JP2611069B2 - パーティションポール - Google Patents

パーティションポール

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JP2611069B2
JP2611069B2 JP25218391A JP25218391A JP2611069B2 JP 2611069 B2 JP2611069 B2 JP 2611069B2 JP 25218391 A JP25218391 A JP 25218391A JP 25218391 A JP25218391 A JP 25218391A JP 2611069 B2 JP2611069 B2 JP 2611069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、博物館や美術館などに
おける展示品と鑑賞者との境界を示す位置などに設置さ
れるパーティションポールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパーティションポール
は、所定間隔をあけて床面に載置される複数の支柱と、
その支柱同士を連結するバーとで構成されている。そし
てバーの取付構造としては、バーの両端に円環状の連
結部を設け、その連結部を支柱先端に立設したねじ軸に
ナット付上蓋で固定するもの、及び四角柱の支柱のそ
れぞれの面の上端近傍に嵌合穴を穿設しておき、支柱同
士間で対面する嵌合穴にバーを嵌入するもの、の2種類
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者のパーティシ
ョンポールでは、設置に際して、まず支柱を所定間隔で
床面にならべ、次にバーの連結部を支柱のねじ軸に嵌め
込み、その後ナット付上蓋で連結部を締め付け固定する
ものである。このものでは、複数の作業者によって支柱
を直線上にならべることも、多角形の角部にならべ直線
ではない多角形状の設置も可能である。しかしながら、
連結部が円環状であるので、これをひとつづつねじ軸に
嵌め込みナット付上蓋で固定することは作業性が悪かっ
た。また連結部の厚みのために、バーの高さが各支柱間
で同一にならず、設置された際の外観に対する印象を悪
くしていた。
【0004】これに対し、上記後者のパーティションポ
ールにあっては、上記前者に比べバーを固定する際の作
業性の点では優れているものの、複数の作業者で支柱を
予め所定間隔でならべておき、その後バーを取り付ける
といった作業が不可能であり、またバーを嵌入する嵌合
穴の方向が固定なので多角形状に設置することもできな
かった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、請求項1記載の発明に係るパーティショ
ンポールは、少なくとも一対の支柱と、支柱間に着脱可
能に架設されるバーとからなるパーティションポールに
おいて、支柱が、支柱外方向に付勢されていて支柱中心
方向に摺動移動可能な底板を有する筒体と該筒体を支柱
の上端近傍に回動可能に枢支する枢支部材とからなる連
結手段を具備し、バーをそれぞれの支柱の連結手段に挿
入して架設することを特徴とする。
【0007】また請求項2記載の発明に係るパーティシ
ョンポールは、少なくとも一対の支柱と、支柱間に着脱
可能に架設されるバーとからなるパーティションポール
において、支柱が、固定された底板を有する筒体と該筒
体を支柱の上端近傍に回動可能に枢支する枢支部材とか
らなる連結手段を具備し、バーが、外力が加えられた際
に長手方向に縮小してバーの長さを短くする伸縮手段を
内蔵し、バーをそれぞれの支柱の連結手段に挿入して架
設することを特徴とする。
【0008】前記連結手段は、1本の支柱に対し複数、
好ましくは4個備えられるのがよく、その場合それぞれ
の連結手段の枢支部材が、それぞれの筒体の軸心が同一
高さになるよう筒体を支持するようにすればよい。
【0009】筒体の底板を支柱の外方向に付勢する手段
としては、コイルスプリングが好ましい。
【0010】同様にして、バーに内蔵される伸縮手段と
しては、コイルスプリングが挙げられる。
【0011】
【作用】請求項1の発明の構成のものであれば、設置す
るにあたって、支柱を予め所定間隔で床面に配設し、そ
の後バーの一方端を連結手段の筒体に挿入し底板に一方
端が当接した状態から更にバーを挿入すると、筒体の底
板が支柱の中心方向に摺動移動するので、バーの実際の
長さに対して支柱間の距離が実質的に伸長したことにな
る。また請求項2の発明の構成のものであれば、バーの
一方端を連結手段の筒体に挿入し底板に一方端が当接し
た状態から更にバーを挿入すると、バーの伸縮手段が長
手方向に縮小するので、バーの実際の長さが支柱間の距
離より短くなる。
【0012】したがって、バーの他方端は対向する支柱
を移動させることなく容易にその支柱の連結手段に挿入
することが可能となり、設置及び撤収の作業性が向上す
