JPH06247428A - 検知剤付き鮮度保持剤袋を含んだ包装方法及び装置 - Google Patents

検知剤付き鮮度保持剤袋を含んだ包装方法及び装置

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JPH06247428A
JPH06247428A JP3183993A JP3183993A JPH06247428A JP H06247428 A JPH06247428 A JP H06247428A JP 3183993 A JP3183993 A JP 3183993A JP 3183993 A JP3183993 A JP 3183993A JP H06247428 A JPH06247428 A JP H06247428A
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JP3183993A
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Shigeharu Iwauchi
重治 岩内
Tamotsu Ogiso
保 小木曽
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鮮度保持剤袋と検知剤を包装袋体内に包装す
るにあたり、その作業を簡便にし、かつ、包装体内の検
知剤の確認が容易にできるようにし、さらにその包装体
内を開封する場合の誤食等を防止することができる、包
装方法及びその装置を提供することにある。 【構成】 鮮度保持剤袋が一方向に帯状に連なった鮮度
保持剤袋帯体10を自動的に送り出し、その帯体の一方
の面に、接着剤を付着せしめて粘着剤層15を形成し、
被包装物の包装体内雰囲気を検知する検知剤34が一方
向に帯状に連なった検知剤帯体33を前記粘着剤層に連
続的に圧着して鮮度保持剤袋帯体と検知剤帯体を一体化
させ、この検知剤帯体付き鮮度保持剤袋帯体39を切断
して被包装物64の包装体に包装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は、包装袋または包装容器に
脱酸素剤等の鮮度保持剤と、酸素検知剤等の被包装物の
包装体内雰囲気を検知する検知剤(以下、単に「検知
剤」という)とを被包装物とともに包装する方法及びそ
の装置に係わり、特に、例えば食品類などの包装体の形
成に用いる包装フィルムに鮮度保持剤と検知剤とを添着
する方法及びその装置に関する。更に詳しくは、例えば
菓子、ラーメン、ハム、サラミ、ソーセージ、または炊
飯米等の食品類の包装袋または、容器に収納する鮮度保
持剤と検知剤を接着剤を用いて、包装袋の内側、又は容
器の蓋材に添着する方法、及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】脱酸素剤や乾燥剤等で例示される鮮度保
持剤は通気性包材に包装された小袋(以下、「鮮度保持
剤袋」という)となっており食品等の保存に用いられて
いる。特に近年、鮮度保持剤を包装袋内雰囲気を検知す
る検知剤(例えば酸素検知剤)と併用し、食品等を投入
した非通気性の袋内の気密性が保たれているかどうか
を、検知剤の変色によって確認しながら食品等の保存に
用いることが多くなってきている。この検知剤を鮮度保
持剤と併用することにより、非通気性の袋に生じた小さ
な穴、密封シールの不備、あるいは鮮度保持剤の鮮度保
持能力の低下等による密封系内の酸素濃度や湿度等の上
昇を確認する事ができる。
【0003】しかし、従来からこれらの鮮度保持剤袋と
検知剤とは別々に包装されていたため、鮮度保持剤袋と
検知剤とを食品包装袋内に同封する場合、手間がかかる
等作業性が悪かった。また、食品包装袋内にあっても検
知剤が小さい為これを見いだしにくく、包装袋内雰囲気
の確認に手間取る事が多かった。さらに、これら鮮度保
