JP3286698B2 - テープ剥離装置 - Google Patents

テープ剥離装置

Info

Publication number
JP3286698B2
JP3286698B2 JP32266892A JP32266892A JP3286698B2 JP 3286698 B2 JP3286698 B2 JP 3286698B2 JP 32266892 A JP32266892 A JP 32266892A JP 32266892 A JP32266892 A JP 32266892A JP 3286698 B2 JP3286698 B2 JP 3286698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
roll
peeled
gas
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32266892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06144693A (ja
Inventor
淳一 眞鍋
Original Assignee
株式会社ケプロン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ケプロン filed Critical 株式会社ケプロン
Priority to JP32266892A priority Critical patent/JP3286698B2/ja
Publication of JPH06144693A publication Critical patent/JPH06144693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3286698B2 publication Critical patent/JP3286698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープ剥離装置に関し、
詳しくは、表面の一部が通気性に形成され、内部にガス
を吸収又は発生する薬剤を収容した小袋状包装体の多数
を連接してなり、かつこれらの通気性表面を1本の非通
気性テープで剥離可能に弱く接着してなる長尺の帯状体
から、該テープを剥離させるためのテープ剥離装置に
するものである。
【従来技術及びその問題点】
【0002】従来、鉄粉やハイドロサルファイトのよう
な酸素を吸収する脱酸素剤、シリカゲルや生石灰(Ca
O)のような吸湿剤、エタノールを充填剤に吸着させた
エタノール発生剤等のガスを吸収又は発生する薬剤を通
気性包装材料で包装したものは知られている。このよう
な通気性包装材料包装体は、いずれも、これを大気中に
そのまま放置すると、その内部の薬剤が大気中の酸素や
水分と反応したり、あるいは内部に封入したガス発生剤
が大気中に放散してその効力を徐々に喪失して行くとい
う特性を有している。
【0003】このような薬剤包装体は、前記したよう
に、そのままの形でガス吸収反応やガス発生作用を行う
ものであることから、その保存及び包装容器に対する供
給作業に著しい困難が伴った。すなわち、この包装体を
保存するには、完全気密性の密封容器に保存することが
必要であり、また、包装容器に供給するには迅速に行う
ことが必要である。殊に、従来の包装体の場合、その多
数をあらかじめ自動供給装置に装填し、この供給装置に
より、物品の入った包装容器に連続的に順次充填しよう
とすると、その包装体のガス吸収能やガス発生能は、最
初のものと最後のものとでは、相当の差異が生じてしま
い、最後の方の包装体はそのガス吸収能やガス発生能が
著しく損失されたものとなる。
【0004】そこで、本発明者らは、先に、ガスを吸収
又は発生する薬剤を包装材料で包装した包装体であっ
て、該包装材料は内層を形成する通気性包装材料の通気
性表面部に外層を形成する非通気性フィルムを接着した
構造を有し、かつ該非通気性フィルムは、通気性包装材
料の通気性表面部に対し、剥離可能に弱く接着されてい
ることを特徴とするガスを吸収又は発生する薬剤包装体
を提案した(実開平4−87722号)。
【0005】一方、このような内部にガスを吸収又は発
生する薬剤を収容した小袋状包装体を、工場等にて、例
えば食品等が充填された容器に1個ずつ供給する場合に
は、あらかじめ小袋状包装体を500個あるいは100
0個というように多数連接して長尺の帯状体にしたもの
から小袋状包装体を1個ずつ切り離して供給するのが一
般的である。この作業は、人手にたよると作業性、人件
費等の面で不具合があるため、通常、自動供給装置を用
いて行っている。
【0006】該自動供給装置は、食品等が充填された容
