JP3409089B2 - ガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

ガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造方法及び製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスを吸収又は発生する
薬剤包装体の製造方法及び製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、鉄粉やハイドロサル
ファイトのような酸素を吸収する脱酸素剤、シリカゲル
や生石灰(CaO)のような吸湿剤、エタノールを充填剤に
吸着させたエタノール発生剤等のガスを吸収又は発生す
る薬剤を通気性包装材料で包装したものは知られてい
る。このような通気性包装材料からなる包装体は、いず
れも、これを大気中にそのまま放置すると、その内部の
薬剤が大気中の酸素や水分と反応したり、あるいは内部
に封入したガス発生剤が大気中に放散してその効力を徐
々に喪失して行くという特性を有している。このような
薬剤包装体は、前記したように、そのままの形でガス吸
収反応やガス発生作用を行うものであることから、その
保存及び包装容器に対する供給作業に著しい困難が伴っ
た。すなわち、この包装体を保存するには、完全気密性
の密封容器に保存することが必要であり、また、包装容
器に供給するには迅速に行うことが必要である。殊に、
従来の包装体の場合、その多数をあらかじめ自動供給装
置に装填し、この供給装置により、物品の入った包装容
器に連続的に順次充填しようとすると、その包装体のガ
ス吸収能やガス発生能は、最初のものと最後のものとで
は、相当の差異が生じてしまい、最後の方の包装体はそ
のガス吸収能やガス発生能が著しく損失されたものとな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の薬剤
包装体に見られる前記問題点を解決し、内部に封入した
薬剤のガス吸収能やガス発生能の損失を防止した薬剤包
装体の製造方法及び製造装置を提供することをその課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。
【0005】即ち、本発明によれば、表面の少なくとも
一部が通気性部に形成され、内部にガスを吸収又は発生
する薬剤を収容した小袋状包装体の多数を連接してな
り、かつこれらの通気性部に非通気性フィルムを剥離可
能に弱く接着した長尺帯状体のガスを吸収又は発生する
薬剤包装体の製造方法であって、(i)表面の少なくとも
一部に通気性部を有する包装材料の該通気性部に、少な
くとも裏面層が熱軟化性樹脂又は熱溶融性樹脂で形成さ
れた熱接着性非通気性フィルムを重ね合わせる積層工
程、(ii)該包装材料と該フィルムの積層体を該フィルム
側から加熱する加熱工程、(iii)該加熱工程を経た積層
体を圧着させる圧着工程、(iv)該圧着工程で得られた全
体的に非通気性の積層体を非通気性製袋材料の少なくと
も一部として用い、開口部を有する袋体に形成する袋体
形成工程、(v)該袋体の開口部を通してガスを吸収又は
発生する薬剤を充填する薬剤充填工程、(vi)該薬剤を充
填した袋体の開口部を密閉する密閉工程からなるガスを
吸収又は発生する薬剤包装体の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、表面の少なくとも一部が通気性
部に形成され、内部にガスを吸収又は発生する薬剤を収
容した小袋状包装体の多数を連接してなり、かつこれら
の通気性部に非通気性フィルムを剥離可能に弱く接着し
た長尺帯状体のガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製
造装置であって、(a)表面の少なくとも一部に通気性部
を有する包装材料の該通気性部に、少なくとも裏面層が
熱軟化性樹脂又は熱溶融性樹脂で形成された熱接着性非
通気性フィルムを重ね合わせる積層手段、(b)該包装材
料と該フィルムの積層体を加熱する加熱部材、(c)該加
熱部材で加熱された積層体を圧着させる圧着ロール、
(d)該圧着ロールで得られた全体的に非通気性の積層体
を非通気性製袋材料の少なくとも一部として用い、開口
部を有する袋体に形成する袋体形成手段、(e)該袋体の
開口部を通してガスを吸収又は発生する薬剤を充填する
薬剤充填手段、(f)該薬剤を充填した袋体の開口部を密
閉する密閉手段からなるガスを吸収又は発生する薬剤包
装体の製造装置が提供される。
【0006】本発明において包装の対象とする薬剤は、
ガス吸収性又はガス発生性のものである。ガス吸収性の
ものは、酸素、湿気、臭気、炭酸ガス又は有害ガス(た
とえば硫化水素、亜硫酸ガスなど)などの物品保存に好
ましくないガス成分に対して吸着ないし吸収作用を持っ
た物質であり、従来公知の種々の物質が包含される。た
とえば、このようなものとしては、脱酸素のために、鉄
粉、ハイドロサルファイトなどの各種脱酸素剤、脱湿又
は乾燥のために、シリカゲル、ゼオライト、活性白土、
五酸化リン、酸化カルシウム、酸化カリウム、酸化アル
ミニウム、無水硫酸カルシウム、酸化マグネシウム、水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム、塩化カルシウムなど
があり、脱臭のために、活性炭、ゼオライト、活性白
土、ベントナイト、ケイソウ土、イオン交換樹脂などが
あり、また硫化水素、亜硫酸ガス、炭酸ガスなどの酸性
ガスを吸着するために、アルカリ性物質、たとえば、水
酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウ
ム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムなどの金属の水
酸化物及び酸化物、エチレンガス吸収のために、ゼオラ
イトなどがある。ガス発生性のものは、物品保存のため
に好ましいガスを発生する物質であり、殺菌効果や制菌
効果を持つ物質、例えば、エタノール、二酸化塩素含有
物(安定化二酸化塩素、亜塩素酸塩溶液等)、塩素含有物
(次亜塩素酸塩及びその溶液、塩素水等)、ソルビン酸の
エタノール溶液、イソチオシアン酸エステル又はその溶
液、ヒノキチオール又はその溶液等が挙げられる。
【0007】本発明において、ガス吸収性又はガス発生
性薬剤が液体である場合、この液体は、これを多孔性物
質に含浸させたり、樹脂を用いてカプセル化物にしたり
等して、取扱いやすい固体状にして包装材料で被包す
る。多孔性物質としては、活性炭、シリカ、アルミナ、
ゼオライト、ケイソウ土等の各種のものが挙げられる。
ガス吸収性又はガス発生性薬剤が固体の場合には、その
ままあるいは充填剤と混合して包装材料で被包する。
【0008】本発明で用いる通気性包装材料としては、
紙、不織布、有孔プラスチックフィルム、有孔プラスチ
ックフィルムと紙や不織布との積層接着体、その表面の
一部のみが通気性面に形成されたフィルム等の従来公知
のものを用いることができる。通気性フィルムとして
は、特に、ポリエステル、ポリアミド(ナイロン)、ポ
リプロピレン等の耐熱性の良いものの使用が好ましい。
プラスチックフィルムに孔を複数個穿設したものを用い
る場合、その孔径は小さいことが好ましく、2mm以下
が適当である。また、通気性包装材料は、2枚の通気性
プラスチックフィルムを紙を介して積層した積層フィル
ムや、2枚の通気性フィルムを接着することなく、単に
重ねただけの積層フィルムであることができる。この通
気性包装材料は、その裏面に熱軟化性樹脂層又は熱溶融
性樹脂層を設けて、熱接着可能な包装材料の形で一般的
に用いられる。
【0009】非通気性フィルムとしては、アルミ箔や、
銅箔等の金属フィルムの他、各種のプラスチックフィル
ムの裏面に熱軟化性樹脂又は熱溶融性樹脂からなるフィ
ルム層若しくはコーティング層を形成した熱接着性非通
気性フィルム、或いは全体が熱軟化性樹脂又は熱溶融性
樹脂からなる熱接着性非通気性フィルムが用いられる。
非通気性フィルムとしては、特に、ポリエステルフィル
ムや、ポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルムの
裏面に、熱溶融性又は熱軟化性の樹脂からなるフィルム
層やコーティング層を接着層として形成したものを好ま
しく用いることができる。本発明では、この非通気性フ
ィルムは、前記した通気性包装材料の表面に剥離可能に
弱く接着させるが、このためには、圧着ロールの圧着力
を弱く調整する方法、樹脂フィルムや樹脂コーティング
層を形成する樹脂中に離型剤を混入する方法、通気性包
装材料の表面にあらかじめ離型剤層を形成する方法等を
採用することができる。
【0010】次に、図面を参照して本発明を更に具体的
に説明する。図1は本発明によるガスを吸収又は発生す
る薬剤包装体の製造装置の一例の要部を模式的に示す図
である。図中1は通気性部を有する長尺の通気性包装材
料2を巻回した巻ロール、3は長尺の非通気性フィルム
4を巻回した巻ロールであり、両方ともブレーキロール
で構成されるのが好ましい。5a〜5gは包装材料2の
ガイドロールであり、6a〜6cはフィルム4のガイド
ロールである。これらのガイドロールのうち5gと6c
は、包装材料2とフィルム4とを重ね合わせる積層機構
を構成している。包装材料2とフィルム4を積層する場
合、包装材料の表面とフィルム4の裏面が接触するよう
に積層させる。7及び8はそれぞれ供給すべき包装材料
2及びフィルム4がなくなったことを検出するセンサー
である。これらセンサー7、8が包装材料2或いはフィ
ルム4がなくなったことを検出すると、装置全体が動作
を停止し、包装材料或いはフィルムの交換が行えるよう
になっている。また、図1において10は加熱機構、2
0は圧着ロールであり、図2にその部分を拡大して斜視
図にて示す。加熱機構10は、図2に明らかなようにフ
ィルム4の幅より十分広い幅の加熱面11を持つブロッ
ク状の金属加熱体12からなる。ここで加熱方法として
は通常の電気による抵抗加熱法が用いられる。金属加熱
体12は例えばエアーアクチュエータを用いた上下動機
構13により、加熱位置(図3の(b))と非加熱位置
(図3の(a))との間を上下動可能となっている。包
装材料2及びフィルム4を挟んで金属加熱体12の反対
側にはテフロン等の耐熱性材料からなる規制部材14が
固定配置されている。加熱機構10の後段には、圧着ロ
ール20が配置されるが、この圧着ロール20は例えば
ステンレス鋼等の金属製材料からなる第1のロール21
とテフロン等の耐熱性の非金属材料からなる第2のロー
ル22から構成されている。
【0011】圧着ロール20の後段には、図示はしてい
ないが、包装材料2の表面の通気性部にフィルム4を圧
着した全体的に非通気性の積層体30を非通気性製袋材
料の少なくとも一部として用い、開口部を有する袋体に
形成する袋体形成機構、袋体の開口部を通してガスを吸
収又は発生する薬剤を充填する薬剤充填機構及び薬剤を
充填した袋体の開口部を密閉する密閉機構が配置され
る。これらの各機構は、慣用の自動充填機に使用されて
いるものと同様なもので構成することができる。
【0012】次に、通気性包装材料として裏面に熱溶融
性樹脂層或いは熱軟化性樹脂層を設けた熱接着性包装材
料を用い、上記構成の装置により、ガスを吸収又は発生
する薬剤包装体を製造する方法について説明する。巻ロ
ール1から繰り出された通気性部を有する通気性包装材
料2はガイドロール5a〜5gにガイドされ、また巻ロ
ール3から繰り出された非通気性フィルム4もガイドロ
ール6a〜6cにガイドされ、両者はガイドロール5g
及び6cにより重ね合わされる。このとき、包装材料2
の表面(図中下面)の通気性部に下方からフィルム4が
重ね合わされる。当該装置の作動時には、金属加熱体1
2は上下動機構13により図3の(b)の位置となり、
金属加熱体12と規制部材14との間には、包装材料2
及びフィルム4が通過する際に若干の遊びができるよう
な間隙が形成される。ガイドロール5g及び6cにより
突き合わされた包装材料2及び粘着フィルム4は上記間
隙を通過する間に、金属加熱体12により適当な温度ま
で加熱される。加熱後、包装材料2及びフィルム4は圧
着ロール20間に送られ、該圧着ロール20により包装
材料2の通気性部にフィルム4が連続的に圧着され、全
体的に非通気性の積層体30(図4参照)が得られる。
【0013】圧着ロール20で全体的に非通気性とされ
た積層体30は、後段の袋体形成機構(図示せず)によ
り、図4の一点鎖線を中心として折り曲げられ、開口部
を有する袋体に製袋され、次に薬剤充填機構(図示せ
ず)により、その袋体の中にガスを吸収又は発生する薬
剤が開口部を通して充填され、さらに密閉機構(図示せ
ず)により、袋体の開口部が密閉される。以上のように
して、図5に示す構造の小袋状包装体を多数連接してな
りこれらの通気性部に非通気性フィルムを剥離可能に弱
く接着した長尺帯状体のガスを吸収又は発生する薬剤包
装体が得られる。図5においてAは1個分の小袋状包装
体、Fは薬剤、Cはシール面を示す。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、通気性包装材料の通気
性部に熱接着性非通気性フィルムを重ね合わせた状態で
加熱した後、圧着させるようにしたので、非通気性フィ
ルムを容易に通気性包装材料に対し剥離可能に弱く接着
することが可能となる。また、本発明によれば、薬剤を
収容する小袋状包装体を多数連接した帯状体を製造する
現場において、圧着工程、製袋工程、薬剤充填工程、密
閉工程を含む全工程を、1つの装置で自動的に行わせる
ことが可能となる。また、本発明で得られる薬剤包装体
は、薬剤を包装する包装材料の通気性表面部が非通気性
フィルムで被覆されているため、その包装体の内部と外
部とは、実質的に遮断されたものである。従って、外気
が包装体内に浸入するようなことはなく、また、内部の
薬剤蒸気が外部に逃散するようなこともなく、この状態
に保持する限り、薬剤のガス吸収能やガス発生能の損失
は防止される。そして、この包装体は、その使用に際
し、その非通気性フィルムを包装体表面上方に引張り、
包装体表面から剥離させることにより、その包装体の内
部と外部とを連通させることができ、これによって被包
された薬剤によるガス吸収やガス発生が開始される。本
発明で得られる薬剤包装体は、その内部に封入した薬剤
の作用を利用して各種の分野、特に食品分野に広く利用
されるが、本発明で得られる包装体は、前記したよう
に、その非通気性フィルムを剥離しない限り、内部に封
入した薬剤を安定に保持することができるので、取扱い
性、保存性及び供給性において非常にすぐれたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による薬剤包装体の製造装置の構成例を
示す側面図である。
【図2】図1の加熱機構及び圧着ロールを拡大して示す
斜視図である。
【図3】(a)は加熱機構の非加熱時の状態、(b)は
加熱機構の加熱時の状態を示す側面図である。
【図4】圧着ロールで全体的に非通気性とされた包装材
料の一部を示す平面図である。
【図5】本発明により得られる多数の小袋状包装体を連
接した帯状体を示す側断面図である。
【符号の説明】
1、3 巻ロール 2 通気性包装材料 4 非通気性フィルム 5a〜5g、6a〜6c
ガイドロール 7、8 センサー 10 加熱機構 11 加熱面 12 金属加熱体 13 上下動機構 14 規制部材 20 圧着ロール 21 金属ロール 22 非金属ロール 30 積層体 A 小袋状包装体 C シール面 F 薬剤

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の少なくとも一部が通気性部に形成
    され、内部にガスを吸収又は発生する薬剤を収容した小
    袋状包装体の多数を連接してなり、かつこれらの通気性
    部に非通気性フィルムを剥離可能に弱く接着した長尺帯
    状体のガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造方法で
    あって、 (i)表面の少なくとも一部に通気性部を有する包装材料
    の該通気性部に、少なくとも裏面層が熱軟化性樹脂又は
    熱溶融性樹脂で形成された熱接着性非通気性フィルムを
    重ね合わせる積層工程、 (ii)該包装材料と該フィルムの積層体を該フィルム側か
    ら加熱する加熱工程、 (iii)該加熱工程を経た積層体を圧着させる圧着工程、 (iv)該圧着工程で得られた全体的に非通気性の積層体を
    非通気性製袋材料の少なくとも一部として用い、開口部
    を有する袋体に形成する袋体形成工程、 (v)該袋体の開口部を通してガスを吸収又は発生する薬
    剤を充填する薬剤充填工程、 (vi)該薬剤を充填した袋体の開口部を密閉する密閉工程
    からなるガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 表面の少なくとも一部が通気性部に形成
    され、内部にガスを吸収又は発生する薬剤を収容した小
    袋状包装体の多数を連接してなり、かつこれらの通気性
    部に非通気性フィルムを剥離可能に弱く接着した長尺帯
    状体のガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造装置で
    あって、 (a)表面の少なくとも一部に通気性部を有する包装材料
    の該通気性部に、少なくとも裏面層が熱軟化性樹脂又は
    熱溶融性樹脂で形成された熱接着性非通気性フィルムを
    重ね合わせる積層手段、 (b)該包装材料と該フィルムの積層体を加熱する加熱部
    材、 (c)該加熱部材で加熱された積層体を圧着させる圧着ロ
    ール、 (d)該圧着ロールで得られた全体的に非通気性の積層体
    を非通気性製袋材料の少なくとも一部として用い、開口
    部を有する袋体に形成する袋体形成手段、 (e)該袋体の開口部を通してガスを吸収又は発生する薬
    剤を充填する薬剤充填手段、 (f)該薬剤を充填した袋体の開口部を密閉する密閉手段
    からなるガスを吸収又は発生する薬剤包装体の製造装
    置。
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