JP2615584B2 - 脱酸素剤連続包装体およびその製造装置 - Google Patents
脱酸素剤連続包装体およびその製造装置Info
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- JP2615584B2 JP2615584B2 JP62015201A JP1520187A JP2615584B2 JP 2615584 B2 JP2615584 B2 JP 2615584B2 JP 62015201 A JP62015201 A JP 62015201A JP 1520187 A JP1520187 A JP 1520187A JP 2615584 B2 JP2615584 B2 JP 2615584B2
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- Japan
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- package
- packaging bags
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は少なくとも一方向に連続して連結された複数
の包装袋にそれぞれ脱酸素剤が封入されて、全体として
帯状に形成された脱酸素剤の包装体に関し、またその包
装体の製造装置に関する。
の包装袋にそれぞれ脱酸素剤が封入されて、全体として
帯状に形成された脱酸素剤の包装体に関し、またその包
装体の製造装置に関する。
脱酸素剤包装体は、酸素を吸収する素材を小袋に収納
し、これを食品や医療品などとともに包装密封してその
食品などの保存、品質維持を図るものであり、特に近
年、食品保存技術の一つとして確立されている。さら
に、この脱酸素剤包装体は、酸素の存在が悪影響を及ぼ
すあらゆる分野へ適用されるようになっている。そし
て、この脱酸素剤包装体は例えば食品などとともにガス
バリヤー性の高いフィルムからなる袋や缶に封入密封さ
れて用いられる。
し、これを食品や医療品などとともに包装密封してその
食品などの保存、品質維持を図るものであり、特に近
年、食品保存技術の一つとして確立されている。さら
に、この脱酸素剤包装体は、酸素の存在が悪影響を及ぼ
すあらゆる分野へ適用されるようになっている。そし
て、この脱酸素剤包装体は例えば食品などとともにガス
バリヤー性の高いフィルムからなる袋や缶に封入密封さ
れて用いられる。
ここで、脱酸素剤包装体を食品などとともに前記袋ま
たは缶に投入する際、省力化のため、前記脱酸素剤包装
体を略一方向に連続して連結することにより帯状の包装
体を形成し、これを投入時に自動切断機によって単一の
包装体に切断するとともにこれを各々前記袋や缶に投入
することが行なわれている。ここで、第1図にはその従
来の連続包装体を切断する状態が示され、符号10で示す
のが一方向に連続して連結された複数の脱酸素剤包装体
からなる帯状の連続包装体であり、符号12は自動切断機
である。自動切断機12は、二つの厚み検出器14を備え、
この検出器によって帯状包装体10のうち脱酸素剤が入っ
た袋部と隣接する袋部の間のシール部の厚みの差を検出
し、この検出結果によってカッター16を同期させて作動
させ、これによってシール部を切断するものである。こ
こで、帯状包装体10はケース18内にそのシール部におい
て折り畳み、層状に収納した状態で待機させ、その最上
層部から順に自動切断機12に供給している。
たは缶に投入する際、省力化のため、前記脱酸素剤包装
体を略一方向に連続して連結することにより帯状の包装
体を形成し、これを投入時に自動切断機によって単一の
包装体に切断するとともにこれを各々前記袋や缶に投入
することが行なわれている。ここで、第1図にはその従
来の連続包装体を切断する状態が示され、符号10で示す
のが一方向に連続して連結された複数の脱酸素剤包装体
からなる帯状の連続包装体であり、符号12は自動切断機
である。自動切断機12は、二つの厚み検出器14を備え、
この検出器によって帯状包装体10のうち脱酸素剤が入っ
た袋部と隣接する袋部の間のシール部の厚みの差を検出
し、この検出結果によってカッター16を同期させて作動
させ、これによってシール部を切断するものである。こ
こで、帯状包装体10はケース18内にそのシール部におい