器をベルトコンベアのような搬送手段で該装置の下方に
1つずつ送り込むとともに、小袋状包装体の多数を連接
した長尺の帯状体を装置内に順次引き取って下方に送り
出し、これを1個ずつ容器の搬送と同期させてカッター
で切断し、容器内に供給するようになっている。
【0007】ところが、本出願人が先に提案した上記テ
ープ付き帯状体を用い、小袋状包装体を容器内に1個ず
つ自動供給するためには、容器に供給する前にテープを
引き剥す必要がある。テープ付き帯状体を自動供給装置
に引き取る前に、あらかじめ手でテープを引き剥してお
くことも考えられるが、このようにすると、小袋包装体
のガス吸収能やガス発生能が最初のものと最後のものと
で相当の差異が生じてしまい問題があり、しかも作業性
がよくない。したがって、テープは容器に小袋包装体を
供給する直前に、機械的手段により自動的に引き剥すこ
とが望ましい。しかし、このようなテープ付き帯状体か
らテープを自動的に引き剥す装置ないしはこれまで存在
しなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の実情に鑑みてなされたもので、小袋状包装体を
容器に供給する直前に、テープ付き帯状体からテープを
各小袋状包装体毎に順次自動的に引き剥すことのできる
装置を提供することをその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、表面の一部が通気性表面に形成さ
れ、内部にガスを吸収又は発生する薬剤を収容した小袋
状包装体の多数を連接してなり、かつこれらの通気性表
面を1本の非通気性テープで剥離可能に弱く接着してな
る長尺の帯状体から、該テープを剥離させるための装置
であって、垂直面に形成された基台の前面に、一対のブ
レーキロールとその下方に設けられた一対の送りロール
を有し、該テープ付き帯状体を下方向に各小袋状包装体
毎に間欠的に送り出す供給機構、該ブレーキロールと該
送りロールとの間にて該テープ付き帯状体のテープ側に
当接し、該テープ付き帯状体からテープを引き剥すため
のガイドプレート、該ガイドプレートにより引き剥され
たテープに常時一定の引張力を付与するダンサーロー
ル、及び引き剥されたテープを該ダンサーロールを介し
て一定の巻取量だけ定期的に巻取る巻取ロールからなる
テープ剥離装置が提供される。また、本発明によれば、
上記構成において、該ダンサーロールは、テープが剥れ
る際は自重により下降し、テープ巻取時は該巻取ロール
による巻取力により上昇するように構成されていること
を特徴とするテープ剥離装置が提供される。また、本発
明によれば、上記構成において、該ダンサーロールの上
昇及び下降の動作を監視するための上位置検出センサー
及び下位置検出センサーが設置され、これらの監視結果
に基づき該巻取ロールの駆動を制御することを特徴とす
るテープ剥離装置が提供される。また、本発明によれ
ば、表面の一部が通気性表面に形成され、内部にガスを
吸収又は発生する薬剤を収容した小袋状包装体の多数を
連接してなり、かつこれらの通気性表面を1本の非通気
性テープで剥離可能に弱く接着してなる長尺の帯状体か
ら、該テープを剥離させるための装置であって、垂直面
に形成された基台の前面に、一対のブレーキロールとそ
の下方に設けられた一対の送りロールを有し、該テープ
付き帯状体を下方向に各小袋状包装体毎に間欠的に送り
出す供給機構、該ブレーキロールと該送りロールの間に
て該テープ付き帯状体のテープ側に当接し、該テープ付
き帯状体からテープを引き剥すためのガイドプレート、
及び該ガイドプレートにより引き剥されたテープに常時
一定の引張力を付与するとともに、引き剥されたテープ
を巻取る巻取ロールからなるテープ剥離装置が提供され
る。
【0010】本発明では、内部に薬剤を収容した小袋状
包装体を多数連接したものであって、その通気性表面部
を非通気性テープで剥離可能に弱く接着した長尺の帯状
体における該非通気性テープが剥離すべき対象となる。
【0011】各小袋状包装体に収容する薬剤は、ガス吸
収性又はガス発生性のものである。ガス吸収性のもの
は、酸素、湿気、臭気、炭酸ガス又は有害ガス(たとえ
ば硫化水素、亜硫酸ガスなど)などの物品保存に好まし
くないガス成分に対して吸着ないし吸収作用を持った物
質であり、従来公知の種々の物質が包含される。たとえ
ば、このようなものとしては、脱酸素のために、鉄粉、
ハイドロサルファイトなどの各種脱酸素剤、脱湿又は乾
燥のために、シリカゲル、ゼオライト、活性白土、五酸
化リン、酸化カルシウム、酸化カリウム、酸化アルミニ
ウム、無水硫酸カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化
