JP3706059B2 - スプライサ装置および同制御方法 - Google Patents

スプライサ装置および同制御方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製紙界のカッタ装置や、段ボール製造設備のコルゲータ等の紙加工機械に用いられるところの、供給原反巻取の交換の際、前記設備中のシート速度を止めることなく、また減速することもなく、旧原反と新原反との紙継ぎを行いうるスプライサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スプライサ装置は、前記紙加工機械に、原反巻取を巻戻しながらシートを供給し旧原反と新原反の紙継ぎによりエンドレスにシート供給を中断しない。
【0003】
従来の前記装置の構造は、図5に示すごとく、ダンサ部シート19を長さ数mから数十m貯紙出来るところの、複数の固定ロール12、12と直線移動機構を具備したダンサ13に設けられている複数のダンサロール21、21とを具備するダンサ部4と、新旧両原反巻取19および1のシートの紙継ぎを行うスプライス装置2と、スプライス時に旧原反巻取1を急速に停止させ、スプライスヘッド部3で紙継ぎ交換された新原反巻取1aのシートを、紙加工機械(矢印14先)のシート速度(出口シート18のシート速度)にまで急加速させる為の、原反巻戻ブレーキ11と加速ロール5を駆動する加速ロールモータ15とを具備する。
【0004】
前記ダンサ13の直線移動機構(図5中双矢印A方向への移動)は、パウダクラッチ17を介してダンサモータ16により駆動される。
【0005】
通常の運転時には、前記紙加工機械(矢印14先)が引張るダンサ部シート19に対し、ダンサ部4のダンサ13を、パウダクラッチ17を介するダンサモータ16で貯紙側(図5中矢印Aの左)方向へ任意の設定力で引張りながら、ダンサ13の位置が貯紙側移動限定の位置になるように、旧原反巻取1の取付軸に具備された原反巻戻ブレーキ(パウダブレーキ)11等まで原反巻取回転に負荷を与え、ダンサ部シート19の張力を制御し、ダンサ13の位置制御を行う。
【0006】
スプライス時には、加速ロール5でシートを急停止させ、ダンサ部4に貯えられたダンサ部シート19を、ダンサ13の通紙側(図5中矢印Aの右)方向への移動により、紙加工機械14に供給、消費させながら、その間にスプライスヘッド部3において、旧原反巻取1のシートを切断し、新原反巻取1aのシート端に貼られた粘着テープ等によって紙継ぎを行い、紙継ぎ完了後、停止している加速ロール5を加速ロールモータ15により加速し、出口シート18の速度まで新原反巻取1aのシートの速度を加速させる。
【0007】
ダンサモータ16は一定のトルクによる引張り制御を行う定回転モータであり、加速ロールモータ15は加速ロール15の加減速制御により原反巻取1、1aよりのシートの加減速制御を行いうるモータである。
【0008】
次に従来のスプライサ装置の、通常運転制御と、スプライス時の制御について、図6および図7に示すフローシートに従い述べる。
【0009】
通常運転制御(図6参照)。
欠陥の多い自動運転である。出口シート18の張力を設定し、オペレータにより、希望する出口シート張力値になる様に、ダンサモータ16およびパウダクラッチ17の操作によりダンサ13の引張力を設定する。
【0010】
ダンサ13の位置は、通常貯紙目的の為、貯紙側附近の位置になる様に、通常運転位置をセンサ等で判別し、その位置を外れたら原反巻戻ブレーキ11のブレーキ力を調整し、ダンサ13が運転位置に留まる様に制御する。
【0011】
ダンサ13の位置が、運転位置より貯紙側にある場合は、原反巻戻ブレーキ11のブレーキ力を強めて、ダンサ部シート19の張力を強め、ダンサ13の引張力より大となし、ダンサ13を通紙側へ移動させる。
【0012】
ダンサ13の位置が、運転位置より通紙側にある場合は、原反巻戻ブレーキ11のブレーキ力を弱めて、ダンサ部シート19の張力を弱め、ダンサ13の引張力より小となし、ダンサ13を貯紙側へ移動させる。
【0013】
