JP2606853B2 - 食品の製袋充填方法及びその装置 - Google Patents
食品の製袋充填方法及びその装置Info
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- JP2606853B2 JP2606853B2 JP62285468A JP28546887A JP2606853B2 JP 2606853 B2 JP2606853 B2 JP 2606853B2 JP 62285468 A JP62285468 A JP 62285468A JP 28546887 A JP28546887 A JP 28546887A JP 2606853 B2 JP2606853 B2 JP 2606853B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品用製袋充填包装、より詳細には、食品
に添付してその食品の価値及び品質等の劣化を防ぐ為の
例えば脱酸素剤や乾燥剤などいわゆる不可食薬剤を誤食
できないように包装する食品の製袋充填方法及びその装
置に関する。
に添付してその食品の価値及び品質等の劣化を防ぐ為の
例えば脱酸素剤や乾燥剤などいわゆる不可食薬剤を誤食
できないように包装する食品の製袋充填方法及びその装
置に関する。
近年の食生活の変化に基づく消費者ニーズにより、ま
た簡便製と本格的な味が受け、例えば即席めんやコーヒ
ー豆などに代表される袋詰め食品の需要が着実に伸びて
いる。ところで、これら食品、例えば即席めんには、別
添袋に封入された調味料や具などの他に最近では食品の
酸化防止の為に別添袋に封入した脱酸素剤が添付されて
いる。この脱酸素剤入り別添袋は他の具などの封入され
た別添袋と極めて類似した形状及び大きさを有している
と共に、他の別添袋と一緒に自由に取り出し得るように
なっている。それが為か、調理の際にめんの中に具など
と間違えて前記脱酸素剤を入れて調理することがあり、
まれにかかる脱酸素剤を誤食するといったことが起きて
いる。一方、前記コーヒー豆について見るに、この場合
も別添袋に封入した乾燥剤及び/または脱酸素剤が取り
出し自由に添付されていることがあり、これらを誤って
コーヒー豆と一緒に碾いてしまい最悪の場合これを誤食
する、といったことがある。
た簡便製と本格的な味が受け、例えば即席めんやコーヒ
ー豆などに代表される袋詰め食品の需要が着実に伸びて
いる。ところで、これら食品、例えば即席めんには、別
添袋に封入された調味料や具などの他に最近では食品の
酸化防止の為に別添袋に封入した脱酸素剤が添付されて
いる。この脱酸素剤入り別添袋は他の具などの封入され
た別添袋と極めて類似した形状及び大きさを有している
と共に、他の別添袋と一緒に自由に取り出し得るように
なっている。それが為か、調理の際にめんの中に具など
と間違えて前記脱酸素剤を入れて調理することがあり、
まれにかかる脱酸素剤を誤食するといったことが起きて
いる。一方、前記コーヒー豆について見るに、この場合
も別添袋に封入した乾燥剤及び/または脱酸素剤が取り
出し自由に添付されていることがあり、これらを誤って
コーヒー豆と一緒に碾いてしまい最悪の場合これを誤食
する、といったことがある。
このような誤食発生の主たる原因は、前記脱酸素剤や
乾燥剤などいわゆる不可食薬剤を封入した別添袋が食品
と一緒に取り出し自由になっていることにある。そこ
で、かかる誤食発生の防止対策として、これまでは第9
図に示すような手段が採られていた。すなわち、食品包
装用の包装袋1を製袋する過程において、不可食薬剤を
封入した別添袋2を包装袋1の内部に落し入れその包装
袋1の底部シール部1aに別添袋2のシール部2aを挟み込
んだ後、両シール部1a,2aをヒートシールする。このよ
うに、包装袋1のシール部1aを利用して別添袋2を固定
する。これにより、別添袋2は包装袋1から取り出し得
ず、別添袋2内部の不可食薬剤の誤食防止が可能とな
る、というものであった。
乾燥剤などいわゆる不可食薬剤を封入した別添袋が食品
と一緒に取り出し自由になっていることにある。そこ
で、かかる誤食発生の防止対策として、これまでは第9
図に示すような手段が採られていた。すなわち、食品包
装用の包装袋1を製袋する過程において、不可食薬剤を
封入した別添袋2を包装袋1の内部に落し入れその包装
袋1の底部シール部1aに別添袋2のシール部2aを挟み込
んだ後、両シール部1a,2aをヒートシールする。このよ
うに、包装袋1のシール部1aを利用して別添袋2を固定
する。これにより、別添袋2は包装袋1から取り出し得
ず、別添袋2内部の不可食薬剤の誤食防止が可能とな
る、というものであった。
しかしながら、包装袋のシール部を利用して別添袋を
固定する従来の方法には、次ぎのような問題点がある。
すなわち、別添袋を包装袋のシール部に挟み込むための
挟みしろを、別添袋のシール部に設ける必要があり、そ
の分だけ別添袋の全体形状が大きくなり、それに起因し
て種々の問題が惹起する。しかも、その挟みしろの表裏
両面はヒートシール可能な状態になければならず、その
ためのヒートシール性の付与加工ないしは処理が必要と
なる。更には、包装袋のシール部に別添袋のシール部
(挟みしろ)を挟着するためヒートシールする際その部
位に段差が生じ、包装袋のシール部全体を均等に加圧で
きず、シール性が悪くなる。しかも、そのシール性の悪
さ乃至は段差が原因によりピンホールが発生し商品価値
を無くする虞もある。
固定する従来の方法には、次ぎのような問題点がある。
すなわち、別添袋を包装袋のシール部に挟み込むための
挟みしろを、別添袋のシール部に設ける必要があり、そ
の分だけ別添袋の全体形状が大きくなり、それに起因し
て種々の問題が惹起する。しかも、その挟みしろの表裏
両面はヒートシール可能な状態になければならず、その
ためのヒートシール性の付与加工ないしは処理が必要と
なる。更には、包装袋のシール部に別添袋のシール部
