JP2612629B2 - 自動車用ナビゲ−ション装置 - Google Patents
自動車用ナビゲ−ション装置Info
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- JP2612629B2 JP2612629B2 JP2024051A JP2405190A JP2612629B2 JP 2612629 B2 JP2612629 B2 JP 2612629B2 JP 2024051 A JP2024051 A JP 2024051A JP 2405190 A JP2405190 A JP 2405190A JP 2612629 B2 JP2612629 B2 JP 2612629B2
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- Japan
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は自動車用ナビゲーション装置に係わり、特
に、選択的に概略地図データに基づいて車両の進行方向
が上になるように地図を表示し、あるいは、詳細地図デ
ータに基づいて所定の方向が上になるように地図を表示
する自動車用ナビゲーション装置に関する。
に、選択的に概略地図データに基づいて車両の進行方向
が上になるように地図を表示し、あるいは、詳細地図デ
ータに基づいて所定の方向が上になるように地図を表示
する自動車用ナビゲーション装置に関する。
＜従来技術＞ 地図データ記憶手段としてCD−ROMを利用した自動車
用ナビゲーション・システムは、CDD−ROMに大量の地図
データを記憶させておくと共に、ディスプレイ装置や車
両の現在位置を測定する位置測定装置等を設け、車両現
在位置に応じた地図をディスプレイ画面に表示し、かつ
車両現在位置を示すマーク（ロケーションカーソル）を
地図上に表示し、車両の走行に応じて該マークを地図に
対し相対的に移動させる。
用ナビゲーション・システムは、CDD−ROMに大量の地図
データを記憶させておくと共に、ディスプレイ装置や車
両の現在位置を測定する位置測定装置等を設け、車両現
在位置に応じた地図をディスプレイ画面に表示し、かつ
車両現在位置を示すマーク（ロケーションカーソル）を
地図上に表示し、車両の走行に応じて該マークを地図に
対し相対的に移動させる。
マークを地図に対し相対的に移動させるには、マーク
をディスプレイ画面の中央に固定表示し、地図を車両の
移動に応じてスクロールすることにより行われる。すな
わち、予めｍ×ｎ（例えば３×３）枚の隣接地図画像MP
1を第３図に示すように第１のビデオRAM（VRAM）に展開
（記憶）しておき、車両の移動に応じて該VRAMから地図
データを読み出す範囲（ウインドウ、一点鎖線で示す）
WDを移動させて地図をディスプレイ画面上でスクロール
させる。そして、以上のスクロール表示処理を隣接区域
に進入するまで行い、車両が隣接区域に進入すると、進
入した区域が中央となるように新たな３×３の隣接地図
データを読み出し、これら地図データを用いて９画面分
の地図画像MP2を生成して第2VRAMに記憶する。以後、第
2VRAMの指定ウインドーから地図画像を読み出してCRTに
スクロール表示し、新たな区域に進入する毎に第１、第
2VRAMに交互に３×３に地図画像を記憶すると共に、地
図画像を読み出すVRAMを切り換えて連続的に地図をスク
ロール表示する。
をディスプレイ画面の中央に固定表示し、地図を車両の
移動に応じてスクロールすることにより行われる。すな
わち、予めｍ×ｎ（例えば３×３）枚の隣接地図画像MP
1を第３図に示すように第１のビデオRAM（VRAM）に展開
（記憶）しておき、車両の移動に応じて該VRAMから地図
データを読み出す範囲（ウインドウ、一点鎖線で示す）
WDを移動させて地図をディスプレイ画面上でスクロール
させる。そして、以上のスクロール表示処理を隣接区域
に進入するまで行い、車両が隣接区域に進入すると、進
入した区域が中央となるように新たな３×３の隣接地図
データを読み出し、これら地図データを用いて９画面分
の地図画像MP2を生成して第2VRAMに記憶する。以後、第
2VRAMの指定ウインドーから地図画像を読み出してCRTに
スクロール表示し、新たな区域に進入する毎に第１、第
2VRAMに交互に３×３に地図画像を記憶すると共に、地
図画像を読み出すVRAMを切り換えて連続的に地図をスク
ロール表示する。
かかる自動車ナビゲーションシステムの地図描画にお
いては、ディスプレイ画面の上方向が北となるように地
図を描画する方法（ノースアップ）と、ディスプレイ画
面の上方向が車両進行方向となるように地図を描画する
方法（ヘッドアップ）があり、後者のヘッドアップ描画
方法によれば容易に車両進行方向を把握でき、しかも地
図の読み取りが容易になるという利点がある。
いては、ディスプレイ画面の上方向が北となるように地
図を描画する方法（ノースアップ）と、ディスプレイ画
面の上方向が車両進行方向となるように地図を描画する
方法（ヘッドアップ）があり、後者のヘッドアップ描画
方法によれば容易に車両進行方向を把握でき、しかも地
図の読み取りが容易になるという利点がある。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかし、ヘッドアップ描画方法では進行方向が変わる
毎にヘッドアップ地図画像を発生してディスプレイ画面
に表示しなくてはならないため、詳細な地図データを１
種類しか有しない従来の描画装置では、ヘッドアップ地
図画像の発生に時間が掛りすぎて高速表示ができず、又
高速走行時にスクロールがスムーズでない等の問題があ
る。
毎にヘッドアップ地図画像を発生してディスプレイ画面
に表示しなくてはならないため、詳細な地図データを１
種類しか有しない従来の描画装置では、ヘッドアップ地
図画像の発生に時間が掛りすぎて高速表示ができず、又
高速走行時にスクロールがスムーズでない等の問題があ
る。
以上から本発明の目的は、ヘッドアップ地図画像を高
速に発生して表示できる地図描画装置を提供することで
ある。
速に発生して表示できる地図描画装置を提供することで
ある。
＜課題を解決するための手段＞ 上記課題は本発明によれば、詳細地図と、該詳細地図
よりもデータ量が少ない概略地図の少なくとも２つの地
図データを記憶する地図データ記憶手段と、該概略地図
データに基づいて車両の進行方向が上になるように地図
を表示する第１の表示手段と、該詳細地図データに基づ
いて所定の方向が上になるように地図を表示する第２の
表示手段と、運転者によって操作される表示指示手段
と、前記表示指示手段に基づいて、前記第１の表示手段
と第２の表示手段を切り換える表示切り換え手段とによ
り達成される。
よりもデータ量が少ない概略地図の少なくとも２つの地
図データを記憶する地図データ記憶手段と、該概略地図
データに基づいて車両の進行方向が上になるように地図
を表示する第１の表示手段と、該詳細地図データに基づ
いて所定の方向が上になるように地図を表示する第２の
表示手段と、運転者によって操作される表示指示手段
と、前記表示指示手段に基づいて、前記第１の表示手段
と第２の表示手段を切り換える表示切り換え手段とによ
り達成される。
＜作用＞ 地図をディスプレイ画面に表示すると共に車両現在位
置を地図上に重ねて表示する自動車用ナビゲーション装
置において、詳細地図と該詳細地図よりもデータ量が少
ない概略地図の少なくとも２つの地図データを地図デー
タ記憶手段に記憶しておき、運転者の指示に従って、概
略地図データに基づいて車両の進行方向が上になるよう
に地図を表示し（ヘッドアップ表示）、あるいは、該詳
細地図データに基づいて所定の方向が上になるように地
図を表示（ノースアップ表示）する。
置を地図上に重ねて表示する自動車用ナビゲーション装
置において、詳細地図と該詳細地図よりもデータ量が少
ない概略地図の少なくとも２つの地図データを地図デー
タ記憶手段に記憶しておき、運転者の指示に従って、概
略地図データに基づいて車両の進行方向が上になるよう
に地図を表示し（ヘッドアップ表示）、あるいは、該詳
細地図データに基づいて所定の方向が上になるように地
図を表示（ノースアップ表示）する。
概略地図データを用いる場合には、データ量が少ない
ため、高速にヘッドアップ表示やスクロール表示がで
き、例えば高速走行中であっても地図のヘッドアップ表
示処理やスクロール表示処理が間に合い、滑らかに地図
表示が可能になる。又、詳細地図データを用いる場合に
は、希望する詳細な地図を表示することができ、例えば
目的地の設定を正しく行うことができる。
ため、高速にヘッドアップ表示やスクロール表示がで
き、例えば高速走行中であっても地図のヘッドアップ表
示処理やスクロール表示処理が間に合い、滑らかに地図
表示が可能になる。又、詳細地図データを用いる場合に
は、希望する詳細な地図を表示することができ、例えば
目的地の設定を正しく行うことができる。
＜実施例＞ 第１図は本発明に係わる地図描画装置を含む自動車用
ナビゲーション・システムのブロック構成図である。
ナビゲーション・システムのブロック構成図である。
図において、１は地図データ記憶手段となるCD−ROM
であり、所定経度幅、緯度幅の各矩形区域毎に詳細地図
（第２図（ａ）参照）と概略地図（第２図（ｂ）参照）
の２つの地図データが記憶されている。尚、概略地図は
主要道路、主要施設、主要文字等を表示するもので、デ
ータ量は詳細地図に比べてかなり少なくなっている。２
は操作部であり図示しないが地図検索、拡大／縮小、詳
細／概略地図指定用等の各種キーを備えている。
であり、所定経度幅、緯度幅の各矩形区域毎に詳細地図
（第２図（ａ）参照）と概略地図（第２図（ｂ）参照）
の２つの地図データが記憶されている。尚、概略地図は
主要道路、主要施設、主要文字等を表示するもので、デ
ータ量は詳細地図に比べてかなり少なくなっている。２
は操作部であり図示しないが地図検索、拡大／縮小、詳
細／概略地図指定用等の各種キーを備えている。
３は絶対方位を検出する方位センサ（例えば地図磁気
センサ）、４は移動量センサで、走行距離を検出するス
ピードセンサ、前後進を検出する変速機センサなどを有
している。５は位置計算用CPUで、方位センサ3,移動量
センサ４から入力されるそれぞれの値により、自分の車
両の現在位置（経度、緯度）を算出して出力する。又、
位置計算用CPU5は移動センサ４の出力に基づいて車両停
止中／移動中を示すデータSPDや、方位センサ３からの
方位データDIRを出力する。
センサ）、４は移動量センサで、走行距離を検出するス
ピードセンサ、前後進を検出する変速機センサなどを有
している。５は位置計算用CPUで、方位センサ3,移動量
センサ４から入力されるそれぞれの値により、自分の車
両の現在位置（経度、緯度）を算出して出力する。又、
位置計算用CPU5は移動センサ４の出力に基づいて車両停
止中／移動中を示すデータSPDや、方位センサ３からの
方位データDIRを出力する。
６は処理装置で、システムコントローラ（CPU）７や
地図データバッファメモリ８等を有し、バッファメモリ
８にはCD−ROM1から読み出された詳細地図データMPD、
概略地図データMPOが記憶されるようになっている。
地図データバッファメモリ８等を有し、バッファメモリ
８にはCD−ROM1から読み出された詳細地図データMPD、
概略地図データMPOが記憶されるようになっている。
システムコントローラ７は、（１）車両現在位置に応
じた区域の詳細、概略地図データMPD,MPOをCD−ROM1か
らバッファメモリ８に読み出し、該地図データを回転角
度（方位）θと共に後述するディスプレイ装置に入力
し、又（２）車両の走行に応じたスクロール表示のため
の制御等を行う。
じた区域の詳細、概略地図データMPD,MPOをCD−ROM1か
らバッファメモリ８に読み出し、該地図データを回転角
度（方位）θと共に後述するディスプレイ装置に入力
し、又（２）車両の走行に応じたスクロール表示のため
の制御等を行う。
９はディスプレイ装置であり、システムコントローラ
７から入力される地図データに含まれる位置データを回
転角度（方位）θに基づいて座標変換する座標変換部10
と、座標変換により得られた位置データによりθ回転し
た地図画像を発生する画像発生部11と、発生した地図画
像をいずれのVRAMに書き込むかを制御する切換部12と、
詳細な地図データに基づいた地図画像を記憶する詳細図
用VRAM13と、概略地図画像を記憶する第１、第２のVRAM
14、15と、システムコントローラ７から指定された所定
VRAMのウインドー位置から画像を読み取って出力する読
み出し制御部16と、表示部（ブラウン管）17を有してい
る。
７から入力される地図データに含まれる位置データを回
転角度（方位）θに基づいて座標変換する座標変換部10
と、座標変換により得られた位置データによりθ回転し
た地図画像を発生する画像発生部11と、発生した地図画
像をいずれのVRAMに書き込むかを制御する切換部12と、
詳細な地図データに基づいた地図画像を記憶する詳細図
用VRAM13と、概略地図画像を記憶する第１、第２のVRAM
14、15と、システムコントローラ７から指定された所定
VRAMのウインドー位置から画像を読み取って出力する読
み出し制御部16と、表示部（ブラウン管）17を有してい
る。
以下、第１図の全体的動作を説明する。尚、現在車両
は移動中であり、概略地図データに基づいてヘッドアッ
プの地図描画が行われているものとする。
は移動中であり、概略地図データに基づいてヘッドアッ
プの地図描画が行われているものとする。
予め、３×３枚の概略地図画像を第１の概略図用VRAM
14に展開しておき、車両の移動に応じてVRAM14の地図デ
ータを読み出し位置（ウインドウ位置）を変更し、概略
地図をディスプレイ画面上でスクロールする。
14に展開しておき、車両の移動に応じてVRAM14の地図デ
ータを読み出し位置（ウインドウ位置）を変更し、概略
地図をディスプレイ画面上でスクロールする。
かかるスクロール表示中に、自動車の方位が変化する
と、システムコントローラ７はディスプレイ装置９に地
図データと共に方位θを入力し、かつVRAM14を指定する
信号MIDを入力する。
と、システムコントローラ７はディスプレイ装置９に地
図データと共に方位θを入力し、かつVRAM14を指定する
信号MIDを入力する。
ディスプレイ装置９は、これらデータが入力される
と、ヘッドアップとなるような概略地図画像を発生して
第1VRAM14に格納する。これにより、以後ヘッドアップ
地図画像が表示されると共に、車両の移動に応じてヘッ
ドアップのままスクロール表示が行われる。
と、ヘッドアップとなるような概略地図画像を発生して
第1VRAM14に格納する。これにより、以後ヘッドアップ
地図画像が表示されると共に、車両の移動に応じてヘッ
ドアップのままスクロール表示が行われる。
かかる場合において、車両が停止したり、あるいは操
作部２から詳細地図の表示が要求されると、システムコ
ントローラ７はディスプレイ装置９に、詳細地図デー
タ、回転角度θ（＝０）並びに詳細図用VRAMを指定する
信号MIDを入力する。これにより、ディスプレイ装置９
はノースアップの詳細地図画像を発生してVRAM13に記憶
する。ついで、システムコントローラ７は読み出し制御
部16にVRAM13とそのウインドー位置を指定し、読み出し
制御部をして該VRAM13から詳細地図画像を読み出させて
表示部17に表示させる。
作部２から詳細地図の表示が要求されると、システムコ
ントローラ７はディスプレイ装置９に、詳細地図デー
タ、回転角度θ（＝０）並びに詳細図用VRAMを指定する
信号MIDを入力する。これにより、ディスプレイ装置９
はノースアップの詳細地図画像を発生してVRAM13に記憶
する。ついで、システムコントローラ７は読み出し制御
部16にVRAM13とそのウインドー位置を指定し、読み出し
制御部をして該VRAM13から詳細地図画像を読み出させて
表示部17に表示させる。
以上のヘッドアップ表示及びスクロール表示が行われ
ている時、車両が隣接区域に進入すると、システムコン
トローラ７はCD−ROM2から該隣接区域を含む３×３枚の
詳細、概略地図データMPD,MPOを読み出してバッファメ
モリ８に記憶し、しかる後、概略地図データ、回転角度
θ（＝自動車の方位）並びに、概略図用の第2VRAM15の
指定信号MIDをディスプレイ装置９に入力し、該ディス
プレイ装置をしてヘッドアップとなるように隣接区域の
概略地図画像を発生させ、第2VRAM15に格納させる。
ている時、車両が隣接区域に進入すると、システムコン
トローラ７はCD−ROM2から該隣接区域を含む３×３枚の
詳細、概略地図データMPD,MPOを読み出してバッファメ
モリ８に記憶し、しかる後、概略地図データ、回転角度
θ（＝自動車の方位）並びに、概略図用の第2VRAM15の
指定信号MIDをディスプレイ装置９に入力し、該ディス
プレイ装置をしてヘッドアップとなるように隣接区域の
概略地図画像を発生させ、第2VRAM15に格納させる。
ついで、システムコントローラ７は読み出し制御部16
に、概略図用の第2VRAM15とそのウインドー位置を指定
する。読み出し制御部16は指定された第2VRAM15の指定
ウインドーから地図画像を読み出してCRTに表示し、以
後前述と同様に進行方向が変化する毎にヘッドアップ地
図画像を表示し、かつ車両の移動に応じてウインドー位
置を移動してスクロール表示する。
に、概略図用の第2VRAM15とそのウインドー位置を指定
する。読み出し制御部16は指定された第2VRAM15の指定
ウインドーから地図画像を読み出してCRTに表示し、以
後前述と同様に進行方向が変化する毎にヘッドアップ地
図画像を表示し、かつ車両の移動に応じてウインドー位
置を移動してスクロール表示する。
そして、隣接区域に進入する毎に概略図用の第１、第
2VRAM14,15に交互に概略地図画像を記憶すると共に、地
図画像を読み出すVRAMを切り換えて連続的にヘッドアッ
プの概略地図をスクロール表示する。
2VRAM14,15に交互に概略地図画像を記憶すると共に、地
図画像を読み出すVRAMを切り換えて連続的にヘッドアッ
プの概略地図をスクロール表示する。
尚、以上では自動車が移動しているか、停止している
かをセンサ信号により検出し、車両の移動中／停止中に
基づいて概略地図、詳細地図の表示切換を行うように構
成したが、操作部２からのキー操作による切換信号のみ
により表示切換可能とし、ユーザが概略地図、詳細地図
の表示切換をするように構成してもよい。
かをセンサ信号により検出し、車両の移動中／停止中に
基づいて概略地図、詳細地図の表示切換を行うように構
成したが、操作部２からのキー操作による切換信号のみ
により表示切換可能とし、ユーザが概略地図、詳細地図
の表示切換をするように構成してもよい。
＜発明の効果＞ 以上本発明によれば、詳細地図と該詳細地図よりもデ
ータ量が少ない概略地図の少なくとも２つの地図データ
を地図データ記憶手段に記憶しておき、運転者の指示に
従って、概略地図データに基づいて車両の進行方向が上
になるように地図を表示し（ヘッドアップ表示）、ある
いは、該詳細地図データに基づいて所定の方向が上にな
るように地図を表示（ノースアップ表示）するように構
成したから、運転者の希望（好み）により、ヘッドアッ
プ表示とノースアップ表示を選択でき、運転者にとって
表示地図を見やすくできる。
ータ量が少ない概略地図の少なくとも２つの地図データ
を地図データ記憶手段に記憶しておき、運転者の指示に
従って、概略地図データに基づいて車両の進行方向が上
になるように地図を表示し（ヘッドアップ表示）、ある
いは、該詳細地図データに基づいて所定の方向が上にな
るように地図を表示（ノースアップ表示）するように構
成したから、運転者の希望（好み）により、ヘッドアッ
プ表示とノースアップ表示を選択でき、運転者にとって
表示地図を見やすくできる。
又、概略地図データを用いて地図表示する場合には、
データ量が少ないため、高速にヘッドアップ表示やスク
ロール表示ができ、例えば高速走行中であっても地図の
ヘッドアップ表示処理やスクロール表示処理が間に合
い、滑らかな地図表示を行うことができる。一方、詳細
地図データを用いて地図表示する場合には、希望する詳
細な地図を表示することができ、例えば目的地の設定を
正しく行うことができる。
データ量が少ないため、高速にヘッドアップ表示やスク
ロール表示ができ、例えば高速走行中であっても地図の
ヘッドアップ表示処理やスクロール表示処理が間に合
い、滑らかな地図表示を行うことができる。一方、詳細
地図データを用いて地図表示する場合には、希望する詳
細な地図を表示することができ、例えば目的地の設定を
正しく行うことができる。
第１図は本発明に係わる地図描画装置を含むナビゲーシ
ョンシステムのブロック図、 第２図は詳細地図、概略地図の説明図、 第３図はスクロール表示の説明図である。 １……CD−ROM ７……システムコントローラ ９……ディスプレイ装置 13……詳細図用VRAM 14、15……第１、第２の概略図用VRAM
ョンシステムのブロック図、 第２図は詳細地図、概略地図の説明図、 第３図はスクロール表示の説明図である。 １……CD−ROM ７……システムコントローラ ９……ディスプレイ装置 13……詳細図用VRAM 14、15……第１、第２の概略図用VRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 之信 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 今井 武 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平１−277714（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−181914（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−98500（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】地図をディスプレイ画面に表示すると共に
車両現在位置を地図上に重ねて表示する自動車用ナビゲ
ーション装置において、 詳細地図と該詳細地図よりもデータ量が少ない概略地図
の少なくとも２つの地図データを記憶する地図データ記
憶手段と、 該概略地図データに基づいて車両の進行方向が上になる
ように地図を表示する第１の表示手段と、 該詳細地図データに基づいて所定の方向が上になるよう
に地図を表示する第２の表示手段と、 運転者によって操作される表示指示手段と、 前記表示指示手段に基づいて、前記第１の表示手段と第
２の表示手段を切り換える表示切り換え手段、 とを備えたことを特徴とする自動車用ナビゲーション装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024051A JP2612629B2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 自動車用ナビゲ−ション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024051A JP2612629B2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 自動車用ナビゲ−ション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03229288A JPH03229288A (ja) | 1991-10-11 |
| JP2612629B2 true JP2612629B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=12127668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024051A Expired - Lifetime JP2612629B2 (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 自動車用ナビゲ−ション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2612629B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05257436A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | A T R Shichokaku Kiko Kenkyusho:Kk | 地図情報表示装置 |
| JP2818992B2 (ja) * | 1992-12-24 | 1998-10-30 | 株式会社日立製作所 | 地形情報解析装置および地形情報解析方法 |
| JP2667383B2 (ja) * | 1995-11-02 | 1997-10-27 | 住友電気工業株式会社 | ナビゲーションシステムの表示方法 |
| JPH09243379A (ja) * | 1996-03-06 | 1997-09-19 | Casio Comput Co Ltd | ナビゲーション装置 |
| US20040215387A1 (en) * | 2002-02-14 | 2004-10-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for transmitting location information on a digital map, apparatus for implementing the method, and traffic information provision/reception system |
| JP6533072B2 (ja) * | 2015-03-12 | 2019-06-19 | 株式会社 ミックウェア | ナビゲーション装置、プログラムおよびナビゲーションシステム |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61181914A (ja) * | 1985-02-07 | 1986-08-14 | Toshiba Corp | 車載用ナビゲ−タ装置 |
| JPS6298500A (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-07 | パイオニア株式会社 | 車両ナビゲ−シヨン装置 |
| JP2530154B2 (ja) * | 1987-04-03 | 1996-09-04 | マツダ株式会社 | 車両用ナビゲ−シヨン装置 |
| JPH01277714A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-08 | Mazda Motor Corp | 車両用ナビゲーション装置 |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP2024051A patent/JP2612629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03229288A (ja) | 1991-10-11 |
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