カリウム、水酸化ナトリウム、塩化カルシウムなどがあ
り、脱臭のために、活性炭、ゼオライト、活性白土、ベ
ントナイト、ケイソウ土、イオン交換樹脂などがあり、
また硫化水素、亜硫酸ガス、炭酸ガスなどの酸性ガスを
吸着するために、アルカリ性物質、たとえば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸
化カルシウム、酸化マグネシウムなどの金属の水酸化物
及び酸化物、エチレンガス吸収のために、ゼオライトな
どがある。ガス発生性のものは、物品保存のために好ま
しいガスを発生する物質であり、殺菌効果や静菌効果を
持つ物質、例えば、エタノール、二酸化塩素含有物(安
定化二酸化塩素、亜塩素酸塩溶液等)、塩素含有物(次
亜塩素酸塩及びその溶液、塩素水等)、ソルビン酸のエ
タノール溶液、イソチオシアン酸エステル又はその溶
液、ヒノキチオール又はその溶液等が挙げられる。
【0012】ガス吸収性又はガス発生性薬剤が液体であ
る場合、この液体は、これを多孔性物質に含浸させた
り、樹脂を用いてカプセル化物にしたり等して、取扱い
やすい固体状にして包装材料で被包する。多孔性物質と
しては、活性炭、シリカ、アルミナ、ゼオライト、ケイ
ソウ土等の各種のものが挙げられる。ガス吸収性又はガ
ス発生性薬剤が固体の場合には、そのままあるいは充填
剤と混合して包装材料で被包する。
【0013】各小袋状包装体は通気性表面部を有する通
気性包装材料からなり、その通気性包装材料としては、
紙、不織布、有孔プラスチックフィルム、有孔プラスチ
ックフィルムと紙や不織布との積層接着体その表面の一
部のみが通気性面に形成されたフィルム等の従来公知の
ものを用いることができる。また、この通気性包装材料
は、2枚の通気性プラスチックフィルムを紙を介して積
層した積層フィルムや、2枚の通気性フィルムを接着す
ることなく、単に重ねただけの積層フィルムであること
ができる。この通気性包装材料は、その裏面に熱溶融性
樹脂層を設けて、ヒートシール性包装材料の形で一般的
に用いられる。
【0014】非通気性テープとしては、アルミ箔や、銅
箔等の金属フィルムの他、各種のプラスチックフィルム
の裏面に感圧粘着剤層を形成したものが用いられる。
【0015】
【実施例】以下本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例のテープ剥離装置の構成を
模式的に示す正面図、図2は左側面図である。図中Aは
長尺状のテープ付き帯状体で、表面の一部が通気性表面
に形成され、内部にガスを吸収又は発生する薬剤を収容
した小袋状包装体の多数を連接した帯状体aの該通気性
表面に1本の長尺の非通気性テープbが該帯状体aの片
面のほぼ中央に剥離可能に弱く接着されている。1は垂
直に立成された装置基台であり、該基台1の正面に、上
方から下方に向けて順次、テープ付き帯状体導入用のガ
イドロール2、このテープ付き帯状体Aを挟んで左右一
対のブレーキロール3,3、テープ付き帯状体Aからテ
ープbを引き剥すガイドプレート4、テープを引き剥さ
れた帯状体aの各小袋状包装体位置をその厚みの監視に
より検出する厚み検知ロール5,5、左右一対の送りロ
ール6,6、帯状体aから各小袋状包装体を1個ずつ切
断するカッター7とを順次設けた小袋状包装物形成機構
8と、前記ガイドプレート4により引き剥されたテープ
bを、ガイドプレート4に付設された取出ロール9から
2個1組の上部ガイドロール10,10、これら上部ガ
イドロール10,10にわたって設けられたダンサーロ
ール11を経て、基台1の頂部に支柱12を介して取付
けられた巻取ロール13で巻取るようにしたテープ巻取
機構14とが設置されている。
【0016】ここでガイドプレート4、ダンサーロール
11及び巻取ロール13についてさらに説明する。ガイ
ドプレート4は、例えば図3に示すように、1枚の金属
プレートをL字状に折曲して、基台1に取付板1′を介
して添当すべきプレート部15と、前方に突出する規制
片16とを形成し、プレート部15に取出ロール9を付
設するとともに、規制片16の下縁は図4に示すように
断面が丸みを帯びたくさび状のエッジ17に仕上げられ
ている。もちろん、ガイドプレート4は図示のものに限
定されるものではなく、テープ付き帯状体Aからテープ
bを剥離させるのに利用し得るものであれば、任意の構
造のものを用いることができる。
【0017】ダンサーロール11は、基台1に沿って立
設された案内レール18,18に係合して昇降可能の重
錘部材19に軸支されるとともに、案内レール18の上
位置には上位置検出センサー20と、さらにその上方に
過上昇検出センサー21が設けられており、同じく案内
レール18の下位置には下位置検出センサー22と、さ
