JPS5812930B2 - 紡糸用ダイ - Google Patents
紡糸用ダイInfo
- Publication number
- JPS5812930B2 JPS5812930B2 JP53030928A JP3092878A JPS5812930B2 JP S5812930 B2 JPS5812930 B2 JP S5812930B2 JP 53030928 A JP53030928 A JP 53030928A JP 3092878 A JP3092878 A JP 3092878A JP S5812930 B2 JPS5812930 B2 JP S5812930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- die
- spinning
- gas discharge
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D4/00—Spinnerette packs; Cleaning thereof
- D01D4/02—Spinnerettes
- D01D4/025—Melt-blowing or solution-blowing dies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は紡糸用ダイ、特に不織布の製造に用いられる紡
糸用ダイの改良に関する。
糸用ダイの改良に関する。
さらに詳しくいうと、本発明は、一般には、溶融した熱
可塑性5樹脂を尖端部の断面が三角形であるトズルピー
スの尖端部に設けた複数個の樹脂紡糸孔より紡糸すると
同時に、該紡糸孔の両側に設置した気体吐出孔より高速
の気体を吐出させることによって該熱可塑註樹脂の繊維
を微細繊維と高速気流からなる繊維流に形成し、該繊維
流を移動する捕集面上に回収することからなる不織布の
製造方法、例えば、メルトブロー法(特開昭49−10
258号公報、特開昭49−48921号公報、特開昭
50−121570号公報)、溶融ブロー成形法(me
lt−biowing Process、特開昭50−
46972号公報)、ジェット紡糸法(特公昭44−2
5871号公報、特公昭44−26977号公報)など
の名称で知られている不織布の製造方法に用いられるダ
イの改良に関するものである。
可塑性5樹脂を尖端部の断面が三角形であるトズルピー
スの尖端部に設けた複数個の樹脂紡糸孔より紡糸すると
同時に、該紡糸孔の両側に設置した気体吐出孔より高速
の気体を吐出させることによって該熱可塑註樹脂の繊維
を微細繊維と高速気流からなる繊維流に形成し、該繊維
流を移動する捕集面上に回収することからなる不織布の
製造方法、例えば、メルトブロー法(特開昭49−10
258号公報、特開昭49−48921号公報、特開昭
50−121570号公報)、溶融ブロー成形法(me
lt−biowing Process、特開昭50−
46972号公報)、ジェット紡糸法(特公昭44−2
5871号公報、特公昭44−26977号公報)など
の名称で知られている不織布の製造方法に用いられるダ
イの改良に関するものである。
これら従来の方法によって得られる不織布は直径が0.
5〜20μの繊維からなっている多孔性の不織布であり
、その孔径は不織布の使用目的に応じて広い範囲に設定
することが可能で鉛蓄電池の極板の隔離板、フィルター
一材、医療用マスク、人工皮革などの用途に用いられて
いる。
5〜20μの繊維からなっている多孔性の不織布であり
、その孔径は不織布の使用目的に応じて広い範囲に設定
することが可能で鉛蓄電池の極板の隔離板、フィルター
一材、医療用マスク、人工皮革などの用途に用いられて
いる。
しかしながら、従来の方法で薄物の不織布を製造する場
合にはしばしばピンホールを発生し、商品価値が低下す
るばかりでなく全く使用に耐えない部分を生ずることに
なり長尺の製品が得難い欠点があった。
合にはしばしばピンホールを発生し、商品価値が低下す
るばかりでなく全く使用に耐えない部分を生ずることに
なり長尺の製品が得難い欠点があった。
本発明者らはこれらの問題を解決するために種々の検討
を行った結果、従来の不織布の製造方法においては、紡
糸孔から紡糸される熱可塑性樹脂が連続的に繊維になら
ずに紡糸孔のまわりに沈着したり、あるいは繊維の途中
が玉状になったりする現象が発生しこれが捕集板上に吹
き付けられて不織布が不均一になるばかりでなく時とし
ては、その熱によって捕集された不織布中の繊維を溶融
してピンホールの原因になることを見出した。
を行った結果、従来の不織布の製造方法においては、紡
糸孔から紡糸される熱可塑性樹脂が連続的に繊維になら
ずに紡糸孔のまわりに沈着したり、あるいは繊維の途中
が玉状になったりする現象が発生しこれが捕集板上に吹
