JPH0716995A - 防かび性包材 - Google Patents
防かび性包材Info
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- JPH0716995A JPH0716995A JP21787893A JP21787893A JPH0716995A JP H0716995 A JPH0716995 A JP H0716995A JP 21787893 A JP21787893 A JP 21787893A JP 21787893 A JP21787893 A JP 21787893A JP H0716995 A JPH0716995 A JP H0716995A
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- film
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 防かび性を有する包材の提供。
【構 成】 ガス不透過性フィルムの一面に、亜
塩素酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土金属塩の0.
05〜20重量%の水溶液を担持させた吸着担体を含む
樹脂層を形成させ、その上にガス透過性フィルムを積層
させてなるフィルムを用いて、そのガス透過性フィルム
面が内面になるように配置したことを特徴とする防かび
性包材。 【効 果】 食品その他のかび発生を避けたい用
品の包装材料として用いて、その防かび効果を発揮でき
る。
塩素酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土金属塩の0.
05〜20重量%の水溶液を担持させた吸着担体を含む
樹脂層を形成させ、その上にガス透過性フィルムを積層
させてなるフィルムを用いて、そのガス透過性フィルム
面が内面になるように配置したことを特徴とする防かび
性包材。 【効 果】 食品その他のかび発生を避けたい用
品の包装材料として用いて、その防かび効果を発揮でき
る。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、防かび能をもった包材
に関し、とくに食品などの包装袋に防かび性を付与する
に適した包材に関する。
に関し、とくに食品などの包装袋に防かび性を付与する
に適した包材に関する。
【従来の技術とその問題点】従来、食品の防腐防かびを
達成するためには、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安
息香酸のアルキルエステル類などの合成保存料を食品に
添加することが広く行われている。また、湿度を下げる
ことによって防かび性を向上させるために生石灰などの
吸湿剤を封入した袋を食品包装中に入れることや、酸素
吸収剤を入れてかびの生育を防止することも行われてい
る。最近では、ワサビやカラシなどからの抽出物である
カラシ油を主成分とした糊層をシートやラベルに形成さ
せて、これを食品の包装袋内に入れて用いる試みもなさ
れている。さらに、セラミックに銀を担持させた抗菌剤
を樹脂中にねり込んでフィルムにした抗菌姓フィルムも
包材として提案されていることも公知である。しかし
て、これらの従来技術は、まず合成保存料を食品に添加
する方法は、健康上使用量の制限が定めてあるため防腐
防かびの面では十分でなく、合成保存料の添加自体も健
康保持上決して好ましいものではない。吸湿剤や酸素吸
収剤も防腐防かびに直接的効果をもつものではないから
その効果も限度があった。カラシ油を主成分とするシー
ト製剤も上述の吸湿剤などにくらべると改良されたもの
ゝ、従来のワサビやカラシとしての効果を超えるもので
なく、その効果は十分なものではないことが指摘されて
いる。またセラミックに銀を担持させた抗菌剤をねりこ
んだフィルム包材は、その接触面における抗菌性はある
ものゝ、包装体内空間全体を防かび性にする効果はもち
得ない。一方、押入れなどの防かびの目的で塩化カルシ
ウムを使用した除湿剤が市販されていることも公知であ
るが、この種の除湿剤は、除湿することによってかびの
生育を防ぐ効果しかもち得ず、積極的に防かび能を発揮
するものではなかった。すなわち、比較的密閉度の高い
押入れなどの収納庫に有効な防かびシートや包装材料に
ついても、上記の食品用と同様に有効な市販品は上市さ
れていないのが現状である。亜塩素酸塩が徐々に二酸化
塩素を発生し、酸化作用、殺菌作用を発揮することは公
知であり、これを他の粉末と混合して希釈し、さらに酸
性化合物を添加して二酸化塩素を発生させ消臭や殺菌の
用途に用いる試みは、例えば特開昭60−103003
号公報、仝昭63−246304号公報、仝昭64−3
4904号公報、仝平2−14509号公報、仝平3−