問題点は、運転時のダンサ13の位置が一定せず、数十mmのハンチング状態となり、この為例えばコルゲータ全ラインを運転制御する場合、管理装置により、コルゲータのスプライス時のシート長を把握する際、スプライス位置の長さ「ズレ」が発生し、各スプライサのスプライスタイミングが「ズレ」て、そのため、損紙として排出されるシート量が増大してしまう。全スプライスのタイミングが長さで合せられれば、排出されるシート量は減少出来、コルゲータの生産向上をもたらすはずである。
【0014】
ダンサ部4内で、シート速度が変化する際、ダンサ13や、ダンサ部4の各ロール12、21や、入口ロール(加速ロール)5等の慣性の影響により、出口シート18の張力値が変動してしまう。
【0015】
スプライス時の制御(図7参照)。
外部スプライス信号、又は押釦スイッチ等の信号入力タイミング時に、入口ロール用ブレーキおよび原反巻戻ブレーキを操作し、加速ロールモータ15を停止し、原反側のシート速度を停止させ、ダンサ13の図6中右方向への移動によりダンサ部シート19を消費させ、出口シート18の供給は継続する。
【0016】
原反巻取停止の間、オペレータにより、スプライサ装置2において旧原反巻取1aよりの旧原紙と、新原反巻取1aよりの新原紙とを接着し、旧原紙を切断して紙継ぎを完了する。
【0017】
次いで、加速ロールモータ15を起動し、加速ロール5の周速をライン速度(出口シート18の速度)にまで急加速させ、その後、加速ロールモータ15による駆動を遮断して加速ロール5をフリー状態にする。その際、新原反巻取1aの原反巻戻ブレーキ11を徐々に弱めて行き、スプライサ装置2内のシート加速の妨げにならないように操作する。
【0018】
その後は通常の運転制御に戻るが、ダンサ13の位置が、紙継ぎ停止の間、ダンサ部シート19の消費により、大部分通紙側へ移動しているので、原反巻戻ブレーキ11のブレーキ力を操作により弱めて、ダンサ13の位置を運転位置まで移動させる。
【0019】
問題点は、加速ロール5において、シートを減速、停止させる際、ブレーキ等で急激に停止させた為、ダンサ13や各ロール5、12、21等の慣性で機械系が追従せず、ダンサ部シート19の張力変動が大となってしまう。
【0020】
スプライサ装置2内のシート(入口シート20)の急減速がブレーキのみによるものであり、また加速がインダクションモータである加速ロールモータ15の性能限界によるため、紙継ぎの全時間がかかり過ぎてスプライサ装置2全体の速度対応能力が下がってしまう。
以上の諸問題点の解決が望まれていた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
前述のごとく、従来の装置、方法では、紙継ぎ停止時、ダンサ13の移動に伴い、ダンサ部シート19に発生する張力変動が大きく、コルゲータにおける擬似接着や、平判カッタにおける断紙、サイズ不良等のトラブルが発生し、また、高速紙継ぎ時における失敗等の発生も多く、止むなく紙継ぎ時の紙加工機械のラインシート速度を落としているのが現状であり、ラインシート速度を落とすことなく、トラブルの発生を皆無とするスプライサ装置を提供することが課題となっている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明のスプライサ装置は、紙加工機械(14)新旧原反巻取のシートの紙継ぎにより、シートをエンドレスに連続供給するスプライサ装置において、入口ロール(5)ダンサロール(21)出口ロール(6)と、入口ロール(5)を駆動する入口ロールサーボモータ(8)と、ダンサ(13)の位置駆動用のダンサ位置サーボモータ(10)と、出口ロール(6)を駆動する出口ロールサーボモータ(9)と、出口ロール(6)後の出口シート(18)の張力を測定する張力測定装置(7)と、スプライサ制御装置(22)とが設けられており、