き付けられて不織布が不均一になるばかりでなく時とし
ては、その熱によって捕集された不織布中の繊維を溶融
してピンホールの原因になることを見出した。
さらにこのような現象は、熱可塑性樹脂を紡糸孔から紡
糸すると同時にその紡糸孔の両側に設置された気体吐出
孔から音速に近い高速で吐出される気流の流速、流量あ
るいは巾の不均一に起因するためであり、それは気体吐
出孔の間隙が不均一であるために起るものであることを
見出した。
糸すると同時にその紡糸孔の両側に設置された気体吐出
孔から音速に近い高速で吐出される気流の流速、流量あ
るいは巾の不均一に起因するためであり、それは気体吐
出孔の間隙が不均一であるために起るものであることを
見出した。
すなわち、不織布製造用の紡糸用ダイは、ダイ尖端部の
樹脂紡糸孔の両側の気体吐出孔の間隙をダイの全巾にわ
たり設定値の±10%以内の高精度で調整しないと気体
吐出孔から吐出される高速気流が不均一となって紡糸さ
れた繊維が円滑に延伸されなく、繊維の途中に玉状の部
分を生成したりさらには繊維にならずに沈着する現象が
起る。
樹脂紡糸孔の両側の気体吐出孔の間隙をダイの全巾にわ
たり設定値の±10%以内の高精度で調整しないと気体
吐出孔から吐出される高速気流が不均一となって紡糸さ
れた繊維が円滑に延伸されなく、繊維の途中に玉状の部
分を生成したりさらには繊維にならずに沈着する現象が
起る。
この現象を防止するにはダイ尖端部の紡糸孔の両側から
吐出される音速に近いジェット気流の流速、流量または
巾がダイの全巾にわたり均一にする必要があり、もし、
このダイの尖端部での両側のジェット気流のバランスが
崩れるとダイ尖端部で微少な渦流が発生し紡糸状態を不
安定にするために上記のような悪影響を生ずる。
吐出される音速に近いジェット気流の流速、流量または
巾がダイの全巾にわたり均一にする必要があり、もし、
このダイの尖端部での両側のジェット気流のバランスが
崩れるとダイ尖端部で微少な渦流が発生し紡糸状態を不
安定にするために上記のような悪影響を生ずる。
このように紡糸用ダイ尖端部の気体吐出孔の間隙の調整
は非常に重要である。
は非常に重要である。
しかし、先行技術のダイでは冷間時の気体吐出孔の間隙
の寸法を精密に調整しても、運転時の熱ひずみによる変
形のためにその設定値を高精度で維持することができな
い。
の寸法を精密に調整しても、運転時の熱ひずみによる変
形のためにその設定値を高精度で維持することができな
い。
本発明者らは更にこれらの問題を解決するためにスペー
サーを介して気体吐出孔の間隙を設定することを検討し
た結果、ノズルピースとの接触面積が大きく、しかも固
定したスペーサーでは運転時の熱変形に対して冷間時の
設定値を高精度で維持するには効果がなく、摺動可能ま
たは転動可能でノズルピースに対して断面が実質的に一
点で接触する気体吐出孔の間隙設定用のスペーサー(以
下単にスペーサーという)を設置することによってダイ
の気体吐出孔の間隙の寸法を高精度で維持調整し、長期
間安定した不織布の製造に適した紡糸用ダイが得られる
ことを見出して本発明を完成したものである。
サーを介して気体吐出孔の間隙を設定することを検討し
た結果、ノズルピースとの接触面積が大きく、しかも固
定したスペーサーでは運転時の熱変形に対して冷間時の
設定値を高精度で維持するには効果がなく、摺動可能ま
たは転動可能でノズルピースに対して断面が実質的に一
点で接触する気体吐出孔の間隙設定用のスペーサー(以
下単にスペーサーという)を設置することによってダイ
の気体吐出孔の間隙の寸法を高精度で維持調整し、長期
間安定した不織布の製造に適した紡糸用ダイが得られる
ことを見出して本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は尖端部の形状が三角柱であるノズル
ピースの尖端の稜線上で開口するように複数個の樹脂紡
糸孔を設置し、該三角柱の両側に一定間隙を有するよう
に一対のエアリップを設置することによってスリット状
の気体吐出孔を形成した不織布の製造に適する紡糸用ダ
イにおいて、該気体吐出孔内に摺動または転動可能なス
ペーサーを設置したことを特徴とする紡糸用ダイである
,以下に本発明の実施の態様を添付の図面に基づいて詳
細に説明する。
ピースの尖端の稜線上で開口するように複数個の樹脂紡
糸孔を設置し、該三角柱の両側に一定間隙を有するよう
に一対のエアリップを設置することによってスリット状
の気体吐出孔を形成した不織布の製造に適する紡糸用ダ
イにおいて、該気体吐出孔内に摺動または転動可能なス
ペーサーを設置したことを特徴とする紡糸用ダイである
,以下に本発明の実施の態様を添付の図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図および第2図は、本発明のダイ本体1の横断面を