(挟みしろ)を挟着するためヒートシールする際その部
位に段差が生じ、包装袋のシール部全体を均等に加圧で
きず、シール性が悪くなる。しかも、そのシール性の悪
さ乃至は段差が原因によりピンホールが発生し商品価値
を無くする虞もある。
本発明は上述したような問題点に鑑みて創案されたも
ので、本発明の目的は、従来技術のように包装袋のシー
ル部を利用することなく、つまり上述のような諸問題を
解消した新規な手段により別添袋を包装袋内部に固定
し、以て別添袋内部の不可食薬剤の誤食防止を図り得る
ようにした、優れた食品用の製袋充填方法と装置を提供
するにある。
ので、本発明の目的は、従来技術のように包装袋のシー
ル部を利用することなく、つまり上述のような諸問題を
解消した新規な手段により別添袋を包装袋内部に固定
し、以て別添袋内部の不可食薬剤の誤食防止を図り得る
ようにした、優れた食品用の製袋充填方法と装置を提供
するにある。
本発明は上記の目的を達成する為に、第1の発明であ
る食品の製袋充填方法は、帯状に複数個連結した不可食
薬剤用別添袋を自動的に繰り出し、その帯状の別添袋の
表裏一方の面に両面粘着テープを圧着せしめて、その帯
状の別添袋の表裏一方の面に粘着剤層を形成した後、粘
着剤層の形成された帯状の別添袋を1袋分ごとにカット
し、1個単位の粘着剤層付き別添袋に自動成形する。次
いで、熱接着性のシート状巻取包装材料を製袋充填手段
へ移送する途中、そのシート状包装材料の1袋分に相当
する袋シール部以外の袋内面となる面に、前記粘着剤層
付き別添袋をその粘着剤層を介して自動粘着する。次い
で、この別添袋の貼着されたシート状包装材料を前記製
袋充填手段でその別添袋を内側にして自動製袋し、これ
に食品を充填した後シールを行い包装するようにしたも
のである。
る食品の製袋充填方法は、帯状に複数個連結した不可食
薬剤用別添袋を自動的に繰り出し、その帯状の別添袋の
表裏一方の面に両面粘着テープを圧着せしめて、その帯
状の別添袋の表裏一方の面に粘着剤層を形成した後、粘
着剤層の形成された帯状の別添袋を1袋分ごとにカット
し、1個単位の粘着剤層付き別添袋に自動成形する。次
いで、熱接着性のシート状巻取包装材料を製袋充填手段
へ移送する途中、そのシート状包装材料の1袋分に相当
する袋シール部以外の袋内面となる面に、前記粘着剤層
付き別添袋をその粘着剤層を介して自動粘着する。次い
で、この別添袋の貼着されたシート状包装材料を前記製
袋充填手段でその別添袋を内側にして自動製袋し、これ
に食品を充填した後シールを行い包装するようにしたも
のである。
また、第2の発明の食品用製袋充填装置は、前記第1
の発明の方法を実施するための装置であって、該装置
は、帯状に複数個連結した別添袋の自動繰り出し機構と
その帯状の別添袋の表裏一方の面に両面粘着テープを圧
着せしめて粘着剤層または接着剤層(以下、粘着剤層と
いう)を形成する機構と粘着剤層の形成された帯状の別
添袋を1袋分ごとにカットする自動切断機構とを有する
1個単位の粘着剤層付き別添袋を自動成形する手段を備
え、順次自動的に繰り出した各々の別添袋の表裏一方の
面に粘着剤層または接着剤層(以下、粘着剤層という)
を形成して1個単位の粘着剤層付き別添袋に自動成形す
ると共に、熱接着性のシート状包装材料を自動繰り出し
する。しかして、その繰り出されたシート状包装材料の
1袋分に相当する袋シール部以外の袋内面となる面に、
前記粘着剤層付き別添袋の粘着剤層を圧着せしめて、別
添袋付きシート状包装材料に成形する。その別添袋付き
シート状包装材料をその別添袋を内側にして自動製袋
し、これに食品を充填し、シールを行い包装袋を得るも
のである。
の発明の方法を実施するための装置であって、該装置
は、帯状に複数個連結した別添袋の自動繰り出し機構と
その帯状の別添袋の表裏一方の面に両面粘着テープを圧
着せしめて粘着剤層または接着剤層(以下、粘着剤層と
いう)を形成する機構と粘着剤層の形成された帯状の別
添袋を1袋分ごとにカットする自動切断機構とを有する
1個単位の粘着剤層付き別添袋を自動成形する手段を備
え、順次自動的に繰り出した各々の別添袋の表裏一方の
面に粘着剤層または接着剤層(以下、粘着剤層という)
を形成して1個単位の粘着剤層付き別添袋に自動成形す
ると共に、熱接着性のシート状包装材料を自動繰り出し
する。しかして、その繰り出されたシート状包装材料の
1袋分に相当する袋シール部以外の袋内面となる面に、
前記粘着剤層付き別添袋の粘着剤層を圧着せしめて、別
添袋付きシート状包装材料に成形する。その別添袋付き
シート状包装材料をその別添袋を内側にして自動製袋
し、これに食品を充填し、シールを行い包装袋を得るも
のである。
ここに、前記別添袋とは、食品の価値及び品質等の劣
化を防ぐ為の例えば脱酸素剤や乾燥剤などいわゆる不可
食薬剤が封入された小袋をいい、また、前記食品とは、
この別添袋以外の物で、かつこの別添袋と一緒に包装袋
に詰められる固形食品,調味料,具などの食品充填物を
いう。
化を防ぐ為の例えば脱酸素剤や乾燥剤などいわゆる不可
食薬剤が封入された小袋をいい、また、前記食品とは、
この別添袋以外の物で、かつこの別添袋と一緒に包装袋
に詰められる固形食品,調味料,具などの食品充填物を
いう。
また、前記粘着剤または接着剤としては、一般に食品
用として使用される任意の粘着剤または接着剤が用いら
れる。
用として使用される任意の粘着剤または接着剤が用いら
れる。
自動供給されてくる長尺で熱接着性のシート状包装材
料の1袋分に相当する袋シール部以外の袋内面となる面
に1個単位で別添袋が自動貼着せしめられ、この別添袋
付きシート状包装材料がその別添袋を内側にして製袋さ
れ食品が充填包装される。
料の1袋分に相当する袋シール部以外の袋内面となる面
に1個単位で別添袋が自動貼着せしめられ、この別添袋
付きシート状包装材料がその別添袋を内側にして製袋さ
れ食品が充填包装される。
