JPH07287942A - ディスク装置、及びディスク装置のデータチェック再試行方法 - Google Patents

ディスク装置、及びディスク装置のデータチェック再試行方法

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JPH07287942A
JPH07287942A JP6077023A JP7702394A JPH07287942A JP H07287942 A JPH07287942 A JP H07287942A JP 6077023 A JP6077023 A JP 6077023A JP 7702394 A JP7702394 A JP 7702394A JP H07287942 A JPH07287942 A JP H07287942A
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JP
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head
write
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dummy
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JP6077023A
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English (en)
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Yuuichi Tarouda
裕一 太郎田
Shuichi Hashimoto
修一 橋本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディスク装置、及びディスク装置の
データチェック再試行方法に関し、データ読み出し処理
で正確にデータを読み出すことができなくなった場合で
も、ダミーライトによりヘッドを回復させることを目的
とする。 【構成】 磁気ディスク制御装置3と、ドライブモジュ
ール6からなり、磁気ディスク制御装置に、ダミーライ
ト制御手段を備えたデータチェック再試行シーケンス制
御手段を設け、ドライブモジュール6に、ヘッドと位置
づけ手段を設けた。データチェック再試行シーケンス制
御手段では、媒体からのデータ読み出しで、リードエラ
ーの場合、再度同一ヘッドで読み出しを行うデータチェ
ック再試行シーケンスを制御する。また、ダミーライト
制御手段は、データチェック再試行シーケンスの途中で
ダミーライトシリンダにシークして、ダミーライトを行
い、再度元のシリンダにシークして、データを読み直す
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクサブシス
テム(或いは、磁気ディスク装置)等に利用可能なディ
スク装置、及びディスク装置のデータチェック再試行方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】§1:磁気ディスクサブシステム(或い
は、磁気ディスク装置)の説明 従来、磁気ディスクサブシステム(或いは、磁気ディス
ク装置)においては、磁気ヘッド(以下、単に「ヘッ
ド」と記す)により媒体に対するデータのリード/ライ
トを行っていた。このヘッドとして、例えば、MRヘッ
ドと呼ばれるヘッドが知られていた。
【0003】前記MRヘッドは、インダクティブ型のラ
イトエレメントと、MR素子からなるリードエレメント
を備えており、前記ライトエレメントで媒体へのライト
(書き込み)を行い、前記リードエレメントで媒体から
のリード(読み出し)を行うものである。
【0004】また、MRヘッドは、ライトエレメントと
リードエレメントが隣接して配置されており、ライトエ
レメントには、ライト電流を流すためのコイルと、磁路
を構成するコアが設けてある。
【0005】ところで、前記MRヘッドでは、ライトエ
レメントにより、媒体へのライト(書き込み)を繰り返
して行うと、その周辺のコア等に磁気的な歪みが発生
し、ライトエレメントでのリードが正常にできなくなる
ことが知られていた。
【0006】すなわち、リードエレメントは、媒体の磁
化情報に応じて、MR素子の抵抗値を変化させること
で、媒体からのデータの読み取りを行っている。従っ
て、ライトエレメントの周辺のコア等に前記の磁気歪み
が発生し、前記リードエレメントのMR素子に磁気的な
影響を及ぼすと、リードエレメントでのリード処理が正
常にできなくなる。
【0007】このように、MRヘッドを使用した装置で
は、データのリード時にリードエラーが発生することが
ある。このような場合、従来は、データチェック再試行
(リトライ)シーケンスの処理を所定回数(任意のN
回)繰り返して行い、それでもリードできなかったら、
パーマネントエラー(エラー)としていた。
【0008】§2:データチェック再試行処理の説明・
・・図14参照図14は従来のデータチェック再試行処
理フローチャートである。以下、図14に基づいて、従
来のデータチェック再試行シーケンスの処理を説明す
る。
【0009】この処理は、例えば、ドライブモジュール
と、該ドライブモジュールを制御する磁気ディスク制御
装置で構成された磁気ディスクサブシステムにおいて、
前記磁気ディスク制御装置の制御で行う処理であり、S
1〜S5は各処理ステップを示す。
【0010】先ず、前記磁気ディスク制御装置では、再
試行回数が規定回数を超えたか否かを判断し(S1)、
超えていない場合は、読み込み処理の再試行(リトラ
イ)を行い(S2)、読み込みが成功したか否かを判断
する(S3)。
【0011】その結果、読み込みが成功すれば、再試行
処理を終了するが、成功しなかった場合は、再試行カウ
ンタをインクリメント(N=N+1)し(S4)、前記
S1の処理から繰り返して行う。
【0012】そして、前記再試行カウンタの値が、予め
設定した規定回数に達すると(S1)、ホストへエラー
(パーマネントエラー)報告を行い(S5)、再試行処
理を終了する。
【0013】なお、前記パーマネントエラーになった場
合、データリードを行うと、再度エラーとなるため、そ
のままでは使用不可能になる。そこで、従来、特定のシ
リンダにヘッドを位置づけし、ヘッドにライト電流を流
して書き込み(ダミーライト)を行うことが行われてい
た。この処理によりヘッドは正常な状態に復帰できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :インダクティブ型のライトエレメントと、MR素
子を使用したリードエレメントを有するヘッド(MRヘ
ッド)を備えた磁気ディスクサブシステム(或いは磁気
ディスク装置)において、データライト時に発生する磁
気的な歪み等により、リードデータを読み誤ることがあ
る。
【0015】このような場合、所定回数だけデータチェ
ック再試行処理を行い、それでもリードできない場合
は、パーマネントエラーとしていた。従って、その後の
処理が正常にできなくなる。
【0016】(2) :媒体にデータを書き込む場合は、ヘ
ッドを目的のシリンダに位置づけしてから、ヘッドのラ
イトエレメントでデータを書き込むが、この場合、先
ず、媒体に書いてあるID部をリードエレメントで読み
取って、正しく位置づけが行われたことを確認する必要
がある。
【0017】しかし、前記のように、リードエレメント
でのリードが正常にできない状態に陥ると、前記のID
部を読むことができない。従って、ヘッドの位置づけ確
認ができないから、その後のライト動作が不可能な状態
になる。
【0018】(3) :ヘッドがリード不可能な状態となり
パーマネントエラーとされた場合、ダミーライトを行う
ことにより、ヘッドを正常な状態に復帰させることが行
われていたが、このような処理は、通常の処理とは別の
処理として行っていた。従って、処理が複雑で処理時間
もかかる。
【0019】本発明は、このような従来の課題を解決
し、媒体からのデータ読み出し処理で、正確にデータを
読み出すことができなくなった場合、直ちにダミーライ
ト処理を行うことにより、ヘッドを正常な状態に回復さ
せ、正確にヘッドの位置づけの確認処理ができるように
することを目的とする。
【0020】また、本発明は、データチェック再試行シ
ーケンスの中に、ダミーライトシーケンスを設けること
により、処理の簡略化を図ることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、1はホスト(ホストコンピュー
タ)、3は磁気ディスク制御装置、6はドライブモジュ
ールを示す。
【0022】本発明は前記の目的を達成するため、ホス
ト1に接続する磁気ディスク制御装置3と、ドライブモ
ジュール6からなる磁気ディスクサブシステムにおい
て、磁気ディスク制御装置3に、ダミーライト制御手段
を備えたデータチェック再試行シーケンス制御手段(M
PU)を設けた。
【0023】また、前記ドライブモジュール6には、媒
体に対し、データの書き込み/読み出しを行うためのヘ
ッド(ヘッド#0、ヘッド#1)と、前記ヘッドを、媒
体の目的位置に位置づけするための位置づけ手段等を設
けた。
【0024】そして、前記データチェック再試行シーケ
ンス制御手段では、媒体からのデータ読み出し処理で、
正確にデータを読み出すことができなかった場合、再度
同一ヘッドでデータの読み出しを行うためのデータチェ
ック再試行シーケンスを制御するように構成した。
【0025】また、前記ダミーライト制御手段では、前
記データチェック再試行シーケンスの途中で、予め決め
た特定のダミーライトシリンダにシークして、予め決め
たデータを書き込むダミーライトを行い、再度元のシリ
ンダにシークして、データを読み直す制御を行うように
構成した。
【0026】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。データチェック再試行シーケンス制御手
段は、ドライブモジュール6に指示した読み込み処理に
おいて、読み取り誤り(データチェック)が発生する
と、データチェック再試行シーケンスの処理を実行す
る。
【0027】この場合、データチェック再試行シーケン
ス制御手段は、或る規定回数の範囲内で、正しく読み込
み処理が終了するまで、当該データのリード処理を行う
ように、ドライブモジュール6に対し、指示を出す。
【0028】このようなデータチェック再試行シーケン
スの任意の試行回数処理後に、更にリード処理に失敗し
た場合、ダミーライト制御手段による制御で、ドライブ
モジュール6の磁気ディスクに予め用意されているダミ
ーライトシリンダに位置づけ(シーク動作)を行い、ヘ
ッドの状態を変化させるためのダミーライトコマンドを
発行して、ダミーライト処理を実行させる。
【0029】このダミーライト処理終了後は、元のシリ
ンダに位置づけ処理(シーク動作)を行い、本来のデー
タチェックのための再試行シーケンスへ処理を戻す。以
上のように、ドライブモジュール6の磁気ディスクに書
き込まれているデータを読み出す処理において、正確に
データを読み出すことが出来ない場合にデータチェック
再試行シーケンスを実行するが、このデータチェック再
試行(リトライ)シーケンスの中で、予め決められた特
定のダミーライトシリンダにシークさせ、データを書き
込む(ダミーライト)処理を行い、ヘッドの状態を変化
させて当該ヘッドを正常な状態に回復させる。
【0030】この場合、前記のダミーライトにより、特
性の劣化しているヘッドに、或る周波数の電流を所定時
間流すことにより、ヘッドの磁気歪みを取って正常なリ
ード動作ができるように回復させる。但し、このダミー
ライトでは、ダミーライトシリンダのID部上に書き込
みを行わないようにガードを行っている。すなわち、I
D部を避けた位置に書き込みを行う。
【0031】以上のようにして、媒体からのデータ読み
出し処理で、正確にデータを読み出すことができなくな
った場合でも、ダミーライト処理を行うことにより、ヘ
ッドを正常な状態に回復させ、正確にヘッドの位置づけ
ができるようにすることができる。
【0032】また、データチェック再試行シーケンスの
中で、ダミーライトシーケンスを実行するので、ダミー
ライト専用のシーケンスを設ける必要がなくなり、処理
の簡略化を図ることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図13は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図13中、1はホスト(ホストコンピュー
タ)、2は磁気ディスクサブシステム、3は磁気ディス
ク制御装置、5はストリングコントローラ、6はドライ
ブモジュール、9はチャネルアダプタ(CA)、10は
リソースマネジャー(RM)、11はサービスアダプタ
(SA)、12はデバイスアダプタ(DA)、14は磁
気ディスク装置、17はロジック回路、18はリード/
ライト回路、19はダミーライト制御回路、20はサー
ボ回路、21はディスクエンクロージャ(以下「DE」
と記す)、23はインターフェース制御部、24はリー
ド/ライト制御部、25はサーボ制御部、26はセクタ
パルスカウンタ部、27は回転位置検出部、28はセク
タパルス発生回路、30は位置決め制御部、31は回転
制御部、32は基準クロック発生回路、33はインデッ
クス発生回路、34はサーボ復調回路、37はマイクロ
プロセッサ(以下「MPU」と記す)、38はメモリ、
39はバッファ(バッファメモリ)、43はスピンド
ル、44は磁気ディスク(媒体)、45はサーボ面、4
6はデータ面、47はボイスコイルモータ(以下「VC
M」と記す)、48はアクチュエータ、49はサーボヘ
ッド、50はデータヘッド、52はヘッドアセンブリ、
53はコアスライダ、54はコイル、55は上部コア、
56は下部コアを示す。
【0034】§1:磁気ディスクサブシステムの構成説
明・・・図2参照 図2は磁気ディスクサブシステムのブロック図である。
以下、図2に基づいて磁気ディスクサブシステムの構成
を説明する。
【0035】図示のように、本実施例の磁気ディスクサ
ブシステム2は、磁気ディスク制御装置3と、該磁気デ
ィスク制御装置3に接続された複数のストリングコント
ローラ5と、前記各ストリングコントローラ5に接続さ
れた複数のドライブモジュール(#0、#1・・・)6
で構成されている。
【0036】そして、前記磁気ディスクサブシステム2
は、ホスト(ホストコンピュータ)1の各チャネル(C
H−A、CH−B)に接続して使用する。また、前記磁
気ディスクサブシステム2には、チャネルアダプタ(C
A)9、サービスアダプタ(SA)11、リソースマネ
ジャー(RM)10、デバイスアダプタ(DA)12、
磁気ディスク装置14等が設けてある。
【0037】この場合、チャネルアダプタ(CA)9、
サービスアダプタ(SA)11、デバイスアダプタ(D
A)12、磁気ディスク装置14等は、2重化されてお
り、それぞれ同じ機能を有するものである。前記各部
は、次の通りである。
【0038】(1) :チャネルアダプタ(CA)9は、チ
ャネルとの間の各種インターフェース制御等を行うもの
である。 (2) :サービスアダプタ(SA)11は、電源の制御、
オペレータパネルの制御、磁気ディスク装置14の制御
等を行うものである。
【0039】(3) :リソースマネジャー(RM)10
は、磁気ディスク制御装置内の資源(メモリ、ファイル
等)の管理、ホスト1から受け取ったジョブの管理等を
行うものである。
【0040】(4) :デバイスアダプタ(DA)12は、
ストリングコントローラ5を介して、ドライブモジュー
ル6との間の各種制御を行うものである。 (5) :磁気ディスク装置14は、磁気ディスク制御装置
が使用するプログラムや、各種データを格納しておくも
のである。なお、デバイスアダプタ(DA)が使用する
プログラムは、この磁気ディスク装置14に格納してお
き、電源立ち上げ時に読み出して使用する。
【0041】(6) :ストリングコントローラ5は、前記
デバイスアダプタ(DA)12の指示に基づいて、複数
のドライブモジュール6の制御を行うものである。 (7) :ドライブモジュール6は、磁気ディスクを回転さ
せ、該磁気ディスクに対し、データのライト/リードを
行うものである。
【0042】§2:ドライブモジュールの構成の説明・
・・図3参照 図3はドライブモジュールのブロック図である。以下、
図3に基づいて、図2に示したドライブモジュールの構
成を説明する。
【0043】前記ドライブモジュール6には、ロジック
回路17、リード/ライト回路18、ダミーライト制御
回路19、サーボ回路20、DE21が設けてある。ま
た、前記ロジック回路17には、インターフェース制御
部23、リード/ライト制御部24、サーボ制御部2
5、セクタパルスカウンタ部26、回転位置検出部27
が設けてあり、前記回転位置検出部27には、セクタパ
ルス発生回路28が設けてある。
【0044】更に、前記サーボ回路20には、位置決め
制御部30、回転制御部31、基準クロック発生回路3
2、インデックス発生回路33、サーボ復調回路34が
設けてある。前記各部は次の通りである。
【0045】(1) :インターフェース制御部23は、ス
トリングコントローラ5との間(実質的には、デバイス
アダプタ12との間)のインターフェース制御(コマン
ドの授受、コマンドの解析、データ転送制御、ロジック
回路17内の各種制御等)を行うものである。
【0046】なお、このインターフェース制御部23
は、図2に示したデバイスアダプタ(DA)12の発行
したダミーライト専用コマンド(ダミーライト開始信
号)を受け取ると、このコマンドをダミーライト制御回
路19へ送出する。
【0047】(2) :リード/ライト制御部24は、イン
ターフェース制御部23の指示により、各種リード/ラ
イト制御を行うものである。 (3) :サーボ制御部25は、インターフェース制御部2
3の指示により、サーボ回路20内の各部の制御を行う
ものである。
【0048】(4) :回転位置検出部27は、リード/ラ
イト制御部24、及びサーボ制御部25からの情報を基
に、媒体の回転位置を検出し、前記インターフェース制
御部23へ検出情報を送出するものである。
【0049】(5) :リード/ライト回路18は、リード
/ライト制御部24の指示により、リードデータの復調
処理や、ライトデータの処理等を行うものである。 (6) :DE21は、内部に、磁気ディスク(媒体)、ス
ピンドルモータ、VCM(ボイスコイルモータ)、ヘッ
ド、ヘッドIC等が設けてあり、磁気ディスクに対し、
データのリード/ライト等を行うものである。
【0050】(7) :位置決め制御部30は、DE21内
に設けたVCMを制御して、ヘッドの位置決め制御(シ
ーク制御、オントラック制御等)を行うものである。 (8) :回転制御部31は、DE21内に設けたスピンド
ルモータの回転を制御するものである。
【0051】(9) :サーボ復調回路34は、DE21か
ら出力されるサーボ信号(サーボヘッドにより、媒体の
サーボ面から読み出したサーボ信号)を復調して、イン
デックス発生回路33にインデックス作成用データを送
出すると共に、基準クロック発生回路32に同期用デー
タを送出するものである。
【0052】(10):基準クロック発生回路32は、PL
L回路で構成されており、前記サーボ復調回路34から
送出された同期用データに同期して、基準クロックを作
成するものである。作成した基準クロックは、セクタパ
ルス発生回路28と、インデックス発生回路33、及び
ダミーライト制御回路19に送出される。
【0053】(11):インデックス発生回路33は、前記
基準クロック発生回路32で発生した基準クロックと、
サーボ復調回路34から送出されたインデックス作成用
データを基に、媒体の1周に1回のインデックス信号を
発生させるものである。発生したインデックス信号は、
セクタパルス発生回路28と、セクタパルスカウンタ部
26に送出される。
【0054】(12):セクタパルス発生回路28は、前記
インデックス発生回路33からのインデックス信号を基
準とし、前記基準クロック発生回路32からの基準クロ
ックから一定間隔にセクタパルスを発生させるものであ
る。この場合、開始ポイントは、インデックス信号で、
内部のカウンタを基準クロックでカウントアップするこ
とで、セクタパルスを発生させる。
【0055】(13):セクタパルスカウンタ部26は、前
記インデックス信号を基準として、セクタパルスをカウ
ントアップする回路であるが、このセクタパルスカウン
タ部26では、前記カウントアップした値が、予め内部
に設定されている一定値N1に達すると、ハイレベルの
セット信号を出力し、その後、さらにカウントアップが
行われ、予め内部に設定されている一定値N2(但し、
N1<N2)に達すると、ローレベルのリセット信号を
出力する。
【0056】例えば、セクタパルスのカウンタ値は、前
記インデックス信号を起点として媒体の1周をカウント
アップするが、このカウンタ値が、前記N1に達したタ
イミングで、セクタパルスカウンタ部26から、ハイレ
ベルのセット信号が出力される。
【0057】その後、或るタイミングにおいて、前記セ
クタパルスのカウンタ値がN2に達すると、セクタパル
スカウンタ部26から、ローレベルのリセット信号が出
力される。そして、前記セット信号、及びリセット信号
は、ダミーライト制御回路19に出力される。
【0058】(14):ダミーライト制御回路19は、セク
タパルスカウンタ部26からのセット信号、リセット信
号と、基準クロック発生回路32からの基準クロック
と、デバイスアダプタ(DA)12からのダミーライト
開始信号(ダミーライト専用コマンド)を入力し、ダミ
ーライト時の制御を行う。
【0059】なお、ダミーライト制御回路19は、通常
のリード/ライト時には、リード/ライト回路18の出
力をDE21へ接続しており、ダミーライトの開始条件
が満たされると、リード/ライト回路18の出力とDE
21との接続を遮断し、基準クロック発生回路32の出
力とDE21を接続する。
【0060】また、デバイスアダプタ(DA)12から
のヘッド切り換え信号(ヘッドスイッチコマンド)は、
前記ストリングコントローラ5→インターフェース制御
部23→リード/ライト制御部24→リード/ライト回
路18→ダミーライト制御回路19→DE21の順で送
出され、前記DE21内でヘッドの切り換えが行われ
る。
【0061】前記ダミーライト制御回路19では、セク
タパルスカウンタ部26からのセット信号と、デバイス
アダプタ12からのダミーライト開始信号が共にハイレ
ベル出力(両方の信号がハイレベル状態)の時に、前記
基準クロックを通過させ、この基準クロックを、ダミー
ライト信号として、DE21へ送出する。
【0062】DE12では、前記ダミーライト信号を入
力すると、DE内部のヘッドICにより、ライト電流に
変換されて、媒体へのダミーライトが行われる。 §3:デバイスアダプタ(DA)の説明・・・図4参照 図4はデバイスアダプタ(DA)の説明図であり、A図
はデバイスアダプタのブロック図、B図はメモリの説明
図である。以下、図4に基づいて、前記図2に示したデ
バイスアダプタ(DA)を説明する。
【0063】デバイスアダプタ(DA)12には、MP
U(マイクロプロセッサ)37、メモリ38、バッファ
(バッファメモリ)39が設けてある。前記MPU37
は、デバイスアダプタ12内の各種制御を行うものであ
り、メモリ38とバッファ39は、前記MPU37がア
クセスするものである。
【0064】この場合、前記メモリ38には、予め、再
試行回数カウンタRC、ダミーライト回数カウンタD
C、再試行回数閾値Nr、ダミーライト開始回数Nd、
ダミーライト実施回数閾値Ne、及びMPU37が実行
するプログラム等を格納しておく。
【0065】また、バッファ39には、データチェック
再試行シーケンスの実行時に、MPU37が、媒体から
リードしたID部の情報等を格納する。なお、前記メモ
リ38に格納する再試行回数カウンタRC、ダミーライ
ト回数カウンタDC、再試行回数閾値Nr、ダミーライ
ト開始回数Nd、ダミーライト実施回数閾値Ne、及び
MPU37が実行するプログラム等のデータは、図2に
示した磁気ディスク装置14に格納しておき、電源立ち
上げ時に、リソースマネジャー10の指示で、サービス
アダプタ(SA)が前記磁気ディスク装置14から読み
出して、デバイスアダプタ(DA)12内のメモリ38
にロードする。
【0066】また、前記メモリ38内の再試行回数カウ
ンタRC、及びダミーライト回数カウンタDCは、ソフ
トカウンタであり、MPU37が管理(インクリメン
ト、クリア等)する。
【0067】§4:ヘッドの説明・・・図5、図6参照 図5はヘッドの説明図1であり、A図はDEの説明図、
B図はヘッドアセンブリの説明図である。また、図6は
ヘッドの説明図2であり、A図はコアスライダの拡大
図、B図はA図に示したa部の拡大図、C図はB図の一
部拡大図である。
【0068】以下、図5、図6に基づいて、MRヘッド
(MRヘッド:磁気抵抗効果型ヘッド)について説明す
る。図5のA図に示したように、ドライブモジュールの
DE21内には、スピンドル43に結合され、スピンド
ルモータによって駆動される複数の磁気ディスク(媒
体)44が設けてある。
【0069】これら複数の磁気ディスク44の内、いず
れか1つの磁気ディスクの一面にサーボ面45が設けて
あり、他の磁気ディスク44の面は、全てデータ面46
となっている。
【0070】そして、VCM47によって駆動されるア
クチュエータ48には、ヘッドアームを介して、複数の
磁気ヘッドが設けてある。これらの磁気ヘッドの内、サ
ーボ面45側の磁気ヘッドをサーボヘッド49とし、デ
ータ面46側の磁気ヘッドを全てデータヘッド50とし
ている。
【0071】前記サーボヘッドは、サーボ面45のサー
ボ情報を読み取るものであり、読み取ったサーボ情報
は、図3に示したサーボ回路20内のサーボ復調回路3
4に送り、復調される。
【0072】なお、復調されたサーボ情報は、ヘッド位
置決め制御部30によるヘッドの位置決め制御を行う際
に使用したり、ダミーライト制御回路19の制御により
ダミーライト(この処理は後述する)を行う際にも使用
する。また、データヘッド50は、磁気ディスク44の
データ面46に対して、データのリード/ライトを行う
ものである。
【0073】ところで、前記サーボヘッド49、及びデ
ータヘッド50は、MRヘッドを使用する。以下、前記
MRヘッドについて説明する。図5のB図に示すよう
に、サーボヘッド49、或いはデータヘッド50を構成
するヘッドアセンブリ52の先端部には、コアスライダ
53が設けてあり、このコアスライダ53には、ライト
エレメント(インダクティブ型ライトヘッドの磁極)W
Eと、リードエレメント(MR素子)REが、所定の距
離だけ離して設けてある。
【0074】また、図6に示したように、ライトエレメ
ントWE、及びリードエレメントREの付近には、書き
込み電流を流すためのコイル54が設けてあり、該コイ
ル54を挟んで上部コア55と下部コア56が設けてあ
る。
【0075】前記ヘッドでは、データのライト時は、ラ
イトエレメントWEを使用して媒体への書き込みを行
い、データのリード時には、リードエレメントREを使
用して媒体からの読み取りを行う。
【0076】§5:データチェック再試行シーケンス
と、ダミーライト処理の概要説明 デバイスアダプタ(DA)12内のMPU37は、ドラ
イブモジュール6に指示した読み込み処理(リード処
理)において、読み取り誤り(データチェック)が発生
すると、データチェック再試行シーケンスの処理を実行
する。
【0077】この場合、MPU37は、或る規定回数の
範囲内で、正しく読み込み処理が終了するまで、当該デ
ータのリード処理を行うように、ドライブモジュール6
に対し、指示を出す。
【0078】このようなデータチェック再試行シーケン
スの任意の試行回数処理後に、更にリード処理に失敗し
た場合、ドライブモジュール6の磁気ディスクに予め用
意されているダミーライト専用のシリンダ(ダミーライ
トシリンダ)に位置づけ(シーク動作)を行い、ヘッド
の状態を変化させるための書き込みコマンド(ダミーラ
イトコマンド)を発行して、ダミーライト処理を実行さ
せる。
【0079】このダミーライト処理終了後は、元のシリ
ンダに位置づけ処理(シーク動作)を行い、本来のデー
タチェックのための再試行シーケンスへ処理を戻す。以
上のように、ドライブモジュール6の磁気ディスクに書
き込まれているデータを読み出す処理において、正確に
データを読み出すことが出来ない場合にデータチェック
再試行シーケンスを実行するが、このデータチェック再
試行(リトライ)シーケンスの中で、予め決められた特
定のダミーライトシリンダにシークさせ、データを書き
込む(ダミーライト)処理を行い、ヘッドの状態を変化
させて当該ヘッドを正常な状態に回復させる。
【0080】§6:フローチャートによるデータチェッ
ク再試行(リトライ)シーケンスの説明・・・図7参照 図7はデータチェック再試行処理フローチャートであ
る。以下、図7に基づいて、前記データチェック再試行
(リトライ)処理を説明する。なお、この処理は、前記
デバイスアダプタ(DA)12内のMPU37の制御で
行う処理であり、S11〜S17は各処理ステップを示
す。
【0081】この処理では、MPU37は、デバイスア
ダプタ12内のメモリ38に格納してある再試行回数カ
ウンタRC、再試行回数閾値Nr、ダミーライト開始回
数Ndを使用して制御を行う。この場合、Nr>Ndの
関係がある。また、前記再試行回数カウンタRCは、M
PU37が、データチェック再試行処理開始時にクリア
しておく。
【0082】先ず、MPU37は、データチェック再試
行シーケンスの処理を開始すると、再試行回数カウンタ
RCの値と、再試行回数閾値Nrとの比較(RC≧Nr
か否かの比較)を行う(S11)。
【0083】その結果、再試行回数カウンタRCの値が
再試行回数閾値Nrに達していなければ、次に、MPU
37は、再試行回数カウンタRCの値と、ダミーライト
開始回数Ndとの比較(RC≧Ndか否かの比較)を行
う(S12)。
【0084】その結果、再試行回数カウンタRCの値が
ダミーライト開始回数Nd以上であれば、MPU37
は、ダミーライトシリンダにおけるダミーライト処理
(この処理は後述する)を実施し(S13)、その後、
データチェック再試行シーケンスに戻して、読み込み処
理の再試行(リトライ)を行う(S14)。
【0085】しかし、前記S12の処理で、再試行回数
カウンタRCの値がダミーライト開始回数Ndに達して
いなければ、前記ダミーライト処理は行わず、読み込み
処理の再試行(リトライ)を行う(S14)。
【0086】次に、MPU37は、前記読み込み処理の
再試行で、読み込みが成功したか否かを判断し(S1
5)、成功したら、データチェック再試行処理を終了す
る。しかし、前記読み込みが成功しなかった場合、MP
U37は、再試行回数カウンタRCの値をインクリメン
ト(RC=RC+1)し(S16)、前記S11の処理
から繰り返して行う。
【0087】以上の処理により、読み込みが成功せず、
再試行回数カウンタRCの値が再試行回数閾値Nr以上
になると、MPU37はエラー(パーマネントエラー)
として、上位装置へ報告する(S17)。
【0088】なお、前記処理において、ダミーライト開
始回数Ndを1つの値とするのではなく、例えば、ダミ
ーライト開始回数をNd1、Nd2・・・(但し、Nd
1<Nd2<・・・)のように、複数のダミーライト開
始回数を設定しておき、前記再試行回数カウンタRCの
値が、各ダミーライト開始回数Nd1、Nd2、Nd3
・・・に達した場合にのみダミーライト処理を開始して
も良い。
【0089】この場合、例えば、Nd1=10(10
回)、Nd2=20(20回)・・・のように、任意の
回数を設定すれば良い。これらのダミーライト開始回数
は、それぞれメモリ38に、予め格納しておくことで、
MPU37が処理を行う。
【0090】このように、或る一定のダミーライト開始
回数Nd以上で、ダミーライト処理を毎回実施するのに
比べて、前記のように、各ダミーライト開始回数Nd
1、Nd2、Nd3・・・に達した場合にのみダミーラ
イト処理を行う方が、ヘッドの特性が回復する確率が高
くなる。以下、前記ダミーライト処理について、更に詳
細に説明する。
【0091】§7:ダミーライト処理の説明1(ダミー
ライトシリンダと、ヘッド切り換えの説明)・・・図8
参照 図8はダミーライト処理説明図1であり、A図はダミー
ライトシリンダの説明図、B図はダミーライト時のヘッ
ド切り換えの説明図である。
【0092】前記ダミーライト処理を行う場合、磁気デ
ィスクにダミーライト専用のシリンダを設け、この専用
のシリンダにヘッドを位置づけしてダミーライトを行
う。すなわち、ユーザシリンダでライト処理を行うと、
ユーザデータを消去する恐れがあるため、前記のよう
に、専用のシリンダを用意する。
【0093】本実施例では、図8のA図に示したよう
に、磁気ディスク44の各シリンダの内、ユーザシリン
ダより内側にあるシリンダを、ダミーライト専用のシリ
ンダ(ダミーライトシリンダ)として使用する。
【0094】また、前記ダミーライトシリンダへのヘッ
ドの位置づけ処理で、シーク処理が正しく終了している
かを確認する処理は、位置づけされているシリンダ上に
存在するレコードのID部をリードすることにより、該
ID部に書かれているアドレス情報で確認する。
【0095】しかし、このダミーライトを行う場合は、
当該ヘッドは特性が劣化しているため、ID部の正常な
リードができない。そこで、図8のB図に示したよう
に、1つのアクチュエータに2つのヘッド(#0、#
1)を有するヘッドアセンブリを使用し、ヘッドの切り
換えを行ってID部をリードする。
【0096】この場合、シーク時には、ヘッド#0とヘ
ッド#1は、媒体の同じシリンダ位置に位置づけされ
る。従って、例えば、ヘッド#1でダミーライトを行う
場合、ヘッド#1をダミーライトシリンダに位置づけし
ても、ヘッド#1では位置づけ確認のためのID部のリ
ードができない。
【0097】そこで、ヘッドをヘッド#1からヘッド#
0へのヘッド切り換えを行い、ヘッド#0でダミーシリ
ンダのID部をリードすることにより、前記ダミーライ
トシリンダへのヘッドの位置づけ処理で、シーク処理が
正しく完了しているかを確認することができる。
【0098】そして、ヘッドが正しくダミーライトシリ
ンダに位置づけされたことを確認したら、前記ヘッド#
1を選択して、ダミーライトシリンダでのダミーライト
を行う。
【0099】§8:ダミーライト処理の説明2(ドライ
ブモジュール内のダミーライト処理説明)・・・図9、
図10参照 図9はダミーライト処理説明図2、図10はダミーライ
ト処理説明図3(各部のタイムチャート)である。以
下、図9、図10に基づいて、前記MPU37の指示で
行うドライブモジュール内のダミーライト処理を説明す
る。
【0100】図9には、図3に示したドライブモジュー
ル6の内、ダミーライト処理に関係する部分のみを取り
出した説明図であり、各部の信号を、〜で示してあ
る。また図10には、前記各部の信号をタイムチャート
を〜で示してある。
【0101】なお、この処理は、デバイスアダプタ(D
A)12内のMPU37が、ダミーライト専用コマンド
として、ダミーライト開始信号を発行することで、ダミ
ーライト処理を実行するものである。
【0102】サーボ復調回路34では、DE21から出
力されるサーボ信号を復調して、インデックス発生回路
33にインデックス作成用データを送出すると共に、基
準クロック発生回路32に同期用データを送出する。な
お、前記サーボ信号は、DE21内のサーボヘッドによ
り、媒体のサーボ面に書かれているサーボ情報を読み出
した信号である。
【0103】基準クロック発生回路32は、PLL回路
で構成されており、前記サーボ復調回路34から送出さ
れた同期用データに同期して、基準クロックを作成す
る。作成した基準クロックは、セクタパルス発生回路2
8と、インデックス発生回路33、及びダミーライト制
御回路19に送出される。
【0104】インデックス発生回路33は、前記基準ク
ロック発生回路32で発生した基準クロックと、サーボ
復調回路34から送出されたインデックス作成用データ
を基に、媒体の1周に1回のインデックス信号を発生さ
せる。
【0105】このインデックス信号は、図10ので示
したインデックス(INDEX)信号であり、セクタパ
ルス発生回路28と、セクタパルスカウンタ部26に送
出される。
【0106】セクタパルス発生回路28は、前記インデ
ックス発生回路33からのインデックス信号を基準と
し、前記基準クロック発生回路32からの基準クロック
から一定間隔にセクタパルスを発生させる。
【0107】この場合、開始ポイントは、インデックス
信号で、内部のカウンタを基準クロックでカウントアッ
プすることで、図10のに示したようなセクタパルス
を発生させる。
【0108】セクタパルスカウンタ部26は、前記イン
デックス信号を基準として、セクタパルスをカウントア
ップする回路であるが、このセクタパルスカウンタ部で
は、前記カウントアップした値が、予め内部に設定され
ている一定値N1に達すると、ハイレベルのセット信号
を出力し、その後、さらにカウントアップが行われ、予
め内部に設定されている一定値N2(但し、N1<N
2)に達すると、ローレベルのリセット信号を出力す
る。
【0109】例えば、図10のに示したように、セク
タパルスのカウンタ値は、インデックス信号を起点とし
て媒体の1周をカウントアップするが、このカウンタ値
が、前記N1に達したタイミングt2で、に示したよ
うに、セクタパルスカウンタ部26から、ハイレベルの
セット信号が出力される。
【0110】その後、タイミングt3において、前記カ
ウンタ値がN2に達すると、セクタパルスカウンタ部2
6から、ローレベルのリセット信号が出力される。な
お、この例では、に示したように、ID部を少し通り
すぎたタイミングt1(タイミングt2より少し前のタ
イミング)で、ハイレベルのダミーライト開始信号が出
力される。
【0111】前記セクタパルスカウンタ部26から出力
されるセット信号、及びリセット信号は、ダミーライト
制御回路19に出力される。ダミーライト制御回路19
は、セクタパルスカウンタ部26からのセット信号、リ
セット信号と、基準クロック発生回路32からの基準ク
ロックと、デバイスアダプタ(DA)12からのダミー
ライト開始信号を入力し、ダミーライト時の制御を行
う。
【0112】この制御では、に示したセクタパルスカ
ウンタ部26からのセット信号と、に示したデバイス
アダプタ12からのダミーライト開始信号が共にハイレ
ベル出力(両方の信号がハイレベル状態)の時(タイミ
ングt2)に、前記基準クロックを通過させ、この基準
クロックを、に示したダミーライト信号として、DE
21へ送出する。
【0113】DE21では、前記ダミーライト信号を入
力すると、DE内部のヘッドICにより、ライト電流に
変換して、媒体へのダミーライトが行われる。以上のよ
うにすれば、ダミーライトシリンダでは、ID部上にダ
ミーライトを行うことなく、該ID部から少し離れたダ
ミーライト領域において、ダミーライトが行われる。従
って、前記図9に示した回路により、ダミーライト時
に、ダミーシリンダのID部が破壊されないようにカー
ドすることができる。
【0114】§9:フローチャートによるダミーライト
処理の説明・・・図11、図12参照 図11はダミーライト処理フローチャート1、図12は
ダミーライト処理フローチャート2である。以下図1
1、図12に基づいて、ダミーライト処理を説明する。
なお、S21〜S31は各処理ステップを示す。
【0115】この処理は、デバイスアダプタ12内のM
PU37の制御で行う処理であり、デバイスアダプタ
(DA)12内のメモリ38には、ダミーライト回数カ
ウンタDC、ダミーライト実施回数閾値Ne(ダミーラ
イトの繰り返し回数閾値)を設定しておく。
【0116】先ず、ダミーライト処理を開始すると、M
PU37は、ドライブモジュール6に対し、ダミーライ
トシリンダへの位置づけ命令を発行する(S21)。こ
の位置づけ命令によりドライブモジュール6では、ダミ
ーライトシリンダへのシークを行って、ヘッドの位置づ
けを行う。
【0117】この位置づけが完了すると、ドライブモジ
ュール6から、デバイスアダプタ(DA)12へ割り込
みを発生させ、位置づけ処理が完了したことを報告す
る。その後、MPU37は、ドライブモジュール6から
の割り込みによる位置づけ完了信号を検出すると(S2
2)、同一アクチュエータの別ヘッドの選択命令を発行
する(S23)。
【0118】この場合、例えば、図8のB図に示したヘ
ッドにおいて、ヘッド#1が劣化していてダミーライト
の対象ヘッドであると、ヘッド#1では、位置づけ確認
のためのID部リードができない。このため、同一シリ
ンダ位置にあり、かつ正常なヘッド#0を選択してID
部リードを行う必要がある。
【0119】そこで、MPU37は、ヘッド#0を選択
するためのヘッド選択命令を発行する(S23)。この
ようにしてヘッド選択命令が発行されると、ドライブモ
ジュール6では、ヘッドをヘッド#0に切り換える。
【0120】この状態で、MPU37は、ドライブモジ
ュール6に対し、媒体のID部をリードするためのID
リード命令を発行して、ダミーライトシリンダへの位置
づけ確認処理を行う(S24)。
【0121】この場合、前記IDリード命令が発行され
ると、ドライブモジュール6では、ヘッド#0により媒
体(ダミーシリンダ)からID部をリードし、リードし
たデータをデバイスアダプタ(DA)12へ送出する。
【0122】デバイスアダプタ(DA)12のMPU3
7は、前記リードしたID部のデータを受け取ると、バ
ッファ39に格納しておく。そして、MPU37は、バ
ッファ39に格納したID部のデータ(アドレス情報)
から、ダミーライトシリンダへの位置づけが正しくでき
たか否かを確認する。
【0123】なお、この場合、ヘッド#0でリードした
ID部の情報により位置づけを確認しているが、ヘッド
#0と、ヘッド#1は同一シリンダに位置づけされてい
るため、前記ヘッド#0での位置づけ確認ができれば、
ヘッド#1での位置づけ確認ができたものとして扱う。
【0124】前記ID部のリードにより、ダミーシリン
ダへの位置づけが確認できたら、MPU37は、当該ヘ
ッド(ヘッド#1)の選択命令を発行する(S25)。
この命令を受けたドライブモジュール6では、ヘッドを
ヘッド#1へ切り換える。
【0125】その後、MPU37は、ドライブモジュー
ル6に対し、ダミーライトシリンダへのダミーライトを
行うためのダミーライトコマンドを発行する(S2
6)。この命令を受けたドライブモジュール6では、ヘ
ッド#1に書き込み電流を流して、ダミーライトシリン
ダへの書き込み(ダミーライト)を行う。
【0126】この場合、特性の劣化しているヘッド#1
に、或る周波数の電流を所定時間流すことにより、MR
ヘッドの磁気歪みを取って正常なリード動作ができるよ
うに回復させる。但し、このダミーライトでは、ID部
上に書き込みを行わないようにガードを行っている。す
なわち、ID部を避けた位置に書き込みを行う。
【0127】次に、MPU37は、ドライブモジュール
6に対し、当該ヘッド(ヘッド#1)のID部リード命
令を発行し、特性回復確認処理を行う(S27)。この
場合、ドライブモジュール6では、前記ID部リード命
令を受けると、ヘッド#1により媒体のID部(ダミー
ライトシリンダのID部)をリードし、そのデータをデ
バイスアダプタ(DA)12へ転送する。このデータを
受け取ったデバイスアダプタ(DA)12では、MPU
37がID部のリードデータをバッファ39に格納して
おく。
【0128】そして、MPU37は、バッファ39に格
納したID部のデータ(アドレス情報)から、ヘッド#
1で正しくID部が読めたか否かを確認する。この確認
処理で、MPU37は、ID部が正しく読めた場合、ヘ
ッド#1がダミーライトで回復したと判断するが、正し
く読めなかった場合は、ヘッド#1が回復していないと
判断する。
【0129】前記のようにして、MPU37は、前記リ
ード命令が正常終了したか否かを判断(S28)し、リ
ード命令が正常終了したら(ID部が正しくリードでき
たら)、ヘッド#1は回復しているので、MPU37は
元のシリンダ(リトライを行ったシリンダ)への位置づ
け命令を発行し(S31)、データチェック再試行シー
ケンス処理へリターンさせる。
【0130】しかし、前記S28の処理で、リード命令
が正常終了しない場合は、MPU37は、ダミーライト
回数カウンタDCをインクリメント(DC=DC+1)
し(S29)、前記ダミーライト回数カウンタDCの値
と、ダミーライト実施回数閾値Neの比較(DC≧Ne
か否かの比較)を行う(S30)。
【0131】その結果、ダミーライト回数カウンタDC
の値が、ダミーライト実施回数閾値Ne以上の場合は、
MPU37は、異常終了とし、上位装置へ異常(エラ
ー)報告を行う。
【0132】しかし、前記S30の処理で、ダミーライ
ト回数カウンタDCの値が、ダミーライト実施回数閾値
Neに達していなければ、前記S26の処理から繰り返
して行う。
【0133】§10:ヘッドスイッチ命令によるID部
ガードの説明1 前記ダミーライトを実施する場合、ダミーシリンダのI
D部を破壊しないようにガードする必要がある。すなわ
ち、前記ID部を破壊すると、ダミーライト後、ヘッド
が正常に回復したか否かの確認が出来なくなる。
【0134】このID部のガードは、前記の例では、図
9に示した回路(特に、ダミーライト制御部19、セク
タパルスカウンタ部26)と、ダミーライト専用コマン
ドの発行により実現することができる。
【0135】なお、図9の構成の内、サーボ復調回路3
4、インデックス発生回路33、基準クロック発生回路
32、セクタパルス発生回路28は、通常の処理におい
て必要なものを兼用したものであり、ダミーライトのた
めに特別に設けたものではない。
【0136】しかし、前記の方法では、ダミーライト専
用の回路と、ダミーライト専用コマンドの発行が必要で
あるが、このような方法によらず、以下の方法でも実現
可能である。
【0137】例えば、前記図11、図12に示した処理
において、ダミーライトシリンダへの位置づけ確認のた
めに、ヘッドをヘッド#1(特性の劣化しているヘッ
ド)からヘッド#0(正常なヘッド)へ切り換えてID
部をリードしている。
【0138】そして、前記位置づけ確認処理の直後に、
ヘッドをヘッド#0からヘッド#1へ切り換え、ヘッド
#1でダミーライトシリンダへのダミーライトを行って
いる。このように、ID部リードを実施した直後に、ヘ
ッド選択命令を発行し、その直後に、ダミーライトのた
めのライト電流を送出するためのライトコマンドを発行
する。
【0139】前記のようにすると、前記のヘッド切り換
えにより、ダミーシリンダのID部を破壊することな
く、該ID部から離れた媒体上の位置でヘッド#1によ
りダミーライトが行われる。すなわち、前記のヘッド切
り換え(ヘッドスイッチ)により、ID部が破壊されな
いようにガードすることができる。
【0140】§11:空読み命令によるID部ガードの
説明・・・図13参照 図13は、空読み命令によるダミーライト処理説明図で
あり、A図はダミーライトシリンダの説明図、B図はダ
ミーライト時の処理順序説明図である。
【0141】この処理は、図9に示した構成の内、特
に、ダミーライト制御部19、セクタパルスカウンタ部
26を備えていない装置において、ダミーライト時にI
D部のガードを行う例である。
【0142】なお、図9の構成の内、サーボ復調回路3
4、インデックス発生回路33、基準クロック発生回路
32、セクタパルス発生回路28は、通常の処理におい
て必要なものを兼用したものであり、ダミーライトのた
めに特別に設けたものではない。
【0143】すなわち、ダミーライト処理を行う際、ダ
ミーライトシリンダへの位置づけを行って、ダミーライ
トを行うが、この場合、ダミーライトにより前記ID部
を破壊すると、ダミーライト後、ヘッドが正常に回復し
たか否かの確認が出来なくなる。
【0144】従って、ダミーライト時には、ダミーライ
トシリンダのID部を破壊しないようにガードし、ID
部から少しはなれた媒体上にダミーライトを行う。以
下、この処理を説明する。
【0145】一般に、A図に示したように、媒体には1
周に1個のインデックスがあり、このインデックスから
少し離れた位置にID部がある。そして、このID部の
後にデータを書き込むためのデータ部が存在する。
【0146】前記のように、ダミーライトを行う場合、
前記ID部を破壊しないようにして、データ部の所定領
域(ダミーライト領域)においてダミーライトを行う。
このようにするため、以下に説明する処理を行う。
【0147】先ず、特性の劣化している当該ヘッド(ヘ
ッド#1)がトレースするトラックのID部を破壊させ
ないために、MPU37はドライブモジュール6に対
し、該ヘッド#1の選択命令を発行(図11のS25の
処理)した後、ドライブモジュール6に対し、当該トラ
ックのインデックスを検出するための命令をドライブモ
ジュール6に対して発行する。
【0148】この命令を受けたドライブモジュール6で
は、インデックスを検出すると、そのインデックス検出
信号をデバイスアダプタ(DA)12へ送出する。この
インデックス検出信号を受けたMPU37は、前記ID
部を読み飛ばすために十分な空読み命令をドライブモジ
ュール6に対して発行する。
【0149】例えば、図13のB図に示したように、
でインデックス信号を検出すると、、、の順序で
空読み命令を発行する。この空読み命令では、単に、空
のリード動作を行うだけであり、ID部は破壊しない。
【0150】このようにして、空読み命令によりID部
を読み飛ばした後、ID部から少し離れた位置に達する
と、MPU37は、ドライブモジュール6に対し、の
タイミングでダミーライトのための命令(ライト電流送
出命令)を発行する。
【0151】このダミーライトのための命令が発行され
ると、ドライブモジュール6では、媒体にダミーライト
を実施する。このような空読み命令の発行により、ID
部を読み飛ばしてダミーライト領域にダミーライトを行
うことができる。
【0152】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :前記実施例に示した磁気ディスクサブシステムと
構成の異なる他の磁気ディスク装置(或いは、サブシス
テム)等にも同様に実施可能である。
【0153】(2) :図9に示した構成を備えていない他
の磁気ディスク装置(或いはサブシステム)において
も、同様に実施可能である。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :媒体からのデータ読み出し処理で、正確にデータ
を読み出すことができなくなった場合でも、ダミーライ
ト処理を行うことにより、ヘッドの磁気的な歪みを取り
去り、ヘッドを正常な状態に回復させることができる。
【0155】ところで、媒体にデータを書き込む場合
は、ヘッドを目的のシリンダに位置づけしてから、ヘッ
ドのライトエレメントでデータを書き込むが、この場
合、先ず、媒体に書いてあるID部をリードエレメント
で読み取って、正しく位置づけが行われたことを確認す
る必要がある。
【0156】しかし、リードエレメントでのリードが正
常にできない状態に陥ると、前記のID部を読むことが
できない。従って、ヘッドの位置づけ確認ができないか
ら、その後のライト動作が不可能な状態になる。
【0157】このような場合、本発明では、ダミーライ
トシーケンスを実施することにより、特性の劣化したヘ
ッドを回復させることができるから、ID部のリードが
確実にでき、その後のライト動作を行うことができる。
また、誤って他の領域のデータを破壊する恐れもなくな
る。
【0158】(2) :データチェック再試行シーケンスの
中で、ダミーライトシーケンスを実行するので、ダミー
ライト専用のシーケンスを設ける必要がなくなり、処理
の簡略化を図ることができる。
【0159】(3) :ダミーライトを行う際、ダミーライ
トシリンダのID部を破壊しないようにガードしてい
る。従って、装置の信頼性の向上が期待できる。 (4) :ダミーライトは、予め決めた専用のシリンダを使
用して行うので、ユーザデータを破壊することもない。
【0160】(5) :ダミーライト対象ヘッドが、ダミー
ライトシリンダに位置づけされているか否かを確認する
ために、ダミーライトシリンダと同一のシリンダに位置
付けされている別のヘッドにヘッド切り換えを行い、切
り換えたヘッドで、媒体からID部を読み出している。
【0161】従って、1つのヘッドの特性が劣化してい
た場合でも、別のヘッドによりID部をリードして、ヘ
ッドの位置づけの確認処理が正確に行える。 (6) :ダミーライト後、ダミーライト対象ヘッドで、ダ
ミーライトシリンダのID部をリードして、ヘッドが正
常に回復したことを確認するので、ユーザデータに影響
を与えることなく、簡単にヘッドの回復確認ができる。
【0162】(7) :ダミーライト後、ダミーライト対象
ヘッドで、ダミーライトシリンダのID部をリードし
て、ID部のリードが正確にできなかった場合、同一ヘ
ッドに対し、再度ダミーライトを行い、前記ID部が正
常にリードできるまで、前記ダミーライトを繰り返して
行う。
【0163】従って、1度のダミーライトでヘッドの回
復ができない場合でも、確実にヘッドの回復処理を行う
ことが可能である。 (8) :ダミーライト処理を開始するためのダミーライト
開始回数を複数設定しておき、データチェック再試行処
理の過程で、データチェック再試行回数をカウントし
て、そのカウント回数が、前記各ダミーライト開始回数
に達した時、ダミーライトを実施している。
【0164】従って、ヘッドの回復する確率が高くなる
と共に、効率良く、かつ迅速にヘッドの回復処理を行う
ことが可能である。 (9) :空読み命令を発行することにより、ダミーライト
で、ダミーライトシリンダのID部を破壊しないように
ガードしている。従って、特別なハードウエアの変更や
追加を必要とすることなく、ファームウエアの追加だけ
で、簡単にID部のガードを行うことができる。
【0165】(10):ヘッドを切り換えるためのヘッドス
イッチ命令を発行することにより、ダミーライトで、ダ
ミーライトシリンダのID部を破壊しないようにガード
している。従って、特別なハードウエアの変更や追加を
必要とすることなく、ファームウエアの追加だけで、簡
単にID部のガードを行うことができる。
【0166】(11):ID部を読む必要のないダミーライ
ト専用ライトコマンド(ダミーライト開始信号)を発行
することにより、ダミーライトを行った際、ダミーライ
トシリンダのID部を破壊しないようにガードしてい
る。
【0167】従って、専用コマンドであるから、コマン
ド発行のタイミングや、ダミーライト期間の設定が自由
に設定でき、より確実なID部のガードができる。 (12):前記ダミーライト専用ライトコマンド(ダミーラ
イト開始信号)と、媒体のセクタ位置情報を基に、ダミ
ーライトシーケンスを制御してID部が破壊されないよ
うにガードしている。
【0168】従って、ダミーライト期間の設定が自由に
設定でき、より確実なID部のガードができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における磁気ディスクサブシステムのブ
ロック図である。
【図3】実施例におけるドライブモジュールのブロック
図である。
【図4】実施例におけるデバイスアダプタの説明図であ
る。
【図5】実施例におけるヘッドの説明図1である。
【図6】実施例におけるヘッドの説明図2である。
【図7】実施例におけるデータチェック再試行処理フロ
ーチャートである。
【図8】実施例におけるダミーライト処理説明図1であ
る。
【図9】実施例におけるダミーライト処理説明図2であ
る。
【図10】実施例におけるダミーライト処理説明図3で
ある。
【図11】実施例におけるダミーライト処理フローチャ
ート1である。
【図12】実施例におけるダミーライト処理フローチャ
ート2である。
【図13】実施例における空読み命令によるダミーライ
ト処理説明図である。
【図14】従来のデータチェック再試行処理フローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ホスト 2 磁気ディスクサブシステム 3 磁気ディスク制御装置 5 ストリングコントローラ 6 ドライブモジュール 9 チャネルアダプタ(CA) 10 リソースマネジャー(RM) 11 サービスアダプタ(SA) 12 デバイスアダプタ(DA)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/02 501 S 7525−5D

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に対し、データの書き込み/読み出
    しを行うためのヘッドと、 前記ヘッドを、媒体の目的位置に位置づけするための位
    置づけ手段と、 媒体からのデータ読み出し処理で、正確にデータを読み
    出すことができなかった場合、再度同一ヘッドでデータ
    の読み出しを行うためのデータチェック再試行シーケン
    スを制御するデータチェック再試行シーケンス制御手段
    を設けたディスク装置において、 前記データチェック再試行シーケンス制御手段に、 前記データチェック再試行シーケンスの途中で、予め決
    めた特定のダミーライトシリンダにシークして、予め決
    めたデータを書き込むダミーライトを行い、再度元のシ
    リンダにシークして、データを読み直す制御を行うため
    のダミーライト制御手段を備えていることを特徴とした
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記データチェック再試行シーケンス制
    御手段に、 ヘッド(#1)が、ダミーライトシリンダに位置づけさ
    れているか否かを確認するために、ダミーライトシリン
    ダと同一のシリンダに位置付けされている別のヘッド
    (#0)にヘッド切り換えを行い、 切り換えたヘッド(#0)で、媒体からID部を読み出
    すための位置づけ確認制御手段を備えていることを特徴
    とした請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記データチェック再試行シーケンス制
    御手段に、 ダミーライトしたヘッド(#1)で、ダミーライトシリ
    ンダのID部をリードさせることにより、ヘッドが正常
    に回復したことを確認するヘッド回復確認手段を備えて
    いることを特徴とした請求項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記データチェック再試行シーケンス制
    御手段に、 ダミーライトしたヘッド(#1)で、ダミーライトシリ
    ンダのID部をリードした結果、ID部のリードが正確
    にできなかった場合、 同一ヘッドに対し、再度ダミーライトを行い、前記ID
    部が正常にリードできるまで、前記ダミーライトを繰り
    返して行うためのダミーライト繰り返し制御手段を備え
    ていることを特徴とした請求項1記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記データチェック再試行シーケンス制
    御手段に、 ダミーライトを開始させるためのダミーライト開始回数
    を複数(Nd1、Nd2)設定しておき、 データチェック再試行シーケンスの過程で、データチェ
    ック再試行回数をカウントし、そのカウント回数が、前
    記各ダミーライト開始回数(Nd1、Nd2)に達した
    際、ダミーライトを開始させるためのダミーライト開始
    制御手段を備えていることを特徴とした請求項1記載の
    ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記データチェック再試行シーケンス制
    御手段に、 ダミーライトを行った際に、ダミーライトシリンダのI
    D部を破壊しないように、空読み命令を発行する空読み
    命令発行手段を備えていることを特徴とした請求項1〜
    4のいずれかに記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記データチェック再試行シーケンス制
    御手段に、 ダミーライトを行った際に、ダミーライトシリンダのI
    D部を破壊しないように、ヘッドの切り換えを行うため
    のヘッドスイッチ命令を発行するヘッドスイッチ命令発
    行手段を備えていることを特徴とした請求項1〜4のい
    ずれかに記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記データチェック再試行シーケンス制
    御手段に、 ダミーライトを行った際に、ダミーライトシリンダのI
    D部を破壊しないように、前記ID部を読む必要のない
    ダミーライト専用ライトコマンド(ダミーライト開始信
    号)を発行するダミーライト専用ライトコマンド発行手
    段を備えていることを特徴とした請求項1〜4のいずれ
    かに記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 媒体に対し、データの書き込み/読み出
    しを行うためのヘッドと、 前記ヘッドを、媒体の目的位置に位置づけするための位
    置づけ手段と、 媒体からのデータ読み出し処理で、正確にデータを読み
    出すことができなかった場合、再度同一ヘッドでデータ
    の読み出しを行うためのデータチェック再試行シーケン
    スを制御するデータチェック再試行シーケンス制御手段
    を設けたディスク装置において、 前記データチェック再試行シーケンスの途中で、 予め決めた特定のダミーライトシリンダにシークして、
    予め決めたデータを書き込むダミーライトを行い、再度
    元のシリンダにシークして、データの読み直しを行うこ
    とを特徴としたディスク装置のデータチェック再試行方
    法。
  10. 【請求項10】 前記データチェック再試行処理シーケ
    ンスにおいて、 ヘッド(#1)が、ダミーライトシリンダに位置づけさ
    れているか否かを確認するために、 ダミーライトシリンダと同一のシリンダに位置付けされ
    ている別のヘッド(#0)にヘッド切り換えを行い、 切り換えたヘッド(#0)で、媒体からID部を読み出
    すことを特徴とした請求項9記載のディスク装置のデー
    タチェック再試行方法。
  11. 【請求項11】 前記データチェック再試行処理シーケ
    ンスにおいて、 ダミーライト後、ダミーライト対象ヘッド(#1)で、
    ダミーライトシリンダのID部をリードして、ヘッド
    (#1)が正常に回復したことを確認することを特徴と
    した請求項9記載のディスク装置のデータチェック再試
    行方法。
  12. 【請求項12】 前記データチェック再試行シーケンス
    において、 ダミーライト後、ダミーライト対象ヘッド(#1)で、
    ダミーライトシリンダのID部をリードして、ID部の
    リードが正確にできなかった場合、 同一ヘッド(#1)に対し、再度ダミーライトを行い、 前記ID部が正常にリードできるまで、前記ダミーライ
    トを繰り返して行うことを特徴とした請求項9記載のデ
    ィスク装置のデータチェック再試行方法。
  13. 【請求項13】 前記データチェック再試行シーケンス
    において、 ダミーライト処理を開始するためのダミーライト開始回
    数を複数(Nd1、Nd2)設定しておき、 データチェック再試行処理の過程で、データチェック再
    試行回数をカウントして、そのカウント回数が、前記各
    ダミーライト開始回数(Nd1、Nd2)に達した時、 ダミーライトを実施することを特徴とした請求項9記載
    のディスク装置のデータチェック再試行方法。
  14. 【請求項14】 空読み命令を発行することにより、 前記ダミーライトで、ダミーライトシリンダのID部を
    破壊しないようにガードすることを特徴とした請求項9
    〜12のいずれかに記載のディスク装置のデータチェッ
    ク再試行方法。
  15. 【請求項15】 ヘッドを切り換えるためのヘッドスイ
    ッチ命令を発行することにより、 前記ダミーライトで、ダミーライトシリンダのID部を
    破壊しないようにガードすることを特徴とした請求項9
    〜12のいずれかに記載のディスク装置のデータチェッ
    ク再試行方法。
  16. 【請求項16】 前記ID部を読む必要のないダミーラ
    イト専用ライトコマンド(ダミーライト開始信号)を発
    行することにより、 前記ダミーライトを行った際、ダミーライトシリンダの
    ID部を破壊しないようにガードすることを特徴とした
    請求項9〜12のいずれかに記載のディスク装置のデー
    タチェック再試行方法。
  17. 【請求項17】 前記ダミーライト専用ライトコマンド
    (ダミーライト開始信号)と、媒体のセクタ位置情報を
    基に、前記ダミーライトシーケンスを制御することによ
    り、ダミーライトを行った際、ID部が破壊されないよ
    うにガードすることを特徴とした請求項16記載のディ
    スク装置のデータチェック再試行方法。
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