記入力振動と同
一周波数で逆位相の脈圧を第一液室内の封入液体に与え
ることによって動ばね定数を低下させるので、優れた振
動絶縁性を発揮する。そして、アクチュエータがモータ
で回転されるカムを振動板に周期的に接触させるように
した簡素な構造であるため、安価に提供することができ
る。
【0028】請求項2の発明に係る制御式液体封入マウ
ントによると、駆動されるカムの数が、入力振動の振幅
に応じて決定されるように制御されているため、入力振
動の振幅の大小に応じて、伝達振動を有効に吸収し得る
脈圧を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御式液体封入マウントの好適な
実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II線で切断した横断面図であ
る。
【図3】本発明に係る制御式液体封入マウントにおける
アクチュエータの作動を概略的に示す説明図である。
【図4】従来の技術に係る制御式液体封入マウントの一
例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 第一取付部材 11 上ケース部材 12 下ケース部材 13 モータ支持板 14 オリフィス部材 16 取付ボルト 2 第二取付部材 21 センターボス 22 取付ボルト 23 ナット 3 支持ばね 4 ダイアフラム 5 アクチュエータ 51 振動板 51a カム板 52,53 ばね 54 カム 55 モータ 6 第一液室 7 第二液室 8 オリフィス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一取付部材(1)にアクチュエータ
    (5)が装着され、前記第一取付部材(1)とその内周
    側に配置された第二取付部材(2)との間に円周方向に
    連続したゴム状弾性材料からなる支持ばね(3)及びダ
    イアフラム(4)が一体的に介在され、前記アクチュエ
    ータ(5)と支持ばね(3)との間及び前記支持ばね
    (3)とダイアフラム(4)との間にそれぞれ液体が充
    填された第一及び第二液室(6,7)が画成され、前記
    第一及び第二液室(6,7)が前記第一取付部材(1)
    に形成されたオリフィス(8)を介して互いに連通し、
    前記アクチュエータ(5)が、前記第一液室(6)に面
    して前記第一取付部材(1)の内周に密封的かつ移動可
    能に配置された振動板(51)と、回転によって前記振
    動板(51)に周期的に干渉するカム(54)と、この
    カム(54)を入力振動の周波数と一致する回転数で回
    転させるモータ(55)とからなることを特徴とする制
    御式液体封入マウント。
  2. 【請求項2】 カム(54)が複数設けられ、駆動され
    るカム(54)の数が入力振動の振幅に応じて変化する
    ように、アクチュエータ(5)が制御されることを特徴
    とする請求項1に記載の制御式液体封入マウント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299745A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Nissan Motor Co Ltd 防振支持装置
JP2009287735A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Tokai Rubber Ind Ltd 流体封入式防振装置
JP2009287734A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Tokai Rubber Ind Ltd 流体封入式防振装置

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