らにその下方に過下降検出センサー23が設けられてい
る。
【0018】巻取ロール13は、引き剥されたテープb
を一定量ずつ定期的に巻取る。巻取ロール13による巻
取は、ダンサーロール11が下降し、所定の下位置に達
したことを下位置検出センサー22が検知した時に開始
され、その巻取力によりダンサーロール11が所定の上
位置に達したことを上位置検出センサー20が検出した
時に停止するようになっている。
【0019】次に、上記実施例の動作について説明す
る。先ず、テープ付き帯状体Aの装置へのセッティング
を次のようにして行う。テープ付き帯状体Aの先端部分
の非通気性テープbを手で一定の長さだけ剥し、テープ
付き帯状体Aをガイドロール2から導入し、ブレーキロ
ール3,3間、ガイドプレート4の部分を通し、テープ
bの剥離部分と非剥離部分の境目が図4に示す位置にく
るようにセットし、また、剥したテープbを取出しロー
ル9、ガイドロール10、ダンサーロール11、ガイド
ロール10を介して巻取ロール13に装架するととも
に、テープbが剥された帯状体aの一定長さの部分を厚
み検知ロール5,5、送りロール6,6を介して所定の
設定位置にその最先端がくるようにセットする。このと
き、ダンサーロール11は上位置にくるように位置調整
を行う。このセッティングにおいて、テープbは剥され
た帯状体aの長さが長すぎる場合には、適当な個数分の
小袋状包装体をカッター7或いはハサミ等で切断して、
手で容器に入れてもよい。また、あらかじめテープbを
テープ巻取機構14への装架分だけ帯状体aより長めに
しておいてもよいし、装架分とほぼ等しい長さの別のテ
ープと接合しておいてもよい。
【0020】セッティングの後、送りロール6,6は、
図示しないコンベア等からなる容器搬送手段が食品を充
填した容器を1個ずつ間欠的に当該装置の下方に送り込
むのと同期して、テープbが剥された帯状体aの小袋状
包装体を1個ずつ間欠的に下方のカッター7位置に送り
込む。この際、厚み検知ロール5,5は帯状体aの厚み
を監視し、厚みが薄くなった部分を節として検知する。
節から節までが1個分の小袋状包装体の長さに相当す
る。そして厚み検知ロール5,5が次の節を検知すると
図示しない制御手段は送りロール6,6の駆動を停止さ
せる。
【0021】この送り込みにより帯状体aが下方に引っ
張られるとき、ガイドプレート4の規制片16のエッジ
17はテープ付き帯状体Aのテープb側に当接してお
り、しかも既に引き剥されたテープbにはダンサーロー
ル11及び重錘部材19の自重により常に一定の引張力
が斜め上方向に加えられているため、この引張力の垂直
方向成分がエッジ17を支点として剥離力として作用す
る。このため、帯状体aの送り込みにしたがい、テープ
bが徐々に引き剥され、その引き剥された長さ分だけダ
ンサーロール11は下降する。このとき、引張力が弱す
ぎるとテープbの剥離が良好に行われず、テープbが十
分に剥離されないまま下方に送り込まれ、また剥離力が
強すぎるとテープbが切断したり、テープbが余分に剥
離されたりするため、ダンサーロール11及び重錘部材
19の重量を調整して適正な引張力が印加されるように
する。
【0022】一方、テープbが引き剥された帯状体aは
送りロール6,6により下方に送り込まれ、その1個分
の小袋状包装体の節のところでカッター7により切断さ
れ、食品等を充填した容器内に入れられる。
【0023】ダンサーロール11の上位置から下位置に
相当する長さ分だけテープbが引き剥されるまで、上記
と同様の動作が行なわれ、ダンサーロール11は引き剥
されたテープの長さだけ下降する。ダンサーロール11
が下降して下位置に達すると、下位置検出センサー22
がそれを検出し、その検出信号に基づき図示しない制御
手段の制御により巻取ロール13を回転駆動させ、テー
プbを巻取るとともに、この巻取力によりダンサーロー
ル11が上昇する。ダンサーロール11が上昇して上位
置に達すると、それを上位置検出センサー20がそれを
検出し、その検出信号に基づき図示しない制御手段の制
御により巻取ロール13の回転駆動を停止する。
【0024】以上の動作を繰り返すことにより、テープ
bが小袋状包装体の容器への供給直前に順次自動的に剥
離可能となる。
【0025】なお、何らかの故障によりダンサーロール
11が所定の上限位置又は下限位置を越えたときには過
上昇検出センサー21或いは過下降検出センサー23が
それを検出し、その検出信号に基づき直ちに装置全体が
停止するようになっている。
【0026】以上本発明の一実施例を述べたが、本発明
によれば、テープ巻取機構としてダンサーロール11を
利用した機構の代わりに、巻取ロール13自身のトルク
により常に引張力をテープbに印加し、テープbが引き
