JP2002002631A - 貼着装置及び貼着方法 - Google Patents

貼着装置及び貼着方法

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JP2002002631A
JP2002002631A JP2000185142A JP2000185142A JP2002002631A JP 2002002631 A JP2002002631 A JP 2002002631A JP 2000185142 A JP2000185142 A JP 2000185142A JP 2000185142 A JP2000185142 A JP 2000185142A JP 2002002631 A JP2002002631 A JP 2002002631A
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packaging bag
adhesive layer
sticking
agent
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JP2000185142A
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English (en)
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Shigeharu Iwauchi
重治 岩内
Yasuhiro Yamanaka
泰宏 山中
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ASAHI KINZOKU KK
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
ASAHI KINZOKU KK
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め袋状に形成された包装袋の内部に鮮度保
持剤を自動的に貼着することが可能な貼着装置及び貼着
方法を提供する。 【解決手段】 一方の面に両面粘着テープ22が形成さ
れた帯状体12と、帯状体12から切断された小袋11
が内面に貼着される包装袋5と、小袋11を収容容し、
収容した小袋11を包装袋5の内側所定位置に移動さ
せ、この移動された小袋11を押圧することにより、小
袋11を両面粘着テープ22を介して包装袋5の内側所
定位置に圧着させる移動・圧着機構50を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、包装袋内に鮮度保
持剤を自動的に貼着する貼着装置及び貼着方法に関す
る。さらに具体的には、包装袋内に収容される収容物の
鮮度を保持する脱酸素剤等を含んでなる小袋またはシー
トを包装袋内に自動的に貼着する貼着装置及び貼着方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、食品等の被包装体を包装する
袋やケース等の容器内には、被包装体の他に、この被包
装体の鮮度を保つ目的で小袋に封入された脱酸素剤に代
表される鮮度保持剤が入れられている(以下、この鮮度
保持剤が入れられている小袋を単に「小袋」ということ
がある)。この小袋は、被包装体を袋やケース等から取
出す際に、被包装体と一緒に取出され、誤って被包装体
と共に使用されてしまうことがある。例えば、被包装体
が食品の場合には、この食品と一緒に調理されてしまう
虞があった。
【0003】この問題を解決する方法として、例えば、
特開平1−139303号公報に開示されているよう
に、前記小袋の表面に接着剤層を形成し、この接着剤層
を介して、この小袋を包装袋や容器に貼りつけ、小袋が
食品と一緒に取出されることを防止する貼着方法及び貼
着装置がある。
【0004】また、前記小袋の表面に接着剤層を形成す
る代わりに両面テープを貼着し、この両面テープを介し
て小袋を包装袋や容器に貼りつける貼着方法及び貼着装
置も使用されている。この貼着装置は、複数の小袋を連
続して配置した帯状体を供給する帯状体供給機構と、ロ
ール状に巻かれた両面テープを巻出して供給する両面テ
ープ供給機構と、供給された帯状体に巻出された両面テ