164402号公報および仝平3−285801号公報
などで公知である。また、亜塩素酸塩を担体に吸着させ
るか、他の粉末でうすめるだけで二酸化塩素発生剤をと
くに添加しないで用いることも特開昭60−16130
7号公報、仝昭61−234930号公報、仝昭63−
130136号公報、仝昭64−71804号公報およ
び仝平2−38301号公報などで公知の技術である。
ところが、これらの亜塩素酸塩を使用する公知技術のう
ち、酸性化合物を添加して二酸化塩素を発生させる技術
は、例えば、特開昭64−34904号公報明細書中の
指摘を待つまでもなく、ガス発生のコントロールが事実
上むづかしい欠点があり長期間にわたって防かび性を発
揮させる用途には用いることができない。また、二酸化
塩素発生剤を加えない他の公知技術も、粉末または顆粒
状の状態であるため袋や容器に収納して使用する用途に
しか利用できない。従って、亜塩素酸塩を使用したこれ
らの公知技術では、これを袋などの包材に適用して防か
び抗菌などの効果を発揮させるには至っていない。
達成するためには、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安
息香酸のアルキルエステル類などの合成保存料を食品に
添加することが広く行われている。また、湿度を下げる
ことによって防かび性を向上させるために生石灰などの
吸湿剤を封入した袋を食品包装中に入れることや、酸素
吸収剤を入れてかびの生育を防止することも行われてい
る。最近では、ワサビやカラシなどからの抽出物である
カラシ油を主成分とした糊層をシートやラベルに形成さ
せて、これを食品の包装袋内に入れて用いる試みもなさ
れている。さらに、セラミックに銀を担持させた抗菌剤
を樹脂中にねり込んでフィルムにした抗菌姓フィルムも
包材として提案されていることも公知である。しかし
て、これらの従来技術は、まず合成保存料を食品に添加
する方法は、健康上使用量の制限が定めてあるため防腐
防かびの面では十分でなく、合成保存料の添加自体も健
康保持上決して好ましいものではない。吸湿剤や酸素吸
収剤も防腐防かびに直接的効果をもつものではないから
その効果も限度があった。カラシ油を主成分とするシー
ト製剤も上述の吸湿剤などにくらべると改良されたもの
ゝ、従来のワサビやカラシとしての効果を超えるもので
なく、その効果は十分なものではないことが指摘されて
いる。またセラミックに銀を担持させた抗菌剤をねりこ
んだフィルム包材は、その接触面における抗菌性はある
ものゝ、包装体内空間全体を防かび性にする効果はもち
得ない。一方、押入れなどの防かびの目的で塩化カルシ
ウムを使用した除湿剤が市販されていることも公知であ
るが、この種の除湿剤は、除湿することによってかびの
生育を防ぐ効果しかもち得ず、積極的に防かび能を発揮
するものではなかった。すなわち、比較的密閉度の高い
押入れなどの収納庫に有効な防かびシートや包装材料に
ついても、上記の食品用と同様に有効な市販品は上市さ
れていないのが現状である。亜塩素酸塩が徐々に二酸化
塩素を発生し、酸化作用、殺菌作用を発揮することは公
知であり、これを他の粉末と混合して希釈し、さらに酸
性化合物を添加して二酸化塩素を発生させ消臭や殺菌の
用途に用いる試みは、例えば特開昭60−103003
号公報、仝昭63−246304号公報、仝昭64−3
4904号公報、仝平2−14509号公報、仝平3−
164402号公報および仝平3−285801号公報
などで公知である。また、亜塩素酸塩を担体に吸着させ
るか、他の粉末でうすめるだけで二酸化塩素発生剤をと
くに添加しないで用いることも特開昭60−16130
7号公報、仝昭61−234930号公報、仝昭63−
130136号公報、仝昭64−71804号公報およ
び仝平2−38301号公報などで公知の技術である。
ところが、これらの亜塩素酸塩を使用する公知技術のう
ち、酸性化合物を添加して二酸化塩素を発生させる技術
は、例えば、特開昭64−34904号公報明細書中の
指摘を待つまでもなく、ガス発生のコントロールが事実
上むづかしい欠点があり長期間にわたって防かび性を発
揮させる用途には用いることができない。また、二酸化
塩素発生剤を加えない他の公知技術も、粉末または顆粒
状の状態であるため袋や容器に収納して使用する用途に
しか利用できない。従って、亜塩素酸塩を使用したこれ
らの公知技術では、これを袋などの包材に適用して防か
び抗菌などの効果を発揮させるには至っていない。
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、上述の
現状に鑑み、多年にわたる二酸化塩素発生組成物の研究
の結果得られた知見をもとに、フィルムやシートに防か
び効果を付与させてこれを包材とする手段について鋭意
研究を重ねてきた結果、亜塩素酸とくに亜塩素酸ナトリ
ウムをアルカリ側に調整した水に特定濃度に溶解し、こ