て折り畳み、層状に収納した状態で待機させ、その最上
層部から順に自動切断機12に供給している。
しかし、このように帯状包装体10を層状に折り畳んだ
状態で待機させる場合、折り畳まれたシール部分が自動
切断機12の厚み検出器14に到達する間にその折り目が元
に戻らないことが多く、従って厚み検出器14における厚
み検出に誤差が生じ、従って適切な位置にカッター16に
よる切断を施すことができない恐れがある。これは、特
に脱酸素剤包装体に、表面がプラスチックフィルムから
なる包装材料を使用した場合に顕著である。このこと
は、厚み検出に替えて光電管マーク検出を行なう場合で
も同じである。
状態で待機させる場合、折り畳まれたシール部分が自動
切断機12の厚み検出器14に到達する間にその折り目が元
に戻らないことが多く、従って厚み検出器14における厚
み検出に誤差が生じ、従って適切な位置にカッター16に
よる切断を施すことができない恐れがある。これは、特
に脱酸素剤包装体に、表面がプラスチックフィルムから
なる包装材料を使用した場合に顕著である。このこと
は、厚み検出に替えて光電管マーク検出を行なう場合で
も同じである。
さらに、表面がプラスチックフィルムからなる包装材
料を使用した場合にはその弾性により折り目が付きにく
く、帯状包装体10をうまく層状に折り畳むことが困難で
ある。
料を使用した場合にはその弾性により折り目が付きにく
く、帯状包装体10をうまく層状に折り畳むことが困難で
ある。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、切断機を使用して
連続的に帯状の包装体を切断するにあたり、厚み検出に
不良を生じせしめることなく、かつ、帯状包装体10を作
業性良く、好都合に層状に折り畳むことができる脱酸素
剤連続包装体、および、その製造装置を提供することに
ある。
たもので、その目的とするところは、切断機を使用して
連続的に帯状の包装体を切断するにあたり、厚み検出に
不良を生じせしめることなく、かつ、帯状包装体10を作
業性良く、好都合に層状に折り畳むことができる脱酸素
剤連続包装体、および、その製造装置を提供することに
ある。
この目的を達成するために、本発明は、表面がプラス
チックフィルムからなり脱酸素剤が封入された包装袋が
多数個少なくとも一方向に連続し、かつ隣接する包装袋
が互いにシール部で区劃されて連結されてなる帯状包装
体において、一方向に連結された複数個の包装袋と次の
一連の複数個の包装袋との間のシール部毎に部分的に切
れ目を入れかつ折り目を付けて、複数個の包装袋を一単
位として折り畳んでなることを特徴とするものである。
チックフィルムからなり脱酸素剤が封入された包装袋が
多数個少なくとも一方向に連続し、かつ隣接する包装袋
が互いにシール部で区劃されて連結されてなる帯状包装
体において、一方向に連結された複数個の包装袋と次の
一連の複数個の包装袋との間のシール部毎に部分的に切
れ目を入れかつ折り目を付けて、複数個の包装袋を一単
位として折り畳んでなることを特徴とするものである。
また、本発明は、表面がプラスチックフィルムからな
り脱酸素剤が封入された包装袋が多数個少なくとも一方
向に連続し、かつ隣接する包装袋が互いにシール部で区
劃されて連結されてなる帯状包装体を折り畳んでなる脱
酸素剤連続包装体の製造装置であって、 (a)帯状包装体において一方向に連結された複数個の
包装袋と次の一連の複数個の包装袋との間のシール部で
あって折り畳む箇所となるべきシール部毎に部分的に切
れ目を入れる切断刃と、 (b)該切断刃を一体的に取りつけてなりかつ前記シー
ル部毎に折り目を付ける折り刃と、 (c)該切断刃と該折り刃とに嵌合可能な受刃とを有
し、 切断刃と受刃との間に配した帯状包装体の前記シール
部毎に部分的に切れ目を入れかつ折り目を付けて複数個
の包装袋を一単位として帯状包装体を折り畳むようにす
ることを特徴とするものである。
り脱酸素剤が封入された包装袋が多数個少なくとも一方
向に連続し、かつ隣接する包装袋が互いにシール部で区
劃されて連結されてなる帯状包装体を折り畳んでなる脱
酸素剤連続包装体の製造装置であって、 (a)帯状包装体において一方向に連結された複数個の
包装袋と次の一連の複数個の包装袋との間のシール部で
あって折り畳む箇所となるべきシール部毎に部分的に切