その結果、別添袋は確実に包装袋のシール部以外の袋
内面に貼着固定され、食品を包装袋から取り出す場合、
別添袋は必ず包装袋内部に残る。これにより、別添袋内
部の不可食薬剤の誤食を防止することができる。
内面に貼着固定され、食品を包装袋から取り出す場合、
別添袋は必ず包装袋内部に残る。これにより、別添袋内
部の不可食薬剤の誤食を防止することができる。
また、別添袋はこれを確実に包装袋のシール部以外の
袋内面に貼着固定できるので、包装袋のシール部に従来
技術のように段差部分を生ぜしめることがなく、従っ
て、包装袋の各シール部を均等に加圧でき、極めて密着
性のよいシールができる。
袋内面に貼着固定できるので、包装袋のシール部に従来
技術のように段差部分を生ぜしめることがなく、従っ
て、包装袋の各シール部を均等に加圧でき、極めて密着
性のよいシールができる。
以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係る食品用製袋充填装置の一実施例
を示す概念図であって、この装置の全体構成は、第2〜
3図に示すように複数個一定間隔おきに1個づつ帯状に
連結された帯状別添袋10を次段へ順次自動的に繰り出す
別添袋自動供給手段Aと、この供給手段Aから送出され
てくる帯状別添袋10の表裏一方の面に両面粘着テープを
自動貼着して粘着剤層を形成した後1袋分ごとに切断し
て1個単位の粘着剤層付き別添袋に成形する成形手段B
と、熱接着性のシート状巻取包装材料の自動繰り出し手
段Cと、その繰り出し手段Cから繰り出されてくるシー
ト状包装材料の包装袋1袋分に相当する袋シール部以外
の袋内面となる面の適宜部位に前記粘着剤層付き別添袋
をその粘着剤層を介して自動貼着する貼着手段Dと、こ
の貼着手段Dから移送されてきた別添袋付きシート状包
装材料をその別添袋を内側にして自動製袋してこれに食
品を充填した後シールを行い包装する製袋充填手段Eと
から成る。
を示す概念図であって、この装置の全体構成は、第2〜
3図に示すように複数個一定間隔おきに1個づつ帯状に
連結された帯状別添袋10を次段へ順次自動的に繰り出す
別添袋自動供給手段Aと、この供給手段Aから送出され
てくる帯状別添袋10の表裏一方の面に両面粘着テープを
自動貼着して粘着剤層を形成した後1袋分ごとに切断し
て1個単位の粘着剤層付き別添袋に成形する成形手段B
と、熱接着性のシート状巻取包装材料の自動繰り出し手
段Cと、その繰り出し手段Cから繰り出されてくるシー
ト状包装材料の包装袋1袋分に相当する袋シール部以外
の袋内面となる面の適宜部位に前記粘着剤層付き別添袋
をその粘着剤層を介して自動貼着する貼着手段Dと、こ
の貼着手段Dから移送されてきた別添袋付きシート状包
装材料をその別添袋を内側にして自動製袋してこれに食
品を充填した後シールを行い包装する製袋充填手段Eと
から成る。
なお、この実施例では、前記製袋充填手段Eで出来上
がる包装袋の包装形態は、長尺シート状包装材料を筒状
にして形成しその筒状包装材料の長手方向(または縦)
の張り合わせ目を背の中央におき、1袋分に相当する端
をエンドシールしたピロータイプのものを代表例に採っ
ている(第7〜8図参照)。
がる包装袋の包装形態は、長尺シート状包装材料を筒状
にして形成しその筒状包装材料の長手方向(または縦)
の張り合わせ目を背の中央におき、1袋分に相当する端
をエンドシールしたピロータイプのものを代表例に採っ
ている(第7〜8図参照)。
以下前記構成の順にこれを具体的に説明する。
まず、前記別添袋自動供給手段Aは、前記帯状別添袋
10を適当量巻き付けた繰り出しロール11とガイドローラ
12とを有して成り、この繰り出しロール11から帯状別添
袋10がガイドローラ12を介して順次自動的に次段の粘着
剤層付き別添袋の成形手段Bへ繰り出される。
10を適当量巻き付けた繰り出しロール11とガイドローラ
12とを有して成り、この繰り出しロール11から帯状別添
袋10がガイドローラ12を介して順次自動的に次段の粘着
剤層付き別添袋の成形手段Bへ繰り出される。
粘着剤層付き別添袋の成形手段Bは、受けローラ13と
これに対向配設した圧着ローラ14と、食品用の両面粘着
テープ15を前記ローラ13,14間に繰り出す両面粘着テー
プ繰り出しロール16と、両面粘着テープ15の剥離ライナ
15aを巻取る剥離ライナ巻取りロール17と、粘着剤層付
き帯状別添袋10の送りローラ18,19と、粘着剤層付き帯
状別添袋10を1個単位にカットする為のカット位置検出
センサ20と、カッター21aを備えた切断機構21と、1個
単位にカットされた粘着剤層付き別添袋10aを次段の貼
着手段Dへ移送する為のシュート22とを有して成る。
これに対向配設した圧着ローラ14と、食品用の両面粘着
テープ15を前記ローラ13,14間に繰り出す両面粘着テー
プ繰り出しロール16と、両面粘着テープ15の剥離ライナ
15aを巻取る剥離ライナ巻取りロール17と、粘着剤層付
き帯状別添袋10の送りローラ18,19と、粘着剤層付き帯
状別添袋10を1個単位にカットする為のカット位置検出
センサ20と、カッター21aを備えた切断機構21と、1個
単位にカットされた粘着剤層付き別添袋10aを次段の貼
着手段Dへ移送する為のシュート22とを有して成る。
しかして、前記別添袋自動供給手段Aより繰り出され
てくる帯状別添袋10と前記両面粘着テープ繰り出しロー
ル16より繰り出されてくる両面粘着テープ15とが重畳さ
れた状態で第4図に示すように、受けローラ13と圧着ロ
ーラ14との間に適宜(帯状別添袋10が破袋しない程度)
の押圧力を受けながら導入される。その結果、両面粘着
テープ15の粘着剤層15bは帯状別添袋10の表裏一方の面
(シート状包装材料に接すべき面)に接着移転し、自動
的に別添袋10に粘着剤層15bが貼着形成される。片や両
面粘着テープ15の剥離ライナ15aは巻取りロール17に巻
取られる。