れを中性乃至アルカリ性を示す粉末状吸着担体に担持さ
せた吸着物を、pHが中性以上アルカリ性を示す樹脂液
と混合して樹脂層をフィルム上に形成させれば、この層
からきわめて徐々に二酸化塩素が発生すること、しか
も、この樹脂層はガス不透過性の状態で密封しておけ
ば、一定の二酸化塩素、ガス濃度になればガスの発生が
抑制されてそれ以上の濃度にはならない現象があること
を見出した。さらに、この樹脂層をガス不透過性フィル
ムやシートの片面に形成させて、その上にガス透過性フ
ィルムを積層させれば、二酸化塩素ガスの発生を抑制し
てその徐放性に効果があることが明らかになって本発明
を完成したものである。すなわち、本発明は、ガス不透
過性フィルムの一面に亜塩素酸のアルカリ金属塩または
アルカリ土金属塩の0.05〜20重量%の水溶液を担
持させた吸着担体を含む樹脂層を形成させ、その上にガ
ス透過性フィルムを積層させてなるフィルムを用いて、
そのガス透過性フィルム面が内面になるように配置した
ことを特徴とする防かび性包材を要旨としている。
現状に鑑み、多年にわたる二酸化塩素発生組成物の研究
の結果得られた知見をもとに、フィルムやシートに防か
び効果を付与させてこれを包材とする手段について鋭意
研究を重ねてきた結果、亜塩素酸とくに亜塩素酸ナトリ
ウムをアルカリ側に調整した水に特定濃度に溶解し、こ
れを中性乃至アルカリ性を示す粉末状吸着担体に担持さ
せた吸着物を、pHが中性以上アルカリ性を示す樹脂液
と混合して樹脂層をフィルム上に形成させれば、この層
からきわめて徐々に二酸化塩素が発生すること、しか
も、この樹脂層はガス不透過性の状態で密封しておけ
ば、一定の二酸化塩素、ガス濃度になればガスの発生が
抑制されてそれ以上の濃度にはならない現象があること
を見出した。さらに、この樹脂層をガス不透過性フィル
ムやシートの片面に形成させて、その上にガス透過性フ
ィルムを積層させれば、二酸化塩素ガスの発生を抑制し
てその徐放性に効果があることが明らかになって本発明
を完成したものである。すなわち、本発明は、ガス不透
過性フィルムの一面に亜塩素酸のアルカリ金属塩または
アルカリ土金属塩の0.05〜20重量%の水溶液を担
持させた吸着担体を含む樹脂層を形成させ、その上にガ
ス透過性フィルムを積層させてなるフィルムを用いて、
そのガス透過性フィルム面が内面になるように配置した
ことを特徴とする防かび性包材を要旨としている。
【作 用】本発明の構成と作用とを説明する。本発明で
用いる亜塩素酸のアルカリ金属塩としては、亜塩素酸カ
リウム、亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸リチウム、アル
カリ土金属塩としては、亜塩素酸カルシウム、亜塩素酸
マグネシウム、亜塩素酸バリウムがあげられるが、この
うち亜塩素酸ナトリウムが好適に用いられる。本発明で
用いる亜塩素酸塩の0.05〜20.0重量%の水溶液
としては、亜塩素酸塩を脱イオン水または水道水で上記
濃度に調製したものであればよいが、好ましくは吸着担
体に担持させた後の保存安定性の点からpHを7.5〜
13.0に調整した水溶液が用いられる。pHの調整は
重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ性化
合物を用いればよいが、7.5〜13.0のpH緩衝液
を用いればより望ましい。亜塩素酸塩の0.05重量%
未満の水溶液を用いた場合、本発明包材の防かび性が劣
ることから、また、20重量%を超える水溶液は、吸着
担体に吸着担持させた後樹脂液と混合した場合、保存状
態によっては樹脂分のゲル化や異臭の発生が見られるこ
とがあり保存安定性に欠けることから本発明より除かれ
る。次に、本発明で用いる吸着担体としては、上記水溶
液を安定的に担持できる有機または無機の粉末状吸着担
体であればとくに制限はないが、好ましくは、5%水懸
濁液のpHが7.0以上であって自重量の20重量%以
上の吸液性をもった無機質吸着担体が用いられる。具体
的には、けい藻土、ゼオライト、炭酸カルシウム、シリ
カ、ケイ酸カルシウム、アルミナなどがあげられる。p
Hが酸性側の担体は、吸着物から二酸化塩素が発生しや
すくその保存性が劣るので単独での使用は不利である。
上記吸着担体を含む樹脂層を形成させるのに用いる樹脂
液としては、アクリル、アクリル・シリコン、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、塩化ビニル一酢酸ビニル共重合
物、塩素化ポリオレフィン、ウレタンなどの水系または
非水系の樹脂液があげられるがその選択は樹脂層を形成
させる対象フィルムやシートの材質によって行えばよ
い。樹脂液のpH(非水系は5%水懸濁液で測定)は、
形成された後の樹脂層からの二酸化塩素発生の徐放性の
点から7.0以上が好ましい。次に、各成分の量比と本
発明包材の製造法について述べると、まず、亜塩素酸塩
水溶液の吸着担体への吸着は液を担体へスプレーしなが
らかきまぜて吸着させる常法が用いられる。水溶液の担
体への担持量は本包材の使用寿命の点から20重量%以
上が好ましい。水溶液を担持させた吸着担体の樹脂液に
対する量比は吸着担体の5〜50重量%と樹脂固形分9
5〜50重量%の割合が好適に用いられ、この範囲外は
目的とする防かび性の不足やフィルムヘの接着力不足の
点から不利である。吸着担体を含む樹脂層をガス不透過
性のフィルム上に形成させるには、樹脂液中に吸着担体
を均一に分散させた後、ロールコーティング、スクリー
ン印刷コーティング、インジェクトプリンターなどの方
法で形成させればよく、その形成方法にはとくに制限は
ない。コーティングに際して、その適性を改良するため
に、消泡剤、レベリング剤、増粘剤などは常法に従って
任意に添加してよい。ガス不透過性フィルムとしては、
例えば二軸延伸ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロ
ン、ビニロン、セロハンなどの樹脂フィルムに塩化ビニ
リデン樹脂をコーティングしたフィルム、アルミ箔、ア
ルミ蒸着各種樹脂フィルム、塩化ビニリデンフィルムな
どの酸素透過度が0〜10(cc/m224hr)が好
適に用いられる。ガス半透過性フィルムとしては、例え
ば酸素透過度が100〜1,500の延伸ポリプロピレ
ンフィルムなどが用いられる。樹脂層の上に積層させる
ガス透過性フィルムとしては、二酸化塩素ガスを透過す
るけ質があればとくに制限はないが、酸素透過度が1,
000(cc/m224hr)以上のフィルムが好適に
用いられる。一般には低密度ポリエチレンフィルムや微
孔をあけた各種材質のフィルムが用いられる。なお、ガ
ス半透過性フィルムを用いた場合は、上記のガス透過性
フィルムとしては、該半透過性フィルムよりガス透過性
の大きいフィルム、好ましくは、1.5倍以上の透過性
を持ったフィルムの使用が望ましい。積層工程は、常法
の押出ラミネート法(樹脂ペレットの熱溶融法)、ドラ
イラミネート法(接着剤によるラミネート法)のいずれ
を用いてもよい。本発明包材は、樹脂層から二酸化塩素
が積層されたフィルムを通してきわめて徐々に包材内部
中へ揮散されて防かび抗菌作用を発揮するものであり、
しかも、一定ガス濃度になれば樹脂層からのガス発生が
抑制されることから包材内部がガス圧によって膨脹する
こともない。この作用は、除湿剤、酸素吸収剤、カラシ
油成分の抗菌製剤あるいは銀系の抗菌フィルムなどの従
来市販品では達成できなかった作用である。本発明包材
は、例えば、ガス透過性フィルム面が内面になるように
袋状に製袋した食品その他の防かび用包装体、シート状
のまゝ防かび性を要求される対象物の被覆用、あるいは
ガス不透過性フィルム面に離型紙付の粘着層を設けて、
ラベルとして別の包装体内への貼付用などに用いること
ができる。
用いる亜塩素酸のアルカリ金属塩としては、亜塩素酸カ
リウム、亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸リチウム、アル
カリ土金属塩としては、亜塩素酸カルシウム、亜塩素酸
マグネシウム、亜塩素酸バリウムがあげられるが、この
うち亜塩素酸ナトリウムが好適に用いられる。本発明で
用いる亜塩素酸塩の0.05〜20.0重量%の水溶液
としては、亜塩素酸塩を脱イオン水または水道水で上記
濃度に調製したものであればよいが、好ましくは吸着担
体に担持させた後の保存安定性の点からpHを7.5〜
13.0に調整した水溶液が用いられる。pHの調整は
重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ性化
合物を用いればよいが、7.5〜13.0のpH緩衝液
を用いればより望ましい。亜塩素酸塩の0.05重量%
未満の水溶液を用いた場合、本発明包材の防かび性が劣
ることから、また、20重量%を超える水溶液は、吸着
担体に吸着担持させた後樹脂液と混合した場合、保存状
態によっては樹脂分のゲル化や異臭の発生が見られるこ
とがあり保存安定性に欠けることから本発明より除かれ
る。次に、本発明で用いる吸着担体としては、上記水溶
液を安定的に担持できる有機または無機の粉末状吸着担
体であればとくに制限はないが、好ましくは、5%水懸
濁液のpHが7.0以上であって自重量の20重量%以
上の吸液性をもった無機質吸着担体が用いられる。具体
的には、けい藻土、ゼオライト、炭酸カルシウム、シリ
カ、ケイ酸カルシウム、アルミナなどがあげられる。p
Hが酸性側の担体は、吸着物から二酸化塩素が発生しや
すくその保存性が劣るので単独での使用は不利である。
上記吸着担体を含む樹脂層を形成させるのに用いる樹脂