持剤袋と検知剤とが固定されていないため、消費者が開
封したときに、誤ってこれら鮮度保持剤袋と検知剤を食
べてしまったり、食品と一緒に調理したりするおそれが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、
鮮度保持剤袋と検知剤を包装体内に同封する作業を簡便
にし、かつ、包装体内の検知剤の確認が容易にできるよ
うにし、さらにその包装体を開封する場合の誤食等を防
止することができる、包装方法及びその装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、鮮度保持剤袋が一方向に帯状に連
なった鮮度保持剤袋帯体を自動的に送り出し、その帯体
の一方の面に、接着剤を付着せしめて粘着剤層を形成
し、被包装物の包装体内雰囲気を検知する検知剤が一方
向に帯状に連なった検知剤帯体を前記形成した粘着剤層
に連続的に圧着して鮮度保持剤袋帯体と検知剤帯体を一
体化させ、この検知剤帯体付き鮮度保持剤袋帯体に第二
の接着剤を付着せしめて粘着剤層を形成し、これを個別
の検知剤付き鮮度保持剤袋に切断し、この各検知剤付き
鮮度保持剤を、別途連続的に供給させる包装フィルム帯
体の走行ラインまで案内し、各検知剤付き鮮度保持剤袋
を、前記粘着層を介してこの包装フィルム帯体に固着さ
せ、この検知剤付き鮮度保持剤袋を少なくとも一つ含む
包装フィルム帯体を利用して、別途供給される被包装物
を包装する包装方法を提供するものである。
【0006】また、本発明は、鮮度保持剤袋が一方向に
帯状に連なった鮮度保持剤袋帯体を連続的に供給する鮮
度保持剤袋帯体供給手段と、被包装物の包装雰囲気を検
知する検知剤が一方向に帯状に連なった検知剤帯体を連
続的に供給する検知剤帯体供給手段と、鮮度保持剤袋帯
体の一方の面に接着剤を付着せしめて粘着剤層を形成さ
せる第一の接着剤付着手段と、前記検知剤帯体を粘着剤
層に連続的に圧着して鮮度保持剤帯体と検知剤帯体を一
体化させる圧着手段と、を備え、この検知剤帯体付き鮮
度保持剤袋帯体を個別の検知剤付き鮮度保持剤袋に切断
して被包装物の包装体に含ませるよう構成した包装装置
を特徴とする。
【0007】ここで、前記圧着手段からの検知剤帯体付
き鮮度保持剤袋帯体に第二の接着剤を付着せしめて粘着
剤層を形成する第二の接着剤付着手段と、この粘着剤層
が形成された検知剤帯体付き鮮度保持剤袋帯体を個別の
粘着剤層が形成された検知剤付き鮮度保持剤袋に切断す
る切断手段と、帯状に連なった包装フィルム帯体を連続
的に供給する包装フィルム供給手段と、前記個別の検知
剤付き鮮度保持剤袋を前記包装フィルム帯体の走行ライ
ンまで案内する案内手段と、案内手段により案内された
前記検知剤付き鮮度保持剤袋を前記形成した粘着剤層を
介して前記包装フィルム帯体に固着させる固着手段と、
固着手段により鮮度保持剤袋が固着された包装フィルム
帯体を利用して、別途供給される被包装物を包装する包
装手段と、を備えるようにしてもよい。
【0008】
【作用】以上のような構成により、自動的に鮮度保持剤
袋と検知剤とを一体化することができる。また、その検
知剤付き鮮度保持剤袋を包装体に固着することもできる
ため、作業能率の向上は勿論、前記検知剤付き鮮度保持
剤袋が入った包装体は検知剤を見いだし易く、包装体の
鮮度保持の異常を素早く検出することができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に例示して説明する。
図1は本発明に係わる検知剤付き鮮度保持剤袋を包装フ
ィルムに固着する装置の一実施例を示す概念図である。
なお、ここでは、鮮度保持剤袋として脱酸素剤袋、検知
剤として酸素検知剤を使用する場合の実施例を示す。
【0010】図1において、符号10は脱酸素剤袋帯体
であり、この脱酸素剤袋帯体10は、図3に示すよう
に、個々の脱酸素剤袋12が一方向にヒートシール部を