てくる帯状別添袋10と前記両面粘着テープ繰り出しロー
ル16より繰り出されてくる両面粘着テープ15とが重畳さ
れた状態で第4図に示すように、受けローラ13と圧着ロ
ーラ14との間に適宜(帯状別添袋10が破袋しない程度)
の押圧力を受けながら導入される。その結果、両面粘着
テープ15の粘着剤層15bは帯状別添袋10の表裏一方の面
(シート状包装材料に接すべき面)に接着移転し、自動
的に別添袋10に粘着剤層15bが貼着形成される。片や両
面粘着テープ15の剥離ライナ15aは巻取りロール17に巻
取られる。
粘着剤層15bが貼着形成された帯状別添袋10は、引き
続き送りローラ18,19(両ローラ18,19のうち少なくとも
前記粘着剤層15bに接するローラ19はその表面が剥離処
理されているものとする)によって切断機構21へ移送さ
れる。このとき粘着剤層15b付き帯状別添袋10を1個単
位に切り放すべくカット位置x,y(第2図参照)がカッ
ト位置検出センサ20によって検出され、その位置x,yで
カッター21aにより粘着剤層15b付き帯状別添袋10は製袋
タイミングに同期して1袋ごとにカットされ、1個単位
の粘着剤層15b付き別添袋10aに成形される。しかして、
この1個単位の粘着剤層15b付き別添袋10aは、製袋タイ
ミングに同期してシュート22を介して、次段の貼着手段
Dへ移送される。
続き送りローラ18,19(両ローラ18,19のうち少なくとも
前記粘着剤層15bに接するローラ19はその表面が剥離処
理されているものとする)によって切断機構21へ移送さ
れる。このとき粘着剤層15b付き帯状別添袋10を1個単
位に切り放すべくカット位置x,y(第2図参照)がカッ
ト位置検出センサ20によって検出され、その位置x,yで
カッター21aにより粘着剤層15b付き帯状別添袋10は製袋
タイミングに同期して1袋ごとにカットされ、1個単位
の粘着剤層15b付き別添袋10aに成形される。しかして、
この1個単位の粘着剤層15b付き別添袋10aは、製袋タイ
ミングに同期してシュート22を介して、次段の貼着手段
Dへ移送される。
一方、前記シート状包装材料自動繰り出し手段Cは、
熱接着性のシート状包装材料(以下、包装フィルムとい
う)23が所定量巻き込まれている包装フィルム繰り出し
ロール24を備えて成り、そのロール24から包装フィルム
23が前記貼着手段Dへ自動送出される。
熱接着性のシート状包装材料(以下、包装フィルムとい
う)23が所定量巻き込まれている包装フィルム繰り出し
ロール24を備えて成り、そのロール24から包装フィルム
23が前記貼着手段Dへ自動送出される。
ここに、前記貼着手段Dは、第5図に示すように、シ
ュート22に連係して設けた圧着ゴム板25と、この圧着ゴ
ム板25に対向せしめて設けた受けローラ26とを有して成
る。なお、前記圧着ゴム板25と受けローラ26との対向間
隔は、粘着剤層15b付き別添袋10aが破袋しない程度の押
圧力を受けて通過し得る間隔に調整してある。また、前
記包装フィルム繰り出しロール24からの包装フィルム23
は、前記受けローラ26に案内されて後段の製袋充填手段
Eへ移送される。
ュート22に連係して設けた圧着ゴム板25と、この圧着ゴ
ム板25に対向せしめて設けた受けローラ26とを有して成
る。なお、前記圧着ゴム板25と受けローラ26との対向間
隔は、粘着剤層15b付き別添袋10aが破袋しない程度の押
圧力を受けて通過し得る間隔に調整してある。また、前
記包装フィルム繰り出しロール24からの包装フィルム23
は、前記受けローラ26に案内されて後段の製袋充填手段
Eへ移送される。
一方、前記シュート22からの粘着剤層15b付き別添袋1
0aは、その粘着剤層15bと前記包装フィルム23とが接す
る向きに、かつ包装フィルム23の袋シール部以外の袋内
面となる面へ貼着されるべく位置調整された状態で前記
圧着ゴム板25と受けローラ26との間に製袋タイミングに
同期して搬入してくる。従って、前記圧ゴム板25と受け
ローラ26とによって圧着挟持される粘着剤層15b付き別
添袋10aは、必ず包装フィルム23の1袋分に相当する袋
シール部以外の袋内面となる面の適宜部位に、その粘着
剤層15bを介して正確に自動貼着し固定せしめられる。
しかして、この別添袋10a付き包装フィルム23は、その
別添袋10aを内側にして次段の製袋充填手段Eへ移送さ
れ、その別添袋10aがシール部以外の内面に位置した状
態の筒状フィルムに自動製袋され、これに内容物が充填
された後シールされ包装される。
0aは、その粘着剤層15bと前記包装フィルム23とが接す
る向きに、かつ包装フィルム23の袋シール部以外の袋内
面となる面へ貼着されるべく位置調整された状態で前記
圧着ゴム板25と受けローラ26との間に製袋タイミングに
同期して搬入してくる。従って、前記圧ゴム板25と受け
ローラ26とによって圧着挟持される粘着剤層15b付き別
添袋10aは、必ず包装フィルム23の1袋分に相当する袋
シール部以外の袋内面となる面の適宜部位に、その粘着
剤層15bを介して正確に自動貼着し固定せしめられる。
しかして、この別添袋10a付き包装フィルム23は、その
別添袋10aを内側にして次段の製袋充填手段Eへ移送さ
れ、その別添袋10aがシール部以外の内面に位置した状
態の筒状フィルムに自動製袋され、これに内容物が充填
された後シールされ包装される。
第6図は、前記貼着手段Dの他の実施例を示すもの
で、受けローラ26に対向せしめて圧着ローラ27を設けた
ものである。すなわち、第6図において、28はシュート
22の排出口より一部を案内突出せしめてシュート22下部
に固定した断面T形の固定板、29はL型揺動杆である。
この揺動杆29の一端と前記固定板28の遊端部との間に圧
縮ばね30を設けると共に、揺動杆29の他端に前記圧着ロ
ーラ27を設け、この圧着ローラ27と受けローラ26との間
へ粘着剤層15b付き別添袋10aを前記圧縮ばね30に抗して