示すものであり、球形スペーサー5はスペーサー取り付
け用押え板6でエアリツプ3に取り付けられ、該エアリ
ツプ3の一対はセットバツクS(第2図参照)設定用ス
ペーサー8を介してコートハンガーダイ部11と接続す
るノズルピース2にボルト12で固定され、さらに一対
の外装13で覆われてボルト14で個定されている。
示すものであり、球形スペーサー5はスペーサー取り付
け用押え板6でエアリツプ3に取り付けられ、該エアリ
ツプ3の一対はセットバツクS(第2図参照)設定用ス
ペーサー8を介してコートハンガーダイ部11と接続す
るノズルピース2にボルト12で固定され、さらに一対
の外装13で覆われてボルト14で個定されている。
なお、球形スペーサー5を取り付けた該エアリツプ3は
押し引きボルト15またはばねを介する押しボルトによ
り押し付けられ球形スペーサー5がノズルピース2に接
することにより気体吐出孔端10の間隙の寸法H(第2
図参照)を設定している。
押し引きボルト15またはばねを介する押しボルトによ
り押し付けられ球形スペーサー5がノズルピース2に接
することにより気体吐出孔端10の間隙の寸法H(第2
図参照)を設定している。
このときエアリップ3と外装13の間は柔軟なパッキン
材16で気体を遮断している。
材16で気体を遮断している。
ここで、球形スペーサー5は、一般には金属製またはセ
ラミツク、合成ルビー、その他の剛性を有するもの(特
に高い剛性を有するものが望ましい)でその直径は気体
吐出孔端部10の間隙の寸法Hにより決定される。
ラミツク、合成ルビー、その他の剛性を有するもの(特
に高い剛性を有するものが望ましい)でその直径は気体
吐出孔端部10の間隙の寸法Hにより決定される。
また、球形スペーサー5の取り付け方法は、第5図aお
よび第4図a,bに示すスペーサー装着穴17およびス
ペーサー取り付け用押え板固定ねじ穴18を有する一般
には金属製のスペーサー取り付け押え板6で球形スペー
サー5を装置し、ダイの巾方向に気体吐出孔端部10と
平行して直線に配列し平皿ねじ19でねじの頭部が該押
え板6に完全埋没するようにエアリツプ3へ固定する。
よび第4図a,bに示すスペーサー装着穴17およびス
ペーサー取り付け用押え板固定ねじ穴18を有する一般
には金属製のスペーサー取り付け押え板6で球形スペー
サー5を装置し、ダイの巾方向に気体吐出孔端部10と
平行して直線に配列し平皿ねじ19でねじの頭部が該押
え板6に完全埋没するようにエアリツプ3へ固定する。
さらに、球形スペーサー5の取付け間隔Pは、ダイ尖端
部の紡糸孔の両側から吐出されるジェット気流の流速を
乱さず、かつスペーサーとしての剛性を有する取り付け
間隔Pが必要であり、それは気体吐出孔4の巾G1の2
0倍以上であることが望ましい。
部の紡糸孔の両側から吐出されるジェット気流の流速を
乱さず、かつスペーサーとしての剛性を有する取り付け
間隔Pが必要であり、それは気体吐出孔4の巾G1の2
0倍以上であることが望ましい。
なお、このスペーサー取り付け用押え板6のスペーサー
装着穴17は、第3図aおよび第4図aに示すように表
面の装着穴17より点線部へ広がる斜面を有し、第2図
に示すように球形スペーサー5を断面の中心よりやゝ上
部で保持するために脱落を防止するとともに摺動または
転動を可能とするものである。
装着穴17は、第3図aおよび第4図aに示すように表
面の装着穴17より点線部へ広がる斜面を有し、第2図
に示すように球形スペーサー5を断面の中心よりやゝ上
部で保持するために脱落を防止するとともに摺動または
転動を可能とするものである。
ここで、セットバツクS設定用スペーサーは、第5図a
,b,cに示す形状のもので、形状は目的に応じて適宜
選択され、エアリツプ3とノズルピース2の間の気体導
入路にボルト穴20およびエアリツプ3のボルト穴21
を介して取りつけボルト12でノズルピース2に固定し
て高精度でセットバツクSを設定する。
,b,cに示す形状のもので、形状は目的に応じて適宜
選択され、エアリツプ3とノズルピース2の間の気体導
入路にボルト穴20およびエアリツプ3のボルト穴21
を介して取りつけボルト12でノズルピース2に固定し
て高精度でセットバツクSを設定する。
このとき、エアリップ3のボルト穴21はボルト12に
対して空間をもつ、必要に応じてエアリツプ3とボルト
12の間には金属製または耐熱性のパッキン材22を使
用するためにダイの熱変形が生ずる際、特にダイの巾方
向に対してノズルピース2とエアリツプ3の摺動が可能
である。
対して空間をもつ、必要に応じてエアリツプ3とボルト
12の間には金属製または耐熱性のパッキン材22を使
用するためにダイの熱変形が生ずる際、特にダイの巾方
向に対してノズルピース2とエアリツプ3の摺動が可能
である。
なお、このセットバック設定用スペーサー8の高さは、