液としては、アクリル、アクリル・シリコン、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、塩化ビニル一酢酸ビニル共重合
物、塩素化ポリオレフィン、ウレタンなどの水系または
非水系の樹脂液があげられるがその選択は樹脂層を形成
させる対象フィルムやシートの材質によって行えばよ
い。樹脂液のpH(非水系は5%水懸濁液で測定)は、
形成された後の樹脂層からの二酸化塩素発生の徐放性の
点から7.0以上が好ましい。次に、各成分の量比と本
発明包材の製造法について述べると、まず、亜塩素酸塩
水溶液の吸着担体への吸着は液を担体へスプレーしなが
らかきまぜて吸着させる常法が用いられる。水溶液の担
体への担持量は本包材の使用寿命の点から20重量%以
上が好ましい。水溶液を担持させた吸着担体の樹脂液に
対する量比は吸着担体の5〜50重量%と樹脂固形分9
5〜50重量%の割合が好適に用いられ、この範囲外は
目的とする防かび性の不足やフィルムヘの接着力不足の
点から不利である。吸着担体を含む樹脂層をガス不透過
性のフィルム上に形成させるには、樹脂液中に吸着担体
を均一に分散させた後、ロールコーティング、スクリー
ン印刷コーティング、インジェクトプリンターなどの方
法で形成させればよく、その形成方法にはとくに制限は
ない。コーティングに際して、その適性を改良するため
に、消泡剤、レベリング剤、増粘剤などは常法に従って
任意に添加してよい。ガス不透過性フィルムとしては、
例えば二軸延伸ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロ
ン、ビニロン、セロハンなどの樹脂フィルムに塩化ビニ
リデン樹脂をコーティングしたフィルム、アルミ箔、ア
ルミ蒸着各種樹脂フィルム、塩化ビニリデンフィルムな
どの酸素透過度が0〜10(cc/m224hr)が好
適に用いられる。ガス半透過性フィルムとしては、例え
ば酸素透過度が100〜1,500の延伸ポリプロピレ
ンフィルムなどが用いられる。樹脂層の上に積層させる
ガス透過性フィルムとしては、二酸化塩素ガスを透過す
るけ質があればとくに制限はないが、酸素透過度が1,
000(cc/m224hr)以上のフィルムが好適に
用いられる。一般には低密度ポリエチレンフィルムや微
孔をあけた各種材質のフィルムが用いられる。なお、ガ
ス半透過性フィルムを用いた場合は、上記のガス透過性
フィルムとしては、該半透過性フィルムよりガス透過性
の大きいフィルム、好ましくは、1.5倍以上の透過性
を持ったフィルムの使用が望ましい。積層工程は、常法
の押出ラミネート法(樹脂ペレットの熱溶融法)、ドラ
イラミネート法(接着剤によるラミネート法)のいずれ
を用いてもよい。本発明包材は、樹脂層から二酸化塩素
が積層されたフィルムを通してきわめて徐々に包材内部
中へ揮散されて防かび抗菌作用を発揮するものであり、
しかも、一定ガス濃度になれば樹脂層からのガス発生が
抑制されることから包材内部がガス圧によって膨脹する
こともない。この作用は、除湿剤、酸素吸収剤、カラシ
油成分の抗菌製剤あるいは銀系の抗菌フィルムなどの従
来市販品では達成できなかった作用である。本発明包材
は、例えば、ガス透過性フィルム面が内面になるように
袋状に製袋した食品その他の防かび用包装体、シート状
のまゝ防かび性を要求される対象物の被覆用、あるいは
ガス不透過性フィルム面に離型紙付の粘着層を設けて、
ラベルとして別の包装体内への貼付用などに用いること
ができる。
【実 施 例】本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、これによって本発明は限定されるものではない。
なお、部および%はともに明示しない限り重量部、重量
%である。 〔実施例1〕市販亜塩素酸ナトリウム(和光純薬製、試
薬1級)100部を重炭酸ナトリウムでpHを7.5に
調整した脱イオン水400部に溶かし20%水溶液と
し、これを市販けい藻土(米国ジョンズ・マンビレ社
製、商品名セライト)700部にスプレーしながら吸着
させた。市販溶剤系塩化ビニル樹脂液(鐘淵化学工業
製、商品名カネビラック、樹脂分38%、5%水懸濁液
pH7.0)を用意しこの131.6部に対し、上述の
吸着物50部(吸着物50部対樹脂分50部の比)を分
散した。ガス不透過性フィルムとして両面に塩化ビニリ
デン樹脂を塗布したポリプロピレンフィルムを用い、そ
の片面に20mm間隔で20mmφの樹脂層を厚み20
μにスクリーンコーティング法で水玉模様に形成させた
後、その表面上に25μの低密度ポリエチレンフィルム
(三井ポリケミカル製、酸素透過度5,000)をドラ
イラミネート法で積層して本発明防かび性包材とした。
この包材をポリエチレンフィルム面を内面になるように
300×400mm寸法に製袋しみかん20個を入れ、
対照として同寸法で厚みの0.08mmのポリエチレン
