JP2617568B2 - スプライサーの張力制御装置 - Google Patents
スプライサーの張力制御装置Info
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- JP2617568B2 JP2617568B2 JP1078652A JP7865289A JP2617568B2 JP 2617568 B2 JP2617568 B2 JP 2617568B2 JP 1078652 A JP1078652 A JP 1078652A JP 7865289 A JP7865289 A JP 7865289A JP 2617568 B2 JP2617568 B2 JP 2617568B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、紙工業、製紙機械の紙継装置、磁気テープ
等のフイルム接続装置等におけるスプライサーの張力制
御装置に関するものである。
等のフイルム接続装置等におけるスプライサーの張力制
御装置に関するものである。
（従来の技術） 紙工機のスプライサーについてその従来例を第３図に
より説明すると、旧巻取紙（1a）あるいは新巻取紙（1
b）から巻上げられるシート（31）は、ブレーキロール
（２）、加速ロール（３）、ダンサー（４）、出口ロー
ル（５）を経て搬送され、巻取紙にはコントローラ
（６）、電空変換器（７）およびエアブレーキ（８）か
らなるブレーキ装置が設けられ、ブレーキロール（２）
にだめ押しロール（９）を対設し、加速ロール（３）に
はインダクシヨンモータ（3a）が設けられ、ダンサー
（４）にはパウダブレーキ（10）が付設されて、旧巻取
紙（1a）のシート巻上げ進行により残量が少なくなると
新巻取紙（1b）側のシート紙継ぎが行われ、紙継ぎの際
は、ブレーキロール（２）にだめ押しロール（９）を押
圧させてシート（31）に摩擦力を加え、同時にインダク
シヨンモータ（3a）により加速ロール（３）を減速して
シート（31）に出側張力を高くし、パウダブレーキ（1
0）で一定力で引張られているダンサー（４）が図示右
方に移動し旧巻取紙（1a）が停止して、旧巻取紙（1a）
側のシートに新巻取紙（1b）側のシートを接着する。
より説明すると、旧巻取紙（1a）あるいは新巻取紙（1
b）から巻上げられるシート（31）は、ブレーキロール
（２）、加速ロール（３）、ダンサー（４）、出口ロー
ル（５）を経て搬送され、巻取紙にはコントローラ
（６）、電空変換器（７）およびエアブレーキ（８）か
らなるブレーキ装置が設けられ、ブレーキロール（２）
にだめ押しロール（９）を対設し、加速ロール（３）に
はインダクシヨンモータ（3a）が設けられ、ダンサー
（４）にはパウダブレーキ（10）が付設されて、旧巻取
紙（1a）のシート巻上げ進行により残量が少なくなると
新巻取紙（1b）側のシート紙継ぎが行われ、紙継ぎの際
は、ブレーキロール（２）にだめ押しロール（９）を押
圧させてシート（31）に摩擦力を加え、同時にインダク
シヨンモータ（3a）により加速ロール（３）を減速して
シート（31）に出側張力を高くし、パウダブレーキ（1
0）で一定力で引張られているダンサー（４）が図示右
方に移動し旧巻取紙（1a）が停止して、旧巻取紙（1a）
側のシートに新巻取紙（1b）側のシートを接着する。
次に、だめ押しロール（９）の押圧を解除し、同時に
インダクシヨンモータ（3a）により加速ロール（３）の
周速Vacが出口ロール（５）の周速Veに達するまで加速
されて、ライン速度Veの運転となる。
インダクシヨンモータ（3a）により加速ロール（３）の
周速Vacが出口ロール（５）の周速Veに達するまで加速
されて、ライン速度Veの運転となる。
前記スプライザーは、出口ロール（５）側のシート
（31）の張力Ｔがある一定値の範囲内になければ、貼合
不良、段割れ等の不具合が発生するため、ブレーキ装置
のコントローラ（６）は新巻取紙（1b）の直径に対応さ
せて予め設定されたブレーキ力の指令信号を出力し、電
空変換器（７）を介してエアブレーキ（８）により新巻
取紙（1b）にブレーキ力をかけることにより、出口ロー
ル（５）側のシート張力Ｔをある範囲内にする張力制御
装置になっている。
（31）の張力Ｔがある一定値の範囲内になければ、貼合
不良、段割れ等の不具合が発生するため、ブレーキ装置
のコントローラ（６）は新巻取紙（1b）の直径に対応さ
せて予め設定されたブレーキ力の指令信号を出力し、電
空変換器（７）を介してエアブレーキ（８）により新巻
取紙（1b）にブレーキ力をかけることにより、出口ロー
ル（５）側のシート張力Ｔをある範囲内にする張力制御
装置になっている。
（発明が解決しようとする課題） 従来の前記張力制御装置は、紙継ぎに際し、新巻取紙
の直径に対応させて新巻取紙のブレーキ力を毎回プリセ