介して帯状に連なったものである。この脱酸素剤袋帯体
10は、ドラムに巻きつけられてなる脱酸素剤袋帯体ロ
ール11から、複数のガイドローラー13を介して後述
する装置へ自動的に供給される。
【0011】次にこの脱酸素剤袋帯体10は、その動き
に連動して接着剤を吐出するホットメルトガン20によ
って、この帯体10の一方の面にホットメルト接着剤を
連続的又は断続的に付着せしめて粘着剤層15を形成す
る。このホットメルト接着剤はホットメルトが貯蔵され
たホットメルトアプリケーター19からホットメルトガ
ン20へのホース21を介してホットメルトガン20に
供給される。ここで、ホットメルト接着剤としては、ポ
リプロピレンまたはEVA(エチレン・酢酸ビニル共重
合体)などを主成分とした材料があげられる。これらの
うち、ポリプロピレンを主成分としたものが、被包装物
である食品の衛生法の食品添加物などの規格にも適合し
ており、軟化点も高く、さらに剥離強度も強く、好まし
い。ここで、この実施例のように、ホットメルトガンを
使用してホットメルト接着剤を滴下するものに限定する
必要はなく、例えば接着剤を塗布してもよく、実質的に
脱酸素剤袋の表面に、後述する検知剤帯体や包装フィル
ムと接着できる接着剤を付着させるようなものであれば
どのようなものでもよい。
【0012】次にこの粘着剤層が形成された脱酸素剤袋
帯体16は、その動きに連動して検知剤ロール38か
ら、ブレーキローラー36、37及び検知剤ガイドロー
ラー35を介して自動的に供給される検知剤帯体33と
圧着ローラー31、32の間で圧着される。検知剤帯体
33は酸素の有無により色が変化する組成物34を紙、
不織布等のシートに印刷、塗布、含浸させたもの等が使
用されている。シートの幅は、少なくとも脱酸素剤袋よ
り狭いものがよい。また、酸素検知剤組成物34は使用
するシート全面、あるいは一部に印刷、あるいは塗布、
あるいは含浸され、これらの形状は長方形、正方形、
丸、三角、不定形いづれでもよいが、酸素検知剤の美観
及び見いだし易さから、丸型(図5、6、7、9、10
参照)、あるいは正方形が好ましい。図4に示すように
前記粘着剤層15が形成された鮮度保持剤帯体16の粘
着剤層に検知剤帯体33が圧着ローラー31、32の圧
着により自動的に貼り合わされて検知剤帯体付き脱酸素
剤袋帯体39が提供される。なお、図5はこの検知剤帯
体付き脱酸素剤袋帯体39の平面図を示す。
【0013】次にこの検知剤帯体付き脱酸素剤袋帯体3
9は、その動きに連動して接着剤を吐出するホットメル
トガン41によって、この帯体39の検知剤帯体の付い
ている方の面の脱酸素剤袋帯体の面の所定の位置にホッ
トメルト接着剤を付着せしめて粘着剤層42を形成す
る。このホットメルト接着剤はホットメルトが貯蔵され
た前記ホットメルトアプリケーター19からホットメル
トガンへ41のホース43を介してホットメルトガン4
1に供給される。ここで、ホットメルト接着剤の滴下
は、後述する検出器14によって帯体39の切断位置が
決定されて帯体39が一旦停止された直後であって、切
断直前に行われるのがよい。脱酸素剤袋のみを包装フィ
ルムへ固着させる場合は、前記ホットメルトガン20を
作動させず、また前記検知剤帯体33をセットしない。
なお、図6はこの粘着剤層が、切断行程前に予め形成さ
れるようにする変形例の検知剤帯体付き脱酸素剤袋帯体
44の平面図を示す。
【0014】前記検知剤帯体付き脱酸素剤袋帯体39ま
たは44は、移送されながらこの帯体中の各脱酸素剤袋
12の間のヒートシール部の位置を検出する検出器14
によって切断位置が検出され、その時送りが一旦停止し
て、その位置でカッター機構17により作動されるカッ
ター18により、包装機等の製袋されるタイミングと同
時に1袋ごとにそのヒートシール部で切断され、粘着剤
層が付着されていない帯体39の場合はその切断の直前