該スプライサ制御装置(22)には、入口ロール制御手段と、ダンサ部制御手段と、出口ロール制御手段と、フィードフォワード制御手段とトルク配分制御手段とが設けられ、入口ロール制御手段は、入口ロールサーボモータ(8)を駆動制御する入口ロールサーボアンプに速度指令信号を出力すると共に、原反巻戻ブレーキ(11)を駆動制御する原反ブレーキアンプにトルク指令信号を出力するように構成され、ダンサ部制御手段はダンサ位置サーボモータ(10)を駆動制御するダンサ位置サーボアンプにトルク指令信号を出力するように構成され、出口ロール制御手段は出口ロールサーボモータ(9)を駆動制御する出口ロールサーボアンプにトルク指令信号を出力するように構成され、フィードフォワード制御手段はダンサ部制御手段及び出口ロール制御手段に制御信号を出力するように構成され、トルク配分制御手段は張力測定装置(7)のフィードバック信号が入力され且つダンサ部制御手段及び出口ロール制御手段に制御信号を伝達するように構成されており、
入口ロール制御手段には加減速制御手段と入口ロール速度制御手段とが設けられ、ダンサ部制御手段には慣性補正手段とダンサ位置制御手段とが設けられ、出口ロール制御手段には慣性補正手段と出口ロールトルク制御手段とが設けられ、
入口ロール速度制御手段は、スプライス信号入力装置からの入力信号と、加減速制御手段からの制御信号と、出口ロールサーボアンプからの速度フィードバック信号と、入口ロールサーボアンプからのトルク・速度フィードバック信号とが入力され、入口ロールサーボモータ(10)を駆動制御する入口ロールサーボアンプへの速度指令信号と、原反巻戻ブレーキ(11)を駆動制御する原反ブレーキアンプへのトルク指令信号とを出力するように構成され、
ダンサ位置制御手段は、フィードフォワード制御手段からの制御信号と、トルク配分制御手段からの制御信号と、ダンサ部制御手段の慣性補正手段からの補正信号と、ダンサ位置サーボアンプからのトルク・位置フィードバック信号とが入力され、ダンサ位置サーボモータを駆動制御するダンサ位置サーボアンプへトルク指令信号を出力するように構成され、
出口ロールトルク制御手段は、前記フィードフォワード制御手段からの制御信号と、トルク配分制御手段からの制御信号と、出口ロール制御手段の慣性補正手段よりの補正信号と、ダンサ位置サーボアンプ(10)からのトルクフィードバック信号と、出口ロールサーボアンプからのトルク・速度フィードバック信号とが入力され、出口ロールサーボモータ(9)を駆動制御する出口ロールサーボアンプへトルク指令信号を出力するように構成され、
通常運転制御に際しては、
張力測定装置(7)で測定された出口シート(18)の張力測定値をトルク配分制御手段へフィードバック信号として入力し、出口シート(18)の張力が張力設定値になる様に、ダンサ部制御手段を介してダンサ位置サーボモータ(10)によりダンサ(13)の位置を制御すると共に、出口ロール制御手段を介して出口ロールサーボモータ(9)を制御し、以って、ダンサ(13)の引張トルクと出口ロール(6)の引張トルクとを変化する制御を行い、
ダンサ位置サーボモータ(10)によりダンサ(13)の位置を検知して、ダンサ(13)の位置が適正な運転位置より貯紙側にある場合は、入口ロール制御手段を介して入口ロール(5)を減速させてダンサ(13)を通紙側へ移動させ、ダンサ(13)の位置が適正な運転位置より通紙側にある場合は入口ロール(5)を増速させてダンサ(13)を貯紙側へ移動させる制御を行う様に構成されていることを特徴としている。
【0023】
本発明のスプライサ装置において、スプライス時は、
スプライス信号入力装置よりの入力信号の信号入力タイミング時に、入口ロール制御手段からの指令信号により、入口ロール(5)の回生ブレーキ及び原反巻戻ブレーキ(11)を作動して、入口ロールサーボモータ(8)を停止し、且つ、原反巻取(1)側の入口シート(20)を停止する制御と、
ダンサ部(4)のシート(19)を消費させつつ、出口シート(18)の紙加工機械(14)への供給を変りなく継続する制御と、
旧原反巻取(1)からの旧原紙と新原反巻取(1a)からの新原紙とを接着し、旧原紙を切断して紙継ぎを完了したならば、入口ロール制御手段からの指令信号により、入口ロール(5)の周速を出口シート(18)の速度まで急加速させる制御と、
紙継ぎ作業中における出口シート(18)の張力変動を予測して、フィードフォワード制御手段からの制御信号、ダンサ部制御手段からの指令信号、出口ロール制御手段からの指令信号により、ダンサ位置サーボモータ(10)のトルク及び出口ロールサーボモータ(9)のトルクを変動させるフィードフォワード制御と、
紙継ぎ終了後に、入口ロール(5)の周速を出口シート(18)のライン速度よりも速い速度まで増速させ、ダンサ(13)の位置を運転位置まで移動復帰させる制御、
とを行うように前記スプライサ制御装置が構成されているのが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、請求項1の発明の実施の1例を示しており、図5に示す従来例との相違点につき以下説明する。
【0028】
紙加工機械に、新旧原反巻取のシートの紙継ぎにより、シートをエンドレスに連続供給するスプライサ装置において、本発明にあっては入口ロール5(従来加速ロールとも称されていた)と、ダンサ部4のロール類である固定ロール12、12とダンサロール21、21との外に、出口ロール6が設けられ、また入口ロール5の駆動用、ダンサ13の位置駆動用および出口ロール駆動用には従来例の普通のインダクションモータ等に代え、それぞれ入口ロールサーボモータ8、ダンサ位置サーボモータ10および出口ロールサーボモータ9の各サーボモータが用いられている。
【0029】
また各サーボモータを含むスプライサ装置の制御のため、出口ロール6後の出口シート18における張力測定装置7と、スプライサ制御装置22とが設けられている。なお、張力測定装置7としては、図1、図4にはロードセルアンプ形式のものが図示されているが、他の形式のものであってもよいことは勿論である。
【0030】
以上の外の、旧原反巻取1、新原反巻取1a、スプライサ装置2、すなわちスプライスヘッド部3、ダンサ部4、原反巻戻ブレーキ11、ダンサ13、紙加工機械(14、矢印の先)、ダンサ部シート19、入口シート20等はいずれも従来例と同じで、図5に示す番号と同一番号で示している。
【0031】
請求項1の発明に示す張力測定装置7およびスプライサ制御装置22の配置、構成の一実施例を請求項2の発明に示し、図4のブロックダイヤグラムで明らかにしている。スプライサ制御装置22は、勿論、NC制御によるものである。
【0032】
スプライサ装置2は、入口ロールサーボモータ8、出口ロールサーボモータ9およびダンサ位置サーボモータ10の制御を司るため、図4に示すごとく、入口ロール制御手段、ダンサ部制御手段、出口ロール制御手段の外に、フィードフォワード制御手段とトルク配分制御手段とが設けられている。
【0033】
また、図4には、入口ロールサーボモータ8と入口ロールサーボアンプ、原反巻戻ブレーキ11と原反ブレーキアンプ、ダンサ位置サーボモータ10とダンサ位置サーボアンプ、出口ロールサーボモータ9と出口ロールサーボアンプおよび張力測定装置7の張力アンプのそれぞれの配置関係を示している。
【0034】
図4に示すごとく前記入口ロール制御手段は、入口ロールサーボアンプを介して入口ロールサーボモータ8に接続され、また原反ブレーキアンプを介して原反巻戻ブレーキ11に接続されている。
【0035】
前記ダンサ部制御手段は、ダンサ位置サーボアンプを介してダンサ位置サーボモータ10に接続されている。
【0036】
前記出口ロール制御手段は、出口ロールサーボアンプを介して出口ロールサーボモータ9に接続されている。
【0037】
前記フィードフォワード制御手段は、前記ダンサ部制御手段と前記出口ロール制御手段とにそれぞれ接続されている。
【0038】
前記トルク配分制御手段は、張力測定装置7に接続され、また前記ダンサ部制御手段と前記出口ロール制御手段としてそれぞれ接続されている。
【0039】
請求項2の発明に示す入口ロール制御手段、ダンサ部制御手段および出口ロール制御手段の構成の実施例を、図4に示し、請求項3の発明に明示している。即ち入口ロール制御手段には、加減速制御手段と入口ロール速度制御手段とが設けられ、ダンサ部制御手段には、慣性補正手段とダンサ位置制御手段とが設けられ、出口ロール制御手段には、慣性補正手段と出口ロールトルク制御手段とが設けられている。いずれも各サーボモータのより精密な制御に必要な構成である。
【0040】
次に請求項4の発明に明示する紙加工機械に、新旧原反巻取の紙継ぎにより、シートをエンドレスに連続供給する本発明のスプライサ制御方法の1例について述べる。
【0041】
図4に示すごとく、先ずスプライス信号入力装置よりの入力信号を、一つはスプライサ制御装置22の入口ロール制御手段に、他の一つはフィードフォワード制御手段に、それぞれ伝達する。
【0042】
続いて、前記入口ロール制御手段により、新旧原反紙継ぎの間、入口サーボモータ8と原反巻戻ブレーキ11との制御を行う。
【0043】
また、前記フィードフォワード制御手段よりの制御信号をダンサ部制御手段と出口ロール制御手段とにそれぞれ伝達する。
【0044】
他方、張力測定装置7よりの入力信号を、トルク配分制御手段に入力する。次に該トルク配分制御手段よりの制御信号を、前記ダンサ部制御手段と前記出口ロール制御手段とにそれぞれ伝達する。
【0045】
続いて前記ダンサ部制御手段により、新旧原反紙継ぎの間、ダンサ位置サーボモータ10の制御を行う。
【0046】
前述のごとく、前記スプライサ制御装置22を作動する制御方法により、新旧原反紙継ぎの間、出口シート18に発生する張力変動を最小限に抑え、かつ従来にない高速での紙継ぎを可能にするものである。
【0047】
次にスプライサ装置制御方法の、より具体的な実施例について、請求項5の発明を、図4に示す制御ブロックダイヤグラムを参照して説明する。
【0048】
入口ロール制御手段において、該手段の入口ロール速度制御手段に、スプライス信号入力装置よりの入力信号と、入力ロール制御手段の加減速制御手段よりの制御信号と、出口ロールサーボアンプよりのトルク・速度フィードバック信号とを入力し、前記入口ロール速度制御手段よりの速度指令信号により、入口ロールサーボアンプを介して入口ロールサーボモータ8を駆動制御し、また前記入口ロール速度制御手段よりのトルク指令信号により原反ブレーキアンプを介して原反巻戻ブレーキ11を駆動制御する。
【0049】
ダンサ部制御手段において、該手段のダンサ位置制御手段に、フィードフォワード制御手段よりの制御信号と、トルク配分制御手段よりの制御信号と、ダンサ部制御手段の慣性補正手段よりの補正信号と、ダンサ位置サーボアンプよりのトルク・位置フィードバック信号とを入力し、前記ダンサ位置サーボアンプを介してダンサ位置サーボモータ10を駆動制御する。
【0050】
出口ロール制御手段において、該手段の出口ロールトルク制御手段に、前記フィードフォワード制御手段よりの制御信号と、前記トルク配分制御手段よりの制御信号と、出口ロール制御手段の慣性補正手段よりの補正信号と、ダンサ位置サーボアンプよりのトルクフィードバック信号と、出口ロールサーボアンプよりのトルク・速度フィードバック信号とを入力し、前記出口ロールサーボアンプを介して出口ロールサーボモータ9を駆動制御する。
【0051】
次に本発明のスプライサ装置の、通常運転制御と、スプライス時の制御とについて、図2および図3に示すフローシートに従い述べる。
【0052】
通常運転制御フローの説明(図2参照)。
オペレータにより、希望する出口シート18の張力が希望する張力値になる様に、ダンサ13の引張力と出口ロール6の引張力とを設定する。
【0053】
出口ロール6出口の出口シート18の張力測定装置7の張力測定値をトルク配分制御手段へフィードバックさせ、出口シート18の張力を張力設定値になる様に、ダンサ部制御手段を介してダンサ位置サーボモータ10によりダンサ13の位置を制御し、また出口ロール制御手段を介して出口ロールサーボモータ9を制御し、ダンサ13の引張トルクと出口ロール6の引張トルクとを変化せしめる。
【0054】
ダンサ13の位置が運転位置より貯紙側(図1中左側)にある場合は、入口ロール制御手段を介して入口ロール5を減速させてダンサ13を通紙側(図1中右側)へ移動させる。
【0055】
ダンサ13の位置が運転位置より通紙側にある場合は、同様にして入口ロール5を増速させてダンサ13を貯紙側へ移動させる。
【0056】
前述の通り、本発明による自動制御により、出口シート18の張力を一定となし、紙加工機械に安定供給する。
【0057】
本発明の通常運転制御の利点は、出口シート18の張力変動が、ただちに張力測定装置7によるフィードバック制御により、出口シート18の安定した張力値の保持が可能となることと、入口ロールサーボモータ8、出口ロールサーボモータ9およびダンサ位置サーボモータ10の使用により、ダンサ位置の移動を即座に判断でき、入口ロール5の速度急速変更により即応答が出来る為、ダンサ運転位置の変動が殆どないことである。
【0058】
スプライス時の制御フローの説明(図3参照)。
外部信号、又は押釦スイッチ等のスプライス信号入力装置よりの入力信号の信号入力タイミング時に入口ロール制御手段を介して、入口ロール5の回生ブレーキと原反巻戻ブレーキ11を作動させ、入口ロールサーボモータ8を制御、停止せしめ、原反巻取1側の入口シート20の速度を停止させ、ダンサ部シート19を消費させつつ、出口シート18の紙加工機械への供給を変りなく継続する。
【0059】
入口シート20の停止の間、スプライサ装置2において、旧原反巻取1よりの旧原紙と新原反巻取1aよりの新原紙とを接着し、旧原紙を切断して紙継ぎを完了し、入口ロール制御手段を介して、入口ロール5の周速を出口シート18の速度(ライン速度)まで急加速させる。他方新原反巻取19の原反巻戻ブレーキ11は徐々に立ち上げ、ブレーキ力を弱めて行き、入口シート20の加速の妨げにならないようにする。
【0060】
紙継ぎ作業中、出口シート18の張力変動を予測して、フィードフォワード制御手段よりの制御信号の入力により、ダンサ部制御手段と出口ロール制御手段とを介して、前もって、ダンサ位置サーボモータ10と出口ロールサーボモータ9の制御により両サーボモータ10および9のトルクを可変させるフィードフォワード制御を行う。
【0061】
紙継ぎ終了後は、通常の運転制御に戻るが、紙継ぎの間、ダンサ13の位置が、ダンサ部シート19の消費により、大部分通紙側へ移動しているので、入口ロール5の周速を、(出口シート18のライン速度+α)の速度まで+αだけ増速させ、入口シート20のの増速により、ダンサ13の位置を運転位置まで移動復帰させる。
【0062】
本発明によるスプライス時の制御の利点としては、
a、紙継ぎ作業開始時に、入口ロール5の減速停止の際、入口ロール制御手段の加減速制御手段の制御信号を加えることにより、短時間減速制御を行い、減速停止開始直後と停止終了直前との減速度急変を、緩和することにより、入口ロール5の速度変動による出口シート18のシート張力の変動値低下をもたらしうる。
b、紙継ぎ作業終了時、入口ロール5の急発進、増速による入口シート20の急加速時に、停止時と同様加減速制御手段の制御信号により、短時間加速制御を行い、加速開始値後と入口シート20のライン速度到達時との加速度急変を緩和することにより、いずれもサーボモータの高トルク性能により短時間に加速を完了させることができる。
c、スプライス時および再始動直後の各部の動作は略固定しており、前もってシート張力の変動を予測できるため、フィードフォワード制御手段を介して、予めダンサ位置サーボモータ10の引張りトルクと、出口ロールサーボモータ9の引張りトルクとを可変として、出口シート18の張力変動値を最小限に抑えることが可能となる。
【0063】
【発明の効果】
請求項1の発明では、従来の原反巻戻ブレーキ制御のみによるスプライサ装置と異なり、3台のサーボモータを具備することにより、各サーボモータの制御機能、速度制御機能を用いることにより、ライン速度に同期して入口シートを引張る入口ロールサーボモータと、ダンサの貯紙側引張りトルクを制御するダンサ位置サーボモータと、出口ロール側で同様の引張りトルクを発生させる出口ロールサーボモータとにより、出口シートに発生する張力変動を抑え、かつ従来にないライン速度変更を生ずることがなく、高速での紙継ぎを可能とする効果を奏する。
【0064】
請求項2の発明では、スプライサ制御装置の詳細な各制御手段の構成、接続とすることにより、通常運転制御にも、スプライス時の制御にも出口シートに発生する張力変動を短時間に、最小限に抑え一段とライン速度変動と紙継ぎ前後のトラブル発生を抑えることを可能にした効果を奏する。
【0065】
請求項3の発明では、入口ロール制御手段に加減速制御手段を、ダンサ部制御手段に慣性補正手段を、また出口ロール制御手段に慣性補正手段を、それぞれ設けることにより、特に紙継ぎ時のシートの急停止、急加速に際し出口シートに発生する張力変動を最小限に抑え、紙加工機械での、トラブル発生を抑える効果を奏する。
【0066】
請求項4の発明では、スプライス装置の制御方法を明らかにし、通常運転制御の場合も、スプライス時制御の場合もサーボモータの機能を発揮しうることにより、本発明のスプライサ制御装置の機能により、従来の制御方法と異なり、特に紙継ぎの間、出口シートに発生する張力変動を最小限に抑え、かつ従来にない高速での紙継ぎを可能とした効果を奏する。
【0067】
請求項5の発明では、スプライス制御装置の各制御手段の制御方法を明らかにし、スプライサ装置の機能を充分に発揮させ、紙加工機械のトラブル減少と高速化を実現させ、生産性の一致の向上をもたらす効果を奏する。
【0068】
前述の通り、本発明により
a、スプライス時に、紙加工機械の速度を下げなくても良いので生産性を向上する。
b、シート張力の変動がなく、安定しているのでスプライス時のシートの皺の発生が少ない。
c、シート張力が安定しているので、スプライス時の紙加工機械までの断紙発生が殆どない。
d、その他、紙加工機械での糊付き不良等のトラブルも減少する。
e、以上の各効果により、紙加工機械までのロスが減少し増産が可能となる
という諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例の構成を示した側面構成説明図である。
【図2】請求項4および請求項5の通常連続制御を示すフローシートである。
【図3】請求項4および請求項5のスプライス時の制御を示すフローシートである。
【図4】請求項2および請求項3のスプライサ制御装置を示すブロックダイヤグラムである。
【図5】従来例のスプライサ装置を示す側面構成説明図である。
【図6】従来例の通常連続制御を示すフローシートである。
【図7】従来例のスプライス時の制御を示すフローシートである。
【符号の説明】
1 旧原反巻取
1a 新原反巻取
2 スプライサ装置
3 スプライスヘッド部
4 ダンサ部
5 入口ロール(加速ロール)
6 出口ロール
7 張力測定装置
8 入口ロールサーボモータ
9 出口ロールサーボモータ
10 ダンサ位置サーボモータ
11 原反巻戻ブレーキ
12 固定ロール
13 ダンサ
14 紙加工機械
15 加速ロールモータ
16 ダンサモータ
17 パウダクラッチ
18 出口シート
19 ダンサ部シート
20 入口シート
21 ダンサロール
22 スプライサ制御装置

Claims (2)

  1. 紙加工機械(14)に、新旧原反巻取のシートの紙継ぎにより、シートをエンドレスに連続供給するスプライサ装置において、入口ロール(5)ダンサロール(21)出口ロール(6)と、入口ロール(5)を駆動する入口ロールサーボモータ(8)と、ダンサ(13)の位置駆動用のダンサ位置サーボモータ(10)と、出口ロール(6)を駆動する出口ロールサーボモータ(9)と、出口ロール(6)後の出口シート(18)の張力を測定する張力測定装置(7)と、スプライサ制御装置(22)とが設けられており、
    該スプライサ制御装置(22)には、入口ロール制御手段と、ダンサ部制御手段と、出口ロール制御手段と、フィードフォワード制御手段とトルク配分制御手段とが設けられ、入口ロール制御手段は、入口ロールサーボモータ(8)を駆動制御する入口ロールサーボアンプに速度指令信号を出力すると共に、原反巻戻ブレーキ(11)を駆動制御する原反ブレーキアンプにトルク指令信号を出力するように構成され、ダンサ部制御手段はダンサ位置サーボモータ(10)を駆動制御するダンサ位置サーボアンプにトルク指令信号を出力するように構成され、出口ロール制御手段は出口ロールサーボモータ(9)を駆動制御する出口ロールサーボアンプにトルク指令信号を出力するように構成され、フィードフォワード制御手段はダンサ部制御手段及び出口ロール制御手段に制御信号を出力するように構成され、トルク配分制御手段は張力測定装置(7)のフィードバック信号が入力され且つダンサ部制御手段及び出口ロール制御手段に制御信号を伝達するように構成されており、
    入口ロール制御手段には加減速制御手段と入口ロール速度制御手段とが設けられ、ダンサ部制御手段には慣性補正手段とダンサ位置制御手段とが設けられ、出口ロール制御手段には慣性補正手段と出口ロールトルク制御手段とが設けられ、
    入口ロール速度制御手段は、スプライス信号入力装置からの入力信号と、加減速制御手段からの制御信号と、出口ロールサーボアンプからの速度フィードバック信号と、入口ロールサーボアンプからのトルク・速度フィードバック信号とが入力され、入口ロールサーボモータ(10)を駆動制御する入口ロールサーボアンプへの速度指令信号と、原反巻戻ブレーキ(11)を駆動制御する原反ブレーキアンプへのトルク指令信号とを出力するように構成され、
    ダンサ位置制御手段は、フィードフォワード制御手段からの制御信号と、トルク配分制御手段からの制御信号と、ダンサ部制御手段の慣性補正手段からの補正信号と、ダンサ位置サーボアンプからのトルク・位置フィードバック信号とが入力され、ダンサ位置サーボモータを駆動制御するダンサ位置サーボアンプへトルク指令信号を出力するように構成され、
    出口ロールトルク制御手段は、前記フィードフォワード制御手段からの制御信号と、トルク配分制御手段からの制御信号と、出口ロール制御手段の慣性補正手段よりの補正信号と、ダンサ位置サーボアンプ(10)からのトルクフィードバック信号と、出口ロールサーボアンプからのトルク・速度フィードバック信号とが入力され、出口ロールサーボモータ(9)を駆動制御する出口ロールサーボアンプへトルク指令信号を出力するように構成され、
    通常運転制御に際しては、
    張力測定装置(7)で測定された出口シート(18)の張力測定値をトルク配分制御手段へフィードバック信号として入力し、出口シート(18)の張力が張力設定値になる様に、ダンサ部制御手段を介してダンサ位置サーボモータ(10)によりダンサ(13)の位置を制御すると共に、出口ロール制御手段を介して出口ロールサーボモータ(9)を制御し、以って、ダンサ(13)の引張トルクと出口ロール(6)の引張トルクとを変化する制御を行い、
    ダンサ位置サーボモータ(10)によりダンサ(13)の位置を検知して、ダンサ(13)の位置が適正な運転位置より貯紙側にある場合は、入口ロール制御手段を介して入口ロール(5)を減速させてダンサ(13)を通紙側へ移動させ、ダンサ(13)の位置が適正な運転位置より通紙側にある場合は入口ロール(5)を増速させてダンサ(13)を貯紙側へ移動させる制御を行う様に構成されていることを特徴とするスプライサ装置。
  2. スプライス時は、
    スプライス信号入力装置よりの入力信号の信号入力タイミング時に、入口ロール制御手段からの指令信号により、入口ロール(5)の回生ブレーキ及び原反巻戻ブレーキ(11)を作動して、入口ロールサーボモータ(8)を停止し、且つ、原反巻取(1)側の入口シート(20)を停止する制御と、
    ダンサ部(4)のシート(19)を消費させつつ、出口シート(18)の紙加工機械(14)への供給を変りなく継続する制御と、
    旧原反巻取(1)からの旧原紙と新原反巻取(1a)からの新原紙とを接着し、旧原紙を切断して紙継ぎを完了したならば、入口ロール制御手段からの指令信号により、入口ロール(5)の周速を出口シート(18)の速度まで急加速させる制御と、
    紙継ぎ作業中における出口シート(18)の張力変動を予測して、フィードフォワード制御手段からの制御信号、ダンサ部制御手段からの指令信号、出口ロール制御手段からの指令信号により、ダンサ位置サーボモータ(10)のトルク及び出口ロールサーボモータ(9)のトルクを変動させるフィードフォワード制御と、
    紙継ぎ終了後に、入口ロール(5)の周速を出口シート(18)のライン速度よりも速い速度まで増速させ、ダンサ(13)の位置を運転位置まで移動復帰させる制御、
    とを行うように前記スプライサ制御装置が構成されている請求項1のスプライサ装置。
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