れ目を入れる切断刃と、 (b)該切断刃を一体的に取りつけてなりかつ前記シー
ル部毎に折り目を付ける折り刃と、 (c)該切断刃と該折り刃とに嵌合可能な受刃とを有
し、 切断刃と受刃との間に配した帯状包装体の前記シール
部毎に部分的に切れ目を入れかつ折り目を付けて複数個
の包装袋を一単位として帯状包装体を折り畳むようにす
ることを特徴とするものである。
このように、帯状包装体のシール部へ部分的に切れ目
を入れ、かつ、折り目を付けることにより折り目部分が
柔軟となり、従来困難であった表面がプラスチックフィ
ルムからなる包装材料を用いて充填包装した帯状包装体
の折り畳みを可能とした脱酸素剤包装体を得ることがで
きる。
を入れ、かつ、折り目を付けることにより折り目部分が
柔軟となり、従来困難であった表面がプラスチックフィ
ルムからなる包装材料を用いて充填包装した帯状包装体
の折り畳みを可能とした脱酸素剤包装体を得ることがで
きる。
また、折り目が柔軟であることから、切断機における
厚み検出や光電管マーク検出に不良を生じせしめること
がなく、よって、常に適切な位置で切断機によりこの帯
状包装体を切断して単一の脱酸素剤包装体を得ることが
できる。
厚み検出や光電管マーク検出に不良を生じせしめること
がなく、よって、常に適切な位置で切断機によりこの帯
状包装体を切断して単一の脱酸素剤包装体を得ることが
できる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
る。
まず、第2図には帯状包装体10の外形形状が示され、
この帯状包装体は、一方向に連続して連結された複数の
包装袋20の各々に、脱酸素剤を封入し、その開口部をシ
ールしたものであり、その連続する方向について、脱酸
素剤が入った袋部22と、隣接する袋部22間のシール部24
とが交互に繰り返し位置されている。この第2図に示す
例は袋部22の三方のみをシールしたいわゆる三方シール
包装体である。
この帯状包装体は、一方向に連続して連結された複数の
包装袋20の各々に、脱酸素剤を封入し、その開口部をシ
ールしたものであり、その連続する方向について、脱酸
素剤が入った袋部22と、隣接する袋部22間のシール部24
とが交互に繰り返し位置されている。この第2図に示す
例は袋部22の三方のみをシールしたいわゆる三方シール
包装体である。
当然のことながら、四方シール包装体の場合も同様の
帯状包装体を作ることが可能である。
帯状包装体を作ることが可能である。
ここで、脱酸素剤すなわち酸素吸収剤としては亜硫酸
塩、亜硫酸水素塩、亜二チオン酸塩、第一鉄塩、ヒドロ
キノン、カテコール、レゾルシン、ピロガロール、没食
子酸、ロンガリット、アスコルビン酸および/またはそ
の塩、イソアスコルビン酸および/またはその塩、ソル
ボース、グルコース、リグニン、ジブチルヒドロキシト
ルエンまたはブチルヒドロキシアニソール等を含有する
脱酸素剤、あるいは、鉄粉等の金属粉を含有する脱酸素
剤、さらには、炭酸ガス発生型脱酸素剤または炭酸ガス
吸収型脱酸素剤等が用いられる。これらの脱酸素剤のう
ち好ましくは、アスコルビン酸および/またはその塩、
もしくは鉄粉などの金属粉を含有する脱酸素剤が用いら
れる。
塩、亜硫酸水素塩、亜二チオン酸塩、第一鉄塩、ヒドロ
キノン、カテコール、レゾルシン、ピロガロール、没食
子酸、ロンガリット、アスコルビン酸および/またはそ
の塩、イソアスコルビン酸および/またはその塩、ソル
ボース、グルコース、リグニン、ジブチルヒドロキシト
ルエンまたはブチルヒドロキシアニソール等を含有する
脱酸素剤、あるいは、鉄粉等の金属粉を含有する脱酸素
剤、さらには、炭酸ガス発生型脱酸素剤または炭酸ガス
吸収型脱酸素剤等が用いられる。これらの脱酸素剤のう
ち好ましくは、アスコルビン酸および/またはその塩、
もしくは鉄粉などの金属粉を含有する脱酸素剤が用いら
れる。
また、包装体の包装材料としては、例えば紙と有孔ポ
リエチレンフィルムを積層接着したものや、穿孔プラス
チックフィルムと紙と有孔ポリエチレンフィルムを積層
接着したものなどが用いられ、その他用途に応じて種々
の材料が選択して使用される。そして、帯状包装体のシ
ール部へ部分的に切れ目と折り目を付けた際、自動切断
機での張力により包装体が破損したりすることのない包
材強度が必要であること、および裏印刷が可能であり安