ットする必要があり、紙継ぎごとに新巻取紙の直径を計
測して、計測値に対応させて新巻取紙のブレーキ力をプ
リセットする面倒な操作が必要であるとともに、ブレー
キ力の設定不良等によりシート張力が所定の範囲内に制
御されず、紙継ぎに際し貼合不良や段割れ等が生じ、シ
ートの巻上げ搬送に支障を来すなどの問題点がある。
の直径に対応させて新巻取紙のブレーキ力を毎回プリセ
ットする必要があり、紙継ぎごとに新巻取紙の直径を計
測して、計測値に対応させて新巻取紙のブレーキ力をプ
リセットする面倒な操作が必要であるとともに、ブレー
キ力の設定不良等によりシート張力が所定の範囲内に制
御されず、紙継ぎに際し貼合不良や段割れ等が生じ、シ
ートの巻上げ搬送に支障を来すなどの問題点がある。
本発明は、前記のような課題に対処するために開発さ
れたものであって、その目的とする処は、新巻取紙、即
ち新シートロールのシートロール径の自動検出算出値に
基づき同新シートロールのブレーキ力を自動制御するこ
とによりシート、張力の制御性能、信頼性を向上したス
プライザーの張力制御装置を提供するにある。
れたものであって、その目的とする処は、新巻取紙、即
ち新シートロールのシートロール径の自動検出算出値に
基づき同新シートロールのブレーキ力を自動制御するこ
とによりシート、張力の制御性能、信頼性を向上したス
プライザーの張力制御装置を提供するにある。
（課題を解決するための手段） 本発明は、シートロールからシートを巻上げて加速ロ
ール等により搬送するスプライサーにおいて、前記加速
ロールに駆動用サーボモータを設け、該駆動用サーボモ
ータの加速度運動に要する加速トルク値から直接シート
ロール径を演算し、演算したシートロール径に基づくブ
レーキ力制御信号を、前記シートロールのブレーキ装置
に入力して制御する張力コントローラを設けた構成に特
徴を有し、張力コントローラによって、加速ロールの駆
動用サーボモータの加速度運動に要する加速トルク値か
ら直接シートロール径を演算し、同シートロール径に基
づくブレーキ力制御信号を出力することにより、シート
ロールのブレーキ力を適正値に自動制御可能とし、シー
ト張力を所定範囲内に自動制御する。
ール等により搬送するスプライサーにおいて、前記加速
ロールに駆動用サーボモータを設け、該駆動用サーボモ
ータの加速度運動に要する加速トルク値から直接シート
ロール径を演算し、演算したシートロール径に基づくブ
レーキ力制御信号を、前記シートロールのブレーキ装置
に入力して制御する張力コントローラを設けた構成に特
徴を有し、張力コントローラによって、加速ロールの駆
動用サーボモータの加速度運動に要する加速トルク値か
ら直接シートロール径を演算し、同シートロール径に基
づくブレーキ力制御信号を出力することにより、シート
ロールのブレーキ力を適正値に自動制御可能とし、シー
ト張力を所定範囲内に自動制御する。
（作 用） シートロールのシートは巻上げられて駆動用サーボモ
ータ付きの加速ロール等により搬送され、張力コントロ
ーラによって前記駆動用サーボモータの加速トルク値に
より演算したシートロール径に基づくブレーキ力制御信
号が出力され、該ブレーキ力制御信号によってシートロ
ールのブレーキ装置が制御されて、シートロールの径に
対応した適正のブレーキ力に自動的に制御され、シート
張力がある範囲内に自動調整されてシートが円滑に巻上
げ搬送される。
ータ付きの加速ロール等により搬送され、張力コントロ
ーラによって前記駆動用サーボモータの加速トルク値に
より演算したシートロール径に基づくブレーキ力制御信
号が出力され、該ブレーキ力制御信号によってシートロ
ールのブレーキ装置が制御されて、シートロールの径に
対応した適正のブレーキ力に自動的に制御され、シート
張力がある範囲内に自動調整されてシートが円滑に巻上
げ搬送される。
（実施例） 第１図および第２図に本発明の一実施例を示し、図中
（1a）は旧巻取紙、即ち旧シートロール、（1b）は新巻
取紙、即ちシートロールであって、旧シートロール（1
a）から巻上げられあるいは新シートロール（1b）から
シート継ぎされて巻上げられるシート（31）は、それぞ
れ複数のガイドロールを介し加速ロール（13）で加速さ
れ、さらにクツシヨンロール（14）、ダンサロール
（４）、出口ロール（５）を経て搬送され、新シートロ
ール（1b）には電空変換器（７）付きエアシリンダ
（８）からなるブレーキ装置（7,8）が設けられ、シー
トロール（1a,1b）からシート（31）を巻上げて加速ロ
ール（13）等により搬送するスプライサーにおいて、加
速ロール（13）に駆動用サーボモータ（13a）を設け、
サーボモータ（13a）の加速度運動に要する加速トルク
値から直接シートロール径を演算し演算したシートロー
ル径に基づくブレーキ力制御信号（20a）をブレーキ装