剥された際にはその分だけテープbを巻取る機構を採用
することもできる。この場合、巻取ロール13として
は、テープbの剥離に適正な引張力を付与できるような
トルクを持つものを選定する。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、小袋状包装体の多数を連接したテープ付き帯状体
から各小袋状包装体を切断して容器に供給する直前に、
テープを各小袋状包装体毎に順次自動的に引き剥すこと
のできる装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテープ剥離装置の構造を示
す正面図である。
【図2】図1の装置の左側面図である。
【図3】ガイドプレートを示す斜視図である。
【図4】ガイドプレートの規制片の作用を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 基台 3,3ブレーキロ
ール 4 ガイドプレート 5,5 厚み検知
ロール 6,6 送りロール 7 カッター 8 小袋状包装物形成機構 9 取出ロール 10,10 上部ガイドロール 11 ダンサーロ
ール 13 巻取ロール 16 規制片 20 上位置検知センサー 22 下位置検知
センサー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の一部が通気性表面に形成され、内
    部にガスを吸収又は発生する薬剤を収容した小袋状包装
    体の多数を連接してなり、かつこれらの通気性表面を1
    本の非通気性テープで剥離可能に弱く接着してなる長尺
    の帯状体から、該テープを剥離させるための装置であっ
    て、 垂直面に形成された基台の前面に、一対のブレーキロー
    ルとその下方に設けられた一対の送りロールを有し、該
    テープ付き帯状体を下方向に各小袋状包装体毎に間欠的
    に送り出す供給機構、 該ブレーキロールと該送りロールとの間にて該テープ付
    き帯状体のテープ側に当接し、該テープ付き帯状体から
    テープを引き剥すためのガイドプレート、 該ガイドプレートにより引き剥されたテープに常時一定
    の引張力を付与するダンサーロール、及び引き剥された
    テープを該ダンサーロールを介して一定の巻取量だけ定
    期的に巻取る巻取ロールからなるテープ剥離装置。
  2. 【請求項2】 該ダンサーロールは、テープが剥れる際
    は自重により下降し、テープ巻取時は該巻取ロールによ
    る巻取力により上昇するように構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のテープ剥離装置。
  3. 【請求項3】 該ダンサーロールの上昇及び下降の動作
    を監視するための上位置検出センサー及び下位置検出セ
    ンサーが設置され、これらの監視結果に基づき該巻取ロ
    ールの駆動を制御することを特徴とする請求項2に記載
    のテープ剥離装置。
  4. 【請求項4】 表面の一部が通気性表面に形成され、内
    部にガスを吸収又は発生する薬剤を収容した小袋状包装
    体の多数を連接してなり、かつこれらの通気性表面を1
    本の非通気性テープで剥離可能に弱く接着してなる長尺
    の帯状体から、該テープを剥離させるための装置であっ
    て、 垂直面に形成された基台の前面に、一対のブレーキロー
    ルとその下方に設けられた一対の送りロールを有し、該
    テープ付き帯状体を下方向に各小袋状包装体毎に間欠的
    に送り出す供給機構、 該ブレーキロールと該送りロールとの間にて該テープ付
    き帯状体のテープ側に当接し、該テープ付き帯状体から
    テープを引き剥すためのガイドプレート、及び該ガイド
    プレートにより引き剥されたテープに常時一定の引張力
    を付与するとともに、引き剥されたテープを巻取る巻取
    ロールからなるテープ剥離装置。
  5. 【請求項5】 該ガイドプレートは、基台前面に突出す
    る垂直断面を有する規制片を備え、該規制片の下縁は断
    面が若干の丸みを帯びたくさび状エッジに形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載
    のテープ剥離装置。