ープを貼着する貼着機構と、前記貼着に際し、帯状体に
対する前記両面テープの位置決めを行う両面テープ位置
決め機構と、前記帯状体に貼着された両面テープから離
型紙を剥離させ、剥離された離型紙を巻取る離型紙巻取
り機構と、両面テープが貼着された帯状体を個別の小袋
に切断する切断機構と、を備えて構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の貼着装置及び貼着方法は、シート状の包装フィ
ルム等に小袋を貼着した後に、この小袋が貼着された包
装フィルムを袋状に形成する装置であり、予め袋状に形
成された包装袋の内部に小袋を自動的に貼着するもので
はなかった。したがって、予め袋状に形成された包装袋
の内部に小袋を自動的に貼着することは実質的に行われ
ていなかった。
【0006】本発明は、予め袋状に形成された包装袋の
内部に鮮度保持剤を自動的に貼着することを可能にする
貼着装置及び貼着方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、包装袋内面に鮮度保持剤を貼着する貼着装置
であって、前記鮮度保持剤の一方の面に粘着層を付加す
る粘着層付加機構と、前記粘着層が設けられた鮮度保持
剤を吸引により吸着し、吸着した鮮度保持剤を前記包装
袋の内側所定位置に移動させ、当該包装袋の内側所定位
置に移動された鮮度保持剤を押圧することにより、当該
鮮度保持剤を前記粘着層を介して前記包装袋の内側所定
位置に圧着させる移動・圧着機構と、を備えた貼着装置
を提供するものである。
【0008】この構成を備えた貼着装置は、予め袋状に
形成された包装袋の内部に、粘着層が付加された鮮度保
持剤を簡単に自動的に貼着させることができる。
【0009】なお、予め袋状に形成された包装袋とは、
上部が開口した袋状体または容器状体を意味する。包装
袋としては、通常、下部が封じられた周辺シール袋、中
央シール袋、自立袋等が使用される。また、筒状体を用
い、鮮度保持剤を貼着後に下部を封じて袋としてもよ
い。
【0010】前記鮮度保持剤は、脱酸素剤を内部に収容
した小袋または脱酸素剤を内部に分散したものを使用す
ることができる。
【0011】前記粘着層が付加される帯状鮮度保持剤
は、個々の鮮度保持剤が帯状に複数個連ねて配設された
帯状体である。
【0012】また、本発明に係る貼着装置は、前記粘着
層付加機構と前記移動・圧着機構との間に、前記帯状鮮
度保持剤を個々の鮮度保持剤に切断する切断機構をさら
に備えることもできる。
【0013】さらにまた、本発明に係る貼着装置は、鮮
度保持剤を前記包装袋の内面に圧着させる際に、当該包
装袋を支持する支持機構をさらに備えることができる。
【0014】また、本発明に係る貼着装置は、前記粘着
層付加機構と前記移動・圧着機構との間に、形成された
粘着層の一部に、酸素検知材を貼着する酸素検知材貼着
機構をさらに備えることもできる。
【0015】そしてまた、本発明は、包装袋内面に鮮度
保持剤を貼着する貼着方法であって、前記鮮度保持剤の
一方の面に粘着層を付加する粘着層付加工程と、前記粘
着層が設けられた鮮度保持剤を吸引により吸着し、前記
包装袋の内側所定位置に移動させる移動工程と、予め袋
状に形成された包装袋の内側所定位置に移動した鮮度保
持剤を押圧することにより、鮮度保持剤を前記粘着層を
介して前記包装袋の内側所定位置に圧着させる圧着工程
と、からなる貼着方法を提供するものである。
【0016】この貼着方法によれば、予め袋状に形成さ
れた包装袋の内部に、粘着層が付加された鮮度保持剤を
簡単に自動的に貼着させることができる。
【0017】また、本発明は、前記粘着層付加工程後、
帯状鮮度保持剤を個々の鮮度保持剤に切断する切断工程
をさらに備えることができる。
【0018】そしてまた、本発明は、前記粘着層付加工
程後、前記付加された粘着層の一部に、酸素検知剤を貼
着する酸素検知剤貼着工程をさらに備えることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
貼着装置及び貼着方法について、図面を参照して説明す
る。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
貼着装置の側面模式図、図2〜図5は、図1に示す貼着
装置の構成要素である移動・圧着装置の動作を示す側面
模式図、図6は、図2に示す移動・圧着装置の一部拡大
図、図7は、図3に示す移動・圧着装置の一部拡大図、
図8は、図4に示す移動・圧着装置の一部拡大図、図9
は、図5に示す移動・圧着装置の一部拡大図、図10
は、図7をさらに拡大し、図7の右方向から見た正面図
である。
【0020】図1〜図10に示すように、実施の形態1
に係る貼着装置1は、脱酸素剤が収容された小袋11が
帯状に複数個連結されてなる帯状体12が巻かれたロー
ル体13から順次自動的に繰り出す帯状体自動供給装置
10と、片面に離型紙21が設けられた両面粘着テープ
22を帯状体12の所定位置に向けて連続的に送り出す
粘着テープ自動供給装置20と、粘着テープ自動供給装
置20から供給された両面粘着テープ22の粘着層23
(離型紙21が設けられていない面)を帯状体12の所
定位置に圧着させる圧着ローラ33及び34と、帯状体
12に貼着された両面粘着テープ22から離型紙21を
剥がしてドラム状に巻き付け回収する離型紙剥離装置3
0と、両面粘着テープ22が貼着された帯状体12を、
1袋ごとの小袋11に切断して1個単位の小袋11に形
成する切断装置40と、切断装置40で切断された小袋
11を吸引により吸着し、吸着した小袋11を包装袋5
の内側所定位置に移動させ、包装袋5の内部所定位置ま
で移動した小袋11を、包装袋5の内面に圧着する移動
・圧着装置50と、小袋11を包装袋5の内面に圧着さ
せる際に、包装袋5を支持する支持装置60と、を備え
て構成されている。
【0021】帯状体自動供給装置10は、帯状体12が
所定量ドラム(筒状)に巻つけられた帯状体ロール13
が掛けられている帯状体アンリール17と、繰り出され
た帯状体12を誘導するガイドローラー14、15及び
16を備えて構成されている。この帯状体アンリール1
7から帯状体12がガイドローラー14、15及び16
を介して自動的に、次工程に繰り出される。
【0022】粘着テープ自動供給装置20は、両面粘着
テープ22を誘導するガイドローラ26、27、28及
び29を介して帯状体12の一方の面に繰り出す両面粘
着テープアンリール31を備えている。この両面粘着テ
ープアンリール31は、その中央部から各々放射状に延
出し、両面粘着テープ22からなるロールの両側面をガ
イドする複数(実施の形態1では、各側面につき6本)
の側面ガイド部材32が設けられている。この側面ガイ
ド部材32は、両面粘着テープ22の側面との接触面積
を小さくすることにより、両面粘着テープ22が作業中
に幅方向にずれて側面ガイド部材32に接触しても摩擦
抵抗を最小限にすることができる。したがって、両面粘
着テープ22の巻出しを良好に行うことができる。
【0023】この粘着テープ自動供給装置20から帯状
体12の一方の面に繰り出された両面粘着テープ22
は、圧着ローラ33及び34によって、帯状体12の所
定位置に貼着される。また、圧着ローラ33及び34の
近傍には、帯状体12に対する両面粘着テープ22の貼
着位置を決定するガイドローラ29が配設されている。
【0024】離型紙剥離装置30は、帯状体12に貼着
された両面粘着テープ22から離型紙21のみを剥が
し、この剥がされた離型紙21を誘導するガイドローラ
35を介して巻き取る巻き取りリール36を備えてい
る。
【0025】切断装置40は、供給された帯状体12
を、1個単位の小袋11に切断するカッター45及び4
6と、カッター45及び46による切断位置を決定する
位置決め装置47と、一方の面に粘着層23が付加され
た帯状体12をカッター45及び46に誘導するガイド
ローラ41及び42を備えている。また、位置決め装置
47と連動し、帯状体を送るフィードローラ43及び4
4を備えている。
【0026】移動・圧着装置50は、切断された小袋1
1を吸引により吸着する吸着アームと、吸着された小袋
11を包装袋内側に移動する移動アームからなる。移動
アームは、吸着アーム51を略水平方向(左右方向)に
移動させる第1の移動アーム52と、吸着アーム51及
び第1の移動アーム52を回転させる回転部53と、吸
着アーム51、第1の移動アーム52及び回転部53を
略鉛直方向(上下方向)に移動させる第2の移動アーム