る。また連結手段は、支柱に対して回動可能であるの
で、支柱とバーとの水平方向の角度が任意に設定できる
ので、複数の支柱と複数のバーとを使用して多角形状に
も容易に設置することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0014】実施例1 図1〜2において、1は支柱であり、2はバーである。
【0015】支柱1は、基礎柱3と、基礎柱3の底板4
にボルト5により立設される心軸6と、心軸6の上端6
a近傍に回動可能に枢支される4個の連結手段7,8,
9,10とで構成されている。
【0016】基礎柱3は、表面がアクリル焼付塗装され
た鋼管製の四角柱で、底面にノンスリップ型塩化ビニー
ルシートが貼設された底板4を備え、その略上端には心
軸6を挿通する孔3aが穿設された仕切板3bが固設さ
れている。この仕切板3bの上面には、連結手段7,
8,9,10を90°の間隔で所定位置(図2参照)に
掛止するクリック機構11が取り付けられている。この
基礎柱3内に立設される心軸6は、その上端6aに基礎
柱3と同じ外径を有する蓋体6bが冠着されており、そ
の蓋体6bの下縁と基礎柱3の上縁とは、心軸6が基礎
柱3に立設された際にバー2が通るに十分な最少距離離
間するようにしてある。
【0017】この心軸6の上端6a近傍に枢支される連
結手段7,8,9,10は、筒体12と、この筒体12
を心軸6に回動可能に枢支する枢支部材7a,8a,9
a,10aとで構成されている。筒体12は、その内部
にコイルスプリング13を備え、コイルスプリング13
は底板14を支柱1の外方向に付勢しており、底板14
が支柱1中心方向に摺動移動することを可能にしてい
る。この筒体12は、枢支部材7a〜10aに固設され
ている。枢支部材7a〜10aは、図3に示すように、
心軸6の外径と略等しい内径を有する略円環状の枢支部
7b,8b,9b,10bと、筒体12を固着する固着
部7c,8c,9c,10cとで構成されている。それ
ぞれの枢支部7b〜10bの固着部7c〜10cに対す
る固定位置は個々に異なっており、枢支部7b〜10b
の素材の厚みを考慮して、枢支部7b〜10bが心軸6
に装着された際に、それぞれの連結手段7〜10の筒体
12の軸心の底板4からの高さ、言い換えれば連結手段
7〜10に挿入されたバー2の高さが同一になるよう
に、固着部7c〜10cに枢支部7b〜10bが固定さ
れている。連結手段7〜10は、基礎柱3の仕切板3b
に設けられたクリック機構11によって相互に90°の
角度をもって掛止されるとともに、クリック機構11が
解除された位置では自在に回動し得るように取り付けら
れている。
【0018】この実施例のバー2は、両端部に丸棒2a
が溶接されたパイプで構成されている。丸棒2aの外径
は、筒体12に遊嵌できる程度のものが好ましい。
【0019】以上の構成において、設置は、まず目的の
位置に支柱1を所定間隔で床面に載置していく。ここで
所定間隔は、バー2の長さより連結手段7〜10の筒体
12の底板14が摺動移動する距離だけ短く設定すれば
よい。この後、それぞれの支柱1の目的とする連結手段
7〜10にバー2の一方端を挿入し、その一方端で筒体
12内の底板14を停止するまで押し続ける。その後、
バー2の他方端を、バー2を挿入した支柱1に対向する
支柱1の連結手段7〜10に挿入し、バー2から手を離
すとバー2は筒体12内のコイルスプリング13の付勢
力により2本の支柱1,1間に架設されるものとなる
(図4)。ここで、直線に設置する場合ではそれぞれの
支柱1の連結手段7〜10は相互に90°で掛止されて
おればよいが、多角形状に設置する場合には、対象とな
る連結手段7〜10をバー2あるいは棒状のもので、バ
ー2を架設するのに対をなす支柱1の方向に予め移動さ
せておくと作業が容易になる。
【0020】実施例2 図5〜6に示すものは、上記実施例1とは連結手段の筒
体及びバーの構成が異なっており、それ以外の構成につ
いては実施例1と同一であるので、同一の符号を付して
図示しそれらの説明は省略する。
【0021】この実施例の連結手段71,81,91,
101の筒体121は、その内部にコイルスプリングを
備えておらず、底板121aは固定されている。
【0022】これに対し、バー21は、表面がアクリル
焼付塗装された丸パイプからなるバー本体21aと、バ
ー本体21a内に内設される伸縮手段であるコイルスプ
リング21bと、コイルスプリング21bによってバー
本体21a長手外方向に付勢されている丸棒21cとで
構成されている。丸棒21cがバー本体21aから抜け
落ちないようにする構成は、その詳細を図示しないが、
公知の構成を用いるものであってよい。また、コイルス
プリング21bと丸棒21cとの構成は、少なくともバ
ー本体21aの一方の端部に形成されればよく、必ずし
もバー本体21aの両端に形成される必要はない。この
ような構成において、丸棒21cはその端部がバー本体
21a方向に押されると、コイルスプリング21bの弾
性力に抗してバー本体21a内に移動するものである。
したがって、実質的なバー21の長さが短くなるもので
ある。
【0023】この実施例のものを設置するにあたって
は、上記実施例1同様、目的の位置に支柱1Aを所定間
隔で床面に載置していくことから作業を開始する。所定
間隔は、バー21の長さより丸棒21cが移動する距離
だけ短く設定すればよい。支柱1Aの準備が終わると、
バー21のコイルスプリング21bで付勢してある丸棒
21cを、目的の支柱1Aの連結手段71〜101に挿
入する。そして丸棒21cの先端が筒体121の底板1
21aに当接した後、さらにバー21を支柱1Aの中心
に向かって押すと、丸棒21cがバー本体21a内に移
動する。これによって、丸棒21cの移動した長さだけ
バー21の全体の長さが短くなる。この状態でバー21
の残る端部を支柱1Aに挿入し、バー21から手を離す
とバー21はコイルスプリング21bの付勢力により2
本の支柱1A,1A間に架設されるものとなる。なお、
両端の丸棒21cがコイルスプリング21bで付勢され
ているバー21においては、バー21のどちらの丸棒2
1cを先に連結手段71〜101に挿入しても作業でき
るので、作業効率が向上する。
【0024】以上説明したように、それぞれの実施例と
も支柱1,1Aは所定間隔をあけて床面に載置すればよ
いので、置く位置を床面に記しておけば複数の作業者に
よって設置することが可能である。さらにバー2,21
の取付も同様に複数の作業者で行うことができ、作業時
間の短縮が計れる。
【0025】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではなく、支柱1,1A及びバー2,21と
も円柱形状であってよい。また上記したコイルスプリン
グ13,21bに代えて、磁石の反発力を利用するもの
であってもよい。
【0026】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、所定
間隔で床面に載置された支柱間のバーを架設するための
距離が、支柱を動かすことなくバーの長さに比較して長
くすることができるので、バーの一方端を支柱の連結手
段に挿入した後、バーの他方端を対向する支柱を移動さ
せることなく容易にその支柱の連結手段に挿入すること
が可能となり、設置及び撤収の作業性が向上する。また
連結手段は、支柱に対して回動可能であるので、支柱と
バーとの水平方向の角度が任意に設定できることとな
り、複数の支柱と複数のバーとを使用して多角形状にも
容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す縦断面図。
【図2】同実施例1の横断面図。
【図3】同実施例1の連結手段の構成を示す要部斜視
図。
【図4】同実施例1の設置状態を示す正面図。
【図5】本発明の実施例2を示す縦断面図。
【図6】同実施例2の横断面図。
【符号の説明】
1,1A…支柱 2,21…バー 7,8,9,10…連結手段 7a,8a,9a,10a…枢支部材 12,121…筒体 14,121a…底板 21b…コイルスプリング

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対の支柱と、支柱間に着脱可
    能に架設されるバーとからなるパーティションポールに
    おいて、支柱が、支柱外方向に付勢されていて支柱中心
    方向に摺動移動可能な底板を有する筒体と該筒体を支柱
    の上端近傍に回動可能に枢支する枢支部材とからなる連
    結手段を具備し、バーをそれぞれの支柱の連結手段に挿
    入して架設することを特徴とするパーティションポー
    ル。
  2. 【請求項2】少なくとも一対の支柱と、支柱間に着脱可
    能に架設されるバーとからなるパーティションポールに
    おいて、支柱が、固定された底板を有する筒体と該筒体
    を支柱の上端近傍に回動可能に枢支する枢支部材とから
    なる連結手段を具備し、バーが、外力が加えられた際に
    長手方向に縮小してバーの長さを短くする伸縮手段を内
    蔵し、バーをそれぞれの支柱の連結手段に挿入して架設
    することを特徴とするパーティションポール。
  3. 【請求項3】連結手段が複数であり、それぞれの連結手
    段の枢支部材が、それぞれの筒体の軸心が同一高さにな
    るよう筒体を支持することを特徴とする請求項1又は2
    のパーティションポール。
  4. 【請求項4】筒体の底板が、コイルスプリングで付勢さ
    れてなることを特徴とする請求項1記載のパーティショ
    ンポール。
  5. 【請求項5】伸縮手段が、コイルスプリングであること
    を特徴とする請求項2記載のパーティションポール。
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