全衛生に優れていること等が必要なことから、表面ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、セロファン等のプラスチックフィルムからなる包装
材料を使用することが好ましい。
リエチレンフィルムを積層接着したものや、穿孔プラス
チックフィルムと紙と有孔ポリエチレンフィルムを積層
接着したものなどが用いられ、その他用途に応じて種々
の材料が選択して使用される。そして、帯状包装体のシ
ール部へ部分的に切れ目と折り目を付けた際、自動切断
機での張力により包装体が破損したりすることのない包
材強度が必要であること、および裏印刷が可能であり安
全衛生に優れていること等が必要なことから、表面ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、セロファン等のプラスチックフィルムからなる包装
材料を使用することが好ましい。
第3図は、帯状包装体10のシール部24に部分的に切れ
目26、および折り目25を付けて、折り畳んだ脱酸素剤包
装体を示す。
目26、および折り目25を付けて、折り畳んだ脱酸素剤包
装体を示す。
また、第4図は本発明にかかる脱酸素剤連続包装体の
製造装置であって、帯状包装体10に部分的に切れ目を入
れかつ折り目を付けて折り畳みを可能とする装置であ
る。第4図において、帯状包装体10は、帯状包装体の脱
酸素剤が入った袋部と隣接する袋部との間のシール部を
検出するための厚み検出器または光電管マーク検出器31
を経て、該検出器と同期作動する該シール部に部分的に
切れ目を入れかつ折り目を付ける装置部分Aに導入され
る。そして部分的に切れ目を入れかつ折り目を付けられ
た帯状包装体すなわち脱酸素剤連続包装体は折り畳まれ
た形でケース32に収納される。
製造装置であって、帯状包装体10に部分的に切れ目を入
れかつ折り目を付けて折り畳みを可能とする装置であ
る。第4図において、帯状包装体10は、帯状包装体の脱
酸素剤が入った袋部と隣接する袋部との間のシール部を
検出するための厚み検出器または光電管マーク検出器31
を経て、該検出器と同期作動する該シール部に部分的に
切れ目を入れかつ折り目を付ける装置部分Aに導入され
る。そして部分的に切れ目を入れかつ折り目を付けられ
た帯状包装体すなわち脱酸素剤連続包装体は折り畳まれ
た形でケース32に収納される。
第5図は第4図の脱酸素剤連続包装体の製造装置のう
ちシール部24に部分的に切れ目を入れかつ折り目を付け
る装置部分Aの拡大図を示し、第1図に示した自動切断
機と同様に帯状包装体10のうち脱酸素剤が入った袋部と
隣接する袋部の間のシール部の厚みの差を検出し、この
検出結果により、折り刃28を同期させて作動させ、折り
刃28に一体的に取り付けられた切断刃29で部分的に切れ
目を入れると同時に折り目を入れ、折り畳み式の脱酸素
剤連続包装体を得ることができる。帯状包装体10のシー
ル部24を部分的に切断し切れ目を入れる場合、自動切断
機へ導入する際の張力等により帯状包装体が切れたりし
ないよう強度を保つため切断機の合計長さは全幅の70%
以下が好ましく、50%以下がより好ましい。さらに、シ
ール部の両端は切断しないようにすることが好ましい。
ちシール部24に部分的に切れ目を入れかつ折り目を付け
る装置部分Aの拡大図を示し、第1図に示した自動切断
機と同様に帯状包装体10のうち脱酸素剤が入った袋部と
隣接する袋部の間のシール部の厚みの差を検出し、この
検出結果により、折り刃28を同期させて作動させ、折り
刃28に一体的に取り付けられた切断刃29で部分的に切れ
目を入れると同時に折り目を入れ、折り畳み式の脱酸素
剤連続包装体を得ることができる。帯状包装体10のシー
ル部24を部分的に切断し切れ目を入れる場合、自動切断
機へ導入する際の張力等により帯状包装体が切れたりし
ないよう強度を保つため切断機の合計長さは全幅の70%
以下が好ましく、50%以下がより好ましい。さらに、シ
ール部の両端は切断しないようにすることが好ましい。
次にこの実施例の実験例を以下に示す。
表面が有孔ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚
さ12μ)からなる幅100mmの包装材料を用いて、鉄系脱
酸素剤組成物3.0gずつを充填し、幅50mm、単包としての
長さが50mm、かつ両辺が他の単包と連結してなる帯状包
装体を、8包毎にシール部に幅4mmの切れ目を6ヵ所入
れ、かつ折り目を付けつつ、折り畳み式の2,000個繋ぎ
の脱酸素剤連続包装体を作成し、塩化ビニリデンコート
延伸ナイロン/ポリエチレンの袋に入れ、脱気して密封
シールした。
さ12μ)からなる幅100mmの包装材料を用いて、鉄系脱
酸素剤組成物3.0gずつを充填し、幅50mm、単包としての
長さが50mm、かつ両辺が他の単包と連結してなる帯状包
装体を、8包毎にシール部に幅4mmの切れ目を6ヵ所入
れ、かつ折り目を付けつつ、折り畳み式の2,000個繋ぎ
の脱酸素剤連続包装体を作成し、塩化ビニリデンコート
延伸ナイロン/ポリエチレンの袋に入れ、脱気して密封
シールした。
比較例として、同様の材料を用いて、8包毎にシール
部に折り目のみを付けつつ、折り畳み式の2,000個繋ぎ
の脱酸素剤連続包装体を作成した。作成後すぐに、塩化
ビニリデンコート延伸ナイロン/ポリエチレンの袋に入
れ、脱気して密封シールした。
部に折り目のみを付けつつ、折り畳み式の2,000個繋ぎ
の脱酸素剤連続包装体を作成した。作成後すぐに、塩化
ビニリデンコート延伸ナイロン/ポリエチレンの袋に入
れ、脱気して密封シールした。
上記2種類の脱酸素剤連続包装体を開封して自動切断
投入機((株)旭金属製NR4)を用いて包装袋20袋/min
の速度で切断し、その切断性について試験した。
投入機((株)旭金属製NR4)を用いて包装袋20袋/min
の速度で切断し、その切断性について試験した。
第1表にその結果を示す。
第1表から明らかなように、実験例では折り畳み時の
作業性が良く、自動切断投入機での切断不良はなかっ
た。一方、比較例では折り目が付きにくく作業性が悪
く、実質的に商業生産は困難であった。また、折り目に
起因する切断不良が3回発生した。
作業性が良く、自動切断投入機での切断不良はなかっ
た。一方、比較例では折り目が付きにくく作業性が悪
く、実質的に商業生産は困難であった。また、折り目に
起因する切断不良が3回発生した。
以上説明したように、本発明によれば、複数の脱酸素
剤包装体を連続的に連結した帯状包装体を生産するにあ
たり、従来、実質上困難であった表面がプラスチックフ
ィルムからなる包装材料を用いた帯状包装体を作業性良
く、折り畳むことができ、かつ、自動切断機に供給して
単一の脱酸素剤包装体を連続的に大量に製造するにあた
り、自動切断機による帯状包装体の切断装置を常に正確
にシール部に位置せしめ、品質の良い脱酸素剤包装体を
得ることができるという優れた効果がある。
剤包装体を連続的に連結した帯状包装体を生産するにあ
たり、従来、実質上困難であった表面がプラスチックフ
ィルムからなる包装材料を用いた帯状包装体を作業性良
く、折り畳むことができ、かつ、自動切断機に供給して
単一の脱酸素剤包装体を連続的に大量に製造するにあた
り、自動切断機による帯状包装体の切断装置を常に正確
にシール部に位置せしめ、品質の良い脱酸素剤包装体を
得ることができるという優れた効果がある。
第1図は脱酸素剤連続包装体の切断装置を示す正面図、
第2図は帯状包装体の一態様の斜視図、第3図は本発明
にかかる脱酸素剤連続包装体の一態様の斜視図、第4図
は本発明にかかる脱酸素剤連続包装体の製造装置の一態
様の正面図、第5図は本発明にかかる脱酸素剤連続包装
体の製造装置において部分的に切れ目を入れかつ折り目
をつける装置部分の一態様の正面図および上面図をそれ
ぞれ表わす。 図において、 10は帯状包装体、12は自動切断機、25は折り目、26は切
断部(切れ目)を示す。
第2図は帯状包装体の一態様の斜視図、第3図は本発明
にかかる脱酸素剤連続包装体の一態様の斜視図、第4図
は本発明にかかる脱酸素剤連続包装体の製造装置の一態
様の正面図、第5図は本発明にかかる脱酸素剤連続包装
体の製造装置において部分的に切れ目を入れかつ折り目
をつける装置部分の一態様の正面図および上面図をそれ
ぞれ表わす。 図において、 10は帯状包装体、12は自動切断機、25は折り目、26は切
断部(切れ目)を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】表面がプラスチックフィルムからなり脱酸
素剤が封入された包装袋が多数個少なくとも一方向に連
続し、かつ隣接する包装袋が互いにシール部で区劃され
て連結されてなる帯状包装体において、一方向に連結さ
れた複数個の包装袋と次の一連の複数個の包装袋との間
のシール部毎に部分的に切れ目を入れかつ折り目を付け
て、複数個の包装袋を一単位として折り畳んでなること
を特徴とする脱酸素剤連続包装体。 - 【請求項2】表面がプラスチックフィルムからなり脱酸
素剤が封入された包装袋が多数個少なくとも一方向に連
続し、かつ隣接する包装袋が互いにシール部で区劃され
て連結されてなる帯状包装体を折り畳んでなる脱酸素剤
連続包装体の製造装置であって、 (a)帯状包装体において一方向に連結された複数個の
包装袋と次の一連の複数個の包装袋との間のシール部で
あって折り畳む箇所となるべきシール部毎に部分的に切
れ目を入れる切断刃と、 (b)該切断刃を一体的に取りつけてなりかつ前記シー
ル部毎に折り目を付ける折り刃と、 (c)該切断刃と該折り刃とに嵌合可能な受刃とを有
し、 切断刃と受刃との間に配した帯状包装体の前記シール部
毎に部分的に切れ目を入れかつ折り目を付けて複数個の
包装袋を一単位として帯状包装体を折り畳むようにする
ことを特徴とする脱酸素剤連続包装体の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62015201A JP2615584B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 脱酸素剤連続包装体およびその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62015201A JP2615584B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 脱酸素剤連続包装体およびその製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63191770A JPS63191770A (ja) | 1988-08-09 |
JP2615584B2 true JP2615584B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=11882254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62015201A Expired - Lifetime JP2615584B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | 脱酸素剤連続包装体およびその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2615584B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5774574B2 (ja) * | 2012-12-14 | 2015-09-09 | 株式会社フジキカイ | 連包袋の折り重ね方法および折り重ね用ミシン目形成ナイフ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54106377A (en) * | 1976-12-22 | 1979-08-21 | Daishiyou Tetsukoushiyo Yuugen | Wrapping pouch made of film |
JPS5831806Y2 (ja) * | 1977-11-17 | 1983-07-14 | 大日本印刷株式会社 | 脱酸素剤収納袋 |
JPS5926615U (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-18 | 大日本除虫菊株式会社 | 温熱袋 |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP62015201A patent/JP2615584B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63191770A (ja) | 1988-08-09 |
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