54と、を備えて構成されている。
【0027】吸着アーム51の先端には、特に図7及び
図8に示すように、小袋11を吸引により吸着するため
の吸着口55が形成されており、吸着アーム51の内部
には、吸着口55に連通した吸引通路56が形成されて
いる。この吸引通路56には、図示しない真空装置が接
続されており、小袋11は、この真空装置の駆動によっ
て、吸引通路56及び吸着口55を介して吸着アーム5
1に吸引されて付着される。なお、符号55は、外周部
にOリング57が付設された吸着口である。
【0028】支持装置60は、移動・圧着装置50によ
って小袋11を包装袋5の内面所定位置に押しつけて小
袋11を包装袋5の内面に両面粘着テープ22を介して
圧着させる際に、これらを支持し、小袋11を安定した
状態で包装袋5の内面に貼着させる支持面64を有す
る。
【0029】包装袋5は、ガスバリヤー性材料からなる
ものが使用可能である。一般的に使用されている種々の
袋詰自動包装機によって供給される。実施の形態1で
は、給袋式万能袋詰自動包装機 MODEL GP−5
00及びGP−550(ゼネラルパッカー株式会社製)
を使用できる。また、帯状体12は、小袋状脱酸素剤が
複数個連なった帯状体を使用できる。
【0030】次に、実施の形態1に係る貼着装置1の具
体的動作について説明する。
【0031】先ず、帯状体自動供給装置10から巻出さ
れた帯状体12は、ガイドローラ14、15及び16を
介して圧着ローラ33及び34の間に供給される。
【0032】一方、粘着テープ自動供給装置20では、
両面粘着テープ22が、ガイドローラ26、27、28
及び29を通過し、圧着ローラ33及び34の間に供給
される。この時、両面粘着テープ22の両側面は、側面
ガイド部材32によってガイドされる。ここで、側面ガ
イド部材32は、両面粘着テープ22の両側面との接触
面積を小さくすることにより、両面粘着テープ22が作
業中に幅方向にずれて、両面テープ側面ガイド部材32
に接触しても摩擦抵抗を最小限にすることができる。し
たがって、両面粘着テープ22の巻出しを良好に行うこ
とができる。また、ガイドローラ29では、供給された
帯状体12に対する両面粘着テープ22の貼着位置を決
定する。
【0033】ガイドローラ29から供給された両面粘着
テープ22は、圧着ローラ33及び34にて、帯状体1
2の一方の表面の所望位置に貼着される。貼着された両
面粘着テープ22から剥がされた離型紙21は、ガイド
ローラ35を介して離型紙剥離装置30に送られ、ここ
で巻き取られる。離型紙21が剥がされた両面粘着テー
プ22が貼着された帯状体12は、位置決め装置47と
連動し、フィードローラ43及び44によって送られ、
次いでカッター45及び46の間に供給される。この
時、位置決め装置47では、小袋11内の粉末(脱酸素
剤)を光の透過度で検知し、このデータに基づいて、カ
ッター45及び46を作動して、小袋11とこれに連続
した小袋11との間に形成された繋ぎ部分を切断し、個
別の小袋11を形成する。また、切断時、第1の移動ア
ーム52を伸ばし、図示しない真空装置に接続した吸引
通路56に通じた吸着口55に小袋11を吸引により吸
着しておく。
【0034】次に、図3に示すように、切断されて1個
単位となった小袋11を吸着した吸着アーム51を縮
め、回転部53によって180度回転させ、小袋11を
予めセットされた包装袋5の上部位置まで移動させる。
次いで、図4に示すように、第2の移動アーム54によ
って吸着アーム51をこの状態から下方に移動させ、包
装袋5の内部に挿入させる。次に、図5に示すように、
第1の移動アーム52によって吸着アーム51を水平に
移動させ、包装袋5を支持装置60で支持して小袋11
を包装袋5に押圧する。この動作によって、小袋11に
設けられた両面粘着テープ22が包装袋5の内面に押し
付けられ、小袋11は、包装袋5の内面に安定して確実
に貼着される。
【0035】その後、吸引通路56に設けられた図示し
ない弁を切り換えて、吸着アーム51の小袋11に対す
る吸引をやめて小袋11を開放し、吸着アーム51を前
記とは逆方向に移動させて元の位置に戻す。
【0036】この一連の動作を繰り返し、包装袋5の内
面に小袋11を自動的に連続して貼着する。
【0037】なお、支持装置60については、包装袋5
の内面に小袋11を貼着可能であれば、支持装置60の
形状は任意であり、省略することもできる。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2に係る貼
着装置2について図面を参照して説明する。
【0038】図11は、実施の形態2に係る貼着装置2
の側面模式図、図12は、実施の形態2に係る移動・圧
着装置の一部を拡大した側面図、図13は、実施の形態
2に係る移動・圧着装置の一部を拡大した正面図であ
る。なお、実施の形態2では、実施の形態1と同様の部
材には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0039】図11ないし図13に示すように、実施の
形態2に係る貼着装置2の、実施の形態1に係る貼着装
置1と異なる点は、小袋11の片面に酸素検知紙71を
貼着する酸素検知紙貼着装置70を設けたこと、ガイド
ローラ41及び42の代わりに圧着ローラ75及び76
を設けたこと、酸素検知紙71の位置を決定する位置決
め装置74を設けたことである。
【0040】酸素検知紙貼着装置70は、酸素検知紙7
1と、ロール状の酸素検知紙71を繰り出す酸素検知紙
アンリール73と、酸素検知紙アンリール73から繰り
出された酸素検知紙71を誘導するガイドローラ72
と、ガイドロール72を介して繰り出された酸素検知紙
71の帯状体12に貼着された両面粘着テープ22に対
する位置を決定する位置決めガイドローラ74と、を備
えて構成されている。
【0041】酸素検知紙貼着装置70から繰り出された
酸素検知紙71は、ガイドローラ72を介して、位置決
めガイドローラ74を通り、圧着ローラ75及び76の
間に供給される。この酸素検知紙71は、この圧着ロー
ラ75及び76により、図12に示すように帯状体12
に貼り付けられた両面粘着テープ22の一部に貼着され
る。
【0042】なお、小袋11としては、包装袋5内に収
容される被包装物の鮮度を維持する小袋状のものであれ
ば、通気性の袋の中に粒状脱酸素剤を収容した形態の脱
酸素剤や、通気性の袋の中に乾燥剤が収容された小袋状
の乾燥剤にも適用できる。さらに、脱酸素剤を樹脂等の
内部に分散したシート状のもの等、他の構成を有するも
のを使用してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る貼着
装置は、予め袋状に形成された包装袋の内部に、粘着層
が形成された鮮度保持剤を簡単に自動的に貼着させるこ
とができる。
【0044】また、本発明に係る貼着方法によれば、粘
着層が形成された鮮度保持剤を、予め袋状に形成された
包装袋の内部に、自動的かつ確実に安定して貼着させる
ことができる。しかも、鮮度保持剤の包装袋への移動を
機械的に行うので、作動速度の向上、また貼着位置精度
の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る貼着装置の側面模
式図である。
【図2】図1に示す貼着装置の構成要素である移動・圧
着装置の動作を示す側面模式図である。
【図3】図1に示す貼着装置の構成要素である移動・圧
着装置の動作を示す側面模式図である。
【図4】図1に示す貼着装置の構成要素である移動・圧
着装置の動作を示す側面模式図である。
【図5】図1に示す貼着装置の構成要素である移動・圧
着装置の動作を示す側面模式図である。
【図6】図2に示す移動・圧着装置の一部拡大図であ
る。
【図7】図3に示す移動・圧着装置の一部拡大図であ
る。
【図8】図4に示す移動・圧着装置の一部拡大図であ
る。
【図9】図5に示す移動・圧着装置の一部拡大図であ
る。
【図10】図7をさらに拡大し、図7の右方向から見た
正面図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る貼着装置2の側
面模式図である。
【図12】本発明の実施の形態2に係る移動・圧着装置
の一部を拡大した側面図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係る移動・圧着装置
の一部を拡大した正面図である。
【符号の説明】