搬入せしめ、以て第5図で説明したと同様に別添袋10a
を包装フィルム23の所定位置へ自動貼着するようにした
ものである。
で、受けローラ26に対向せしめて圧着ローラ27を設けた
ものである。すなわち、第6図において、28はシュート
22の排出口より一部を案内突出せしめてシュート22下部
に固定した断面T形の固定板、29はL型揺動杆である。
この揺動杆29の一端と前記固定板28の遊端部との間に圧
縮ばね30を設けると共に、揺動杆29の他端に前記圧着ロ
ーラ27を設け、この圧着ローラ27と受けローラ26との間
へ粘着剤層15b付き別添袋10aを前記圧縮ばね30に抗して
搬入せしめ、以て第5図で説明したと同様に別添袋10a
を包装フィルム23の所定位置へ自動貼着するようにした
ものである。
また、前記製袋充填手段Eは、第1,5,6図に示す貼着
手段Dより移送されてきた別添袋10a付き包装フィルム2
3をその別添袋10aを内側にして筒状フィルム(縦の張り
合わせ目は背の中央にある)31に製袋するフォーマ32
と、前記筒状フィルム31内へ食品33を搬送充填する為の
コンベアチェーン34と、食品33が充填された筒状フィル
ム31の移送機構35と、その食品33入り筒状フィルム31の
背の張り合わせ目(センタ)をヒートシールするセンタ
シール機構36と、センターシールされた食品33入り筒状
フィルム31の1袋分に相当する端をエンドシールしその
エンドシール部を1袋単位にカットするエンドシーラ及
びカッタ機構37を有してなる。
手段Dより移送されてきた別添袋10a付き包装フィルム2
3をその別添袋10aを内側にして筒状フィルム(縦の張り
合わせ目は背の中央にある)31に製袋するフォーマ32
と、前記筒状フィルム31内へ食品33を搬送充填する為の
コンベアチェーン34と、食品33が充填された筒状フィル
ム31の移送機構35と、その食品33入り筒状フィルム31の
背の張り合わせ目(センタ)をヒートシールするセンタ
シール機構36と、センターシールされた食品33入り筒状
フィルム31の1袋分に相当する端をエンドシールしその
エンドシール部を1袋単位にカットするエンドシーラ及
びカッタ機構37を有してなる。
しかして、前段の貼着手段Dから移送されてきた別添
袋10a付き包装フィルム23は、フォーマ32によって筒状
フィルム31に製袋される。しかもその場合、筒状フィル
ム31に製袋される包装フィルム23に貼着固定の別添袋10
aは、前段の貼着手段Dにおいて包装袋1袋分に相当す
る袋シール部以外の袋内面となる包装フィルム23の適宜
面に正確にかつ確実に貼着固定せしめられており、その
別添袋10aが貼着固定せしめられた包装フィルム23が、
この別添袋10aを内側にしてフォーマ32へ導入される。
これにより、別添袋10aを内側にした筒状フィルム31が
製袋される。従って、この筒状フィルム31を後述のよう
にして最終製品たる包装袋に仕上げれば、別添袋10aが
袋シール部以外の袋内面に貼着固定されたピロータイプ
の包装袋となる。
袋10a付き包装フィルム23は、フォーマ32によって筒状
フィルム31に製袋される。しかもその場合、筒状フィル
ム31に製袋される包装フィルム23に貼着固定の別添袋10
aは、前段の貼着手段Dにおいて包装袋1袋分に相当す
る袋シール部以外の袋内面となる包装フィルム23の適宜
面に正確にかつ確実に貼着固定せしめられており、その
別添袋10aが貼着固定せしめられた包装フィルム23が、
この別添袋10aを内側にしてフォーマ32へ導入される。
これにより、別添袋10aを内側にした筒状フィルム31が
製袋される。従って、この筒状フィルム31を後述のよう
にして最終製品たる包装袋に仕上げれば、別添袋10aが
袋シール部以外の袋内面に貼着固定されたピロータイプ
の包装袋となる。
つまり、前記別添袋10aを内側に貼着固定した筒状フ
ィルム31は、その筒状内部にコンベアチェーン34を介し
て食品33が搬入充填され、移送機構35を介して移送され
る。その移送過程において、食品33入り筒状フィルム31
はその背の中央の張り合わせ目がセンタシール機構36の
横シーラーで横方向にヒートシール(センタシール)さ
れる。次いで、そのセンタシールの施された食品33入り
筒状フィルム31はエンドシーラ及びカッタ機構37におい
て、その包装袋1袋分に相当する端がエンドシールされ
ると共にそのエンドシール部がカットされる。ここにお
いて、第7〜8図に示すような1袋単位のピロータイプ
の包装袋(最終製品)38が得られる。なお、初期状態か
らこの最終製品が得られるまでの各手段A〜Eの連係動
作は、図示しないコントロール装置によって自動制御さ
れる。
ィルム31は、その筒状内部にコンベアチェーン34を介し
て食品33が搬入充填され、移送機構35を介して移送され
る。その移送過程において、食品33入り筒状フィルム31
はその背の中央の張り合わせ目がセンタシール機構36の
横シーラーで横方向にヒートシール(センタシール)さ
れる。次いで、そのセンタシールの施された食品33入り
筒状フィルム31はエンドシーラ及びカッタ機構37におい
て、その包装袋1袋分に相当する端がエンドシールされ
ると共にそのエンドシール部がカットされる。ここにお
いて、第7〜8図に示すような1袋単位のピロータイプ
の包装袋(最終製品)38が得られる。なお、初期状態か
らこの最終製品が得られるまでの各手段A〜Eの連係動
作は、図示しないコントロール装置によって自動制御さ
れる。
以上のようにして、筒状フィルム31は連続的にエンド
シーラ及びカッタ機構37よりシールカットされ、排出さ
れる。これらは搬出コンベア39によって所定位置へ搬出
される。
シーラ及びカッタ機構37よりシールカットされ、排出さ
れる。これらは搬出コンベア39によって所定位置へ搬出
される。
第7〜8図から明らかなように、前記別添袋10aは、
筒状フィルム31のセンタシール部40及びエンドシール部