で粘着剤層が付着され、粘着剤層が形成された個別の検
知剤付き脱酸素剤袋45が提供される。この実施例で
は、図1に示すようにカッター18のすぐ下流にホット
メルトガン41が配置されているが、これに限定する必
要はなく、上流側にホットメルトガン41、下流側にカ
ッター18を配置してもよい。なお、図7は粘着剤層が
形成された個別の検知剤付き脱酸素剤袋45の平面図、
図8は断面図を示す。
【0015】ホットメルト接着剤の塗布又は滴下位置
は、個々の脱酸素剤袋および酸素検知紙のサイズ、検知
剤の形式により決定されるが、少なくとも切断範囲内の
ヒートシール部以外の任意の箇所に設定されるのがよ
い。ホットメルト剤塗布及び滴下量の設定は、脱酸素剤
袋のサイズ、重量、その小袋の材質及び酸素検知紙の接
着強度及び包装フィルムの接着強度により、必要接着面
積に応じて決定される。そのホットメルト剤の塗布及び
滴下位置または量は、任意に設定調節できるようにする
のが良い。またホットメルト剤の塗布量、滴下量または
滴下タイミングにつき、ホットメルトガン20及び41
は別々に調節できるようにするのが良い。
【0016】ここで本実施例では、前記帯体39の脱酸
素剤袋帯体10の面の所定の位置にホットメルト接着剤
を付着させたが、前記帯体39の検知剤帯体33の面の
所定の位置にホットメルト接着剤を付着させてもよい。
この場合の図6、図7、図8に対応する図を図9、図1
0、図11に示す。
【0017】なお、図1の符号46、47は送りローラ
ーを示し、脱酸素剤袋帯体10、16、39、44の送
りを決定するものであり、前記カッター18の直ぐ上流
に配置されている。
【0018】この粘着剤層が形成された個別の検知剤付
き脱酸素剤袋45は案内機構22によって包装フィルム
の走行ラインにまで案内される。この実施例では、案内
機構22は、各検知剤付き脱酸素剤袋45をその自重で
所定位置にまで到達させるシュート24を備え、このシ
ュート24の断面形状は、四角形や楕円形などのものが
あげられ、好ましくは30度から60度、より好ましく
は40度から45度の傾斜を有している。シュート24
の先端は、包装フィルムを案内する複数のローラのう
ち、仮着ローラー40の直下にまで延び、そこで終端し
てる。そして、このシュート24の先端と仮着ローラー
40との間の間隔は、案内されてきた個別の検知剤付き
脱酸素剤袋45が仮着ローラー40によって案内されて
いる包装フィルムに圧着される程度の狭い間隔となって
いる。
【0019】図2において、符号50は包装フィルムが
帯状に延びた包装フィルム帯体であり、層状に巻き取ら
れた巻き取りロール52から巻き出されている。包装フ
ィルム帯体50は複数のローラー53を介して、仮着ロ
ーラー40を巻回し、ここで適当な間隔で個別の検知剤
付き脱酸素剤袋45を固定されたのち、圧着ローラー5
4を経て確実に個別の検知剤付き脱酸素剤袋45を包装
フィルム帯体に固着させ、その後包装機60に導入され
る。なお、包装フィルムとしては、ガスバリヤー性を有
するフィルムが好ましく、最終製品である包装体を形成
した時に内側の面となる面が熱接着性をもつものが好ま
しい。
【0020】この実施例は包装機としていわゆる横ピロ
ー包装機を使用した例である。横ピロー包装機60は、
製袋器82を有し、包装フィルム帯体50を、長手方向
を中心軸とするようにほぼ筒状に折り曲げ、この折り曲
げられて筒状となった包装フィルム50の空洞内に、コ
ンベア66によって供給される食品類等の被包装物64
を自動的に取り込む。製袋器82の下流側に、筒状とな
った包装フィルム50の下部合わせ面をシールするセン
ターシーラー84、84が設けられる。さらにその下流
側に、個々の被包装物64を一つの袋にシールするとと
もに切断するトップシーラー86が設けられている。最
終的な製品である包装体70は、図12、13にも示す
ように、両端でシールされた袋内に被包装物64が収納
