JPH09226843A - 包装体及びこの製造装置、並びに製造方法 - Google Patents
包装体及びこの製造装置、並びに製造方法Info
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- JPH09226843A JPH09226843A JP6170096A JP6170096A JPH09226843A JP H09226843 A JPH09226843 A JP H09226843A JP 6170096 A JP6170096 A JP 6170096A JP 6170096 A JP6170096 A JP 6170096A JP H09226843 A JPH09226843 A JP H09226843A
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- packaging film
- packaging
- retaining agent
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鮮度保持剤が包装袋の背面側に存在する新規
な包装体を提供する。 【解決手段】 包装袋20内に内容物28を収容し、か
つ、包装袋内面にシート状鮮度保持剤59を貼着してい
る。包装袋は、包装フィルムから、その背面側にシール
部26を形成することによって袋状にされ、このシール
部はこの包装袋の背面側のほぼ中央に位置するととも
に、このシール部に及ぶことなく、かつ前記包装袋の背
面側にシート状鮮度保持剤59が貼着されている。
な包装体を提供する。 【解決手段】 包装袋20内に内容物28を収容し、か
つ、包装袋内面にシート状鮮度保持剤59を貼着してい
る。包装袋は、包装フィルムから、その背面側にシール
部26を形成することによって袋状にされ、このシール
部はこの包装袋の背面側のほぼ中央に位置するととも
に、このシール部に及ぶことなく、かつ前記包装袋の背
面側にシート状鮮度保持剤59が貼着されている。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は食品等の被包装物を
包装フィルムの袋内に封入し、かつ包装フィルムに鮮度
保持剤を貼着した包装体及びこの製造装置・製造方法に
関するものである。
包装フィルムの袋内に封入し、かつ包装フィルムに鮮度
保持剤を貼着した包装体及びこの製造装置・製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、包装機を用いて包装袋内に食
品類を包装する際、包装機の動作信号に同期させて、鮮
度保持剤(好適には脱酸素剤)を含む小袋を包装袋内に
封入することが行われている。例えば、鮮度保持剤小袋
を包装袋内に封入する態様の一つとして、包装袋内に鮮
度保持小袋を単に投入することが在る。しかしながら、
この方法では、食品類と鮮度保持剤小袋とが混合されて
しまい、消費者にとっては、両者の区別をつけ難く、両
者を誤って同時に食してしまう問題がある。
品類を包装する際、包装機の動作信号に同期させて、鮮
度保持剤(好適には脱酸素剤)を含む小袋を包装袋内に
封入することが行われている。例えば、鮮度保持剤小袋
を包装袋内に封入する態様の一つとして、包装袋内に鮮
度保持小袋を単に投入することが在る。しかしながら、
この方法では、食品類と鮮度保持剤小袋とが混合されて
しまい、消費者にとっては、両者の区別をつけ難く、両
者を誤って同時に食してしまう問題がある。
【0003】そこで、包装袋の正面側の内面に両面テー
プを貼着し、或いはホットメルト剤を塗布し、鮮度保持
剤小袋をこの内面に貼着して、食品と鮮度保持剤小袋が
混合しないようにする従来例が存在する。
プを貼着し、或いはホットメルト剤を塗布し、鮮度保持
剤小袋をこの内面に貼着して、食品と鮮度保持剤小袋が
混合しないようにする従来例が存在する。
【0004】この従来例では、一方向に連結された複数
の鮮度保持剤からなる帯状体を単一の鮮度保持剤に切断
したものを包装袋に固定する。単一化された鮮度保持剤
は、小袋内に粉粒状の鮮度保持剤組成物が充填されてい
る。鮮度保持剤を内側に充填するフィルムは、単体また
は積層フィルムであり、通常鮮度保持剤組成物と接する
側である最内層が熱融着可能なプラスチックフィルムで
構成され、周縁部を熱シールして小袋状の鮮度保持剤が
形成される。
の鮮度保持剤からなる帯状体を単一の鮮度保持剤に切断
したものを包装袋に固定する。単一化された鮮度保持剤
は、小袋内に粉粒状の鮮度保持剤組成物が充填されてい
る。鮮度保持剤を内側に充填するフィルムは、単体また
は積層フィルムであり、通常鮮度保持剤組成物と接する
側である最内層が熱融着可能なプラスチックフィルムで
構成され、周縁部を熱シールして小袋状の鮮度保持剤が
形成される。
【0005】鮮度保持剤の小袋は、フィルム内に粉粒状
の鮮度保持組成物が充填されていることから、所定の剛
性を持っていて可撓性に欠けるため、横ピロー包装機等
で包装袋に固定される場合、包装機のフィルムホルダー
に取付けされた包装用フィルムがフォーマーに供給され
る直前の平面に形成される部分に補助ローラー等を介し
て貼着される。この貼着は、ホットメルト剤或いは両面
テープ等を用いて鮮度保持剤小袋を所定の間隔でしかも
包装用フィルムの中央部に貼り付けることにより行われ
る。したがって、フォーマーを経て包装袋が形成される
際、袋内面の正面の内面側に鮮度保持剤小袋が貼り付け
られる。
の鮮度保持組成物が充填されていることから、所定の剛
性を持っていて可撓性に欠けるため、横ピロー包装機等
で包装袋に固定される場合、包装機のフィルムホルダー
に取付けされた包装用フィルムがフォーマーに供給され
る直前の平面に形成される部分に補助ローラー等を介し
て貼着される。この貼着は、ホットメルト剤或いは両面
テープ等を用いて鮮度保持剤小袋を所定の間隔でしかも
包装用フィルムの中央部に貼り付けることにより行われ
る。したがって、フォーマーを経て包装袋が形成される
際、袋内面の正面の内面側に鮮度保持剤小袋が貼り付け
られる。
【0006】連続する樹脂シートから、例えば横ピロー
包装機を用いて包装袋を形成する場合(製袋)、樹脂シ
ートの長さ方向に連続的に複数の鮮度保持剤小袋を貼着
し、次いで、これらをフォーマーを通過させながらシー
ト状の形状を袋状(筒状)の形態と成し、内部に食品類
を収納させた後、包装袋の送り方向に沿ったセンターを
熱シールするとともに、この方向に直交する方向(樹脂
シートの幅方向)を所定間隔毎にエンドシールしながら
切断することにより、例えば、図2に記載の個々の包装
体が連続的に製造される。図2において、20は包装用