1、2 貼着装置 5 包装袋 10 帯状体自動供給装置 11 小袋 12 帯状体 20 粘着テープ自動供給装置 21 離型紙 22 両面粘着テープ 30 離型紙剥離装置 40 切断装置 50 移動・圧着装置 51 吸着アーム 52 第1の移動アーム 53 回転部 54 第2の移動アーム 60 支持装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 泰宏 京都府京都市上京区下立売通智恵光院西入 下丸屋町505番地 株式会社旭金属内 Fターム(参考) 3E056 AA05 BA09 BA10 BA20 CA02 DA03 EA02 EA08 FB03 FE06 FE20 GA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装袋内面に鮮度保持剤を貼着する貼着
    装置であって、 前記鮮度保持剤の一方の面に粘着層を付加する粘着層付
    加機構と、 前記粘着層が設けられた鮮度保持剤を吸引により吸着
    し、吸着した鮮度保持剤を前記包装袋の内側所定位置に
    移動させ、当該包装袋の内側所定位置に移動された鮮度
    保持剤を押圧することにより、当該鮮度保持剤を前記粘
    着層を介して前記包装袋の内側所定位置に圧着させる移
    動・圧着機構と、 を備えた貼着装置。
  2. 【請求項2】 前記鮮度保持剤は、脱酸素剤を内部に収
    容した小袋または脱酸素剤を内部に分散したシートから
    なる請求項1記載の貼着装置。
  3. 【請求項3】 前記鮮度保持剤は、個々の鮮度保持剤が
    帯状に複数個連ねて配設された帯状鮮度保持剤である請
    求項1または請求項2のいずれか一項に記載の貼着装
    置。
  4. 【請求項4】 前記粘着層付加機構と前記移動・圧着機
    構との間に、前記帯状鮮度保持剤を個々の鮮度保持剤に
    切断する切断機構をさらに備えた請求項3記載の貼着装
    置。
  5. 【請求項5】 鮮度保持剤を前記包装袋の内面に圧着さ
    せる際に、当該包装袋を支持する支持機構をさらに備え
    た請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の貼着
    装置。
  6. 【請求項6】 前記粘着層付加機構と前記移動・圧着機
    構との間に、形成された粘着層の一部に、酸素検知材を
    貼着する酸素検知材貼着機構をさらに備えた請求項1な
    いし請求項5のいずれか一項に記載の貼着装置。
  7. 【請求項7】 包装袋内面に鮮度保持剤を貼着する貼着
    方法であって、 前記鮮度保持剤の一方の面に粘着層を付加する粘着層付
    加工程と、 前記粘着層が設けられた鮮度保持剤を吸引により吸着
    し、前記包装袋の内側所定位置に移動させる移動工程
    と、 予め袋状に形成された包装袋の内側所定位置に移動した
    鮮度保持剤を押圧することにより、鮮度保持剤を前記粘
    着層を介して前記包装袋の内側所定位置に圧着させる圧
    着工程と、 からなる貼着方法。
  8. 【請求項8】 前記粘着層付加工程後、帯状鮮度保持剤
    を個々の鮮度保持剤に切断する切断工程をさらに備えた
    請求項7記載の貼着方法。
  9. 【請求項9】 前記粘着層付加工程後、前記付加された
    粘着層の一部に、酸素検知剤を貼着する酸素検知剤貼着
    工程をさらに備えた請求項7または請求項8記載の貼着
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180078656A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 대구대학교 산학협력단 환자의 올바른 보행을 돕기 위한 보행 재활훈련장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180078656A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 대구대학교 산학협력단 환자의 올바른 보행을 돕기 위한 보행 재활훈련장치
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