されるとともに、その包装フィルムの内側に個別の検知
剤付き脱酸素剤袋45が固定された構造となっている。
なお、この包装物64の斜視図を図12に、断面図を図
13に示す。
【0021】この実施例では、センターシーラー84、
84がラインの送りとともに連続してシールするもので
あり、トップシーラー86も、ラインの移動とともに上
下のシーラーがほぼ円弧を描きながら移動するため、包
装フィルムの送りの停止をする必要がない。
【0022】以上の実施例に使用されるホットメルト剤
としては、熱可塑性エラストマー系、エチレン−酢酸ビ
ニル樹脂系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリオレ
フィン系、ポリプロピレン系、ポリエチレン系などのホ
ットメルト剤が挙げられる。殊に鮮度保持剤には食品衛
生法に適合するものが好ましく、例えば、熱可塑性エラ
ストマー系、ポリプロピレン系、あるいはポリエチレン
系のホットメルト剤が使用される。また、接着剤の場合
には、例えば、天然ゴム系、合成ゴム系、合成樹脂系、
酢酸ビニル系溶液型、酢酸ビニル樹脂系、エポキシ樹脂
系などの接着剤が使用される。
【0023】以上の実施例では、鮮度保持剤として脱酸
素剤、検知剤として酸素検知剤を用いた場合について説
明したが、本発明はこれらに限定する必要はなく、他の
鮮度保持剤及び検知剤であってもよい。また、包装機と
して横ピロー包装機を使用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、他の包装機、
例えば前述の横ピロー包装機においてセンターシール部
分を上部にもってくるような逆横ピロー包装機や、いわ
ゆるカップシーラー包装機または深絞り包装機であって
もよい。
【0024】以上のような実施例によれば、自動的に脱
酸素剤袋と検知剤を包装フィルムに固着できるようにな
ったため、脱酸素剤と検知剤を包装体内に同封する作業
が簡便になり、かつ、検知剤と脱酸素剤袋と包装フィル
ムが一体となっているため、包装体内の検知剤の確認が
容易にできるようになり、さらにその包装体を開封する
場合の誤食等を防止することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鮮度保持剤袋帯体と検知剤帯体を一体化させ、これを切
断して被包装物の包装体に含ませるので、鮮度保持剤と
検知剤を包装体内に同封する作業を簡便にし、かつ、包
装袋内の検知剤の確認ができるようになり、さらに、検
知剤付き鮮度保持剤を包装フィルム帯体に固着させ、こ
の包装フィルム帯体を利用して、被包装体を包装するの
で、更に包装作業が簡便迅速に行え、その包装体を開封
する場合の誤食等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体を示す模式図である。
【図2】一般的な横ピロー包装機に於ける製袋充填装置
を示す模式図である。
【図3】脱酸素剤袋帯体を示す斜視図である。
【図4】粘着剤層が形成された脱酸素剤袋帯体に検知剤
帯体を圧着する工程の一例を示す側面図である。
【図5】検知剤帯体付き脱酸素剤袋帯体の平面図であ
る。
【図6】脱酸素剤袋帯体の所定の位置に粘着剤層が形成
された検知剤帯体付き脱酸素剤袋帯体の平面図である。
【図7】脱酸素剤袋の所定の位置に粘着剤層が形成され
た個別の検知剤付き脱酸素剤袋の平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【図9】検知剤帯体の面の所定の位置に粘着剤層が形成
された検知剤帯体付き脱酸素剤袋帯体の平面図である。
【図10】検知剤の面の所定の位置に粘着剤層が形成さ
れた個別の検知剤付き脱酸素剤袋の平面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】包装体の斜視図である。
