JP2611354B2 - 極細不織布の製造方法及びメルトブローノズル - Google Patents
極細不織布の製造方法及びメルトブローノズルInfo
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- JP2611354B2 JP2611354B2 JP63184225A JP18422588A JP2611354B2 JP 2611354 B2 JP2611354 B2 JP 2611354B2 JP 63184225 A JP63184225 A JP 63184225A JP 18422588 A JP18422588 A JP 18422588A JP 2611354 B2 JP2611354 B2 JP 2611354B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、異形断面の0.5d以下の極細繊維からなり、
保温性等にすぐれた不織布を高生産性で製造する方法及
び、その製造方法に用いるメルトブローノズルに関す
る。
保温性等にすぐれた不織布を高生産性で製造する方法及
び、その製造方法に用いるメルトブローノズルに関す
る。
(従来の技術) メルトブロー法によって極細繊維からなる不織布を製
造する方法は、特公昭41−7883、特公昭43−20248、特
公昭44−13210号公報などに紹介されている。
造する方法は、特公昭41−7883、特公昭43−20248、特
公昭44−13210号公報などに紹介されている。
そして、これらの公報に紹介された方法は、いずれ
も、円形断面繊維からなる不織布を製造する方法であ
る。
も、円形断面繊維からなる不織布を製造する方法であ
る。
また、ポリエステル系弾性重合体からなる不織布の製
造方法も紹介されている(特開昭57−82553号公報)。
この方法は、0.1〜30dの繊度を有する繊維からなる不織
布を製造する方法であり、しかも円形断面の繊維からな
る不織布を推奨している。
造方法も紹介されている(特開昭57−82553号公報)。
この方法は、0.1〜30dの繊度を有する繊維からなる不織
布を製造する方法であり、しかも円形断面の繊維からな
る不織布を推奨している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、すでに紹介されている前三者の方法は、あ
くまでも円形断面繊維からなる不織布を製造するもので
あって、異形断面繊維からなるものを製造するものでは
ない。
くまでも円形断面繊維からなる不織布を製造するもので
あって、異形断面繊維からなるものを製造するものでは
ない。
また、後者の方法は、ポリエステル系弾性重合体から
なる柔軟な不織布を製造するもので、弾性回復性の点で
円形断面のものを推奨している。そして、わずかに異形
断面もとりうると開示されているものの、具体的なもの
は全く開示されていないのが現状である。
なる柔軟な不織布を製造するもので、弾性回復性の点で
円形断面のものを推奨している。そして、わずかに異形
断面もとりうると開示されているものの、具体的なもの
は全く開示されていないのが現状である。
本出願人は、従来の不織布と異なり、異形断面の極細
繊維からなる不織布を開発し、特願昭62−14957号とし
て提案したが、まだ、かかる不織布を生産性著しく高く
製造する方法は開発されていないのが実情である。
繊維からなる不織布を開発し、特願昭62−14957号とし
て提案したが、まだ、かかる不織布を生産性著しく高く
製造する方法は開発されていないのが実情である。
本発明は、非円形断面繊維の極細繊維からなり保温性
等にすぐれた不織布を特殊なメルトブローノズルを用い
て高生産性で製造する極細不織布の製造方法、及びかか
る特殊なメルトブローノズルを提供することを課題とす
るものである。
等にすぐれた不織布を特殊なメルトブローノズルを用い
て高生産性で製造する極細不織布の製造方法、及びかか
る特殊なメルトブローノズルを提供することを課題とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、かかる課題を解決するために次の手段をと
るものである。すなわち、本発明は、ノズル先端部にフ
ラットな部分を有し、該フラットな部分を中心にして非
円形オリフィスが開口し、該フラットな部分以外のオリ
フィス断面の外周長l(mm)とオリフィスの全断面積S
(mm2)との比l/S(mm-1)が15以上であるメルトブロー
ノズルを用いて0.5d以下の極細繊維からなる不織布を製
造することを特徴とする極細不織布の製造方法及び特殊
なメルトブローノズルを、手段とするものである。