袋を用いてみかんを20個入れてその防かび性を比較し
た。その結果、10日後には対照のみかんは3個に青か
びが発生したのに対し本発明包材袋中のみかんは異常な
かった。 〔実施例2〕亜塩素酸ナトリウム10部をpH12.0
のリン酸水素二ナトリウム一水酸化ナトリウム緩衝液1
9,990部に溶解し、さらに水酸化ナトリウムを用い
てpHを13.0に調整した後、その100部をケイ酸
カルシウム粉末100部に吸着させた。塩素化ポリプロ
ピレン樹脂液(米国コダック社製、pH7.0、樹脂分
25%)1,000部に対し、上記吸着物13.16部
(吸着物5部対樹脂分95部)を分散し、さらに消泡
剤、増粘剤を加えて印刷用インキとした。彫刻面を深く
したローラを用いてロールコーティング法によって、実
施例1で用いた不透過性フィルムの片面に約18〜20
μの樹脂層を形成させた。この層上に、微孔をあけたポ
リエチレンフィルムをドライラミネート法によって積層
して、本発明防かび性包材とした。雨に濡れた靴の片足
をこの包材で覆い、他の片足はそのまゝ対照として下足
箱中に放置したところ、約5日後に対照の片足のみにか
びの発生がみられた。 〔実施例3〕市販亜塩素酸ナトリウム25%液(ダイソ
ー製)にpHを10.7に調整した脱イオン水を加えて
1%水溶液とした。この水溶液100部を炭酸カルシウ
ム粉末(多木化学製、商品名ゼオシール、pH6.5)
40部、アルミナ粉末(和光純薬製、pH9.4)60
部との混合物に吸着させた。市販水溶性インキメジウム
(大日本インキ化学工業製、商品名ファインラップWP
V、固形分28%、pH7.0)100部に対し、上記
吸着物20部を分散し、さらにシリカ系増粘剤3.5部
を加えて印刷用樹脂液とする。塩化ビニリデンをコート
したポリプロピレンフィルムの片面に上記樹脂液を用
い、厚み約15μに樹脂層を格子状に形成させた後、そ
の上面に酸素透過度8,000のポリエチレンフィルム
を積層した。このフィルムをポリエチレンフィルム面が
内面になるように150×200mm寸法に製袋した。
窒素ガスを封入した常法による市販のハム包装袋を対照
として、上記本発明包装袋に同様にハムを100部入れ
て比較したところ、20日後両者に差は認められなかっ
た。このことから、窒素を封入して保存性を高める用途
には包材のピンホールの危険性をクリヤーする必要があ
る従来品包材にくらべ本発明包材はその懸念なく使用で
きる利点が確認された。 〔実施例4〕亜塩素ナトリウム10部を脱イオン水19
0部に溶解して炭酸ナトリウムでpHを10.0に調整
した。市販ヒドロキシプロビルメチルセルロース(信越
化学製、商品名メトローズ、pH7.0)10部とケイ
酸カルシウム粉末(和光純薬製、pH9.0)90部と
の混合物に上記水溶液60部を吸着させた。実施例2で
用いた塩素化ポリプロピレン樹脂液100部にこの吸着
物20部を分散し粘度を調整した後、二軸延伸ポリプロ
ピレンフィルム(酸素透過度1,300)の片面に約2
0μ厚に樹脂層を形成させた後、無延伸ポリプロピレン
フィルム(酸素透過度3,000)を積層させて本発明
包材とした。対照として従来品包材(二軸延伸ホリプロ
ピレンフィルムと無延伸ポリプロピレンフィルムのラミ
ネート品)にちくわを入れ、同一条件で本発明包材と比
較したところ、5日間で対照分はいわゆるネトが発生し
たが、本発明包材を用いた分は8日後に発生してねり製
品について明らかに保存性の延命効果が認められた。
るが、これによって本発明は限定されるものではない。
なお、部および%はともに明示しない限り重量部、重量
%である。 〔実施例1〕市販亜塩素酸ナトリウム(和光純薬製、試
薬1級)100部を重炭酸ナトリウムでpHを7.5に
調整した脱イオン水400部に溶かし20%水溶液と
し、これを市販けい藻土(米国ジョンズ・マンビレ社
製、商品名セライト)700部にスプレーしながら吸着
させた。市販溶剤系塩化ビニル樹脂液(鐘淵化学工業
製、商品名カネビラック、樹脂分38%、5%水懸濁液
pH7.0)を用意しこの131.6部に対し、上述の
吸着物50部(吸着物50部対樹脂分50部の比)を分
散した。ガス不透過性フィルムとして両面に塩化ビニリ
デン樹脂を塗布したポリプロピレンフィルムを用い、そ
の片面に20mm間隔で20mmφの樹脂層を厚み20
μにスクリーンコーティング法で水玉模様に形成させた
後、その表面上に25μの低密度ポリエチレンフィルム
(三井ポリケミカル製、酸素透過度5,000)をドラ
イラミネート法で積層して本発明防かび性包材とした。
この包材をポリエチレンフィルム面を内面になるように
300×400mm寸法に製袋しみかん20個を入れ、
対照として同寸法で厚みの0.08mmのポリエチレン
袋を用いてみかんを20個入れてその防かび性を比較し
た。その結果、10日後には対照のみかんは3個に青か
びが発生したのに対し本発明包材袋中のみかんは異常な
かった。 〔実施例2〕亜塩素酸ナトリウム10部をpH12.0
のリン酸水素二ナトリウム一水酸化ナトリウム緩衝液1
9,990部に溶解し、さらに水酸化ナトリウムを用い
てpHを13.0に調整した後、その100部をケイ酸
カルシウム粉末100部に吸着させた。塩素化ポリプロ
ピレン樹脂液(米国コダック社製、pH7.0、樹脂分
25%)1,000部に対し、上記吸着物13.16部
(吸着物5部対樹脂分95部)を分散し、さらに消泡
剤、増粘剤を加えて印刷用インキとした。彫刻面を深く
したローラを用いてロールコーティング法によって、実
施例1で用いた不透過性フィルムの片面に約18〜20
μの樹脂層を形成させた。この層上に、微孔をあけたポ
リエチレンフィルムをドライラミネート法によって積層
して、本発明防かび性包材とした。雨に濡れた靴の片足
をこの包材で覆い、他の片足はそのまゝ対照として下足
箱中に放置したところ、約5日後に対照の片足のみにか
びの発生がみられた。 〔実施例3〕市販亜塩素酸ナトリウム25%液(ダイソ
ー製)にpHを10.7に調整した脱イオン水を加えて
1%水溶液とした。この水溶液100部を炭酸カルシウ
ム粉末(多木化学製、商品名ゼオシール、pH6.5)
40部、アルミナ粉末(和光純薬製、pH9.4)60
部との混合物に吸着させた。市販水溶性インキメジウム
(大日本インキ化学工業製、商品名ファインラップWP
V、固形分28%、pH7.0)100部に対し、上記
吸着物20部を分散し、さらにシリカ系増粘剤3.5部
を加えて印刷用樹脂液とする。塩化ビニリデンをコート
したポリプロピレンフィルムの片面に上記樹脂液を用
い、厚み約15μに樹脂層を格子状に形成させた後、そ
の上面に酸素透過度8,000のポリエチレンフィルム
を積層した。このフィルムをポリエチレンフィルム面が
内面になるように150×200mm寸法に製袋した。
窒素ガスを封入した常法による市販のハム包装袋を対照
として、上記本発明包装袋に同様にハムを100部入れ
て比較したところ、20日後両者に差は認められなかっ
た。このことから、窒素を封入して保存性を高める用途
には包材のピンホールの危険性をクリヤーする必要があ
る従来品包材にくらべ本発明包材はその懸念なく使用で
きる利点が確認された。 〔実施例4〕亜塩素ナトリウム10部を脱イオン水19
0部に溶解して炭酸ナトリウムでpHを10.0に調整
した。市販ヒドロキシプロビルメチルセルロース(信越
化学製、商品名メトローズ、pH7.0)10部とケイ
酸カルシウム粉末(和光純薬製、pH9.0)90部と
の混合物に上記水溶液60部を吸着させた。実施例2で
用いた塩素化ポリプロピレン樹脂液100部にこの吸着
物20部を分散し粘度を調整した後、二軸延伸ポリプロ
ピレンフィルム(酸素透過度1,300)の片面に約2
0μ厚に樹脂層を形成させた後、無延伸ポリプロピレン
フィルム(酸素透過度3,000)を積層させて本発明
包材とした。対照として従来品包材(二軸延伸ホリプロ
ピレンフィルムと無延伸ポリプロピレンフィルムのラミ
ネート品)にちくわを入れ、同一条件で本発明包材と比
較したところ、5日間で対照分はいわゆるネトが発生し
たが、本発明包材を用いた分は8日後に発生してねり製
品について明らかに保存性の延命効果が認められた。
【発明の効果】実施例から明らかなように、本発明防か
び性包材は、その用いられた雰囲気空間内に防かび効果
を及ぼすことができる特徴を有するもので、その効果は
この種従来品では到底達成し得なかったものである。従
って、本発明防かび性包材は、食品その他の防かび性を
要求される対象物の包装用袋や被覆用包材などに用いて
有用である。また、本発明の防かび性包材の切断フィル
ムを例えば、食品トレイ、食品収納のプラスチック容器
あるいは段ボールなどに入れてその防かび抗菌効果を発
揮する目的などに広く利用でき産業上極めて有益であ
る。
び性包材は、その用いられた雰囲気空間内に防かび効果
を及ぼすことができる特徴を有するもので、その効果は
この種従来品では到底達成し得なかったものである。従
って、本発明防かび性包材は、食品その他の防かび性を
要求される対象物の包装用袋や被覆用包材などに用いて
有用である。また、本発明の防かび性包材の切断フィル
ムを例えば、食品トレイ、食品収納のプラスチック容器
あるいは段ボールなどに入れてその防かび抗菌効果を発
揮する目的などに広く利用でき産業上極めて有益であ
る。
Claims (8)
- 【請求項1】ガス不透過性フィルムまたはガス半透過性
フィルムの一面に、亜塩素酸のアルカリ金属塩またはア
ルカリ士金属塩の0.05〜20重量%の水溶液を担持
させた吸着担体を含む樹脂層を形成させ、その上に該ガ
ス不透過性またはガス半透過性フィルムよりガス透過性
の大きいガス透過性フィルムを積層させてなるフィルム
を用いて、そのガス透過性フィルム面が内面になるよう