フィルムを示し、22,24は包装体の始端及び終端の
熱シール部を示し、26は包装体の背面にあるセンター
シール部、28は包装フィルム内に封入された食品類等
を示す。この製袋方法によれば、包装袋の背面側の長さ
方向に沿ったセンターシールを可能にするために、袋の
正面側に鮮度保持剤が添着される。
包装機を用いて包装袋を形成する場合(製袋)、樹脂シ
ートの長さ方向に連続的に複数の鮮度保持剤小袋を貼着
し、次いで、これらをフォーマーを通過させながらシー
ト状の形状を袋状(筒状)の形態と成し、内部に食品類
を収納させた後、包装袋の送り方向に沿ったセンターを
熱シールするとともに、この方向に直交する方向(樹脂
シートの幅方向)を所定間隔毎にエンドシールしながら
切断することにより、例えば、図2に記載の個々の包装
体が連続的に製造される。図2において、20は包装用
フィルムを示し、22,24は包装体の始端及び終端の
熱シール部を示し、26は包装体の背面にあるセンター
シール部、28は包装フィルム内に封入された食品類等
を示す。この製袋方法によれば、包装袋の背面側の長さ
方向に沿ったセンターシールを可能にするために、袋の
正面側に鮮度保持剤が添着される。
【0007】また、特開平6−8972号公報のよう
に、袋本体の透明な部位の内面に、袋本体にて包装され
る製品の劣化防止剤を内包したラベル状貼着体が透明な
貼着剤層によって貼着された包装袋が提案されている。
この従来の包装袋によれば、袋本体への収納作業が単純
化するとともに、ラベル状貼着体の誤食が回避され、ま
た袋としての外観が良好になるという効果を達成する。
に、袋本体の透明な部位の内面に、袋本体にて包装され
る製品の劣化防止剤を内包したラベル状貼着体が透明な
貼着剤層によって貼着された包装袋が提案されている。
この従来の包装袋によれば、袋本体への収納作業が単純
化するとともに、ラベル状貼着体の誤食が回避され、ま
た袋としての外観が良好になるという効果を達成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常、鮮度保持剤が包
装袋正面側内面に存在すると、商品名や商品の能書と一
緒に、包装袋を介してこれが消費者の注目を集めてしま
う傾向がある。鮮度保持剤自体は食品類とは異なり、異
物として認識される傾向が強いため、これでは、消費者
に無用の不安感を与えるおそれがある。そこで、包装袋
内面の鮮度保持剤小袋を隠す目的で、模様や色彩が付さ
れた包装袋を用いることが通例であった。
装袋正面側内面に存在すると、商品名や商品の能書と一
緒に、包装袋を介してこれが消費者の注目を集めてしま
う傾向がある。鮮度保持剤自体は食品類とは異なり、異
物として認識される傾向が強いため、これでは、消費者
に無用の不安感を与えるおそれがある。そこで、包装袋
内面の鮮度保持剤小袋を隠す目的で、模様や色彩が付さ
れた包装袋を用いることが通例であった。
【0009】一方において、模様や色彩が付された包装
袋は高価格に成るばかりか、包装袋内の食品形態を積極
的に顕そうとする場合には、むしろ透明な包装袋を使用
することが望まれる。この場合、どうしても包装フィル
ムを通して包装正面内側の鮮度保持剤を目立たなくする
ことは困難であった。
袋は高価格に成るばかりか、包装袋内の食品形態を積極
的に顕そうとする場合には、むしろ透明な包装袋を使用
することが望まれる。この場合、どうしても包装フィル
ムを通して包装正面内側の鮮度保持剤を目立たなくする
ことは困難であった。
【0010】既述の特開平6−8972号公報は、むし
ろ、ラベル状貼着体の貼着面には、例えば、袋本体に収
容されている食品等の製品に関する、名称、宣伝文句、
絵あるいは会社の名称情報を付することを明らかにして
おり、包装袋の背面側、すなわちセンターシール(背貼
り)部分の在る側に鮮度保持剤小袋を貼着することの配
慮はない。
ろ、ラベル状貼着体の貼着面には、例えば、袋本体に収
容されている食品等の製品に関する、名称、宣伝文句、
絵あるいは会社の名称情報を付することを明らかにして
おり、包装袋の背面側、すなわちセンターシール(背貼
り)部分の在る側に鮮度保持剤小袋を貼着することの配
慮はない。
【0011】そこで、本発明者は、包装袋の背面側に鮮
度保持剤を接着するニーズがあることにも鑑みて、包装
袋の背面側に鮮度保持剤を接着することについて、種々
の検討を行った。その結果、センターシールの側(背貼
り側)に相当する包装フィルムは、既述のフォーマーに
おいて、シート状の形態から筒状の形態に一気に変形し
ようとするために、フォーマーのエッジにおいて急激な
折り曲げ現象が生じ、包装用フィルムに貼着されて移動
する鮮度保持剤の包装フィルムに対する方向変換率が最
大となって、鮮度保持剤は包装フィルムから脱落するこ
とが多いという問題があることが分かった。
度保持剤を接着するニーズがあることにも鑑みて、包装
袋の背面側に鮮度保持剤を接着することについて、種々
の検討を行った。その結果、センターシールの側(背貼
り側)に相当する包装フィルムは、既述のフォーマーに
おいて、シート状の形態から筒状の形態に一気に変形し
ようとするために、フォーマーのエッジにおいて急激な
折り曲げ現象が生じ、包装用フィルムに貼着されて移動
する鮮度保持剤の包装フィルムに対する方向変換率が最
大となって、鮮度保持剤は包装フィルムから脱落するこ
とが多いという問題があることが分かった。
【0012】また、鮮度保持剤が貼着されている包装フ
ィルムの部分が、フォーマと接触する部分は、そうでは
無い部分と比較して、フォーマが所定の厚さを持つ鮮度
保持剤と連続的に当接・摺接するため、この部分におけ
るフォーマと包装フィルムとの間の摺動抵抗が増大す
る。したがって、この部分のフィルムの送りが他の部分
に比較して遅れ、背貼りがされている箇所に相当する、
センターシール部が包装体背面にある鮮度保持剤から離
れる方向に偏り、ついにはセンターシール部分が鮮度保
持剤小袋の部分に及ぶために、シールが不可能になる問
題があるという知見を得た。
ィルムの部分が、フォーマと接触する部分は、そうでは
無い部分と比較して、フォーマが所定の厚さを持つ鮮度
保持剤と連続的に当接・摺接するため、この部分におけ
るフォーマと包装フィルムとの間の摺動抵抗が増大す
る。したがって、この部分のフィルムの送りが他の部分
に比較して遅れ、背貼りがされている箇所に相当する、
センターシール部が包装体背面にある鮮度保持剤から離
れる方向に偏り、ついにはセンターシール部分が鮮度保
持剤小袋の部分に及ぶために、シールが不可能になる問
題があるという知見を得た。
【0013】そこで、本発明は、鮮度保持剤が包装袋の
背面側に存在する新規な包装体を提供することを目的と
する。さらに、本発明の他の目的は、このような鮮度保