置（7,8）に入力して制御する張力コントローラ（20）
を設けたスプライサーの張力制御装置になっている。図
中（21）は駆動用サーボモータ（13a）と張力コントロ
ーラ（20）との間に介装されたサーボアンプである。
（1a）は旧巻取紙、即ち旧シートロール、（1b）は新巻
取紙、即ちシートロールであって、旧シートロール（1
a）から巻上げられあるいは新シートロール（1b）から
シート継ぎされて巻上げられるシート（31）は、それぞ
れ複数のガイドロールを介し加速ロール（13）で加速さ
れ、さらにクツシヨンロール（14）、ダンサロール
（４）、出口ロール（５）を経て搬送され、新シートロ
ール（1b）には電空変換器（７）付きエアシリンダ
（８）からなるブレーキ装置（7,8）が設けられ、シー
トロール（1a,1b）からシート（31）を巻上げて加速ロ
ール（13）等により搬送するスプライサーにおいて、加
速ロール（13）に駆動用サーボモータ（13a）を設け、
サーボモータ（13a）の加速度運動に要する加速トルク
値から直接シートロール径を演算し演算したシートロー
ル径に基づくブレーキ力制御信号（20a）をブレーキ装
置（7,8）に入力して制御する張力コントローラ（20）
を設けたスプライサーの張力制御装置になっている。図
中（21）は駆動用サーボモータ（13a）と張力コントロ
ーラ（20）との間に介装されたサーボアンプである。
本発明の実施例は、前記のような構成になっており作
用について説明すると、旧シートロール（1a）のシート
（31）が巻上げられて加速ロール（13）により加速され
クツシヨンロール（14）、ダンサー（４）、出口ロール
（５）を経て搬送され、旧シートロール（1a）の残量が
少なくなると、従来例で示したような新シートロール
（1b）のシートが旧シートロール（1a）側のシートに接
着されてシート継ぎが行われ、シート（31）が連続して
搬送される。
用について説明すると、旧シートロール（1a）のシート
（31）が巻上げられて加速ロール（13）により加速され
クツシヨンロール（14）、ダンサー（４）、出口ロール
（５）を経て搬送され、旧シートロール（1a）の残量が
少なくなると、従来例で示したような新シートロール
（1b）のシートが旧シートロール（1a）側のシートに接
着されてシート継ぎが行われ、シート（31）が連続して
搬送される。
前記シート継ぎに際し新シートロール（1b）のシート
ロール径はシート継ぎごとに異なり、新シートロール
（1b）の巻上げ時のトルクTmが多様となるため、出口ロ
ール（５）側のシート張力Ｔをある一定の範囲内にする
ために新シートロール（1b）のブレーキ力の調整制御が
必要となる。
ロール径はシート継ぎごとに異なり、新シートロール
（1b）の巻上げ時のトルクTmが多様となるため、出口ロ
ール（５）側のシート張力Ｔをある一定の範囲内にする
ために新シートロール（1b）のブレーキ力の調整制御が
必要となる。
該実施例では、加速ロール（13）に駆動用サーボモー
タ（13a）を設け、張力コントローラ（20）によって駆
動用サーボモータ（13a）の加速トルク値により演算し
た新シートロール（1a）のシートロール径に基づくブレ
ーキ力制御信号（20a）を新シートロール（1a）のブレ
ーキ装置（7,8）に入力して制御し、新シートロール（1
b）にはそのシートロール径に対応した適正なブレーキ
力が自動制御により与えられ、新シートロール（1b）か
ら巻上げられるシート張力が出口ロール（５）側のシー
ト張力Ｔのある範囲内に自動制御されて、シート（31）
が円滑に搬送され、特にシート継ぎ時における貼合不
良、段割れ等が効果的に防止される。
タ（13a）を設け、張力コントローラ（20）によって駆
動用サーボモータ（13a）の加速トルク値により演算し
た新シートロール（1a）のシートロール径に基づくブレ
ーキ力制御信号（20a）を新シートロール（1a）のブレ
ーキ装置（7,8）に入力して制御し、新シートロール（1
b）にはそのシートロール径に対応した適正なブレーキ
力が自動制御により与えられ、新シートロール（1b）か
ら巻上げられるシート張力が出口ロール（５）側のシー
ト張力Ｔのある範囲内に自動制御されて、シート（31）
が円滑に搬送され、特にシート継ぎ時における貼合不
良、段割れ等が効果的に防止される。
該スプライサーにおいては、出口ロール（５）側のシ
ート張力Ｔをある一定の範囲内におさめるため、張力コ
ントローラ（20）によりブレーキ装置の電空交換器
（７）を介してエアブレーキ（８）を制御して新シート
ロール（1b）に適正なブレーキ力Trを与える必要があ
り、シート継ぎを行った直後の新シートロール（1b）の
シートロール半径Ｒは多様であって、シート継ぎ直後の
新シートロール（1b）のシートロール半径をＲとする
