JPH092535A - 袋体用包装材料およびその製造方法ならびに袋体の製造方法および袋体 - Google Patents

袋体用包装材料およびその製造方法ならびに袋体の製造方法および袋体

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JPH092535A
JPH092535A JP15640595A JP15640595A JPH092535A JP H092535 A JPH092535 A JP H092535A JP 15640595 A JP15640595 A JP 15640595A JP 15640595 A JP15640595 A JP 15640595A JP H092535 A JPH092535 A JP H092535A
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bag body
bag
packaging
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Noboru Hagiwara
登 萩原
Eiji Matsuo
暎二 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の三方シール自動充填包装機を用いて四
方シールを施した袋体を生産することのできる袋体用の
包装材料を提供する。 【構成】 袋体の一面側を形成する帯状の第1の包装材
2と、該第1の包装材2とは異なる材質からなり袋体の
他面側を形成する帯状の第2の包装材3と、第1の包装
材2および第2の包装材3の長辺側の一端部同士を長手
方向に沿って帯状かつ連続的に貼り合わせることにより
形成した貼り合わせ部4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品の鮮度保持剤や酸
素検知剤等を収容する袋体に使用される包装材料に関
し、特に、三方シール用の自動充填包装機を用いて四方
シールを行うことのできる袋体用包装材料に関する。ま
た、当該包装材料を製造する方法および当該包装材料を
用いて製造された袋体、とりわけ自力反応型のエタノー
ル蒸気発生型脱酸素剤の連続包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品の鮮度保持用具としては、エ
タノール蒸気を利用した鮮度保持剤や鉄系の脱酸素剤が
知られており、これらは合成樹脂や耐水紙、耐油紙等か
ら構成された包装材料により形成された袋体に収容され
て使用される。なお、ここで言う袋体とは、上記の包装
材料によって形成された袋状の包装用具を言い、中に鮮
度保持剤等を収容した上で周囲をシールして用いられ
る。この場合、鮮度保持用具としては、3から5cm四方
程度の小袋が用いられるが、その大きさは特に限定され
るものではない。
【0003】ところで、密封した食品に対する鮮度保持
用具の添付量は、エタノール蒸気を利用した鮮度保持剤
では、食品の重量や食品の水分活性(食品を密封容器に
入れ放置した場合の容器内の湿度と、その温度における
飽和湿度との比)に基づいて決定される。また、鉄系の
脱酸素剤では、食品を密封した容器や袋の中の酸素を実
質的に0近くまで脱酸素し得る量に設定される。なお、
脱酸素剤の使用に際しては、密封容器内の酸素の有無を
色の変化等によって表示する酸素検知剤が併せて用いら
れる場合もあるが、この酸素検知剤もまた上記の袋体に
収容されて使用される。
【0004】ここで、エタノール蒸気を利用した鮮度保
持剤にあっては、食品の水分活性が高くなるとその添付
量が増加するため、水分活性量が概ね0. 9以上となる
と、食品に比して添付量が多くなり過ぎコストがかかる
と言う難点がある。一方、脱酸素剤にあっては、酵母や
枯草菌の増殖を抑制できないという弱点を有すると共
に、脱酸素に伴い食品が硬くなるという欠点があった。
【0005】そこで、かかる欠点を解消すべく、両者の
性質を併せ持つエタノール蒸気発生型脱酸素剤が開発さ
れ、多機能型鮮度保持剤として広く用いられてきてい
る。このエタノール蒸気発生型脱酸素剤にあっては、水
分活性が高いときには、食品より蒸散する水蒸気により
脱酸素を行いつつエタノールを発生させる。そのため、
水分活性が高い場合であっても、その添付量がエタノー
ル蒸気のみを利用した鮮度保持剤に比べて少なくて済む
という利点がある。また、エタノールを用いていること
から、脱酸素のみでは達成できなかった酵母や枯草菌の
増殖を抑制するという効果もある。
【0006】一方、脱酸素剤やエタノール蒸気発生型の
鮮度保持剤等(以下、食品用鮮度保持剤等と略す)で
は、その製造時や食品同封時においても脱酸素反応やエ
タノール蒸散が起き、製品の有効量が減少してしまうと
いう現象が知られている。この場合、製造時や同封時等
の環境温度が高かったり、外気中で長時間放置した場合
には、その機能低下はさらに著しく、食品保存機能は大
幅に低下する。かかる製品を食品に同封した場合、食品
保存機能を十分に果たせず消費者に対し重大な影響を生
じかねない。
【0007】ここで、脱酸素剤には、同封した食品中か
ら蒸発する水分に依存して反応が進行する、いわゆる
「水分依存型」と、食品中の水分に依存せず脱酸素剤中
に配合した水分により、食品から蒸発する水分が少ない
場合でも反応が進行する、いわゆる「自力反応型」のも
のがある。このうち自力反応型は、自己の持つ水分によ
り反応が進行するため、大気に触れただけで反応が進行
する。そのため、自力反応型は、製造時や同封時におい
て水分依存型よりも脱酸素反応が生じ易く、従って、能
力低下や部分固化等が生じ易い。また、エタノール蒸気
発生型脱酸素剤では、脱酸素反応時における発熱のため
エタノールの揮散がより盛んになり通常の脱酸素剤より
もその影響が大きい。
【0008】このような製造時等における食品用鮮度保
持剤等の能力低下に鑑み、食品用鮮度保持剤等のメーカ
ーは、食品消費時点まで脱酸素能力やエタノール蒸散能
力を確保すべく、一包あたりの内容物の充填量を増加さ
せて食品用鮮度保持剤等の品質および安全性を担保して
いる。
【0009】ところで、各種の食品用鮮度保持剤等は、
同封する食品の種類によってその形態が異なってくる。
すなわち、食品から水分や油分が食品用鮮度保持剤等に
付着したりあるいは浸透したりすることがない場合には
食品用鮮度保持剤等の表面包装材料は表裏同一で差し支
えない。しかしながら、食品から水分や油分が食品用鮮
度保持剤等に付着したりあるいは浸透したりする場合に
は、食品側の面の包装材料を耐水・耐油性のある材質の
ものとし水分や油分の影響を排除するのが望ましい。こ
の場合、食品側の面と反対側の面とでは異なった材質の
包装材料を用いることも必要となる。このため、食品用
鮮度保持剤等の製造に際しても包装材料の種類によって
異なった形式の装置が用いられることになる。
【0010】一般に、食品用鮮度保持剤等の製造には、
自動充填包装機が用いられる。このうち包装材料が表裏
同一の場合には、例えば株式会社トパック製R−8(商
品名)のような、いわゆる三方シール自動充填包装機
(以下、三方シール機と略す)が用いられる。また、包
装材料が表裏異質の場合には、例えば株式会社トパック
製A−10(商品名)のような、いわゆる四方シール自
動充填包装機(以下、四方シール機と略す)が用いられ
る。なお、包装材料が表裏同一の場合でも四方シール機
を用いることができるのは勿論である。
【0011】ここで、三方シール機は、包装材料を長手
方向を折り目として二つに折り、その短辺側を縦にシー
ルして連続した袋体を作り、その後一定計量した内容物
を充填して、封シール、カットを行う装置である。この
場合、折り目部分以外の三辺がシールされる。なお、三
方シール機には、一連の工程を垂直方向に連続して行う
バーチカルタイプと、それを水平方向で行うロータリー
タイプの2種類がある。
【0012】また、四方シール機は、2方向より異なる
材質の包装材料を供給し、これらをロール型またはコの
字状の型を用いて三辺をシールして製袋し、その後に一
定計量した内容物を充填して、封シール、カットを行う
装置である。この場合には、製品の四辺がシールされる
ことになる。なお、四方シール機にもバーチカルタイプ
とロータリータイプの2種類がある他、一個ずつ製品が
製造される単列タイプと、幅方向に数列のラインを持
ち、各列毎に同時に製品が数個製造される多列タイプの
装置とがある。
【0013】このような各種の自動充填包装機にあって
は、食品に対し食品用鮮度保持剤等を添付する作業の自
動化のため、食品用鮮度保持剤等の連続包装体の製造も
可能な仕様になっている。ここで、この連続包装体(以
下、連包と略す)とは、自動充填包装機から排出される
包装体を単独の包装体(以下、単包と略す)にカットせ
ずに単包を500から1000包程度連ねて形成した帯
状の製品を言い、通常、自動充填包装機に接続された巻
き取り機や折り機によってロール状に巻き取られた形や
折り曲げ収納された形となっている。そして、連包は、
ロール状または折り曲げ状のまま密封されて食品会社に
納入され、自動投入機によって単包にカットされて食品
に同封される。なお、多列タイプの装置により連包を製
造する場合には、各列毎に長手方向にスリットされ、そ
れを各列毎に設けた巻き取り装置等により巻き取り等を
行う。
【0014】一方、各シール機の生産能力を見ると、三
方シール機ではバーチカルタイプよりもロータリータイ
プの方が数倍から10倍程度生産能力が高い。殊に小型
のタイプで能力差が大きく、生産力向上のためにはロー
タリータイプを使用することが望ましい。また、四方シ
ール機でも、単列タイプよりも多列タイプの方が当然に
生産能力は高い。
【0015】ここで、単包を製造する場合には、生産性
の良いローターリタイプの三方シール機では毎分300
包から600包の単包を製造することができる。また、
多列タイプの四方シール機では、一列あたり毎分40包
から60包製造でき、8列タイプで毎分320包から4
80包の単包を製造可能である。一般に脱酸素剤メーカ
ーでは、この製造した単包を100包から500包ずつ
酸素やエタノール無透過性のバリアフィルムに密封して
能力低下防止を図り製品化する。従って、上記装置によ
り単包を製造する場合、通常2分以内に密封梱包を完了
して一袋の製品が出来上がることになる。一方、表裏同
一材料の連包を製造する場合、ロータリータイプの三方
シール機を用いれば、1000包の単包を連ねた連包が
3分以内に製造できることになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシール機により食品用鮮度保持剤等の製造を行う場
合次のような問題点があった。
【0017】まず第1に、包装材料が表裏異質である場
合、連包を製造するには製造速度が遅いという問題があ
った。すなわち、かかる場合これを生産可能な四方シー
ル機では、単列タイプで1000包の連包を製造するの
に約20分を要していた。また、8列タイプの装置で
も、1000包の連包が同時に8個できるという点では
生産効率は高いが、あくまでも1000包の連包が8個
同時にできるのであり、連包1個を製造するために要す
る時間という点では、単列の場合と同様約20分を要し
ていた。
【0018】ここで食品用鮮度保持剤等は、先述のよう
に、その能力低下を防ぐため極力短時間で密封して製品
化しなくてはならない。その際単包の場合には、包装材
料が表裏同一か異質かに関わらず3分以内に1000包
の梱包が可能であった。しかしながら、包装材料が表裏
異質である場合には四方シール機による製造となるた
め、連包を製造しようとすると、密封梱包完了までに単
包の場合の約7倍の時間を要してしまうことになる。
【0019】このような製造時間の伸びは、食品用鮮度
保持剤等の品質維持の上で大きな問題となる。従って、
製品の品質維持対策のためには内容物を増量せざるを得
ずコストアップにつながるという問題があった。また、
エタノール蒸気発生型の脱酸素剤ではさらに問題は深刻
であり、特に自力反応型のエタノール蒸気発生型脱酸素
剤にあっては、包装材料が表裏異質のものの連包を事実
上製造できなかった。
【0020】次に、包装材料が表裏異質の食品用鮮度保
持剤等の連包を量産する場合には、上記の事情から、単
列の四方シール機を複数台使用するか、内容物を増量し
て多列の四方シール機を敢えて使用することになる。こ
の場合、単列の四方シール機の各々、あるいは多列の四
方シール機の各列に巻き取り装置または折り機を設置す
る必要がある。すなわち、単包製造の場合に比して設備
投資や設置スペースの面で問題があった。また、単列の
四方シール機を複数台使用した場合には、異なる製造ラ
インが複数存在することになり、それらを操作、監視す
る人員が必要となり、その分工数が増えるという問題が
あった。一方、多列の装置では、製造ラインは少なくて
済むものの、ひとつの列でトラブルが発生するとその装
置の全ての列で生産を停止せざるを得ず、生産ラインに
対するトラブルの及ぼす影響が大きいという問題があっ
た。さらに、多列の装置の場合、ひとつの列でのトラブ
ルにより、全ての列の製品が不良品となる危険性を常に
はらんでいるという問題もあった。
【0021】ところで、このような四方シール機におけ
る問題を解決すべく、高速のロータリータイプの三方シ
ール機に二種の包装材料供給ロールを取り付け、三方シ
ール機により四方シールを行うことも考えられる。しか
しながら、ロータリータイプの三方シール機ではその構
造上、包装材料の水平移動に伴いその下面側が擦れるた
め二つの包装材料間で位置ずれが生じ易く、両者の位置
合わせ調整や耳切り工程が必要となる。この場合、連包
では少しのトラブルでも連包全体が規格外となってしま
うため、高速かつトラブルなく連包を製造するためには
高精度の位置合わせ能力が要求される。このため、装置
自体が非常に高価なものとなってしまい実用的でないと
いう問題があった。また、異質材料を取り扱うことか
ら、両者の伸びの違いも考慮して送り量やシール、カッ
トのタイミング等を設定しなければならず、装置の調整
が複雑となり生産管理上問題があるのみならず、不良率
が高くなると言う問題があった。
【0022】また、上述の問題は、酸素と反応するため
食品用鮮度保持剤等と同様の取り扱いが必要となる酸素
検知剤においても生じ、その解決が望まれていた。
【0023】本発明の1つの目的は、従来の三方シール
機を用いて四方シールを施した鮮度保持用具や酸素検知
剤を生産することのできる袋体用の包装材料を提供する
ことにある。
【0024】本発明の他の1つの目的は、上記のような
袋体用の包装材料を製造する方法を提供することにあ
る。
【0025】本発明のさらに他の1つの目的は、かかる
袋体用の包装材料を用いて製造した、自力反応型のエタ
ノール蒸気発生型脱酸素剤を始めとする種々の鮮度保持
用具や酸素検知剤を提供することにある。
【0026】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0027】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0028】すなわち、本発明の袋体用包装材料は、食
品の鮮度保持用具等の袋体に使用される原反としての帯
状の包装材料であり、袋体の一面側を形成する第1の包
装材と第1の包装材とは異なる材質からなり前記袋体の
他面側を形成する帯状の第2の包装材とを、それらの長
辺側一端部を長手方向に沿って帯状かつ連続的に貼り合
わせたものである。この場合、好ましくは、貼り合わせ
部をヒートシールにより形成する。
【0029】また、本発明の袋体用包装材料の製造方法
は、第1の包装材製造用に用いられる広幅帯状のシート
上に第2の包装材製造用の広幅帯状のシートを重ね合わ
せ、これらの2枚のシートを長手方向に沿って少なくと
も1箇所帯状に貼り合わせる。そして、少なくとも該貼
り合わせ部分または貼り合わせ部分の間の非貼り合わせ
部分の何れか一方を長手方向に切断することにより複数
の前記袋体用包装材料を製造する。
【0030】ここで、貼り合わせ部分を、前記2枚のシ
ートの両端部またはその近傍に設けると共に、該2つの
貼り合わせ部分の間に少なくとも1つの貼り合わせ部分
を一定間隔幅で帯状に設けても良い。この場合、貼り合
わせ部分および貼り合わせ部分の間の非貼り合わせ部分
を長手方向に切断することにより複数の前記袋体用包装
材料を製造する。
【0031】さらに、本発明の袋体の製造方法は、第1
の包装材と第2の包装材の長辺側一端部を貼り合わせた
前記袋体用包装材料を三方シール用の自動充填包装機に
供給して前記貼り合わせ部以外の三辺をシールすること
により四方シールを施した袋体を製造する。
【0032】さらにまた、本発明の袋体は、第1の包装
材と第2の包装材の長辺側一端部を長手方向に沿って帯
状かつ連続的に貼り合わせた前記袋体用包装材料を用
い、貼り合わせ部以外の三辺を三方シール用の自動充填
包装機によってシールすることにより製造する。
【0033】また、前記本発明の袋体は、その内容物を
脱酸素剤やエタノール蒸気発生型鮮度保持剤、エタノー
ル蒸気発生型脱酸素剤等の食品鮮度保持剤や、酸素検知
剤、医薬品、健康補助食品、乾燥剤、殺虫剤とすること
ができる。この場合、食品鮮度保持剤においては、内容
物を自力反応型の脱酸素剤または、自力反応型のエタノ
ール蒸気発生型脱酸素剤とすることもできる。さらに、
袋体の形態を連包としても良い。
【0034】
【作用】上記した本発明の袋体用包装材料にあっては、
第1の包装材と第2の包装材の長辺側一端部を長手方向
に沿って帯状かつ連続的に貼り合わせた構成とし、これ
を用いることにより、三方シール機を使用して表裏が異
質の材質からなる袋体を製造する。これにより、表裏異
質の袋体の製造時間を短縮する。
【0035】また、本発明の袋体用包装材料の製造方法
にあっては、2枚の広幅帯状のシート素材を重ね合わせ
て長手方向に帯状に貼り合わせる。そして、それを長手
方向に切断して前述の袋体用包装材料を量産する。
【0036】さらに、本発明の袋体は、前記包装材料を
三方シール機に供給し、既に貼り合わせた箇所以外の三
方をシールして製品としては四方シールのものを製造す
る。これにより、製造時間が短縮され、表裏異質の袋体
の連包を製造が可能となる。この場合、製造時間の短縮
により、エタノール蒸気発生型脱酸素剤、特に自力反応
型のエタノール蒸気発生型脱酸素剤で表裏異質のものの
連包が製造可能となった。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0038】図1は、本発明の袋体用包装材料の構成を
示す斜視図である。図1に示すように本発明の袋体用包
装材料1(以下、包装材料1と略す)は、第1の包装材
2と、第2の包装材3と、これらを貼り合わせた貼り合
わせ部4とから構成されている。また、第1および第2
の包装材2,3は、貼り合わせ部4以外は貼り合わされ
ておらず、貼り合わせ部4の反対側の端部5は開放され
た状態となっている。なお、図1は本包装材料1の一端
部を示したものであり、本包装材料1は図1に示したも
のが帯状になった状態となっている。また、本実施例で
は、本包装材料1を鮮度保持用具の袋体に適用した場合
について説明する。
【0039】ここで、第1および第2の包装材2,3
は、包装材料1を用いて鮮度保持用具を製造したとき、
その上面および下面を形成するものであり、異なる材質
のものが用いられる。従って、その素材としては、食品
側では、食品との接触を特に念頭に置いて素材が選択さ
れる。また、その反対面では、食品との接触の他、鮮度
保持用具の機能を考慮した素材が選択される。
【0040】すなわち、食品側には、食品に直接触れて
も食品からの水分や油分が浸透せず、かつ内容物が染み
出さない素材が使用される。たとえば、ポリエステルフ
ィルムとアルミ箔の2層材や、さらにエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体(以下、EVAと略す)を加えた3層材が
使用される。本実施例では、第1の包装材2を食品側と
想定し、その素材として、図2に示したような、12μ
m のポリエステルフィルム(PET)と、9μm のアルミ箔
および40μm のEVAの3層を接着剤にて積層した素
材を用いている。なお、ポリエステル層とアルミ箔の間
に印刷層を設け、ポリエステル面が食品側になるように
使用する。
【0041】一方、反対面では、脱酸素能力やエタノー
ル蒸散能力が発揮されるような素材が使用される。たと
えば、パーフルオロアルキルアクリレート共重合体やポ
リビニルアルコール等によって耐油処理を施された紙層
とEVAとを積層した、アルコール蒸気透過性が優れ、
かつ耐油性がアルコールによって阻害されない耐水・耐
油性の積層シートが使用される。本実施例では、第2の
包装材3がそれに相当し、図3に示したような、耐油・
耐水処理を施された50〜70μm のレーヨン紙(45
g /m2 )に酢酸ビニル19%のEVAを押し出してラ
ミネート加工し30μの樹脂層を形成した素材を用いて
いる。
【0042】なお、第1および第2の包装材2,3に用
いられる素材は上記の例には限られず、食品との関係や
鮮度保持機能が損なわれない限り特に限定されたもので
はない。たとえば、第2の包装材3の素材としては、図
4に示したような、耐油紙に不織布(30g /m2 )を
積層したものなど通気性の良好なものを用いても良い。
【0043】一方、貼り合わせ部4は、このような素材
から作られた帯状の第1および第2の包装材2,3の一
端部側を貼り合わせて形成する。本実施例では、この貼
り合わせ部4は、第1および第2の包装材2,3の長辺
側の一端部を帯状かつ連続的にヒートシールすることに
より形成されている。この貼り合わせを行うことによ
り、幅広の包装材料を長手方向を折り目として二つ折り
したのと同様の状態の包装材料が提供されることにな
る。なお、本実施例では、貼り合わせ部4の貼り合わせ
方法としてヒートシールをあげたが、貼り合わせ方法は
これに限られず、たとえば接着剤による貼り合わせでも
良い。
【0044】次にこのような構成の包装材料1の製造方
法について説明する。図5は、本発明による包装材料1
の製造工程を示す概略説明図である。
【0045】本包装材料1を製造するためには、まず、
第1および第2の包装材2,3に用いられる素材の広幅
のシート20,30を準備しそれを重ね合わせる(図5
(a)) 。次に、それらの両端部を長手方向に沿って帯状
にヒートシールして貼り合わせ部分10aを形成する
(図5(b)) 。また同時に、両端の貼り合わせ部分10
aの間を一定間隔で長手方向に沿って帯状にヒートシー
ルし、貼り合わせ部分10aと平行に貼り合わせ部分1
0bを形成する(図5(c)) 。なお、貼り合わせ部分1
0a,10bの形成に際し、図5(b)の工程により貼り
合わせ部分10aを形成した後に図5(c)の工程を行っ
ても良い。そして、貼り合わせ部分10a,10bおよ
び非貼り合わせ部分11を切断線12a〜12gに沿っ
て平行に切断して包装材料1a〜1fを製造する(図5
(d)) 。これにより、簡単な工程により複数の包装材料
1が得られることになる。
【0046】なお、本工程による場合、何れか一方のシ
ートを大きい寸法とし、その上に他方のシートを重ね合
わせても良い。すなわち、本実施例で説明すれば、下側
のシート30側に大きな寸法のものを用い、その上にそ
れよりも小さな寸法のシート20を重ね合わせる。これ
により、両端の貼り合わせ部分10aにおける上下のシ
ートの重なり状態が確実に把握でき、下側のシートが小
さ過ぎるため、貼り合わせ部分10aの大きさが不十分
となり、貼り合わせ部分4が不完全な製品が製造されて
しまうことを未然に防止することができる。
【0047】さらに、本包装材料1を用いて鮮度保持用
具を製造する方法について説明する。図6はロータリー
タイプの三方シール自動充填包装機の概略図、図7は鮮
度保持用具の量産用に包装材料1をロール状に巻き取っ
た状態を示す斜視図である。また、図8はロータリータ
イプの三方シール自動充填包装機において従来の包装材
料を用いた場合の包装工程を示す概略図、図9はロータ
リータイプの三方シール自動充填包装機において本発明
にかかる包装材料1を用いた場合の包装工程を示す概略
図である。
【0048】本発明の包装材料1は、図6に示したよう
なロータリータイプの三方シール自動充填包装機により
鮮度保持用具に加工される。ここで、包装材料1は、鮮
度保持用具の量産に際しては、図7に示したようにそれ
をロール状に巻き取ったものが使用される。なお、従
来、厚みに段差のある帯状のものは、巻きの偏りや横方
向への抜け落ちなどが生じ、ロール状に巻き取るのが非
常に難しいとされていたので、本発明のような包装材料
は実用にならないという固定観念があった。しかしなが
ら、本発明の包装材料1における貼り合わせ部4の厚み
変化はごくわずかであり、発明者の実験によれば、10
00包程度の連包はなんら支障なくロール状の製品とす
ることができた。
【0049】図6に示すように、包装材料1は、ロール
状のまま自動充填包装機に装着され、鮮度保持用具の製
造に供される。この三方シール自動充填包装機では、包
装材料1は姿勢を変更するためのガイドローラ等によっ
て案内されて装置本体41の上方に繰り出される。装置
本体41の上方には、被充填物が収容されるホッパ42
が設けられており、このホッパ42の下部に回転自在に
設けられた回転盤43には円周方向に所定の間隔毎に複
数の計量カップ44が設けられている。計量カップ44
の下方には計量カップ44に同期して回転する複数の充
填ノズル45が設けられ、充填ノズル45に沿って包装
材料1が搬送される。また、それぞれの充填ノズル45
相互の間に位置させて縦シールバー46が回転部材47
に設けられている。
【0050】従って、包装材料1は環状に案内されなが
ら縦シールバー46により所定間隔毎に接着されて上部
が開放した袋体が形成される。上部が開放された袋体内
には、袋体を搬送した状態のもとで、充填ノズル45か
ら被充填物が充填される。なお、被充填物としては、脱
酸素剤や、エタノール蒸気発生型鮮度保持剤、エタノー
ル蒸気発生型脱酸素剤、自力反応型の脱酸素剤、自力反
応型のエタノール蒸気発生型脱酸素剤等がある。また、
酸素検知剤を充填して用いることもできる。
【0051】このように所定の内容物充填された後、袋
体の上端部がシールされる。このようにして密封状態と
なった袋体は、ダイロール48により加熱圧着され連包
状態で製品化される。なお、図6の装置は単包生産も可
能に設定されており、単包生産の場合には、連包を押し
切りカッター(図示せず)により切断して単包とする。
そして、出来上がった単包は搬送部49に設けられたチ
ャック部50により1個ずつ搬送される。
【0052】ところで、図8からわかるように、従来の
包装材料51を用いた場合、包装材料51は、フイルム
ガイド52によりその中央部を折り曲げられて二つ折り
され、さらに縦方向にシールされることにより袋体53
が形成される。そして、内容物を充填した後、上部をシ
ールされ鮮度保持用具の連包が製造される。この場合、
三方シールが施された表裏が同質材の鮮度保持用具が製
造される。しかしながら、先述のように、この従来の包
装材料51と三方シール機の組み合わせでは表裏が異質
の鮮度保持用具は製造できない。
【0053】これに対し、本発明の包装材料1を用いる
と、図9に示したように、包装材料1が予め二つ折り状
態と同様の形態で供給されることから、三方シール機を
そのまま用いて四方シールが施された表裏異質の鮮度保
持用具を製造することができる。すなわち、包装材料1
では既に底側はヒートシール済みであることから、開き
具55により未シール側の端部が開かれた後、縦方向を
ヒートシールすることにより袋体54が形成される。そ
して、内容物を充填した後、上部をシールされ四方シー
ルの鮮度保持用具の連包が製造される。
【0054】実際、発明者の実験によれば、本発明の包
装材料1を用いた場合、三方シール機により、1分あた
り450包程度の製造が可能であり、従来1分あたり5
0包程度の製造しかできなかったことに比して、表裏異
質の製品を高速に製造できる。従って、1000包の連
包を製造するために要する時間も、従来の多列タイプの
四方シール機を用いた場合に比して大幅に短縮できた
(従来20分以上要していたものが約3分に短縮)。こ
のことは製造時間の短縮化が望まれる鮮度保持用具の生
産では大きな意味を持つ。すなわち、従来不可能とされ
ていた、包装材料が表裏異質の鮮度保持用具の連包が製
造できることとなり、特に自力反応型のエタノール蒸発
型脱酸素剤の連包が製造可能となるなど幅広い商品供給
が可能となる。
【0055】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0056】たとえば、本発明の包装材料を用いて四方
シールを施した表裏が同一の材料からなる鮮度保持剤を
製造することも勿論可能である。また、本実施例では、
第1の包装材と第2の包装材は略同一幅としているが、
幅の異なったものを用い、貼り合わせ部を形成した後同
一寸法に切断しても良い。さらに、本実施例では、連包
製造の場合について述べたが、単包製造に本発明の包装
材料を用いることもできるのは勿論である。
【0057】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその利用分野である食品の鮮度保持用具
の包装材料に適用した場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、例えば、酸素検知剤や食品そ
のものの包装にも適用できる。また、この他にも、防虫
剤や防かび剤、殺虫剤、乾燥剤等の薬品や風邪薬等の医
薬品、さらに、イチョウ抽出物やベータカロチン、ビタ
ミン類、カルシウム等の健康補助食品など、中に錠剤や
粉体、ゲル状体、流動体等を収容する袋体の包装材料と
して広く適用できるのは言うまでもない。加えて、食品
鮮度保持剤も例示のものに限られず、例えば、わさびや
からしから抽出されたイソチオシアン酸アリルのような
抗菌性物質でも良い。
【0058】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0059】(1)本発明の袋体によれば、三方シール
機により、四方シールを施した表裏異質の袋体の連包を
製造することが可能となる。
【0060】(2)また、製造速度向上により、エタノ
ール蒸気発生型のような揮発性の高い充填物を収容した
袋体の連包の製造が可能となる。特に、自力反応型の充
填物を収容した袋体の連包製造が可能となる。
【0061】(3)さらに、本発明の袋体の製造方法に
よれば、本発明の袋体を容易に量産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋体用包装材料の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の袋体用包装材料に適用される包装材の
一例の構成を示す断面図である。
【図3】図2に示す包装材と張り合わされる包装材の一
例の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の袋体用包装材料に適用される包装材の
他の例の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の包装材料の製造工程を示す概略説明図
である。ここで、(a)は重ね合わせ工程、(b)は端部貼
り合わせ工程、(c)は中央部貼り合わせ工程、(d)は切
断工程を示す図である。
【図6】ロータリータイプの三方シール自動充填包装機
の概略図である。
【図7】本発明の包装材料を、鮮度保持用具の量産用に
ロール状に巻き取った状態を示す斜視図である。
【図8】ロータリータイプの三方シール自動充填包装機
において従来の包装材料を用いた場合の包装工程を示す
概略図である。
【図9】ロータリータイプの三方シール自動充填包装機
において本発明の包装材料を用いた場合の包装工程を示
す概略図である。
【符号の説明】 1 袋体用包装材料 1a〜1f 袋体用包装材料(量産品) 2 第1の包装材 3 第2の包装材 4 貼り合わせ部 5 端部 10a 端部の貼り合わせ部分 10b 中央部の貼り合わせ部分 11 非貼り合わせ部分 12a〜12g 切断線 20 シート(第1の包装材対応) 30 シート(第2の包装材対応) 41 装置本体 42 ホッパ 43 回転盤 44 計量カップ 45 充填ノズル 46 縦シールバー 47 回転部材 48 ダイロール 49 搬送部 50 チャック部 51 従来の包装材料 52 フイルムガイド 53 袋体 54 袋体 55 開き具

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体の包装材料であって、前記袋体の一
    面側を形成する帯状の第1の包装材と、該第1の包装材
    とは異なる材質からなり前記袋体の他面側を形成する帯
    状の第2の包装材と、前記第1の包装材および第2の包
    装材の長辺側の一端部同士を長手方向に沿って帯状かつ
    連続的に貼り合わせた貼り合わせ部とを有してなること
    を特徴とする袋体用包装材料。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の袋体用包装材料であっ
    て、前記貼り合わせ部をヒートシールにより形成したこ
    とを特徴とする袋体用包装材料。
  3. 【請求項3】 袋体の一面側を形成する帯状の第1の包
    装材と、該第1の包装材とは異なる材質からなり前記袋
    体の他面側を形成する帯状の第2の包装材と、前記第1
    の包装材および第2の包装材の長辺側の一端部同士を長
    手方向に沿って帯状かつ連続的に貼り合わせた貼り合わ
    せ部とを有してなる袋体用包装材料の製造方法であっ
    て、前記第1の包装材用の広幅帯状のシート上に前記第
    2の包装材用の広幅帯状のシートを重ね合わせ、該2枚
    のシートを長手方向に沿って少なくとも1箇所帯状に貼
    り合わせ、少なくとも該貼り合わせ部分または貼り合わ
    せ部分の間の何れか一方を長手方向に切断することによ
    り複数の前記袋体用包装材料を製造することを特徴とす
    る袋体用包装材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の袋体用包装材料の製造
    方法であって、前記貼り合わせ部分を、前記2枚のシー
    トの両端部またはその近傍に設けると共に、該2つの貼
    り合わせ部分の間に少なくとも1つの貼り合わせ部分を
    一定間隔幅で帯状に設け、前記貼り合わせ部分および貼
    り合わせ部分の間を長手方向に切断することにより複数
    の前記袋体用包装材料を製造することを特徴とする袋体
    用包装材料の製造方法。
  5. 【請求項5】 袋体を製造する方法であって、前記袋体
    の一面側を形成する帯状の第1の包装材と、該第1の包
    装材とは異なる材質からなり前記袋体の他面側を形成す
    る帯状の第2の包装材と、前記第1の包装材および第2
    の包装材の長辺側の一端部同士を長手方向に沿って帯状
    かつ連続的に貼り合わせた貼り合わせ部とを有してなる
    袋体用包装材料を三方シール用の自動充填包装機に供給
    し、該自動充填包装機のよって前記貼り合わせ部以外の
    三辺を接着することにより四方シールを施した袋体を製
    造することを特徴とする袋体の製造方法。
  6. 【請求項6】 袋体の一面側を形成する帯状の第1の包
    装材と、該第1の包装材とは異なる材質からなり前記袋
    体の他面側を形成する帯状の第2の包装材と、前記第1
    の包装材および第2の包装材の長辺側の一端部同士を長
    手方向に沿って帯状かつ連続的に貼り合わせた貼り合わ
    せ部とを有してなる袋体用包装材料を用い、三方シール
    用の自動充填包装機によって前記貼り合わせ部以外の三
    辺を接着することにより製造した、四方シールを施した
    ことを特徴とする袋体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の袋体であって、その内
    容物として食品鮮度保持剤を収容したことを特徴とする
    袋体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の袋体であって、前記食
    品鮮度保持剤が脱酸素剤であることを特徴とする袋体。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の袋体であって、前記食
    品鮮度保持剤がエタノール蒸気発生型鮮度保持剤である
    ことを特徴とする袋体。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の袋体であって、前記
    食品鮮度保持剤がエタノール蒸気発生型脱酸素剤である
    ことを特徴とする袋体。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の袋体であって、前記
    食品鮮度保持剤が自力反応型の脱酸素剤であることを特
    徴とする袋体。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の袋体であって、前
    記食品鮮度保持剤が自力反応型のエタノール蒸気発生型
    脱酸素剤であることを特徴とする袋体。
  13. 【請求項13】 請求項6に記載の袋体であって、その
    内容物として酸素検知剤を収容したことを特徴とする袋
    体。
  14. 【請求項14】 請求項6に記載の袋体であって、その
    内容物として医薬品を収容したことを特徴とする袋体。
  15. 【請求項15】 請求項6に記載の袋体であって、その
    内容物として健康補助食品を収容したことを特徴とする
    袋体。
  16. 【請求項16】 請求項6に記載の袋体であって、その
    内容物として乾燥剤を収容したことを特徴とする袋体。
  17. 【請求項17】 請求項6に記載の袋体であって、その
    内容物として殺虫剤を収容したことを特徴とする袋体。
  18. 【請求項18】 請求項6〜17のいずれか1項に記載
    の袋体であって、該袋体は、単独の袋体を複数連続して
    形成した連続包装体であることを特徴とする袋体。
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