セットバックSにより決定されるものであり、その巾W
は気体導入路7の高さG2(第2図参照)以下が望まし
く、取り付け方法は円形を除き長さ方向をダイの巾方向
(樹脂紡糸孔9の配列方向)に対して直角とし、取り付
け間隔はダイ尖端部の紡糸孔9の両側から吐出するジェ
ット気流の流速の乱れが無視できる程度に小さい間隔で
あることが必要で、それはセットバック設定用スペーサ
ー8の巾Wの5倍以上であることが望ましい。
セットバックSにより決定されるものであり、その巾W
は気体導入路7の高さG2(第2図参照)以下が望まし
く、取り付け方法は円形を除き長さ方向をダイの巾方向
(樹脂紡糸孔9の配列方向)に対して直角とし、取り付
け間隔はダイ尖端部の紡糸孔9の両側から吐出するジェ
ット気流の流速の乱れが無視できる程度に小さい間隔で
あることが必要で、それはセットバック設定用スペーサ
ー8の巾Wの5倍以上であることが望ましい。
なお、上記実施態様では気体吐出孔の間隙設定用スペー
サーは球形の場合を示したが、これに限らず第6図a,
b,c,dで示すような、ノズルピース2に対して断面
が実質的に一点で接する形状のものも使用することがで
きる。
サーは球形の場合を示したが、これに限らず第6図a,
b,c,dで示すような、ノズルピース2に対して断面
が実質的に一点で接する形状のものも使用することがで
きる。
この実質的に一点とは、ノズルピース2の三角柱の一辺
の十分の一程度の長さをいう。
の十分の一程度の長さをいう。
また、これらの形状のスペーサーは、取り付けることに
よりダイ紡糸孔9の両側から吐出するジェット気流の流
速の乱れを防止するために長さを貢体吐出孔4の巾G1
の2倍以下とし、取り付け方向はダイの巾方向と平行に
することが望ましい。
よりダイ紡糸孔9の両側から吐出するジェット気流の流
速の乱れを防止するために長さを貢体吐出孔4の巾G1
の2倍以下とし、取り付け方向はダイの巾方向と平行に
することが望ましい。
さらに、これらスペーサーの取り付け方法については、
第6図a,b,cの形状のものは第3図bに示すスペー
サー取り付け用押え板6′の装着穴17′を用いて球形
のものと同様の条件で取り付けられるが、第6図dの形
状については切欠部から皿ねじでエアリップ3に固定す
る。
第6図a,b,cの形状のものは第3図bに示すスペー
サー取り付け用押え板6′の装着穴17′を用いて球形
のものと同様の条件で取り付けられるが、第6図dの形
状については切欠部から皿ねじでエアリップ3に固定す
る。
以上説明したように、本発明の不織布の製造に適した紡
糸用ダイによると、気体吐出孔の間隙の寸法およびセッ
トパックの寸法をダイの全巾にわたり高精度で調整が可
能であることは勿論、運転開始時におけるダイ全体の多
大なる熱変形に対してもスペーサーの摺動または転動お
よびノズルピースに対する点または線接触により接触位
置変化を最少とするために冷間時の設定値を高精度で維
持するものである。
糸用ダイによると、気体吐出孔の間隙の寸法およびセッ
トパックの寸法をダイの全巾にわたり高精度で調整が可
能であることは勿論、運転開始時におけるダイ全体の多
大なる熱変形に対してもスペーサーの摺動または転動お
よびノズルピースに対する点または線接触により接触位
置変化を最少とするために冷間時の設定値を高精度で維
持するものである。
さらに運転時の調整も容易に行えるので長期間安定した
紡糸状態で不織布の製造が可能である。
紡糸状態で不織布の製造が可能である。
なお、本発明は、本実施例の構造のダイに限らず気体吐
出孔端部がダイ尖端部の紡糸口より先にある構造、例え
ば、特公昭44−25871号公報および特開昭51−
67411号公報などにみられるダイについても実施が
可能なものである。
出孔端部がダイ尖端部の紡糸口より先にある構造、例え
ば、特公昭44−25871号公報および特開昭51−
67411号公報などにみられるダイについても実施が
可能なものである。
第1図は本発明の紡糸用ダイの断面図、第2図は第1図
のダイ尖端部拡大図、第3図aは球形スペーサー取り付
け用押え板切欠正而図、第3図bは第6図a,b,cの
各形状のスペーサー取り付け用押え板切欠正面図、第4
図aは第3図a,bのY−Y, Y′−Y′の切断図、
第4図bは第3図a,bのZ−Z,Z′−Z′の切断図
、第5図a,b,cはセットバック設定用スペーサーの
態様で第2図X−X切断図、第6図a,b,c,dは気
体吐出孔の間隙設定用スペーサーの態様の斜視図である
。 1・・・・・・紡糸用ダイ本体、2・・・・・・ノズル
ピース、3・・・・・・エアリップ、4・・・・・・気
体吐出孔、5・・・・・・気体吐出孔間隙設定用スペー
サー、6,6′・・・・・・スペーサー取り付け用押え
板、7・・・・・・気体導入路、8・・・・・・セット
バック設定用スペーサー、9・・・・・・樹脂紡糸孔、
10・・・・・・気体吐出孔端部、A・・・・・・ダイ
尖端部三角柱、G1・・・・・・気体吐出孔の巾、G2
・・・・・・・気体導入口の巾、H・・・・・・気体吐
出孔端部の間隙・・の寸法、P・・・・・・スペーサー
取り付け間隙、S・・・・・・セットバック。
のダイ尖端部拡大図、第3図aは球形スペーサー取り付
け用押え板切欠正而図、第3図bは第6図a,b,cの
各形状のスペーサー取り付け用押え板切欠正面図、第4
図aは第3図a,bのY−Y, Y′−Y′の切断図、
第4図bは第3図a,bのZ−Z,Z′−Z′の切断図
、第5図a,b,cはセットバック設定用スペーサーの
態様で第2図X−X切断図、第6図a,b,c,dは気
体吐出孔の間隙設定用スペーサーの態様の斜視図である
。 1・・・・・・紡糸用ダイ本体、2・・・・・・ノズル
ピース、3・・・・・・エアリップ、4・・・・・・気
体吐出孔、5・・・・・・気体吐出孔間隙設定用スペー
サー、6,6′・・・・・・スペーサー取り付け用押え
板、7・・・・・・気体導入路、8・・・・・・セット
バック設定用スペーサー、9・・・・・・樹脂紡糸孔、
10・・・・・・気体吐出孔端部、A・・・・・・ダイ
尖端部三角柱、G1・・・・・・気体吐出孔の巾、G2
・・・・・・・気体導入口の巾、H・・・・・・気体吐
出孔端部の間隙・・の寸法、P・・・・・・スペーサー
取り付け間隙、S・・・・・・セットバック。
Claims (1)
- 1 尖端部の形状が三角柱であるノズルピースのシ尖端
の稜線上で開口するように樹脂紡糸孔を設置し、該三角
柱の両側に一定の間隙を有するように一対のエアリップ
を設置することによってスリット状の気体吐出孔を形成
した紡糸用ダイにおいて、該気体吐出孔内に摺動または
転動可能なスペーサーを設置したことを特徴とする紡糸
ダイ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53030928A JPS5812930B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 紡糸用ダイ |
BE0/197198A BE878853A (fr) | 1978-03-20 | 1979-09-18 | Filiere d'extrusion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53030928A JPS5812930B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 紡糸用ダイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54125720A JPS54125720A (en) | 1979-09-29 |
JPS5812930B2 true JPS5812930B2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=12317334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53030928A Expired JPS5812930B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 紡糸用ダイ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812930B2 (ja) |
BE (1) | BE878853A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2611354B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1997-05-21 | 東洋紡績株式会社 | 極細不織布の製造方法及びメルトブローノズル |
CN112342629B (zh) * | 2020-11-03 | 2023-02-10 | 中山市恒滨实业有限公司 | 一种熔喷布挤出模座 |
-
1978
- 1978-03-20 JP JP53030928A patent/JPS5812930B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-09-18 BE BE0/197198A patent/BE878853A/fr not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54125720A (en) | 1979-09-29 |
BE878853A (fr) | 1980-03-18 |
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