【図13】包装体の断面図である。
【符号の説明】
10 脱酸素剤袋帯体 15 粘着剤層 16 粘着剤層が形成された脱酸素剤袋帯体 33 検知剤帯体 34 検知剤 39 検知剤帯体付き脱酸素剤袋帯体 42 粘着剤層 44 粘着剤層が形成された検知剤帯体付き脱酸素剤袋
帯体 45 個別の粘着剤層が形成された検知剤付き脱酸素剤
袋 50 包装フィルム帯体 64 被包装物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鮮度保持剤袋が一方向に帯状に連なった
    鮮度保持剤袋帯体を自動的に送り出しその帯体の一方の
    面に、接着剤を付着せしめて粘着剤層を形成し、 被包装物の包装体内雰囲気を検知する検知剤が一方向に
    帯状に連なった検知剤帯体を前記粘着剤層に連続的に圧
    着して鮮度保持剤袋帯体と検知剤帯体を一体化させ、 この検知剤帯体付き鮮度保持剤袋帯体を切断して被包装
    物の包装体に含ませる包装方法。
  2. 【請求項2】 前記検知剤帯体付き鮮度保持剤袋帯体に
    さらに第二の接着剤を付着せしめて粘着剤層を形成し、 これを個別の検知剤付き鮮度保持剤袋に切断し、 この各検知剤付き鮮度保持剤袋を、別途連続的に供給さ
    せる包装フィルム帯体の走行ラインまで案内し、 各検知剤付き鮮度保持剤袋を、前記粘着剤層を介してこ
    の包装フィルム帯体に固着させ、 この検知剤付き鮮度保持剤袋を少なくとも一つ含む包装
    フィルム帯体を利用して、別途供給される被包装物を包
    装する請求項1記載の包装方法。
  3. 【請求項3】 鮮度保持剤袋が一方向に帯状に連なった
    鮮度保持剤袋帯体を連続的に供給する鮮度保持剤袋帯体
    供給手段と、 被包装物の包装体内雰囲気を検知する検知剤が一方向に
    帯状に連なった検知剤帯体を連続的に供給する検知剤帯
    体供給手段と、 前記鮮度保持剤袋帯体の一方の面に接着剤を付着せしめ
    て粘着剤層を形成させる第一の接着剤付着手段と、 前記検知剤帯体を前記粘着剤層に連続的に圧着して鮮度
    保持剤帯体と検知剤帯体を一体化させる圧着手段と、 を備え、この検知剤帯体付き鮮度保持剤袋帯体を個別の
    検知剤付き鮮度保持剤袋に切断して被包装物の包装体に
    含ませるよう構成した包装装置。
  4. 【請求項4】 前記圧着手段からの検知剤帯体付き鮮度
    保持剤袋帯体に第二の接着剤を付着せしめて粘着剤層を
    形成する第二の接着剤付着手段と、 この粘着剤層が形成された検知剤帯体付き鮮度保持剤袋
    帯体を個別の検知剤付き鮮度保持剤袋に切断する切断手
    段と、 帯状に連なった包装フィルム帯体を連続的に供給する包
    装フィルム供給手段と、 前記個別の検知剤付き鮮度保持剤袋を前記包装フィルム
    帯体の走行ラインまで案内する案内手段と、 案内手段により案内された前記検知剤付き鮮度保持剤袋
    を前記形成した粘着剤層を介して前記包装フィルム帯体
    に固着させる固着手段と、 固着手段により検知剤付き鮮度保持剤が固着された包装
    フィルム帯体を利用して、別途供給される被包装物を包
    装する包装手段と、を備えた請求項3記載の包装装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370713B1 (ko) * 2000-01-24 2003-02-05 주식회사 샤니 식품과 판촉물을 함께 포장하는 포장장치 및 포장방법
JP2017018865A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 エステー株式会社 除湿器と取り替え用除湿剤収容袋

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