JP32266892A 1992-11-06 1992-11-06 テープ剥離装置 Expired - Fee Related JP3286698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32266892A JP3286698B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 テープ剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32266892A JP3286698B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 テープ剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06144693A JPH06144693A (ja) 1994-05-24
JP3286698B2 true JP3286698B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=18146276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32266892A Expired - Fee Related JP3286698B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 テープ剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3286698B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056407A (en) * 1996-12-18 2000-05-02 Seiko Epson Corporation Projection display device
CN113879893B (zh) * 2021-09-24 2022-08-26 浙江大学 一种成型机钢丝包布带束层导开装置及张力控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06144693A (ja) 1994-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2561310C (en) Active film adhered to flexible packages and method thereof
EP0257892B1 (en) Package with freshness keeping agent sack
US4485133A (en) Oxygen absorbent packaging
EP1084066A1 (en) Carbon dioxide atmosphere modifiers for packaging
JPS6247495B2 (ja)
JP3286698B2 (ja) テープ剥離装置
EP0368632A2 (en) Oxygen-absorber accommodation parcel
JP3092193B2 (ja) 薬剤包装体、その供給方法及びその供給装置
EP0454437A1 (en) Oxygen absorbent composition and method of preserving article with same
JP2004244036A (ja) 品質保持剤包装体
JP2565761B2 (ja) 脱酸素剤封入包装装置
JP3409089B2 (ja) ガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造方法及び製造装置
JP3273470B2 (ja) ガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造方法及び薬剤包装体の供給方法
JP4524825B2 (ja) 貼着装置
GB2582660A (en) A label for affecting the surrounding environment or micro climate within a package
JP3651719B2 (ja) 品質保持方法
JP2564282Y2 (ja) 検知剤付き小袋の製造装置
JP2002002631A (ja) 貼着装置及び貼着方法
JPH04268085A (ja) 被酸化性粉体の保存方法
JP2001130506A (ja) シート包装体の製造装置
JPH0716995A (ja) 防かび性包材
JPH08282740A (ja) 脱酸素用複合包装袋
JPH11208609A (ja) 物品を充填包装する方法および装置
JP3048827U (ja) 脱酸素剤複合連続包装体の製造装置
JPH03221114A (ja) 鮮度保持剤の包装方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees