JP2614368B2 - 磁気ディスク記憶装置からのデータの回復方法 - Google Patents

磁気ディスク記憶装置からのデータの回復方法

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JP2614368B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク記憶装置に
係り、更に詳細に説明すれば、磁気ディスク(以下「デ
ィスク」と略記)からのデータを回復する方法に係る。
【0002】
【従来の技術】ディスク記憶装置は、データを記憶する
少なくとも1枚のディスクを有する。通常、空隙を含む
磁気ヘッド(以下「ヘッド」と略記)がディスク面上を
飛翔する。ヘッドのコイルを流れる電流が、ヘッドの空
隙に磁界を発生して、ディスク面の部分を磁化する。ヘ
ッドを装着したアクチュエータ・アームは、ディスク面
の種々の部分にヘッドを移動させる。
【0003】ヘッドは、ディスクの磁化部分を検知する
のにも用いられる。アクチュエータ・アームは、コンピ
ュータの特定の計算に必要なデータを保持している、選
択された部分にヘッドを移動させる。ヘッドが回転ディ
スクの表面近傍を飛翔するとき、回転中ディスクが発生
する磁界の変化に応じてヘッドのコイルに誘起する電圧
を用いて、ディスク面上の磁界の遷移を検知する。これ
らの遷移は、ディスクに記憶されたデータを表す。
【0004】ディスクから読取られたデータに読取りエ
ラーを検知する場合は、或る種の訂正動作をトリガでき
る。ソフト読取りエラーとは、訂正可能な読取りエラー
のことである。ソフト読取りエラーの訂正は、ディスク
記憶装置の上部機構であるコンピュータ・システムを介
在させないで、またユーザがその発生を知りうる前に、
処理されるのが普通である。
【0005】読取りエラーに遭遇する全ての場合におい
て、データ回復手続きと呼ばれる複数ステップの手続き
が試みられる。このデータ回復手続きによっても訂正不
能な読取りエラーは、ハード・エラーと呼ばれる。
【0006】ハード・エラーの発生は、該当データが失
われたことを意味する。セクタのようなディスクの特定
領域に保持されているデータが高いドロップ・カウント
で読取られるか又は失われる場合、その領域を、ディス
ク上の他の予備部分に再割振りする。この再割振りプロ
セスの間に、エラーを回復できることがある。他方、ハ
ード・エラーは、ディスク記憶装置を工場に返送して修
理しない限り、これを最終的に回復できない。この手続
きは、ディスク記憶装置に依存するシステム又はそのユ
ーザにとって時間の浪費となるばかりでなく、ディスク
記憶装置の製造業者にとっても経費の負担が大きくな
る。従って、エラーを回復するために工場にディスク記
憶装置を返送することは、重要なデータが大量に失われ
る場合のように、極く希にしか行われない。読取りエラ
ーが望ましくないことは明らかであるから、読取りエラ
ーがハード・エラーにならないように、ディスク記憶装
置の読取りエラー回復能力を強化するための、ステッ
プ、プロセス又は装置が常に必要とされている。読取り
エラーの回復能力を強化することは、ハード・エラーの
発生率を減少させること、即ちデータの損失や、ディス
ク記憶装置に依存するユーザの不便や、工場で行われる
データ回復作業などを著しく減少させることを意味す
る。
【0007】従来、データ回復手続きによりデータを回
復するために、種々のステップが用いられてきた。米国
特許第4821125号の第8欄第32行以下には、デ
ータ回復手続きが開示されており、その第6図には、こ
のデータ回復手続きが流れ図の形式で示されている。こ
の米国特許の発明は、エラーを含むディスク部分を数回
にわたって再読取りし、チャンネル特性を変更した後、
このディスク部分を数回にわたって再読取りして、エラ
ー状態にあるデータを回復せんとするものである。最初
に、エラー訂正コードを使用しないで、ディスクを再読
取りする。その後、幾つかのチャンネル特性を変更す
る。次に、エラー訂正コードを用いて、該当するディス
ク部分を再読取りし、ヘッドをトラックの外側及び内側
の両方向にオフセットし、可変デルタ−V検知パラメー
タを変更した後に再読取りを試行する。この再読取りの
間に、第2のエラー訂正コードを用いる。この米国特許
は、特定のデータ回復手続きと、エラーを回復するため
に可変デルタ−V検知パラメータを変更するという特定
のステップを開示している。
【0008】前掲の米国特許とは異なる他の周知方法
は、磁気遷移を検知するのに用いるタイミング・ウイン
ドウを電子的に変更することを要点とする。このタイミ
ング・ウインドウは、その内部で設定した予想時間から
僅かに進むか又は遅れて生起する磁気遷移を検知するた
めに、その中心位置から前後にシフトできるようになっ
ている。
【0009】米国特許第4516165号は、読取りエ
ラーを回復するために、エラーを含むトラックの両側に
ある2つの隣接トラック上のデータを読取り、これを記
憶するようにした他のデータ回復手続きを開示してい
る。かかる隣接トラックの各々を消去した後、読取りエ
ラーを含むトラックを再読取りして、このエラーを回復
することが試みられる。この方法によりデータを回復で
きるトラックとは、一貫して読取りエラーを呈するよう
なトラックである。かかる読取りエラーの発生原因は、
トラック間の誤整列が存在するために、隣接トラックに
よる書込みの際に当該トラックの一部が閉塞されるか、
又は横方向のリードバック振幅が過剰となるような周波
数で隣接トラック上のデータが位相化される、というこ
とにある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前掲のデータ回復技術
は、幾つかのアプリケーションについては有用である。
しかし、読取りが困難なトラック又はセクタ内のデータ
を回復するというディスク記憶装置の能力を強化するた
めのステップ又は装置が、従来にもまして必要とされて
いる。
【0011】本発明の目的は、ディスク記憶装置の読取
りエラー回復能力を強化する技術を提供することにあ
る。
【0012】一般化して云えば、この技術は、情報を記
憶するのに用いられていないディスク面の一部(即ち、
データや、ディスク記憶装置の動作に不可欠なサーボ情
報又は他の重要な情報を失う危険性を伴わずに、書込み
を行うことができる領域)を対象とすることができる。
ディスク面にリザーブ・セクタを設けることは、周知で
ある。同様に、欠陥があると決定された1つ以上のセク
タのバックアップとして、予備セクタを設けることも周
知である。通常、各シリンダには、幾つかの予備セクタ
が設けられている。通常の動作中に、或るセクタに欠陥
があると決定された場合、データは、欠陥のある当該セ
クタではなくてその予備セクタ内に書込まれるようにな
っている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、一のデータ・
セクタに保持されているデータの読取りエラーを検知す
る場合、ヘッドの磁気的状態を変更するために、当該一
のデータ・セクタと同じトラック内にある他のデータ・
セクタを読取り、この読取りデータを当該他のデータ・
セクタに書戻した後、当該一のデータ・セクタを再読取
りするステップを含んでいる。このように、読取りエラ
ーを有するデータ・セクタの再読取りを行う前に、他の
データ・セクタに書込みを行うことにより、ヘッドの読
取り性能が改善されることが判った。このことは、ヘッ
ドの磁気的状態が変更されたことに起因するものと考え
られる。
【0014】一般に、ヘッドの磁気的な非安定性は、磁
気記憶装置の分野では望ましくない現象であると考えら
れていた。これに反し、本発明の技術は、かかる非安定
性を積極的に利用することを基礎とする。検証のために
収集したデータによれば、書込みによりヘッドをリセッ
トした後の読取りエラーの発生率は、1/1000程度
まで減少することが判った。異なる磁気的状態を有する
ようにリセットしたヘッドを用いて、読取りエラーを生
じたセクタの再読取りを行うと、以前に読取ることがで
きなかったデータを正しく読取る確率が極めて高くなる
からである。
【0015】
【実施例】図2は、ディスク記憶装置10の平面図であ
る。ディスク記憶装置10のハウジング12に対し回転
可能に装着したディスク14は、複数の同心トラック1
6を有する。各トラック16は、複数のセクタ18を有
する(図3)。各セクタ18は、ディスク14の磁化領
域の形式でデータを保持する。ディスク記憶装置10の
ハウジング12に対し回転可能に装着したアクチュエー
タ・アーム20は、スライダ24及びヘッド26を含む
アセンブリ22を支持する。回動可能なアクチュエータ
・アーム20は、スライダ24に装着したヘッド26
を、選択されたトラック16上に移動させる。選択され
たトラック16は、所望の情報が保持されている1つ以
上のセクタ18を有する。
【0016】図4のディスク記憶装置10は、複数のデ
ィスク14を有する。ディスク14の各面には、1つの
ヘッド26(図3)がそれぞれ関連している。複数のヘ
ッド26を装着した櫛状の構造体28は、特定のディス
ク14の中心を基準として、各ヘッド26をそれぞれの
ディスク14の同じ位置に移動させるものである。換言
すれば、1つのディスク14の特定の半径位置にあるト
ラック16は、他のトラック14の同じ半径位置に対応
するトラックを有する、ということである。中心から特
定の半径位置にあるディスク14の全てのトラック16
は、一のシリンダを形成する。
【0017】各シリンダごとに、複数の予備セクタ1
8′が設けられる。一般に、これらの予備セクタ18′
は、関連するシリンダ内の1つ以上のセクタ18に欠陥
があると決定された場合に、そのバックアップとして用
いるように指定される。即ち、ソフト読取りエラー又は
ハード・エラーが再び生起するであろう元のセクタにデ
ータを書込むのではなくて、このデータを予備セクタ1
8′に書込んで、データ保全性を確保するということで
ある。一般に、特定のシリンダに関連する全ての予備セ
クタ18′は、このシリンダ内の1つのディスク14の
1面だけに設けられている。但し、ディスク記憶装置の
設計によっては、予備セクタ18′を複数のディスク面
に設けるものもある。
【0018】また、リザーブ領域を各ディスク14の外
周トラックに設けることができる。このリザーブ領域
は、データ用の空間であり、ディスク記憶装置10のオ
ーバーヘッド機能を遂行するのに必要な空間でもある。
このリザーブ空間は、インターフェース・データを記憶
するためと、各ヘッド26の書込み機能及び他の診断機
能をテストするためと、ファイル・プロセッサの情報を
記憶するためなどに使用する。
【0019】図5は、セクタ18の編成を示す。セクタ
18の編成方法には多数のものがあり、図5の編成はそ
の1例であるに過ぎない。同期ゾーン部分32は、デー
タの読取り時に、データ・チャンネルを適正に同期させ
るための情報を保持する。セクタ識別部分33は、当該
セクタを識別するためのものである。データ部分34の
後のエラー訂正コード部分35に保持されているエラー
訂正コードは、読取りデータ内のエラーを決定するのに
用いる。セクタ間ギャップ部分36は、書込み回復フィ
ールドであって、通常は、回転速度の変動又はヘッドの
書込み電流をオフに転ずることから生ずる、データの偶
然的な消去を防止するために用いる。セクタ間ギャップ
部分36の後には、次のセクタの同期ゾーン部分が続
く。
【0020】ヘッドの磁気的な非安定性は、データ又は
サーボ信号の読取りエラーの発生率を変動させるもので
あって、前述のように、磁気記憶装置の分野では望まし
くない現象であると考えられていた。なぜなら、ヘッド
の磁気的状態が一定でなく、書込み及び読取り動作の間
に変化するのは、ヘッドの品質が低いと考えられていた
からである。かかる非安定性の結果として、ディスク記
憶装置の最終製品におけるソフト読取りエラーの発生率
が許容限度内に入るように、ディスクの平方インチ当り
の記憶データ・ビット数(単位面積当りのビット密度)
を、設計段階の間に概して低めに抑えていた。
【0021】図2及び図3を参照して、基本的な動作
と、セクタ18上の読取りエラーの検知を説明する。ア
クチュエータ・アーム20は、所望のデータを保持して
いる所定のセクタ18を含むトラック16上に、ヘッド
26を移動させる。ヘッド26がこのトラック16上を
飛翔し、種々のセクタ18を読取る。この読取り動作の
間に、これらのセクタ18のうち1つのセクタ18から
読取りエラーが発生する場合、このセクタ18のエラー
訂正コード部分35を用いて、このセクタ18内の読取
りエラーを特定する。
【0022】読取りエラーの検知は、図6のデータ回復
手続きをトリガする。このデータ回復手続きが実現され
ているのは、読取りエラーの訂正を試みることにより、
かかる読取りエラーがディスク記憶装置10の内部では
回復不能なハード・エラーになることを防止するためで
ある。図6のデータ回復手続きは、複数ステップの手続
きであって、エラーを訂正してこの手続きが終了するま
で進行するか、又は回復不能なハード・エラーを識別す
るためにこの手続きの全てのルーチンを通して進行す
る。データ回復手続きの最初のステップは、その実現が
最も高速又は有効に行えるものが多い。その後のステッ
プは、これを実現するのに次第に長い時間を要するもの
が多い。データ回復手続きの複数ステップのブロック
は、読取りエラーがディスク記憶装置10の内部では回
復不能なハード・エラーであることを決定するまで、こ
れを何回か繰返すことができる。
【0023】図6のデータ回復手続きを詳述する。エラ
ー訂正コード部分35を用いて読取りエラーを検知した
後、ステップ42では、エラー訂正コード部分35を用
いずに、この読取りエラーを有するセクタ18を数回に
わたって再読取りする。若し、このデータの回復に成功
しなければ、ステップ43で、ヘッド26を所定の距離
だけ外側にオフセットした後、このセクタ18を再読取
りする。ステップ44では、ヘッド26を所定の距離だ
け内側にオフセットして、このセクタ18を再読取りす
る。次のステップ46では、ヘッド26を(書込みによ
り)リセットしてその磁気的状態を変更した後、このセ
クタ18を再読取りする。ステップ48では、エラー訂
正コードを使用して、このセクタ18を再読取りする。
次の2つのステップ50及び52は、検知済みのパルス
が有効パルスであると見なされる前に、前者のパルス内
で電圧が変化しなければならないようなレートを調節す
ることに関係する。次のステップ54では、ステップ4
3及び44と同様のトラック・オフセット動作を行う。
最後の(データ・ストローブ用の)ステップ56では、
磁気遷移がタイミング・ウインドウの内部で設定した予
想時間の前方又は後方にずれようともこの磁気遷移を検
知し得るように、このタイミング・ウインドウを電子的
に移動した後に、このセクタ18を再読取りする。図6
には、特定のデータ回復手続きにおける最初の幾つかの
ステップが示されているに過ぎない。当該読取りエラー
がハード・エラーであると決定する前に、これらのステ
ップを数回にわたって反復して、このデータを回復する
ように試みることができる。他の異なったデータ回復手
続きを用いる場合は、図6のものとは異なる複数ステッ
プを用いたり、それらの順序を図6のものとは異なるよ
うにすることができる。
【0024】図1には、図6のステップ46に対応す
る、ヘッド26をリセットするステップ(以下「リセッ
ト・ステップ」と略記)の詳細が示されている。先ず、
ステップ62では、ヘッド26をリザーブ領域上に移動
させる。このリザーブ領域は、ディスク記憶装置の動作
に不可欠なデータ又はサーボ情報などを保持していな
い、幾つかの領域の1つである。このリザーブ領域は、
必ずしも他のセクタ18に対し相対的に決まる特定の位
置に設けなくても良い。ステップ64では、ヘッド26
を用いて、このリザーブ領域への書込みを行う。ヘッド
26を用いて書込み動作を一度行うと、ヘッド26の磁
気的状態が変化して、ヘッド26の読取り性能を改善で
きるからである。次のステップ66では、読取りエラー
を有するセクタ18上に、ヘッド26を移動させる。最
後のステップ68では、このセクタ18を正しく読取る
ことを試みるために、磁気的状態を変更するようにリセ
ットされたヘッド26を用いて、このセクタ18を再読
取りする。
【0025】図1の主題である、ヘッド26のリセット
・ステップ(図6のステップ46に対応)については、
本発明の実施例を含む、幾つかの例が考えられる。それ
らの例の相違点は、リザーブ領域が何処にあるかという
ことに関係する。リザーブ領域は、データ又はディスク
記憶装置を動作させるのに必要な他の情報を全く保持し
ていない、ディスク面上の任意の領域とすることができ
る。また、或る種の設計では、この目的のために保留さ
れたトラックの一部を、リザーブ領域とすることができ
る。
【0026】本発明の実施例は、ヘッド26をリセット
するために、或るデータ・セクタを使用することを要点
とする。リセットのための書込みを行うべきリザーブ領
域を用いる代わりに、このデータ・セクタを用いて、1
パスの間に、このデータ・セクタを読取ることができ
る。この読取りデータは、同じデータ・セクタに書戻す
ことができる。このデータ・セクタは、読取りエラーを
有する所定のデータ・セクタと同じトラック内にある一
のデータ・セクタである。前者のデータ・セクタは、読
取りエラーを有する所定のデータ・セクタの近傍にある
ことが望ましい。
【0027】第1の参考例は、ディスク14の外周トラ
ックに設けたリザーブ領域に対し、ヘッド26を移動さ
せることを要点とする。このリザーブ領域の空間は、書
込み回路や他の診断手段をテストすることを含む、ディ
スク記憶装置10のオーバーヘッド機能用のものであ
る。アクチュエータ・アーム20は、読取りエラーを有
する所定のセクタ18を含むトラック16から、ヘッド
26を移動させなければならない。即ち、アクチュエー
タ・アーム20は、ヘッド26をリセットするための書
込みを行う前に、ヘッド26をこのリザーブ領域に移動
させた後、ヘッド26を読取りエラーを有する所定のセ
クタ18に再移動させる。この移動後に、読取りエラー
を有する所定のセクタ18を再読取りする。
【0028】第2の参考例は、第1の参考例と非常に似
ている。第2の参考例は、欠陥セクタを検知した場合の
バックアップとして準備されている予備セクタ18′
を、ヘッド26をリセットするためのリザーブ領域とし
て使用することを要点とする。通常、各シリンダごと
に、複数の予備セクタ18′が設けられている。これら
の予備セクタ18′の物理的な配置は、各ファイルの設
計ごとに異なっている。例えば、多くのファイルは、各
シリンダ用の全ての予備セクタ18′を、1つのディス
ク面に設けている。この場合、ヘッド26のリセット・
ステップは、予備セクタ18′を有するディスク面上で
生起する、読取りエラーについてだけ使用できるに過ぎ
ない。なぜなら、かかる読取りエラーを有するセクタ1
8の読取りを行う特定のヘッド26は、リセットのため
の書込みを必要とするヘッド26であるからである。
【0029】予備セクタ18′を別の位置に設けるよう
にすると、第2の参考例は、一層効果的となる。例え
ば、各シリンダ用の予備セクタ18′を、当該シリンダ
内の各ディスク面にそれぞれ設けるようにすると、各ト
ラックは、それぞれ一の予備セクタ18′を含むことに
なる。この予備セクタ18′は、使用中であることもあ
るし、未使用中であることもあるが、若しこれが未使用
中であれば、ヘッド26のリセット・ステップは、アク
チュエータ・アーム20の如何なる移動も必要としない
ことになる。なぜなら、読取りエラーを有する所定のセ
クタ18を含む特定のトラック16内の予備セクタ1
8′上で、ヘッド26をリセットすることが可能であ
り、しかもディスク14が高々1回転すれば、ヘッド2
6をこの予備セクタ18′上に位置付けできるからであ
る。他方、この予備セクタ18′が使用中であれば、ア
クチュエータ・アーム20は、ヘッド26を単に隣接ト
ラック16に移動させて、ヘッド26のリセット・ステ
ップの間に、その予備セクタ18′を使用できるように
すればよい。予備セクタ18′の物理的な配置に係る他
の設計も使用することができ、この場合には、異なった
方式になる。加えて、若し、読取りエラーを有するセク
タ18を含むトラック16内で或る欠陥セクタを検知す
れば、この欠陥セクタを、リザーブ領域として使用でき
る。
【0030】第3の参考例は、ヘッド26のリセット・
ステップ用のリザーブ領域として、セクタ間ギャップ部
分36を用いることを要点とする。読取りエラーを検知
した後で、しかもこの読取りエラーを有するセクタ18
の再読取りを行う前に、ヘッド26は、そのセクタ間ギ
ャップ部分36の1つに再書込みを行う。第3の参考例
の利点は、ヘッド26をリセットするために、他のトラ
ック16上のリザーブ領域をアクセスする必要がないと
いうことにある。このリセット・ステップは、通常の再
読取り以上の時間的な損失を生じさせないから、第3の
参考例の接近方法は、ファイルのスループットに対し殆
ど悪影響を与えない。
【0031】また、前述の種々の技術を、同心トラック
を持たない形式の磁気記憶装置(例えば、渦巻状のトラ
ックを有する磁気記憶装置)でも用いることができる。
【0032】また、ヘッド26のリセット・ステップ
を、セクタ内の読取りエラーの検知とは異なる事象に応
答して、トリガすることもできる。例えば、ヘッド26
のソフト読取りエラー発生率に関係する性能指標が変化
したことを決定するときに、ヘッド26のリセット・ス
テップをトリガすることができる。かかる性能指標の変
化は、振幅又は分解能を測定して決定できる。ヘッド2
6のリセット・ステップによりその磁気的状態を変更す
ると、前記性能指標が通常の動作範囲に置かれるように
なる。更に、ヘッド26のリセット・ステップを、定期
的にトリガすることも可能である。
【0033】また、ヘッド26のリセット・ステップを
実施するに当たり、ディスク面上の既存データが変更さ
れない程度の小さな電流や、高周波電流で以てヘッド2
6を励起することも可能である。この方法は、リザーブ
領域をアクセスしないという点で有利である。
【0034】加えて、磁気抵抗(MR)ヘッドのような
或る種のヘッドについては、リザーブ領域上にヘッドを
移動させたり、或るデータ・セクタを読取り且つこのデ
ータ・セクタに再書込みすることなしに、ヘッド26の
リセット・ステップを実施することが可能である。
【0035】この方法は、MR条片(ストライプ)のリ
ードバック状態を変更するのと同じ態様で、MR条片の
バイアスを変更して実施することができる。MRヘッド
の書込みギャップ内に、又はこの書込みギャップに接近
してMR条片が設けられているようなMRヘッドについ
ては、前述の方法に従ってその書込みコイルを付勢する
ことにより、MR条片の状態を変更できる。
【0036】ヘッド26のリセット・ステップ(図6の
ステップ46に対応)は、多くの利点を有する。即ち、
このステップは、図6に例示されているデータ回復手続
きの他のステップと比較すると、処理時間が非常に短
く、例えばエラー訂正コードを処理する時間よりも実質
的に短い時間を要するに過ぎない。また、ヘッド26の
リセット・ステップは、或る種のヘッドについては、ソ
フト読取りエラー発生率の性能指標を、1/10〜1/
1000程度まで減少させることができる。このよう
に、ソフト読取りエラーの発生率が著しく低下すると、
多くの2次的効果を与える。第1に、許容可能なソフト
読取りエラーの発生率が得られるように、設計段階で、
単位面積当りの最大ビット密度を意図的に低く設定する
必要がない。第2に、ファイルのデータ保全性を確保す
るために、ファイル動作に追加的なマージンを与えるこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、読取りエラーを有する
所定のデータ・セクタと同じトラック内にある一のデー
タ・セクタにおいてヘッドの磁気的状態を変更するため
のリセット・ステップを実施するようにしているから、
このトラックから離れた位置のトラックに設けられたリ
ザーブ領域をアクセスする必要がなく、従ってこのリセ
ットステップを高速に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドをリセットしてその磁気的状態を変更す
るための諸ステップを示す流れ図である。
【図2】ディスク及びアクチュエータ・アームを示す平
面図である。
【図3】ディスク上のトラック内にあるセクタの配置を
示す図である。
【図4】複数のディスクを有するディスク記憶装置の側
面図である。
【図5】セクタの編成を示す図である。
【図6】データ回復手続きの諸ステップを示す流れ図で
ある。
【符号の説明】
10 ディスク記憶装置 16 トラック 14 ディスク 18 通常のセクタ 18′予備セクタ 20 アクチュエータ・アーム 24 スライダ 26 ヘッド 32 同期ゾーン部分 33 セクタ識別部分 34 データ部分 35 エラー訂正コード部分 36 セクタ間ギャップ部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウエルダン・マーク・ハンソン アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスタ ー、サーティ・フォース・ストリート、 ノース・ウエスト1622番地 (72)発明者 ジェムス・ジョセフ・マサー アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスタ ー、フォティ・ナインス・ストリート、 ノース・ウエスト1857番地 (72)発明者 ドナルド・イール・ボスバーク アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスタ ー、ボックス326ビー、ルーラル・ルー ト2、番地なし (56)参考文献 特開 平1−263903(JP,A) 特開 平1−253802(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するための磁気ディスク
    と、前記磁気ディスクからデータを読取り且つ前記磁気
    ディスクにデータを書込むための磁気ヘッドとを備え、
    前記磁気ディスクが少なくとも1つのトラックを有し、
    当該トラックの各々がデータを保持するための複数のデ
    ータ・セクタをそれぞれ有する磁気ディスク記憶装置か
    らのデータの回復方法において、 所定のトラック内にある前記複数のデータ・セクタのう
    ち第1のデータ・セクタに保持されているデータの読取
    りエラーを検知するステップと、 前記磁気ヘッドを用いて、前記所定のトラック内にある
    前記複数のデータ・セクタのうち前記第1のデータ・セ
    クタとは異なる任意の第2のデータ・セクタからデータ
    を読取るステップと、 前記磁気ヘッドを用いて、前記第2のデータ・セクタか
    ら読取られたデータを当該第2のデータ・セクタに再書
    込みするステップと、 前記磁気ヘッドを用いて、前記第1のデータ・セクタに
    保持されているデータを再読取りするステップとから成
    る、磁気ディスク記憶装置からのデータの回復方法。
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