持剤が包装袋の背面側に貼着されていても、センターシ
ール/背貼りを可能にする包装方法或いはその装置を提
供することである。さらに、本発明の他の目的は、包装
体のほぼ中央にセンターシール部が存在する包装方法及
びその装置を提供することである。
背面側に存在する新規な包装体を提供することを目的と
する。さらに、本発明の他の目的は、このような鮮度保
持剤が包装袋の背面側に貼着されていても、センターシ
ール/背貼りを可能にする包装方法或いはその装置を提
供することである。さらに、本発明の他の目的は、包装
体のほぼ中央にセンターシール部が存在する包装方法及
びその装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、包装袋内に
内容物を収容し、かつ、包装袋内面に鮮度保持剤を貼着
した包装体において、この鮮度保持剤は、包装袋の背貼
り側に位置し、かつ、鮮度保持剤はシート状鮮度保持剤
から構成されていることを特徴とする。本発明におい
て、シート状鮮度保持剤は、樹脂に鮮度保持剤が配合さ
れた鮮度保持層を備えたシート状の積層体であり、好ま
しくは、包装フィルムに臨む少なくとも周縁の全面が包
装フィルムに粘着可能に構成されている。シート状脱酸
素剤は、好ましくはラベル状に構成されている。このラ
ベル体を離型紙等のセパレータに連続的に貼着・添着し
ておいて、包装体の製造時にこれを順次剥し包装フィル
ムに適用することによって、鮮度保持剤を包装フィルム
に連続的に接着することができる。
内容物を収容し、かつ、包装袋内面に鮮度保持剤を貼着
した包装体において、この鮮度保持剤は、包装袋の背貼
り側に位置し、かつ、鮮度保持剤はシート状鮮度保持剤
から構成されていることを特徴とする。本発明におい
て、シート状鮮度保持剤は、樹脂に鮮度保持剤が配合さ
れた鮮度保持層を備えたシート状の積層体であり、好ま
しくは、包装フィルムに臨む少なくとも周縁の全面が包
装フィルムに粘着可能に構成されている。シート状脱酸
素剤は、好ましくはラベル状に構成されている。このラ
ベル体を離型紙等のセパレータに連続的に貼着・添着し
ておいて、包装体の製造時にこれを順次剥し包装フィル
ムに適用することによって、鮮度保持剤を包装フィルム
に連続的に接着することができる。
【0015】したがって、シート状鮮度保持剤の少なく
とも周縁が包装フィルムに貼着されているために、シー
ト状鮮度保持剤は、包装フィルムを製袋化する場合の包
装フィルムの形状変形に十分に追従して、シート状鮮度
保持剤が包装袋に貼着されている状態が維持される。
とも周縁が包装フィルムに貼着されているために、シー
ト状鮮度保持剤は、包装フィルムを製袋化する場合の包
装フィルムの形状変形に十分に追従して、シート状鮮度
保持剤が包装袋に貼着されている状態が維持される。
【0016】さらに、本発明は、包装袋内に内容物を収
容し、かつ、包装袋内面にシート状鮮度保持剤を貼着し
た包装体であって、前記包装袋は、包装フィルムから、
その背面側にシール部を形成することによって袋状に形
成され、前記シール部はこの包装袋の背面側のほぼ中央
に位置するとともに、このシール部に及ぶことなく、か
つ前記包装袋の背面側に前記シート状鮮度保持剤が貼着
されていることを特徴とする。したがって、シール部
は、この包装袋の背面側のほぼ中央に位置するととも
に、このシール部に及ぶことなく、かつ包装袋の背面側
に小袋が貼着されているために、シール部で確実に包装
フィルムがシールされるとともに、内容物によって通常
覆われて消費者が直ちには見ることのできない、包装袋
/包装体の背面側に鮮度保持剤が確実に貼着されている
包装体を提供することができる。
容し、かつ、包装袋内面にシート状鮮度保持剤を貼着し
た包装体であって、前記包装袋は、包装フィルムから、
その背面側にシール部を形成することによって袋状に形
成され、前記シール部はこの包装袋の背面側のほぼ中央
に位置するとともに、このシール部に及ぶことなく、か
つ前記包装袋の背面側に前記シート状鮮度保持剤が貼着
されていることを特徴とする。したがって、シール部
は、この包装袋の背面側のほぼ中央に位置するととも
に、このシール部に及ぶことなく、かつ包装袋の背面側
に小袋が貼着されているために、シール部で確実に包装
フィルムがシールされるとともに、内容物によって通常
覆われて消費者が直ちには見ることのできない、包装袋
/包装体の背面側に鮮度保持剤が確実に貼着されている
包装体を提供することができる。
【0017】さらに、本発明は、包装フィルムの供給装
置と、シート状鮮度保持剤帯体の供給装置と、このシー
ト状鮮度保持剤を包装フィルムに貼着する貼着手段と、
シート状鮮度保持剤が貼着されて包装フィルムを筒状に
形成するフォーマと、内部に被包装物を収納しながら筒
状の包装フィルムを袋状にシールするシール手段と、を
備える包装体の製造装置において、前記貼着手段は、前
記シート状鮮度保持剤を前記包装フィルムの背面側でシ
ール部分を避けて所定箇所に貼着することを特徴とす
る。この製造装置は、前記フォーマが前記鮮度保持剤と
摺接する部分の摺動抵抗を補償する補償手段をさらに備
える。したがって、フォーマにおける包装フィルムの送
りを、シート状鮮度保持剤が付いている側とそうでない
側との間で均等/均質にして、包装体の背面中央での背
貼り部が偏ることを防止する。この結果、たとえ、包装
体の背面側に鮮度保持剤が貼着されていても背貼り部分
で確実にシールされた包装体を提供することが可能とな
る。
置と、シート状鮮度保持剤帯体の供給装置と、このシー
ト状鮮度保持剤を包装フィルムに貼着する貼着手段と、
シート状鮮度保持剤が貼着されて包装フィルムを筒状に
形成するフォーマと、内部に被包装物を収納しながら筒
状の包装フィルムを袋状にシールするシール手段と、を
備える包装体の製造装置において、前記貼着手段は、前
記シート状鮮度保持剤を前記包装フィルムの背面側でシ
ール部分を避けて所定箇所に貼着することを特徴とす
る。この製造装置は、前記フォーマが前記鮮度保持剤と
摺接する部分の摺動抵抗を補償する補償手段をさらに備
える。したがって、フォーマにおける包装フィルムの送
りを、シート状鮮度保持剤が付いている側とそうでない
側との間で均等/均質にして、包装体の背面中央での背
貼り部が偏ることを防止する。この結果、たとえ、包装
体の背面側に鮮度保持剤が貼着されていても背貼り部分
で確実にシールされた包装体を提供することが可能とな
る。
【0018】前記貼着手段は、シート状鮮度保持剤を包
装フィルムに仮着するローラと、次いで圧着するローラ
とを備える。この構成は、シート状鮮度保持剤を包装フ
ィルムに確実に固定するよう作用する。したがって、フ
ォーマの部分で包装フィルムがシート状から筒状に変形