るものである。すなわち、本発明は、ノズル先端部にフ
ラットな部分を有し、該フラットな部分を中心にして非
円形オリフィスが開口し、該フラットな部分以外のオリ
フィス断面の外周長l(mm)とオリフィスの全断面積S
(mm2)との比l/S(mm-1)が15以上であるメルトブロー
ノズルを用いて0.5d以下の極細繊維からなる不織布を製
造することを特徴とする極細不織布の製造方法及び特殊
なメルトブローノズルを、手段とするものである。
以下に、本発明を図面をまじえて詳細に説明する。
本発明におけるノズル1の構成は第1図(1)に示す
断面のごとくオリフィス3の先端にフラットな部分4を
有する。先端がフラットでないとノズル1の損傷が著し
くかつ、繊維が細くならない。
断面のごとくオリフィス3の先端にフラットな部分4を
有する。先端がフラットでないとノズル1の損傷が著し
くかつ、繊維が細くならない。
フラットな部分の巾wは、好ましくは0.03mm以上0.2m
m以下である。より好ましくは0.05mm以上0.10mm以下で
ある。wが広いと次に述べるフラットな部分4以外のオ
リフィス断面(第2図斜線で示す部分)の外周長l(第
2図(イ)中の〔(l1+l2+l3+l4)−(W+w)〕≒
l)とオリフィス全断面積S(第2図中斜線部分断面積
(イ)ではl1≒l3、l2≒l4とする例であるが、l1×l2≒
Sとして求める。)との比l/Sが小さくなり繊維が細く
ならないので好ましくない。
m以下である。より好ましくは0.05mm以上0.10mm以下で
ある。wが広いと次に述べるフラットな部分4以外のオ
リフィス断面(第2図斜線で示す部分)の外周長l(第
2図(イ)中の〔(l1+l2+l3+l4)−(W+w)〕≒
l)とオリフィス全断面積S(第2図中斜線部分断面積
(イ)ではl1≒l3、l2≒l4とする例であるが、l1×l2≒
Sとして求める。)との比l/Sが小さくなり繊維が細く
ならないので好ましくない。
本発明におけるl/Sは、15mm-1以上好ましくは20mm-1
以上である。15mm-1より小さいとドラフト比が低くなり
吐出量を多くすると糸が細くならないので好ましくな
い。この理由は明らかではないが、牽引流体が最も圧縮
され空気では音速に近い速度又は音速領域となる側壁面
で流体の流線方向の力(F)の横向きの分力(Fi)が作
用してオリフィス出口から細化が始まるため著しく細く
できるのではないかと類推される。細くするためには、
ノズル1の先端の広角θは30゜以上好ましくは45゜以
上、より好ましくは60゜以上である。また、上限は180
゜より小さく、好ましくは150゜以下である。
以上である。15mm-1より小さいとドラフト比が低くなり
吐出量を多くすると糸が細くならないので好ましくな
い。この理由は明らかではないが、牽引流体が最も圧縮
され空気では音速に近い速度又は音速領域となる側壁面
で流体の流線方向の力(F)の横向きの分力(Fi)が作
用してオリフィス出口から細化が始まるため著しく細く
できるのではないかと類推される。細くするためには、
ノズル1の先端の広角θは30゜以上好ましくは45゜以
上、より好ましくは60゜以上である。また、上限は180
゜より小さく、好ましくは150゜以下である。
但し、第2図(ホ)に示す丸断面においては、l/Sが1
5mm-1以上でも、著しい効果が認められない。ノズルの
他の適切なディメンジョンとして、オリフィス3の先端
のフラットな部分4がリップ面5より内側に入るように
しないと糸切れしやすく、細くならないので好ましくな
い。オリフィス3の先端位置Lは0mm以上、好ましい範
囲は0.1mm以上15mm以下、より好ましくは0.3mm以上0.6m
m以下である。リップ2の開口巾Wはオリフィス巾Dよ
り広くするのが好ましい。
5mm-1以上でも、著しい効果が認められない。ノズルの
他の適切なディメンジョンとして、オリフィス3の先端
のフラットな部分4がリップ面5より内側に入るように
しないと糸切れしやすく、細くならないので好ましくな
い。オリフィス3の先端位置Lは0mm以上、好ましい範
囲は0.1mm以上15mm以下、より好ましくは0.3mm以上0.6m
m以下である。リップ2の開口巾Wはオリフィス巾Dよ
り広くするのが好ましい。
上記ノズルを用いて溶融紡糸可能なポリマーをメルト
ブローにより極細の異形断面繊維より成る不織布を得る
ことが可能である。なお、極細とは、0.5d以下、好まし
くは0.1d以下、さらに好ましくは0.09d以下を、さらに
は0.01d以下を意味する。
ブローにより極細の異形断面繊維より成る不織布を得る
ことが可能である。なお、極細とは、0.5d以下、好まし
くは0.1d以下、さらに好ましくは0.09d以下を、さらに
は0.01d以下を意味する。
本発明に適用できるポリマーとしては、ポリエステ
ル、ナイロン、ポリオレフィン、ポリアクリロニトリル
及びそれらの共重合体、ブレンド系などが好ましい。低
融点無機物、金属なども適用できる。
ル、ナイロン、ポリオレフィン、ポリアクリロニトリル
及びそれらの共重合体、ブレンド系などが好ましい。低
融点無機物、金属なども適用できる。
紡糸温度はポリマーの融点より10℃以上150℃以下で
行うのが好ましいが、滞留時間を短縮できれば更に高い
温度でも可能である。
行うのが好ましいが、滞留時間を短縮できれば更に高い
温度でも可能である。
オリフィスの形状は丸断面以外なら特に制限されな
い。
い。
例えば 等々が例示できる。これらのオリフィスよりポリマーを
吐出する場合の吐出量は、紡糸条件、ポリマーの種類な
どで大きく変るが、例えば、ポリエチレンテレフタレー
トでは、紡糸温度285℃〜300℃で牽引流体としての空気
を用い、温度280℃〜310℃では0.5デニール以下にする
には、単位当り吐出量は少なくとも3.0g/分以下好まし
くは1g/分以下である。0.01デニールとするには第2図
(ハ)のノズルを用いたときでは0.5g/分〜0.8g/分が適
当である。得られる繊維の断面は、第3図に示す。それ
ぞれ(イ)−(a)、(ロ)−(b)、(ハ)−(c)
と対応している。第2図−(ホ)のオリフィスを用いた
丸断面で0.01デニールにするには0.048g/分である。牽
引流体は、空気、蒸気、窒素などが適当である。流速
は、音速又は亜音速が好ましい。音速をこえると糸切れ
が生じやすく好ましくない。引取りは、サクション機構
を有するネットなどにより積層シート状に引き取る公知
の方法が適用できる。引取り位置は必要に応じ固化が完
了した点以前又は以後とすることができるが、異形断面
の特徴を充分発現できる嵩高さ、適度の張力性とソフト
さ、極細さのための柔かでドレープ性の良好さを兼ね備
えた不織布とするには、単繊維同志が接着していなく
て、かつ、見掛嵩密度0.1g/cm3以下が好ましいのでポリ
エステルでは固化点以下に冷却されるのに充分な距離、
たとえば30−60cm程度に設定される。引取られた不織布
は、必要により加熱ローラ等で軽くプレスしたりエンボ
ス加工を施すことによって見掛けの嵩密度を調整するこ
ともできる。
吐出する場合の吐出量は、紡糸条件、ポリマーの種類な
どで大きく変るが、例えば、ポリエチレンテレフタレー
トでは、紡糸温度285℃〜300℃で牽引流体としての空気
を用い、温度280℃〜310℃では0.5デニール以下にする
には、単位当り吐出量は少なくとも3.0g/分以下好まし
くは1g/分以下である。0.01デニールとするには第2図
(ハ)のノズルを用いたときでは0.5g/分〜0.8g/分が適
当である。得られる繊維の断面は、第3図に示す。それ
ぞれ(イ)−(a)、(ロ)−(b)、(ハ)−(c)
と対応している。第2図−(ホ)のオリフィスを用いた
丸断面で0.01デニールにするには0.048g/分である。牽
引流体は、空気、蒸気、窒素などが適当である。流速
は、音速又は亜音速が好ましい。音速をこえると糸切れ
が生じやすく好ましくない。引取りは、サクション機構
を有するネットなどにより積層シート状に引き取る公知
の方法が適用できる。引取り位置は必要に応じ固化が完
了した点以前又は以後とすることができるが、異形断面
の特徴を充分発現できる嵩高さ、適度の張力性とソフト
さ、極細さのための柔かでドレープ性の良好さを兼ね備
えた不織布とするには、単繊維同志が接着していなく
て、かつ、見掛嵩密度0.1g/cm3以下が好ましいのでポリ
エステルでは固化点以下に冷却されるのに充分な距離、
たとえば30−60cm程度に設定される。引取られた不織布
は、必要により加熱ローラ等で軽くプレスしたりエンボ
ス加工を施すことによって見掛けの嵩密度を調整するこ
ともできる。
(実施例) 以下実施例を挙げて本発明の構成及び作用効果を一層
明確にする。尚実施例中不織布構成繊維デニールは、下
記の方法で測定した値を言う。
明確にする。尚実施例中不織布構成繊維デニールは、下
記の方法で測定した値を言う。
単繊維断面積:T 不織布を構成する繊維を、不織布より300本以上とり
出して引き揃え、これをエポキシ樹脂又はアクリル樹脂
で包埋してその切片を作製し、該切片を電子顕微鏡によ
って2000〜5000倍で撮影し、拡大写真(倍率約1万〜2
万倍)の中から単繊維横断面を示すもの100本をランダ
ムに選択してその単繊維断面積(Ti)を測定し、次式に
より平均値とし求める。
出して引き揃え、これをエポキシ樹脂又はアクリル樹脂
で包埋してその切片を作製し、該切片を電子顕微鏡によ
って2000〜5000倍で撮影し、拡大写真(倍率約1万〜2
万倍)の中から単繊維横断面を示すもの100本をランダ
ムに選択してその単繊維断面積(Ti)を測定し、次式に
より平均値とし求める。
単繊維繊度:D 上記より求めた平均単繊維断面積Tと密度勾配管法
(30℃)にて測定(n=5)した密度ρの値を用い、 次式によりD(デニール)を求める。
(30℃)にて測定(n=5)した密度ρの値を用い、 次式によりD(デニール)を求める。
単繊維繊度D=T×ρ×900000(デニール) 実施例1〜5、比較例1〜3 極限粘度0.60のポリエチレンテレフタレート(以下
「PET」という。)、及びメルトインデックス25のポリ
プロピレン(以下「PP」という。)を用いて、第1表に
示す条件でメルトブローにより不織布を製造した。得ら
れた繊維の特性及び不織布の特性を第1表に併記した。
「PET」という。)、及びメルトインデックス25のポリ
プロピレン(以下「PP」という。)を用いて、第1表に
示す条件でメルトブローにより不織布を製造した。得ら
れた繊維の特性及び不織布の特性を第1表に併記した。
実施例1のものは、繊維断面が第1表に示す異形断面
をとり、単孔吐出量が0.50g/分のときにデニールが0.01
とかなり細いものであった。しかも、見掛け嵩も細デニ
ールにもかかわらずかなり大きく、保温性にもすぐれた
不織布であった。比較例1は実施例1に比べると同じ単
孔吐出量であるにもかかわらず、単繊維デニールは0.90
と太く、生産性は著しく低いものであった。
をとり、単孔吐出量が0.50g/分のときにデニールが0.01
とかなり細いものであった。しかも、見掛け嵩も細デニ
ールにもかかわらずかなり大きく、保温性にもすぐれた
不織布であった。比較例1は実施例1に比べると同じ単
孔吐出量であるにもかかわらず、単繊維デニールは0.90
と太く、生産性は著しく低いものであった。
実施例2のものは、実施例1のものに比して単孔吐出
量が多く単繊維デニールが若干太くなったが極細である
ことに変りはなく、見掛け嵩、熱抵抗値もすぐれてい
た。
量が多く単繊維デニールが若干太くなったが極細である
ことに変りはなく、見掛け嵩、熱抵抗値もすぐれてい
た。
実施例3〜5のものは、繊維断面が第1表に示すよう
に扁平なものであるが、単繊維デニールも極細であり、
実施例1〜2のものに比べると保温性は若干低かった。
比較例2〜3のものはl/Sが15より小さいため単繊維デ
ニールも太いものであり、しかも熱抵抗値も小さく保温
性に劣るものであった。
に扁平なものであるが、単繊維デニールも極細であり、
実施例1〜2のものに比べると保温性は若干低かった。
比較例2〜3のものはl/Sが15より小さいため単繊維デ
ニールも太いものであり、しかも熱抵抗値も小さく保温
性に劣るものであった。
(発明の効果) 本発明により極細かつ、異形断面繊維から構成される
ため保温性、抗圧縮性、ドレープ性、ソフト性、寸法安
定性に優れかつ適度の弾力性、嵩高性を有する不織布が
きわめて高い生産性で得られる。
ため保温性、抗圧縮性、ドレープ性、ソフト性、寸法安
定性に優れかつ適度の弾力性、嵩高性を有する不織布が
きわめて高い生産性で得られる。
このため、安価に優れた不織布を供給することも可能
となった。上記性能は衣料用途のみに止まらず各種保温
材、各種フィルター用途、コンポジット用途、衛材、電
材、一体成形材、防音材、メディカル用品等としても巾
広く活用することができる。
となった。上記性能は衣料用途のみに止まらず各種保温
材、各種フィルター用途、コンポジット用途、衛材、電
材、一体成形材、防音材、メディカル用品等としても巾
広く活用することができる。
第1図は本発明のメルカブローノズル断面図及び下方か
ら見た平面の組立部分概略図である。 第2図は、本発明及び比較例のノズルオリフィス形状平
面概略図であり、(イ)〜(ニ)は本発明方法及びメル
トブローノズルに係るオリフィス形状である。(ホ)は
従来のオリフィス形状、(ヘ)〜(チ)は比較例に係る
オリフィス形状であり、第3図は、第2図のノズルのオ
リフィス形状のものから得られる繊維断面である。 1……ノズル 2……リップ 3……オリフィス 4……フラットな部分 W……リップ開口巾 D……オリフィス巾
ら見た平面の組立部分概略図である。 第2図は、本発明及び比較例のノズルオリフィス形状平
面概略図であり、(イ)〜(ニ)は本発明方法及びメル
トブローノズルに係るオリフィス形状である。(ホ)は
従来のオリフィス形状、(ヘ)〜(チ)は比較例に係る
オリフィス形状であり、第3図は、第2図のノズルのオ
リフィス形状のものから得られる繊維断面である。 1……ノズル 2……リップ 3……オリフィス 4……フラットな部分 W……リップ開口巾 D……オリフィス巾
Claims (2)
- 【請求項1】ノズル先端部にフラットな部分を有し、該
フラットな部分を中心にして非円形オリフィスが開口
し、該フラットな部分以外のオリフィス断面の外周長l
(mm)とオリフィスの全断面積S(mm2)との比l/S(mm
-1)が15以上であるメルトブローノズルを用いて0.5d以
下の極細繊維からなる不織布を製造することを特徴とす
る極細不織布の製造方法。 - 【請求項2】請求項1に記載のメルトブローノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63184225A JP2611354B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 極細不織布の製造方法及びメルトブローノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63184225A JP2611354B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 極細不織布の製造方法及びメルトブローノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0233368A JPH0233368A (ja) | 1990-02-02 |
JP2611354B2 true JP2611354B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16149560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63184225A Expired - Fee Related JP2611354B2 (ja) | 1988-07-22 | 1988-07-22 | 極細不織布の製造方法及びメルトブローノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2611354B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05279948A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-26 | Kuraray Co Ltd | 異形断面メルトブローン繊維不織布の製造方法 |
WO1996027036A1 (fr) * | 1995-02-28 | 1996-09-06 | Teijin Limited | Fil continu en polyester, son procede de production, articles tisses et tricotes a partir dudit fil continu, et procede de production desdits articles |
JPH09273096A (ja) * | 1996-04-08 | 1997-10-21 | Teijin Ltd | ポリエステル系湿式不織布 |
JP6127942B2 (ja) * | 2013-12-02 | 2017-05-17 | トヨタ紡織株式会社 | メルトブロー用口金及び不織布製造装置 |
WO2019230688A1 (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 三菱ケミカル株式会社 | 異形断面繊維とその製造方法ならびに異形断面繊維を含む不織布及び吸遮音材 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812930B2 (ja) * | 1978-03-20 | 1983-03-10 | 東亜燃料工業株式会社 | 紡糸用ダイ |
JPS5944292A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-12 | 帝人株式会社 | 吹込成型用合成繊維の製造方法 |
-
1988
- 1988-07-22 JP JP63184225A patent/JP2611354B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0233368A (ja) | 1990-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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