と、同じブレーキ力Trに対し新シートロール（1b）周上
の有効張力Toは To＝Tr/R ……（１） と表わされ、新シートロール（1b）のシートロール半径
Ｒをシート継ぎごとに認識し、シート継ぎ直後の初期の
適正ブレーキ力Trを Tr＝To・Ｒ ……（２） によって求めなければならない。
ート張力Ｔをある一定の範囲内におさめるため、張力コ
ントローラ（20）によりブレーキ装置の電空交換器
（７）を介してエアブレーキ（８）を制御して新シート
ロール（1b）に適正なブレーキ力Trを与える必要があ
り、シート継ぎを行った直後の新シートロール（1b）の
シートロール半径Ｒは多様であって、シート継ぎ直後の
新シートロール（1b）のシートロール半径をＲとする
と、同じブレーキ力Trに対し新シートロール（1b）周上
の有効張力Toは To＝Tr/R ……（１） と表わされ、新シートロール（1b）のシートロール半径
Ｒをシート継ぎごとに認識し、シート継ぎ直後の初期の
適正ブレーキ力Trを Tr＝To・Ｒ ……（２） によって求めなければならない。
前記適正ブレーキ力を求める具体的な方法として、新
シートロール（1b）のシート（31）を巻上げる時に要す
るトルクTmを、駆動用サーボモータ（13a）の加速時の
電機子電流IAの検出によって求める。また、駆動用サー
ボモータ（13a）のパターンを第２図に示す速度指令曲
線VCMDのようにすると、加速領域P3の加速度αは一定と
なり、新シートロール（1b）のイナーシヤJoは Jo＝Tm/α ……（３） Tm＝Ｃ・IA（C:定数） ……（３′） で与えられ、 Jo＝ｋ（2R）４（k:定数） ……（４） の関係から、式（５）により新シートロール（1b）のシ
ートロール半径Ｒが求められ、ここで、予め与えられて
いる適正基準張力をTooとすると、この時に新シートロ
ール（1b）に与える必要なブレーキ力Trは Tr＝Too・Ｒ ……（５） となり、張力コントローラ（20）により前記の演算を行
ってシートロール径を求めるとともに、同シートロール
径に対応した適正なブレーキ力を与えるためのブレーキ
力制御信号（20a）が出力され、該ブレーキ力制御信号
（20a）によりブレーキ装置（7,8）が制御されて、新シ
ートロール（1b）に適正なブレーキ力が自動的に与えら
れ、出口ロール（５）側のシート張力Ｔがある一定の範
囲内に制御される。
シートロール（1b）のシート（31）を巻上げる時に要す
るトルクTmを、駆動用サーボモータ（13a）の加速時の
電機子電流IAの検出によって求める。また、駆動用サー
ボモータ（13a）のパターンを第２図に示す速度指令曲
線VCMDのようにすると、加速領域P3の加速度αは一定と
なり、新シートロール（1b）のイナーシヤJoは Jo＝Tm/α ……（３） Tm＝Ｃ・IA（C:定数） ……（３′） で与えられ、 Jo＝ｋ（2R）４（k:定数） ……（４） の関係から、式（５）により新シートロール（1b）のシ
ートロール半径Ｒが求められ、ここで、予め与えられて
いる適正基準張力をTooとすると、この時に新シートロ
ール（1b）に与える必要なブレーキ力Trは Tr＝Too・Ｒ ……（５） となり、張力コントローラ（20）により前記の演算を行
ってシートロール径を求めるとともに、同シートロール
径に対応した適正なブレーキ力を与えるためのブレーキ
力制御信号（20a）が出力され、該ブレーキ力制御信号
（20a）によりブレーキ装置（7,8）が制御されて、新シ
ートロール（1b）に適正なブレーキ力が自動的に与えら
れ、出口ロール（５）側のシート張力Ｔがある一定の範
囲内に制御される。
（発明の効果） 本発明は上述の如く構成されるのでシートロール径
は、サーボモータの加速度運動に要するトルク値から直
接演算するため、格別の検出手段を不要にしてシートロ
ール径の演算を容易にし、而も演算したシートロール径
に基づくブレーキ力制御信号をシートロールのブレーキ
装置に入力して制御する張力コントローラを設けたから
ブレーキ装置が自動制御されて、シートロールに与えら
れるブレーキ力がシートロール径に対応した適正値に自
動的に制御され、シート張力が所望の範囲内になり、貼
合不良、段割れ、断紙等が効果的に防止されてシートが
円滑な搬送となり、シート搬送性能、信頼性が著しく向
上され、生産ラインが中断されることなく円滑に運転さ
れ生産性を高める効果を有する。
は、サーボモータの加速度運動に要するトルク値から直
接演算するため、格別の検出手段を不要にしてシートロ
ール径の演算を容易にし、而も演算したシートロール径
に基づくブレーキ力制御信号をシートロールのブレーキ
装置に入力して制御する張力コントローラを設けたから
ブレーキ装置が自動制御されて、シートロールに与えら
れるブレーキ力がシートロール径に対応した適正値に自
動的に制御され、シート張力が所望の範囲内になり、貼
合不良、段割れ、断紙等が効果的に防止されてシートが
円滑な搬送となり、シート搬送性能、信頼性が著しく向
上され、生産ラインが中断されることなく円滑に運転さ
れ生産性を高める効果を有する。
第１図は本発明の一実施例を示すシステム機構図、第２
図は駆動用サーボモータの速度パターン図、第３図は従
来例のシステム機構図である。 1a,1b:シートロール（新、旧巻取紙） 7,8:ブレーキ装置 13:加速ロール 13a:駆動用サーボモータ 20:張力コントローラ
図は駆動用サーボモータの速度パターン図、第３図は従
来例のシステム機構図である。 1a,1b:シートロール（新、旧巻取紙） 7,8:ブレーキ装置 13:加速ロール 13a:駆動用サーボモータ 20:張力コントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】シートロールからシートを巻上げて加速ロ
ール等により搬送するスプライサーにおいて、前記加速
ロールに駆動用サーボモータを設け、該駆動用サーボモ
ータの加速度運動に要する加速トルク値から直接シート
ロール径を演算し、演算したシートロール径に基づくブ
レーキ力制御信号を、前記シートロールのブレーキ装置
に入力して制御する張力コントローラを設けたことを特
徴とするスプライサーの張力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078652A JP2617568B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | スプライサーの張力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078652A JP2617568B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | スプライサーの張力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02261759A JPH02261759A (ja) | 1990-10-24 |
| JP2617568B2 true JP2617568B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=13667794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1078652A Expired - Fee Related JP2617568B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | スプライサーの張力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2617568B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4288273A (en) | 1980-05-12 | 1981-09-08 | Butler Greenwich Inc. | Method and apparatus for making corrugated board |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5237556B2 (ja) * | 1973-11-29 | 1977-09-22 | ||
| JPS56122751A (en) * | 1980-02-27 | 1981-09-26 | Hitachi Ltd | Loop amount controller in processing line |
| JPS5826753A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-17 | Fuji Tekkosho:Kk | 巻出機の張力制御装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1078652A patent/JP2617568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4288273A (en) | 1980-05-12 | 1981-09-08 | Butler Greenwich Inc. | Method and apparatus for making corrugated board |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02261759A (ja) | 1990-10-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |