JP2617358B2 - 成形品の取出し方法 - Google Patents

成形品の取出し方法

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JP2617358B2
JP2617358B2 JP1247011A JP24701189A JP2617358B2 JP 2617358 B2 JP2617358 B2 JP 2617358B2 JP 1247011 A JP1247011 A JP 1247011A JP 24701189 A JP24701189 A JP 24701189A JP 2617358 B2 JP2617358 B2 JP 2617358B2
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JP
Japan
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molded product
mold
core
pin
movable
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廣司 野口
昌宏 高谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/261Moulds having tubular mould cavities
    • B29C45/2614Moulds having tubular mould cavities for manufacturing bent tubular articles using an undercut forming mould core

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は成形品の取出し方法、特に簡単な構成で円弧
状に湾曲した成形品を金型から取出す成形品の取出し方
法に関する。
(従来の技術) 金型から成形品を取出すときの従来技術として、例え
ば、第4図に示されるように固定側金型1と可動側金型
2との間のキャビティ内に成形品が形成されるが、この
成形品3の中央部下方にシリンダ4を配置し、離型時に
前記シリンダ4から連通孔5を介して空間部内に圧縮空
気を圧送することにより、金型から成形品3を取出す手
段が用いられていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の手段では、例えば成
形品が雨樋の継手部に使用されるような円弧状に湾曲し
たものである場合には、その取出しが困難である等の課
題を有していた。
なお、円弧状に湾曲した成形品を取り出すための成形
装置として、種々のものが提案されているが(特公昭48
−34969号参照)、いずれも、部品点数が多く、構成が
複雑であった。
本発明は前記従来の課題に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、簡単な構成で、円弧状に湾曲した
ような成形品を容易に金型から取出すことのできる成形
品の取出し方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明は、固定側金型及
び可動側金型を備え内部に円弧状に湾曲したコアを有す
る金型内に形成された成形品を、型開きの際に前記コア
を可動側金型から押し出して分離させこの分離状態で成
形品を外部に取出すための成形品の取出し方法におい
て、 前記可動側金型に前記コアと交差する方向へ向けてガ
イド溝を貫通状態で形成し、前記ガイド溝の内面に上方
へ向けて次第に内方へ傾斜する傾斜面を形成すると共
に、上下動可能にされた移動板に一端部が回転可能に支
持され他端側が前記ガイド溝に挿通されると共に中間部
に前記傾斜面に当接する傾斜部が形成された取り外し用
ピンを設け、前記移動板を上方へ向けて移動させ、前記
取り外し用ピンの傾斜部が前記傾斜面に当接した状態で
前記取り外し用ピンを上方へ移動させて前記取り外し用
ピンを一端部を支点として回動させることにより成形品
に付勢力を作用させ、成形品をコアの湾曲面に沿い摺動
させてコアから取り外すようにしたことを特徴とする。
(作用) 前記構成により、本発明方法においては、移動板を上
方へ向けて移動させると、取り外し用ピンがその傾斜部
を、可動側金型に設けられた傾斜面に当接した状態で上
方へ移動され、この移動により取り外し用ピンは、一端
部を支点として回動する。この回動により、成形品はコ
アから抜け出すような付勢力を受けコアの湾曲面に沿っ
て摺動しつつコアから取り外される。
すなわち、取り外し用ピンは、コアの周囲に形成され
た成形品に強制的に付勢力を作用させて、この成形品を
コアの湾曲面に沿い摺動させる機構を有しており、これ
によってコアから容易に成形品を取外せるという利点を
有している。
また、本発明では、取り外し用ピンに傾斜部を設け、
可動側金型に傾斜面を形成するこという簡単な構成で、
部品点数を増大させることなく、円弧状に湾曲した成形
品を金型から取り出させるという利点を有している。
(実施例) 以下、図面に基づき本発明の好ましい実施例を説明す
る。
第3図には金型からの取出し対象となる成形品13の外
観が示されている。これは、例えば雨樋の継手部に使用
される樹脂成形品であり、円弧状に湾曲した円筒形状と
なっている。
また、第1図および第2図には本発明の一実施例が示
されている。
ここで、本発明の特徴的なことは、固定側金型及び可
動側金型を備え内部に円弧状に湾曲したコアを有する金
型内に形成された成形品を、型開きの際に前記コアを可
動側金型から押し出して分離させこの分離状態で成形品
を外部に取出すための成形品の取出し方法において、前
記可動側金型に前記コアと交差する方向へ向けてガイド
溝を貫通状態で形成し、前記ガイド溝の内面に上方へ向
けて次第に内方へ傾斜する傾斜面を形成すると共に、上
下動可能にされた移動板に一端部が回転可能に支持され
他端側が前記ガイド溝に挿通されると共に中間部に前記
傾斜面に当接する傾斜部が形成された取り外し用ピンを
設け、前記移動板を上方へ向けて移動させ、前記取り外
し用ピンの傾斜部が前記傾斜面に当接した状態で前記取
り外し用ピンを上方へ移動させて前記取り外し用ピンを
一端部を支点として回動させることにより成形品に付勢
力を作用させ、成形品をコアの湾曲面に沿い摺動させて
コアから取り外すようにしたことである。
すなわち本実施例において、第1図に示されるよう
に、対向配置された固定側金型11と可動側金型12とは閉
じた状態であり、可動側金型12にはコア14が横置き配置
されている。このコア14は一端がやや大径の筒状部14a
と、他端が前記筒状部14aよりも小径で円弧状に湾曲し
た湾曲部14bを有し、これらは中間の円錐部14cを介して
一体的に接続されている。
そして、前記湾曲部14bと上下の金型11、12とによっ
てキャビティが形成され、このキャビティ内に成形品13
が形成される。また、前記コア14の一端はエジェクタピ
ン15に取付けられ、中間の円錐部14cには、取り外し用
ピンとしての傾斜ピン16の先端が当接されていて、この
傾斜ピン16は移動板としてのエジェクタプレート17に設
けられた支点18を中心として回動可能になっている。
すなわち、可動側金型12には傾斜ピン16が挿通支持さ
れるやや幅広なガイド溝19が設けられていて、その上部
近傍には傾斜ピン16の傾斜部16aと当接する傾斜面19aが
設けられている。このため、エジェクタプレート17が押
し上げられると傾斜ピン16はその傾斜部16aが傾斜面19a
に当接され、更に押上げられると支点18を中心として図
面右方向(時計方向)に回動するようになっている。
次に、本実施例による成形品の取出し方法について説
明する。
第2図に示されるように、型開きの後に成形機の突出
しピン20が突出されると、エジェクタプレート17が押し
上げられ、同時にエジェクタピン15と傾斜ピン16が押し
上げられる。このため、エジェクタピン15に連結された
コア14が可動側金型12から押し出されて分離される。な
お、押し上げられた前記傾斜ピン16は、その傾斜部16a
がガイド溝19の傾斜面19aに当接されるまで直接的に上
昇する。そして、更に突出しピン20が押上げられると、
前記傾斜ピン16は傾斜面19aに当接した後、支点18を中
心として矢印方向(時計方向)に回動する。これによっ
て、傾斜ピン16の先端部は成形品13に対し、その一端側
から強制的な付勢力を及ぼすことになり、成形品13はコ
ア14の湾曲部14bに沿い摺動してコア14から取り外され
る。
(発明の効果) 以上説明した通り、この発明は、固定側金型及び可動
側金型を備え内部に円弧状に湾曲したコアを有する金型
内に形成された成形品を、型開きの際に前記コアを可動
側金型から押し出して分離させこの分離状態で成形品を
外部に取出すための成形品の取出し方法において、 前記可動側金型に前記コアと交差する方向へ向けてガ
イド溝を貫通状態で形成し、前記ガイド溝の内面に上方
へ向けて次第に内方へ傾斜する傾斜面を形成すると共
に、上下動可能にされた移動板に一端部が回転可能に支
持され他端側が前記ガイド溝に挿通されると共に中間部
に前記傾斜面に当接する傾斜部が形成された取り外し用
ピンを設け、前記移動板を上方へ向けて移動させ、前記
取り外し用ピンの傾斜部が前記傾斜面に当接した状態で
前記取り外し用ピンを上方へ移動させて前記取り外し用
ピンを一端部を支点として回動させることにより成形品
に付勢力を作用させ、成形品をコアの湾曲面に沿い摺動
させてコアから取り外すようにしたことにより、簡単な
構成で、円弧状に湾曲したような成形品を容易に金型か
ら取出すことができる。また、構成が簡単なので、メン
テナンスが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための一実施例を示す金
型の断正面図、第2図はその成形品取出し状態を示す
図、第3図は本発明の対象となる成形品の外観を示す
図、第4図は従来の金型の断正面図である。 11……固定側金型、12……可動側金型 3、13……成形品、14……コア 14b……湾曲部、16……傾斜ピン 16a……傾斜部、17……エジェクタプレート 18……支点、19……ガイド溝 19a……傾斜面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側金型及び可動側金型を備え内部に円
    弧状に湾曲したコアを有する金型内に形成された成形品
    を、型開きの際に前記コアを可動側金型から押し出して
    分離させこの分離状態で成形品を外部に取出すための成
    形品の取出し方法において、 前記可動側金型に前記コアと交差する方向へ向けてガイ
    ド溝を貫通状態で形成し、前記ガイド溝の内面に上方へ
    向けて次第に内方へ傾斜する傾斜面を形成すると共に、
    上下動可能にされた移動板に一端部が回転可能に支持さ
    れ他端側が前記ガイド溝に挿通されると共に中間部に前
    記傾斜面に当接する傾斜部が形成された取り外し用ピン
    を設け、前記移動板を上方へ向けて移動させ、前記取り
    外し用ピンの傾斜部が前記傾斜面に当接した状態で前記
    取り外し用ピンを上方へ移動させて前記取り外し用ピン
    を一端部を支点として回動させることにより成形品に付
    勢力を作用させ、成形品をコアの湾曲面に沿い摺動させ
    てコアから取り外すようにしたことを特徴とする成形品
    の取出し方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DK125973B (da) * 1971-08-31 1973-05-28 Horsens Plasticvarefab As Fremgangsmåde til kontinuerlig fremstilling af biaksialt strakte krympefolier samt apparat til udøvelse af fremgangsmåden.
JPS5256385Y2 (ja) * 1974-08-13 1977-12-20
JPS5175759A (ja) * 1974-12-26 1976-06-30 Aron Kasei Kk Kojowankyokubuojusurugoseijushikantsugiteseikeisochi

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