に配置したことを特徴とする防かび性包材。 - 【請求項2】亜塩素酸のアルカリ金属塩またはアルカリ
土金属塩の水溶液がpH7.5〜13.0の水溶液であ
る請求項1記載の防かび性包材。 - 【請求項3】吸着担体がその5%水懸濁液のpHが7.
0以上を示しかつ自重量の20重量%以上を担持できる
無機質吸着担体である請求項1記載の防かび性包材。 - 【請求項4】樹脂層が塩素化ポリプロピレン樹脂からな
る請求項1記載の防かび性包材。 - 【請求項5】樹脂層が、水溶液を担持させた吸着担体の
5〜50重量%と樹脂分の95〜50重量%とからなる
請求項1記載の防かび性包材。 - 【請求項6】ガス不透過性フィルムが塩化ビニリデン樹
脂をコートしたポリプロピレンフィルムである請求項1
記載の防かび性包材。 - 【請求項7】ガス透過性フィルムが、酸素透過度が1,
000(cc/m224hr)以上のフィルムである請
求項1記載の防かび性包材。 - 【請求項8】ガス半透過性フィルムが、二軸延伸ホリプ
ロピレンフィルム(酸素透過度800〜1,500cc
/m224hr)であり、ガス透過性フィルムが酸素透
過度が3,000(cc/m224hr)以上の無延伸
ポリプロピレンフィルムまたはポリエチレンフィルムで
ある請求項1記載の防かび性包材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21787893A JPH0716995A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 防かび性包材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21787893A JPH0716995A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 防かび性包材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716995A true JPH0716995A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16711189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21787893A Pending JPH0716995A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 防かび性包材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716995A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167714A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-29 | Tomey Corp | 塩素徐放具およびそれを用いた消毒方法 |
JP2014046958A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Daio Paper Corp | 香り付きポケットティシュー製品 |
JP2019001756A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 住友ベークライト株式会社 | 防カビ剤、防カビ樹脂フィルム、防カビ積層フィルム及び防カビ包装体 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP21787893A patent/JPH0716995A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167714A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-29 | Tomey Corp | 塩素徐放具およびそれを用いた消毒方法 |
JP4598659B2 (ja) * | 2004-11-18 | 2010-12-15 | トーメー商事株式会社 | 塩素徐放具およびそれを用いた消毒方法 |
JP2014046958A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Daio Paper Corp | 香り付きポケットティシュー製品 |
JP2019001756A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 住友ベークライト株式会社 | 防カビ剤、防カビ樹脂フィルム、防カビ積層フィルム及び防カビ包装体 |
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