41,42以外の袋内面に粘着剤層15bを介して貼着固定され
た状態で、食品33と共に筒状フィルム31によってピロー
包装される。従って、包装袋38から食品33を取り出して
も、別添袋10aは取り出し得ず、別添袋10a内部の不可食
薬剤の誤食を防止することができる。また、別添袋10a
のシール部は包装袋38のどのシール部40〜42へも挟着せ
しめる必要がないので、包装袋38の各シール部40〜42を
均等に加圧でき、理想的なかつ、極めて密着性のよいシ
ールができる。
筒状フィルム31のセンタシール部40及びエンドシール部
41,42以外の袋内面に粘着剤層15bを介して貼着固定され
た状態で、食品33と共に筒状フィルム31によってピロー
包装される。従って、包装袋38から食品33を取り出して
も、別添袋10aは取り出し得ず、別添袋10a内部の不可食
薬剤の誤食を防止することができる。また、別添袋10a
のシール部は包装袋38のどのシール部40〜42へも挟着せ
しめる必要がないので、包装袋38の各シール部40〜42を
均等に加圧でき、理想的なかつ、極めて密着性のよいシ
ールができる。
なお、この製袋充填手段Eは、上述したような構成及
び機能を有するものであるから、例えば従来既知の製袋
機と充填包装機との組み合わせ装置あるいは製袋充填包
装機などを若干改良変更する程度で、あるいはそのまま
製袋充填手段Eとして適用することもできる。
び機能を有するものであるから、例えば従来既知の製袋
機と充填包装機との組み合わせ装置あるいは製袋充填包
装機などを若干改良変更する程度で、あるいはそのまま
製袋充填手段Eとして適用することもできる。
また、この実施例においては、包装形態が第7〜8図
に示すような、ピロータイプのものを代表例として説明
したが、これに限定されるものではなく、例えば三方シ
ールあるいは四方シールなどの包装形態のものについて
も同様に応用実施することができる。また、この実施例
の製袋充填装置は一例として横型を採用しているが、竪
型であっても宣しい。
に示すような、ピロータイプのものを代表例として説明
したが、これに限定されるものではなく、例えば三方シ
ールあるいは四方シールなどの包装形態のものについて
も同様に応用実施することができる。また、この実施例
の製袋充填装置は一例として横型を採用しているが、竪
型であっても宣しい。
また、この実施例では、別添袋の表裏一方の面に粘着
剤層または接着剤層を形成する手段として、別添袋の表
裏一方の面に両面粘着テープを圧着せしめることで粘着
剤層を形成する例について説明したが、その両面粘着テ
ープに代えて例えば、食品用の接着剤または粘着剤を、
ロール等を介して塗着せしめることで接着剤層または粘
着剤層を形成するようにしても宣しい。
剤層または接着剤層を形成する手段として、別添袋の表
裏一方の面に両面粘着テープを圧着せしめることで粘着
剤層を形成する例について説明したが、その両面粘着テ
ープに代えて例えば、食品用の接着剤または粘着剤を、
ロール等を介して塗着せしめることで接着剤層または粘
着剤層を形成するようにしても宣しい。
また、この実施例では、順次自動的に繰り出した各々
の別添袋の表裏一方の面に粘着剤層または接着剤層を形
成して1個単位の粘着剤層または接着剤層付き別添袋に
自動成形する手段として、帯状に複数個連結した別添袋
を自動的に繰り出し、その帯状の別添袋の表裏一方の面
に両面貼着テープを圧着せしめて、その帯状の別添袋の
表裏一方の面に粘着剤層を形成した後、粘着剤層の形成
された帯状の別添袋を1袋分ごとにカットして1個単位
の粘着剤層付き別添袋に自動成形する例について説明し
たが、必ずしもこの例に限定されるものではなく、例え
ば、それぞれ1個単位に個別化された複数個の別添袋を
その表裏一方の面を揃えて一定間隔おきに順次自動的に
繰り出し、繰り出されてきた各々の別添袋の面に、ロー
ル等を介して食品用の接着剤または粘着剤を自動塗着す
ることで接着剤層または粘着剤層を形成し、以て1個単
位の接着剤層または粘着剤層付き別添袋に自動成形する
手段を採用することもできる。
の別添袋の表裏一方の面に粘着剤層または接着剤層を形
成して1個単位の粘着剤層または接着剤層付き別添袋に
自動成形する手段として、帯状に複数個連結した別添袋
を自動的に繰り出し、その帯状の別添袋の表裏一方の面
に両面貼着テープを圧着せしめて、その帯状の別添袋の
表裏一方の面に粘着剤層を形成した後、粘着剤層の形成
された帯状の別添袋を1袋分ごとにカットして1個単位
の粘着剤層付き別添袋に自動成形する例について説明し
たが、必ずしもこの例に限定されるものではなく、例え
ば、それぞれ1個単位に個別化された複数個の別添袋を
その表裏一方の面を揃えて一定間隔おきに順次自動的に
繰り出し、繰り出されてきた各々の別添袋の面に、ロー
ル等を介して食品用の接着剤または粘着剤を自動塗着す
ることで接着剤層または粘着剤層を形成し、以て1個単
位の接着剤層または粘着剤層付き別添袋に自動成形する
手段を採用することもできる。
この場合には、最初から1個単位の別添袋を繰り出す
ので、第1図における、カット位置検出センサ20やカッ
ター21aを備えた切断機構21などを省ける利点がある。
ので、第1図における、カット位置検出センサ20やカッ
ター21aを備えた切断機構21などを省ける利点がある。
上述した実施例から明らかなように、本発明によれ
ば、複数個の別添袋を順次自動的に繰り出し、繰り出し
た各々の別添袋の表裏一方の面に粘着剤層または接着剤
層(以下、粘着剤層という)を形成し、1個単位の粘着
剤層付き別添袋に自動成形すると共に、熱接着性のシー
ト状巻取包装材料を製袋充填手段へ移送する途中、その
シート状包装材料の1袋分に相当する袋シール部以外の
袋内面となる面に、前記粘着剤付き別添袋をその粘着剤
層を介して自動粘着し、この別添袋の貼着されたシート
状包装材料を前記製袋充填手段でその別添袋を内側にし
て自動製袋し、これに食品を充填し、シールを行い包装
袋を得るものであるから、不可食薬剤を封入した別添袋
は確実に包装袋のシール部以外の袋内面に貼着固定され
た状態で自動包装される。つまり、包装袋のシール部以
外の袋内面の適宜位置に別添袋が固定された包装袋(最
終製品)を全自動化により量産できる。勿論、包装袋か
ら食品を取り出しても、前記別添袋だけは必ず包装袋内
部に残る。これにより、別添袋内部の不可食薬剤の誤食
を防止することができる。
ば、複数個の別添袋を順次自動的に繰り出し、繰り出し
た各々の別添袋の表裏一方の面に粘着剤層または接着剤
層(以下、粘着剤層という)を形成し、1個単位の粘着
剤層付き別添袋に自動成形すると共に、熱接着性のシー
ト状巻取包装材料を製袋充填手段へ移送する途中、その
シート状包装材料の1袋分に相当する袋シール部以外の
袋内面となる面に、前記粘着剤付き別添袋をその粘着剤
層を介して自動粘着し、この別添袋の貼着されたシート
状包装材料を前記製袋充填手段でその別添袋を内側にし
て自動製袋し、これに食品を充填し、シールを行い包装
袋を得るものであるから、不可食薬剤を封入した別添袋
は確実に包装袋のシール部以外の袋内面に貼着固定され
た状態で自動包装される。つまり、包装袋のシール部以
外の袋内面の適宜位置に別添袋が固定された包装袋(最
終製品)を全自動化により量産できる。勿論、包装袋か
ら食品を取り出しても、前記別添袋だけは必ず包装袋内
部に残る。これにより、別添袋内部の不可食薬剤の誤食
を防止することができる。
また、別添袋はこれを確実に包装袋のシール部以外の
袋内面に貼着固定できるので、従来技術のように別添袋
シール部を包装袋のシール部に挟着固定する必要がな
い。その結果、包装袋のシール部に別添袋に起因する段
差部分を生ぜしめることがなく、ピンホールの発生も防
げるし、包装袋のシール部を均等に加圧でき、従来技術
では期待できない極めて密着性のよいシールができる。
袋内面に貼着固定できるので、従来技術のように別添袋
シール部を包装袋のシール部に挟着固定する必要がな
い。その結果、包装袋のシール部に別添袋に起因する段
差部分を生ぜしめることがなく、ピンホールの発生も防
げるし、包装袋のシール部を均等に加圧でき、従来技術
では期待できない極めて密着性のよいシールができる。
更に、別添袋は複数個連結した帯状として繰り出さ
れ、その帯状の別添袋の状態で表裏の一面に、両面粘着
テープを圧着することで、粘着剤層が形成されるもので
あるので、前記別添袋への粘着層の形成が容易に、か
つ、連続的に実施できると共に、前記別添袋に粘着層を
形成した後に切断して単一の粘着層付き別添袋として、
シート状包装材料の内面に貼着されるものであるので、
無駄な粘着剤が前記シート状包装材料に付着する等の不
都合が生じない。なお、本発明は食品以外の被包装物に
適用することも可能である。
れ、その帯状の別添袋の状態で表裏の一面に、両面粘着
テープを圧着することで、粘着剤層が形成されるもので
あるので、前記別添袋への粘着層の形成が容易に、か
つ、連続的に実施できると共に、前記別添袋に粘着層を
形成した後に切断して単一の粘着層付き別添袋として、
シート状包装材料の内面に貼着されるものであるので、
無駄な粘着剤が前記シート状包装材料に付着する等の不
都合が生じない。なお、本発明は食品以外の被包装物に
適用することも可能である。
第1図は本発明の一実施例を示す食品用製袋充填装置の
概略構成説明図、第2図は本実施例で用いる帯状に連結
された別添袋の平面図、第3図は第2図の側面図、第4
図は別添袋へ粘着剤層を形成する過程の一例を示す工程
図、第5図は粘着剤層付き別添袋を包装フィルムに貼着
固定する過程の一例を示す工程図、第6図は同じく他の
例を示す工程図、第7図は本発明により得られた包装袋
(最終製品)の断面図、第8図は同じく包装袋の斜視
図、第9図は従来の包装袋の要部を示す平面図である。 A……別添袋自動供給手段、B……別添袋の成形手段、
C……シート状巻取包装材料自動繰り出し手段、D……
粘着剤層付き別添袋の貼着手段、E……製袋充填手段、
10……帯状別添袋、10a……粘着剤層付き別添袋、11…
…帯状別添袋繰り出しロール、13……受けローラ、14…
…圧着ローラ、15……両面粘着テープ、15a……剥離ラ
イナ、15b……粘着剤層、16……両面粘着テープ繰り出
しロール、17……剥離ライナ巻取りロール、18,19……
送りローラ、20……カット位置検出センサ、21……切断
機構、22……シュート、23……シート状包装材料(包装
フィルム)、24……包装フィルム繰り出しロール、25…
…圧着ゴム板、26……受けローラ、27……圧着ローラ、
31……筒状フィルム、32……フォーマ、33……食品、36
……センタシール機構、37……エンドシーラ及びカッタ
機構37、38……包装袋(最終製品)、40……センタシー
ル部、41,42……エンドシール部。
概略構成説明図、第2図は本実施例で用いる帯状に連結
された別添袋の平面図、第3図は第2図の側面図、第4
図は別添袋へ粘着剤層を形成する過程の一例を示す工程
図、第5図は粘着剤層付き別添袋を包装フィルムに貼着
固定する過程の一例を示す工程図、第6図は同じく他の
例を示す工程図、第7図は本発明により得られた包装袋
(最終製品)の断面図、第8図は同じく包装袋の斜視
図、第9図は従来の包装袋の要部を示す平面図である。 A……別添袋自動供給手段、B……別添袋の成形手段、
C……シート状巻取包装材料自動繰り出し手段、D……
粘着剤層付き別添袋の貼着手段、E……製袋充填手段、
10……帯状別添袋、10a……粘着剤層付き別添袋、11…
…帯状別添袋繰り出しロール、13……受けローラ、14…
…圧着ローラ、15……両面粘着テープ、15a……剥離ラ
イナ、15b……粘着剤層、16……両面粘着テープ繰り出
しロール、17……剥離ライナ巻取りロール、18,19……
送りローラ、20……カット位置検出センサ、21……切断
機構、22……シュート、23……シート状包装材料(包装
フィルム)、24……包装フィルム繰り出しロール、25…
…圧着ゴム板、26……受けローラ、27……圧着ローラ、
31……筒状フィルム、32……フォーマ、33……食品、36
……センタシール機構、37……エンドシーラ及びカッタ
機構37、38……包装袋(最終製品)、40……センタシー
ル部、41,42……エンドシール部。
Claims (2)
- 【請求項1】帯状に複数個連結した不可食薬剤用別添袋
を自動的に繰り出し、その帯状の別添袋の表裏一方の面
に両面粘着テープを圧着せしめて、その帯状の別添袋の
表裏一方の面に粘着剤層または接着剤層(以下、粘着剤
層という)を形成した後、粘着剤層の形成された帯状の
別添袋を1袋分ごとにカットして1個単位の粘着剤層付
き別添袋を自動成形すると共に、熱接着性のシート状巻
取包装材料を製袋充填手段へ移送する途中、そのシート
状包装材料の1袋分に相当する袋シール以外の袋内面と
なる面に、前記粘着剤層付き別添袋をその粘着剤層を介
して自動貼着し、次いで、別添袋の貼着されたシート状
包装材料を前記製袋充填手段でその別添袋を内側にして
自動製袋し、これに食品を充填し、シールを行い包装す
ることを特徴とする食品の製袋充填方法。 - 【請求項2】帯状に複数個連結した別添袋の自動繰り出
し機構とその帯状の別添袋の表裏一方の面に両面粘着テ
ープを圧着せしめて粘着剤層または接着剤層(以下、粘
着剤層という)を形成する機構と粘着剤層の形成された
帯状の別添袋を1袋分ごとにカットする自動切断機構と
を有して1個単位の粘着剤層付き別添袋を自動成形する
手段と、熱接着性のシート状包装材料の自動繰り出し手
段と、繰り出されたシート状包装材料の1袋分に相当す
る袋シール部以外の袋内面となる面に、前記粘着剤層付
き別添袋の粘着剤層を圧着せしめて別添袋付きシート状
包装材料を成形する手段と、別添袋付きシート状包装材
料をその別添袋を内側にして自動製袋し、これに食品を
充填し、シールを行い、包装袋を得る製袋充填手段とを
備えたことを特徴とする食品用製袋充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62285468A JP2606853B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 食品の製袋充填方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62285468A JP2606853B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 食品の製袋充填方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01139303A JPH01139303A (ja) | 1989-05-31 |
JP2606853B2 true JP2606853B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=17691908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62285468A Expired - Lifetime JP2606853B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 食品の製袋充填方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606853B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0441809U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-09 | ||
EP0506291B1 (en) * | 1991-03-20 | 1997-01-22 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Apparatus for applying tape and method therefor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116184A (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-09 | Ohtake Noodle Mach Mfg | Shokuhinfukurozumetaiseizoniokeru shokuhinto tenkashokuhinno dojihososochi |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP62285468A patent/JP2606853B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116184A (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-09 | Ohtake Noodle Mach Mfg | Shokuhinfukurozumetaiseizoniokeru shokuhinto tenkashokuhinno dojihososochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01139303A (ja) | 1989-05-31 |
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Legal Events
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