される場合の包装フィルムの形状変形が生じても、シー
ト状脱酸素剤は、包装フィルムに確実に貼着されている
状態を維持する。
装フィルムに仮着するローラと、次いで圧着するローラ
とを備える。この構成は、シート状鮮度保持剤を包装フ
ィルムに確実に固定するよう作用する。したがって、フ
ォーマの部分で包装フィルムがシート状から筒状に変形
される場合の包装フィルムの形状変形が生じても、シー
ト状脱酸素剤は、包装フィルムに確実に貼着されている
状態を維持する。
【0019】この補償手段は、前記フォーマが前記鮮度
保持剤と摺接する部分をほぼシート状鮮度保持剤の厚み
分だけ研削する構成、或いは、前記包装フィルムの張力
を増大させる手段のいずれか、又はこれらの組み合わせ
から構成される。
保持剤と摺接する部分をほぼシート状鮮度保持剤の厚み
分だけ研削する構成、或いは、前記包装フィルムの張力
を増大させる手段のいずれか、又はこれらの組み合わせ
から構成される。
【0020】さらに、本発明は、包装フィルムを供給す
る工程と、シート状鮮度保持剤帯体を供給する工程と、
このシート状鮮度保持剤を包装フィルムに貼着する工程
と、シート状鮮度保持剤が貼着されて包装フィルムをフ
ォーマを用いて筒状に形成する工程と、内部に被包装物
を収納しながら筒状の包装フィルムを袋状にシールする
工程と、を備える包装体の製造方法において、前記シー
ト状鮮度保持剤を前記包装フィルムの背面側でシール部
分を避けて所定箇所に貼着し、さらに、前記フォーマが
前記鮮度保持剤と摺接する部分の摺動抵抗を補償するよ
うにしたことを特徴とする。
る工程と、シート状鮮度保持剤帯体を供給する工程と、
このシート状鮮度保持剤を包装フィルムに貼着する工程
と、シート状鮮度保持剤が貼着されて包装フィルムをフ
ォーマを用いて筒状に形成する工程と、内部に被包装物
を収納しながら筒状の包装フィルムを袋状にシールする
工程と、を備える包装体の製造方法において、前記シー
ト状鮮度保持剤を前記包装フィルムの背面側でシール部
分を避けて所定箇所に貼着し、さらに、前記フォーマが
前記鮮度保持剤と摺接する部分の摺動抵抗を補償するよ
うにしたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係わる横ピロー
型の包装体製造装置/製袋機を示す。この製造装置は、
複数のラベル型脱酸素剤が順に離型紙に貼着されている
脱酸素剤帯体10から、個々のラベル状脱酸素剤を離型
紙12から順番に剥して所定の間隔毎に包装フィルム1
4に貼着するようにしている。
型の包装体製造装置/製袋機を示す。この製造装置は、
複数のラベル型脱酸素剤が順に離型紙に貼着されている
脱酸素剤帯体10から、個々のラベル状脱酸素剤を離型
紙12から順番に剥して所定の間隔毎に包装フィルム1
4に貼着するようにしている。
【0022】16はラベル型脱酸素剤帯体の供給装置で
あり、18はラベル型脱酸素帯体を保持するホルダーで
ある。このホルダーからラベル状脱酸素剤帯体がガイド
プレート30に案内され、ラベル状脱酸素剤の到達を検
出するラベルセンサー32と、ラベル状脱酸素剤帯体を
ほぼ反転させるラベル返し34を経て巻き取りドラム3
6まで誘導される。
あり、18はラベル型脱酸素帯体を保持するホルダーで
ある。このホルダーからラベル状脱酸素剤帯体がガイド
プレート30に案内され、ラベル状脱酸素剤の到達を検
出するラベルセンサー32と、ラベル状脱酸素剤帯体を
ほぼ反転させるラベル返し34を経て巻き取りドラム3
6まで誘導される。
【0023】ラベル返し34の部分において、おそら
く、ラベル型脱酸素剤はそれ自身が持つ、離型紙よりも
大きい剛性により、この離型紙から剥がれて離型紙のみ
が反転され巻き取りドラム36に巻き取られる。剥がさ
れた個々のラベル型脱酸素剤は、後述するように包装フ
ィルムに連続的に所定タイミング毎に貼着される。な
お、40は巻き取られる離型紙に所定のテンションを付
与するためのテンションアームであり、42は離型紙の
押えローラ、44は離型紙の送りローラである。
く、ラベル型脱酸素剤はそれ自身が持つ、離型紙よりも
大きい剛性により、この離型紙から剥がれて離型紙のみ
が反転され巻き取りドラム36に巻き取られる。剥がさ
れた個々のラベル型脱酸素剤は、後述するように包装フ
ィルムに連続的に所定タイミング毎に貼着される。な
お、40は巻き取られる離型紙に所定のテンションを付
与するためのテンションアームであり、42は離型紙の
押えローラ、44は離型紙の送りローラである。
【0024】この製造装置において、前記ラベル型脱酸
素剤帯体の供給装置に隣接して、包装フィルムの供給装
置46が設けられている。この供給装置は、包装フィル
ムのホルダー48と、このホルダーから送り出される包
装フィルムを、ラベル型脱酸素剤帯体の側に案内するた
めのガイドローラ50並びに送りローラ52と、ラベル
返し34によって離型紙12から剥がされたラベル状脱
酸素剤59を包装フィルムに仮着するための仮着ローラ
56と、仮着されたラベル型脱酸素剤を包装フィルムに
押える押えローラ58と、ラベル型脱酸素剤59をフィ
ルムに圧着する圧着ローラ60とを備える。そして、6
2はラベル型脱酸素剤が貼着された包装フィルムの張力
を調整するための調節ローラであって、矢示A,B方向
に進退し、後述のエンドシーラ側(B方向)に進むと後
述のフォーマに対する進入角度が大きくなって包装フィ
ルムの張力を増し、反対方向(A方向)に退くと、その
角度が小さくなって包装フィルムの張力が減少する。
素剤帯体の供給装置に隣接して、包装フィルムの供給装
置46が設けられている。この供給装置は、包装フィル
ムのホルダー48と、このホルダーから送り出される包
装フィルムを、ラベル型脱酸素剤帯体の側に案内するた
めのガイドローラ50並びに送りローラ52と、ラベル
返し34によって離型紙12から剥がされたラベル状脱
酸素剤59を包装フィルムに仮着するための仮着ローラ
56と、仮着されたラベル型脱酸素剤を包装フィルムに
押える押えローラ58と、ラベル型脱酸素剤59をフィ
ルムに圧着する圧着ローラ60とを備える。そして、6
2はラベル型脱酸素剤が貼着された包装フィルムの張力
を調整するための調節ローラであって、矢示A,B方向
に進退し、後述のエンドシーラ側(B方向)に進むと後
述のフォーマに対する進入角度が大きくなって包装フィ
ルムの張力を増し、反対方向(A方向)に退くと、その
角度が小さくなって包装フィルムの張力が減少する。
【0025】64はラベル状脱酸素剤が貼着されたシー
ト状の包装フィルムを筒状にするためのフォーマーであ
る。フォーマによって筒状/円筒状等の所定の形状に折
り込まれた包装フィルムは、コンベヤ66によって順次
搬送される食品や低酸素下で保存しなけらばならない化
学品或いは電子部品等68の被包装品を内側に包なが
ら、例えば、その背貼り26(図2参照)となる箇所が
送り機構の一部を成し、送り機構70の平面より見て時
計回転する回転ローラ71によって挟持されながら、包
装フィルムが順次搬送される。この送り機構の途中に
は、包装フィルムの背面側を包装フィルムの送り方向に
沿って連続的に熱融着するセンターシーラ72が設けら
れている。そして、送り機構の終端には、包装フィルム
を所定間隔毎に切断しながら、この切断箇所を熱融着す
るエンドシーラ74が設けられている。
ト状の包装フィルムを筒状にするためのフォーマーであ
る。フォーマによって筒状/円筒状等の所定の形状に折
り込まれた包装フィルムは、コンベヤ66によって順次
搬送される食品や低酸素下で保存しなけらばならない化
学品或いは電子部品等68の被包装品を内側に包なが
ら、例えば、その背貼り26(図2参照)となる箇所が
送り機構の一部を成し、送り機構70の平面より見て時
計回転する回転ローラ71によって挟持されながら、包
装フィルムが順次搬送される。この送り機構の途中に
は、包装フィルムの背面側を包装フィルムの送り方向に
沿って連続的に熱融着するセンターシーラ72が設けら
れている。そして、送り機構の終端には、包装フィルム
を所定間隔毎に切断しながら、この切断箇所を熱融着す
るエンドシーラ74が設けられている。
【0026】この製造装置によれば、包装フィルム1
4、ラベル型脱酸素剤帯体10が矢示方向に順次送り出
され、包装フィルムがフォーマ64を介して製袋された
結果の包装袋の背面に相当する背貼り部の所定位置にお
いて、同期信号/動作信号に基づいてラベル型脱酸素剤
が包装フィルムに所定間隔毎に貼着される。したがっ
て、図2に示すように、長さ方向の両端に熱シール部2
2,24を有し、さらに、背面側の幅方向のほぼ中心部
で長さ方向に沿って延びるセンターシール部(背貼り)
26を有し、内面に食品等の被包装品を封入した包装体
が製造される。そして、この包装体は、搬出コンベヤ7
6によって包装体を梱包する領域に順次送り出される。
4、ラベル型脱酸素剤帯体10が矢示方向に順次送り出
され、包装フィルムがフォーマ64を介して製袋された
結果の包装袋の背面に相当する背貼り部の所定位置にお
いて、同期信号/動作信号に基づいてラベル型脱酸素剤
が包装フィルムに所定間隔毎に貼着される。したがっ
て、図2に示すように、長さ方向の両端に熱シール部2
2,24を有し、さらに、背面側の幅方向のほぼ中心部
で長さ方向に沿って延びるセンターシール部(背貼り)
26を有し、内面に食品等の被包装品を封入した包装体
が製造される。そして、この包装体は、搬出コンベヤ7
6によって包装体を梱包する領域に順次送り出される。
【0027】図3,4は前記フォーマの斜視図であり、
そのうち前者は、フォーマを斜め上方からの視点に基づ
いて描いたものであり、後者はこれを斜め下方の視点か
らから描いたものである。このフォーマは長さ方向の左
右にそれぞれに互いに対向する断面L状のサイドガイド
80,82を設け、その底面の中央は、84に示すよう
に、長さ方向に直線状に切り欠かれた、小幅直線状溝を
成している。86で示すように、フォーマの開始端(サ
イドエッジ)となる、前記再度サイドガイドの図示左側
面は傾斜状に形成されており、開放された入り口端88
を形成することになる。かつ、左右一対のガイドを連結
するように羽根体90が設けられている。また、図4に
示すように、前記サイドガイドそれぞれの底面から一対
の小突起92が前記切欠溝84に隣接するように突設さ
れている。
そのうち前者は、フォーマを斜め上方からの視点に基づ
いて描いたものであり、後者はこれを斜め下方の視点か
らから描いたものである。このフォーマは長さ方向の左
右にそれぞれに互いに対向する断面L状のサイドガイド
80,82を設け、その底面の中央は、84に示すよう
に、長さ方向に直線状に切り欠かれた、小幅直線状溝を
成している。86で示すように、フォーマの開始端(サ
イドエッジ)となる、前記再度サイドガイドの図示左側
面は傾斜状に形成されており、開放された入り口端88
を形成することになる。かつ、左右一対のガイドを連結
するように羽根体90が設けられている。また、図4に
示すように、前記サイドガイドそれぞれの底面から一対
の小突起92が前記切欠溝84に隣接するように突設さ
れている。
【0028】図5,6に示すように、包装フィルム14
は、次のようにしてフォーマに適用される。フォーマー
の入り口の開放端88から包装フィルムが、左右のサイ
ドガイド80,82間に誘導される。直線状の切欠84
からは、包装フィルムの両側端が所定の幅で突出され、
この部分が既述の背貼り26に相当する。包装フィルム
をフォーマに適用することによって、包装フィルムが筒
状に付勢され、包装フィルムの入り口開口94から被包
装物が包装フィルム内に搬送される。
は、次のようにしてフォーマに適用される。フォーマー
の入り口の開放端88から包装フィルムが、左右のサイ
ドガイド80,82間に誘導される。直線状の切欠84
からは、包装フィルムの両側端が所定の幅で突出され、
この部分が既述の背貼り26に相当する。包装フィルム
をフォーマに適用することによって、包装フィルムが筒
状に付勢され、包装フィルムの入り口開口94から被包
装物が包装フィルム内に搬送される。
【0029】本実施例の製造方法において、図5,7に
示すように、ラベル型脱酸素剤は、包装フィルムの裏側
(包装体の内面)であって、包装フィルムの送り方向に
沿って左側部に偏って貼着される。この結果、図2
(4)に示すように、包装体の内側であってかつ背面側
のシール部(背貼り)の、好ましくはこれに近接した所
定箇所に、ラベル型脱酸素剤59が貼付される。なお、
ラベル型脱酸素剤が貼付される箇所は、包装体の長さ方
向の両側端と背貼りとの間のフィルム内面であれば、特
に制限されない。
示すように、ラベル型脱酸素剤は、包装フィルムの裏側
(包装体の内面)であって、包装フィルムの送り方向に
沿って左側部に偏って貼着される。この結果、図2
(4)に示すように、包装体の内側であってかつ背面側
のシール部(背貼り)の、好ましくはこれに近接した所
定箇所に、ラベル型脱酸素剤59が貼付される。なお、
ラベル型脱酸素剤が貼付される箇所は、包装体の長さ方
向の両側端と背貼りとの間のフィルム内面であれば、特
に制限されない。
【0030】包装フィルムの背貼り側となる両側端96
は、フォーマーに適用される際に、図4,5から分かる
ようにフォーマーのサイドガイド80のサイドエッジ8
6並びにサイドエッジ近傍におけるガイド80の幅方向
外面100及び内面102に当接/摺接しながら、ガイ
ドの外面100から内面側102(図3参照)に急激に
方向が変わるよう折り曲げられる。ラベル型脱酸素剤5
9は、その全面が包装フィルム14に貼着し、かつそれ
自身が可撓性を備えているために、包装フィルムに貼着
した状態を維持しながら、包装フィルムとともにガイド
の内面側に折り込まれる。
は、フォーマーに適用される際に、図4,5から分かる
ようにフォーマーのサイドガイド80のサイドエッジ8
6並びにサイドエッジ近傍におけるガイド80の幅方向
外面100及び内面102に当接/摺接しながら、ガイ
ドの外面100から内面側102(図3参照)に急激に
方向が変わるよう折り曲げられる。ラベル型脱酸素剤5
9は、その全面が包装フィルム14に貼着し、かつそれ
自身が可撓性を備えているために、包装フィルムに貼着
した状態を維持しながら、包装フィルムとともにガイド
の内面側に折り込まれる。
【0031】ここで、このように包装フィルムがサイド
ガイド80のサイドエッジ86に当接/接触すると、ラ
ベル型脱酸素剤は、包装フィルムを間に介した状態でサ
イドガイド80のサイドエッジと摺れ合うことになる。
この結果、ラベル型脱酸素剤が貼付されている側の包装
フィルムとサイドガイドとの間の摺動抵抗が、そうでは
ない反対側の摺動抵抗より大きくなる。
ガイド80のサイドエッジ86に当接/接触すると、ラ
ベル型脱酸素剤は、包装フィルムを間に介した状態でサ
イドガイド80のサイドエッジと摺れ合うことになる。
この結果、ラベル型脱酸素剤が貼付されている側の包装
フィルムとサイドガイドとの間の摺動抵抗が、そうでは
ない反対側の摺動抵抗より大きくなる。
【0032】この状態を放置すると、このような抵抗の
相違によって、フィルムの送りが送り方向の両側で不均
一となる。すると、背貼りであるセンターシール部26
がラベル型脱酸素剤から離間する方向に徐々に偏り、シ
ール部が包装体の背面側から正面側に及び、ついには背
貼り部にラベル型脱酸素剤が及んでセンターシーラによ
る熱融着が、ラベル型脱酸素剤が邪魔になって不可能に
なる。そこで、この製造装置では、包装フィルムの両側
の摺動抵抗差を解消あるいは、これを補償するために、
複数の手段が講じられている。先ず、前記調節ローラ6
2を包装フィルムの張力を増大する矢示B方向に移動さ
せる。本発明者が検討したことろ、包装フィルムの張力
を、通常より例えば約2割程度を上限とする範囲内で増
減することにより、この張力が、包装フィルムの長さ方
向に沿った左右の側の抵抗差を補償して背貼りが既述の
ように偏ることを防止する。
相違によって、フィルムの送りが送り方向の両側で不均
一となる。すると、背貼りであるセンターシール部26
がラベル型脱酸素剤から離間する方向に徐々に偏り、シ
ール部が包装体の背面側から正面側に及び、ついには背
貼り部にラベル型脱酸素剤が及んでセンターシーラによ
る熱融着が、ラベル型脱酸素剤が邪魔になって不可能に
なる。そこで、この製造装置では、包装フィルムの両側
の摺動抵抗差を解消あるいは、これを補償するために、
複数の手段が講じられている。先ず、前記調節ローラ6
2を包装フィルムの張力を増大する矢示B方向に移動さ
せる。本発明者が検討したことろ、包装フィルムの張力
を、通常より例えば約2割程度を上限とする範囲内で増
減することにより、この張力が、包装フィルムの長さ方
向に沿った左右の側の抵抗差を補償して背貼りが既述の
ように偏ることを防止する。
【0033】包装フィルムは、この調節ローラ62とセ
ンターシーラ72及びエンドシーラ74によって、所定
の張力が維持されるようにされている。包装フィルムに
対する張力をいかなる程度まで調整するかは、当業者が
適宜具体的な製造装置の系のぞれぞれにおいて、フィル
ムの材質、フィルムの幅、フィルムの厚さ、袋の大きさ
或いは幅、内容物の容積等の各種条件を個別に勘案して
検討される。勿論、張力を増大させることによって、包
装フィルムが破断してはならない。
ンターシーラ72及びエンドシーラ74によって、所定
の張力が維持されるようにされている。包装フィルムに
対する張力をいかなる程度まで調整するかは、当業者が
適宜具体的な製造装置の系のぞれぞれにおいて、フィル
ムの材質、フィルムの幅、フィルムの厚さ、袋の大きさ
或いは幅、内容物の容積等の各種条件を個別に勘案して
検討される。勿論、張力を増大させることによって、包
装フィルムが破断してはならない。
【0034】また、この手段と組み合わせて、或いは単
独に、左右のサイドガイドのバランスを調整する手段が
講じられる。すなわち、図4を利用して説明すると、フ
ィルムの送り方向に沿って左側のガイド80にラベル型
脱酸素剤が摺接することに成るが、この部分(サイドエ
ッジ86、ガイドの外面100、ガイドの内面102の
一つ、又は2つ以上の組み合わせ)を、反対の右側のガ
イドの厚さに比べて若干削ることである。この削る量
は、勿論既述のような抵抗差を解消/補償するために必
要であればよい。本発明者が検討したところ、ラベル型
脱酸素剤の厚み相当分削ることにより、既述のような抵
抗差を補償することが可能となった。又、その厚み分、
左側のガイド80を右側のガイドに対して変形、あるい
は移動させることも、この手段に含まれる。こうするこ
とにより、左側のガイドにおいて、ラベル型脱酸素剤の
厚み分が逃げることができる余裕が確保され、既述の摺
動抵抗の増大を緩衝することが可能となる。
独に、左右のサイドガイドのバランスを調整する手段が
講じられる。すなわち、図4を利用して説明すると、フ
ィルムの送り方向に沿って左側のガイド80にラベル型
脱酸素剤が摺接することに成るが、この部分(サイドエ
ッジ86、ガイドの外面100、ガイドの内面102の
一つ、又は2つ以上の組み合わせ)を、反対の右側のガ
イドの厚さに比べて若干削ることである。この削る量
は、勿論既述のような抵抗差を解消/補償するために必
要であればよい。本発明者が検討したところ、ラベル型
脱酸素剤の厚み相当分削ることにより、既述のような抵
抗差を補償することが可能となった。又、その厚み分、
左側のガイド80を右側のガイドに対して変形、あるい
は移動させることも、この手段に含まれる。こうするこ
とにより、左側のガイドにおいて、ラベル型脱酸素剤の
厚み分が逃げることができる余裕が確保され、既述の摺
動抵抗の増大を緩衝することが可能となる。
【0035】なお、従来の横ピロー包装においては、包
装体の正面側に来る内面位置に(図6の一点鎖で示す符
号200)に脱酸素剤を貼着している。この位置の包装
フィルムをフォーマに適用しても、図6から分かるよう
にこの部分の包装フィルムは、折り曲げられたり、か
つ、フォーマと接触したりすることがないために、既述
の抵抗や圧力差のような問題は生じない。
装体の正面側に来る内面位置に(図6の一点鎖で示す符
号200)に脱酸素剤を貼着している。この位置の包装
フィルムをフォーマに適用しても、図6から分かるよう
にこの部分の包装フィルムは、折り曲げられたり、か
つ、フォーマと接触したりすることがないために、既述
の抵抗や圧力差のような問題は生じない。
【0036】したがって、この実施形態によれば、既述
の手段によって背貼りが包装体に対して偏るのを防ぎ、
もってセンターシーラ72による包装フィルムの熱融着
の不良を解消することが可能となる。後者の手段におい
て、左側のガイド(一方のガイド)にどの程度の量の
「逃げ」を形成するか否かは、個別に検討される。必要
以上に逃げを大きくすると包装フィルムにたわみが生じ
ることになるので、これに対する配慮がなされることが
望ましい。
の手段によって背貼りが包装体に対して偏るのを防ぎ、
もってセンターシーラ72による包装フィルムの熱融着
の不良を解消することが可能となる。後者の手段におい
て、左側のガイド(一方のガイド)にどの程度の量の
「逃げ」を形成するか否かは、個別に検討される。必要
以上に逃げを大きくすると包装フィルムにたわみが生じ
ることになるので、これに対する配慮がなされることが
望ましい。
【0037】この手段によって、図2(4)に示すよう
に、包装体の背貼り側26の内面であって、かつ背貼り
に及ばない所定位置にラベル型の脱酸素剤59が貼付さ
れる。
に、包装体の背貼り側26の内面であって、かつ背貼り
に及ばない所定位置にラベル型の脱酸素剤59が貼付さ
れる。
【0038】なお、前記一対の羽根体90は、図5に示
すように包装フィルムの幅方向に沿って回動するような
往復動作(矢示C,D)を可能にし、D方向に移動する
とフィルムと接触してフィルムの幅方向に所定の張力を
与えるようにしている。
すように包装フィルムの幅方向に沿って回動するような
往復動作(矢示C,D)を可能にし、D方向に移動する
とフィルムと接触してフィルムの幅方向に所定の張力を
与えるようにしている。
【0039】前記製造装置においては、ラベル型脱酸素
剤は、仮着ローラ58及び圧着ローラ60を用いる2段
工程によって包装フィルムに確実に固定される。したが
って、包装フィルムがフォーマのエッジの部分において
急激に折り曲げられても、ラベル型脱酸素剤が包装フィ
ルムに貼着している状態を維持することができる。
剤は、仮着ローラ58及び圧着ローラ60を用いる2段
工程によって包装フィルムに確実に固定される。したが
って、包装フィルムがフォーマのエッジの部分において
急激に折り曲げられても、ラベル型脱酸素剤が包装フィ
ルムに貼着している状態を維持することができる。
【0040】ラベル型の脱酸素剤としては公知のものを
使用できる。図8は複数のラベル型の脱酸素剤が帯状の
離型紙12に連続的に貼り付けられていることを示す図
である。そのうち(1)は長さ方向の断面図であり、
(2)はその平面図である。この帯体は、離型紙からな
る帯状のセパレータ層の表面に複数のラベル型脱酸素剤
が等間隔を経て貼着されている。
使用できる。図8は複数のラベル型の脱酸素剤が帯状の
離型紙12に連続的に貼り付けられていることを示す図
である。そのうち(1)は長さ方向の断面図であり、
(2)はその平面図である。この帯体は、離型紙からな
る帯状のセパレータ層の表面に複数のラベル型脱酸素剤
が等間隔を経て貼着されている。
【0041】このラベル型脱酸素剤としては、例えば、
特願平5−306512に記載のように従来から知られ
ているものを使用することができる。このラベル型脱酸
素剤は、通常、、シート状に形成された脱酸素層110
と、この脱酸素層を覆う通気性層112と、これらの脱
酸素層と通気性層とをセパレータに接着させるベース層
114とを備えている。図9に示すように、このベース
層は、基材116と、第1の接着層118と第2の接着
層120とから構成されている。第1の接着層は脱酸素
層と通気性層とを基材に接着させ、第2の接着層は基材
をセパレータ層に接着させる。
特願平5−306512に記載のように従来から知られ
ているものを使用することができる。このラベル型脱酸
素剤は、通常、、シート状に形成された脱酸素層110
と、この脱酸素層を覆う通気性層112と、これらの脱
酸素層と通気性層とをセパレータに接着させるベース層
114とを備えている。図9に示すように、このベース
層は、基材116と、第1の接着層118と第2の接着
層120とから構成されている。第1の接着層は脱酸素
層と通気性層とを基材に接着させ、第2の接着層は基材
をセパレータ層に接着させる。
【0042】この第2の接着層120は、ラベル返しの
部分においてセパレータ12から剥離される。この第2
の接着層は、全面に粘着面を有することから、フィルム
にラベル型脱酸素剤の全面が粘着される。このラベル型
脱酸素剤は、例えば次のようにして得られる。
部分においてセパレータ12から剥離される。この第2
の接着層は、全面に粘着面を有することから、フィルム
にラベル型脱酸素剤の全面が粘着される。このラベル型
脱酸素剤は、例えば次のようにして得られる。
【0043】鉄系脱酸素剤100部とポリエチレン10
0部とを加熱下で混練押し出ししてシート状とした後、
縦方向に数倍程度延伸して所定厚さ(例えば1mm)シ
ート状脱酸素剤を得た。得られたシート状脱酸素剤は、
通常、酸素吸収速度が200ml/m2・Hr(25
℃)以上の性能を示す。このシート状の脱酸素剤を所定
形状に切り欠いて脱酸素層を形成した。
0部とを加熱下で混練押し出ししてシート状とした後、
縦方向に数倍程度延伸して所定厚さ(例えば1mm)シ
ート状脱酸素剤を得た。得られたシート状脱酸素剤は、
通常、酸素吸収速度が200ml/m2・Hr(25
℃)以上の性能を示す。このシート状の脱酸素剤を所定
形状に切り欠いて脱酸素層を形成した。
【0044】コーターにて、乳白色ポリエチレンフィル
ムの片面に合成ゴムエラストマー型粘着剤を塗布して接
着層とし、この面に離型紙であるシリコンコート紙を貼
り、次いで、ポリプロピレンフィルムの他面にも同じ粘
着剤を塗布してセパレータ層付きのベース層を得た。
ムの片面に合成ゴムエラストマー型粘着剤を塗布して接
着層とし、この面に離型紙であるシリコンコート紙を貼
り、次いで、ポリプロピレンフィルムの他面にも同じ粘
着剤を塗布してセパレータ層付きのベース層を得た。
【0045】また、耐水性油紙に繊維状粘着剤である高
通気性粘着シートを貼り合わせ、これを抜き型にて打ち
抜いて通気性層を容易した。次いで通気性層の粘着面に
脱酸素層を置き、通気性層の周縁部を余すようにして両
者を圧着させた。さらにセパレータ層突きベース層の露
出した粘着面に通気性層を圧着した脱酸素層を合わせ、
通気性層の周縁部がベース層を完全に接着するようにし
て両者を圧着させた、最後に抜き型で打ち抜いてラベル
型脱酸素剤とした。ラベル型脱酸素剤等のシート状鮮度
保持剤は、樹脂シートから構成されているために可撓性
に優れており、包装フィルムの形状変形に追従すること
が可能となる。
通気性粘着シートを貼り合わせ、これを抜き型にて打ち
抜いて通気性層を容易した。次いで通気性層の粘着面に
脱酸素層を置き、通気性層の周縁部を余すようにして両
者を圧着させた。さらにセパレータ層突きベース層の露
出した粘着面に通気性層を圧着した脱酸素層を合わせ、
通気性層の周縁部がベース層を完全に接着するようにし
て両者を圧着させた、最後に抜き型で打ち抜いてラベル
型脱酸素剤とした。ラベル型脱酸素剤等のシート状鮮度
保持剤は、樹脂シートから構成されているために可撓性
に優れており、包装フィルムの形状変形に追従すること
が可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鮮度保持剤が包装袋の背面側に存在する新規な包装体を
提供することができる。さらに、鮮度保持剤が包装袋の
背面側に貼着されていても、センターシールを可能にす
る包装方法及びその装置を提供することができる。ま
た、さらに、包装体のほぼ中央にセンターシール部が存
在する包装方法及びその装置を提供することができる。
鮮度保持剤が包装袋の背面側に存在する新規な包装体を
提供することができる。さらに、鮮度保持剤が包装袋の
背面側に貼着されていても、センターシールを可能にす
る包装方法及びその装置を提供することができる。ま
た、さらに、包装体のほぼ中央にセンターシール部が存
在する包装方法及びその装置を提供することができる。
【図1】本発明の製造装置及び方法の一実施形態を説明
する図である。
する図である。
【図2】(1)乃至(4)は図1の製造装置によって得
られる包装体の一例を示す、順に、正面側斜視図、背面
側斜視図、正面図、背面図である。
られる包装体の一例を示す、順に、正面側斜視図、背面
側斜視図、正面図、背面図である。
【図3】図1の製造装置の一部構成を成すフォーマの正
面側斜視図である。
面側斜視図である。
【図4】このフォーマの背面側斜視図である。
【図5】図4のフォーマにラベル型脱酸素剤が貼着され
た包装フィルムを適用した状態を示す斜視図である。
た包装フィルムを適用した状態を示す斜視図である。
【図6】図3のフォーマにこの包装フィルムを適用した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図7】図6のフォーマの背面図である。
【図8】(1)は、ラベル型脱酸素剤帯体の幅方向の断
面図であり、(2)はその平面図である。
面図であり、(2)はその平面図である。
【図9】ラベル型脱酸素剤を拡大した断面図である。
10 ラベル型鮮度保持剤帯体 12 離型紙 14 包装フィルム 20 包装体 26 背貼り 28 食品類 58 仮着ローラ 59 ラベル型脱酸素剤 60 圧着ローラ 62 調節ローラ 64 フォーマ
Claims (6)
- 【請求項1】 包装袋内に内容物を収容し、かつ、包装
袋内面にシート状鮮度保持剤を貼着している包装体であ
って、前記包装袋は、包装フィルムから、その背面側に
シール部を形成することによって袋状にされ、このシー
ル部はこの包装袋の背面側のほぼ中央に位置するととも
に、このシール部に及ぶことなく、かつ前記包装袋の背
面側に前記シート状鮮度保持剤が貼着されている包装
体。 - 【請求項2】 包装フィルムの供給装置と、シート状鮮
度保持剤帯体の供給装置と、このシート状鮮度保持剤を
包装フィルムに貼着する貼着手段と、シート状鮮度保持
剤が貼着されて包装フィルムを筒状に形成するフォーマ
と、内部に被包装物を収納しながら筒状の包装フィルム
を袋状にシールするシール手段と、を備える包装体の製
造装置において、前記貼着手段は、前記シート状鮮度保
持剤を前記包装フィルムの背面側でシール部分を避けて
所定箇所に貼着する包装体の製造装置。 - 【請求項3】 前記フォーマが前記鮮度保持剤と摺接す
る部分の摺動抵抗を補償する手段をさらに備える請求項
2記載の装置。 - 【請求項4】 前記貼着手段は、シート状鮮度保持剤を
包装フィルムに仮着するローラと、次いで圧着するロー
ラとを備える請求項2に記載の装置。 - 【請求項5】 包装フィルムを供給する工程と、シート
状鮮度保持剤帯体を供給する工程と、このシート状鮮度
保持剤を包装フィルムに貼着する工程と、シート状鮮度
保持剤が貼着されて包装フィルムをフォーマを用いて筒
状に形成する工程と、内部に被包装物を収納しながら筒
状の包装フィルムを袋状にシールする工程と、を備える
包装体の製造方法において、前記シート状鮮度保持剤を
前記包装フィルムの背面側でシール部分を避けて所定箇
所に貼着し、さらに、前記フォーマが前記鮮度保持剤と
摺接する部分の摺動抵抗を補償するようにした包装体の
製造方法。 - 【請求項6】 前記シート状鮮度保持剤は、熱可塑性樹
脂に脱酸素剤を配合した脱酸素樹脂層を備えたシート状
積層体であって、前記包装フィルムに臨む少なくとも周
縁部の全面がこの包装フィルムに粘着するラベル型脱酸
素剤である、請求項1乃至5のいずれか一項記載の包装
体、包装体の製造装置、又は包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170096A JPH09226843A (ja) | 1996-02-24 | 1996-02-24 | 包装体及びこの製造装置、並びに製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170096A JPH09226843A (ja) | 1996-02-24 | 1996-02-24 | 包装体及びこの製造装置、並びに製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226843A true JPH09226843A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13178794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6170096A Pending JPH09226843A (ja) | 1996-02-24 | 1996-02-24 | 包装体及びこの製造装置、並びに製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09226843A (ja) |
Cited By (5)
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